JP2009226575A - 研磨具および研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被研磨物を高精度且つ高速で研磨できる研磨具及び研磨装置を提供する。
【解決手段】 研磨装置10は、上側表面に研磨対象物11を支持する支持テーブル12、支持テーブル12の上方に、支持テーブル12に対して垂直に配置された回転軸13a、そして回転軸13aの下端部に支持テーブル12と平行に接続されている、電源14に電気的に接続する環状超音波振動子27a、27b、27cを固定した砥石保持部材28と、砥石保持部材28の周縁部の下端に備えられた環状の砥石29とを含む研磨具33などから構成されている。この研磨装置は、砥石保持部材28の外周部の溝30aと内周部の溝30bがあり、その溝30aと30bはほぼ等しい深さT1、T2を持つ。溝の無い部分Sの中心を振動の節円32とする溝30a、30bから下部の径方向の振動をさせることに特徴がある。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガラス、シリコンなどから形成された研磨対象物の表面の研磨に有利に用いることができる研磨具および研磨装置に関する。
従来より、薄膜型電子デバイスを形成するために、ガラス基板、シリコン基板、サファイア基板、SiC基板、アルミナ−TiC基板などの各種の基板が用いられている。これらの基板の表面は、研磨装置を用いて平滑に研磨される。また、レンズやプリズムなどの光学部品にも、その表面を平滑に研磨することが必要とされる場合がある。研磨装置は、このような各種の研磨対象物の表面を研磨したり、あるいは研磨対象物をその表面の研磨を繰り返して所定の厚みに加工するために用いられる。
図1は、特許文献1に記載の研磨装置が備える研磨具の構成例を示す平面図であり、そして図2は、図1に記入した切断線A−A線に沿って切断した研磨具1の断面図である。
図1および図2に示す研磨具1は、回転駆動装置(例、モータ)の回転軸に接続される接続板2、接続板2の周囲に複数の連結部3aとスペース部3bとからなる連結手段3を介して連結されている環状弾性体4、環状弾性体4に環状に配置された状態で固定されている超音波振動子5および環状弾性体4の周縁部の下端に備えられた環状の砥石6から構成されている。この研磨具1の接続板2は、円盤状の取り付け部材を介して回転軸に固定される。接続板2が備える合計で4個のねじ孔7の各々には、接続板2を前記の取り付け部材に取付けるためのボルトが挿入される。
この研磨具を備える研磨装置では、回転軸を駆動して研磨具1を回転させ、そして各々の超音波振動子5から発生される超音波振動を環状弾性体4を介して砥石6に付与しながら、この砥石6の下面を加工対象物の表面に接触させることにより、加工対象物の表面の研磨が行なわれる。
研磨具1の環状弾性体4の前記連結部3aと連結部3aとの間の部分は、連結部3aと接続いている部位よりも大きく超音波振動し易い。このため、各々の超音波振動子5から発生される超音波振動は、連結部3aそして接続板2を介して回転軸には伝わり難く、その大部分が砥石6に付与される。このように砥石6に超音波振動が効率よく付与されると砥石6が大きな振幅で超音波振動して砥石と研磨対象物との摩擦抵抗が低減されるため、不要な機械振動の発生が抑制される。このため同文献の研磨具を用いることにより、研磨対象物を高い精度で研磨することができる。
国際公開第06/137453号パンフレット
上記特許文献1の研磨具を用いることにより、研磨対象物を高い精度で研磨することができる。しかしながら超音波振動子から発生される超音波振動の一部分が、連結手段の連結部、そして接続板などを通して回転軸へ伝わり、僅かではあるが超音波振動のエネルギーの損失を生じる。
また、研磨具1の環状弾性体4の直径が0.1mを超えるような大きなサイズになると15KHz以上の超音波領域で振動を与えることは非常に困難である。このような15KHzより低い振動では騒音が問題になる。
本発明の課題は、超音波振動領域の15KHz以上の駆動周波数で、超音波振動子から発生される超音波振動を砥石に効率良く付与することができる研磨具および研磨装置を提供することにある。
本発明は、電源に電気的に接続する環状超音波振動子を固定した砥石保持部材と該砥石保持部材の周縁部の下端に備えられた環状の砥石とを備えた研磨具であって、砥石保持部材の外周部と内周部に溝を設け、砥石保持部材の下面または溝の砥石側に環状超音波振動子を接合するものである。
本発明はまた、前記超音波振動子の分極方向が厚さ方向である研磨具とするものである。
本発明はまた、前記の研磨具を使用する研磨装置とするものである。
本発明の研磨具および研磨装置は、研磨速度および研磨面精度を高めることができる。
本発明の研磨具および研磨装置はまた、砥石の消耗が大きく減少するため、省資源、及び製造コストの低減に役立つ。
本発明の研磨装置を添付の図面を用いて説明する。図3は、本発明の研磨装置の構成例を示す正面図である。図4は、図3に示す研磨具40を研磨具33に接続する回転軸13aを図に記入した切断線B−B線に沿って切断した研磨具33の拡大断面図である。さらに図5は図4に記入した切断線C−C線に沿って切断した切断図である。
図3〜図5に示すように、本発明の研磨装置10は、上側表面に研磨対象物11を支持する支持テーブル12、支持テーブル12の上方に、支持テーブル12に対して垂直に配置された回転軸13a、そして回転軸13aの下端部に支持テーブル12と平行に接続されている、電源14に電気的に接続する環状超音波振動子27a、27b、27cを固定した砥石保持部材28と、砥石保持部材28の周縁部の下端に備えられた環状の砥石29とを含む研磨具〈本発明の研磨具〉33などから構成されている。この研磨装置は、砥石保持部材28の外周部の溝30aと内周部の溝30bがあり、その溝30aと30bはほぼ等しい深さT1、T2を持つ。溝の無い部分Sの中心を振動の節円32とする溝30a、30bから下部の径方向の振動をさせることに特徴がある。
ここでさらに本発明に用いる振動モードについて説明する。図7は、図6に示す砥石保持部材28を図に記入した切断線D−D線に沿って切断した断面図である。溝30a、30bは砥石保持部材28の下面と平行に設けられる。そして外周部溝30aと内周部溝30bの位置は砥石保持部材28の下面からの高さは同じである。そして超音波振動子27aを砥石保持部材28の下面あるいは超音波振動子27bを外周部溝30aと超音波振動子27cを内周部溝30bの砥石保持部材28の下面側に接合する。さらに砥石保持部材28の上面を回転軸のフランジに固定保持する。図では超音波振動子27を砥石保持部材28の下面、外周部溝30aそして内周部溝30bに設けたが、場合によってはこの中の1つ、または2つでよい。
そして溝のない部分Sは、幅Wの5分の1以上そして2分の1以下の長さである必要がある。溝のない部分Sが、幅Wの2分の1以上であると溝のない部分Sの中心を節円32とした伸縮振動を効率よく励起できない。また、幅Wの5分の1以下であると、構造的に弱くなってしまって破損の虞がある。
ここで超音波振動子に図の矢印方向に振動する振動モードの固有振動数の電圧を印加すると、溝のない部分の中心を節円32とする伸縮振動をする。このような振動は砥石保持部材28の上面には振動を伝達しないので、砥石29に効率の良い振動を励起することができる。
支持テーブル12は、基台15に設置された回転駆動装置(例、モータ)16の回転軸16aに支持されて回転可能とされている。支持テーブル12は、例えばその表面にそって直線的に移動(往復運動)させることもできる。
支持テーブル12の上方には、研磨対象物11の上面に研削液(代表例、水)を供給するパイプ18aを備えた研削液供給装置18が配置されている。研削液供給装置18は、基台15の上面に立設された支柱21の上部に支持固定される。この支柱21は、図3の紙面において支持テーブル12の後方側に配置されている。なお、研削液は、公知の方法に従って、前記砥石保持部材の環状の砥石よりも内周側の位置に形成した透孔を介して研磨対象物の上面に供給することもできる。
研磨具33は、回転駆動装置13の回転軸13aに接続される。回転駆動装置13は、送りねじのナット23bに支持固定されている。そして回転駆動装置17を駆動してねじ軸23aを回転させることにより、ナット23bに支持された回転駆動装置13を研磨具33と共に昇降させることができる。また、前記のナット23bは、基台15の上面にねじ軸23aと平行に立設された支柱22に備えられたベアリング24に固定されている。このため、前記のようにねじ軸23aを回転させる際に、ナット23b、回転駆動装置13及び研磨具33が、ねじ軸23aを中心に回転することはない。
研磨具33は、環状超音波振動子27a、27b、27cを備える砥石保持部材28、そして砥石保持部材28の周縁部の下端に備えられた環状の砥石29などから構成されている。
環状の砥石29としては、例えば、ダイヤモンド砥粒に代表される砥粒を、金属ボンドやレジボンドで結着して環状に形成した砥石を用いることができる。通常、砥粒の平均粒径は0.1〜50μmの範囲に設定される。
なお、環状の砥石29には、環状に並べて配置された複数個(例えば、2〜50個)の砥石片の集合体も含まれる。このように、環状の砥石を複数個の砥石片から構成すると、環状の砥石(直径0.1m以上)の作成が容易になる。また、砥石への超音波振動の付与により、あるいは砥石と研磨対象物との摩擦により砥石内部に生じる応力が低減されるため、砥石の破損(例、クラックの発生)を防止することができる。
砥石保持部材28は、例えば、アルミニウム、青銅、ステンレススチール、チタン合金、アルミニウム合金に代表される金属材料、あるいはセラミック材料などの超音波振動の伝達性に優れる材料から形成される。
砥石保持部材28は、回転軸13aの先端に取り付けたフランジ19の下面にボルト20により固定される。
砥石保持部材28の形状は、研磨具を安定に回転させるため、回転軸を中心として対称な形状に設定することが好ましい。例えば、砥石保持部材の保持部材の平面形状は、円形に限らず、多角形に設定することもできる。
砥石保持部材28の環状超音波振動子27a、27b、27cの固定位置と回転軸13aとの接続位置との間には、空気相である環状の溝30a、30bが砥石保持部材28の外側と内側に設けられている。なお外側と内側に設けられた溝30a、30bの位置は砥石保持部材28の下面に対して平行で、かつ同じ高さの位置にある。溝30a、30bは、溝30a、30bより上の砥石保持部材28への超音波振動を伝達されないようにしている。なお、溝30a、30bの中に空気を多く含む硬質発泡ポリウレタン樹脂を充填してもよい。この硬質発泡ポリウレタン樹脂により機械的剛性は高まる。また、環状超音波振動子の一対の電極層が、研磨の際に用いる研削液(代表例、水)を介して互いに電気的に短絡することを防止することができる。
環状超音波振動子27a、27b、27cの各々としては、例えば、環状の圧電体と、圧電体の上面及び下面の各々に付設された一対の電極層とから構成される環状の圧電振動子が用いられる。
圧電体の材料の代表例としては、ジルコン酸チタン酸鉛系の圧電セラミック材料が挙げられる。電極層42の材料の例としては、銀、燐青銅などの金属材料が挙げられる。
環状超音波振動子27a、27b、27cの各々の圧電体は、その厚み方向に分極されている。
環状超音波振動子27a、27b、27cの各々は、例えば、エポキシ樹脂を用いて砥石保持部材28に固定される。環状超音波振動子27a、27b、27cの各々の表面に、例えば、絶縁性の塗料を塗布することにより、環状超音波振動子の一対の電極層が、研磨の際に用いる研削液(代表例、水)を介して互いに電気的に短絡することを防止することができる。
なお環状超音波振動子には、環状に並べて配置された複数個(例えば、2〜30個)の超音波振動子片の集合体も含まれる。このように環状超音波振動子を複数個の超音波振動子片から構成すると、環状の砥石の直径が大きい場合、すなわち砥石保持部材のサイズが大きい場合に、これに対応する大きな直径の環状超音波振動子を複数個の超音波振動子片を用いて容易に構成することができる。
研磨装置10が備えるロータリートランス25は、研磨対象物11を研磨する際に研磨具33と共に回転する環状超音波振動子27a、27b、27cの各々に電源14の電気エネルギーを供給するために用いられる。
ロータリートランス25は、電力供給ユニット25aと電力受容ユニット25bとが互いに僅かに間隔をあけて近接配置された構成を有している。電力供給ユニット25a及び電力受容ユニット25bは、それぞれ円環状の形状である。電力供給ユニット25aはロータリートランス用支柱31に固定されている。電力受容ユニット25bは、回転軸13aの頂部に回転自在に保持される。
電力供給ユニット25aは、円環状のステータコア及びステータコイルから構成されている。そして電力受容ユニット25bは、円環状のロータコア及びロータコイルから構成されている。ステータコア及びロータコアの各々は、例えば、フェライトなどの磁性材料から形成され、その周方向に沿って円環状の溝が形成されている。ステータコイル及びロータコイルの各々は、ステータコア及びロータコアの各々に形成された円環状の溝に沿って導線をコイル状に巻いたものである。
ステータコイルには、電気配線26を介して電源14が電気的に接続されている。そして、ロータコイルには、電気配線の各々を介して環状超音波振動子27a、27b、27cが電気的に接続されている。なお、電気配線は、回転軸13aの中心軸を通る孔を通して環状超音波振動子27a、27b、27cに電気的に接続されている。
このロータリートランス25のステータコイルに、電源14から発生される電気エネルギーを供給することにより、ステータコイルとロータコイルとが互いに磁気的に結合される。このため、ステータコイルに供給された電気エネルギーは、ロータコイル(すなわち電力受容ユニット25b)が回転軸13aと共に回転している場合であってもロータコイルに伝達する。したがって、電源14から発生される電気エネルギーを、研磨対象物11を研磨する際に回転軸13aと共に回転する研磨具33の環状超音波振動子27a、27b、27cの各々に付与することができる。
そして環状超音波振動子27a、27b、27cの各々に(環状超音波振動子として用いる環状の圧電振動子の各々の電極層に)、電源14から発生される電気エネルギー(例、交流電圧)を付与することにより発生した超音波振動は、砥石保持部材28を介して環状の砥石29に付与される。
前記ロータリートランスに代えて、例えば、スリップリングを用いることもできる。ロータリートランスは、互いに非接触に配置されている電力供給ユニットと電力受容ユニットを介して電気エネルギーを伝達するため、回転軸の回転数が30万回転/分程度までは、回転軸と共に回転する研磨具の環状超音波振動子に安定に電力を供給できるという利点を有している。一方、スリップリングは、回転軸の回転数が5000回転/分程度を超えると、回転する研磨具の環状超音波振動子に安定に電力を供給することが難しくなる。
研磨装置10においては、例えば、下記の手順により加工対象物の研磨が行われる。
先ず、研磨対象物11を、例えば、ホットメルト型仮接着剤を用いて鋼製の円盤型の保持具(図示しない)に仮固定する。そして、支持テーブル12の上面に、前記の研磨対象物11が仮固定された保持具を、例えば、電磁力を利用して固定する。
次に、回転駆動装置16を作動させ、回転軸16aを支持テーブル12と共に回転させる。そして、研削液供給装置18のパイプ18aの先端から研削液を噴出させ、研磨対象物11の表面に研削液を供給する。その一方、電源14から発生させる電気エネルギーをロータリートランス25を介して環状超音波振動子27a、27b、27cの各々に付与する。これにより環状超音波振動子27a、27b、27cの各々から発生される超音波振動は、砥石保持部材28を介して環状の砥石29に付与される。
続いて、回転駆動装置13を作動させ、回転軸13aを研磨具33と共に回転させ、次いで回転駆動装置17を作動させ、研磨具33を次第に下降させる。このような操作により、超音波振動が付与された環状の砥石29の外周面の下端近傍の部位が、研磨対象物11の側面上端近傍の部位に接触し、そして研磨対象物11の表面(上面)の全体が研磨(研削)される。そして、研磨具33を更に下降させながら、所定の厚みになるまで研磨対象物11の研磨を続ける。
次に、研磨具33の好ましい振動モードの固有振動数について説明する。研磨具のサイズが大きくなっても固有振動数が15KHz以上、100KHz以下の振動モードが望ましい。これは、15KHz以下では、騒音が発生するためである。また100KHz以上では、超音波振動の変位が振幅幅で3μm以上になるのが困難である。本発明者の実験では、超音波振動の変位は、振幅幅が3μm以上になると明確に加工負荷が小さくなる。更に好適には固有振動数が20KHz以上、80KHz以下が望ましい。これは固有振動数が20KHz以上になると騒音はほとんど聞こえない。また80KHz以下になると超音波振動の変位は、振幅幅が3μm以上にする電力を小さくできることにある。
また研磨具33の好ましい振動モードは、砥石保持部材28の外径と内径との平均半径を節円とする径方向に振動する振動モードである。このためには、砥石保持部材28の外周と内周からほぼ同じ深さの溝T1、T2を入れることが不可欠である。この振動は、砥石保持部材28の外径が大きくなっても、内径の大きさを調整することで、円環の幅Wを所望の大きさにすることで、所望の固有振動数に設定できる。さらに砥石保持部材28の外径と内径との平均半径を節円32にできるので円で支持固定できるので安定して固定できる。
そして溝のない部分Sは、幅Wの5分の1以上そして2分の1以下の長さである必要がある。溝のない部分Sが、幅Wの2分の1以上であると溝のない部分の中心を節とした伸縮振動を効率よく励起できない。また、幅Wの5分の1以下であると、構造的に弱くなってしまって破損の虞がある。
上記の説明では研磨面が回転軸に垂直である研磨装置および研磨砥石について述べたが、研磨面が回転軸と平行な研磨装置および研磨砥石にも適用できる。
本発明の研磨具及び研磨装置は、ガラス、シリコン、サファイア、SiC、アルミナーTiC、希土類磁石材料および金属材料などの被研磨物を研磨することに用いられる。
従来の研磨装置が備える研磨具の構成を示す平面図である。 図1に記入した切断線A−A線に沿って切断した研磨具1の断面図である。 本発明の研磨装置の構成例を示す正面図である。 図3に示す研磨具33を、研磨具33に接続する回転軸13aを図に記入したB−B線に沿って切断した状態を示す平面図である。 図4に記入した切断線C−C線に沿って切断した研磨具33の断面図である。 本発明に用いた研磨具33の振動モードを説明する平面図である。 図6に記入した切断線D−D線に沿って切断した研磨具33の断面図である。
符号の説明
1 研磨具
2 接続板
3 連結手段
3a 連結部
3b スペース部
4 環状弾性体
5 超音波振動子
6 砥石
7 ねじ孔
10 研磨装置
11 研磨対象物
12 支持テーブル
13 回転駆動装置
13a回転軸
14 電源
15 基台
16、17回転駆動装置
16a回転軸
18 研削液供給装置
18aパイプ
19 フランジ
20 ボルト
21、22支柱
23 送りねじ
23aねじ軸
23bナット
24 ベアリング
25 ロータリートランス
25a電力供給ユニット
25b電力受容ユニット
26 電気配線
27、27a、27b、27c環状超音波振動子
28 砥石保持部材
29 環状の砥石
30 溝
31 ロータリトランス用支柱
32 節円
33 研磨具

Claims (3)

  1. 電源に電気的に接続する環状超音波振動子を固定した砥石保持部材と該砥石保持部材の周縁部の下端に備えられた環状の砥石とを備えた研磨具であって、砥石保持部材の外周部と内周部に溝を設け、砥石保持部材の下面または溝の砥石側に環状超音波振動子を接合していることを特徴とする。
  2. 前記超音波振動子の分極方向が厚さ方向であることを特徴とする請求項1に記載の超音波研磨砥石。
  3. 請求項1、2に記載した研磨具を備えたことを特徴とする研磨装置。
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JP2010194649A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Disco Abrasive Syst Ltd 研削ホイール
CN108942539A (zh) * 2018-09-19 2018-12-07 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种高频振动加工装置及环形抛光机

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