JP2009231554A - 半導体素子の実装構造および半導体素子の実装方法 - Google Patents

半導体素子の実装構造および半導体素子の実装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】化合物半導体に適用可能で、かつ、小型化が可能で、かつ、気密封止型のシーリング構造を有する半導体素子の実装構造を提供する。
【解決手段】機能回路と該機能回路の電極4とを形成した半導体素子基板1を収納するキャビティ7を表面に設け、かつ、表面の外周部に配線層を利用して、半導体素子基板1を囲うシーリング構造5と電極15とを形成した実装基板6と、シーリング構造5と鏡像対称な形状のシーリング構造19が外周部に形成されたキャップ基板13とを有し、半導体素子基板1の電極4と実装基板6の電極15、および、実装基板6のシーリング構造5とキャップ基板13のシーリング構造19とを、共晶温度が300℃以下の共晶合金による接合または表面活性化接合により接合する。キャビティ7を穿設しないで、半導体素子基板1の裏面を実装基板6の表面に直接接着しても良く、電極4と電極15とは、ワイヤボンディングで接続しても良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体素子の実装構造および半導体素子の実装方法に関し、特に、高周波帯域に使用される半導体素子の実装構造および半導体素子の実装方法に関する。
図11は、非特許文献1のインターネットURL「http://www.hittite.com/index.cfm?body_content=company&company_sub=tools&type=connectorized_modules&catid=0&sort=function&source=leftnav」(Hittite Microwave Corporation)に記載されている模式図であって、第1の従来例の半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。図11に示す第1の従来例においては、気密封止を実現するために、金属筐体38(パッケージ金属筐体)が用いられている。金属筐体38の側壁には、高周波同軸コネクタの構成部品であるガラス同軸ビーズ36が設けられている。機能回路(IC)32が搭載された半導体素子基板31を金属筐体38に実装した後に、金属などからなるシールキャップ39を、シーム溶接、ろう付け、あるいは、接着等の手段によって金属筐体38の上面に接続することによって、機能回路32周辺の気密性を確保する。
金属筐体38内部には、半導体素子基板31を搭載するキャビティが設けられた実装基板34が配置されており、実装基板34上には、実装基板上配線として、マイクロストリップ線路、グランデッドコプレーナ線路等の平面導波路配線33が配置されている。半導体素子基板31上の機能回路32と実装基板34上の平面導波路配線33とは、半導体素子基板−実装基板接続ワイヤ35を用いたワイヤボンディングによって、また、実装基板34上の平面導波路配線33とガラス同軸ビーズ36の同軸線路中心導体37とは、はんだ、あるいは、銀ペースト等によって、電気的・機械的に接続されている。
しかし、図11に示すような第1の従来例による半導体実装は、気密性に大変優れているものの大変高価であった。また、外部端子が、Vコネクタ、Kコネクタなどの同軸コネクタとなるため、小型化することが難しかった。
図12は、非特許文献2のインターネットURL「http://www.hittite.com/index.cfm?body_content=company&company_sub=tools&type=pack_pcb_layout_ceramic_glass&catid=0&sort=function&source=leftnav」(Hittite Microwave Corporation)に記載されている模式図であって、第2の従来例の半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。図12に示す第2の従来例においては、気密封止を実現するために、Al2O3やAlNなどのセラミック筐体を用いている。セラミック筐体は、図12に示すように、実装基板下部48、半導体素子基板41を搭載するキャビティを有する実装基板44、および、実装基板側壁46からなる。
実装基板44上には、実装基板上配線として、コプレーナ線路等の平面導波路配線43が配置されており、平面導波路配線43は、外部へ信号を取り出すためのフィードスルー電極47とはんだなどによって接続されている。半導体素子基板41上に搭載された機能回路(IC)42は、半導体素子基板−実装基板接続ワイヤ45を用いたワイヤボンディングによって実装基板44上の平面導波路配線43と接続される。機能回路42が搭載された半導体素子基板41は、実装基板44内のキャビティに銀ペースト等によって接着される。
半導体素子基板41を実装した後に、金属などからなるシールキャップ49をシーム溶接、ろう付け、あるいは、接着等の手段によってセラミック筐体すなわち実装基板側壁46の上面に接続することによって機能回路42周辺の気密性を確保する。
しかし、図12に示すような第2の従来例よる半導体実装は、セラミック筐体を用いることによって、図11のような金属筐体38に比較すると、低コスト化が可能になっているが、プラスチックパッケージには遠く及ばない。また、同軸コネクタではなく、フィードスルー電極47を用いることによって小型化されているが、搭載している半導体素子基板41の大きさに比較すると、数倍から数十倍の大きさとなってしまっている。また、インピーダンス整合を考慮していない半導体素子基板−実装基板接続ワイヤ45というボンディングワイヤやフィードスルー電極47を採用しているため、実装構造自体での電気的特性の劣化が大きい。
インターネットURL「http://www.hittite.com/index.cfm?body_content=company&company_sub:tools&type=connectorized_modules&catid=0&sort=function&source=leftnav」(Hittite Microwave Corporation) インターネットURL「http://www.hittite.com/index.cfm?body_content=company&company_sub:tools&type=pack_pcb_layout_ceramic_glass&catid:0&sort=function&source=leftnav」(Hittite Microwave Corporation)
以上のように、従来技術においては、次のような欠点があった。
(1)金属筐体パッケージは、気密性に大変優れているものの大変高価である。また、外部端子が、Vコネクタ、Kコネクタなどの同軸コネクタとなるため、小型化することが難しい。
(2)セラミック筐体パッケージは、金属筐体パッケージに比較して低コストであるが、プラスチックパッケージよりもはるかに高価である。また、フィードスルー電極を用いる場合、金属筐体パッケージにおける同軸コネクタよりも小型化されているが、搭載している半導体素子基板の大きさに比較すると、数倍から数十倍の大きさとなってしまっている。また、インピーダンス整合を考慮していないボンディングワイヤやフィードスルー電極を採用しているため、実装構造自体での電気的特性の劣化が大きい。
(3)さらには、実装組立時のプロセス温度が高く、化合物半導体を実装することが困難である。
本発明は、前述のような従来技術の欠点ならびに問題点を解決するために、化合物半導体に適用可能であり、かつ、チップレベルまで小型化が可能な、気密封止型のシーリング構造を有する半導体素子の実装構造および半導体素子の実装方法を提供することを目的としている。
本発明は、前述の課題を解決するために、以下のような実装構造および実装方法を主に採用している。
(1)実装基板表面の外周部に配線金属を利用したシーリング構造を設け、また、同様の形状のシーリング構造を外周部に設けたキャップ基板を用意し、相互のシーリング構造同士を接合することによって、良好な気密封止を実現する。
(2)実装組立におけるプロセス温度を低く抑えるために、機能回路を搭載した半導体素子基板と実装基板、および、実装基板とキャップ基板との接合には、共晶温度が300℃以下の共晶合金による接合または表面活性化接合(SAB:Surface Activated Bonding)を用いる。
より具体的には、以下のごとき各技術手段から構成されている。
第1の技術手段は、機能回路と該機能回路の電極とが形成された半導体素子基板を有し、かつ、前記半導体素子基板を搭載する領域を表面に設けるとともに、表面の外周部に、配線層を利用して、前記半導体素子基板を囲うシーリング構造と電極とが形成された実装基板を有し、かつ、前記実装基板のシーリング構造と鏡像対称な形状のシーリング構造が外周部に形成されたキャップ基板を有する半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とが接続され、かつ、前記実装基板のシーリング構造と前記キャップ基板のシーリング構造とが接合されていることを特徴とする。
第2の技術手段は、前記第1の技術手段に記載の半導体素子の実装構造において、前記実装基板の表面に、前記半導体素子基板を搭載する代わりに、前記半導体素子基板を収納または搭載するキャビティが穿設されていることを特徴とする。
第3の技術手段は、前記第1または第2の技術手段に記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板の配線層として配線層間絶縁膜が介在した複数の配線層を有し、前記半導体素子基板の電極が、最下層の配線層上または最上位の配線層上に形成されていることを特徴とする。
第4の技術手段は、前記第3の技術手段に記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板の配線層間絶縁膜が、SiN,SiO2、ポリイミド、BCB(benzcyclobutene)、ポリシロキサン、パレリン(Parylene)、エポキシ樹脂のいずれかからなることを特徴とする。
第5の技術手段は、前記第1ないし第4の技術手段のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記実装基板の配線層として1ないし複数の配線層を有し、前記実装基板の電極が、前記実装基板の表面に形成された表面配線層上または前記実装基板の中間に形成された中間配線層上に形成されていることを特徴とする。
第6の技術手段は、前記第1ないし第5の技術手段のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板は、前記キャップ基板のキャビティ内に収納されているか、または、前記キャップ基板のキャビティ面上に裏面側を接着して搭載されていることを特徴とする。
第7の技術手段は、前記第1ないし第6の技術手段のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板は、GaAs,InP,InAs,InSb,Si,Geのいずれか、または、GaAs,InP,InAs,InSb,Si,Geのいずれかを含む混晶からなることを特徴とする。
第8の技術手段は、前記第1ないし第7の技術手段のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記実装基板は、半導体、セラミック、ガラス、ガラスセラミックス、テフロン(登録商標)のいずれかからなることを特徴とする。
第9の技術手段は、前記第1ないし第8の技術手段のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記キャップ基板は、半導体、セラミック、ガラス、ガラスセラミックス、テフロン(登録商標)のいずれかからなることを特徴とする。
第10の技術手段は、前記第1ないし第9の技術手段のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とが、InSn、SnBi、SnZn、SnAu、SnCuのいずれかのうち、または、InSn、SnBi、SnZn、SnAu、SnCuのいずれかを含む共晶合金のうち、共晶温度が300℃以下の共晶合金により接合されているか、あるいは、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とのそれぞれを構成する金属同士を直接接続する表面活性化接合により接合されていることを特徴とする。
第11の技術手段は、前記第1ないし第9の技術手段のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とが、ワイヤボンディングにより接続されていることを特徴とする。
第12の技術手段は、前記第1ないし第11の技術手段のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記実装基板のシーリング構造と前記キャップ基板のシーリング構造とが、InSn、SnBi、SnZn、SnAu、SnCuのいずれかのうち、または、InSn、SnBi、SnZn、SnAu、SnCuのいずれかを含む共晶合金のうち、共晶温度が300℃以下の共晶合金により接合されているか、あるいは、前記実装基板のシーリング構造と前記キャップ基板のシーリング構造とのそれぞれを構成する金属同士を直接接続する表面活性化接合により接合されていることを特徴とする。
第13の技術手段は、半導体素子基板の表面に機能回路と該機能回路の電極とを形成する工程と、実装基板の表面の外周部に、配線層を利用して、前記半導体素子基板を囲うシーリング構造と電極とを作製する工程と、前記実装基板のシーリング構造と鏡像対称な形状のシーリング構造を外周部に形成されたキャップ基板を作製する工程と、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とを共晶合金接合または表面活性化接合を用いて接合する工程と、前記実装基板のシーリング構造と前記キャップ基板のシーリング構造とを共晶合金接合または表面活性化接合を用いて接合する工程と、を少なくとも含む半導体素子の実装方法とすることを特徴とする。
第14の技術手段は、半導体素子基板の表面に機能回路と該機能回路の電極とを形成する工程と、実装基板の表面の外周部に、配線層を利用して、前記半導体素子基板を囲うシーリング構造と電極とを作製する工程と、前記実装基板のシーリング構造と鏡像対称な形状のシーリング構造を外周部に形成されたキャップ基板を作製する工程と、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とをワイヤボンディングにより接続する工程と、前記実装基板のシーリング構造と前記キャップ基板のシーリング構造とを共晶合金接合または表面活性化接合を用いて接合する工程と、を少なくとも含むことを特徴とする半導体素子の実装方法とすることを特徴とする。
本発明の半導体素子の実装構造およびその実装方法によれば、以下のごとき効果を奏することができる。
(1)実装基板に配線金属を利用したシーリング構造を設け、該シーリング構造と鏡像対称な形状に形成されたキャップ基板のシーリング構造と接続するだけで、気密封止を実現しているので、金属筐体やセラミック筐体による気密封止構造を別途作製する必要がなく、チップレベルの大きさで気密封止を実現することが可能である。
(2)実装基板には、プロセス互換性のないチップも同時に搭載可能である。気密封止が必要な化合物半導体チップを搭載または収納する実装基板の外周部に、余分に金属のシーリング構造を設けて、キャップ基板のシーリング構造と接合するだけで良く、簡易な構造で気密封止を実現することができ、実装工程数が大幅に削減される。
(3)気密封止される半導体素子基板には、特別に余分なパタンや実装に必要な領域などを設ける必要がない。
(4)実装におけるプロセス温度を300℃以下に低く抑えることができるため、化合物半導体にも適用可能であり、化合物半導体を用いた機能素子の電気的な特性を損なうことなく、実装することが可能となる。
以下に、本発明に係る半導体素子の実装構造および半導体素子の実装方法の最良の実施形態について、その一例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてまずその概要を説明する。本発明は、化合物半導体の気密封止ウエハレベルパッケージ技術として好適に適用可能な半導体素子の実装構造およびその実装方法に関するものである。表面に配線層を利用したシーリング構造が形成されるとともに、化合物半導体素子を形成した半導体素子基板を搭載する領域が設けられた実装基板と、該実装基板上のシーリング構造と鏡像対称な形状のシーリング構造を備えたキャップ基板とを、対向させて、共晶合金または表面活性化接合を用いて接合することを特徴としている。
つまり、本発明の大きな特徴として、以下の3点がある。
(1)実装基板とキャップ基板とに互いに鏡像対称な形状のシーリング構造を設け、キャップ基板を、実装基板上に搭載した化合物半導体素子(チップ)上に被せることによって、ウエハレベルでの気密封止を実現する。
(2)実装基板には、様々な化合物半導体素子(チップ)を同時に搭載することが可能であり、プロセス互換性のないチップであっても搭載することが可能である。気密封止が必要な化合物半導体素子(チップ)を搭載または収納する実装基板の外周部に、余分にシーリング構造を設け、キャップ基板に設けた鏡像対称な形状のシーリング構造と接合することにより、キャップ基板を化合物半導体素子(チップ)上に被せる構造である。
(3)実装組立におけるプロセス温度を低く抑えるために、キャップ基板と実装基板との接合には、共晶合金接合または表面活性化接合(SAB:Surface Activated Bonding)を用いる。共晶合金接合の材料としては、共晶温度が300℃以下の共晶合金を用い、SnAu(Sn95%、Au5%、共晶温度217℃)が最適である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る半導体素子の実装構造として第1の実施形態を例示する半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。また、図2は、図1に示す半導体実装素子の上面を示す模式図であり、図2(a)は、半導体素子基板表面の構造、図2(b)は、キャップ基板表面の構造、図2(c)は、実装基板表面の構造、をそれぞれ示している。
半導体素子基板1は、GaAs,InP,InAs,InSb,Si,Geのいずれか、または、GaAs,InP,InAs,InSb,Si,Geのいずれかを含む混晶などの半導体材料からなり、半導体素子基板1上には、図2(a)に示すように、トランジスタ、ダイオードなどの能動回路やキャパシタ、抵抗、インダクタなどの受動素子を用いて機能回路が形成されている。図1、図2(a)に示す第1の配線層2、第2の配線層12などの機能回路の配線層は、Au,Cu,Al,Wのいずれか、または、Au,Cu,Al,Wのいずれかを含む合金などからなっている。
また、図1に示す第1−第2の配線層間絶縁膜3などの配線層間絶縁膜は、SiO2、SiNなどのいずれかの無機材料か、または、ポリイミド、BCB(benzcyclobutene)、ポリシロキサン、パレリン(Paralene、パラキシレン系樹脂)などのいずれかの有機系材料からなっている。また、半導体素子基板1上には、高周波信号端子、直流バイアス端子や、グランド端子などの電極4が、半導体素子基板1−実装基板6接続部として、最下層の配線層つまり第1の配線層2によって形成されている。
図2(a)に示すように、半導体素子基板1上に形成された機能回路は、第1の配線層2、第2の配線層12などによって、外部との接続用の電極4と接続される。なお、配線層は、図1に示すように、第1の配線層2、第2の配線層12など、多層の配線層からなっており、各配線層間には、第1−第2の配線層間絶縁膜3などの配線層間絶縁膜が形成されている。
実装基板6は、半導体、セラミック、ガラス、ガラスセラミックス、テフロン(登録商標)などの気密性の良い基板からなり、半導体素子基板1を搭載する部分には、図1、図2(c)に示すように、半導体素子基板1の形状・大きさに応じて、矩形状に穿設されたキャビティ7が設けられている。また、実装基板6の外周部には、Au,Cu,Al,W,Moのいずれか、または、Au,Cu,Al,W,Moのいずれかを含む合金などによる中間配線層9、表面配線層8などの2層以上の配線層を有している。また、キャップ基板も、半導体、セラミック、ガラス、ガラスセラミックス、テフロン(登録商標)などの気密性の良い基板からなっている。
実装基板6の表面に形成される表面配線層8により、実装基板6−半導体素子基板1接続部として、実装基板6を半導体素子基板1に電気的に接続するための電極15と、実装基板6−キャップ基板13接続部として、半導体素子基板1を囲む形状で、実装基板6をキャップ基板13に接続するためのシーリング構造5とが形成されている。電極15からは、図1、図2(c)に示すように、配線層間ビア10、中間配線層9を介して、実装基板6−キャップ基板13接続部のシーリング構造5の位置よりもさらに実装基板6の外周側に形成されている表面配線層8と接続されて、外部への信号の取り出しを行うことができる構造となっている。
半導体素子基板1上に作製された電極4と実装基板6上に作製された電極15とは、互いに接続される。半導体素子基板1の電極4と実装基板6の電極15とは、それぞれの電極用の配線金属同士(つまり、それぞれの電極を構成する金属同士)を直接接合する表面活性化接合か、あるいは、InSn(共晶温度117℃)、SnBi(共晶温度139℃)、SnZn(共晶温度198℃)、SnAu(共晶温度217℃、280℃)、SnCu(共晶温度227℃)などのいずれか、または、これらのいずれかを含む共晶の合金などのうち、共晶温度が300℃以下の共晶合金を介して接続する共晶合金接合か、のいずれかによって接続される。
さらに、半導体素子基板1を収納するためのキャビティを有するキャップ基板13は、図1、図2(b)に示すように、実装基板6と鏡像対称な形状のキャップ基板シーリング構造19が配線層用の配線金属を用いて設けられている。実装基板6とキャップ基板13とは、シーリング構造5とキャップ基板シーリング構造19との部分で、それぞれのシーリング構造を形成している配線金属同士を直接接続する表面活性化接合か、あるいは、InSn(共晶温度117℃)、SnBi(共晶温度139℃)、SnZn(共晶温度198℃)、SnAu(共晶温度217℃、280℃)、SnCu(共晶温度227℃)などのいずれか、または、これらのいずれかを含む共晶の合金などのうち、共晶温度が300℃以下の共晶合金を介して接続する共晶合金接続か、のいずれかによって接続される。
以上のような半導体素子の実装構造により、実装基板6とキャップ基板13とのシーリング構造で封止された内部空間は、チップレベルの大きさで気密性を確保することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る半導体素子の実装構造の第2の実施形態について、図3を用いて説明する。図3は、本発明に係る半導体素子の実装構造として第2の実施形態を例示する半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。
図3に示す半導体素子の実装構造は、第1の実施形態における図1、図2の半導体素子の実装構造とは、次の点で異なった構造とされている。
まず、第1に、実装基板6には、半導体素子基板1を搭載する領域に、図1に示すようなキャビティ7が穿設されていなく、半導体素子基板1の表面を上側に向けて、実装基板6表面に、直接、半導体素子基板1の裏面側が接着されている点で異なっている。
第2に、半導体素子基板1の第1の配線層2上の電極4と実装基板6の表面配線層8上の電極15とが、半導体素子基板−実装基板接続ワイヤ14をワイヤボンディングすることによって接続されている点で異なっている。
本第2の実施形態における実装構造においては、半導体素子基板1と実装基板6との電極間の接続を、共晶合金による接合や表面活性化接合を用いることなく、簡易なワイヤボンディングを用いているため、第1の実施形態に比し、経済性、汎用性に優れている。
なお、本第2の実施形態においても、実装基板6とキャップ基板13とのシーリング構造は有効であり、チップレベルの大きさで、第1の実施形態の場合と同様の気密性を得ることが可能である。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係る半導体素子の実装構造の第3の実施形態について、図4を用いて説明する。図4は、本発明に係る半導体素子の実装構造として第3の実施形態を例示する半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。
図4に示す半導体素子の実装構造は、第2の実施形態における図3の半導体素子の実装構造と同様、半導体素子基板1の電極4と実装基板6の電極15とを、半導体素子基板−実装基板接続ワイヤ14を用いたワイヤボンディングによって接続しているが、第2の実施形態における図3の場合とは異なり、本実施形態における実装基板6には、半導体素子基板1を搭載する領域に、キャビティ7が穿設されているので、比較的厚い半導体素子基板1を搭載することが可能である。
また、本実施形態においては、キャビティ7を、第1の実施形態における図1の場合よりも、中間配線層9の長さを長く形成して、あるいは、キャビティ7の幅または深さを大きくとって、実装基板6の中間配線層9を露出させて、該中間配線層9の露出部上に、半導体素子基板1の電極4と電気的に接続する電極15を作製しており、半導体素子基板1の電極4は、実装基板6の内部配線である中間配線層9の電極15に、半導体素子基板−実装基板接続ワイヤ14を用いてワイヤボンディング接続される。
なお、本第3の実施形態においても、実装基板6とキャップ基板13とのシーリング構造は有効であり、チップレベルの大きさで、第1の実施形態の場合と同様の気密性を得ることが可能である。
(第4の実施形態)
次に、本発明に係る半導体素子の実装構造の第4の実施形態について、図5を用いて説明する。図5は、本発明に係る半導体素子の実装構造として第4の実施形態を例示する半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。
図5に示す半導体素子の実装構造においては、第1ないし第3の実施形態における図1ないし図4の半導体素子の実装構造とは異なり、半導体素子基板1について、実装基板6側の電極15と電気的に接続する電極4が、最上層の配線層(図5の場合、第3の配線層)を用いて作製されている。さらに、半導体素子基板1を実装基板6に実装する場合、第1の実施形態における図1の場合と同様、半導体素子基板1の表面を下側に向けて、半導体素子基板1の電極4と実装基板6の電極15とを、表面活性化接合により直接接合するかまたは共晶合金を用いた共晶合金接合により接続している。
また、図5に示す本第4の実施形態の実装基板6においては、第3の実施形態における図4の実装基板6の場合と同様に、第1の実施形態における図1の場合よりも、中間配線層9の長さを長く形成して、あるいは、キャビティ7の幅または深さを大きくとって、実装基板6の中間配線層9を露出させて、該中間配線層9の露出部上に、半導体素子基板1の電極4と電気的に接続する電極15を作製しており、半導体素子基板1上の最上層の配線層に作製された電極4は、中間配線層9上の電極15に直接接合されるかまたは共晶合金を介して接合される。
なお、本第4の実施形態においても、実装基板6とキャップ基板13とのシーリング構造は有効であり、チップレベルの大きさで、第1の実施形態の場合と同様の気密性を得ることが可能である。
(第5の実施形態)
次に、本発明に係る半導体素子の実装構造の第5の実施形態について、図6を用いて説明する。図6は、本発明に係る半導体素子の実装構造として第5の実施形態を例示する半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。
図6に示す半導体素子の実装構造は、第1の実施形態における図1の場合と多くの点で共通の構造となっているが、次の点が大きく異なった構造とされている。つまり、図6に示す半導体素子の実装構造は、図1の場合とは異なり、キャップ基板13が半導体素子基板1の裏面と接着された構造とされている。さらに、キャップ基板13の外周部に形成するキャップ基板シーリング構造19の厚さを、図1の場合とは異なり、半導体素子基板1の厚さに比例して厚くしている。
なお、本第5の実施形態においても、実装基板6とキャップ基板13とのシーリング構造は有効であり、チップレベルの大きさで、第1の実施形態の場合と同様の気密性を得ることが可能である。
(第6の実施形態)
次に、本発明に係る半導体素子の実装方法について、図1に示す半導体素子の実装構造を製造する製造方法の一例を説明する。図7は、本発明に係る半導体素子の実装方法に関する製造工程の一例を説明するための模式図であり、第1の実施形態における図1の半導体素子の実装構造を製造する場合を例にとって示している。
まず、GaAs,InP,InAs,InSb,Si,Geのいずれか、または、これらのいずれかを含む混晶などの半導体材料からなる半導体素子基板1を用意し、デジタル回路、アナログ回路、マイクロ波回路などの能動回路やキャパシタ、抵抗、インダクタなどからなる受動回路などの機能回路を作製する。同時に、機能回路を作製する本工程で、機能回路用の配線層を用いて、実装基板6と接続するための電極4を作製する。該配線層に用いる配線金属や配線層間絶縁膜は、機能回路で用いるものと同一の材料である。
例えば、配線金属がAu、配線層間絶縁膜がBCB(benzcyclobutene)の場合、図7(a)の第1の工程つまり機能回路作製工程に示すように、Auの第1の配線層2は、厚膜化が容易な電界メッキを用いて、例えば、厚さ1〜5μmで作製する。実装基板6と接続するための電極4も、第1の配線層2を用いて、半導体素子基板1の外周部に、作製する。電極4の大きさは、10〜100μm角である。
次に、図7(b)の第2の工程つまりビアホール作製工程に示すように、BCBを用いた第1−第2の配線層間絶縁膜3を、第1の配線層2上に、例えば1〜10μmの厚さで、スピンコーティングした後、フッ素系の反応性イオンエッチングによって、第1−第2の配線層間ビアホール16を作製する。
次に、図7(c)の第3の工程つまり配線層作製工程に示すように、製作工程簡易化の観点から、第1−第2の配線層間ビアホール16へ個別に金属を充填することはしないで、第1−第2の配線層間ビアホール16への金属充填つまり第1−第2の配線層間ビア11の形成は、上層の配線層である第2の配線層12の形成と一括して行う。
しかる後、図7(c)に示すように、必要な配線層数分だけ、前述の第2の工程つまりビアホール作製工程および当該第3の工程つまり配線層作製工程を繰り返す。図7(c)の例においては、配線層は3層の場合を示している。
なお、半導体素子基板1側の電極4を或る程度の高さ例えば第1−第2の配線層間絶縁膜3と同程度の高さを有するように形成する場合は、前述の第2の工程つまりビアホール作製工程において、第1−第2の配線層間ビアホール16を形成する際に、同時に、実装基板6と接続するための電極4を形成するための電極形成用ビアホールも作製する。該電極形成用ビアホールの大きさは、電極4の大きさの10〜100μm角である。しかる後、第3の工程つまり配線層作製工程において、上層の配線層である第2の配線層12の形成の際に、第1−第2の配線層間ビアホール16への金属充填による第1−第2の配線層間ビア11の形成と同時に、該電極形成用ビアホールへの金属充填つまり電極4の形成を一括して行う。ただし、この場合においては、配線層数分だけ、第2の工程および第3の工程を繰り返す際に、電極形成用ビアホールのさらなる作製は行わなくても良い。
次に、図7(d)の第4の工程つまり電極露出工程に示すように、機能回路の周辺部つまり半導体素子基板1の外周部に形成された電極4を露出するように、フッ素系の反応性イオンエッチングを用いて、BCBを用いた多層の配線層間絶縁膜をエッチングする。さらに、電極4上には、実装基板6との接合のための接合金属17として、共晶温度が300℃以下の共晶合金を堆積する。
接合金属17の共晶合金として、例えば、特許文献の特許第3640017号公報「鉛フリーはんだバンプとその形成法」(石井他)に記載されているように、6.2μm厚さのSnAu(Au5%、共晶温度217℃)を用いる場合、電子ビーム蒸着装置を用いて、600nmのSnと20nmのAuとを交互に10層積層して形成する。
次に、図7(e)の第5の工程つまり実装基板作製工程に示すように、実装基板6は、例えば、LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramic:低温同時焼成セラミックス)などの積層が比較的容易なセラミック材料を用いて2層以上形成するとともに、配線層についても、CuやAgなどの金属材料を用いて、中間配線層9、表面配線層8と、2層以上、形成する。
さらに、実装基板6の上層基板には、表面配線層8を形成するための配線層を形成する際に、表面配線層8を形成するための配線層を利用して、中間配線層9と表面配線層8とを接続するための配線層間ビア10を形成する。また、表面配線層8を形成するための配線層を利用して、半導体素子基板1と電気的に接続するための電極15、および、半導体素子基板1を囲むように、キャップ基板13と接合するためのシーリング構造5を形成するとともに、シーリング構造5よりも外周側に、外部端子となるフィードを作製しておく。電極15は、シーリング構造5を避けるように、配線層間ビア10、中間配線層9を介して、外部への取り出し端子であるフィードの表面配線層8ヘと接続する構造とされる。
また、実装基板6上の半導体素子基板1を搭載する領域には、図7(d)までの工程によって作製された半導体素子基板1上の配線層や配線層間絶縁膜の厚さに合わせて、10〜1,000μmの深さを有するキャビティ7をエッチングすることによって穿設する。
次に、図7(f)の第6の工程つまり半導体素子基板接合工程に示すように、半導体素子基板1の表面を下側に向けて、半導体素子基板1の電極4と実装基板6の電極15とを合わせて、接合金属17として、電極4上に堆積した共晶合金の共晶温度以上の温度を用いて、例えば、SnAu(Au5%、共晶温度217℃)の共晶合金の場合には220℃の温度を用いて、互いの電極同士を接合する。
一方、キャップ基板13は、第7の工程つまりキャップ基板作製工程において、実装基板6と同様のセラミック材などの材料を用意して、キャビティを有する構造に作製し、さらに、キャップ基板13の外周部には、Cu,Ag,Wなどの金属材料を用いて、図7(g)に示すように、キャップ基板シーリング構造19を設ける。また、キャップ基板シーリング構造19上には、さらに、共晶温度が300℃以下の例えばSnAu(Au20%、共晶温度280℃)などの共晶合金を、接合金属18として、1〜10μm程度の厚さで堆積しておく。
最後に、図7(g)の第8の工程つまりキャップ基板接合工程において、キャップ基板13のキャップ基板シーリング構造19と実装基板6のシーリング構造5とを合わせて、接合金属18として、キャップ基板シーリング構造19上に堆積した共晶合金の共晶温度以上の温度を用いて、例えば、SnAu(Au20%、共晶温度280℃)の共晶合金の場合には、280℃の温度を用いて、互いに接合させることによって、半導体素子の実装構造が完成する。
ここで、半導体素子基板1と実装基板6との接合、また、実装基板6とキャップ基板13との接合については、前述のような、共晶合金による接合を用いずに、「表面活性化による低エネルギー接合」(須賀 唯知、まてりあ、35(5)、476(1996))に記載されているような表面活性化接合(SAB:Surface Activated Bonding)を用いることも可能である。表面活性化接合の場合には、接合する2つの基板の互いに接合させる面に、真空中で、Arイオンビームなどを照射してエッチングした後、活性化した金属同士を直接接合させる。表面活性化接合を用いる場合には、前述のように、半導体素子基板1上の電極4やキャップ基板13上のキャップ基板シーリング構造19の上には、接合金属17や接合金属18として、共晶合金を堆積する必要はない。
(第7の実施形態)
次に、本発明に係る半導体素子の実装方法について、図3に示す半導体素子の実装構造を製造する製造方法の一例を説明する。図8は、本発明に係る半導体素子の実装方法に関する製造工程の図7とは異なる例を説明するための模式図であり、第2の実施形態における図3の半導体素子の実装構造を製造する場合を例にとって示している。
本実施形態における図8(a)の第1の工程つまり機能回路作製工程から図8(d)の第4の工程つまり電極露出工程までの製造工程は、第6の実施形態として示した図7(a)から図7(d)までの製造工程と同一である。ただし、本実施形態においては、半導体素子基板1の電極4と実装基板6の電極15とはワイヤボンディング接続する場合であるので、半導体素子基板1の電極4上には、実装基板6の電極15と接続するための共晶合金を堆積する必要はない。
また、第2の実施形態の図3の半導体素子の実装構造を製造する場合であるので、次の図8(e)の第5の工程つまり実装基板作製工程に示すように、実装基板6は、その表面に半導体素子基板1を収納または搭載するためのキャビティを穿設しないが、その他については、第6の実施形態の図7(e)の場合と同様であり、表面配線層8を用いて、半導体素子基板1と接続するための電極15と、キャップ基板13と接合するためのシーリング構造5とを形成するとともに、外部端子となるフィードを作製しておく。電極15は、シーリング構造5を避けるように、電極15は、シーリング構造5を避けるように、配線層間ビア10、中間配線層9を介して、外部への取り出し端子であるフィードの表面配線層8ヘと接続する構造とされる。
次に、図8(f)の第6の工程つまり半導体素子基板接続工程に示すように、半導体素子基板1の裏面をそのまま下側に向けて、半導体素子基板1の裏面と実装基板6の表面とを、銀ペースト、はんだ、有機系接着材などによって接着し、半導体素子基板1の電極4と実装基板6の電極15とを、半導体素子基板−実装基板接続ワイヤ14を用いてワイヤボンディング接続する。
一方、キャップ基板13は、第7の工程つまりキャップ基板作製工程において、第6の実施形態における場合と同様のセラミック材などの材料を用意して、キャビティを有する構造に作製し、さらに、キャップ基板13の外周部には、Cu,Ag,Wなどの金属材料を用いて、図8(g)に示すように、キャップ基板シーリング構造19を設ける。また、キャップ基板シーリング構造19上には、さらに、共晶温度が300℃以下の例えばSnAu(Au20%、共晶温度280℃)などの共晶合金を、接合金属18として、1〜10μm程度の厚さで堆積しておく。
最後に、図8(g)の第8の工程つまりキャップ基板接合工程において、第6の実施形態における図7(g)の場合と同様に、キャップ基板13のキャップ基板シーリング構造19と実装基板6のシーリング構造5とを合わせて、接合金属18として、キャップ基板シーリング構造19上に堆積した共晶合金の共晶温度以上の温度を用いて、例えば、SnAu(Au20%、共晶温度280℃)の共晶合金の場合には、280℃の温度を用いて、互いに接合させることによって、半導体素子の実装構造が完成する。
なお、本第7の実施形態の場合も、第6の実施形態における場合と同様、実装基板6とキャップ基板13との接合には、共晶合金による接合を用いずに、表面活性化接合を用いることも可能である。表面活性化接合を用いる場合には、前述のように、キャップ基板シーリング構造19の上には、接合金属18として、共晶合金を堆積する必要はない。
(第8の実施形態)
次に、本発明に係る半導体素子の実装方法について、図5に示す半導体素子の実装構造を製造する製造方法の一例を説明する。図9は、本発明に係る半導体素子の実装方法に関する製造工程の図7とはさらに異なる例を説明するための模式図であり、第4の実施形態における図5の半導体素子の実装構造を製造する場合を例にとって示している。
本実施形態における図9(a)の第1の工程つまり機能回路作製工程から図9(c)の第3の工程つまり配線層作製工程までの製造工程は、第6の実施形態として示した図7(a)から図7(c)までの製造工程と同一である。ただし、電極4は、第1の工程つまり機能回路作製工程では作製しない。
その後、図9(d)の第4の工程つまり電極形成工程に示すように、電極4は最上層の配線層(図9の場合、第3の配線層)上に露出した状態で作製して、第6の実施形態の場合と同様の方法によって、電極4上には、SnAu(Au5%、共晶温度217℃)などの共晶合金を、実装基板6との接合のための接合金属17として、堆積しておく。なお、本実施形態においては、最上層の配線層上に電極4が設けられているため、第6の実施形態の場合のような、電極4を露出するための配線層間絶縁膜のエッチングは不要である。
次の実装基板の作製においては、図9(e)の第5の工程つまり実装基板作製工程に示すように、第6の実施形態の図7(e)の第5の工程つまり実装基板作製工程における中間配線層9の長さよりも長く形成して、あるいは、キャビティ7の幅または深さをさらに大きくとって、キャビティ7内に中間配線層9を露出させるとともに、シーリング構造5は、実装基板6の表面の表面配線層8を用いて作製し、電極15は、キャビティ7内に露出させた中間配線層9を用いて作製する。
次に、図9(f)の第6の工程つまり半導体素子基板接合工程に示すように、第6の実施形態の図7(f)の第6の工程つまり半導体素子基板接合工程の場合と同様、半導体素子基板1の表面を下側に向けて、半導体素子基板1の電極4と実装基板6の電極15とを合わせて、接合金属17として、電極4上に堆積した共晶合金の共晶温度以上の温度を用いて、例えば、SnAu(Au5%、共晶温度217℃)の共晶合金の場合には220℃の温度を用いて、互いの電極同士を接合する。
一方、キャップ基板13は、第7の工程つまりキャップ基板作製工程において、第6の実施形態における場合と同様のセラミック材などの材料を用意して、キャビティを有する構造に作製し、さらに、キャップ基板13の外周部には、Cu,Ag,Wなどの金属材料を用いて、図9(g)に示すように、キャップ基板シーリング構造19を設ける。また、キャップ基板シーリング構造19上には、さらに、共晶温度が300℃以下の例えばSnAu(Au20%、共晶温度280℃)などの共晶合金を、接合金属18として、1〜10μm程度の厚さで堆積しておく。
最後に、図9(g)の第8の工程つまりキャップ基板接合工程において、第6の実施形態における図7(g)の場合と同様に、キャップ基板13のキャップ基板シーリング構造19と実装基板6のシーリング構造5とを合わせて、接合金属18として、キャップ基板シーリング構造19上に堆積した共晶合金の共晶温度以上の温度を用いて、例えば、SnAu(Au20%、共晶温度280℃)の共晶合金の場合には、280℃の温度を用いて、互いに接合させることによって、半導体素子の実装構造が完成する。
なお、本第8の実施形態の場合も、第6の実施形態における場合と同様、半導体素子基板1と実装基板6との接合、また、実装基板6とキャップ基板13との接合には、共晶合金による接合を用いずに、表面活性化接合を用いることも可能である。表面活性化接合を用いる場合には、前述のように、半導体素子基板1上の電極4やキャップ基板13上のキャップ基板シーリング構造19の上には、接合金属17や接合金属18として、共晶合金を堆積する必要はない。
(第9の実施形態)
次に、本発明に係る半導体素子の実装方法について、図6に示す半導体素子の実装構造を製造する製造方法の一例を説明する。図10は、本発明に係る半導体素子の実装方法に関する製造工程の図7とはさらに異なる例を説明するための模式図であり、第5の実施形態における図6の半導体素子の実装構造を製造する場合を例にとって示している。
本実施形態における図10(a)の第1の工程つまり機能回路作製工程から図10(d)の第4の工程つまり電極露出工程までの製造工程は、第6の実施形態として示した図7(a)から図7(d)までの製造工程と同一である。
一方、キャップ基板13は、第5の工程つまりキャップ基板作製工程において、第6の実施形態における場合と同様のセラミック材などの材料を用意して、キャビティを有する構造に作製し、さらに、キャップ基板13の外周部には、Cu,Ag,Wなどの金属材料を用いて、図10(e)に示すように、第1の実施形態における場合よりも、厚さを厚くしてキャップ基板シーリング構造19を形成する。また、キャップ基板シーリング構造19上には、さらに、共晶温度が300℃以下の例えばSnAu(Au5%、共晶温度217℃)などの共晶合金を、接合金属18として、6.2μm程度の厚さで堆積しておく。
その後、図10(e)の第6の工程つまりキャップ基板接着工程に示すように、図10(d)の第4の工程つまり電極露出工程までの製造工程で作製した半導体素子基板1の裏面を、キャップ基板13の内側のキャビティ面に接合する。半導体素子基板1とキャップ基板13との接合には、銀ペースト、はんだ、有機系接着材などを用いる。ここで、半導体素子基板1上に作製された電極4の上面の高さと、キャップ基板13に作製されたキャップ基板シーリング構造19の上面の高さとが合うように、キャップ基板シーリング構造19の高さをあらかじめ調整して作製しておく必要がある。また、半導体素子基板1上の電極4の上とキャップ基板13のキャップ基板シーリング構造19の上とにそれぞれ、接合金属17、接合金属18として、堆積する共晶合金は、共晶温度が300℃以下で、かつ、同一の材料を用いる。
次の実装基板の作製においては、図10(f)の第7の工程つまり実装基板作製工程に示すように、第6の実施形態の図7(e)の第5の工程つまり実装基板作製工程と同様に、実装基板6の表面の表面配線層8を用いて、半導体素子基板1と電気的に接続するための電極15、および、半導体素子基板1を囲むように、キャップ基板13と接続するためのシーリング構造5を形成するとともに、外部端子となるフィードを作製する。
最後に、図10(g)の第8の工程つまりキャップ基板接合工程において、半導体素子基板1を接合したキャップ基板13の表面を下に向けて、半導体素子基板1の電極4と実装基板6の電極15とを合わせ、さらに、キャップ基板13のキャップ基板シーリング構造19と実装基板6のシーリング構造5とを合わせて、それぞれ、接合金属17および接合金属18として、半導体素子基板1の電極4上およびキャップ基板シーリング構造19上に堆積した共晶合金の共晶温度以上の温度を用いて、例えば、SnAu(Au5%、共晶温度217℃)の共晶合金の場合には、220℃の温度を用いて、互いに接合させることによって、半導体素子の実装構造が完成する。
なお、本第9の実施形態の場合も、第6の実施形態における場合と同様、半導体素子基板1と実装基板6との接合、また、実装基板6とキャップ基板13との接合には、共晶合金による接合を用いずに、表面活性化接合を用いることも可能である。表面活性化接合を用いる場合には、前述のように、半導体素子基板1上の電極4やキャップ基板13上のキャップ基板シーリング構造19の上には、接合金属17や接合金属18として、共晶合金を堆積する必要はない。
(本発明の作用効果)
以上に詳細に説明したように、本発明の半導体素子の実装構造およびその実装方法によれば、次のような作用効果が得られる。
(1)実装基板に配線金属を利用したシーリング構造を設け、キャップ基板に設けた鏡像対称な形状なシーリング構造と接続するだけで、気密封止を実現しているので、金属筐体やセラミック筐体による気密封止構造を別途作製する必要がなく、かつ、チップレベルの大きさで気密封止を実現することが可能である。
(2)実装基板には、プロセス互換性のないチップも同時に搭載可能である。気密封止が必要な化合物半導体チップを搭載または収納する実装基板の外周部に、余分に金属のシーリング構造を設けて、キャップ基板のシーリング構造と接合するだけで良く、簡易な構造で実現することができ、実装工程数が大幅に削減される。
(3)気密封止される半導体素子基板には、特別に余分なパタンや実装に必要な領域などを設ける必要がない。
(4)実装におけるプロセス温度を300℃以下に低く抑えることができるため、化合物半導体にも適用可能であり、化合物半導体を用いた機能素子の電気的な特性を損なうことなく、実装することが可能となる。
本発明に係る半導体素子の実装構造として第1の実施形態を例示する半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。 図1に示す半導体実装素子の上面を示す模式図である。 本発明に係る半導体素子の実装構造として第2の実施形態を例示する半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。 本発明に係る半導体素子の実装構造として第3の実施形態を例示する半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。 本発明に係る半導体素子の実装構造として第4の実施形態を例示する半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。 本発明に係る半導体素子の実装構造として第5の実施形態を例示する半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。 本発明に係る半導体素子の実装方法に関する製造工程の一例を説明するための模式図である。 本発明に係る半導体素子の実装方法に関する製造工程の図7とは異なる例を説明するための模式図である。 本発明に係る半導体素子の実装方法に関する製造工程の図7とはさらに異なる例を説明するための模式図である。 本発明に係る半導体素子の実装方法に関する製造工程の図7とはさらに異なる例を説明するための模式図である。 第1の従来例の半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。 第2の従来例の半導体実装素子の断面構造を示す模式図である。
符号の説明
1…半導体素子基板、2…第1の配線層、3…第1−第2の配線層間絶縁膜、4…電極(半導体素子基板−実装基板接続部)、5…シーリング構造(実装基板−キャップ基板接続部)、6…実装基板、7…キャビティ(実装基板キャビティ)、8…表面配線層、9…中間配線層、10…配線層間ビア、11…第1−第2の配線層配線間ビア、12…第2の配線層、13…キャップ基板、14…半導体素子基板−実装基板接続ワイヤ、15…電極(実装基板電極、実装基板−半導体素子接続部)、16…第1−第2の配線層配線間ビアホール、17…接合金属(実装基板−半導体素子接合用)、18…接合金属(実装基板−キャップ基板接合用)、19…キャップ基板シーリング構造、31…半導体素子基板、32…機能回路(IC)、33…平面導波路配線(実装基板上配線)、34…実装基板、35…半導体素子基板−実装基板接続ワイヤ、36…ガラス同軸ビーズ、37…同軸線路中心導体、38…金属筐体(パッケージ金属筐体)、39…シールキャップ、41…半導体素子基板、42…機能回路(IC)、43…平面導波路配線(実装基板上配線)、44…実装基板、45…半導体素子基板−実装基板接続ワイヤ、46…実装基板側壁、47…フィードスルー電極、48…実装基板下部、49…シールキャップ。

Claims (14)

  1. 機能回路と該機能回路の電極とが形成された半導体素子基板を有し、かつ、前記半導体素子基板を搭載する領域を表面に設けるとともに、表面の外周部に、配線層を利用して、前記半導体素子基板を囲うシーリング構造と電極とが形成された実装基板を有し、かつ、前記実装基板のシーリング構造と鏡像対称な形状のシーリング構造が外周部に形成されたキャップ基板を有する半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とが接続され、かつ、前記実装基板のシーリング構造と前記キャップ基板のシーリング構造とが接合されていることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  2. 請求項1に記載の半導体素子の実装構造において、前記実装基板の表面に、前記半導体素子基板を搭載する代わりに、前記半導体素子基板を収納または搭載するキャビティが穿設されていることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  3. 請求項1または2に記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板の配線層として配線層間絶縁膜が介在した複数の配線層を有し、前記半導体素子基板の電極が、最下層の配線層上または最上位の配線層上に形成されていることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  4. 請求項3に記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板の配線層間絶縁膜が、SiN,SiO2、ポリイミド、BCB(benzcyclobutene)、ポリシロキサン、パレリン(Parylene)、エポキシ樹脂のいずれかからなることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記実装基板の配線層として1ないし複数の配線層を有し、前記実装基板の電極が、前記実装基板の表面に形成された表面配線層上または前記実装基板の中間に形成された中間配線層上に形成されていることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板は、前記キャップ基板のキャビティ内に収納されているか、または、前記キャップ基板のキャビティ面上に裏面側を接着して搭載されていることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板は、GaAs,InP,InAs,InSb,Si,Geのいずれか、または、GaAs,InP,InAs,InSb,Si,Geのいずれかを含む混晶からなることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記実装基板は、半導体、セラミック、ガラス、ガラスセラミックス、テフロン(登録商標)のいずれかからなることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記キャップ基板は、半導体、セラミック、ガラス、ガラスセラミックス、テフロン(登録商標)のいずれかからなることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とが、InSn、SnBi、SnZn、SnAu、SnCuのいずれかのうち、または、InSn、SnBi、SnZn、SnAu、SnCuのいずれかを含む共晶合金のうち、共晶温度が300℃以下の共晶合金により接合されているか、あるいは、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とのそれぞれを構成する金属同士を直接接続する表面活性化接合により接合されていることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  11. 請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とが、ワイヤボンディングにより接続されていることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の半導体素子の実装構造において、前記実装基板のシーリング構造と前記キャップ基板のシーリング構造とが、InSn、SnBi、SnZn、SnAu、SnCuのいずれかのうち、または、InSn、SnBi、SnZn、SnAu、SnCuのいずれかを含む共晶合金のうち、共晶温度が300℃以下の共晶合金により接合されているか、あるいは、前記実装基板のシーリング構造と前記キャップ基板のシーリング構造とのそれぞれを構成する金属同士を直接接続する表面活性化接合により接合されていることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  13. 半導体素子基板の表面に機能回路と該機能回路の電極とを形成する工程と、実装基板の表面の外周部に、配線層を利用して、前記半導体素子基板を囲うシーリング構造と電極とを作製する工程と、前記実装基板のシーリング構造と鏡像対称な形状のシーリング構造を外周部に形成されたキャップ基板を作製する工程と、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とを共晶合金接合または表面活性化接合を用いて接合する工程と、前記実装基板のシーリング構造と前記キャップ基板のシーリング構造とを共晶合金接合または表面活性化接合を用いて接合する工程と、を少なくとも含むことを特徴とする半導体素子の実装方法。
  14. 半導体素子基板の表面に機能回路と該機能回路の電極とを形成する工程と、実装基板の表面の外周部に、配線層を利用して、前記半導体素子基板を囲うシーリング構造と電極とを作製する工程と、前記実装基板のシーリング構造と鏡像対称な形状のシーリング構造を外周部に形成されたキャップ基板を作製する工程と、前記半導体素子基板の電極と前記実装基板の電極とをワイヤボンディングにより接続する工程と、前記実装基板のシーリング構造と前記キャップ基板のシーリング構造とを共晶合金接合または表面活性化接合を用いて接合する工程と、を少なくとも含むことを特徴とする半導体素子の実装方法。
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