JP2009235795A - 枠組足場用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡易に布板の移動を規制できる枠組足場用治具を提供すること。
【解決手段】縦枠間に複数並設され、前記縦枠間を連結する横枠に係合する端部係合部を有する布板を備えた枠組足場の前記横枠に取り付けられ、前記布板の移動を規制する枠組足場用治具であって、可撓性を有すると共に前記横枠が挿通する筒状体をなし、その周壁に軸方向に横断するスリットを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は各種の建築工事において仮設される枠組足場に関し、特に、布板の移動を規制する治具に関するものである。
枠組足場では、縦枠間に複数の布板を並設して足場を形成している。布板はその両端部にフック状の係合部を有しており、この係合部を、縦枠間を連結する横枠に上から引っ掛けるようにして係合することで装着される。布板はそのフック状の係合部にて横枠に上から引っ掛けられているだけであるので、作業者の歩行等の衝撃により横枠の長手方向に移動する場合がある。並設された布板間の隙間が大きいと、作業者が隙間に脚を取られる場合があり、保安上の観点から労働安全衛生法により、布板間の隙間を30mm以下とすることが定められている。
特許文献1には、布板の移動を規制し、布板間の隙間を30mm以下に維持するため、縦枠間のスペーサに回動可能なストッパを設けたものが開示されている。特許文献2には横枠に割りピンを設けて布板の移動を規制し、布板間の隙間を30mm以下に維持するものが開示されている。
特許第3739123号公報 実用新案登録第2503233号公報
特許文献1に記載のものでは、回動可能なストッパを備えたスペーサを必要とし、構造が複雑化する。また、セメントノロが回動部に付着して固化すると、ストッパが固着する可能性がある。特許文献2に記載のものでは、横板を取付ける作業に手間がかかる。
本発明の目的は、より簡易に布板の移動を規制できる枠組足場用治具を提供することにある。
本発明によれば、縦枠間に複数並設され、前記縦枠間を連結する横枠に係合する端部係合部を有する布板を備えた枠組足場の前記横枠に取り付けられ、前記布板の移動を規制する枠組足場用治具であって、可撓性を有すると共に前記横枠が挿通する筒状体をなし、その周壁に軸方向に横断するスリットを備えたことを特徴とする枠組足場用治具が提供される。
本発明では、前記筒状体が可撓性を有することから、前記スリットにおいて前記筒状体を開くようにして前記スリットを開口させ、前記横枠に装着する。これが前記布板と前記縦枠との間のスペーサとなって、前記布板の移動を規制でき、布板間の隙間を30mm以下に維持することができる。そして、このような枠組足場用治具を用意しておくだけで足りるので、より簡易に布板の移動を規制できる。
本発明によれば、より簡易に布板の移動を規制できる枠組足場用治具を提供することができる。
図1(a)は本発明の一実施形態に係る治具100を適用した枠組足場1の説明図である。同図において、Yは上下方向(鉛直方向)を示し、Xは水平方向を示す。枠組足場1は、X方向に離間し、Y方向に延びる複数の一対の縦枠10を備える。一対の縦枠10はX方向及びY方向の双方に直交する水平方向に離間して複数組設けられる。枠組足場1は、X方向に延び、その両端部がそれぞれ縦枠10に接続され、一対の縦枠10間を連結する横枠20を備える。横枠20は一対の縦枠10毎に設けられる。また、縦枠10と横枠20とには、ブレース40が接続され、強度補強がなされている。縦枠10、横枠20及びブレース40は鋼管である。
枠組足場1は布板30を備える。布板30は一対の縦枠10間に複数並設されており、本実施形態の場合、幅の異なる2つの布板30が並設されている。布板30間の隙間Wは労働安全衛生法により30mm以下とすることが定められている。布板30はその長手方向の両端部に、それぞれフック状の端部係合部31を備えており、端部係合部31を横枠20に係合することで、支持される。端部係合部31と横枠20との係合は上下方向の係合であるため、布板30はX方向に移動可能であり、作業者が布板30上を移動することによる衝撃で、布板30がX方向に移動してしまう場合がある。
横枠20には、治具100が取り付けられている。図1(b)は図1(a)の線I−Iに沿う断面図、図1(c)は図1(b)の線II−IIに沿う断面図、図3(a)は治具100の斜視図である。
治具100は、塩化ビニル等の可撓性を有する材料からなる筒状体をなしている。本実施形態の場合、治具100は略円筒状である。治具100の内径は横枠20が挿通可能なように横枠20の外径以上に設定される。治具100は、その周壁にスリット103を有しており、その周方向の端部104、105を有している。スリット103は治具100の軸方向の一方端部101から他方端部102に渡って形成されており、治具100を軸方向に横断している。しかして、治具100はその断面がCの字型になっている。
図2は治具100を横枠20に装着する手順を示す図である。治具100は、そのスリット103を横枠20に向けて、スリット103から治具100を横枠20に押し付けるようにして、横枠20に装着する。治具100は可撓性を有するので、治具100を横枠20に押し付けると、端部104、105間が開いてスリット103が開口するよう、弾性変形し、装着が完了すると元の形状に戻る。取り外すときには、これとは逆に、治具100を横枠20から引き抜くようにして取り外し、その際、端部104、105間を手で開きながら取り外すと、より簡単に取り外せる。こうして治具100は手で着脱が可能である。
治具100は図1(a)に示すように、縦枠100と布板30との間の部分において横枠20に装着する。すると、治具100の端部101が縦枠10に、端部102が布板30の端部係合部31の側面に当接することにより、縦枠10と布板30との間のスペーサとなって、同図左の布板30が同図左方向に移動することを規制する。このように治具100により、より簡易に布板30の移動を規制できる。
治具100の全長(端部101、102間の長さ)は、一対の縦枠10間の距離、全ての布板30を一方の縦枠10側に片寄せした場合における、他方の縦枠10と他方の縦枠10に最も近接する端部係合部31との間の距離に基づき定めることができる。例えば、前者が857mm、後者が740mmの場合、治具100の全長を、87mm以上とすれば、布板30間の隙間Wを30mm以下とすることができる。
治具100の周方向のスリット103の幅は、広いほど横枠20への着脱を行い易くなる一方、脱落の可能性が高くなる。治具100の周方向のスリット103の幅は、角度で言えば、治具100の周方向の少なくとも180度未満の範囲とし、着脱の利便性を考慮すると、60度〜120度の範囲内とすることが望ましい。
なお、治具100の横枠20への装着を、より容易にするため、端部104、105を外方へ曲折するようにしてもよい。また、治具100の弾性変形を促進して治具100の横枠20への装着を、より容易にするため、周壁の一部に変形促進部を設けてもよい。
図3(b)は本発明の他の実施形態に係る治具110の断面図である。治具110は、治具100とその断面形状が異なるものであり、可撓性を有する筒状体をなして、その周壁に軸方向に横断するスリット113が形成されている。治具110の周方向の端部114、115は外方に曲折しており、治具110を横枠20に押し付けて装着する際、その装着をよりスムーズなものとする。また、治具110の周壁の一部には、つづら折状に曲折された変形促進部116が形成されており、この変形促進部116において、治具110が、スリット113を開く方向へ弾性変形することが促進され、治具110の横枠20への装着が、より容易になる。
(a)は本発明の一実施形態に係る治具100を適用した枠組足場1の説明図、(b)は図1(a)の線I−Iに沿う断面図、(c)は図1(b)の線II−IIに沿う断面図である。 治具100を横枠20に装着する手順を示す図である。 (a)は治具100の斜視図、(b)は本発明の他の実施形態に係る治具110の断面図である。
符号の説明
1 枠組足場
10 縦枠
20 横枠
30 布板
31 端部係合部
100 治具
103 スリット

Claims (1)

  1. 縦枠間に複数並設され、前記縦枠間を連結する横枠に係合する端部係合部を有する布板を備えた枠組足場の前記横枠に取り付けられ、前記布板の移動を規制する枠組足場用治具であって、
    可撓性を有すると共に前記横枠が挿通する筒状体をなし、その周壁に軸方向に横断するスリットを備えたことを特徴とする枠組足場用治具。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10169188A (ja) * 1996-12-06 1998-06-23 Tomori Kensetsu:Kk 足場板固定具
JP2002213076A (ja) * 2001-01-17 2002-07-31 Alinco Inc 足場板の横滑り防止用スペーサー

Patent Citations (2)

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