JP2009235304A - ニトリル共重合体ラテックス組成物およびニトリル共重合体ゴム組成物 - Google Patents
ニトリル共重合体ラテックス組成物およびニトリル共重合体ゴム組成物 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位10〜65重量%、共役ジエン単位15〜89.9重量%、ならびに、カチオン性単量体単位および/またはカチオンを形成可能な単量体単位0.1〜20重量%、を有するニトリル共重合体ゴム(A)のラテックスと、アスペクト比が30〜2,000である無機充填剤(B)と、HOY法によるSP値が8〜10.2である可塑剤(C)0.1〜200重量部と、を含有するニトリル共重合体ラテックス組成物、およびこのようなニトリル共重合体ラテックス組成物を凝固して得られるニトリル共重合体ゴム組成物。
【選択図】 なし
Description
好ましくは、前記ニトリル共重合体ラテックス組成物は、前記ニトリル共重合体ゴム100重量部に対して、10〜150重量部の塩化ビニル系樹脂および/またはアクリル系樹脂をさらに含有する。
好ましくは、前記ニトリル共重合体ゴム組成物は、該ニトリル共重合体ゴム組成物中のニトリル共重合体ゴム100重量部に対して、10〜150重量部の塩化ビニル系樹脂および/またはアクリル系樹脂をさらに含有する。
本発明によれば、上記ニトリル共重合体ゴム組成物に架橋剤を加えてなる架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物が提供される。
本発明によれば、上記架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を架橋してなるゴム架橋物が提供される。
さらに、本発明によれば、上記架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を筒状に成形し、マンドレルを挿入して得られる成形体を、架橋して得られるホースが提供される。本発明のホースは、好ましくは、上記架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物からなる層を含む2層以上の積層体を筒状に成形し、マンドレルを挿入して得られる成形体を、架橋して得られるものである。
まず、本発明で用いるニトリル共重合体ゴム(A)のラテックスを構成する、ニトリル共重合体ゴム(A)について説明する。
本発明で用いるニトリル共重合体ゴム(A)は、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位10〜65重量%、共役ジエン単位15〜89.9重量%、ならびに、カチオン性単量体単位および/またはカチオンを形成可能な単量体単位0.1〜20重量%を有する。
ニトリル共重合体ゴム(A)のラテックスの製造方法としては、特に限定されず、上記したニトリル共重合体ゴム(A)を構成する各単量体を共重合できる方法であれば良いが、たとえば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムなどの乳化剤を用いて約50〜1,000nmの平均粒径を有する共重合体のラテックスを得る乳化重合法や、ポリビニルアルコールなどの分散剤を用いて約0.2〜200μmの平均粒径を有する共重合体のラテックスを得る懸濁重合法(微細懸濁重合法も含む)などを好適に用いることができる。これらのなかでも、重合反応制御が容易なことから乳化重合法がより好ましい。
なお、以下において、適宜、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体を「単量体(m1)」とし、共役ジエン単量体を「単量体(m2)」とし、カチオン性単量体および/またはカチオンを形成可能な単量体を「単量体(m3)」とする。
また、重合反応を停止する重合転化率が低すぎると、未反応の単量体の回収が非常に困難になる。一方、高すぎると、得られるゴム架橋物の常態物性が悪化する。
本発明のニトリル共重合体ラテックス組成物は、上記ニトリル共重合体ゴム(A)のラテックスと、アスペクト比が30〜2,000である無機充填剤(B)と、HOY法によるSP値が8〜10.2(cal/cm3)1/2である可塑剤(C)と、を含有してなり、前記ニトリル共重合体ゴム(A)100重量部に対する、前記可塑剤(C)の比率が、0.1〜200重量部である。なお、本発明のニトリル共重合体ラテックス組成物は、各種特性が向上できるという観点より、ニトリル共重合体ゴム(A)のラテックスと無機充填剤(B)とが均一に混合・分散したものであることが好ましい。なお、これらを均一に分散させる方法としては、ニトリル共重合体ゴム(A)のラテックスに、無機充填剤(B)の水性分散液と、HOY法によるSP値が8〜10.2(cal/cm3)1/2である可塑剤(C)の水分散液と、を撹拌下で添加する方法が挙げられる。
本発明のニトリル共重合体ゴム組成物は、上記ニトリル共重合体ラテックス組成物を凝固し、必要に応じて水洗・乾燥することにより得ることができる。
本発明のニトリル共重合体ゴム組成物の調整方法は、特に限定されず、ニトリル共重合体ゴム(A)のラテックス組成物に、無機充填剤(B)、可塑剤(C)、アクリル系樹脂および/または塩化ビニル系樹脂、カップリング剤の全成分もしくは1つ以上の成分の全量もしくはその一部を含有させた後に凝固・乾燥し、残余の成分をロールやバンバリーミキサー等の混錬機で混錬して得ることもでる。また、ニトリル共重合体ゴム(A)のラテックス組成物を凝固、乾燥して得られたゴム組成物に、無機充填剤(B)、可塑剤(C)、アクリル系樹脂および/または塩化ビニル系樹脂、カップリング剤をロールやバンバリーミキサー等の混錬機で混錬して得ることもできる。
このようにして得られるニトリル共重合体ゴム組成物のムーニー粘度は、好ましくは5〜300、より好ましくは10〜250である。
カップリングの具体例としては、たとえば、ビス(3−(トリエトキシシリル)プロピル)ジスルフィド、ビス(3−(トリエトキシシリル)プロピル)テトラスルフィド等のスルフィド基含有シランカップリング剤;γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトメチルトリメトキシラン、γ−メルカプトメチルトリエトキシラン、γ−メルカプトヘキサメチルジシラザン等のメルカプト基含有シランカップリング剤;γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン等のエポキシ基含有シランカップリング剤;N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−トリエトキシシリル−N−(1,3−ジメチル−ブチリデン)プロピルアミン、N−フェニル−3−アミノプリピルトリメトキシシラン等のアミノ基含有シランカップリング剤;γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン等の(メタ)アクリロキシ基含有シランカップリング剤;ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリクロロシラン、ビニルトリアセトキシシラン等のビニル基含有シランカップリング剤;3−クロロプロピルトリメトキシシラン等のクロロプロピル基含有シランカプリング剤;3−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン等のイソシアネート基含有シランカプリング剤:p−スチリルトリメトキシシラン等のスチリル基含有シランカップリング剤;3−ウレイドプロピルトリエトキシシラン等のウレイド基含有シランカップリング剤;ジアリルジメチルシラン等のアリル基含有シランカップリング剤;テトラエトキシシラン等のアルコキシ基含有シランカップリング剤;ジフェニルジメトキシシラン等のフェニル基含有シランカップリング剤;トリフルオロプロピルトリメトキシシラン等のフロロ基含有シランカップリング剤;イソブチルトリメトキシシラン、シクロヘキシルメチルジメトキシシラン等のアルキル基含有シランカップリング剤;アセトアルコキシアルミニウムジイソポロピレートなどのアルミニウム系カップリング剤;イソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェート)チタネート、イソプロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチル)チタネート、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファイト)チタネート、テトラ(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)ビス(ジトリデジル)ホスファイトチタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)オキシアセテートチタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)エチレンチタネート、テトライソプロピルビス(ジオクチルホスファイト)チタネート、イソプロピルトリイソステアロイルチタネートなどのチタネート系カップリング剤;等が挙げられる。これらは一種単独でまたは複数種併せて用いることができる。
架橋剤は、ニトリル基含有共重合体ゴムの架橋剤として通常使用されるものであればよく、特に限定されない。代表的な架橋剤としては、ニトリル共重合体ゴム(A)の不飽和結合間を架橋する硫黄系架橋剤または有機過酸化物架橋剤が挙げられる。これらは一種単独でまたは複数種併せて用いることができる。これらのなかでも、硫黄系架橋剤が好ましい。
本発明のゴム架橋物は、上記架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を架橋してなる。
本発明の架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を架橋する際には、製造する成形品(ゴム架橋物)の形状に対応した成形機、たとえば、押出機、射出成形機、圧縮機、ロールなどにより成形を行い、次いで架橋反応させることにより架橋物の形状を固定化する。架橋を行う際には、予め成形した後に架橋しても、成形と同時に架橋を行ってもよい。成形温度は、通常、10〜200℃、好ましくは25〜120℃である。架橋温度は、通常、100〜200℃、好ましくは130〜190℃であり、架橋時間は、通常、1分〜24時間、好ましくは2分〜1時間である。
あるいは、ホースを、本発明の架橋物を含む多層のものとする場合には、本発明の架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物と、本発明の架橋物からなる層以外の層を形成することとなる樹脂又はゴム組成物と、を積層させながら筒状に成形し、得られた筒状の積層成形体にマンドレルを挿入することにより形状を固定し、架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を架橋させることにより製造することができる。
ニトリル共重合体ラテックスの等電点は、顕微鏡式電気泳動速度測定装置(ランクブラザース社製 マークII電気泳動速度測定装置)にて測定した。
ニトリル共重合体ゴムおよび架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物のムーニー粘度(ポリマー・ムーニー粘度、コンパウンド・ムーニー粘度)(ML1+4、100℃)は、JIS K6300に準拠して測定した。
架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を縦15cm、横15cm、深さ0.2cmの金型に入れ、加圧しながら160℃で20分間プレス成形してシート状のゴム架橋物を得た。得られたシート状のゴム架橋物を用いてJIS K6251に従い、ダンベル状3号形で打ち抜いた試験片を用いてゴム架橋物の引張強さ、伸びおよび100%引張応力を、また、JIS K6253に従い、デュロメータ硬さ試験機タイプAを用いてゴム架橋物の硬さを、それぞれ測定した。
上記常態物性の評価に用いたシート状のゴム架橋物と同様のものを準備し、燃料油として「イソオクタンとトルエンとエタノールを重量比2:2:1で混合したもの」を使用して、アルミカップ法によりガソリン透過係数を測定した。具体的には、100ml容量のアルミニウム製のカップに、上記燃料油を50ml入れ、その上にシート状のゴム架橋物をのせ、これで蓋をして、締め具で、シート状のゴム架橋物によりアルミカップ内外を隔てる面積が25.50cm2になるように調整し、該アルミカップを23℃の恒温槽内にて、放置し、24時間毎に重量測定することにより24時間毎の油の透過量を測定し、その最大量を透過量とするものである(単位:g・mm/m2・day)。
なお、ガソリン透過係数が低い程、良い。
上記常態物性の評価に用いたシート状のゴム架橋物と同様のものを用い、JIS K6261に従い、脆化温度を測定した。
上記常態物性の評価に用いたシート状のゴム架橋物と同様のものを準備し、燃料油としての「イソオクタンとトルエンとエタノールを重量比2:2:1で混合したもの」にジラウロイルペルオキシドを3重量%の濃度で溶解させた試験油中に、温度40℃、500時間(試験油は168時間当たり2回の割合で新規のものと交換した。)の条件にて、シート状のゴム架橋物を浸漬させた。そして、500時間経過後のサンプルについて、JIS K6253に準拠して、引張試験を行い、引張試験による伸長時にクラックの発生の有無を観察し、耐サワーガソリン性を評価した。
ニトリル共重合体ゴムのラテックスの製造
反応容器に、水240部、アクリロニトリル75.7部、2−ビニルピリジン2.2部およびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(乳化剤)2.5部を仕込み、温度を5℃に調整した。次いで、気相を減圧して十分に脱気してから、1,3−ブタジエン22部、重合開始剤であるパラメンタンヒドロペルオキシド0.06部、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム0.02部、硫酸第一鉄(7水塩)0.006部およびホルムアルデヒドスルホキシル酸ナトリウム0.06部、ならびに連鎖移動剤のt−ドデシルメルカプタン1部を添加して乳化重合の1段目の反応を開始した。反応開始後、仕込み単量体に対する重合転化率が42重量%、60重量%、に達した時点で、反応容器に1,3−ブタジエンをそれぞれ12部、12部追加して2段目、3段目の重合反応を行った。その後、仕込み全単量体に対する重合転化率が75重量%に達した時点でヒドロキシルアミン硫酸塩0.3部と水酸化カリウム0.2部を添加して重合反応を停止させた。反応停止後、反応容器の内容物を70℃に加温し、減圧下に水蒸気蒸留により未反応の単量体を回収してニトリル共重合体ゴム(n1)のラテックス(固形分:24重量%)を得た。
無機充填剤(B)として精製モンモリロナイト(製品名:クニピアF、クニミネ工業社製)100部を、蒸留水1995部に、ポリアクリル酸ナトリウム5部の存在下に添加して強攪拌し、固形分濃度5%、pH10の無機充填剤水性分散液を得た。また、可塑剤(C)としてのアジピン酸ジ(ブトキシエトキシエチル)(商品名「アデカサイザーRS−107」、旭電化工業社製)の50重量%水性エマルジョンを、乳化剤としてのオレイン酸カリウムを該可塑剤の2重量%使用し、強撹拌下で混合して調製した。
そして、得られたクラムを濾別、水洗した後、60℃で減圧乾燥してニトリル共重合体ゴム組成物を得た。なお、クレー(精製モンモリロナイト)のアスペクト比を原子間力顕微鏡で測定した結果、300であった。
次いで、バンバリーミキサを用いて、ニトリル共重合体ゴム組成物中のニトリル共重合体ゴム(n1)100部に対して、FEFカーボンブラック(シーストSO、東海カーボン社製)2部、架橋助剤としての亜鉛華5部およびステアリン酸1部を添加して50℃にて混合した。そして、この混合物をロールに移して架橋剤である325メッシュ硫黄0.5部およびテトラメチルチウラムジスルフィド(商品名「ノクセラーTT」、大内新興化学工業社製)1.5部、およびN−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(商品名「ノクセラーCZ」、大内新興化学工業社製、架橋促進剤)1.5部を添加して50℃で混練し、架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を調製した。
実施例1において、ニトリル共重合体ゴムを製造する際に、乳化重合1段目の反応の仕込み単量体をアクリロニトリル23.2部、1,3−ブタジエン74部、および2−ビニルピリジン2.8部にそれぞれ変更し、1段目の反応を開始した。反応開始後、仕込み単量体に対する重合転化率が38重量%、60重量%に達した時点で、反応容器にアクリロニトリルをそれぞれ4部、2.8部追加して2段目、3段目の重合反応を行った。その後、仕込み全単量体に対する重合転化率が75重量%に達した時点でヒドロキシルアミン硫酸塩0.3部と水酸化カリウム0.2部を添加して重合反応を停止させた。反応停止後、反応容器の内容物を70℃に加温し、減圧下に水蒸気蒸留により未反応の単量体を回収してニトリル共重合体ゴム(n2)のラテックス(固形分24重量%)を得た。ニトリル共重合体ゴム(n2)のラテックスの等電点のpHは2.7であった。また、ニトリル共重合体ゴム(n2)は、各単量体の含有割合が、アクリロニトリル単量体単位30重量%、1,3−ブタジエン単位68重量%、および2−ビニルピリジン単量体単位2重量%であり、ムーニー粘度75であった。そして、得られたニトリル共重合体ゴム(n2)を用いた以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1において、架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を調製する際に、ニトリル共重合体ゴム(n1)100部に対して、塩化ビニル樹脂のラテックス(塩化ビニル樹脂は45部)をさらに添加し、可塑剤(C)としてのアジピン酸ジ(ブトキシエトキシエチル)の量を30部にした以外は、実施例1と同様にして、ニトリル共重合体ゴム組成物を得た。得られたニトリル共重合体ゴム組成物をロールで170℃で5分間混錬した後、実施例1と同様に架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を調製する際に、ニトリル共重合体ゴム(n1)100部に対して、アクリル樹脂のラテックス(アクリル樹脂は45部)をさらに添加し、可塑剤(C)としてのアジピン酸ジ(ブトキシエトキシエチル)の量を30部にした以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
無機充填剤として、ナトリウム4珪酸雲母(合成マイカ、製品名:DMA−350、トピー工業社製)を使用した以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。なお、合成マイカのアスペクト比を原子間力顕微鏡で測定した結果、1,000であった。
無機充填剤として、合成サポナイト(製品名:スメクトンSA、クニミネ工業社製)を使用した以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。なお、アスペクト比を原子間力顕微鏡で測定した結果、50であった。
実施例1において、ニトリル共重合体ゴムを製造する際に、1段目の反応の仕込み単量体をアクリロニトリル76.7部、1,3−ブタジエン21.8部、およびN,N-ジメチルアミノプロピルアクリルアミド1.5部にそれぞれ変更した以外は、実施例1と同様にして重合反応を行い、アクリロニトリル単量体単位50重量%、1,3−ブタジエン単位48重量%、およびN,N-ジメチルアミノプロピルアクリルアミド単量体単位2重量%、ムーニー粘度71であるニトリル共重合体ゴム(n3)を得た。ニトリル共重合体ゴム(n3)のラテックスの等電点のpHは6.7であった。そして、得られたニトリル共重合体ゴム(n3)を用いた以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
ニトリル共重合体ゴム組成物を調製する際に、ニトリル共重合体ゴム(n1)と、無機充填剤と、可塑剤とを以下に説明するように非水系(dry blend)で混練した以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。
実施例1において、ニトリル共重合体ゴムを製造する際に、乳化重合1目の反応の仕込み単量体をアクリロニトリル95.5部、1,3−ブタジエン3部、および2−ビニルピリジン1.5部にそれぞれ変更し、1段目の反応を開始した。反応開始後、仕込み単量体に対する重合転化率が、それぞれ12重量%、22重量%、32重量%、42重量%、52重量%、に達した時点で、反応容器に1,3−ブタジエンをそれぞれ3部、3部、3部、4部、4部、追加して2段目、3段目、4段目、5段目、6段目の重合反応を行った。その後、仕込み全単量体に対する重合転化率が60重量%に達した時点でヒドロキシルアミン硫酸塩0.3部と水酸化カリウム0.2部を添加して重合反応を停止させた。反応停止後、反応容器の内容物を70℃に加温し、減圧下に水蒸気蒸留により未反応の単量体を回収してニトリル共重合体ゴム(n4)のラテックス(固形分20重量%)を得た。ニトリル共重合体ゴム(n4)のラテックスの等電点のpHは2.5であった。また、ニトリル共重合体ゴム(n4)は、各単量体の含有割合が、アクリロニトリル単量体単位70重量%、1,3−ブタジエン単位28重量%、および2−ビニルピリジン単量体単位2重量%であり、ムーニー粘度83であった。そして、得られたニトリル共重合体ゴム(n4)を用いた以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
実施例2において、ニトリル共重合体ゴムを製造する際に、乳化重合1段目の反応の仕込み単量体を2−ビニルピリジンを用いず、アクリロニトリル23部、1,3−ブタジエン70部にそれぞれ変更した以外は実施例2と同様にして重合反応を行い、アクリロニトリル単量体単位30重量%、1,3−ブタジエン単位70重量%、ムーニー粘度69であるニトリル共重合体ゴム(n5)を得た。ニトリル共重合体ゴム(n5)のラテックスは等電点を持たないものであった。そして、得られたニトリル共重合体ゴム(n5)を用いた以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1において、ニトリル共重合体ゴムを製造する際に、乳化重合1段目の反応の仕込み単量体をアクリロニトリル85部、1,3−ブタジエン5部、および2−ビニルピリジン10部にそれぞれ変更し、1段目の反応を開始した。反応開始後、仕込み単量体に対する重合転化率が、それぞれ15重量%、30重量%、45重量%、55重量%に達した時点で、反応容器に1,3−ブタジエン/2−ビニルピリジンをそれぞれ5部/5部、5部/5部、5部/5部、5部/5部追加して2段目、3段目、4段目、5段目の重合反応を行った。その後、仕込み全単量体に対する重合転化率が75重量%に達した時点でヒドロキシルアミン硫酸塩0.3部と水酸化カリウム0.2部を添加して重合反応を停止させた。反応停止後、反応容器の内容物を70℃に加温し、減圧下に水蒸気蒸留により未反応の単量体を回収してニトリル共重合体ゴム(n6)のラテックス(固形分24重量%)を得た。ニトリル共重合体ゴム(n6)のラテックスの等電点のpHは2.4であった。また、ニトリル共重合体ゴム(n6)は、各単量体の含有割合が、アクリロニトリル単量体単位49重量%、1,3−ブタジエン単位23重量%、および2−ビニルピリジン単量体単位28重量%であり、ムーニー粘度93であった。そして、得られたニトリル共重合体ゴム(n6)を用いた以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
無機充填剤として、アスペクト比が11の珪酸マグネシウム(製品名:ミストロンベーパー、日本ミストロン社製)を使用した以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
無機充填剤を使用しなかった以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
可塑剤を使用しなかった以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
可塑剤として、HOY法によるSP値が7.8(cal/cm3)1/2であるアルキルナフテンオイル(C10H7−CnH2n+1(n=16〜18)(製品名:バーレルプロセス油B−28AN、松村石油社)を使用した以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
可塑剤として、HOY法によるSP値が10.5(cal/cm3)1/2であるフタル酸ジメチル(製品名:DMF、大八化学工業社)を使用した以外は、実施例1と同様にして、各組成物を調製し、同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
また、アクリロニトリル単位の含有割合が高過ぎる場合には、脆化温度が高くなる結果となった(比較例2)。
そして、ニトリル共重合体ゴム中にカチオン性単量体単位および/またはカチオンを形成可能な単量体単位を含有しない場合には、ガソリン透過性に劣り、カチオン性単量体単位および/またはカチオンを形成可能な単量体単位の含有量が高すぎる場合には、脆化温度が高くなる結果となった(比較例3,4)。
また、無機充填剤として、アスペクト比が小さすぎるものを用いた場合、および無機充填剤を含有しない場合には、ガソリン透過性が大きくなり、また、可塑剤を含有しない場合には、脆化温度が高くなる結果となった(比較例5,6,7)。
さらに、可塑剤として、SP値が小さすぎるものを用いた場合、ガソリン透過性が大きくなり、また、SP値が大きすぎるものを用いた場合には、脆化温度が高くなる結果となった(比較例8,9)。
Claims (10)
- α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位10〜65重量%、共役ジエン単位15〜89.9重量%、ならびに、カチオン性単量体単位および/またはカチオンを形成可能な単量体単位0.1〜20重量%、を有するニトリル共重合体ゴム(A)のラテックスと、アスペクト比が30〜2,000である無機充填剤(B)と、HOY法によるSP値が8〜10.2(cal/cm3)1/2である可塑剤(C)と、を含有し、
前記ニトリル共重合体ゴム(A)100重量部に対する、前記可塑剤(C)の比率が、0.1〜200重量部であるニトリル共重合体ラテックス組成物。 - 前記無機充填剤(B)が、スメクタイト類である請求項1に記載のニトリル共重合体ラテックス組成物。
- 前記ニトリル共重合体ゴム100重量部に対して、10〜150重量部の塩化ビニル系樹脂および/またはアクリル系樹脂をさらに含有する請求項1または2に記載のニトリル共重合体ラテックス組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のニトリル共重合体ラテックス組成物を、凝固して得られるニトリル共重合体ゴム組成物。
- 前記ニトリル共重合体ゴム組成物中のニトリル共重合体ゴム100重量部に対して、10〜150重量部の塩化ビニル系樹脂および/またはアクリル系樹脂をさらに含有する請求項4に記載のニトリル共重合体ゴム組成物。
- 請求項4又は5に記載のニトリル共重合体ゴム組成物に架橋剤を加えてなる架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物。
- 請求項6に記載の架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を架橋してなるゴム架橋物。
- 2以上の層からなり、少なくとも1層が請求項7に記載のゴム架橋物から構成される積層体。
- 請求項6に記載の架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物を筒状に成形し、マンドレルを挿入して得られる成形体を、架橋して得られるホース。
- 請求項6に記載の架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物からなる層を含む2層以上の積層体を筒状に成形し、マンドレルを挿入して得られる成形体を、架橋して得られるホース。
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