JP2009235885A - 自走式スロープ型パーキングとメゾネット型高層住宅を交互に組み合わせた,各住戸の玄関にパーキングををもつ、新型の高層集合住宅 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の集合住宅は通常1階および地下1階に駐車場があり、車をおりてから荷物をもってエレベーターに乗り込み、自分の住戸のある階で、エレベーターを降り、廊下を歩いて自宅の玄関までたどりついてから家の中にはいるシステムであった。そのため車のもつ利便性を充分に活かしきった計画とはいえず、高齢化社会にも適している状況ではなかった。
【解決手段】 駐車場を車路(スロープ)として集合住宅の各住戸までのばすことにより、かなりの高層階であっても、自走式の駐車場を玄関のまえにとることが可能になった。
また駐車場と玄関のある階のうえにスロープの勾配なりに配置された、メゾネットの住居階をとることにより、車と近いが、住居として独立した環境を確保することが、可能となった。
この集合住宅と駐車場をあたらしく組み合わせることにより、近未来的高齢化社会に対応可能な、あらたな展開がひらかれるものと考えられる。
【選択図】図5
【解決手段】 駐車場を車路(スロープ)として集合住宅の各住戸までのばすことにより、かなりの高層階であっても、自走式の駐車場を玄関のまえにとることが可能になった。
また駐車場と玄関のある階のうえにスロープの勾配なりに配置された、メゾネットの住居階をとることにより、車と近いが、住居として独立した環境を確保することが、可能となった。
この集合住宅と駐車場をあたらしく組み合わせることにより、近未来的高齢化社会に対応可能な、あらたな展開がひらかれるものと考えられる。
【選択図】図5
Description
本発明は車社会に適合し、高齢化社会にも適合したパーキングシステムと、メゾネット型高層集合住宅を立体的に組み合わせたシステムに関する。
従来の集合住宅は通常1階または地下1階に駐車場があり、車を降りてから、荷物をもってエレベーターに乗り込み、自分の住戸のある階でエレベーターを降り,廊下を歩いて自宅の玄関までたどり着いたら家のなかに入るというシステムであった。高級マンションといえど自宅のある、たとえば8階の住戸の玄関まで車をつけられる、マンションは存在していないと思われる。
また高層集合住宅の玄関レベルに車がアクセスすることのみをとらえれば、高層集合住宅の横にパーキング棟を併設すれば事は足りる。ところが、これでは住居と駐車場の位置が分離していないため、排気ガスや騒音の問題が解決されず、理想的居住環境がえられない。
また平面計画上同一の階に集合住宅と駐車場を併置させるのは、限られた敷地面積のなかで計画するうえで大きな制約となる。
上述の0002に記したごとく、1階または地下1階に駐車場をもつ高層集合住宅では車を降りてからの動線が長く車のもつ利便性を生かしきれていない。
上述の0003、および0004に記したごとく、高層のパーキングを高層集合住宅を平面的に並べただけでは、理想的な居住スペースがえられないため、立体的に工夫し解決する必要があった。
本発明は集合住宅の各戸の玄関まで車がアクセスできるようにスロープをもうけることにより、高層階の住戸の玄関前まで車が自走し、玄関前に充分な駐車スペースを作ろうとするあたらしいアイディアである。
また住居の環境をまもるため、パーキングの階には住戸の玄関と階段、ゲストルーム、ホームEVなどをとり、メインの居住スペースは上の階にもうけるメゾネットシステムとしている。
以上説明したように,本発明によれば、高層の見晴らしの良い居住スペースに車に乗りながらアクセスできる。お年寄りをかかえている家庭であれば、介護の車や場合によれば救急車の乗り入れも可能である。またSOHOとしてアトリエをかまえている住居であれば、打ち合わせの客がアクセスできるなど幅広い使い方ができるなど、近未来的生活が可能になると考えられる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。
一階の平面図において管理人室の前に車のための高頻度リングシャッターをもうけ車の出入りを管理する。車で自宅住戸にアクセスする人はここを通過し、車路(スロープ)にいたる。
また徒歩にて自宅住戸にアクセスする人はメールコーナーを通りエレベーターロビーに行き、エレベーターにのり、自宅住戸にいたる。
パーキング、エントランスの階の平面図は、車路(スロープ)にそって、各住戸のエントランスがならぶ状態をしめしている。基本計画では各住戸の間口寸法を8mとし1住戸あたり3台の駐車スペースを確保する。
住戸階の平面図はメゾネット住戸の上の階をしめしている。
階段またはホームEVでうえの階にあるメインの居住スペースにいたる計画で、下の階の車路(スロープ)の傾斜にそって、となりの住戸とレベル差がつけられている。
階段またはホームEVでうえの階にあるメインの居住スペースにいたる計画で、下の階の車路(スロープ)の傾斜にそって、となりの住戸とレベル差がつけられている。
R階は屋上庭園として緑化され住人の憩いの場所として利用されることがのぞまれる。
断面図(Y1−Y2断面、Y6−Y7断面)では車路(スロープ)の階とメゾネット住戸の階との関係がしめされている。車路の階と住戸の階が4層で建設する例を書いた図であるが、コストや法規によっては、5層6層またもっと高層の計画も可能である。
断面図(X1−X2断面からX8−X9断面)では車路(スロープ)の階とそのうえの住居の階のレベル差が徐々にかわっている状況をしめしている。また車路及び住戸の床とそれぞれの隔て壁が構造として、構成されている様子がしめされている。
Claims (3)
- 自走式のスロープ型パーキングにより高層の集合住宅各戸の玄関先まで車でアクセスできるシステムである事
- 自走式スロープ型パーキングのフロアーは住宅各戸の玄関と付属室(ゲストルーム、アトリエなど)で構成され、集合住宅の主階の居住スペースは上の階に位置する。パーキングフロアーと居住フロアーは交互にくみあわせられ立体的に分離されている。
- 上記請求項1、請求項2を満たすために集合住宅各戸はそれぞれがメゾネットタイプの集合住宅である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008111823A JP2009235885A (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 自走式スロープ型パーキングとメゾネット型高層住宅を交互に組み合わせた,各住戸の玄関にパーキングををもつ、新型の高層集合住宅 |
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JP2008111823A JP2009235885A (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 自走式スロープ型パーキングとメゾネット型高層住宅を交互に組み合わせた,各住戸の玄関にパーキングををもつ、新型の高層集合住宅 |
Publications (1)
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JP2009235885A true JP2009235885A (ja) | 2009-10-15 |
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ID=41250161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008111823A Pending JP2009235885A (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 自走式スロープ型パーキングとメゾネット型高層住宅を交互に組み合わせた,各住戸の玄関にパーキングををもつ、新型の高層集合住宅 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5490299B1 (ja) * | 2013-09-20 | 2014-05-14 | 泰生 小山 | 段状集合住宅の施工方法 |
-
2008
- 2008-03-27 JP JP2008111823A patent/JP2009235885A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5490299B1 (ja) * | 2013-09-20 | 2014-05-14 | 泰生 小山 | 段状集合住宅の施工方法 |
JP2015059370A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 泰生 小山 | 段状集合住宅の施工方法 |
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