JP2009232964A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別図柄ゲームを実行する複数の表示装置を備えた遊技機において、偶発的に複数の特別図柄ゲームが複数同時に進行したとき、遊技者は常に複数の変動表示装置に注意を払らっていなければならず、遊技の興趣が削がれる問題が生じていた。
【解決手段】複数の特別図柄ゲームが同時に進行する事態が生じたときは、先に特別図柄ゲームを開始した表示装置の変動終了と、後から特別図柄ゲームを開始した表示装置の変動終了が同期するように、同時進行している特別図柄ゲームの特別図柄の変動時間を調整する。
【選択図】図5

Description

本発明は、始動口に入球することにより変動表示装置に表示される識別情報がスクロール変動し、所定時間後に変動停止したときの識別情報の停止表示結果態様に基づいて遊技価値の付与を可能とする、識別情報ゲームを行う遊技機において、当該識別情報ゲームを実行する変動表示装置を複数備えたパチンコ遊技機に関する。
識別情報ゲームを実行する複数の表示装置を備えた遊技機においては、各表示装置における識別情報ゲームは別個独立に発生し、当該識別情報ゲームの停止表示結果態様に基づいて別個独立に大入賞口の開放などの遊技価値が付与されていた。
このときに複数の識別情報ゲームが同時に進行する事態が生じたとき、当該識別情報ゲームの結果に応じて最大の利益を得るためには、遊技者は常に複数の表示装置に注意を払っていなければならなかった。
そこで、従来は、識別情報ゲームが複数同時に進行する事態が生じた際には、一方を中断して当該ゲームが同時進行しないように遊技機を制御していた(特許文献1参照)。
特開2005−185682号公報
上記従来例においては、発生した複数の識別情報ゲームは順次行われることとなるので、当該複数の識別情報ゲームを全て終了させる迄には相当の時間を費やさねばならなかった。
したがって、当該識別情報ゲームで付与されるかもしれない遊技価値の享受を延々と待つこととなるので、遊技の興趣が削がれる問題が生じていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、複数の識別情報ゲームが同時に進行するときは、複数の変動表示装置で変動している識別情報が同時に変動停止する遊技機の提供を目的とする。
複数の始動口と、各始動口に対応する識別情報を変動可能な複数の表示手段と、
当該各表示手段の識別情報を、始動口への入球に基づいてゲーム実行フラグを立てると共に、識別情報の所定時間変動と乱数抽選の判定結果に応じた図柄で停止表示させる識別情報変動ゲームと、当該判定が大当りのときには、大当りフラグを立てて、大入賞口を複数回開閉する大当りゲーム、又は、当該大当りゲームに加えて、遊技者に有利な特別遊技状態へ移行する遊技価値を付与可能とする特別遊技とを行う識別情報ゲームを実行する各識別情報ゲーム実行手段と、
少なくとも前記各手段を含むパチンコ遊技各種手段を制御する遊技制御手段と、
を備えたパチンコ遊技機において、
前記遊技制御手段が、
前記各識別情報ゲーム実行手段の内、識別情報ゲーム実行中である識別情報ゲーム実行手段の大当りフラグを監視し、当該大当りフラグが複数検知されたときは、当該大当りフラグが検知された識別情報ゲーム実行中の各識別情報ゲーム実行手段を制御して、前記所定変動時間を設定変更し、識別情報の変動終了を同期させると共に大当りゲームにおける大入賞口の開閉を同期させる制御を行うことを特徴とする。
また、識別情報ゲーム開始の契機となる複数の始動口を、上下に連接した始動口にすることにより、1の識別情報ゲームが開始されると必ず他の識別情報ゲームも開始されることとなるので、遊技の興趣が向上する。
実行中の複数の識別情報ゲームの結果が短時間で判明するので、遊技のスピード感が向上し、遊技の興趣が向上する効果を奏する。
さらに、各識別情報ゲームにて付与される遊技価値、例えば、変動入賞装置同士を一方に入賞すれば他方にも入賞易し易い遊技媒体特定流路に近接配置することにより、複数の識別情報ゲームの結果が個々バラバラであっても、すなわち、一方はハズレ、他方は当たりとなった場合でも、遊技球の狙う箇所を確認することなく、当たりが発生すれば、どちらの変動ゲームによる当たりであるかに係わらず遊技球の狙う箇所が同様箇所となるので、遊技者が獲得する賞球が増加して遊技の興趣をさらに向上する効果を奏する。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係わる弾球遊技機の正面斜視図、図2は遊技盤9の正面模式図、図3はパチンコ遊技機の裏面斜視図、図4は制御回路のブロック構成図、図5は本発明の、特別図柄変動表示装置相互間の変動状態を示す図、図6は本発明の実施例の制御処理を示すフローチャートである。
図1に示すように、本実施形態例に係わる弾球遊技機1は、遊技場の島設備に設置される外枠2と、外枠2の内側に設けられた本体(プラ枠)3,本体3に収納保持される遊技盤9、本体3に扉状に開閉自在に取り付けられた前扉と、当該前扉に更に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス枠に保持されたガラス板7と、前扉の上部に取り付けられたスピーカ4、電飾5、本体(プラ枠)3下方に取り付けられた、遊技球を貯留する球受皿6、発射駆動装置8、発射駆動装置へ案内された遊技球を打ち出す操作ハンドル8−1等を具備している
遊技盤9は、ガイドレール10で囲まれた遊技領域を有しており、遊技者の手動操作によって発射ハンドル8−1が任意角度に回転されると、発射装置8から遊技領域に向けて遊技球が打ち出されるようになっている。遊技領域の中央付近には液晶パネル(LCD)等からなる第1特別図柄変動表示装置11−1、第2特別図柄変動表示装置11−2が併設されており、当該第1特別図柄変動表示装置10の側方には、遊技球が通過(以下「通過」を「入球」という)したことを契機に、第1の識別情報(以下「識別情報」を「特別図柄」という)についての乱数抽選の実行、及び第1の特別図柄の変動を開始させる第1スルーゲート12(以下「第1始動口」という)と、同様に遊技球が通過したことを契機に、第2の特別図柄についての乱数抽選の実行、及び第2の特別図柄の変動を開始させる第2スルーゲート13(以下「第2始動口」という)が配設されており、さらに、当該第1始動口12と第2始動口は、上下に連接する形で配設されている。
併設されている第1特別図柄変動表示装置11−1、第2特別図柄変動表示装置11−2の下方には、入賞部となる第1、第2大入賞口14,15と当該大入賞口14,15を開閉する開閉手段を備える役物装置が配設され、当該第1大入賞口14と第2大入賞口15の配置は、一方に入賞すれば他方にも入賞易し易い遊技媒体特定流路に近接配置されており、この第1大入賞口14、第2大入賞口15は、第1、及び第2の特別図柄についての乱数抽選結果に基づいて開閉動作される。
さらに、遊技領域には、前記第1、第2始動口12、13、第1、第2大入賞口14,15、一般入賞口16の他に図示しない複数の釘、風車等が配設されているが、入賞口に入球しなかった遊技球は遊技領域の最下端部に設けられたアウト口17から遊技盤9の裏面に排出される。
また、パチンコ遊技機の裏面には、遊技制御手段18、払出制御手段19、払出装置19−1、発射駆動装置8を制御する発射制御手段20、ランプや電飾5を制御するランプ制御手段21、スピーカ4等の音響装置を駆動制御する音響制御手段22等の制御手段が配設されている。
図4(A)、(B)に基づいて、制御回路の構成、及びその動作を説明する。
遊技制御手段18は、演算を行うCPU23、遊技制御プログラム、乱数テーブル等を記憶したROM24、RAM25、第1特別図柄ゲーム実行手段26、第2特別図柄ゲーム実行手段27、表示制御手段28、I/O端子29、30等から構成されている。
前記第1,第2特別図柄ゲーム実行手段26、27は、各々の始動口に遊技球が入球することにより各々第1、第2始動口ゲーム実行フラグを立てると共に大当りか否かを決定する乱数抽選とその判定を行い、当該判定結果に応じた変動内容と停止図柄を決定し、表示制御手段28を介して特別図柄の変動開始、所定変動時間後に停止したときの表示図柄を、前記停止図柄となるように制御する第1、第2特別図柄ゲーム実行手段26−1、27−1と、前記停止図柄が大当り図柄のときは、大当りフラグを立てて、大入賞口14、15を開閉する大当りゲームの実行、又は、停止した図柄が特定の図柄である場合には、前記大当りゲームの実行に加えて、大当り確率上昇変動遊技(以下「確変」という)、図柄変動時間短縮化遊技(以下「時短」という)などの通常時より有利な特別遊技状態への移行を設定する第1、第2特別図柄特別遊技実行手段26−2、27−2とから構成されている。
前記遊技制御手段18の入力側には、一般入賞口16に入球したことを検出する一般入賞口入球検知センサ31、第1始動口12に遊技球が通過したことを検出する第1始動口入球検知センサ32、第2始動口13に遊技球が通過したことを検出する第2始動口入球検知センサ33、第1大入賞口14に配設されてラウンドを継続させる特別領域を遊技球が通過したことを検出する第1V入球検知センサ34、第2大入賞口15に配設されてラウンドを継続させる特別領域を遊技球が通過したことを検出する第2V入球検知センサ35、第1大入賞口14又は第2大入賞口15の大当りゲームを終了させる条件、例えば、大入賞口の所定回数の開閉動作終了、開放状態が30秒経過すること、或いは、遊技球が、例えば10個入球したことを条件とする場合の条件の1である、第1大入賞口14、第2大入賞口15への遊技球への入球数をカウントする入賞球カウントセンサ36等が接続されている。
ここで、前記ラウンドとは、前記大当りゲームの前記終了条件を成就して大入賞口14,15が閉状態となることを1ラウンドといい、大入賞口の前記特別領域を通過した遊技球1に付き1ラウンド継続して実行可能であり、予め決定されているラウンド数実行すると継続を終了する。
また、その出力側には、ランプ制御手段21、音響制御手段22、払出制御手段19、第1特別図柄変動表示装置11−1、第2特別図柄変動表示装置11−2、第1大入賞口14,第2大入賞口15を各々開閉する第1大入賞口ソレノイド37、第2大入賞口ソレノイド38、その他の役物を作動させる役物駆動ソレノイド39、が接続されている。
始動口に入球したときの遊技の一連の動作について説明する。
発射装置8−1にて発射された遊技球が第1始動口12を入球すると、続けて第2始動口13にも入球することになるので、当該入球を契機に第1、第2特別図柄ゲームが順次開始される。
すなわち、第1の特別図柄についての乱数抽選とその判定、及び変動時間が設定されて第1特別図柄変動表示装置11−1の変動が開始され、続いて第2の特別図柄についての乱数抽選とその判定、及び変動時間が設定されて第2特別図柄変動表示装置11−2の変動が開始される。
ここで、前記第1の特別図柄についての乱数抽選が大当りであって、続く第2の特別図柄についての乱数抽選も大当りのときは、第1特別図柄ゲームで設定されている変動時間終了時刻に同期して、第2特別図柄変動ゲームの終了すなわち、第2特別図柄ゲームにおける特別図柄の変動が終了するように、第2特別図柄ゲーム実行手段27に設定された変動時間を調整する。
すると、第1、第2特別図柄表示装置11−1、11−2は同時に変動停止し、次いで第1,第2大入賞口14,15は、同時に開放される。
しかも、一方に入賞すれば他方にも入賞易し易い遊技媒体特定流路に近接配置されているから、一方の大入賞口を狙って遊技球を発射すれば、当該一方の大入賞口に入球しなくても、他方の大入賞口に入球する可能性があるので、遊技者にとっては、入賞球の獲得チャンスが拡大するので遊技の興趣が向上する。
ここでは、第1特別図柄が大当りの特別図柄変動ゲームが先に開始したとして説明したが、第2特別図柄が大当りの特別図柄変動ゲームを先にした場合は、前記第1と第2を入れ替えれば良いこととなる。
次に本発明の制御処理について説明する。
第1始動口入球検知センサ32より第1始動口入球検知信号を遊技制御手段18が受信すると、CPU23は第1特別図柄ゲーム実行手段26にゲーム開始信号を出力する。すると、第1特別図柄ゲーム実行手段26は、第1特別図柄ゲーム実行フラグを立て、ROM24の乱数テーブルを用いて乱数抽選とその抽選結果に基づく大当りか否かの判定を行ない、当該判定結果に応じた変動内容、所定変動時間(X)、停止図柄等を第1始動口ゲーム信号として表示制御手段29に出力すると共に、前記判定結果が大当りのときは第1始動口大当りフラグを立て、通常時より有利な特別遊技状態への移行という遊技者に有利な遊技価値がある場合は、当該遊技価値をRAM25に記憶する。
一方、当該ゲーム信号を受信した表示制御手段29は、第1特別図柄変動表示装置11−1の変動を開始させ、所定変動時間(X)が経過すると前記抽選結果の停止図柄となるように第1特別図柄変動表示装置11−1の変動を制御する。
また、第1特別図柄ゲーム実行手段26は、所定変動時間(X)が経過すると、大当りフラグの有無を判断し、大当りフラグが立っているときは、第1大入賞口ソレノイド37を制御して大当りゲームを実行し、前記の大当りゲーム終了条件の成就により大入賞口14を閉制御し、第1特別図柄ゲーム実行フラグ及び第1始動口大当りフラグの消去、また、記憶している遊技価値がある場合は、特別遊技状態への移行を設定して当該記憶を消去する。
一方、前記抽選結果の判定が大当りでなく、大当りフラグが立っていないときは、前記特別図柄変動ゲームの終了を以て当該特別図柄ゲームは終了する。
また、第2始動口入球検知センサ33より第2始動口入球検知信号を遊技制御手段18が受信すると、CPU23は第2特別図柄ゲーム実行手段27にゲーム開始信号を出力する。すると、第2特別図柄ゲーム実行手段27は、第2特別図柄ゲーム実行フラグを立て、ROM24の乱数テーブルを用いて乱数抽選とその抽選結果に基づく大当りか否かの判定を行ない、当該判定結果に応じた変動内容、所定変動時間(Y)、停止図柄等を第1始動口ゲーム信号として表示制御手段29に出力すると共に、前記判定結果が大当りのときは第2始動口大当りフラグを立て、通常時より有利な特別遊技状態への移行という遊技者に有利な遊技価値がある場合は、当該遊技価値をRAM25に記憶する一連の動作は前記第1特別図柄ゲームと同様である。
一方、当該ゲーム信号を受信した表示制御手段29は、第2特別図柄変動表示装置11−2の変動を開始させ、所定変動時間(Y)が経過すると前記抽選結果の停止図柄となるように第1特別図柄変動表示装置11−1の変動を制御する。
また、第2特別図柄ゲーム実行手段27は、所定変動時間(Y)が経過すると、大当りフラグの有無を判断し、大当りフラグが立っているときは、第2大入賞口ソレノイド38を制御して大当りゲームを実行し、前記の大当りゲーム終了条件の成就により大入賞口15を閉制御し、第2特別図柄ゲーム実行フラグ及び第2始動口大当りフラグの消去、また、記憶している遊技価値がある場合は、特別遊技状態への移行を設定して当該記憶を消去する。
一方、前記抽選結果の判定が大当りでなく、大当りフラグが立っていないときは、前記特別図柄変動ゲームの終了を以て当該特別図柄ゲームは終了する。
次に、CPU23がさらに行う制御について説明する。
CPU23は、特別図柄ゲーム実行手段をして前記のようにゲーム実行フラグの処理、乱数抽選とその判定処理、変動内容と停止図柄決定処理、始動口ゲーム信号の表示制御手段29への出力処理、大当りフラグの処理、遊技価値の記憶処理等を実行するものであるが、特別図柄ゲームにおける始動口ゲーム実行フラグ、大当りフラグを監視しており、第1始動口12への入球により前記始動口ゲーム実行フラグ、大当りフラグが立ったのを検知すると、第2始動口ゲーム実行フラグ、大当りフラグが立っているか判定し、両フラグが立っているときは、第1特別図柄変動終了までの時間、すなわち第1特別図柄変動の変動停止、大当り表示までの残余変動時間要求信号を第1特別ゲーム実行手段26に出力する。
すると、第1特別図柄ゲーム実行手段26は、表示制御手段28に出力した所定変動時間(X時間)から当該要求信号受信時までの経過時間を減算して所定変動時間(X)の残余時間(α時間)を求め、当該残余時間(α)をCPU23に出力する。
すると、CPU23は、第2特別図柄ゲーム実行手段27を制御して、設定されている第2特別図柄の所定変動時間(Y)を前記残余時間(α)に変更設定させると共に、当該変更設定された当該残余時間(α)を表示制御手段29に第2特別図柄の変動時間として出力する。
また、CPU23は、前記第1、第2始動口ゲーム実行フラグ、及び大当りフラグの組み合わせが上記以外のときは、第1、第2特別図柄ゲーム実行手段を制御することはないので、所定の変動時間を以て、第1,第2特別ゲームは実行される。
そして、前記残余時間(α時間)が経過すると、第1特別図柄の変動時間(X時間)も同時に経過することとなるので、表示制御手段29は第1特別図柄変動表示装置11−1、第2特別図柄変動表示装置11−2の変動を制御して、前記抽選結果に基づく停止図柄で停止させる。
当該停止図柄に基づいて、第1,第2特別遊技実行手段26−2、27−2は、第1大入賞口ソレノイド37、第2大入賞口ソレノイド38を各々駆動して第1、第2大入賞口14,15に係わる大当りゲームを実行し、記憶されている遊技価値、例えば、特別遊技状態への移行という付与すべき遊技価値がある場合は、当該特別遊技状態への移行を設定し、第1、第2特別図柄ゲーム実行フラグ、第1、第2始動口大当りフラグ、及び、記憶されている遊技価値がある場合は当該遊技価値の記憶を消去する。
一方、CPU23が前記第2始動口入球検知センサ33より第2始動口検知信号の受信に基づいて監視している第2始動口大当りフラグが立っていないと判断したときは、第1特別図柄ゲームは、停止図柄に対応した大当りゲーム、付与される遊技価値がある場合は特別遊技状態への移行を設定して当該第1特別図柄ゲームを終了し、また、第2特別図柄ゲームは、当該停止図柄に対応した遊技を行って当該第2特別図柄ゲームを終了する。
次に図5を用いて第1特別図柄変動表示装置11−1と第2特別図柄変動表示装置11−2の変動状態を説明する。
第1始動口12の遊技球通過に基づいて乱数抽選が行われ、第1特別図柄変動表示装置11−1の変動が(ア)の時点で開始され、所定変動時間(X時間)後の(イ)時点で変動終了となるものであるが、当該変動中に第2始動口13へ入球すると、同様に乱数抽選が行われ、第2特図柄変動表示装置11−2の変動が(ウ)の時点で開始されて第2特図柄変動表示装置の本来の変動時間(Y)後の(エ)時点で変動終了となるところ、前記第1始動口12への入球に基づいて行われた乱数抽選が大当りで、しかも前記第2始動口13への入球に基づいて行われた乱数抽選が大当りのときは、第2特図柄変動表示装置の変動停止を前記(イ)時点に変更する。
すると、前記(イ)時点から、第1、及び第2大入賞口が開放した大当り遊技を行うことができるので、本来の変動時間(Y時間)から残余時間(α時間)を減算した早期終了時間(β時間)だけ遊技者は遊技時間を短縮でき、かつ第1、第2大入賞口14、15が開放される大当りゲームが同時に実行されるので遊技の進行がスピーディになる。
しかも、当該第1、及び第2大入賞口の配置が、一方に入賞すれば他方にも入賞易し易い遊技媒体特定流路に配置されているので、当該大入賞口相互の配置が遊技球の流路に関係なく離隔配置されている場合に比較して、大入賞口14、15に入球する確率が向上して遊技の興趣を上昇させる効果を生じる。
次に図6のフローチャートを用いて本発明の動作の概要を説明する。
第1始動口に遊技球が入球したか否か判定し(S1)、入球していないときは当該判定を繰返し、入球したときは乱数抽選とその判定を行い、第1特別図柄変動表示装置11−1の変動時間を所定変動時間(X)に設定して第1の特別図柄の変動を開始する(S2〜S3)。(S4)で前記(S2)の当該乱数抽選が大当りのときは、第2始動口13への入球(第1始動口12に入球数すると上下に連接している第2始動口13には当然入球するものである)に基づく乱数抽選とその判定を行い、第2特別図柄変動表示装置11−2の変動時間(Y)を設定して変動を開始させる(S5〜S7)。次いで、(S8)で、(S6)の第2始動口13についての乱数抽選が大当りであるか否か判定し、大当りのときは第2特別図柄変動装置11−2の変動時間を、第1特別図柄変動表示装置11−1の残余の変動時間(α)に変更して変動を継続し(S9)、前記残余の時間(α)が経過すると、第1、第2特別図柄変動表示装置11−1、11−2の変動を停止して大当りゲームを行い、付与すべき遊技価値がある場合は、特別遊技状態への移行を設定してスタートに戻る(S9−1〜S9−4)。
一方、(S4)で第1始動口12への入球による乱数抽選の結果が大当り以外のときは、その設定された所定変動時間(X)が経過すると、第1特別図柄変動表示装置11−1の変動を停止して乱数抽選の判定に基づく停止図柄に対応した遊技を行ってスタートに戻る(S12〜S12−3)。
また、(S8)で第1始動口12への入球による乱数抽選の結果が大当り以外のときは、第1、第2特別図柄変動表示装置11−1、11−2は、各々その設定された所定変動時間(X、Y)が経過すると、その変動を停止して、第1特別図柄ゲームでは大当りゲームを行い、付与すべき遊技価値がある場合は、特別遊技状態への移行を設定する一方、第2特別図柄ゲームは乱数抽選結果に基づく停止図柄に対応した遊技を各々行ってスタートに戻る(S10〜S10−3、S11〜S11−3)。
上記フローチャートは第1特別図柄のゲーム中に第2特別図柄がゲームを開始した場合であるが、第2特別図柄がゲーム中に第1特別図柄がゲームを開始した場合については、フローチャートの第1と第2を入れ替えれば良いことは言うまでも無いことである。
当該フローチャートは第1、第2特別図柄ゲームが生じる場合について網羅的に記載してあるが、本件発明のポイントは、(S1)〜(S9)であり、フローを要約すると、第1始動口に入球して行われた乱数抽選の判定が大当りで、第1特別図柄ゲームの実行中に(S1〜S4)、第2始動口への入球による乱数抽選が大当りの場合は、第2特別図柄変動ゲームの変動時間終了時点が第1特別図柄変動ゲームの終了時点と同期するように第2特別図柄ゲームにおける識別情報の変動時間を変更すること(S5〜S9)により、変動時間が経過すると第1、第2特別図柄変動表示装置11−1,11−2は同時に停止し、そして第1、第2大入賞口14、15が同時に開放されて大当り遊技が行われる点である。
したがって、第1、第2大入賞口14、15が開放される大当り遊技が同時に実行されるので遊技の進行がスピーディになるばかりでなく、当該第1、第2大入賞口14、15の配置が、一方に入賞すれば他方にも入賞易し易い遊技媒体特定流路に配置されているので、当該大入賞口相互の配置が遊技球の流路に関係なく離隔配置されている場合に比較して、大入賞口14、15に入球する確率が向上する新たな出玉増加機能を作り出して遊技の興趣を高めることができる。
また、上記実施形態例では、第1、第2スルーゲート(第1、第2始動口)の配置を上下に連接配置としているが、ワープ通路等を用いて適宜距離離隔して配設し、第1第2特別図柄変動表示装置の開始時間を適宜時間に設定して興趣の向上を図っても良い。
また、上記実施形態例では、第1、第2スルーゲート(第1、第2始動口)の配置を上下に連接配置としているが、連接配置とせずに適宜箇所に配設して、第1,第2特別図柄表示装置が同期して第1、第2大入賞口14,15を同時に開放する偶然のチャンスの期待感を高めても良い。
また、上記実施例では、表示手段として分離している複数の表示装置を用いたが、表示手段として、液晶等の1の表示手段の表示部を複数の表示領域にしたものであっても良い。
また、上記実施例では、始動口と表示手段との数を対応させたが、表示手段1に対して始動口を複数としても良い。
また、第1、第2特別図柄ゲームの各所定変動時間について上記実施例ではとくに言及していないが、当該所定変動時間は同一でも異なっていても良い。
また、複数の特別図柄ゲームが共に大当りのときの特別図柄の変動時間は、どちらの変動時間の終了に合わせても、別途の設定した変動時間としても良い。
パチンコ遊技機の正面斜視図 遊技盤の正面模式図 パチンコ遊技機の裏面斜視図 制御回路のブロック構成図 第1、第2特別図柄ゲーム実行手段の構成図 本発明の、特別図柄変動表示装置相互間の変動状態を示す図 本発明の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 パチンコ遊技機
2 外枠
3 本体(プラ枠)
4 スピーカ
5 電飾
6 球受皿
7 ガラス板
8 発射駆動装置
8−1 操作ハンドル
9 遊技盤
10 ガイドレール
11−1 第1特別図柄変動表示装置
11−2 第2特別図柄変動表示装置
12 第1始動口
13 第2始動口
14 第1大入賞口
15 第2大入賞口
16 一般入賞口
17 アウト口
18 遊技制御手段
19 払出制御手段
19−1 払出装置
20 発射制御手段
21 ランプ制御手段
22 音響制御手段
23 CPU
24 ROM
25 RAM
26 第1特別図柄ゲーム実行手段
27 第2特別図柄ゲーム実行手段
28 表示制御手段
29 I/O端子
30 I/O端子
31 一般入賞口入球検知センサ
32 第1始動口入球検知センサ
33 第2始動口入球検知センサ
34 第1V入球検知センサ
35 第2V入球検知センサ
36 入賞球カウントセンサ

Claims (2)

  1. 複数の始動口と、各始動口に対応する識別情報を変動可能な複数の表示手段と、
    当該各表示手段の識別情報を、始動口への入球に基づいてゲーム実行フラグを立てると共に、識別情報の所定時間変動と乱数抽選の判定結果に応じた図柄で停止表示させる識別情報変動ゲームと、当該判定が大当りのときには、大当りフラグを立てて、大入賞口を複数回開閉する大当りゲーム、又は、当該大当りゲームに加えて、遊技者に有利な特別遊技状態へ移行する遊技価値を付与可能とする特別遊技とを行う識別情報ゲームを実行する各識別情報ゲーム実行手段と、
    少なくとも前記各手段を含むパチンコ遊技各種手段を制御する遊技制御手段と、
    を備えたパチンコ遊技機において、
    前記遊技制御手段が、
    前記各識別情報ゲーム実行手段の内、識別情報ゲーム実行中である識別情報ゲーム実行手段の大当りフラグを監視し、当該大当りフラグが複数検知されたときは、当該大当りフラグが検知された識別情報ゲーム実行中の各識別情報ゲーム実行手段を制御して、前記所定変動時間を設定変更し、識別情報の変動終了を同期させると共に大当りゲームにおける大入賞口の開閉を同期させる制御を行うパチンコ遊技機。
  2. 請求項1の始動口が、上下方向に連接配置されたスルーゲートであるパチンコ遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014128381A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
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