JP2009231719A - 露光装置に用いられる楕円鏡の保持方法および保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】楕円鏡を確実に保持することができるとともに、楕円鏡を傾斜させて保持する姿勢の自由度が増し、例えば2つ以上の楕円鏡を安定して、きれいに整頓させて配列すると共に、複数のランプ本体を近接して配置することが容易になる、楕円鏡の保持方法および保持装置を提供する。
【解決手段】露光装置に用いられる楕円鏡を保持する方法及び装置において、楕円鏡の側壁の楕円壁面の箇所に穴をあけ、各穴に1つの保持部材を取り付け、少なくとも3つの保持部材により楕円鏡を保持する。
【選択図】図1
【解決手段】露光装置に用いられる楕円鏡を保持する方法及び装置において、楕円鏡の側壁の楕円壁面の箇所に穴をあけ、各穴に1つの保持部材を取り付け、少なくとも3つの保持部材により楕円鏡を保持する。
【選択図】図1
Description
本発明は、露光装置(液晶パネルなどを露光するための大型露光装置や、半導体製造の際に用いられる半導体露光装置など)に用いられる水銀ランプ等の楕円鏡を保持するための保持方法および保持装置に関する。
従来から、上述した露光装置では、いろいろな形で楕円鏡を保持していた。
図6(a)に示すように、楕円鏡1の底部を保持具2で保持したり(例えば特許文献1)、楕円鏡の開口部周縁に設けられたつば(フランジ)に穴をあけてボルトで留めて固定したり(例えば特許文献2)、図6(b)に示すように、楕円鏡3の開口周縁部に切り欠きを入れて、保持具4をその切り欠きに取り付け固定したりする方法が知られている。
特開2000−40655号公報
特開2004−79864号公報
しかしながら、図6(a)に示すように、楕円鏡1の底部を保持した場合には、楕円鏡1を乗せているだけの状態になるので、楕円鏡を固定することができず、楕円鏡が安定しがたく、ずれてしまったり、振動などの衝撃により楕円鏡が外れてしまい、破損する危険性がある。
また、図6(b)に示すように、楕円鏡3の開口周縁部に切り欠きを入れて、保持具をその切り欠きに取り付け固定したりする方法では、斜めに取り付けると、一部に集中して力がかかるため、楕円鏡3の姿勢に自由度がなく、制限がある。例えば2つ以上の楕円鏡を近接して配置する場合に、保持具4が邪魔になってしまい、集光光学系にうまく露光光が集光できる形で楕円鏡を保持することができず、保持具とのクリアランスを工夫する必要があり、露光装置の製造上、手間が掛かってしまう。
そこで、本発明は、楕円鏡を確実に保持することができるとともに、楕円鏡を傾斜させて保持するときに姿勢の自由度が増し、例えば2つ以上の楕円鏡を安定して、きれいに整頓させて配列すると共に、複数のランプ本体を近接して配置することが容易になる、楕円鏡の保持方法および保持装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載した事項を特徴とする。
本発明によれば、楕円鏡を確実に保持することができ、楕円鏡を傾斜させて保持するときに姿勢の自由度が増し、例えば2つ又は3つの楕円鏡を近接して保持する場合でも安定して、きれいに整頓させて配列することができる。
さらに、本発明によれば、複数のランプ本体を近接して配置することが容易になる。
2つ又は3つの楕円鏡の各々の楕円壁面の少なくとも3箇所に穴を開け、3つの保持部材(例えば保持棒)の各々を各穴に取り付けて各楕円鏡を保持して固定する。このように各穴に取りつけた保持部材を楕円鏡を固定するために使用することにより、楕円鏡を確実に保持することができる。
さらに、2つ又は3つの楕円鏡を互いに近接して傾斜させて保持するとき、姿勢の自由度が増す。例えば、2つ又は3つの楕円鏡を安定して、きれいに整頓させて配列することができる。とくに、複数のランプ本体を近接して配置することが容易になる。
図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
図1(a)(b)に示すように、楕円鏡10の側壁の楕円壁面に少なくとも3つの穴10aを開け、各穴10aに1本の保持棒12を入れて楕円鏡10に任意の手段(図示せず)に固定する。
保持棒12は、好ましくは、短い長さを有する。
穴10aの個数は、3つ以上、例えば4つ、5つであってもよい。
これらの穴10aは、好ましくは、開口端縁近くでかつ周方向に等間隔に配置する。
また、これらの穴10aは、露光光が過剰に漏れてしまうことのないように保持棒12を設置する。
保持棒12を各穴10aに固定する形態をより詳細に述べると、図2に示すように、貫通した各穴10aに保持棒12の一端を少し出るところまで通した状態で固定する。
保持棒12を使用すると、所望の姿勢に自由に楕円鏡10を保持することが可能である。例えば、傾いた姿勢でも複数の楕円鏡10を隣接して保持することができる。
図3及び図4の(a)(b)に示すように、2つ又は4つの楕円鏡10を組にして配置する場合、本発明の保持方法および保持装置によれば、2つ又は4つの楕円鏡10の開口縁部を非常に近接した状態で配置でき、しかも、安定して、きれいに整頓させて配列することができる。その際に、複数のランプ本体(図示せず)も近接して配置することができる。
楕円鏡10の主要部は極めて高い輝度の露光光があたるため、楕円鏡10及び保持棒12の光吸収による熱膨張差や、劣化を考慮し、保持棒12は楕円鏡10と同一素材で作成するのが望ましい。
通常、楕円鏡10は耐熱ガラス又は低膨張ガラスで製作されることが多いので、全く同一の素材でなく、同種の素材、例えば石英ガラスなどでも特に問題はない。
保持棒12を金属等で作成することも可能である。その場合、熱膨張差を考慮して、楕円鏡10の周辺において冷却装置などを露光装置に取り付ける。
なお、保持棒12を入れる穴10aは貫通穴でなくてもよい。例えば、図5に示すように、貫通穴でない穴10aであっても、そこに保持棒12を挿入して保持することが可能である。
Claims (8)
- 露光装置に用いられる楕円鏡を保持する楕円鏡保持方法において、
楕円鏡の楕円壁面の少なくとも3箇所に穴をあけ、それらの穴の各々に少なくとも3個の保持部材の各々を取り付け、保持部材により楕円鏡を保持することを特徴とする楕円鏡保持方法。 - 楕円鏡を2個又は3個互いに近接させて、しかも傾斜させて配置することを特徴とする請求項1に記載の楕円鏡保持方法。
- 少なくとも3個の保持部材が楕円鏡の周方向に互いに離れて配置されていて、隣り合う2個の保持部材の中間位置で、2つの楕円鏡が互いに近接して配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の楕円鏡保持方法。
- 少なくとも3個の保持部材が楕円鏡の周方向に互いに離れて等間隔に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の楕円鏡保持方法。
- 露光装置に用いられる楕円鏡を保持する楕円鏡保持装置において、
楕円鏡を保持するための保持部材が、楕円鏡の楕円壁面の少なくとも3箇所に設けられた穴の各々に取り付けられていることを特徴とする楕円鏡保持装置。 - 楕円鏡が、2個又は3個互いに近接させ、かつ、傾斜させて配置されていることを特徴とする請求項5に記載の楕円鏡保持装置。
- 少なくとも3個の保持部材が円周方向に互いに離れて配置されていて、隣り合う2個の保持部材の中間位置で、2つの楕円鏡が互いに近接して配置されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の楕円鏡保持装置。
- 少なくとも3個の保持部材が円周方向に互いに離れて等間隔に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の楕円鏡保持装置。
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JP2008077994A JP2009231719A (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 露光装置に用いられる楕円鏡の保持方法および保持装置 |
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2008
- 2008-03-25 JP JP2008077994A patent/JP2009231719A/ja active Pending
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