JP2009233013A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】負圧発生源から排出される排気の風切り音などの気流による騒音を低減した電気掃除機を提供する。
【解決手段】電気掃除機は、筐体101内の前方部に位置し、塵埃貯留部201を収容する第1の空間と、筐体101内の後方部に位置し、負圧発生源221を収容する第2の空間とを有している。第1の境界壁121によって第1の空間と区画され、第2の境界壁131によって第2の空間と区画された、第3の空間とを備えている。第2の境界壁には、第2の空間と上記第3の空間とを連通する連通口133が設けられ、排気の一部が、連通口133および第3の空間を経由して筐体の外部に排出される。
【選択図】図1

Description

この発明は、筐体の内部に負圧発生源および塵埃貯留部を設けた電気掃除機に関し、特にその使用時の騒音の低減を図った電気掃除機に関する。
近年、電気掃除機に設けられる負圧発生源としてのモータ等の性能が向上し、電気掃除機の吸引力がより強化されている。それにより清掃効率が向上する反面、モータの駆動音や負圧発生源による気流の騒音が増大するという問題がある。
特許文献1(特開平10−201677号公報)には、塵埃貯留部収容室およびモータ収容室を二重壁構造とした電気掃除機が開示されている。この電気掃除機においては、塵埃貯留部収容室およびモータ収容室の内壁に複数の貫通孔を形成し、内壁と外壁との間に吸音材を配置している。
これによりモータが駆動されるときに、モータそのものが発する騒音およびモータから発せられ塵埃貯留部を経由して外部に放出される騒音を低減することを意図している。
特開平10−201677号公報
特許文献1に記載の電気掃除機のように、モータ収容室等を二重壁構造とし二重壁の内部に吸音材を配設することで、モータそのものが発する騒音低減の効果が期待できる。しかし、負圧発生源から排出される排気の風切り音等の気流による騒音を低減することはできない。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、負圧発生源から排出される排気の風切り音などの、気流による騒音を低減した電気掃除機を提供することを目的とする。
この発明に基づいた電気掃除機に従えば、筐体と、上記筐体内に配置された塵埃貯留部と、負圧を発生させる負圧発生源と、上記塵埃貯留部と上記負圧発生源とを連通させるダクトとを備えている。上記筐体内の前方部に位置し、上記塵埃貯留部を収容する第1の空間と、上記筐体内の後方部に位置し、上記負圧発生源を収容し、上記負圧発生源からの排気を上記筐体の外部に排出する排気口により外部空間と連通し、上記第1の空間とは上記ダクトで連通された第2の空間と、上記筐体内に位置し、第1の境界壁によって上記第1の空間と区画され、第2の境界壁によって上記第2の空間と区画された、上記第1の空間と上記第2の空間との間に少なくともその一部が位置する第3の空間とを含んでいる。上記第2の境界壁には、上記第2の空間と上記第3の空間とを連通する連通口が設けられ、上記負圧発生源からの排気の一部が、上記連通口および上記第3の空間を経由して、上記筐体の外部に排出される。
上記電気掃除機において好ましくは、上記第3の空間は上記第1の空間の下方にも連続しており、上記第3の空間を経由して排出される排気の少なくとも一部を上記筐体の下方に排出する排気孔が上記筐体に設けられている。
上記電気掃除機において好ましくは、上記連通口にフィルタが配設されている。
上記電気掃除機において好ましくは、上記第3の空間の内壁には吸音材が配設されている。
本発明に係る電気掃除機によると、負圧発生源から排出される排気の風切り音などの気流による騒音を低減することができる。
以下、この発明に基づいた実施の形態における電気掃除機の構造について、図を参照しながら説明する。
まず、本実施の形態に係る電気掃除機を模式的に記載した図1および図2に基づき、本発明に係る電気掃除機の構造および給排気経路の概略について説明する。図1は、本実施の形態における電気掃除機の構造を模式的に示すものであり、図2におけるI−Iに沿った線で切断した水平断面図である。図2は、同図1におけるII−IIに沿った線で切断した縦断面図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係る電気掃除機は、筐体101と、筐体101内の前方部に収容された塵埃貯留部201と、筐体101内の後方部に収容された負圧発生源221とを備えている。なお図1および図2において左側が掃除機本体の前方側であり、右側が掃除機本体の後方側である。
塵埃貯留部201は、その下部を構成するダストカップ203と、その上部を構成する蓋体211により構成されている。ダストカップ203は有底の略円筒状に構成されている。ダストカップ203の内部では、塵埃と空気とが高速で旋回し、旋回時の遠心力により大きな塵埃と空気とが分離される。
ダストカップ203の内部には、その上方空間と下方空間とを中心部において区切る円盤状の仕切板205が設けられている。仕切板205の上面には、筒状の排気筒207が接続されている。排気筒207の側面には、排気筒207の内部空間に連通する通気孔209が設けられている。通気孔209および排気筒207を経由してダストカップ203内で旋回した空気がダクト230に排出される。
通気孔209には図示しないフィルタが配設されている。旋回により除去しきれなかった微細な塵埃が、このフィルタにより空気から除去される。これにより微細な塵埃が排気筒207の内部に導かれることが防止される。
塵埃貯留部201の上流側には、図示しない吸口体に接続された柔軟な吸込み管190が接続されている。床などの清掃面に配置された吸口体で吸込まれた塵埃は、吸引された空気により吸込み管190を経由して塵埃貯留部201に運ばれる。
負圧発生源221は、回転軸が縦方向に配置されたモータ223とその回転軸に接続されモータ223に駆動されるタービン225とを有している。負圧発生源221の上端と塵埃貯留部201とはダクト230により連通されている。
負圧発生源221の下流側には、フィルタ241が配設されている。負圧発生源221から排出された排気に含まれる微細な塵埃が、フィルタ241により除去される。このフィルタ241は、排気筒207の通気孔209に設けたものよりもさらに微細な塵埃を捕獲できるものを用いている。負圧発生源221の下方側には筐体101内の後端部に連通する通気路243が形成されている。
図2に示すように、負圧発生源221と並んで電源コード253を巻き取るコードリール251が配設されている。コードリール251が設けられたコードリール収容空間は、その前部において負圧発生源221が配設された空間の前部側に、通気口255により連通している。また、コードリール収容空間は、その後端部において負圧発生源221が配設された空間の後端部側にも通気口257により連通されている。これにより通気口255からコードリール収容空間を経由して通気口257に至る通気経路が形成されている。
塵埃貯留部201は、筐体101の内部の前方部に形成された第1の空間に配置されている。負圧発生源221およびコードリール251は、筐体101の内部の後方部に形成された第2の空間に配置されている。第1の空間と第2の空間との間には第3の空間が形成されている。
第1の空間と第3の空間との間には第1の境界壁121が設けられている。第1の空間と第3の空間とは第1の境界壁121により仕切られている。第3の空間と第2の空間との間には第2の境界壁131が設けられている。第3の空間と第2の空間とは第2の境界壁131で区画されているが、第2の境界壁131には連通口133が設けられており第2の空間と第3の空間とが連通されている。
第3の空間は、第1の境界壁121および第2の境界壁131とに挟まれており、その外周側は筐体101により囲まれている。但し筐体101には、筐体101を構成する部材の合わせ目などに僅かな隙間Gがあり、この隙間Gを介して外部と連通している。
負圧発生源221およびコードリール251が配設された第2の空間は、筐体101の後端部に設けられた排気孔151により外部に連通している。負圧発生源221からの排気の大部分がこの排気孔151から排出されるように、排気孔151の開口面積は十分に大きくされている。
次に、図1および図2に示した電気掃除機の動作について説明する。モータ223を駆動して負圧発生源221で負圧を発生させる。その負圧により図示しない吸口体から塵埃を含んだ空気が吸引される。吸引された空気は、吸込み管190により導かれて塵埃貯留部201に到達する。
塵埃貯留部201に到達した塵埃を含んだ空気は、塵埃貯留部201内で、ダストカップ203の内壁に沿って高速で旋回する。その旋回流は徐々に下降しながらダストカップ203の底部に到達し、この過程で旋回流の遠心力により塵埃を分離する。分離された塵埃はダストカップ203の底部に滞留する。
塵埃が分離された空気は、通気孔209を通じて排気筒207に吸引される。排気筒207に導かれて、吸引された空気はダクト230に到達し、ダクト230を経由して負圧発生源221に吸引される。
負圧発生源221に吸引された空気は、フィルタ241を介して負圧発生源221の外部(第2の空間)に排気される。第2の空間に排出された排気は、3つの排気経路により筐体101の外部に排出される。
第1の排気経路は、負圧発生源221の下方に設けられた通気路243を通り、排気孔151から排出される排気経路。第2の排気経路は、通気口255を経由してコードリール251が配設されたコードリール収容空間を通り、通気口257を経由して排気孔151から排出される排気経路。排気がコードリール収容空間を通過するときにコードリール251および電源コード253を冷却する。これによりにコードリール251および電源コード253の過熱を防止する。
第3の排気経路は、連通口133を経由して第3の空間に導かれ、隙間Gを通って外部に排出される排気経路である。図1および図2に示すように、隙間Gは筐体101の上面、底面および両側面に形成されている。図1および図2においては、隙間Gは実際よりも大きく描いている。
本実施の形態においては、第1の空間と第2の空間との間に第3の空間を形成し、第3の排気経路を設けたことにより、排気の一部を第3の排気経路により排出することができる。これにより筐体101の後端部に設けられた排気孔151から排出される排気の流量を低減させることができる。これにより排気孔151から排気が排出されるときに発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
第3の排気経路に導かれる排気の流量は、第1および第2の排気経路に導かれる排気の流量の5%程度とすることが好ましい。これにより排気孔151からの排気の流量を、排気騒音を減少させる効果が得られる程度に減少させることができる。その一方、5%程度の流量であれば、第3の排気経路からの排気による新たな騒音の発生を最小限にすることができる。ただし、第3の排気経路に導かれる排気の流量は、5%に限定されるものではなく、他の要因を考慮しながら適宜決定すればよい。
第3の排気経路に導かれる排気の流量の設定は、連通口133の開口面積、第3の空間における流路抵抗および隙間Gの開口面積を調整することにより行なうことができる。
第3の排気経路における騒音をさらに低減させるため、第3の空間に吸音材123を配置しても良い。吸音材としては、発泡樹脂などの樹脂材料や、グラスウールやフェルトなどの繊維などを用いることができる。これにより第3の空間を経由して排出される排気の騒音をさらに低減することができる。また、モータなどの騒音が第3の排気経路を経由して外部に放出されることも抑制することができる。
また、第3の排気経路からの排気の少なくとも一部を床面に向かって排気するようにしてもよい。床面への排気の排出は排気音が最も放散されにくく好ましい。したがって、排気の一部を床面に向かって排出することで、第3の排気経路からの排気の騒音をさらに低減することができる。このとき床面に排出する排気の流量を制限することにより、床面の塵埃が排気に吹き飛ばされることを回避することができる。
次に、より具体的な構造を示した図3および図4を用いて、特に第1ないし第3の排気経路について具体的に説明する。図3は、本実施の形態に係る電気掃除機の分解斜視図、図4は、同縦断面図である。なお、図1および図2で説明した部材と対応する部材には同一の参照番号を付しその説明は繰り返さない。
図3および図4に示す電気掃除機の筐体101は、図3に示すように、大きく分けて前部筐体301、ダストカップ部筐体321、上部筐体341、後端部筐体361、下部筐体381の5つの部材に分割されている。これらの部材は相互に嵌め合わされ、手動操作により解除可能なロック機構やねじ止めなどにより相互に固定されている。
前部筐体301は、筐体101の前方部を構成する。前部筐体301には吸込み管190が接続されている。前部筐体301はその内部に塵埃貯留部201が収容される空間(第1の空間)を有している。
ダストカップ部筐体321は、前部筐体301の上部に嵌め合わされ、解除可能なロック機構により着脱自在に取り付けられている。ダストカップ部筐体321は、塵埃貯留部201の上端部を保持している。また、ダストカップ部筐体321により塵埃貯留部201が収容される第1の空間の上部が密閉される。
下部筐体381は、筐体101の底面およびそれに連続する側面を構成している。下部筐体381の側面には車輪401が取り付けられている。また、下部筐体の前部底面には、方向転換可能な自在車輪403が取り付けられている。
下部筐体381の前部には前部筐体301が嵌め合わされ、ねじ止めされて固定されている。ただしその嵌め合わせ部には僅かな隙間Gが存在している。下部筐体381の内部には、負圧発生源221とその上部に取り付けられたダクト230とが収容される。
下部筐体381の前方部(ダストカップ部筐体321が上方に位置する部分)は、その上面に沿って第3の排気経路の一部が形成されている。
負圧発生源221が収容された第2の空間と第3の空間との間には、第2の境界壁131が設けられている。第2の境界壁131には、第2の空間と第3の空間とを連通させる連通口133が設けられている。
負圧発生源221およびダクト230を覆うように上部筐体341が下部筐体381に固定されている。上部筐体341は下部筐体381に嵌め合わされ、ねじ止めにより固定されている。
下部筐体381および上部筐体341の後端部には、後端部筐体361が取り付けられている。後端部筐体361にはその中央部に排気孔151を構成する多数の小孔が設けられている。
図3および図4を参照して、本実施の形態の電気掃除機における空気の流れについて説明する。負圧発生源221のモータを駆動して負圧発生源221で負圧を発生させる。その負圧により図示しない吸口体から塵埃を含んだ空気が吸引される。吸引された空気は、吸込み管190により導かれて塵埃貯留部201に到達する。
塵埃貯留部201に到達した塵埃を含んだ空気は、塵埃貯留部201内で、ダストカップ203の内壁に沿って高速で旋回する。このとき旋回流の遠心力により塵埃が分離される。分離された塵埃はダストカップ203の底部に滞留する。
塵埃が分離された空気はダクト230に導かれ、ダクト230を経由して負圧発生源221に吸引される。負圧発生源221に吸引された空気は、負圧発生源221の外部(第2の空間)に排気される。第2の空間に排出された排気は、上述のように3つの排気経路により筐体101の外部に排出される。
第1の排気経路は、負圧発生源221の下方に設けられた通気路243を通り、排気孔151から排出される排気経路である。通気路243は、下部筐体381の内底面と負圧発生源221との間に形成されている。
第2の排気経路は、通気口255を経由してコードリール251が配設されたコードリール収容空間を通り、通気口257を経由して排気孔151から排出される排気経路である。
第3の排気経路は、連通口133を経由して第3の空間に導かれ、隙間Gを通って外部に排出される排気経路である。図4を見ると、第3の空間がほとんど存在しないように見えるが、円筒状のダストカップ203を取り巻くように第1の境界壁121が湾曲して設けられているため、図4で示した断面と異なる断面においては、流路となる十分な空間を有している。
図3に示すように、筐体101は、前部筐体301、ダストカップ部筐体321、上部筐体341、後端部筐体361、下部筐体381の5つの部材を嵌め合わせて構成されているのでその嵌め合わせ部には特別な気密処理をしない限り僅かな隙間Gが形成される。
第3の空間に導かれた排気は、下部筐体381の前部の内底面に沿って流れ、前部筐体301と下部筐体381との嵌め合わせ部の隙間Gから外部に放出される。
下部筐体381には自在車輪403が設けられており、その部分は窪んだ形状としている。この窪んだ部分に、床面に向かって開放した排気孔387を設け、排気孔387から第3の空間に導かれた排気の一部を放出するようにしてもよい。
このように本実施の形態においては、第1の空間と第2の空間との間に第3の空間を形成し、第3の排気経路を設けたことにより、排気の一部を第3の排気経路により排出することができる。これにより筐体101の後端部に設けられた排気孔151から排出される排気の流量を低減させることができる。その結果、排気孔151から排気が排出されるときに発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
また、筐体101を構成する複数の部材の合わせ目に形成された隙間Gから第3の排気経路からの全ての排気を放出する場合には、新たな排気口を形成する必要がない。これにより排気口を新たに設けることによる美観の悪化を回避することができる。また、下部筐体381に排気口387を設けた場合にも、外観上は排気口387は見えないので、美観の悪化を回避することができる。
第3の排気経路における騒音をさらに低減させるため、第3の空間に吸音材を配置しても良い。これにより第3の空間を経由して排出される排気の騒音をさらに低減することができる。また、モータなどの騒音が第3の排気経路を経由して外部に放出されることも抑制することができる。
さらに、第2の空間と第3の空間との間に設けられた連通口133にフィルタを取り付けるようにしてもよい。フィルタを取り付けることにより、第3の空間を経由して排出される排気の清浄度をさらに向上させることができる。また、フィルタの流路抵抗を調整することにより、第3の排気経路への流量の調節を行なうことができる。
本実施の形態においては、塵埃を遠心力で分離する所謂サイクロン方式の電気掃除機について説明したが、紙パックに塵埃を収容する紙パック方式の電気掃除機に本願発明を適用することも可能である。
図3および図4に示した電気掃除機において、本発明による排気騒音低減の効果を実験により確認した。比較例として、第3の排気経路を有しない電気掃除機、すなわち、連通口133を設けていない電気掃除機の騒音を測定した。
電気掃除機の上方1メートルと、側方1メートルの2箇所において騒音を測定したところ、本実施の形態の電気掃除機は比較例の電気掃除機よりも、騒音が0.2dBを低減した。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
この発明に基づいた実施の形態における電気掃除機の構造を模式的に示すものであり、図2におけるI−Iに沿った線で切断した水平断面図である。 この発明に基づいた実施の形態における電気掃除機の構造を模式的に示すものであり、図1におけるII−IIに沿った線で切断した縦断面図である。 この発明に基づいた実施の形態における電気掃除機の分解斜視図である。 この発明に基づいた実施の形態における電気掃除機の縦断面図である。
符号の説明
101 筐体、121 第1の境界壁、123 吸音材、131 第2の境界壁、133 連通口、151 排気孔、190 吸込み管、201 塵埃貯留部、203 ダストカップ、205 仕切板、207 排気筒、209 通気孔、211 蓋体、221 負圧発生源、223 モータ、225 タービン、230 ダクト、241 フィルタ、243 通気路、251 コードリール、253 電源コード、255,257 通気口、301 前部筐体、321 ダストカップ部筐体、341 上部筐体、361 後端部筐体、381 下部筐体、387 排気孔、401 車輪、403 自在車輪、G 隙間。

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置された塵埃貯留部と、
    負圧を発生させる負圧発生源と、
    前記塵埃貯留部と前記負圧発生源とを連通させるダクトとを備え、
    前記筐体は、
    前記筐体内の前方部に位置し、前記塵埃貯留部を収容する第1の空間と、
    前記筐体内の後方部に位置し、前記負圧発生源を収容し、前記負圧発生源からの排気を前記筐体の外部に排出する排気口により外部空間と連通し、前記第1の空間とは前記ダクトで連通された第2の空間と、
    前記筐体内に位置し、第1の境界壁によって前記第1の空間と区画され、第2の境界壁によって前記第2の空間と区画された、前記第1の空間と前記第2の空間との間に少なくともその一部が位置する第3の空間と、を含み、
    前記第2の境界壁には、前記第2の空間と前記第3の空間とを連通する連通口が設けられ、前記負圧発生源からの排気の一部が、前記連通口および前記第3の空間を経由して、前記筐体の外部に排出される、電気掃除機。
  2. 前記第3の空間は前記第1の空間の下方にも連続し、
    前記第3の空間を経由して排出される排気の少なくとも一部を前記筐体の下方に排出する排気孔が前記筐体に設けられている、請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記連通口にフィルタが配設されている、請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 前記第3の空間の内壁には吸音材が配設されている、請求項1から3のいずれかに記載の電気掃除機。
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