JP2009228543A - 内燃機関の可変動弁機構 - Google Patents

内燃機関の可変動弁機構 Download PDF

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Abstract

【課題】カム軸後端の部品取付用スペースを確保することが可能な内燃機関の可変動弁機構を低コストで提供する。
【解決手段】第1カムキャリア40が2つの気筒#1,#2を跨ぐように形成され、第2カムキャリア50を2つの気筒#3,#4を跨ぐように形成される。第1カムキャリア40には、一対の線状溝45,46、電磁ピン47,48及びアクチュエータ47a,48aが設けられる。第1カムキャリア40前端が軸受け43により支持され、第1気筒#1と第2気筒#2の間における第1カムキャリア40が軸受け44により支持されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の可変動弁機構に係る。特に、本発明は、カムキャリアをスライドさせて高リフト用カムと低リフト(もしくはゼロリフト)用カムとを切り替えることにより、バルブリフト量を変更可能な可変動弁機構に関する。
高リフト用カム及び低リフト用カムを有するカムキャリアを気筒毎に備え、該カムキャリアを軸方向に移動させることで2つのカムを切り替えることが可能な装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、各気筒のカムキャリア毎に、一対の溝と、該溝内を摺動する一対のピンと、該ピンを駆動する一対のアクチュエータとを備えている。この装置によれば、アクチュエータを駆動して何れかのピンを溝内を摺動させることで、カムキャリアの軸方向位置が制御される。その結果、バルブ駆動カムを切り替えることができ、バルブリフト量を変更することができる。
特表2006−520869号公報
しかしながら、上記特許文献1の装置では、気筒毎に、一対の溝、ピン及びアクチュエータが設けられているため、構成部品点数が多くなり、コストが増加してしまう。
また、上記特許文献1の装置では、カム軸の端部に、ピンとアクチュエータとが配置される。このため、カム軸の端部に燃料ポンプ駆動用カムやカム角センサ等の部品を取り付けるためのスペースを確保することができず、スペース効率が悪くなってしまう。
また、上記特許文献1の装置では、各気筒のカムキャリア中央部に軸受けが設けられており、カムキャリアが一箇所で支持されている。このため、部品の加工精度によるカムキャリアと軸受けのクリアランスのバラツキや、バルブスプリング荷重のバラツキが生じた場合には、カムキャリアが傾くおそれがある。その結果、カムキャリアを円滑にスライドさせることができない場合がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、カム軸後端の部品取付用スペースを確保することが可能な内燃機関の可変動弁機構を低コストで提供することを目的とする。また、本発明は、カムキャリアの傾きを防止すると共に、カムキャリアを円滑にスライドさせることが可能な内燃機関の可変動弁機構を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、線状の溝と高リフト用カム及び低リフト用カムとが設けられたカムキャリアを有し、電磁ピンを該溝内を摺動させることにより該カムキャリアを軸方向にスライドさせることで該高リフト用及び低リフト用カムを切り替え可能な内燃機関の可変動弁機構であって、
前記カムキャリアは、前記内燃機関の複数の気筒に跨るように形成され、
前記カムキャリアの一気筒に対応する部分に、該カムキャリアを一方向にスライドさせるための第1溝と、該第1溝に挿入される第1電磁ピンと、該第1電磁ピンを駆動する第1アクチュエータとが設けられ、
前記カムキャリアの他気筒に対応する部分に、該カムキャリアを該一方向とは反対の他方向にスライドさせるための第2溝と、該第2溝に挿入される第2電磁ピンと、該第2電磁ピンを駆動する第2アクチュエータとが設けられたことを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記カムキャリアの一方の端部を支持する第1支持部材と、
前記カムキャリアの気筒間の部分を支持する第2支持部材とを更に備えたことを特徴とする。
第1の発明では、内燃機関の複数の気筒に跨るようにカムキャリアが形成されている。このカムキャリアの一気筒に対応する部分に、第1溝と第1電磁ピンと第1アクチュエータとが設けられると共に、カムキャリアの他気筒に対応する部分に、第2溝と第2電磁ピンと第2アクチュエータとが設けられる。従って、第1の発明によれば、一対の溝、電磁ピン及びアクチュエータを用いて、複数気筒のカムの切り替えを行うことができる。よって、従来に比して、構成部品点数を少なくすることができ、コストを低減することができる。さらに、従来のようにカム軸後端に電磁ピン及びアクチュエータを配置する必要がなくなるため、カム軸後端の部品取付用スペースを確保することができる。
第2の発明によれば、第1支持部材によりカムキャリアの一方の端部が支持されると共に、第2支持部材によりカムキャリアの気筒間部分が支持される。よって、1つのカムキャリアが2つの支持部材により支持されるため、カムキャリアの傾きを防止することができる。これにより、カムキャリアのスライドを円滑に行うことができ、カムの切り替えを確実に行うことができる。さらに、カムキャリアの他方の端部には支持部材が設けられていないため、部品取付用スペースを確保することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態によるシステムの構成の一例を示す図である。図2は、図1に示すシステムに搭載される可変動弁機構の構成を示す図である。
図1に示すシステムは、エンジン1として、直列4気筒型のガソリンエンジン(火花点火内燃機関)を備えている。なお、エンジン1は、ディーゼルエンジン(圧縮着火内燃機関)であってもよい。エンジン1の各気筒2のピストンは、クランク機構を介してクランク軸3に連結されている。クランク軸3の近傍には、クランク角度CAを検出するクランク角センサ4が設けられている。エンジン1の爆発順序は、第1気筒#1→第3気筒#3→第4気筒#4→第2気筒#2の順である。
エンジン1の各気筒2には、燃料を筒内に直接噴射するインジェクタ5が設置されている。各インジェクタ5は、共通のコモンレール6に接続されている。このコモンレール6には、サプライポンプ7によって加圧された燃料が蓄えられる。サプライポンプ7は、後述する吸気カム軸に設けられたカム(図示せず)により駆動される。インジェクタ5は、1サイクル中に任意のタイミングで燃料を筒内に噴射することができる。また、エンジン1の各気筒2には、気筒2内の混合気に点火する点火プラグ8が設けられている。
エンジン1の各吸気ポート9には、2つの吸気バルブ10が設けられている。すなわち、各気筒2には、2つの吸気バルブ10が設けられている。吸気バルブ10は、後述する可変動弁機構11に接続されている。吸気バルブ10のリフト量は、可変動弁機構11により変更可能である。吸気ポート9は、吸気マニホールド12を介して吸気通路13に接続されている。吸気通路13の途中には、スロットル弁14が設けられている。スロットル弁14は、スロットルモータ14aにより駆動される電子制御式のバルブである。スロットル弁14は、アクセル開度センサ16により検出されるアクセル開度AA等に基づいて駆動されるものである。スロットル弁14の近傍には、スロットル開度TAを検出するスロットル開度センサ15が設けられている。スロットル弁14の上流には、吸入空気量Gaを検出するエアフロメータ17が設けられている。エアフロメータ17の上流にはエアクリーナ18が設けられている。
また、エンジン1の各排気ポート19には、2つの排気バルブ20が設けられている。すなわち、各気筒2には、2つの排気バルブ20が設けられている。この排気バルブ20は、可変動弁機構21に接続されている。この可変動弁機構21は、吸気系の可変動弁機構11と同様の構成を有している。排気バルブ20のリフト量は、可変動弁機構21により変更可能である。排気ポート19は、排気マニホールド22を介して排気通路23に接続されている。排気通路23には、排気ガスを浄化する排気浄化触媒24が設けられている。排気浄化触媒24の上流には、排気空燃比を検出する空燃比センサ25が設けられている。
排気マニホールド22には、外部EGR通路26の一端が接続されている。外部EGR通路26の他端は、吸気マニホールド12近傍の吸気通路13に接続されている。この外部EGR通路26を通して、排気ガス(既燃ガス)の一部を吸気通路13に還流させること、つまり外部EGR(Exhaust Gas Recirculation)を行うことができる。また、外部EGR通路26の途中には、外部EGRガスを冷却するためのEGRクーラ27が設けられている。EGRクーラ27の下流には、EGR弁28が設けられている。このEGR弁28の開度を大きくするほど、外部EGR量(もしくは外部EGR率)を増大させることができる。
図1に示すシステムは、制御装置としてのECU(Electronic Control Unit)30を備えている。ECU30の出力側には、インジェクタ5、サプライポンプ7、点火プラグ8、可変動弁機構11,21、スロットルモータ14a、EGR弁28等が接続されている。また、ECU30の入力側には、クランク角センサ4、スロットル開度センサ15、アクセル開度センサ16、エアフロメータ17、空燃比センサ25のほか、エンジン1の冷却水温Twを検出する水温センサ29等が接続されている。ECU30は、クランク角度CAに基づきエンジン回転数NEを算出する。
(可変動弁機構の構成)
次に、図2を参照して、上記システムに搭載される可変動弁機構の構成について説明する。上述したように吸気側の可変動弁機構11と排気側の可変動弁機構21とは同一構成を有している。このため、以下、吸気側の可変動弁機構11について説明する。
図2は、吸気側に配置された可変動弁機構11の構成を示している。図2に示すように、カム軸(吸気カム軸)31の軸方向に2つのカムキャリア40,50が配置されている。すなわち、カムキャリア40,50の中空軸部分にカム軸31が挿入されている。これらのカムキャリア40,50は、カム軸31とスプライン(図示せず)によって結合されている。これにより、カムキャリア40,50は、カム軸31と一体となって回転する。よって、カムキャリア40,50の回転方向は、カム軸31の回転方向と同一方向に規制される。なお、カム軸31は、例えば、スプロケットやチェーン等を介して、上記クランク軸3と連結されている。
図2に示すように、第1カムキャリア40は、第1気筒#1と第2気筒#2に跨るように形成されている。また、第2カムキャリア50は、第3気筒#3と第4気筒#4に跨るように形成されている。
第1カムキャリア40には、各吸気バルブ10に対応して、高リフト用カム41と低リフト用カム42とが形成されている。図3は、第1気筒#1〜第4気筒#4のカム配置を、カム軸31の軸方向から見た図である。図3に示すように、第1気筒#1と第2気筒#2のカム41のノーズは、位相が90°だけずれている。図4に示すように、第1及び第2気筒#1,#2の高リフト用カム41が、第1カムキャリア40に設けられている。これにより、図4において矢印で示されるベース円区間において、第1カムキャリア40を軸方向にスライドさせることで、2つのカム41,42の切り替えが可能となる。図4は、カムの切り替えが可能なベース円区間を示す図である。
本実施の形態における低リフト用カム42は、弁停止用(ゼロリフト用)のカムである。よって、低リフト用カム42は、ノーズ部分がなく、第1カムキャリア40の外周部分により構成される。以下、低リフト用カム42を「ゼロリフト用カム」と称する。
また、第1カムキャリア40は、2つのカムキャリア軸受け43,44により支持されている。詳細には、第1カムキャリア40の前端部分が軸受け43により支持され、第1気筒#1と第2気筒#2の間における第1カムキャリア40が軸受け44により支持されている。このため、第1カムキャリア40の後端部分には、軸受けが設けられていない。
また、図2に示すように、第1気筒#1の2つの吸気バルブ10間の第1カムキャリア40には、第1カムキャリア40を一方向(図中左方向)にスライドさせるための線状溝(曲線溝)45が形成されている。この線状溝45内を電磁ピン47が摺動することにより、第1カムキャリア40が一方向にスライドされる。これにより、第1及び第2気筒#1,#2の吸気バルブ10駆動用カムが、高リフト用カム41からゼロリフト用カム42に切り替えられる。電磁ピン47を駆動するアクチュエータ47aは、上記ECU30に接続されている。
一方、第2気筒#2の2つの吸気バルブ10間の第1カムキャリア40には、第1カムキャリア40を上記一方向とは反対の逆方向(図中右方向)にスライドさせるための線状溝46が形成されている。この線状溝46内を電磁ピン48が摺動することにより、第1カムキャリア40が逆方向にスライドされる。これにより、第1及び第2気筒#1,#2の吸気バルブ10駆動用カムが、ゼロリフト用カム42から高リフト用カム41に切り替えられる。電磁ピン48を駆動するアクチュエータ48aは、上記ECU30に接続されている。
また、第2カムキャリア50にも、第1カムキャリア40と同様に、各吸気バルブ10に対応して、高リフト用カム51とゼロリフト用カム52とが形成されている。ゼロリフト用カム52は、ゼロリフト用カム42と同様に、弁停止用(ゼロリフト用)のカムであり、第2カムキャリア50の外周部分により構成される。
また、第2カムキャリア50は、2つのカムキャリア軸受け53,54により支持されている。詳細には、第2カムキャリア50の前端部分が軸受け53により支持され、第3気筒#3と第4気筒#4の間における第2カムキャリア50が軸受け54により支持されている。よって、第2カムキャリア50の後端部分には、軸受けが配置されない。
また、図2では見えないが、第3気筒#3の2つの吸気バルブ10間の第2カムキャリア50には、第2カムキャリア50を一方向(図中左方向)にスライドさせるための線状溝55が形成されている。この線状溝55内を電磁ピン57が摺動することにより、第2カムキャリア50が一方向にスライドされる。これにより、第3及び第4気筒#3,#4の吸気バルブ10駆動用カムが、高リフト用カム51からゼロリフト用カム52に切り替えられる。電磁ピン57を駆動するアクチュエータ57aは、上記ECU30に接続されている。
一方、第4気筒#4の2つの吸気バルブ10間の第2カムキャリア50には、第2カムキャリア50を上記一方向とは反対の方向(図中右方向)にスライドさせるための線状溝56が形成されている。この線状溝56内を電磁ピン58が摺動することにより、第2カムキャリア50が逆方向にスライドされる。これにより、第3及び第4気筒#3,#4の吸気バルブ10駆動用カムが、ゼロリフト用カム52から高リフト用カム51に切り替えられる。電磁ピン58を駆動するアクチュエータ58aは、上記ECU30に接続されている。
かかる線状溝56、ピン58及びアクチュエータ58aは、既述した特許文献1のようにカムキャリア後端に設けられておらず、第4気筒#4の2つの吸気バルブ10間の第2カムキャリア50に設けられている。また、第2カムキャリア50後端には、第2カムキャリア50の軸受けが設けられていない。よって、図2に示す第2カムキャリア50後端のスペースSを、燃料ポンプ駆動用カムやカム角センサ等の部品を取り付けるためのスペースとして確保することができるため、スペース効率を高めることができる。
また、図2に示すように、これらのカム41,42,51,52の下方には、ロッカーアーム32が配置されている。ロッカーアーム32の中間部には、カムと接するロッカーローラ33が回転自在に設けられている。ロッカーアーム32の一端は、吸気バルブ10によって支持されており、ロッカーアーム32の他端は、油圧式ラッシュアジャスタ34によって支持されている。ロッカーローラ32は、吸気バルブ10の付勢力と油圧式ラッシュアジャスタ34によってカム周面に押し当てられている。
(可変動弁機構の動作)
次に、図5及び図6を参照して、上記可変動弁機構の動作、具体的には、第1カムキャリア40の動作について説明する。図5は、高リフト用カム41からゼロリフト用カム42へ切り替え時(すなわち弁停止時)の第1カムキャリア40の動作を説明するための図である。図6は、ゼロリフト用カム42から高リフト用カム41への切り替え時の第1カムキャリア40の動作を説明するための図である。
インジェクタ5からの燃料カット時に、排気浄化触媒24に酸素が流入すると酸化劣化(シンタリング)を起こすことが知られている。燃料カット時の触媒劣化を防止するため、吸排気バルブ10,20を停止させることが好適である。これにより、触媒性能を維持することができ、触媒24に用いられる貴金属の消費を低減することができる。
但し、高速走行時には、瞬時に弁停止を行うことが要求される。例えば、エンジン回転数NEが5000〜6000rpmの場合には、約15msecで弁停止を行う必要がある。
本実施の形態によるシステムによれば、応答性の高い電磁ピン47,48等を用いている。よって、図4に示すベース円区間において、高リフト用カム41からゼロリフト用カム42への切替が可能である。すなわち、弁停止を行う場合には、図5に示すように、ECU30からの信号によりアクチュエータ48aを駆動し、電磁ピン48を線状溝46に向けて突き出す。これにより、カム軸31の回転に伴い、電磁ピン48が線状溝46内を摺動する。その結果、図5に示すように、第1カムキャリア40が図中左方向にスライドし、高リフト用カム41からゼロリフト用カム42に切り替えられる。他のカムキャリア50も同様に動作させることで、高速走行時であっても、吸排気バルブ10,20の弁停止を確実に行うことができる。
また、燃料カット時以外にも、始動時にいわゆるシェイキングを行うために、吸排気バルブ10,20を弁停止させることが好適である。すなわち、クランキング時に空気を筒内に閉じ込めた後、上記燃料カット時と同様に、突き出した電磁ピン48を線状溝46内を摺動させる。これにより、第1カムキャリア40が図中左方向にスライドすることで、高リフト用カム41からゼロリフト用カム42に切り替えられる。他のカムキャリア50も同様に動作させる。そして、吸排気バルブ10,20を停止した状態でピストンを動かすことで、圧縮端温度が上昇する。これにより、燃料の霧化が促進されるため、良好な始動特性を得ることができる。
一方、ゼロリフト用カム42から高リフト用カム41への切り替え時には、図6に示すように、ECU30からの信号によりアクチュエータ47aを駆動して、電磁ピン47を線状溝45に向けて突き出す。これにより、カム軸31の回転に伴い、電磁ピン47が線状溝45内を摺動する。その結果、図6に示すように、第1カムキャリア40が図中右方向にスライドし、ゼロリフト用カム42から高リフト用カム41に切り替えられる。これにより、吸排気バルブ10,20を通常リフトさせることができる。
上述した吸排気バルブ10,20の弁停止は、本実施の形態による可変動弁機構11,21に限らず、公知の電動可変動弁機構によっても実現することができるものの、コストが上昇してしまう。本実施の形態による可変動弁機構11,21は、安価なコストで実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、第1カムキャリア40が2つの気筒#1,#2を跨ぐように形成され、第2カムキャリア50を2つの気筒#3,#4を跨ぐように形成されている。そして、各カムキャリア40,50に、それぞれ一対の線状溝と電磁ピンとアクチュエータとが設けられている。かかる一対の線状溝、電磁ピン及びアクチュエータにより、2つの気筒のカム41,42(51,52)の切り替えを行うことができる。よって、従来(上記特許文献1)に比して、構成部品点数を少なくすることができ、可変動弁機構11,21のコストを低減することができる。さらに、従来のようにカム軸31後端に電磁ピン及びアクチュエータを配置する必要がなくなるため、カム軸31後端に燃料ポンプ駆動用カムやカム角センサのような部品を取り付けるためのスペースを確保することができる。
また、本実施の形態によれば、カムキャリア40(50)を2つの軸受け43,44(53,54)で支持しているため、部品の加工精度によるカムキャリア40(50)と軸受け43,44(53,54)のクリアランスのバラツキや、バルブスプリング荷重のバラツキが生じた場合であっても、カムキャリア40(50)が傾くことを防止することができる。よって、カムキャリア40,50を円滑に軸方向にスライドさせることができる。
さらに、カムキャリア40,50の何れかの端部には、軸受けが配置されないため、上記のスペースを確保することができる。
ところで、本実施の形態では、カム軸31後端に軸受けを設けずにスペースSを確保しているが、軸受けの位置を変えることでカム軸31前端にスペースを確保することもできる。
また、本実施の形態では、燃料を筒内に直接噴射する直噴エンジンの例を開示しているが、本発明の適用が可能な内燃機関は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、吸気ポートに燃料を噴射するポート噴射式エンジンに適用することも可能である。
また、本実施の形態では、内燃機関が、排気ガスを還流するシステム(EGRシステム)を備えているが、本発明の適用が可能な内燃機関は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、排気ガスを還流しない内燃機関に適用することも可能である。
尚、本実施の形態においては、線状溝45,46,55,56が第1の発明における「溝」に、高リフト用カム41,51が第1の発明における「高リフト用カム」に、ゼロリフト用カム42,52が第1の発明における「低リフト用カム」に、カムキャリア40,50が第1の発明における「カムキャリア」に、それぞれ相当する。また、本実施の形態においては、電磁ピン47,48,57,58が第1の発明における「電磁ピン」に、エンジン1が第1の発明における「内燃機関」に、アクチュエータ47a,48a,57a,58aが第1の発明における「第1アクチュエータ」及び「第2アクチュエータ」に、カムキャリア軸受け43,53が第2の発明における「第1支持部材」に、カムキャリア軸受け44,54が第2の発明における「第2支持部材」に、それぞれ相当する。
本発明の実施の形態によるシステムの構成の一例を示す図である。 図1に示すシステムに搭載される可変動弁機構の構成を示す図である。 第1気筒#1〜第4気筒#4のカム配置を、カム軸31の軸方向から見た図である。 カムの切り替えが可能なベース円区間を示す図である。 高リフト用カム41からゼロリフト用カム42へ切り替え時(弁停止時)の第1カムキャリア40の動作を説明するための図である。 ゼロリフト用カム42から高リフト用カム41への切り替え時の第1カムキャリア40の動作を説明するための図である。
符号の説明
1 内燃機関
10 吸気バルブ
11 可変動弁機構
20 排気バルブ
21 可変動弁機構
30 ECU
40,50 カムキャリア
41,51 高リフト用カム
42,52 ゼロリフト用カム
43,44,53,54 カムキャリア軸受け
45,46,55,56 線状溝
47,48,57,58 電磁ピン
47a,48a,57a,58a アクチュエータ

Claims (2)

  1. 線状の溝と高リフト用カム及び低リフト用カムとが設けられたカムキャリアを有し、電磁ピンを該溝内を摺動させることにより該カムキャリアを軸方向にスライドさせることで該高リフト用及び低リフト用カムを切り替え可能な内燃機関の可変動弁機構であって、
    前記カムキャリアは、前記内燃機関の複数の気筒に跨るように形成され、
    前記カムキャリアの一気筒に対応する部分に、該カムキャリアを一方向にスライドさせるための第1溝と、該第1溝に挿入される第1電磁ピンと、該第1電磁ピンを駆動する第1アクチュエータとが設けられ、
    前記カムキャリアの他気筒に対応する部分に、該カムキャリアを該一方向とは反対の他方向にスライドさせるための第2溝と、該第2溝に挿入される第2電磁ピンと、該第2電磁ピンを駆動する第2アクチュエータとが設けられたことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の可変動弁機構において、
    前記カムキャリアの一方の端部を支持する第1支持部材と、
    前記カムキャリアの気筒間の部分を支持する第2支持部材とを更に備えたことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
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