JP5696109B2 - ベッド装置 - Google Patents

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Description

この発明はベッド本体に設けられた床板の上面にマットレスが載置されるベッド装置に関する。
一般に、ベッド装置はベッド本体を有する。このベッド本体は平行に離間対向した一対のサイドフレーム、このサイドフレームの長手方向一端に連結されたヘッドボード及び他端に連結されたフットボードによって構成されている。
上記一対のサイドフレームの内面には受け桟が架設され、これら受け桟には床板が幅方向の両端部を係合させて水平に支持されている。そして、この床板の上面に利用者が仰臥するマットレスが載置されるようになっている。
上記マットレス上に仰臥した利用者の荷重は、上記床板及びこの床板を支持した受け桟を介して上記一対のサイドフレームによって受けられる。したがって、上記サイドフレームは、利用者の荷重に対して上下方向やベッド本体の幅方向に対して変形することない強度を備えることが要求される。
従来、上記サイドフレームに、利用者の荷重に対して変形することのない十分な強度を持たせるためには、高さ寸法を大きくしてベッドフレームの上下方向に対して変形するのを抑制したり、厚さ寸法を厚くしてベッドフレームの幅方向に対して変形するのを抑制するということが行われていた。
特許第3663201号公報
しかしながら、上記サイドフレームの高さ寸法を大きくしたり、厚さ寸法を厚くしたりして、サイドフレームの強度を向上させるようにすると、ベッド本体のコスト上昇や外観の低下を招くということがあった。
しかも、上記サイドフレームの高さ寸法を大きくすると、床面からサイドフレームの下端までの距離が小さくなる。つまり、ベッド本体の下面と床面との隙間が小さくなる。
そのため、床面のベッド本体の下面側に対応する部分の清掃がし難くなるため不便であるということがあった。とくに最近では走行式の清掃用ロボットによって床面を清掃させるということがあるため、そのような場合には上記床面とサイドフレームの下端との間に、上記清掃用ロボットが走行しながら入り込むことができる隙間が確保できないということもある。
さらに、従来は上記サイドフレームの内面の、長手方向の両端部に、上記受け桟とは別体に連結具を取付け、この連結具によって上記サイドフレームの一端と他端に、上記ヘッドボード及びフットボードをそれぞれ連結するようにしていた。
そのため、上記連結具によって上記サイドフレームに連結された上記ヘッドボード及びフットボードに荷重が加わると、その荷重は連結具を介して上記サイドフレームに加わることになるから、上記ヘッドボードやフットボードに加わる荷重によっても上記サイドフレームが変形し易いということがあった。
この発明は、ベッド本体のサイドフレームの厚さを厚くしたり、高さ寸法を大きくすることなく、上記サイドフレームがベッド本体に加わる荷重に対して変形し難いようにしたベッド装置を提供することにある。
この発明は、平行に離間対向して配置された一対のサイドフレーム及びこれらサイドフレームの長手方向一端に連結されたヘッドボード及び他端に連結されたフットボードによって矩形枠状に形成されたベッド本体と、
このベッド本体を所定の高さで支持する支持手段と、
上記サイドフレームの内面に取付けられる帯状垂直部、この帯状垂直部の下端に直角に折曲形成された帯状水平部を有して上記サイドフレームとほぼ同じ長さに形成され、長手方向の両端に上記ヘッドボード及びフットボードの内面がそれぞれ連結固定される連結プレートが一体的に設けられた一対の受け部材と、
この受け部材の上記帯状水平部の上面に幅方向の両端部を係合させて支持され上面にマットレスが載置される床板を具備し、
上記サイドフレームの内面には、上記帯状垂直部が入り込んで係合する第1の取り付け溝が形成されていることを特徴とするベッド装置にある。
この発明は、一側面が開口した箱状体及びこの箱状体に出し入れ可能に設けられた引き出しとから構成されるとともに、上面にマットレスの幅方向の一部が載置される載置体と、
上記マットレスの幅寸法とほぼ同じ幅寸法を有し、上記載置体の長手方向一端面に幅方向の一端側が取付けられるヘッドボード及び長手方向他端面に幅方向の一端側が取り付けられるフットボードと、
上記ヘッドボードとフットボードの幅方向の他端に設けられて、上記載置体、上記ヘッドボード及び上記フットボードと共にベッド本体を構成するサイドフレームと、
上記ベッド本体を所定の高さで支持する支持手段と、
帯状垂直部、この帯状垂直部の下端に直角に折曲形成された帯状水平部を有して上記サイドフレームとほぼ同じ長さに形成されてサイドフレームの内面及び上記載置体の上記サイドフレームに対向する外面に取付けられ長手方向の両端に上記ヘッドボード及びフットボードの内面がそれぞれ連結固定される連結プレートが一体的に設けられた一対の受け部材と、
この受け部材の上記帯状水平部の上面に幅方向の両端部を係合させて支持され上面に上記マットレスの上記載置体の上面に載置されていない部分が載置される床板を具備し、
上記サイドフレームの内面及び上記載置体の上記サイドフレームに対向する外面に設けられた上記受け部材には、上記帯状垂直部が入り込んで係合する第1の取り付け溝が形成されていることを特徴とするベッド装置にある。
この発明によれば、帯状垂直部、この帯状垂直部の下端に直角に折曲形成された帯状水平部を有してサイドフレームとほぼ同じ長さに形成され、長手方向の両端に上記ヘッドボード及びフットボードの内面がそれぞれ連結固定される連結プレートが一体的に設けられた受け部材を、上記サイドフレームの内面に、上記帯状垂直部によって取り付けるようにした。
上記受け部材は帯状垂直部と帯状水平部が直角に折曲され、長手方向の両端には上記連結プレートが一体的に設けられている。そのため、上記サイドフレームの厚さ寸法や高さ寸法を大きくしなくとも、上記サイドフレームを補強して変形するのを防止することができるばかりか、上記サイドフレームと上記ヘッドボード及びフットボードとの連結強度も向上させることができる。つまり、上記サイドフレームの厚さ寸法や高さ寸法を大きくしなくとも、このサイドフレームをベッドフレームに加わる外力によって変形し難くすることができる。
この発明の第1の実施の形態を示すフットボードの一部を破断したベッド装置の正面図。 サイドフレームの一部を破断したベッド装置の側面図。 床板の一部を破断したベッド装置の平面図。 内面に受け部材が設けられたサイドフレームのフットボード側の端部を示す斜視図。 内面に受け部材が取付けられたサイドフレームのフットボード側の端面を示す図。 (a)は内面に受け部材が取付けられたサイドフレームの平面図、(b)は同じく側面図と端面図。 この発明の第2の実施の形態を示すサイドフレームの一部を破断したベッド装置の側面図。 床板の一部を破断したベッド装置の平面図。 この発明の第3の実施の形態を示すフットボードを除去したベッド装置の正面図。 同じく側面図。 同じく平面図。 この発明の第4の実施の形態を示す受け部材の長手方向の一端部の斜視図。 (a)はこの発明の第5の実施の形態を示す内面に受け部材が取付けられたサイドフレームの端面の図、(b)はサイドフレームの断面図。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1乃至図6はこの発明の第1の実施の形態を示す。図1はベッド装置の正面図、図2は側面図、図3は平面図を示し、このベッド装置はベッド本体1を備えている。このベッド本体1は、図3に示すように所定間隔で平行に離間対向して配置された一対のサイドフレーム2を有する。
上記一対のサイドフレーム2の長手方向一端にはヘッドボード3、他端にはフットボード4がそれぞれ後述するように連結されている。それによって、上記ベッド本体1は上記一対のサイドフレーム2、上記ヘッドボード3、及び上記フットボード4によって平面形状が矩形枠状となっている。
上記一対のサイドフレーム2の内面にはそれぞれ受け部材6が設けられている。この受け部材6は図4乃至図6に示すように、帯状の鋼材などの剛性を有する金属プレートを幅方向の中央から断面がL字状になるよう直角に折曲し、その一方を帯状垂直部7、他方を帯状水平部8に形成している。上記受け部材6は上記サイドフレーム2とほぼ同じ長さ寸法であって、上記帯状垂直部7の高さ寸法と上記帯状水平部8の幅寸法は同じに形成されている。
上記受け部材6の長手方向の両端には、四角形状の連結プレート9が上記帯状垂直部7と帯状水平部8と一体に設けられている。この連結プレート9は、上記帯状垂直部7と帯状水平部8を同じ長さに形成し、これらとは別体の四角形状の上記連結プレート9を上記帯状垂直部7と帯状水平部8の端面に溶接することで、上記帯状垂直部7及び帯状水平部8に対して一体に設けられている。
なお、上記帯状垂直部7と帯状水平部8のどちらか一方を他方よりも長尺に形成し、その一方の他方の端面から突出した部分を直角に折りまげて他方の端面に溶接して上記連結プレート9としてもよい。
上記受け部材6の上記帯状垂直部7には、図6(b)に示すように長手方向に所定間隔で複数の第1の取付け孔11が穿設されている。図5に示すように、上記サイドフレーム2の内面には上記帯状垂直部7の高さ寸法と同じ高さであって、しかも帯状垂直部7の厚さ寸法と同じ深さで第1の取り付け溝12が形成されている。
そして、上記受け部材6は、上記帯状垂直部7を上記第1の取り付け溝12に嵌合させた後、図4に示すように上記第1の取付け孔11から上記サイドフレーム2に第1のねじ13をねじ込むことによって上記サイドフレーム2の内面に取り付けられている。
上記受け部材6の長手方向の両端に設けられた上記連結プレート9には第2の取付け孔14が穿設されている。上記サイドフレーム2の長手方向一端に設けられた上記ヘッドボード3と、他端に設けられたフットボード4は、上記連結プレート9の第2の取付け孔14を通された第2のねじ15(図4にはフットボード4側が示されている。)によって上記サイドフレーム2の一端と他端にそれぞれ連結固定されている。
図4に示すように、上記サイドフレーム2の長手方向の端面には回り止めのピン17が突設され、上記各ボード3,4の内面には上記ピン17が嵌合する嵌合孔(図示せず)が形成されている。それによって、上記各ボード3,4は上記連結プレート9に連結された第2のねじ15を支点として回転方向に回るのが阻止されている。
なお、図4はフットボード4側だけを示しているが、ヘッドボード3側も同じ構成となっている。
図2に示すように、上記ベッド本体1の長手方向の上記ヘッドボード3側、つまり一端側は、下端が接地する上記ヘッドボード3によって所定の高さに支持されている。上記ベッド本体1の長手方向の他端側、つまり上記フットボード4側は、上記ヘッドボード3とで上記ベッド本体1の支持手段を構成する一対の脚部材19によって一端側と同じ高さで支持されている。
上記脚部材19は図3と図4に示すように、一対のサイドフレーム2間に上記ベッド本体1の幅方向に沿って架設された帯板状の取付け部材21の下面に上端を取り付けて垂設されている。
つまり、取付け部材21は長手方向の両端部が上記サイドフレーム2の内面に設けられた上記受け部材6の帯状水平部8の下面に第3のねじ22(図4に示す)によって取付け固定されていて、上記帯状水平部8の長手方向両端部の下面に上記脚部材19の上端が取付け固定されている。
上記ベッド本体1の一対のサイドフレーム2間には、上記ベッド本体1の枠内に入り込む大きさに形成された矩形状の床板24が幅方向の両端部を上記サイドフレーム2の内面に設けられた上記一対の受け部材6の帯状水平部8の上面に係合させて架設されている。上記床板24の厚さ寸法は、上記一対のサイドフレーム2間に架設された状態で、上面が上記サイドフレーム2の上端面とほぼ同じ高さになるよう設定されている。
そして、上記床板24の上面には、図1と図2に鎖線で示す利用者が仰臥するためのマットレス25が載置される。
上記構成のベッド装置によれば、ベッド本体1を構成するサイドフレーム2の内面に受け部材6を設けるようにした。この受け部材6は、帯状の鋼板などの剛性を有する金属プレートが直角に折曲形成されて帯状垂直部7と帯状水平部8とを有し、さらに長手方向の一端と他端にはヘッドボード3とフットボード4をそれぞれ連結するための連結プレート9が上記帯状垂直部7と帯状水平部8に対して一体に設けられている。
そのため、上記サイドフレーム2は、上記受け部材6の帯状垂直部7によって上下方向である高さ方向に対して撓まないように補強され、上記帯状水平部8によって厚さ方向に対して撓まないよう補強される。
したがって、上記マットレス25上に利用者が仰臥して上記ベッド本体1に利用者の荷重が加わるなどした場合、上記サイドフレーム2が上下方向や厚さ方向に撓んで変形するのが上記帯状垂直部7と帯状水平部8によって阻止される。
つまり、上記サイドフレーム2が上記受け部材6によって補強されるため、このサイドフレーム2の高さ寸法を大きくしたり、厚さ寸法を厚くすることなく、サイドフレーム2の強度、つまりベッド本体1の強度を向上させることができる。
それによって、サイドフレーム2の大型化によるベッド本体1の外観の低下を招いたり、上記サイドフレーム2のコスト上昇を招くなどのことを防止でき、さらにサイドフレーム2の高さ寸法を小さくできることで、サイドフレーム2と床面との隙間を比較的大きくすることが可能となるから、ベッド本体1の下面側の清掃がし難くなるのを防止できる。
とくに、床面の清掃に走行式の清掃ロボットを用いる場合、その清掃ロボットが入り込むことのできるよう、ベッド本体1のサイドフレーム2の下端と床面との間の高さ寸法を確保し易いということもある。
上記受け部材6の長手方向の一端と他端には、ヘッドボード3及びフットボード4をそれぞれ連結するための連結プレート9が上記受け部材6の帯状垂直部7及び帯状水平部8に一体に設けられている。
そのため、上記サイドフレーム2に対する上記ヘッドボード3とフットボード4の連結強度は、連結プレート9を介して上記受け部材6によって補強される。つまり、上記サイドフレーム2に対し、上記ヘッドボード3とフットボード4を、上記受け部材6を利用せずに取付ける場合に比べ、上記サイドフレーム2に対して強固に、しかも上記ヘッドボード3とフットボード4に加わる外力に対して上記サイドフレーム2が変形し難くなるよう連結することができる。
上記サイドフレーム2の内面に第1の取付け溝12を形成し、この第1の取付け溝12に上記受け部材6の帯状垂直部7を嵌合させて取り付けるようにしている。
そのため、上記第1の取付け溝12に嵌合した上記受け部材6の帯状垂直部7によって上記サイドフレーム2の上下方向の撓み変形に対する補強強度が向上するから、ベッド本体1に加わる荷重によってさらに上下方向に変形し難くなる。
すなわち、上記構成のベッド本体1は、サイドフレーム2の内面に設けられた受け部材6によって十分に補強されるため、サイドフレーム2の高さ寸法や厚さ寸法を小さくしても、ベッド本体1の強度や外観の向上を十分に図ることが可能となる。
上記ベッド本体1を上記フットボード4とによって支持する一対の脚部材19を、一対のサイドフレーム2に設けられた一対の受け部材6の帯状水平部8間に架設された取付け部材21に取付けるようにした。
そのため、上記取付け部材21の長手方向両端部に取付けられる一対の脚部材19は、長手方向においてはフットボード4よりも十分に内方に位置させ、幅方向に対してはサイドフレーム2よりも十分に内方に位置させることができる。
したがって、利用者がたとえば夜間などにベッド本体1から降りて歩行する際、上記脚部材19がサイドフレーム2やフットボード4の下端に取り付けられている場合のように、利用者が上記脚部材19に足をぶつけたり、つまずくなどのことを防止することができる。
なお、上記受け部材6の断面形状をL字状にして剛性を高めるようにしたが、それに代わって角パイプを用いれば、サイドフレーム2の補強強度を向上させることが可能である。しかしながら、受け部材6を角パイプとしてその上面に床板24を載せる支持構造とすると、帯状水平部8の上面に支持した場合に比べて床板24を支持する高さ寸法が高くなる。
そのため、床板24の厚さと角パイプの高さとの合計となる、上記床板24の支持高さが高くなることで、その分、サイドフレーム2の高さ寸法を大きくしなければならないということになる。
つまり、角パイプを用いると、帯状水平部8の場合に比べて、サイドフレーム2の高さ寸法が大きくなり、ベッド本体1の大型化や外観の低下を招くため好ましくないが、上記受け部材6の断面形状をL字状にすることで、そのようになることを防止できる。
つぎに、この発明の他の実施の形態を説明する。なお、他の実施の形態において、第1の実施の形態と同一部分には同一記号を付して説明を省略する。
図7と図8は第1の実施の形態の変形例を示す第2の実施の形態であって、この第2の実施の形態はベッド本体1を支持する支持手段の変形例である。つまり、この第2の実施の形態では、ベッド本体1の長手方向の一端をヘッドボード3によって支持せず、ヘッドボード3の下端が床面に接地しないよう、上記ヘッドボード3の下端をサイドフレーム2の下端とほぼ同じ高さになるようにしている。
そして、上記ベッド本体1のヘッドボード3側である、長手方向の一端部の一対のサイドフレーム2間に他端部と同様、取付け部材21の一端と他端を一対の受け部材6の帯状水平部8の下面に連結して架設し、上記取付け部材21の両端部の下面に脚部材19を垂設するようにした。
このような構造であっても、第1の実施の形態の支持手段と同様、ベッド本体1を所定の高さで確実に支持することができる。
図9乃至図11はこの発明の第3の実施の形態を示す。図9はフットボードを除去したベッド装置の正面図、図10は側面図、図11は平面図である。
この第3の実施の形態はベッド本体1Aの変形例であって、このベッド本体1Aは載置体31を有する。この載置体31は、一側面が開口した箱状体32を有し、この箱状体32には一対の引き出し33が出し入れ可能に収容されている。
上記載置体31の箱状体32は、ヘッドボード3及びフットボード4の幅寸法の約半分の幅寸法に形成されていて、開口した一側面をベッド本体1Aの幅方向外方に向けて配置される。
上記箱状体32の他側面には受け部材6が長手方向全長にわたって設けられている。この受け部材6は第1の実施の形態の受け部材6と同じ構成である。
上記箱状体32の長手方向の一端には、上記ヘッドボード3が配置され、他端にはフットボード4が配置されている。上記ヘッドボード3とフットボード4の幅方向の一端は上記箱状体32の長手方向の一端面と他端面に図示しないねじなどで連結固定され、幅方向の中途部は上記箱状体32の他側面に設けられた受け部材6の端面に設けられた連結プレート9によって連結されている。
上記ヘッドボード3とフットボード4の幅方向の他端にはサイドフレーム2が配置され、このサイドフレーム2の内面には上記箱状体32の他側面に設けられた受け部材6と対をなす受け部材6が長手方向の両端に設けられた連結プレート9を介して連結されている。なお、一対の受け部材6は第1の実施の形態に示した構造と同じ構成である。
上記一対の受け部材6の長手方向一端部と他端部とには帯状の取付け部材21が長手方向一端と他端を上記受け部材6の帯状水平部8の下面に連結して架設されている。
上記箱状体32の下面には複数、この実施の形態では4本の第1の脚部材19aが垂設され、上記一対の取付け部材21にはそれぞれ上記サイドボード2側の端部に1本の第2の脚部材19bが垂設されている。上記第1の脚部材19aと第2の脚部材19bは上記ベッド本体1を所定の高さで水平に支持する支持手段を構成している。
上記一対の受け部材6の帯状水平部8には、上記ヘッドボード3とフットボード4の幅寸法の半分の幅寸法に形成された床板24aが幅方向両端部を係合させて架設されている。この床板24aは上面が上記箱状体32の上面と同じ高さになる厚さ寸法に形成されている。
そして、上記箱状体32の上面と上記床板24aの上面とがなす平面には図9図10に鎖線で示すマットレス25が載置される。
このような構成のベッド装置によれば、床板24aを支持する一対の受け部材6に、第1の実施の形態と同じ構成のものが用いられている。一方の受け部材6は箱状体32の側面に設けられ、他方の受け部材6はサイドフレーム2の内面に設けられている。
そのため、上記箱状体32と上記サイドフレーム2は上記受け部材6によって補強されるから、上記箱状体32の上面と、一対の受け部材6に架設された床板24aとがなす平面に載置されたマットレス25に利用者が横臥したとき、利用者の荷重によって上記箱状体32や上記サイドフレーム2が変形するのを防止することができる。
つまり、上記箱状体32やサイドフレーム2を厚手の板材を用いて形成しなくとも、上記受け部材6によって上記箱状体32やサイドフレーム2を補強することができるから、ベッド本体1の性能や外観を向上させながら、コストの低減を図ることが可能となる。
図12はこの発明の第4の実施の形態で、この第4の実施の形態は受け部材6Aの変形例を示す。この実施の形態の受け部材6Aは、連結プレート9aが上記受け部材6Aの帯状水平部8の上面側に位置する部分と、下面側に位置する部分を有する長さ(高さ)寸法に設定されている。
そして、上記連結プレート9aには、帯状水平部8の上面側に位置する部分と、下面側に位置する部分のそれぞれに第2の取付け孔11が形成され、これら一対の取付け孔11に挿通される2本の第2のねじ15によって上記受け部材6Aに対してヘッドボード3及びフットボード4が連結固定される。
なお、上記連結プレート9aは上記受け部材6Aの帯状垂直部7或いは帯状水平部8の一方の端部を折り曲げて一体化したり、上記受け部材6Aとは別体の部材を帯状垂直部7と帯状水平部8の端面に接合するなどして設けられる。
したがって、このような構成の連結プレート9aによれば、第1の実施の形態のように、1本の第2のねじ15によって各ボード3,4を連結する場合に比べ、その連結を強固に、しかも各ボード3,4が連結プレート9aに対して回転方向に動くことなく連結することができるから、第1の実施の形態に示された回り止めのピン17が不要となる。
図13はこの発明の第5の実施の形態で、この第5の実施の形態は受け部材6B及びサイドフレーム2Aの変形例を示す。この実施の形態の受け部材6Bは、帯状垂直部7の上端部に、この帯状垂直部7の外面側に向かって係合支持部35が直角に折り曲げ形成されている。
一方、上記サイドフレーム2Aの内面には、上記帯状垂直部7が嵌合する第1の取付け溝12の上下方向上端に、上記係合支持部35が嵌合、つまり入り込んで係合する第2の取付け溝36が形成されている。
上記構成の受け部材6Bによれば、帯状垂直部7の上端に外面側に向かって係合支持部35が直角に折り曲げ形成されている。そのため、上記係合支持部35によって上記受け部材6Bの帯状垂直部7がさらに補強されることになるから、受け部材6Bが取付けられた上記サイドフレーム2Aも補強強度も向上することになる。
しかも、上記受け部材6Bの帯状垂直部7は第1の取付け溝12に嵌合し、上記係合支持部35は上記第2の取付け溝36に嵌合する。したがって、帯状垂直部7に係合支持部35を設けても、上記受け部材6Bが上記サイドフレーム2Aの内面側に対して突出する寸法が大きくなることがない。
1,1A…ベッド本体、2,2A…サイドフレーム、3…ヘッドボード、4…フットボード、6,6A,6B…受け部材、7…帯状垂直部、8…帯状水平部、9…連結プレート、19…脚部材、21…取付け部材、24,24a…床板、25…マットレス、31…載置体、32…箱状体、33…引き出し、35…係合支持部。

Claims (6)

  1. 平行に離間対向して配置された一対のサイドフレーム及びこれらサイドフレームの長手方向一端に連結されたヘッドボード及び他端に連結されたフットボードによって矩形枠状に形成されたベッド本体と、
    このベッド本体を所定の高さで支持する支持手段と、
    上記サイドフレームの内面に取付けられる帯状垂直部、この帯状垂直部の下端に直角に折曲形成された帯状水平部を有して上記サイドフレームとほぼ同じ長さに形成され、長手方向の両端に上記ヘッドボード及びフットボードの内面がそれぞれ連結固定される連結プレートが一体的に設けられた一対の受け部材と、
    この受け部材の上記帯状水平部の上面に幅方向の両端部を係合させて支持され上面にマットレスが載置される床板を具備し、
    上記サイドフレームの内面には、上記帯状垂直部が入り込んで係合する第1の取り付け溝が形成されていることを特徴とするベッド装置。
  2. 上記帯状垂直部の上端部には、この帯状垂直部の外面側に向かって係合支持部が折曲形成されていて、
    上記サイドフレームの内面には上記第1の取り付け溝の上端に上記係合支持部が入り込んで係合する第2の取り付け溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  3. 上記支持手段は、
    下端が接地して上記ベッド本体の長手方向の一端部を支持する上記ヘッドボードと、
    上記受け部材の上記帯状水平部の長手方向の上記フットボード側の端部の下面に一端と他端を連結固定して設けられた帯板状の取付け部材と、
    この取付け部材の長手方向の両端部の下面に上端が取付けられて上記ベッド本体の長手方向の他端部を支持する一対の脚部材と
    によって構成されていることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  4. 上記支持手段は、
    上記受け部材の長手方向の一端部と他端部に、それぞれ一端と他端を上記受け部材の帯状水平部の下面に連結固定して設けられた一対の帯板状の取付け部材と、
    この取付け部材の長手方向の両端部に取付けられて上記ベッド本体の長手方向の一端部と他端部をそれぞれ支持する各一対の脚部材と
    によって構成されていることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  5. 一側面が開口した箱状体及びこの箱状体に出し入れ可能に設けられた引き出しとから構成されるとともに、上面にマットレスの幅方向の一部が載置される載置体と、
    上記マットレスの幅寸法とほぼ同じ幅寸法を有し、上記載置体の長手方向一端面に幅方向の一端側が取付けられるヘッドボード及び長手方向他端面に幅方向の一端側が取り付けられるフットボードと、
    上記ヘッドボードとフットボードの幅方向の他端に設けられて、上記載置体、上記ヘッドボード及び上記フットボードと共にベッド本体を構成するサイドフレームと、
    上記ベッド本体を所定の高さで支持する支持手段と、
    帯状垂直部、この帯状垂直部の下端に直角に折曲形成された帯状水平部を有して上記サイドフレームとほぼ同じ長さに形成されてサイドフレームの内面及び上記載置体の上記サイドフレームに対向する外面に取付けられ長手方向の両端に上記ヘッドボード及びフットボードの内面がそれぞれ連結固定される連結プレートが一体的に設けられた一対の受け部材と、
    この受け部材の上記帯状水平部の上面に幅方向の両端部を係合させて支持され上面に上記マットレスの上記載置体の上面に載置されていない部分が載置される床板を具備し、
    上記サイドフレームの内面及び上記載置体の上記サイドフレームに対向する外面に設けられた上記受け部材には、上記帯状垂直部が入り込んで係合する第1の取り付け溝が形成されていることを特徴とするベッド装置。
  6. 上記支持手段は、
    上記載置体の下面の長手方向の一端部と他端部に垂設されて上記ベッド本体の幅方向の一端側を支持する複数の第1の脚体と、
    上記一対の受け部材の帯状水平部の長手方向の一端部と他端部の下面に一端と他端を連結固定して設けられた帯板状の取付け部材及びこの取付け部材の長手方向の上記載置体と反対側に位置する一方の端部の下面に上端が取付けられて上記ベッド本体の幅方向の他端側を支持する複数の第2の脚部材と
    によって構成されていることを特徴とする請求項5記載のベッド装置。
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