JP2009229031A - 室内空調方法と加湿機能付き室内空調装置 - Google Patents
室内空調方法と加湿機能付き室内空調装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】本発明は、比較的小規模の室内を空調する室内空調方法に関し、温度だけでなく湿度も含めて室内全体を均一に管理できるようにすることが課題である。
【解決手段】空調装置における室内機の内部に加湿装置7を内蔵させ、空調対象の室内8においてその壁面と床面及び天井面とにそれぞれ温湿度センサー9を設置し、前記温湿度センサーの温湿度データを受信するとともにその温湿度データにより前記空調装置1と前記加湿装置7とを運転制御する制御装置10を設けて、前記室内8の所定の範囲を設定の温湿度になるように空調管理する室内空調方法である。
【選択図】図1
【解決手段】空調装置における室内機の内部に加湿装置7を内蔵させ、空調対象の室内8においてその壁面と床面及び天井面とにそれぞれ温湿度センサー9を設置し、前記温湿度センサーの温湿度データを受信するとともにその温湿度データにより前記空調装置1と前記加湿装置7とを運転制御する制御装置10を設けて、前記室内8の所定の範囲を設定の温湿度になるように空調管理する室内空調方法である。
【選択図】図1
Description
本発明は、主に、小規模のクリーンルームにおいて、細菌等を取り扱う室内の空調方法と加湿機能付き空調装置に関するものである。
従来のビルディングの屋上等に設けられている大型の空調機20は、図3に示すように、外気と室内からのリターンエアを浄化するフィルター2と、前記フィルター2を通過する空気を加熱する加熱コイル3と、上流側に向けて水分を霧状に噴射する噴射装置4と、冷却用の冷凍機5aからの冷媒を循環させる冷却コイル5とを有して成る。
これに対して比較的小規模の例えば、実験室などに用いられる空調機としては、天井設置型空調装置(家庭用のエアコンディショナー)があり、これは温度管理をするようになっている。また、除塵や脱臭、更には除菌機能付きの空調装置なども知られている(特許文献1参照)。
特開2004−108685号公報
しかし、比較的小規模であるクリーンルームにおける細胞管理室内等においては、均一で精度の高い温湿度が要求され、従来の空調方法においては、温度管理を行っても、湿度管理を行っていない。また、その温度管理においても、空調装置の吹き出し温度によって管理するので、室内を均一に温度管理するのが困難である。
また、エアコンディショナー(以下、エアコン)と加湿装置とが別々に使用され、加湿装置のみが置かれている室内では、その室内の換気が十分に行われないので湿気が溜まりやすく、部分的な加湿になって室内全体に行き渡らないという課題がある。本発明に係る室内空調方法と加湿機能付き室内空調装置は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る室内空調方法の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、空調装置における室内機の内部に加湿装置を内蔵させ、空調対象の室内においてその壁面と床面及び天井面とにそれぞれ温湿度センサーを設置し、前記温湿度センサーの温湿度データを受信するとともにその温湿度データにより前記空調装置と前記加湿装置とを運転制御する制御装置を設けて、前記室内の所定の範囲を設定の温湿度になるように空調管理することである。
前記温湿度センサーの温湿度データを常に制御装置にフィードバックさせて、室内機の上下・左右に風向を規制するルーバを所望方向に向けて回動させ、室内における所望範囲の空調管理をすることが好ましいものである。また、前記制御装置で室内機のファンの回転数を制御して送風の風速を制御すること、更に、室内機と対向配置にして制御装置によって運転制御されるサーキュレータを設けて、室内空気の循環を促進させることを含むものである。
本発明の加湿機能付き室内空調装置の要旨は、空調装置と、前記空調装置における室内機に内蔵させた加湿装置と、空調対象の室内においてその壁面と床面及び天井面とにそれぞれ設置した温湿度センサーと、前記温湿度センサーの温湿度データを受信するとともにその温湿度データにより前記空調装置と前記加湿装置とを運転制御する制御装置とから構成されていることである。
また、前記制御装置によって室内機のファンと上下・左右に風向を規制するルーバとが制御されることである。
また、前記制御装置によって室内機のファンと上下・左右に風向を規制するルーバとが制御されることである。
本発明の室内空調方法と加湿機能付き室内空調装置によれば、室内への均一にされた加湿が行えるようになり、室内温度に合わせた加湿が行える。室内に設けた温湿度センサーによって常に制御装置へ温湿度データをフィードバックさせて、細かく温湿度制御するので、温湿度の精度が飛躍的に向上する。
本発明に係る加湿機能付き室内空調装置1は、図1に示すように、空調対象が比較的小規模の実験室等であって、例えば、細胞管理室のように約1/100°以下の範囲で均一に温湿度管理されるような場合であり、小型冷媒循環型空調装置6において、前記空調装置6における室内機6aに内蔵させた加湿装置7と、空調対象の室内8においてその壁面8aと床面8b及び天井面8cとにそれぞれ設置した温湿度センサー9と、前記温湿度センサー9の温湿度データを受信するとともにその温湿度データにより前記空調装置6と前記加湿装置7とを運転制御する制御装置10とから構成されている。
前記空調装置6は、室内8の外に室外機6bがあり、室内機6aには、調質エアを吹き出させるファン6cと、熱交換フィン6dと、吹き出し口の上下・左右に回動するルーバ6eがある。そして、前記加湿装置7は、例えば、超音波発信器によって水蒸気を発生させて加湿するものである。
この加湿装置7としては、図2(A)に示すように、ヒータ11によって加湿用タンク12の水を水蒸気にすることでも良い。更に、加湿用タンク12の水を供給できるように、タンク取出し扉13を開閉できるようにしたり、図2(B)に示すように、タンクをカートリッジ14タイプにすることもできる。加湿用タンク12には、水の水位を確認する確認窓12aを設けるようにすることが好ましい。なお、所定の水位になったら、水位アラーム装置などで告知するようにしても良い。
また、前記加湿用タンク12の水を自動的に供給するように、公知の自動水やり装置(特開2002−369632号、特開2000−270696号等)を付加しても良い。更に、この室内空調装置1においては、高精度の温湿度管理を行うために、前記制御装置10によって室内機6aのファン6cと上下・左右に風向を規制するルーバ6eとが制御される。これにより、室内8の所望の範囲の空間を集中的に温湿度調節するようにして、室内8全体の温湿度を均一にするものである。
前記所望の範囲の空間に対して温湿度調節するのは、複数箇所に設けられた前記温湿度センサー9の温湿度データをデジタルデータにして、無線装置により前記デジタルデータを発信し、この発信電波を受信する受信装置を有する制御装置10に常にフィードバックさせて、室内機6aの上下・左右に風向を規制するルーバ6eを所望方向に向けて回動させて、ファン6cの回転を強弱させて行う。これにより、小規模な室内8の温湿度管理において、約1/100°の管理が可能となる。
更に、室内機6aと対向配置にして制御装置10によって運転制御されるサーキュレータ13を設けて、室内空気の循環を促進させるようにするのも好ましいものである。このようにすることで、温湿度制御の応答がより早くなるものである。
1 空調方法と加湿付き空調装置、
2 フィルター、
3 加熱コイル、
4 噴射装置、
5 冷却コイル、 5a 冷凍機、
6 小型冷媒循環型空調装置、 6a 室内機、
6b 室外機、 6c ファン、
6d 熱交換フィン、 6e ルーバ、
7 加湿装置、
8 室内、 8a 壁面、
8b 床面、 8c 天井面、
9 温湿度センサー、
10 制御装置、
11 ヒータ、
12 加湿用タンク、 12a 確認窓、
13 タンク取出し扉、
14 カートリッッジ。
2 フィルター、
3 加熱コイル、
4 噴射装置、
5 冷却コイル、 5a 冷凍機、
6 小型冷媒循環型空調装置、 6a 室内機、
6b 室外機、 6c ファン、
6d 熱交換フィン、 6e ルーバ、
7 加湿装置、
8 室内、 8a 壁面、
8b 床面、 8c 天井面、
9 温湿度センサー、
10 制御装置、
11 ヒータ、
12 加湿用タンク、 12a 確認窓、
13 タンク取出し扉、
14 カートリッッジ。
Claims (6)
- 空調装置における室内機の内部に加湿装置を内蔵させ、
空調対象の室内においてその壁面と床面及び天井面とにそれぞれ温湿度センサーを設置し、
前記温湿度センサーの温湿度データを受信するとともにその温湿度データにより前記空調装置と前記加湿装置とを運転制御する制御装置を設けて、
前記室内の所定の範囲を設定の温湿度になるように空調管理すること、
を特徴とする室内空調方法。 - 温湿度センサーの温湿度データを常に制御装置にフィードバックさせて、室内機の上下・左右に風向を規制するルーバを所望方向に向けて回動させ、室内における所望範囲の空調管理をすること、
を特徴とする請求項1に記載の室内空調方法。 - 制御装置で室内機のファンの回転数を制御して送風の風速を制御すること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の室内空調方法。 - 室内機と対向配置にして制御装置によって運転制御されるサーキュレータを設けて、室内空気の循環を促進させること、
を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の室内空調方法。 - 空調装置と、
前記空調装置における室内機に内蔵させた加湿装置と、
空調対象の室内においてその壁面と床面及び天井面とにそれぞれ設置した温湿度センサーと、
前記温湿度センサーの温湿度データを受信するとともにその温湿度データにより前記空調装置と前記加湿装置とを運転制御する制御装置とから構成されていること、
を特徴とする加湿機能付き室内空調装置。 - 制御装置によって室内機のファンと上下・左右に風向を規制するルーバとが制御されること、
を特徴とする請求項5に記載の加湿機能付き室内空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008077668A JP2009229031A (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 室内空調方法と加湿機能付き室内空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008077668A JP2009229031A (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 室内空調方法と加湿機能付き室内空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009229031A true JP2009229031A (ja) | 2009-10-08 |
Family
ID=41244635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008077668A Pending JP2009229031A (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 室内空調方法と加湿機能付き室内空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009229031A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012202631A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム |
CN103363628A (zh) * | 2012-04-10 | 2013-10-23 | 甘肃省电力公司金昌供电公司 | 便携式配电管井维护智能通风换气装置 |
JPWO2022054122A1 (ja) * | 2020-09-08 | 2022-03-17 |
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2008
- 2008-03-25 JP JP2008077668A patent/JP2009229031A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103363628A (zh) * | 2012-04-10 | 2013-10-23 | 甘肃省电力公司金昌供电公司 | 便携式配电管井维护智能通风换气装置 |
CN103363628B (zh) * | 2012-04-10 | 2016-03-30 | 甘肃省电力公司金昌供电公司 | 便携式配电管井维护智能通风换气装置 |
JPWO2022054122A1 (ja) * | 2020-09-08 | 2022-03-17 | ||
WO2022054122A1 (ja) * | 2020-09-08 | 2022-03-17 | 三菱電機株式会社 | 空調システム |
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