JP2006028863A - 仮設建築物用シートの取付装置 - Google Patents

仮設建築物用シートの取付装置 Download PDF

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JP2006028863A JP2004208382A JP2004208382A JP2006028863A JP 2006028863 A JP2006028863 A JP 2006028863A JP 2004208382 A JP2004208382 A JP 2004208382A JP 2004208382 A JP2004208382 A JP 2004208382A JP 2006028863 A JP2006028863 A JP 2006028863A
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Abstract

【課題】 従来の仮設建築物用シートの取付装置においては、風が強いときシートがばたつきシートが緩むようになると共にシート上に溜まった雨水がスリットを介して縦パイプ内に入り、これを伝って漏水が生ずる等欠点があった。
【解決手段】 本発明の仮設建築物用シートの取付装置は、２個の互いに連結されたシート取り付け用縦パイプと、この各縦パイプの外側に形成された縦方向に延びるスリットと、このスリットを介して上記縦パイプ内に挿入されるシートが巻きつけられる芯と、上記２個のシート取り付け用縦パイプの上面に互いに対向する方向に延びる突片と、この互いに対向する突片間に形成される隙間と、上記２個のシート取り付け用縦パイプにかぶさる、両端が下方に折れ曲がり上記シートに接するようになる断面チャンネル状のシート押えと、このシート押えの中央部下面に垂設した上記隙間に嵌合される係合部とより成る。
【選択図】 図１

Description

本発明は仮設建築物用シートの取付装置、特に、土木、建築の作業現場の仮設建築物等の周囲や屋根等に取付けるシートの取付装置に関するものである。
図４は、従来の仮設建築物用シートの取付装置の説明図であって、１は台板、２は２個のシーと取り付け用縦パイプ、３はこのパイプ２を互いに連結して上記台板１に固定する固定具、４は上記各パイプ２の外側に形成された縦方向に延びるスリット、５はシート、６はこのシート５の両端を夫々巻きつけた芯、７は骨組パイプ、８は上記台板１を上記骨組パイプ７に固定するためのジョイントである（特許文献１）。
特開平９−３２８９３３号公報（図４）
このような仮設建築物用シートの取付装置においては、上記シート５とその芯６を夫々上記スリット４とパイプ２内に上記パイプ２の端面側から挿入することによってシート５の両端を上記パイプ２を介して夫々連結せしめている。
然しながら、このような従来の仮設建築物用シートの取付装置においては風が強いときシート５がばたつきシート５が緩むようになると共にシート５上に溜まった雨水がスリット４を介して縦パイプ２内に入り、これを伝って漏水が生ずる等欠点があった。
本発明はこのような欠点を除くようにしたものである。
本発明の仮設建築物用シートの取付装置は、２個の互いに連結されたシート取り付け用縦パイプと、この各縦パイプの外側に形成された縦方向に延びるスリットと、このスリットを介して上記縦パイプ内に挿入されるシートが巻きつけられる芯と、上記２個のシート取り付け用縦パイプの上面に互いに対向する方向に延びる突片と、この互いに対向する突片間に形成される隙間と、上記２個のシート取り付け用縦パイプにかぶさる、両端が下方に折れ曲がり上記シートに接するようになる断面チャンネル状のシート押えと、このシート押えの中央部下面に垂設した上記隙間に嵌合される係合部とより成ることを特徴とする。
本発明の仮設建築物用シートの取付装置によれば、係合部が夫々突片の端面に弾性的に対接されシート押えがシート取り付け用縦パイプにかぶさった状態で固定され、上記シート押えの両端部下面によってシートが押えられシートのばたつきが防がれ、緩みや漏水等が生じないようになる。
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
本発明においては図１に示すように、２個のシート取り付け用縦パイプ２，２の上面に互いに対向する方向に水平に延びる突片９，９を形成し、この互いに対向する突片９，９間に間隙１０を形成すると共に、断面チャンネル状のシート押え１１を、その下方に折れ曲がる両端部下面１２，１２が夫々上記シート５，５の上面に接するよう上記２個のシート取り付け用縦パイプ２，２上にかぶせ、このシート押え１１の中央部下面に２枚の係合板１３，１３を互いに離間して下方に垂設し、この係合板１３，１３を上記隙間１０内に圧嵌せしめる。
なお、上記２枚の係合板１３，１３の代りに上記隙間１０に嵌合される突条部（図示せず）を設けても良い。
本発明の仮設建築物用シートの取付装置は上記のような構成であるから上記係合板１３，１３が夫々上記突片９，９の端面に弾性的に対接され上記シート押え１１が上記シート取り付け用縦パイプ２，２にかぶさり固定され、上記シート押え１１の両端部下面１２，１２によって上記シート５，５が押えられ、シート５，５のばたつきが防がれ、緩みや漏水等が生じないようになる。
本発明の仮設建築物用シートの取付装置の斜視図である。 図１に示す仮設建築物用シートの取付装置におけるシート取り付け用縦パイプ部分の説明図である。 図１に示す仮設建築物用シートの取付装置におけるシート押えの説明図である。 従来の仮設建築物用シートの取付装置の縦断正面図である。
符号の説明
１ 台板
２ 縦パイプ
３ 固定具
４ スリット
５ シート
６ 芯
７ 骨組パイプ
８ ジョイント
９ 突片
１０ 間隙
１１ シート押え
１２ 両端部下面
１３ 係合板

Claims (1)

  1. ２個の互いに連結されたシート取り付け用縦パイプと、この各縦パイプの外側に形成された縦方向に延びるスリットと、このスリットを介して上記縦パイプ内に挿入されるシートが巻きつけられる芯と、上記２個のシート取り付け用縦パイプの上面に互いに対向する方向に延びる突片と、この互いに対向する突片間に形成される隙間と、上記２個のシート取り付け用縦パイプにかぶさる、両端が下方に折れ曲がり上記シートに接するようになる断面チャンネル状のシート押えと、このシート押えの中央部下面に垂設した上記隙間に嵌合される係合部とより成ることを特徴とする仮設建築物用シートの取付装置。
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