JP2009235929A - 燃料供給パイプ - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料噴射弁の取り付けや交換が容易であり、内燃機関への組み付け性、交換性に優れた燃料供給パイプを提供すること。
【解決手段】燃料供給パイプ5は、各気筒Sにおいて2つの吸気バルブと各吸気バルブにそれぞれ対応して設けられた2つのインジェクタ(燃料噴射弁)4とを有するエンジン(内燃機関)に用いられるものである。燃料供給パイプ5は、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とにより構成されている。第1燃料供給パイプ6には、各気筒S1〜S4の一方の吸気バルブに対応するインジェクタ4が取り付けられており、第2燃料供給パイプ6には、各気筒S1〜S4の他方の吸気バルブに対応するインジェクタ4が取り付けられている。第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とは、すべてのインジェクタ4が略直線状に配列されるように組み合わせ可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関等に燃料を供給するための燃料供給パイプに関する。
従来から、自動車用等の内燃機関としては、各気筒に1つの燃料噴射弁を設けるタイプのものがある。この場合には、燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給パイプには、気筒数と同じ数の燃料噴射弁が取り付けられる。
また、近年では、各気筒に2つの吸気バルブを備え、各吸気バルブにそれぞれ対応する2つの燃料噴射弁を設けるタイプの内燃機関(いわゆる、ツインインジェクションエンジン)がある(特許文献1、2参照)。
特開2005−220875号公報 特開2006−125333号公報
しかしながら、各気筒に2つの燃料噴射弁を設ける場合には、各気筒に1つの燃料噴射弁を設ける場合に比べて、同じ燃料供給パイプに倍の数の燃料噴射弁を取り付けなければならない。また、各気筒に設ける2つの燃料噴射弁を近接して取り付けなくてはならない。そのため、燃料供給パイプに対する燃料噴射弁の取り付け、故障時の交換、電気配線等が困難となる。
また、燃料供給パイプに取り付ける燃料噴射弁の数が倍となるため、燃料供給パイプに対する荷重が増加し、内燃機関への燃料供給パイプの組み付け性が低下する。また、燃料供給パイプから燃料噴射弁に供給される燃料の脈動が大きくなり、安定した燃料供給・燃料噴射を行うことが困難となる。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、燃料噴射弁の取り付けや交換が容易であり、内燃機関への組み付け性、交換性に優れた燃料供給パイプを提供しようとするものである。
本発明は、各気筒において2つの吸気バルブと該各吸気バルブにそれぞれ対応して配設された2つの燃料噴射弁とを有する内燃機関に用いられ、上記各燃料噴射弁に燃料を供給するための燃料供給パイプであって、
該燃料供給パイプは、第1燃料供給パイプと第2燃料供給パイプとにより構成されており、
上記第1燃料供給パイプには、上記各気筒の一方の上記吸気バルブに対応する上記燃料噴射弁が取り付けられており、
上記第2燃料供給パイプには、上記各気筒の他方の上記吸気バルブに対応する上記燃料噴射弁が取り付けられており、
上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、すべての上記燃料噴射弁が略直線状に配列されるように組み合わせ可能に構成されていることを特徴とする燃料供給パイプにある(請求項1)。
本発明の燃料供給パイプは、各気筒において2つの吸気バルブと該各吸気バルブにそれぞれ対応して配設された2つの燃料噴射弁とを有する内燃機関に用いられるものである。燃料供給パイプは、第1燃料供給パイプと第2燃料供給パイプとにより構成されている。そして、第1燃料供給パイプには、各気筒に配設された2つの吸気バルブのうちの一方の吸気バルブに対応する燃料噴射弁が取り付けられており、第2燃料供給パイプには、他方の吸気バルブに対応する燃料噴射弁が取り付けられている。
すなわち、本発明では、燃料供給パイプを2本にしたことにより、1本の燃料供給パイプにすべての燃料噴射弁を取り付ける場合に比べて、各燃料供給パイプに取り付ける燃料噴射弁の数を半分にすることができる。そのため、内燃機関の取り付け部分と燃料噴射弁及び燃料供給パイプとの位置度が容易に決まり、燃料供給パイプに対する燃料噴射弁の取り付けが容易となる。
特に、各気筒に対応する2つの燃料噴射弁は近接して配置されるが、本発明のような構成を採用することにより、各気筒に対応する2つの燃料噴射弁を同じ燃料供給パイプに近接して取り付ける必要がなく、それぞれ別々の燃料供給パイプに取り付けることができる。そのため、燃料噴射弁を容易に取り付けることができるという本発明の効果を有効に発揮することができる。また、これにより、燃料噴射弁に対する電気配線等も各燃料供給パイプごとに行うことができるため、各気筒に対応する隣り合う2つの燃料噴射弁の誤組み付けを低減することができる。
また、各燃料供給パイプに取り付ける燃料噴射弁の数を半分にすることができるため、各燃料供給パイプに対する荷重を低減することができる。これにより、内燃機関への燃料供給パイプの組み付け性を向上させることができる。
また、各燃料供給パイプに取り付ける燃料噴射弁の数を半分にすることができるため、各燃料供給パイプから燃料噴射弁に供給される燃料の脈動を抑制することができる。これにより、燃料供給パイプから燃料噴射弁に対して安定的に燃料供給を行うことができると共に、燃料噴射弁から正確な燃料噴射を行うことができる。
また、燃料供給パイプを2本にしたことにより、例えば燃料噴射弁に故障等の不具合が生じた場合に、燃料供給パイプ全体を取り替える必要がなくなる。つまり、故障等の不具合が生じた燃料噴射弁が取り付けられている方の燃料供給パイプを取り替えるだけでよい。これにより、燃料噴射弁の故障等の不具合発生時における燃料供給パイプ及び燃料噴射弁の交換が容易となる。
このように、本発明によれば、燃料噴射弁の取り付けや交換が容易であり、内燃機関への組み付け性、交換性に優れた燃料供給パイプを提供することができる。
本発明において、後述する「直交」という用語は、厳密な角度「90°」を意味するものではなく、実質的に直交と認識される程度の誤差を含む一般的な概念として用いている。また、その他の方向を示す用語についても同様である。なお、具体的な数値の特定が必要な場合には、その数値を明記することとする。
また、上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、両者に取り付けられる上記燃料噴射弁の軸方向を上下方向とした場合に、両者を上下に重ねて配置可能に構成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとを上下に重ねて配置することにより、上述した本発明の効果を得ながら、上記燃料供給パイプ全体の省スペース化を実現することができる。
また、上記第1燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第1本体部と、該第1本体部から上記燃料噴射弁の軸方向に直交する方向に突出して設けられた第1突出部とを有し、該第1突出部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
上記第2燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第2本体部を有し、該第2本体部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、上記第1燃料供給パイプの上記第1突出部の直上に上記第2燃料供給パイプの上記第2本体部を配置可能に構成されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記第1燃料供給パイプの上記第1突出部の直上に上記第2燃料供給パイプの上記第2本体部を配置することにより、上述した本発明の効果を得ながら、省スペース化を実現することができる。
また、上記第1燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第1本体部と、該第1本体部から上記燃料噴射弁の軸方向に直交する方向に突出して設けられた第1突出部とを有し、該第1突出部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
上記第2燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第2本体部と、該第2本体部から上記燃料噴射弁の軸方向に直交する方向に突出して設けられた第2突出部とを有し、該第2突出部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、上記第1燃料供給パイプの上記第1突出部の直上に上記第2燃料供給パイプの上記第2突出部を配置可能に構成されていることが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記第1燃料供給パイプの上記第1突出部の直上に上記第2燃料供給パイプの上記第2突出部を配置することにより、上述した本発明の効果を得ながら、省スペース化を実現することができる。
また、上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、両者に取り付けられる上記燃料噴射弁の軸方向に直交する平面上において、両者がその平面上に配置可能に構成されていることが好ましい(請求項5)。
この場合には、上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとを同一平面上に配置することにより、上述した本発明の効果を得ながら、上記第1燃料供給パイプ及び上記第2燃料供給パイプの配置、組み付け、固定等をより一層容易にすることができる。
また、上記第1燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第1本体部と、該第1本体部から上記燃料噴射弁の軸方向に直交する平面上に突出して設けられた第1突出部とを有し、該第1突出部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
上記第2燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第2本体部と、該第2本体部から上記燃料噴射弁の軸方向に直交する平面上に突出して設けられた第2突出部とを有し、該第2突出部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、上記第1燃料供給パイプの上記第1突出部と上記第2燃料供給パイプの上記第2突出部とを同一平面上において略直線状に配置可能に構成されていることが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記第1燃料供給パイプの上記第1突出部と上記第2燃料供給パイプの上記第2突出部とを同一平面上において略直線状に配置することにより、上述した本発明の効果を得ながら、上記第1燃料供給パイプ及び上記第2燃料供給パイプの配置、組み付け、固定等をより一層容易にすることができる。
また、上記各気筒において2つの上記吸気バルブにそれぞれ対応する2つの上記燃料噴射弁は、互いに異なる軸方向位置で配設されており、
上記第1燃料供給パイプには、一方の軸方向位置で配設される上記燃料噴射弁が取り付けられており、
上記第2燃料供給パイプには、他方の軸方向位置で配設される上記燃料噴射弁が取り付けられていることが好ましい(請求項7)。
すなわち、各気筒に対応する2つの燃料噴射弁が互いに非平行位置で配設される構成において、異なる軸方向位置の燃料噴射弁を別々の燃料供給パイプに取り付ける。言い換えれば、同じ軸方向位置の燃料噴射弁を同じ燃料供給パイプに取り付ける。そのため、上記構成の場合には、燃料供給パイプを2本にしたという本発明の効果をより一層有効に発揮することができ、燃料噴射弁の取り付けを容易かつ効率的に行うことができる。
なお、互いに異なる軸方向位置を両者のなす角度で示すと、およそ0.5°〜30°程度である。
また、上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、両者を相対移動させることにより、上記各気筒の一方の上記吸気バルブに対応する上記燃料噴射弁と他方の上記吸気バルブに対応する上記燃料噴射弁との間の距離を調整可能に構成されていることが好ましい(請求項8)。
すなわち、各気筒において2つの吸気バルブと該各吸気バルブにそれぞれ対応して設けられた燃料噴射弁とを有する内燃機関(いわゆる、ツインインジェクションエンジン)は、吸気バルブ間の距離等が異なると吸気の流れ方が変わり、燃料噴射弁から噴射する噴霧の流れ方も変わる。そのため、最適な状態となるように燃料噴射弁間の距離を調整する必要がある。
よって、上記燃料供給パイプを上述したような燃料噴射弁間の距離を任意に調整することができる構成とすることにより、上記燃料供給パイプは、大きな設計変更をすることなく、吸気バルブ間の距離等が異なる内燃機関に対応することができる。これにより、従来のように、各種内燃機関に対応する燃料供給パイプをそれぞれ作製する必要がなくなる。
また、上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、固定位置が同じであることが好ましい(請求項9)。
この場合には、上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとの位置決めが容易となる。そのため、両者の配置、組み付け、固定等が容易となる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる燃料供給パイプについて、図を用いて説明する。
本例の燃料供給パイプ5は、図1〜図5に示すごとく、各気筒Sにおいて2つの吸気バルブ23と各吸気バルブ23にそれぞれ対応して配設されたインジェクタ(燃料噴射弁)4とを有するエンジン(内燃機関)1に用いられるものであり、各インジェクタ4に燃料を供給するためのものである。
なお、本例のエンジン1は、直列4気筒タイプのものであり、4つの気筒S(第1気筒S1〜第4気筒S4)が直列に配置されている。
以下、これを詳説する。
図1、図2に示すごとく、エンジン1は、各気筒Sにおいて、燃焼室13に開口する2つの吸気ポート22と、各吸気ポート22を開閉する2つの吸気バルブ23と、各吸気バルブ23にそれぞれ対応して略平行に配設された2つのインジェクタ4とを有している。2つの吸気ポート22は、上流側の1本の吸気管21よりなる吸気通路から略Y字状に2つに分岐されて形成されている。
また、エンジン1は、2つの排気ポート32と、これに対応してその開口部を開閉するための排気バルブ33とを有している。2つの排気ポート32は、下流側の1本の排気管31よりなる排気通路から略Y字形状に2つに分岐されて形成されている。
また、気筒Sのシリンダブロック12内には、ピストン14が摺動可能に配設されており、ピストン14は、燃焼室13での燃料の燃焼に応じて進退するように構成されている。
同図に示すごとく、各吸気ポート22及び吸気バルブ23に対応して配設された各インジェクタ4は、燃料を噴射する噴孔41を設けた先端部42を吸気バルブ23に向けて吸気ポート22内に突出させ、その反対側の端部である後端部43をシリンダヘッド11の外部に突出させて配設されている。また、各インジェクタ4は、後述する燃料供給パイプ5から燃料の供給を受けるように構成されている。
また、インジェクタ4は、ボディ44内において軸方向に往復移動可能に配設されたニードル(図示略)を有している。ニードルは、ボディ44内に形成された弁座(図示略)に着座した状態から、弁座から離れた状態に移行することによって、噴孔41から燃料を吸気バルブ23の中心Aに噴射し、再び着座することによって燃料の噴射が停止されるようになっている。つまり、ニードルの進退によって、燃料の噴射が断続的に行われる。
そして、本例では、図3〜図5に示すごとく、各インジェクタ4に燃料を供給する燃料供給パイプ5は、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7との2本の燃料供給パイプにより構成されている。第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とは、両者に取り付けられるすべてのインジェクタ4が略直線状に配列されるように組み合わせ可能に構成されている。
以下、燃料供給パイプ5についてさらに詳説する。
図3、図4に示すごとく、第1燃料供給パイプ6は、略直線状に設けられた第1本体部61と、第1本体部61からインジェクタ4の軸方向に直交する方向に突出して設けられた第1突出部62とを有している。第1突出部62の下面には、各インジェクタ4を取り付ける位置において、インジェクタ4へ燃料を供給するための第1燃料孔63が4つ形成されている。
また、第1燃料供給パイプ6は、第1本体部61から第1突出部62とは反対側に突出して設けられた第1固定部64を2つ有している。第1固定部64には、第1固定部64を貫通するように第1固定孔641が設けられている。第1燃料供給パイプ6は、第1固定部64の第1固定孔641にボルト等を挿通させて固定される。
図3、図4に示すごとく、第2燃料供給パイプ7は、略直線状に設けられた第2本体部71を有している。第2本体部71の下面には、各インジェクタ4を取り付ける位置において、インジェクタ4へ燃料を供給するための第2燃料孔73が4つ形成されている。
また、第2燃料供給パイプ7は、第2本体部71から第1燃料供給パイプ6とは反対側に突出して設けられた第2固定部74を2つ有している。第2固定部74には、第2固定部74を貫通するように第2固定孔741が設けられている。第2燃料供給パイプ7は、第2固定部74の第2固定孔741にボルト等を挿通させて固定される。
そして、図3〜図5に示すごとく、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とは、両者に取り付けられるインジェクタ4の軸方向を上下方向とした場合に、それぞれ上下の位置に重ねて配置されている。本例では、第1燃料供給パイプ6の第1突出部62の直上に第2燃料供給パイプ7の第2本体部71が位置するように配置されている。
具体的には、図4に示すごとく、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7を上方から透視した場合には、第1本体部61と第2本体部71とは、平行な位置に配置されている。また、第1突出部62は、第1本体部61及び第2本体部71の軸方向(以下、パイプ軸方向という)に並んで配置されている。また、第1突出部62に設けられた第1燃料孔63と第2本体部71に設けられた第2燃料孔73とは、パイプ軸方向において略直線状に交互に配置されている。
また、図3〜図5に示すごとく、第1燃料孔63及び第2燃料孔73には、インジェクタ4を取り付けるための筒状の取り付け用部材45及び連結部材46が設けられている。そして、各取り付け用部材45には、それぞれインジェクタ4がその一部を取り付け用部材45内に挿入して取り付けられている。よって、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7には、それぞれ4つのインジェクタ4がパイプ軸方向において略直線状に交互に取り付けられている。
なお、図5に示すごとく、連結部材46は、すべてのインジェクタ4の先端位置が同じとなるように、第2燃料孔73に配設された連結部材46の長さを第1燃料孔63に配設された連結部材46よりも長くしてある。
また、図3〜図5に示すごとく、第1燃料供給パイプ6に取り付けられた4つインジェクタ4は、それぞれ第1気筒S1、第2気筒S2、第3気筒S3及び第4気筒S4に対応するように設けられている。また、第2燃料供給パイプ7に取り付けられた4つインジェクタ4は、同様にそれぞれ第1気筒S1、第2気筒S2、第3気筒S3及び第4気筒S4に対応するように設けられている。
すなわち、本例では、第1燃料供給パイプ6には、各気筒Sの一方の吸気バルブ23に対応するインジェクタ4が取り付けられており、第2燃料供給パイプ7には、他方の吸気バルブ23に対応するインジェクタ4が取り付けられている。
次に、本例の燃料供給パイプ5の作用効果について説明する。
本例の燃料供給パイプ5は、各気筒Sにおいて2つの吸気バルブ23と各吸気バルブ23にそれぞれ対応して配設された2つのインジェクタ4とを有するエンジン1に用いられるものである。燃料供給パイプ5は、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とにより構成されている。そして、第1燃料供給パイプ6には、各気筒Sに配設された2つの吸気バルブ23のうちの一方の吸気バルブ23に対応するインジェクタ4が取り付けられており、第2燃料供給パイプ7には、他方の吸気バルブ23に対応するインジェクタ4が取り付けられている。
すなわち、本例では、燃料供給パイプ5を2本にすることにより、1本の燃料供給パイプにすべてのインジェクタ4を取り付ける場合に比べて、各燃料供給パイプに取り付けるインジェクタ4の数を半分にすることができる。そのため、エンジン1の取り付け部分とインジェクタ4及び燃料供給パイプ5との位置度が容易に決まり、燃料供給パイプ5に対するインジェクタ4の取り付けが容易となる。
特に、各気筒Sに対応する2つのインジェクタ4は近接して配置されるが、本例のような構成を採用することにより、各気筒Sに対応する2つのインジェクタ4を同じ燃料供給パイプに近接して取り付ける必要がなく、それぞれ別々の燃料供給パイプに取り付けることができる。そのため、インジェクタ4を容易に取り付けることができるという本例の効果を有効に発揮することができる。また、これにより、インジェクタ4に対する電気配線等も各燃料供給パイプごとに行うことができるため、各気筒Sに対応する隣り合う2つのインジェクタ4の誤組み付けを低減することができる。
また、各燃料供給パイプに取り付けるインジェクタ4の数を半分にすることができるため、各燃料供給パイプに対する荷重を低減することができる。これにより、エンジン1への燃料供給パイプ5の組み付け性を向上させることができる。
また、各燃料供給パイプに取り付けるインジェクタ4の数を半分にすることができるため、各燃料供給パイプからインジェクタ4に供給される燃料の脈動を抑制することができる。これにより、燃料供給パイプ5からインジェクタ4に対して安定的に燃料供給を行うことができると共に、インジェクタ4から正確に燃料噴射を行うことができる。
また、燃料供給パイプを2本にしたことにより、例えばインジェクタ4に故障等の不具合が生じた場合に、燃料供給パイプ全体を取り替える必要がなくなる。つまり、故障等の不具合が生じたインジェクタが取り付けられている方の燃料供給パイプ(第1燃料供給パイプ6又は第2燃料供給パイプ7)を取り替えるだけでよい。これにより、インジェクタ4の故障等の不具合発生時における燃料供給パイプ5及びインジェクタ4の交換が容易となる。
また、本例では、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とは、両者を上下に重ねて配置可能に構成されている。そのため、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とを上下に重ねて配置することにより、燃料供給パイプ5全体の省スペース化を実現することができる。
このように、本例によれば、インジェクタ4の取り付けや交換が容易であり、エンジン1への組み付け性、交換性に優れた燃料供給パイプ5を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図6〜図8に示すごとく、燃料供給パイプ5(第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7)の構成を変更した例である。
本例では、図6、図7に示すごとく、第1燃料供給パイプ6は、略直線状に設けられた第1本体部61と、第1本体部61からインジェクタ4の軸方向に直交する方向に突出して設けられた第1突出部62とを有している。第1突出部62の下面には、各インジェクタ4を取り付ける位置において、インジェクタ4へ燃料を供給するための第1燃料孔63が4つ形成されている。
また、第1燃料供給パイプ6は、第1本体部61から第1突出部62とは反対側に突出して設けられた第1固定部64を2つ有している。第1固定部64には、第1固定部64を貫通するように第1固定孔641が設けられている。
図6、図7に示すごとく、第2燃料供給パイプ7は、略直線状に設けられた第2本体部71と、第2本体部71からインジェクタ4の軸方向に直交する方向に突出して設けられた第2突出部72とを有している。第2突出部72の下面には、各インジェクタ4を取り付ける位置において、インジェクタ4へ燃料を供給するための第2燃料孔73が4つ形成されている。
また、第2燃料供給パイプ7は、第2本体部71から第2突出部72とは反対側に突出して設けられた第2固定部74を2つ有している。第2固定部74には、第2固定部74を貫通するように第2固定孔741が設けられている。
そして、図6〜図8に示すごとく、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とは、両者に取り付けられるインジェクタ4の軸方向を上下方向とした場合に、それぞれ上下の位置に重ねて配置されている。本例では、第1燃料供給パイプ6の第1突出部62の直上に第2燃料供給パイプ7の第2突出部72が位置するように配置されている。
具体的には、図7に示すごとく、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7を上方から透視した場合には、第1本体部61と第2本体部71とは、同軸上に配置されている。また、第1突出部62と第2突出部72とは、パイプ軸方向に交互に並んで配置されている。また、第1突出部62に設けられた第1燃料孔63と第2突出部72に設けられた第2燃料孔73とは、パイプ軸方向において略直線状に交互に配置されている。
また、図6〜図8に示すごとく、第1燃料孔63及び第2燃料孔73には、取り付け用部材45及び連結部材46を介してインジェクタ4が取り付けられている。すなわち、本例においても、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7には、それぞれ4つのインジェクタ4がパイプ軸方向において略直線状に交互に取り付けられている。
また、第1燃料供給パイプ6(第1燃料孔63)に取り付けられた4つインジェクタ4は、それぞれ第1気筒S1〜第4気筒S4に対応するように設けられている。また、第2燃料供給パイプ7(第2燃料孔73)に取り付けられた4つインジェクタ4は、それぞれ第1気筒S1〜第4気筒S4に対応するように設けられている。
また、図7に示すごとく、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7を上方から透視した場合には、第1固定部64と第2固定部74とは、同じ側にある。そして、第1固定部64の第1固定孔641と第2固定部74の第2固定孔741とは、同じ位置にある。
本例では、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7は、第1固定孔641と第2固定孔741とが重合する部分に第1固定孔641及び第2固定孔741を貫通するようにボルト等を挿通させて固定される。すなわち、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7は、同じ固定位置で固定される。
その他は、実施例1と同様の構成である。
本例の場合においても、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とは、両者を上下に重ねて配置可能に構成されている。そのため、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とを上下に重ねて配置することにより、燃料供給パイプ5全体の省スペース化を実現することができる。
また、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とは、固定位置が同じである。そのため、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7との位置決めが容易となり、両者の配置、組み付け、固定等が容易となる。
その他は、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図9〜図11に示すごとく、燃料供給パイプ5(第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7)の構成を変更した例である。
本例では、図9、図10に示すごとく、第1燃料供給パイプ6は、略直線状に設けられた第1本体部61と、第1本体部61からインジェクタ4の軸方向に直交する方向に突出して設けられた第1突出部62とを有している。第1突出部62の下面には、各インジェクタ4を取り付ける位置において、インジェクタ4へ燃料を供給するための第1燃料孔63が4つ形成されている。
また、第1燃料供給パイプ6は、第1本体部61から第1突出部62とは反対側に突出して設けられた第1固定部64を2つ有している。第1固定部64には、第1固定部64を貫通するように第1固定孔641が設けられている。第1燃料供給パイプ6は、第1固定部64の第1固定孔641にボルト等を挿通させて固定される。
図9、図10に示すごとく、第2燃料供給パイプ7は、略直線状に設けられた第2本体部71と、第2本体部71からインジェクタ4の軸方向に直交する方向に突出して設けられた第2突出部72とを有している。第2突出部72の下面には、各インジェクタ4を取り付ける位置において、インジェクタ4へ燃料を供給するための第2燃料孔73が4つ形成されている。
また、第2燃料供給パイプ7は、第2本体部71から第2突出部72とは反対側に突出して設けられた第2固定部74を2つ有している。第2固定部74には、第2固定部74を貫通するように第2固定孔741が設けられている。第2燃料供給パイプ7は、第2固定部74の第2固定孔741にボルト等を挿通させて固定される。
そして、図9〜図11に示すごとく、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とは、両者に取り付けられるインジェクタ4の軸方向に直交する平面上において配置されている。本例では、第1燃料供給パイプ6の第1突出部62と第2燃料供給パイプ7の第2突出部73とが同一平面上において略直線状に交互に配置されている。
具体的には、図10に示すごとく、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7を上方から透視した場合には、第1本体部61と第2本体部71とは、略平行な位置に配置されている。また、第1突出部62と第2突出部72とは、第1本体部61と第2本体部との間においてパイプ軸方向に交互に並んで配置されている。また、第1突出部62に設けられた第1燃料孔63と第2突出部72に設けられた第2燃料孔73とは、パイプ軸方向において略直線状に交互に配置されている。
図9〜図11に示すごとく、第1燃料孔63及び第2燃料孔73には、取り付け用部材45及び連結部材46を介してインジェクタ4が取り付けられている。すなわち、本例においても、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7には、それぞれ4つのインジェクタ4がパイプ軸方向において略直線状に交互に取り付けられている。
また、第1燃料供給パイプ6(第1燃料孔63)に取り付けられた4つインジェクタ4は、それぞれ第1気筒S1〜第4気筒S4に対応するように設けられている。また、第2燃料供給パイプ7(第2燃料孔73)に取り付けられた4つインジェクタ4は、それぞれ第1気筒S1〜第4気筒S4に対応するように設けられている。
また、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とは、両者を相対移動させることにより、各気筒Sに対応する2つのインジェクタ4間の距離D(図11)を調整することができるよう構成されている。
すなわち、本例では、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7の一方又は両方をインジェクタ4の配列方向に移動させることにより、各気筒Sに対応する2つのインジェクタ4間の距離を調整することができる。
なお、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7をインジェクタ4の配列方向に移動させた場合でも両者の固定位置を変えなくて済むように、第1固定部64の第1固定孔641及び第2固定部74の第2固定孔741は、インジェクタ4の配列方向に幅広に設けてある。
その他は、実施例1と同様の構成である。
本例の場合には、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とは、同一平面上に配置可能に構成されている。そのため、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とを同一平面上に配置することにより、第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7の配置、組み付け、固定等をより一層容易にすることができる。
また、第1燃料供給パイプ6と第2燃料供給パイプ7とは、両者を相対移動させることにより、各気筒Sに対応する2つのインジェクタ4間の距離Dを調整可能に構成されている。すなわち、燃料供給パイプ5を上述したようなインジェクタ4間の距離Dを任意に調整することができる構成とすることにより、燃料供給パイプ5は、大きな設計変更をすることなく、吸気バルブ23間の距離等が異なるエンジン1に対応することができる。これにより、従来のように、各種エンジン1に対応する燃料供給パイプ5をそれぞれ作製する必要がなくなる。
また、このように各気筒Sに対応する2つのインジェクタ4間の距離Dを調整することができることにより、吸気の流れ方、インジェクタ4から噴射する噴霧の流れ方等を容易に最適な状態にすることができる。
また、上記のようなインジェクタ4間の距離Dを調整することができる構成は、実施例1及び2の燃料供給パイプ5に採用することもできる。
その他は、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例4)
本例は、図12〜図14に示すごとく、燃料供給パイプ5(第1燃料供給パイプ6及び第2燃料供給パイプ7)に取り付けるインジェクタ4の構成を変更した例である。
本例では、図12に示すごとく、各気筒Sにおいて、各吸気バルブ23にそれぞれ対応する2つのインジェクタ4は、互いに異なる軸方向位置、すなわち互いに異なる傾斜を有して非平行位置で配設されている。
具体的には、インジェクタ4は、吸気ポート22の内壁221に噴射した燃料が付着することを抑制するために、インジェクタ4の軸方向が吸気バルブ23の中心Aを向くように配設されている。その結果、2つのインジェクタ4は、互いに軸方向位置が外側に開いたハの字形状に配設されており、両者のなす角度αは、約20°である。
また、図13、図14に示すごとく、第1燃料供給パイプ6には、一方の軸方向位置で(左側に傾斜して)配設されるインジェクタ4が取り付けられており、第2燃料供給パイプ7には、他方の軸方向位置で(右側に傾斜して)配設されるインジェクタ4が取り付けられている。
その他は、実施例3と同様の構成である。
本例の場合には、異なる軸方向位置のインジェクタ4を別々の燃料供給パイプ(第1燃料供給パイプ6又は第2燃料供給パイプ7)に取り付ける。言い換えれば、同じ軸方向位置のインジェクタ4を同じ燃料供給パイプ(第1燃料供給パイプ6又は第2燃料供給パイプ7)に取り付ける。そのため、本例のような各気筒Sに対応する2つのインジェクタ4が互いに非平行位置で配設される構成の場合には、燃料供給パイプを2本にしたという効果をより一層有効に発揮することができ、インジェクタ4の取り付けを容易かつ効率的に行うことができる。
その他は、実施例3と同様の作用効果を有する。
実施例1における、エンジンの各気筒の構成を示す説明図。 実施例1における、気筒の軸方向から見た吸気バルブ、インジェクタ等の配設位置を示す説明図。 実施例1における、第1燃料供給パイプ及び第2燃料供給パイプを示す斜視図。 実施例1における、第1燃料供給パイプ及び第2燃料供給パイプを示す平面図。 実施例1における、第1燃料供給パイプ及び第2燃料供給パイプを示す正面図。 実施例2における、第1燃料供給パイプ及び第2燃料供給パイプを示す斜視図。 実施例2における、第1燃料供給パイプ及び第2燃料供給パイプを示す平面図。 実施例2における、第1燃料供給パイプ及び第2燃料供給パイプを示す正面図。 実施例3における、第1燃料供給パイプ及び第2燃料供給パイプを示す斜視図。 実施例3における、第1燃料供給パイプ及び第2燃料供給パイプを示す平面図。 実施例3における、第1燃料供給パイプ及び第2燃料供給パイプを示す正面図。 実施例4における、気筒の軸方向から見た吸気バルブ、インジェクタ等の配設位置を示す説明図。 実施例4における、第1燃料供給パイプ及び第2燃料供給パイプを示す斜視図。 実施例4における、第1燃料供給パイプ及び第2燃料供給パイプを示す正面図。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
4 インジェクタ(燃料噴射弁)
5 燃料供給パイプ
6 第1燃料供給パイプ
7 第2燃料供給パイプ
S 気筒(第1気筒S1〜第4気筒S4)

Claims (9)

  1. 各気筒において2つの吸気バルブと該各吸気バルブにそれぞれ対応して配設された2つの燃料噴射弁とを有する内燃機関に用いられ、上記各燃料噴射弁に燃料を供給するための燃料供給パイプであって、
    該燃料供給パイプは、第1燃料供給パイプと第2燃料供給パイプとにより構成されており、
    上記第1燃料供給パイプには、上記各気筒の一方の上記吸気バルブに対応する上記燃料噴射弁が取り付けられており、
    上記第2燃料供給パイプには、上記各気筒の他方の上記吸気バルブに対応する上記燃料噴射弁が取り付けられており、
    上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、すべての上記燃料噴射弁が略直線状に配列されるように組み合わせ可能に構成されていることを特徴とする燃料供給パイプ。
  2. 請求項1において、上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、両者に取り付けられる上記燃料噴射弁の軸方向を上下方向とした場合に、両者を上下に重ねて配置可能に構成されていることを特徴とする燃料供給パイプ。
  3. 請求項2において、上記第1燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第1本体部と、該第1本体部から上記燃料噴射弁の軸方向に直交する方向に突出して設けられた第1突出部とを有し、該第1突出部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
    上記第2燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第2本体部を有し、該第2本体部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
    上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、上記第1燃料供給パイプの上記第1突出部の直上に上記第2燃料供給パイプの上記第2本体部を配置可能に構成されていることを特徴とする燃料供給パイプ。
  4. 請求項2において、上記第1燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第1本体部と、該第1本体部から上記燃料噴射弁の軸方向に直交する方向に突出して設けられた第1突出部とを有し、該第1突出部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
    上記第2燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第2本体部と、該第2本体部から上記燃料噴射弁の軸方向に直交する方向に突出して設けられた第2突出部とを有し、該第2突出部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
    上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、上記第1燃料供給パイプの上記第1突出部の直上に上記第2燃料供給パイプの上記第2突出部を配置可能に構成されていることを特徴とする燃料供給パイプ。
  5. 請求項1において、上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、両者に取り付けられる上記燃料噴射弁の軸方向に直交する平面上において、両者がその平面上に配置可能に構成されていることを特徴とする燃料供給パイプ。
  6. 請求項5において、上記第1燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第1本体部と、該第1本体部から上記燃料噴射弁の軸方向に直交する平面上に突出して設けられた第1突出部とを有し、該第1突出部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
    上記第2燃料供給パイプは、略直線状に設けられた第2本体部と、該第2本体部から上記燃料噴射弁の軸方向に直交する平面上に突出して設けられた第2突出部とを有し、該第2突出部には、上記燃料噴射弁が取り付けられており、
    上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、上記第1燃料供給パイプの上記第1突出部と上記第2燃料供給パイプの上記第2突出部とを同一平面上において略直線状に配置可能に構成されていることを特徴とする燃料供給パイプ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、上記各気筒において2つの上記吸気バルブにそれぞれ対応する2つの上記燃料噴射弁は、互いに異なる軸方向位置で配設されており、
    上記第1燃料供給パイプには、一方の軸方向位置で配設される上記燃料噴射弁が取り付けられており、
    上記第2燃料供給パイプには、他方の軸方向位置で配設される上記燃料噴射弁が取り付けられていることを特徴とする燃料供給パイプ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項において、上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、両者を相対移動させることにより、上記各気筒の一方の上記吸気バルブに対応する上記燃料噴射弁と他方の上記吸気バルブに対応する上記燃料噴射弁との間の距離を調整可能に構成されていることを特徴とする燃料供給パイプ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項において、上記第1燃料供給パイプと上記第2燃料供給パイプとは、固定位置が同じであることを特徴とする燃料供給パイプ。
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