JP2009231437A - マクロ検査装置、マクロ検査システム、及び、マクロ検査方法 - Google Patents

マクロ検査装置、マクロ検査システム、及び、マクロ検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マクロ検査装置、マクロ検査システム及びマクロ検査方法において、ホルダの位置・構成が制限されることなく短時間で平面基板をマクロ検査装置に受け渡すことができるようにする。
【解決手段】検査者10に対して検査角度を切り換えることができるホルダ3を備えるマクロ検査装置1において、平面基板6をすくい上げて支持する基板支持部材2を備え、平面基板6は、支持部材2によりすくい上げられた状態でホルダ3に固定される構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ(FPD)等のガラス基板に照明光を照射し、その透過光や反射光を目視観察することによりガラス基板を検査(マクロ検査)するために用いられるマクロ検査装置、マクロ検査システム及びマクロ検査方法に関する。
液晶ディスプレイ(LCD)等のフラットパネルディスプレイ(FPD)の製造工程では、マザーガラス基板の外観検査が行われている。ガラス基板の外観を検査する基板検査装置として、ガラス基板を保持したマクロ検査用ホルダを目視観察し易い角度に立ち上げた状態で上方から照明光を照射したり、また、ガラス基板に垂直に照明光を照射し、ガラス基板からの反射光や透過光を観察者が目視観察するマクロ検査装置が知られている。
このマクロ検査装置は、ガラス基板からの乱反射光を観察することによって基板表面に塗布されたレジストの膜むらやピンホールなどの欠陥や、塵埃付着の有無などを検査することができる。
ガラス基板を製造する工程では、搬送装置であるローラコンベアでガラス基板を枚葉搬送し、その途中でガラス基板をL/UL(Loading/Unloading)を使用して製造装置等に受け渡す方法が採られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この方法ではローラコンベアと、その側方に設けられた製造装置等との間でガラス基板を受け渡す装置(L/UL)として、ガラス基板をローラコンベアの上方に持ち上げるリフター装置と、このリフター装置からガラス基板を受け取り製造装置に受け渡す移送ロボットとが必要となる。これをマクロ検査装置に適用すると、移送ロボットによりガラス基板をマクロ検査装置まで移動しなければならないため、基板の受け渡しに時間を要するという問題が生ずる。
また、前工程で製造されたガラス基板をローラコンベアで枚葉搬送し、このガラス基板を起立させて傾斜搬送コンベアに受け渡して次工程に搬送する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、マクロ検査装置では、透過照明によるマクロ観察ができるようにガラス基板を矩形枠の基板ホルダに保持している。この基板ホルダは、ガラス基板の薄型化、大型化に伴い、ガラス基板の水平度を高め、かつ振動の影響を与えないように、基板ホルダの開口部に複数の桟を架設したものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−79614号公報 特開2004−175525号公報 特開2004−281907号公報
上述のように、ローラコンベアで搬送されてきたガラス基板を、例えば特許文献1記載の受け渡し装置を用いてローラコンベアから各装置に受け渡すと、平面基板の受け渡しに時間を要するとともに、ガラス基板をローラコンベアと装置との間で移載する搬送ロボットが必要になるため、この搬送ロボットを配置するスペースが必要になるという問題が生ずる。
また、特許文献2記載のようにローラコンベアの搬出側に起立装置を配置する構成では、ローラコンベアの途中に起立装置を配置することができず、ローラコンベアの途中に配置した場合にはローラコンベアが分断される。この起立装置をマクロ検査の基板ホルダに適用した場合には、マクロ検査中にローラコンベアが分断されるため、マクロ検査中はガラス基板を搬送することができないという問題が生ずる。
また、特許文献3記載のようなガラス基板を水平に支持する桟を設けた矩形枠の基板ホルダを特許文献1に適用した場合には、リフトピンに基板ホルダが干渉するため、ローラコンベアから基板ホルダにガラス基板を移載することができなくなり、特許文献2に適用した場合には、ローラコンベアのローラに基板ホルダが干渉するため、基板ホルダの位置・構成が制限されるという問題をも引き起こすことになる。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、ホルダの位置・構成が制限されることなく、短時間で平面基板をマクロ検査装置に受け渡すことができるマクロ検査装置、マクロ検査システム及びマクロ検査方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のマクロ検査装置は、検査者に対して検査角度を切り換えることができるホルダを備えるマクロ検査装置において、上記平面基板をすくい上げて支持する基板支持部材を備え、上記平面基板は、上記基板支持部材によりすくい上げられた状態で上記ホルダに固定される構成とする。
上記課題を解決するために、本発明のマクロ検査システムは、上記マクロ検査装置と、上記平面基板を搬送する基板搬送装置と、上記基板支持部材を上記マクロ検査装置と上記基板搬送装置との間で移動させる支持部材移動手段と、を備える構成とする。
上記課題を解決するために、本発明のマクロ検査方法は、検査者に対して検査角度を切り換えることができるホルダを用いて上記平面基板のマクロ検査を行うマクロ検査方法において、上記ホルダに対し着脱自在な基板支持部材により上記平面基板をすくい上げて支持し、上記すくい上げた平面基板を上記ホルダに固定し、上記ホルダに固定された平面基板の検査を行うようにする。
本発明では、基板支持部材により平面基板をすくい上げてホルダに固定している。そのため、短時間で平面基板をマクロ検査装置(ホルダ)に受け渡すことができる。また、基板支持部材により平面基板をすくい上げるため、ホルダを基板搬送装置等に配置する必要がなく、ホルダの位置・構成が基板搬送装置等に制限されることがない。よって、本発明によれば、ホルダの位置・構成が制限されることなく、短時間で平面基板をマクロ検査装置に受け渡すことができる。
以下、本発明の実施の形態に係るマクロ検査装置、マクロ検査システム及びマクロ検査方法について、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
本実施形態では、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造ラインで製造される矩形状のガラス基板の表側又は裏側から照明光を照射して観察者の目視により基板上の欠陥を目視観察するマクロ検査装置1について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るマクロ検査装置1を示す概略斜視図である。
図2は、上記マクロ検査装置1の基板支持部材2及びホルダ3を示す概略斜視図であり、図3は、図2の分解斜視図である。
図4は、上記基板支持部材2及びホルダ3を示す平面図である。
図5及び図6は、図4のA−A´断面図である。
図1に示すマクロ検査装置1は、基板支持部材2、矩形のホルダ3、ホルダ移動機構4、照明装置5等から構成されており、同図に示す状態では、基板支持部材2及びホルダ3により平面基板6を保持している。
基板支持部材2は、FPD製造ラインで製造される矩形状のガラス基板などの透明な平面基板6を平らに支持するべく、上方に突出する支持ピン2a(図4〜図6に図示)が一定間隔毎に形成された棒材2bを、縦横それぞれに複数本並べて井桁状に組み合わせることにより形成されている。
ホルダ3は、その回動軸3aがホルダ移動機構4のアーム部4aの一端において軸支されており、回動軸3aを中心に回動することができるようになっている。このように、ホルダ3は、ホルダ移動機構4によって、検査者10に対して検査角度を切り換えることが可能になっている。
また、ホルダ3は、アーム部4aに軸支された状態で、ホルダ移動機構4により、検査者10に対しての奥行き方向(本実施形態ではアーム部4aの長手方向であり水平方向)D1及び高さ方向(鉛直方向)D2に移動されることも可能となっている。
ホルダ3は、略四角形の枠状に構成されており、中央には、照明装置5により照射される照明光が透過する開口部3bが形成されている。この開口部3bの周縁には、図4〜図6に示すように、複数の保持部材3cが設けられている。
保持部材3cは、基板支持部材2の棒材2bの両端部に対し平面基板2を挟んで対向するように複数配置されている。図5及び図6に示すように、保持部材3cは、開口部3bの周縁から鉛直上方に延び、途中から平面基板6側に水平に延びている。
なお、支持ピン2a及び保持部材3cと平面基板6とが当接する構成とする場合には、支持ピン2a及び保持部材3bのうち少なくとも平面基板6との当接部分を樹脂等の当たりの柔らかな材料から構成するとよい。
ホルダ3には、基板支持部材2を下方から固定する固定機構3dが設けられている。この固定機構3dは、開口部3aの壁面に配置されており、図示しない制御手段により、基板支持部材2を下方から固定する位置(図5に示す状態)と、基板支持部材2がホルダ3に挿脱自在となる退避位置(図6に示す状態)とに回動することが可能となっている。以上の構成により、ホルダ3の開口部3aに基板支持部材2が着脱可能に設けられ、その基板支持部材2の上に、平面基板6が平らに支持される。
なお、本実施形態では、基板支持部材2を、複数の棒材5を井桁状に組み合わせたものとして説明したが、基板支持部材2としては平面基板6を支持することができるものであればよい。
また、本実施形態では、ホルダ3は、基板支持部材2及び平面基板6を、保持部材3cと固定機構3dとの間に挟み込んで固定する例について説明したが、基板支持部材2に設けられた支持ピン2aを吸着ピンに代えて平面基板6を吸着保持できるようにすれば、基板支持部材2の両端部を保持部材3cと固定機構3dとで挟持するようにしてもよい。
以下、平面基板6のマクロ検査について説明する。
まず、図6に示すように、基板支持部材2により平面基板6をすくい上げて支持する。すくい上げる平面基板6については、第2実施形態において後述する基板搬送装置等により搬送されているものでも、どこかに載置されているものでもよい。
次に、図5に示すように、基板支持部材2をホルダ3の開口部3bに対し下方から挿入し、固定機構3dにより基板支持部材2及び平面基板6をホルダ3内に固定する。なお、基板支持部材2をホルダ3に挿入するには、第2実施形態において後述する昇降機構を備えた支持部材移動手段のように、棒状の部材により基板支持部材2を押上げればよい。
基板支持部材2及びホルダ3により保持した平面基板6については、ホルダ移動機構4のアーム部4aによってホルダ3の回動軸3aを中心に回動させると共に、ホルダ移動機構4によってホルダ3を水平方向(矢印D1)及び鉛直方向(矢印D2)に移動させながら、検査者10が平面基板6に対する反射光や透過光を観察して検査することができる。
検査が終了した後には、ホルダ移動機構4によりホルダ3を元の位置(基板支持部材2を固定した位置)に戻し、ホルダ3の固定機構3dによる基板支持部材2の固定を解除し、基板支持部材2及び平面基板6を元の位置に戻せばよい。
以上説明した本実施形態では、基板支持部材2により平面基板6をすくい上げてホルダ3に固定している。そのため、短時間で平面基板6をマクロ検査装置1(ホルダ3)に受け渡すことができる。また、基板支持部材2により平面基板6をすくい上げるため、ホルダ3をローラコンベア等の基板搬送装置等に配置する必要がなく、ホルダ3の位置・構成が基板搬送装置等に制限されることがない。よって、本実施形態によれば、ホルダ3の位置・構成が制限されることなく、多関節ロボットを用いずに基板搬送装置から短時間で平面基板6をマクロ検査装置1に受け渡すことができる。
また、本実施形態では、基板支持部材2とホルダ3とを互いに着脱自在としている。具体的には、ホルダ3と基板支持部材2とは、基板支持部材2が平面基板6をすくい上げて支持した状態において、互いに着脱自在となっている。そのため、平面基板6を基板支持部材2ごとホルダ3に固定することができ、したがって、受け渡し時及び検査時における平面基板6の安定性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ホルダ3には、平面基板6を検査するための照明光が透過する開口部3bが形成され、基板支持部材2は、複数の棒材2bを井桁状に組み合わせてなり、ホルダ3の下方からホルダ3に対し固定されるようになっている。これにより、照明光を用いて有効にマクロ検査を行うことができる。
<第2実施形態>
本実施形態では、上記第1実施形態において説明したマクロ検査装置1を備えるマクロ検査システム21について説明する。そのため、上記第1実施形態において説明したものについては、同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、本発明の第2実施形態に係るマクロ検査システム21を示す概略斜視図である。
図8は、上記マクロ検査システム21のホルダ3に基板支持部材2を固定した状態を示す概略斜視図である。
図9は、上記マクロ検査システム21の基板搬送装置22を示す概略斜視図である。
図10は、上記マクロ検査システム21の支持部材移動手段23を示す概略斜視図である。
図11は、上記マクロ検査システム21の基板支持部材2及び搬送ローラ23aを示す平面図である。
図12は、図11のB−B´断面図である。
図13Aは、上記マクロ検査システム21の柱状部材24により基板支持部材2を支えている状態を示す平面図である。
図13Bは、上記支持部材移動手段23の押し上げ部23aにより基板支持部材2を押し上げる状態を側方から示す部分断面図である。
マクロ検査システム21は、上記第1実施形態において説明したマクロ検査装置1(照明装置5は図示せず)に加え、基板搬送装置22、昇降機構を備えた支持部材移動手段23、柱状部材24(図11及び図13Aにおいてのみ図示)等から構成されている。
基板搬送装置22は、平面基板6を搬送するローラ22a、図示しない駆動手段に接続されローラ22aを回転させる複数のローラ回転軸22b等から構成されるローラコンベアである。基板搬送装置22としては、製造ラインに繋がるものなど、平面基板6を搬送するものであればよい。
本実施形態の基板支持部材2は、基板搬送装置22の搬送面(ローラ22aの上面)よりも下方で、且つ、基板搬送装置22による平面基板6の搬送を妨げない位置に、柱状部材24により支えられて配置されている。
具体的には、図11に示すように、基板支持部材2の棒材2bは、ローラ回転軸22b間でローラ回転軸22bに平行に延びるものと垂直に延びるものとが交差し、ローラ22a及びローラ回転軸22bのどちらにも接触しないように柱状部材24により支えられて配置されている。
そして、図13Aに示すように、柱状部材24は、四角柱形状を呈し、上方に突出する4つの位置決めピン24aが上面に設けられている。これら4つの位置決めピン24aの間で基板支持部材2の棒材2bが交差している。
支持部材移動手段23は、押し上げ部23a、この押し上げ部23aを押し上げる図示しない昇降機構等から構成され、基板支持部材2をマクロ検査装置1と基板搬送装置22との間で移動させている。
押し上げ部23aは、図13Bに示すように、円柱形状を呈し、上面から上方に突出するように設けられた係合ピン23bが、基板支持部材2の棒材2b下端に形成された係合穴2cに係合することで、基板支持部材2を支えている。
係合ピン23bは、その下端から上端にかけて途中までは円柱形状を呈し、途中から上端にかけてテーパ状(円錐形状)となっている。また、係合穴2cは、断面円形状に形成されている。
押し上げ部23aは、図12に示すように、基板支持部材2を押し上げないときには、棒材2bよりも下方の位置に待機している。
なお、支持部材移動手段23の押し上げ部23aに4つのピンを設け、これらにより基板支持部材2の棒材2bが交差する部分を支持させてもよく、また、柱状部材24に棒材2bの係合穴2cに係合するピンを設けてもよい。
また、支持部材移動手段23の押し上げ部23a及び柱状部材24の形状は本実施形態のものに限定されず、押し上げ部23aは基板支持部材2を押し上げることができればよく、また、柱状部材24は支持部材2を支えられればよい。
更には、柱状部材24自体を設けずに、支持部材移動手段23の押し上げ部23aにより待機時(基板搬送装置22内に位置する際)の基板支持部材2を支持するようにしてもよい。
以下、平面基板6のマクロ検査について説明する。
まず、図7に示すように基板搬送装置22により搬送される平面基板6を、基板支持部材2上方の規定位置にて停止させる。
次に、図8に示すように、支持部材移動手段23の押し上げ部23aを、図示しない昇降機構により押し上げることで、基板支持部材2により平面基板6をすくい上げる。そして、基板搬送装置22の上方において水平状態で待機しているホルダ3に対し、平面基板6をすくい上げて支持した基板支持部材2を平面基板6ごと開口部3b下方より挿入する。
ホルダ3の開口部3bに挿入された基板支持部材2及び平面基板6は、例えば上記第1実施形態で述べた方法でホルダ3に固定されればよい。
この後、支持部材移動手段23の押し上げ部23aを元の位置に戻す。これにより、基板検査装置を駆動し、検査対象でない平面基板6を円滑に搬送することができる。
そして、上記第1実施形態で述べたように、ホルダ移動機構4のアーム部4aによりホルダ3を回動させると共に、ホルダ移動機構4によりホルダ3を水平方向(矢印D1)及び鉛直方向(矢印D2)に移動させながら、検査者10が平面基板6を透過した透過光を観察して検査する。また、ホルダ3を水平面から45°〜70°の所定の角度に傾けて上方からマクロ照明光を照射することにより平面基板6の表面からの反射光を観察して検査する。
検査が終了した後には、ホルダ移動機構4によりホルダ3を元の位置(基板支持部材2を固定した位置)に戻すと共に、押し上げ部23aを、検査対象でない平面基板6の搬送を妨げないように基板支持部材2を支持する位置に押し上げる。
そして、ホルダ3の固定機構3dによる基板支持部材2の固定を解除し、押し上げ部23aを降下させて平面基板6を基板搬送装置22(ローラ22a)上に戻すと共に基板支持部材2を元の位置(搬送面よりも下方)に戻す。
以上説明した本実施形態においても、基板支持部材2により平面基板6をすくい上げてホルダ3に固定している。そのため、短時間で平面基板6をマクロ検査装置1(ホルダ3)に受け渡すことができる。また、基板支持部材2を基板搬送装置22に埋設することで、ホルダ3の位置・構成が基板搬送装置22に制限されることがない。よって、本実施形態によっても、ホルダ3の位置・構成が制限されることなく、短時間で平面基板6をマクロ検査装置1に受け渡すことができる。
また、本実施形態では、基板支持部材2は、平面基板6を搬送する基板搬送装置22の搬送面(ローラ22aの上端)よりも下方に配置され、基板支持部材2の上方に平面基板6が搬送されてきた段階で、平面基板6をすくい上げて支持するようにしている。更には、本実施形態では、基板支持部材2は、平面基板6を搬送する基板搬送装置22の搬送面(ローラ22aの上端)よりも下方で、且つ、基板搬送装置22による平面基板6の搬送を妨げない位置に配置されている。
これらにより、基板支持部材2及びこれを支持する柱状部材24が基板搬送装置22による平面基板6の搬送を妨げないため、平面基板6を円滑に搬送することができる。
また、本実施形態では、平面基板6をすくい上げて支持した基板支持部材2を、支持部材移動手段23の押し上げ部23aにより、マクロ検査装置1(ホルダ3)と基板搬送装置22との間で移動させている。これにより、搬送されてくる平面基板6を短時間で有効にマクロ検査装置1(ホルダ3)に受け渡すことができる。
また、本実施形態では、ホルダ3を基板搬送装置22の上方に固定することにより、基板搬送装置22上方のスペースを利用することができるため、マクロ検査装置1ひいてはマクロ検査システム21の省スペース化を図ることができる。
また、本実施形態では、支持部材移動手段23は、基板支持部材2を押し上げることで基板支持部材2に平面基板6をすくい上げさせる押し上げ部23aを有している。これにより、本実施形態のように支持部材移動手段23を基板搬送装置22の下部に配置することができ、したがって、マクロ検査システム21の省スペース化を図ることができる。
<第3実施形態>
本実施形態のマクロ検査システム31は、平面基板6の受け渡しに関連する構成(基板支持部材2´及び支持部材移動手段33)において上記第2実施形態のマクロ検査システム21と主に相違し、その他の構成については概ね同様である。そのため、上記第1実施形態又は上記第2実施形態において説明したものと同一のものについては、同一の符号を付して説明を省略する。
図14は、本発明の第3実施形態に係るマクロ検査装置31を示す概略斜視図である。
同図においては、マクロ検査装置1のホルダ3、ホルダ移動機構4及び照明装置5、並びに基板搬送装置22については図示を省略している。
本実施形態の支持部材移動手段33は、押し上げ部33a、この押し上げ部33aを押し上げる図示しない昇降機構等から構成され、基板支持部材2´をマクロ検査装置(1)と基板搬送装置(22)との間で移動させている。
本実施形態の基板支持部材2´は、第1実施形態において述べた基板支持部材2よりも、被保持部2eの分だけ棒材2b´が一側に長く延びており、押し上げ部33aは、被保持部2eにおいて基板支持部材2´を押し上げることで基板支持部材2´に平面基板6をすくい上げさせている。
押し上げ部33aは、本体部33b、クランプ部33c等から構成されている。本体部33bには、棒材2b´の被保持部2eのうち下半分が挿入される溝33dが形成されている。また、クランプ部33cには、被保持部2eのうち上半分が挿入される溝33eが形成されている。
クランプ部33cは、被保持部2eを挟み込んで基板支持部材2´を保持する位置と、この位置から退避して被保持部2eの保持を解除する位置とに回動することが可能となっている。
なお、支持部材移動手段33を、基板支持部材2´を挟んで対向するように2つ配置することで、基板支持部材2´の押し上げに伴う基板支持部材2´の撓みを抑えることもできる。
平面基板6のマクロ検査については、上記第1実施形態及び第2実施形態と同様であるため説明を省略するが、基板支持部材2´が被保持部2eの側だけホルダ(3)よりも突出してしまうことになるため、ホルダ3に被保持部2eが挿入される溝を形成し、図5と同様に固定機構3dにより固定する。
以上説明した本実施形態においても、基板支持部材2´によりすくい上げた平面基板6をホルダ(3)に固定している。そのため、短時間で平面基板6をマクロ検査装置(1)に受け渡すことができる。また、基板支持部材2´により平面基板6をすくい上げるため、ホルダを基板搬送装置に配置する必要がなく、ホルダの位置・構成が基板搬送装置に制限されることがない。よって、本実施形態によっても、ホルダの位置・構成が制限されることなく、短時間で平面基板6をマクロ検査装置に受け渡すことができる。
また、本実施形態では、支持部材移動手段33は、基板支持部材2´を押し上げることで基板支持部材2´に平面基板6をすくい上げさせる押し上げ部33aを有している。そして、押し上げ部33aは、本体部33bの溝33dとクランプ部33cの溝33eとで棒材2b´の被保持部2eを挟み込んで保持している。そのため、平面基板6を支持した基板支持部材2´を有効にホルダに受け渡すことができる。
本発明の第1実施形態に係るマクロ検査装置を示す概略斜視図である。 上記第1実施形態に係るマクロ検査装置の基板支持部材及びホルダを示す概略斜視図である。 上記第1実施形態に係るマクロ検査装置の基板支持部材及びホルダを示す分解斜視図である。 上記第1実施形態に係る基板支持部材及びホルダを示す平面図である。 図4のA−A´断面図(その1)である。 図4のA−A´断面図(その2)である。 本発明の第2実施形態に係るマクロ検査システムを示す概略斜視図である。 上記第2実施形態に係るマクロ検査システムのホルダに基板支持部材を固定した状態を示す概略斜視図である。 上記第2実施形態に係るマクロ検査システムの基板搬送装置を示す概略斜視図である。 上記第2実施形態に係るマクロ検査システムの支持部材移動手段を示す概略斜視図である。 上記第2実施形態に係るマクロ検査システムの基板支持部材及び搬送ローラを示す平面図である。 図11のB−B´断面図である。 上記第2実施形態に係るマクロ検査システムの柱状部材により基板支持部材を支えている状態を示す平面図である。 上記第2実施形態に係るマクロ検査システムの支持部材移動手段の押し上げ部により基板支持部材を押し上げる状態を側方から示す部分断面図である。 本発明の第3実施形態に係るマクロ検査装置を示す概略斜視図である。
符号の説明
1 マクロ検査装置
2 基板支持部材
2a 支持ピン
2b 棒材
2c 係合穴
2e 被保持部
3 ホルダ
3a 回動軸
3b 開口部
3c 保持部材
3d 固定機構
4 ホルダ移動機構
4a アーム部
5 照明装置
6 平面基板
10 検査者
21 マクロ検査システム
22 基板搬送装置
22a ローラ
22b ローラ回転軸
23 支持部材移動手段
23a 押し上げ部
23b 係合ピン
24 柱状部材
24a 位置決めピン
31 マクロ検査装置
33 支持部材移動手段
33a 押し上げ部
33b 本体部
33c クランプ部
33d,33e 溝

Claims (11)

  1. 検査者に対して検査角度を切り換えることができるホルダを備えるマクロ検査装置において、
    前記平面基板をすくい上げて支持する基板支持部材を備え、
    前記平面基板は、前記基板支持部材によりすくい上げられた状態で前記ホルダに固定される、
    ことを特徴とするマクロ検査装置。
  2. 前記ホルダと前記基板支持部材とは、互いに着脱自在であることを特徴とする請求項1記載のマクロ検査装置。
  3. 前記ホルダと前記基板支持部材とは、前記基板支持部材が前記平面基板をすくい上げて支持した状態において、互いに着脱自在であることを特徴とする請求項2記載のマクロ検査装置。
  4. 前記ホルダには、前記平面基板を検査するための照明光が透過する開口部が形成され、
    前記基板支持部材は、複数の棒材を井桁状に組み合わせてなり、前記ホルダの下方から該ホルダに対し固定される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載のマクロ検査装置。
  5. 前記基板支持部材は、前記平面基板を搬送する基板搬送装置の搬送面よりも下方に配置され、前記基板支持部材の上方に前記平面基板が搬送されてきた段階で前記平面基板をすくい上げて支持することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載のマクロ検査装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項記載のマクロ検査装置と、
    前記平面基板を搬送する基板搬送装置と、
    前記平面基板をすくい上げて支持した基板支持部材を前記マクロ検査装置と前記基板搬送装置との間で移動させる支持部材移動手段と、
    を備えることを特徴とするマクロ検査システム。
  7. 前記平面基板をすくい上げた基板支持部材は、前記マクロ検査装置のホルダに対し、前記基板搬送装置の上方で固定されることを特徴とする請求項6記載のマクロ検査システム
  8. 前記支持部材移動手段は、前記基板支持部材を押し上げることで前記基板支持部材に前記平面基板をすくい上げさせる押し上げ部を有することを特徴とする請求項6又は請求項7記載のマクロ検査システム。
  9. 検査者に対して検査角度を切り換えることができるホルダを用いて前記平面基板のマクロ検査を行うマクロ検査方法において、
    前記ホルダに対し着脱自在な基板支持部材により前記平面基板をすくい上げて支持し、
    該すくい上げた平面基板を前記ホルダに固定し、
    該ホルダに固定された平面基板の検査を行う、
    ことを特徴とするマクロ検査方法。
  10. 前記すくい上げた平面基板を前記基板支持部材と共に前記ホルダに固定することを特徴とする請求項9記載のマクロ検査方法。
  11. 前記平面基板を搬送する基板搬送装置の搬送面よりも下方に位置する前記基板支持部材により、該基板支持部材の上方に前記平面基板が搬送されてきた段階で、前記平面基板をすくい上げて支持することを特徴とする請求項9又は請求項10記載のマクロ検査方法。
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