JP2009232817A - プロポリス組成物及びその製造方法 - Google Patents

プロポリス組成物及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プロポリス原塊等より主成分が親水性有機溶媒である溶媒を用いて得られたプロポリス抽出物において、水への溶解性を向上させることができるプロポリス組成物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】プロポリス組成物において、プロポリス原塊もしくは前記プロポリス原塊からの超臨界抽出残渣又は主成分が水である溶媒の抽出残渣を抽出原料として、主成分が親水性有機溶媒である溶媒の抽出成分、アルカリ剤、並びにアミノ酸、アミノ酸誘導体、及びタンパク質加水分解物から選ばれる少なくとも一種を含有することを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、プロポリス組成物及びその製造方法、詳しくはプロポリス原塊等を抽出原料として、主成分が親水性有機溶媒である溶媒を用いて得られる可溶性成分を水溶液として安定に溶解させることができるプロポリス組成物及びその製造方法に関する。
プロポリスは、巣の防御及び補強等を目的として、ミツバチが採取した植物の滲出液、新芽、及び樹脂等に唾液を混ぜて作られる膠状ないしは蝋状の物質である。このプロポリスは、ミツバチが原料として巣箱周辺の種々の植物を採取して生産されるため、多種多様な成分を含有している。
プロポリス原塊は、そのままの状態で摂取するのはなかなか困難であることから、従来より、例えば特許文献1に開示される方法によって、プロポリス原塊に含まれる有用成分が抽出されている。具体的には、水や親水性有機溶媒を用いた抽出方法、超臨界抽出方法が用いられている。
これらの中で、抽出溶媒として主成分が親水性有機溶媒である溶媒を用いて得られる可溶性成分は、水に溶解しにくいため、例えば水溶液の状態で提供される飲料等に容易に適用できないという問題があった。そこで、従来より、特許文献2に開示されるプロポリス抽出物の水に対する可溶化方法が知られている。特許文献2は、プロポリス抽出物に塩基性アミノ酸を添加する水への可溶化方法について開示している。
特開2003−61593号公報 特開2006−25790号公報
しかしながら、特許文献2に開示されるプロポリス抽出物の水に対する可溶化方法は、水溶液のpHによっては、溶解性及び溶液の安定性が低下するといった問題があった。かかる溶解性の低下は、プロポリス抽出物中の有効成分について摂取による吸収率の低下を招くおそれがある。
本発明は、プロポリス原塊等より抽出溶媒として主成分が親水性有機溶媒である溶媒を用いて得られたプロポリス抽出物において、アミノ酸等とアルカリ剤を配合することにより、水への溶解性を向上させることができることを発見したことに基づくものである。
本発明の目的とするところは、プロポリス原塊等より主成分が親水性有機溶媒である溶媒を用いて得られたプロポリス抽出物において、水への溶解性を向上させることができるプロポリス組成物及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明のプロポリス組成物は、プロポリス原塊もしくは前記プロポリス原塊からの超臨界抽出残渣又は主成分が水である溶媒の抽出残渣を抽出原料として、主成分が親水性有機溶媒である溶媒の抽出成分、アルカリ剤、並びにアミノ酸、アミノ酸誘導体、及びタンパク質加水分解物から選ばれる少なくとも一種を含有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプロポリス組成物において、さらに水を含有し、水溶液として調製されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のプロポリス組成物において、前記アミノ酸又はアミノ酸誘導体は、グリシン、セリン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、プロリン、トレオニン、システイン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、リジン、ヒスチジン、オルニチン、テアニン、シトルリン、γ−アミノ酪酸、タウリン、ベタイン、カルニチン、クレアチン、パントテン酸、及びカルノシンから選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプロポリス組成物において前記アルカリ剤は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、ピロリン酸四ナトリウム、ピロリン酸四カリウム、ピロリン酸二水素ナトリウム、及びピロリン酸二水素カリウムから選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明のプロポリス組成物の製造方法は、プロポリス原塊もしくは前記プロポリス原塊からの超臨界抽出残渣又は主成分が水である溶媒の抽出残渣を抽出原料として、主成分が親水性有機溶媒である溶媒の抽出成分、アルカリ剤、並びにアミノ酸、アミノ酸誘導体、及びタンパク質加水分解物から選ばれる少なくとも一種を水に溶解させることを特徴とする。
本発明によれば、プロポリス原塊等より主成分が親水性有機溶媒である溶媒を用いて得られたプロポリス抽出物において、水への溶解性を向上させることができる。
以下、本発明のプロポリス組成物を具体化した実施形態を説明する。
本実施形態のプロポリス組成物は、プロポリスを抽出原料とし、抽出溶媒として主成分が親水性有機溶媒である溶媒を用いて得られる可溶性成分(プロポリス抽出物)、アルカリ剤、並びにアミノ酸、アミノ酸誘導体、及びタンパク質加水分解物から選ばれる少なくとも一種を含有している。本実施形態のプロポリス組成物は、各成分を含有する粉末状等の固体状の形態で構成されていてもよく、さらに水を含有し、水溶液として調製されてもよい。
抽出原料であるプロポリスは、プロポリス原塊、もしくは前記プロポリス原塊からの超臨界抽出残渣又は主成分が水である溶媒の抽出残渣(以下、「プロポリス原塊等」という)が用いられる。プロポリスは、巣の防御及び補強等を目的として、セイヨウミツバチ等のミツバチが採取した植物の滲出液、新芽及び樹脂等に唾液を混ぜて作られる膠状ないしは蝋状の物質である。本実施形態において使用されるプロポリスの産地は、特に限定されず日本、中国、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ等の南米諸国、ハンガリー、ブルガリア等のヨーロッパ、カナダ等の北米、オーストラリア、ニュージーランド等のオセアニア等を使用することができる。
プロポリス原塊は、そのままの形態で主成分が親水性有機溶媒である溶媒の抽出原料として使用することができる。また、プロポリス原塊の超臨界抽出後の不溶性の残渣(超臨界抽出残渣)を抽出原料として使用することもできる。また、プロポリス原塊の主成分が水である溶媒に対する不溶性の画分(溶媒抽出残渣)を抽出原料として使用することもできる。ここで、主成分とは、溶媒中の存在割合(容量%)が最も高いことを意味している。溶媒中における水の含有量が好ましくは50容量%以上の量であることをいう。主成分が水である溶媒は、その他の成分として例えば後述する親水性有機溶媒を含有してもよい。
プロポリス原塊の主成分が水である溶媒に対する不溶性の画分を得る場合、溶媒の温度は特に限定されない。なお、抽出操作は、所定温度下で攪拌しながら数時間程度行えばよい。そして、溶媒溶解成分を抽出した後、濾過及び遠心分離などの公知の固液分離方法を適用することによりプロポリス原塊から主成分が水である溶媒に対する不溶性の画分を得ることができる。
超臨界抽出法は、公知の超臨界流体抽出装置を用いることにより実施することができる。超臨界流体を臨界温度以上及び臨界圧力以上の条件下で超臨界状態にした超臨界流体と抽出原料とを接触させることにより、抽出原料から所定の成分を抽出するものである。超臨界流体として二酸化炭素を用いる場合は、31.1℃の臨界温度以上及び72.8気圧(7.4MPa)の臨界圧力以上として超臨界流体状態となった二酸化炭素によって抽出原料から溶解成分が抽出され、不溶性の成分は残渣として残る。前記超臨界流体は、二酸化炭素以外にエタン、プロパン、二酸化炭素、亜酸化窒素等が使用可能であるが、二酸化炭素を用いるのが最も好ましい。
本実施形態においてプロポリス原塊等の抽出処理に用いられる主成分が親水性有機溶媒である溶媒としては、水に溶解する性質を有するエタノール、メタノール、イソプロパノール等の低級アルコールのほか、アセトンやメチルエチルケトン等のケトン類を適宜選択して使用することができる。これらの親水性有機溶媒は、1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。これらの中でも、最終的に経口摂取することを考えればエタノール、又はエタノールと水との混合物が最も好ましい。エタノール以外のメタノール等を溶媒として用いる場合は、後処理工程において溶媒を完全除去することが好ましい。ここで、主成分とは、溶媒中の存在割合(容量%)が最も高いことを意味している。溶媒中における有機溶媒の含有量が好ましくは50容量%以上の量であることをいう。主成分が有機溶媒である溶媒は、その他の成分として、例えば水を含有し、含水親水性有機溶媒として適用してもよい。
含水親水性有機溶媒として例えば含水エタノールが使用される場合、抽出溶媒中におけるエタノールの濃度は、50〜99容量%が好ましく、60〜90容量%がより好ましく、65〜80容量%が最も好ましい。尚、含水親水性有機溶媒においてエタノール以外の有機溶媒を使用する場合も有機溶媒の濃度はこの範囲を適用することができる。これらの抽出溶媒の添加量は、抽出効率の点から、プロポリス原塊等の1質量部に対して1〜10質量部が好ましく、2〜8質量部がより好ましい。これらの抽出溶媒は、プロポリス原塊等とともに混合及び撹拌される。
前記溶媒としてエタノール又は水との混合物を使用する場合、抽出温度は5〜40℃であることが好ましい。抽出温度が5℃未満の場合には、溶解成分と不溶性成分の分離効率が低下するため好ましくない。逆に抽出温度が40℃を超える場合には、抽出溶媒(エタノール)が蒸発するため抽出効率の低下を招く。抽出の時間は、特に限定されないが、例えば4〜48時間程度が好ましい。得られた抽出物は、溶媒に可溶性の画分と沈殿物からなる不溶性の画分から構成される。これらの可溶性画分と不溶性画分は、公知の方法、例えば濾過処理、及び遠心分離を用いることにより、容易に分離することができる。
得られた可溶性成分である溶媒抽出成分(プロポリス抽出物)は、抽出された状態(液状)で他の成分(アミノ酸、アルカリ剤)と混合してもよく、公知の乾燥処理を施すことにより粉末等の固体状にした後、他の成分と混合してもよい。また、プロポリス抽出物は、公知のクロマトグラフィ、例えばガスクロマトグラフィ、液体クロマトグラフィ、超臨界流体クロマトグラフィ、及び薄層クロマトグラフィを用いてさらに分離・精製処理を施してもよい。
プロポリス組成物中に含有されるアミノ酸、アミノ酸誘導体及びタンパク質加水分解物は、プロポリス抽出物の有効成分を減少させることなく、水に対する溶解性を向上させるために配合される。アミノ酸又はアミノ酸誘導体としては、例えばグリシン、セリン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、プロリン、トレオニン、システイン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、リジン、ヒスチジン、オルニチン、テアニン、シトルリン、γ−アミノ酪酸(GABA)、タウリン、ベタイン、カルニチン、クレアチン、パントテン酸、及びカルノシンが挙げられる。これらのアミノ酸又はその誘導体は、1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。これらの中で、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、プロリン、トレオニン、システイン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、タウリン、ベタイン、カルニチン、クレアチン、パントテン酸、及びカルノシンが好ましい。アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、トレオニン、アスパラギン、グルタミン、タウリン、ベタインがより好ましい。タンパク質加水分解物は、上記アミノ酸又はアミノ酸誘導体を含んで構成される可溶性のタンパク質の加水分解物であれば特に種類は限定されず、オリゴペプチド、ポリペプチド等のいずれの大きさも使用することができる。タンパク質の加水分解方法は公知の方法を適宜採用することができ、例えば各種プロテアーゼを用いた加水分解処理、酸・アルカリ処理、加熱処理等を挙げることができる。
プロポリス組成物中に含有されるアミノ酸、アミノ酸誘導体及びタンパク質加水分解物の含有量は、プロポリス原塊等より抽出される成分及びアミノ酸等の種類により適宜設定される。抽出物の溶解性及び安定性の観点から、アミノ酸又はアミノ酸誘導体の場合、プロポリス組成物の固形物中において、好ましくは0.1〜30質量%、より好ましくは1〜20質量%である。
アルカリ剤は、プロポリス抽出物について水に対する溶解性を向上させるために配合される。アルカリ剤としては、例えば、アンモニア、有機アミン類、無機アルカリ、及び有機アルカリが挙げられる。無機アルカリとしては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、及び炭酸カリウムが挙げられる。有機アルカリとしては、例えば、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、ピロリン酸四ナトリウム、ピロリン酸四カリウム、ピロリン酸二水素ナトリウム、ピロリン酸二水素カリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、及びメタリン酸カリウムが挙げられる。これらのアルカリ剤は、1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。これらの中で、無機アルカリ及び有機アルカリとしてのリン酸塩が好ましく用いられる。
プロポリス組成物中に含有されるアルカリ剤の含有量は、プロポリス原塊等より抽出される成分及びアルカリ剤の種類等により適宜設定されるが、プロポリス組成物の固形物中において、好ましくは1〜20質量%、より好ましくは5〜10質量%である。また、プロポリス組成物中に含有されるアミノ酸、アミノ酸誘導体及びタンパク質加水分解物から選ばれる少なくとも一種とアルカリ剤の配合比は、特に限定されず、成分に応じ適宜設定される。例えば質量比として好ましくはアルカリ剤1に対し、アミノ酸又はアミノ酸誘導体を0.1〜20、より好ましくは0.3〜10の範囲に規定される。
プロポリス組成物には、さらに水を含有し、水溶液として調製されてもよい。さらに、乳化剤等を含んでいてもよい。水の配合量は、目的及び配合成分の溶解性等に応じ適宜設定される。水溶液の調製方法としては、特に限定されず、各成分をそれぞれ水溶液として調製した後、混合することにより、水溶液としてのプロポリス組成物を調製してもよく、固体状の各成分を混合した後、水を添加することにより水溶液としてのプロポリス組成物を調製してもよい。水に固体状の各成分をそれぞれ添加する場合、各成分の添加する順番は特に限定されない。水溶液のpHは、特に限定されず酸性溶液、中性溶液、及びアルカリ性溶液のいずれにも適用することができる。本実施形態のプロポリス組成物は、例えば、炭酸水、又はクエン酸等の有機酸を含有する酸性溶液であってもプロポリス抽出物の有効成分を減少させることなく、水に対する溶解性を向上させることができる。そのため、好ましくは酸性領域(例えばpH1〜6、好ましくはpH2.5〜4.5、より好ましくはpH3〜4)の水溶液で適用される。
本実施形態のプロポリス組成物の適用分野としては、特に限定されず、例えば最終的に水溶液の形態で使用される健康食品等の飲食品、医薬品(医薬部外品も含む)、及び化粧品等に適用される。例えば、健康食品に含有させて利用する場合、含有成分の生理活性を損なわない範囲内で、ゲル化剤、増粘剤、甘味剤、乳化剤、香味料、色素、pH調整剤等の各種添加剤を配合してもよい。適用形態としては、そのままドリンク剤及びチンキ剤のような液状の製品として好ましく利用される。また、水溶液として調製されたプロポリス組成物は、熱風乾燥、凍結乾燥、及び噴霧乾燥することにより、粉末状にしてもよい。粉末状にする際、添加剤として、澱粉やデキストリン等の賦形剤を配合してもよい。粉末化されたプロポリス組成物は、水に再溶解されることにより各種用途に適用することができる。
本実施形態のプロポリス組成物によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロポリス組成物では、プロポリス原塊等を抽出原料として、主成分が親水性有機溶媒である溶媒に対する可溶性成分(溶媒抽出成分)、アルカリ剤、並びにアミノ酸、アミノ酸誘導体及びタンパク質加水分解物から選ばれる少なくとも一種を含有する。したがって、プロポリス原塊等を抽出原料として主成分が親水性有機溶媒である溶媒を用いて得られるプロポリス抽出物の水への溶解性を向上させる。
(2)本実施形態のプロポリス組成物は、プロポリス抽出物の水への溶解性を向上させることができる。よって、最終的に水溶液の形態で使用される飲食品、化粧品、及び医薬品等の各分野に好ましく適用することができ、また、水溶液の形態で長期の保存安定性を向上させることができる。
(3)本実施形態のプロポリス組成物は、好ましくは水を含有し、水溶液として調製されている。本実施形態のプロポリス組成物は、プロポリス抽出物の有効成分の含有量を減少させることなく、水に対する溶解性を向上させることができる。特に、プロポリス抽出物の溶解性の低下を生じやすい酸性条件下においても、水溶液中に安定に溶解させることができる。
(4)本実施形態のプロポリス組成物は、好ましくは、アミノ酸又はアミノ酸誘導体として、グリシン、セリン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、プロリン、トレオニン、システイン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、リジン、ヒスチジン、オルニチン、テアニン、シトルリン、γ−アミノ酪酸、タウリン、ベタイン、カルニチン、クレアチン、パントテン酸、及びカルノシンから選ばれる少なくとも一種が適用される。したがって、プロポリス抽出物の有効成分を減少させることなく、水に対する溶解性をより向上させることができる。
(5)本実施形態のプロポリス組成物は、アルカリ剤として、好ましくは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、ピロリン酸四ナトリウム、ピロリン酸四カリウム、ピロリン酸二水素ナトリウム、及びピロリン酸二水素カリウムから選ばれる少なくとも一種が使用される。したがって、プロポリス抽出物の有効成分を減少させることなく、水に対する溶解性をより向上させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態におけるプロポリス組成物は、ヒトに適用される飲食品、化粧品及び医薬品のみならず、家畜等の飼養動物に対するサプリメント及び栄養補助食品等の飲食品、化粧品、並びに医薬品として適用してもよい。
・プロポリス原塊から抽出処理を行なう場合、プロポリス採取時に混入するゴミ等の夾雑物を除去し、粉砕することが好ましい。
以下に実施例及び比較例を挙げ、前記実施形態をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<試験例1:プロポリス組成物の製造及び評価>
(実施例1)
プロポリス原塊400gに70容量%エタノール溶液1000mLを加え、室温で一晩攪拌抽出し、固形分20.5%のプロポリス抽出物(約700mL)を得た。該プロポリス抽出物60.0mLに、3.0Mグリシン300mL及び3.0M水酸化ナトリウム273mLを混合した液を16mL(グリシン含有量:1.884g、水酸化ナトリウム含有量:0.915g)加え、2時間攪拌した後、減圧濃縮した。これを凍結乾燥させ、実施例1の粉末プロポリス組成物14.0g(プロポリス由来の固形分80.1%、グリシン13.5質量%、水酸化ナトリウム6.5質量%)を得た。
(比較例1)
実施例1に記載のプロポリス抽出物に60.0mLに、L−アルギニン5g加え、2時間攪拌した後、減圧濃縮した。これを凍結乾燥させ、比較例1の粉末プロポリス組成物16.1g(プロポリス由来の固形分68.8%)を得た。
(比較例2)
実施例1に記載のプロポリス抽出物に60.0mLに、水酸化ナトリウムを0.915g溶解した水を16mL加え、2時間攪拌した後、減圧濃縮した。これを凍結乾燥させ、比較例2の粉末プロポリス組成物12.6g(プロポリス由来の固形分92.7%)を得た。
(溶解性の確認)
各例の粉末プロポリス組成物を2gずつ採取し、8mLの水を加え溶解させた。その後、遠心分離により得られた沈殿を乾燥させ、溶け残り分を測定することにより溶解度を算出した。結果を表1に示す。
(酸性条件下における安定性の確認(耐酸性))
各例において、溶解性確認後の上澄液を100μL採取し、9.9mLの水に溶解した。その後、酸性の清涼飲料水用途に使用することを考え、クエン酸を用いて、溶液をpH3.5付近に調整した。そして、常温で10日間静置後の沈殿量を評価した。沈殿量の測定は、10mLメスピペットに各液体を入れ、沈殿物の量をメスピペットの底面からの高さとして測った。沈殿物の高さが0mm(沈殿物なし):非常に良いA、0mmを超え且つ2mm未満:良いB、2mm以上且つ5mm未満:普通C、5mm以上且つ10mm未満:悪いD、10mm以上:非常に悪いEとして評価した。
(有効成分の測定)
各例の粉末プロポリス組成物について、財団法人日本健康・栄養食品協会のプロポリス食品規格基準の分析法にて測定した。HPLC分析条件:カラム(Shim‐pack CLC−ODS 6.0mmID×150mm)、移動相(1%酢酸を含む70%メタノール)、条件(50℃、30分測定)で行った。測定成分は、プロポリスの代表的な有効成分であるp−クマル酸の他に、桂皮酸誘導体として、ドゥルパニン、アルテピリンC、及びバッカリンを測定し、それらの合計量を測定した。結果を表1に示す。有効成分の合計含有量が、2.1g以上をA、2.0g以上且つ2.1g未満をB、1.9g以上且つ2.0g未満をC、1.8g以上且つ1.9g未満をD、1.8g未満をEとして評価した。
Figure 2009232817
溶解度は、各例において大きな差は認められなかった。実施例1のプロポリス組成物の水に対する溶解性は特に良好であることが確認された。
耐酸性の評価では、比較例1の粉末の評価はEであり、酸性溶液下においては、安定性を有していなかった。比較例2の粉末の評価はBであった。実施例1及び比較例2の粉末は白濁が生じたが、懸濁状態を長期間にわたって維持することができた。一方で比較例1の粉末は、pH3.5においては、懸濁状態を維持することができず、直後に凝集し沈殿物を形成した。よって、ドリンク製剤への用途は不適当であると思料される。
有効成分の含有量について、実施例1が最も有効成分の含有量が多かった。比較例2は、有効成分の含有量が実施例1と比べ低い評価となった。これは、配合したアルカリ剤により有効成分が分解したものと思料される。以上により、実施例1の粉末は、溶解性、耐酸性、及び有効成分の含有量の評価の観点より、酸性ドリンク製剤等への用途に好ましく適用できると思料される。
<試験例2:アミノ酸(グリシン)及びアルカリ剤(水酸化ナトリウム)の配合量の検討>
(実施例2)
実施例1に記載のプロポリス抽出物に60.0mLに、1.5Mグリシン300mLと3.0M水酸化ナトリウム273mLを混合した液を16mL加え(グリシン含有量:0.942g、水酸化ナトリウム含有量:0.915g)、2時間攪拌した後、減圧濃縮した。これを凍結乾燥させ、実施例2の粉末状のプロポリス組成物13.0g(グリシン7.2質量%、水酸化ナトリウム7.0質量%)を得た。得られたプロポリス組成物について実施例1と同様の方法で溶解度、耐酸性及び有効成分の含有量を測定した。
(実施例3)
実施例1に記載のプロポリス抽出物に60.0mLに、6.0Mグリシン300mLと3.0M水酸化ナトリウム273mLを混合した液を16mL加え(グリシン含有量:3.768g、水酸化ナトリウム含有量:0.915g)、2時間攪拌した後、減圧濃縮した。これを凍結乾燥させ、実施例3の粉末状のプロポリス組成物14.0g(グリシン26.9質量%、水酸化ナトリウム6.5質量%)得た。得られたプロポリス組成物について実施例1と同様の方法で溶解度、耐酸性及び有効成分の含有量を測定した。
(実施例4)
実施例1に記載のプロポリス抽出物に60.0mLに、3.0Mグリシン300mLと、6.0M水酸化ナトリウム273mLを混合した液を16mL加え(グリシン含有量:1.884g、水酸化ナトリウム含有量:1.830g)、2時間攪拌した後、減圧濃縮した。これを凍結乾燥させ、実施例4の粉末状のプロポリス組成物を14.9g(グリシン12.6質量%、水酸化ナトリウム12.3質量%)得た。得られたプロポリス組成物について実施例1と同様の方法で溶解度、耐酸性及び有効成分の含有量を測定した。結果を表2に示す。
Figure 2009232817
グリシン濃度が7.2質量%のプロポリス組成物の溶解度、耐酸性及び有効成分の含有量の評価は、比較的良好であることが確認された。一方、グリシン濃度が26.9質量%のプロポリス組成物の溶解度は、実施例1の粉末よりやや低下した。以上により、グリシンの添加量は減らしても溶解度に影響はないが、グリシンの添加量を増やすと溶解度が低くなる傾向があることが確認された。
水酸化ナトリウム濃度が12.3質量%のプロポリス組成物の溶解度は、実施例1とほぼ同等であることが確認された。また、耐酸性及び有効成分の含有量の評価も比較的良好であることが確認された。
<試験例3:アルカリ剤の種類の検討>
(実施例5)
実施例1に記載のプロポリス抽出物に60.0mLに、3.0Mグリシン100mLと3.0M水酸化カリウム90mLを混合した液を16mL加え(グリシン含有量:1.894g、水酸化カリウム含有量:1.276g)、2時間攪拌した後、減圧濃縮した。これを凍結乾燥させ、実施例5の粉末状のプロポリス組成物を13.1g(プロポリス固形分75.8%)得た。得られたプロポリス組成物(グリシン14.5質量%、水酸化ナトリウム9.7質量%)について実施例1と同様の方法で溶解度、耐酸性及び有効成分の含有量を測定した。結果を表3に示す。
Figure 2009232817
以上により、水酸化ナトリウム以外のアルカリ剤を用いても、問題なく水溶性のプロポリスエキスや粉末を得ることができた。また、このことより水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム以外に炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、ピロリン酸四ナトリウム、ピロリン酸四カリウム、ピロリン酸二水素ナトリウム、及びピロリン酸二水素カリウム等に置き換えても同様の効果が得られると思料される。
<試験例4:アミノ酸等の種類の検討>
実施例1に記載のプロポリス抽出物に60.0mLに、下記表4に示される各アミノ酸、アミノ酸誘導体及び有機酸の所定配合量と水酸化ナトリウム:0.992gを含有する各液量を添加し、2時間攪拌した後、減圧濃縮した。これを凍結乾燥させ、各種アミノ酸等を含む粉末状のプロポリス組成物を得た。得られたプロポリス組成物について、実施例1と同様の方法で溶解度、耐酸性及び有効成分を測定した。尚、溶解性については、A:99%以上、B:95%以上且つ99%未満、C:90%以上且つ95%未満、D:50%以上且つ90%未満、E:50%未満として評価した。結果を表4に示す。
Figure 2009232817
表4に示したように、グリシン以外のアミノ酸又はアミノ酸誘導体を用いた場合でも、溶解性及び耐酸性で良好な結果を得ることができた。尚、溶解性の低い疎水性アミノ酸を用いた場合、液量の増加を招くため、溶解性の高いアミノ酸等を使用することが好ましい。一方、有機酸を使用した各例は、溶解性を向上させることができなかった。また、アミノ酸を2種類以上組み合わせて用いても、プロポリス組成物の溶解性を向上できることが確認された。
<試験例5:アミノ酸等の含有素材での検討>
実施例1に記載のプロポリス抽出物に60.0mLに、20質量%ローヤルゼリー由来のタンパク質のプロテアーゼ処理物100mLと0.8M水酸化ナトリウム30mLを混合した液を130mL加え(水酸化ナトリウム含有量:0.960g)、2時間攪拌した後、減圧濃縮した。これを凍結乾燥させ、粉末状のプロポリス組成物31.9gを得た。得られたプロポリス組成物について、実施例1と同様の方法で溶解度、耐酸性及び有効成分の含有量を測定した(データ不添付)。その結果、実施例1と同様の評価結果が得られることが確認された。また、アミノ酸等の含有素材としてタンパク質加水分解物を含有したものに置き換えても、プロポリス組成物の溶解性を向上できることが確認された。

Claims (5)

  1. プロポリス原塊もしくは前記プロポリス原塊からの超臨界抽出残渣又は主成分が水である溶媒の抽出残渣を抽出原料として、主成分が親水性有機溶媒である溶媒の抽出成分、アルカリ剤、並びにアミノ酸、アミノ酸誘導体、及びタンパク質加水分解物から選ばれる少なくとも一種を含有することを特徴とするプロポリス組成物。
  2. さらに水を含有し、水溶液として調製されていることを特徴とする請求項1に記載のプロポリス組成物。
  3. 前記アミノ酸又はアミノ酸誘導体は、グリシン、セリン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、プロリン、トレオニン、システイン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、リジン、ヒスチジン、オルニチン、テアニン、シトルリン、γ−アミノ酪酸、タウリン、ベタイン、カルニチン、クレアチン、パントテン酸、及びカルノシンから選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロポリス組成物。
  4. 前記アルカリ剤は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、ピロリン酸四ナトリウム、ピロリン酸四カリウム、ピロリン酸二水素ナトリウム、及びピロリン酸二水素カリウムから選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプロポリス組成物。
  5. プロポリス原塊もしくは前記プロポリス原塊からの超臨界抽出残渣又は主成分が水である溶媒の抽出残渣を抽出原料として、主成分が親水性有機溶媒である溶媒の抽出成分、アルカリ剤、並びにアミノ酸、アミノ酸誘導体、及びタンパク質加水分解物から選ばれる少なくとも一種を水に溶解させることを特徴とするプロポリス組成物の製造方法。
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