JP2010030027A - 研磨具および研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被研磨物を高精度且つ高速で研磨できる研磨具及び研磨装置を提供する。
【解決手段】 研磨装置10は、上側表面に研磨対象物11を支持する支持テーブル12、支持テーブル12の上方に、支持テーブル12に対して垂直に配置された回転軸13、そして回転軸13の下端部に支持テーブルと平行に接続されている、電源14に電気的に接続する環状超音波振動子27を固定した砥石保持部材28と、砥石保持部材28の周縁部の下端に備えられた環状の砥石29とを含む研磨具33どから構成されている。図面を簡単にするため環状の砥石29を一体として図示したが実際には28分割している。また環状の砥石29は平均直径が約200mmである。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガラス、シリコンなどから形成された研磨対象物の表面の研磨に有利に用いることができる研磨具および研磨装置に関する。
従来より、薄膜型電子デバイスを形成するために、ガラス基板、シリコン基板、サファイア基板、SiC基板、アルミナ−TiC基板などの各種の基板が用いられている。これらの基板の表面は、研磨装置を用いて平滑に研磨される。また、レンズやプリズムなどの光学部品にも、その表面を平滑に研磨することが必要とされる場合がある。研磨装置は、このような各種の研磨対象物の表面を研磨したり、あるいは研磨対象物をその表面の研磨を繰り返して所定の厚みに加工するために用いられる。
図1は、特許文献1に記載の研磨装置が備える研磨具の構成例を示す平面図であり、そして図2は、図1に記入した切断線A−A線に沿って切断した研磨具1の断面図である。
図1および図2に示す研磨具1は、回転駆動装置(例、モータ)の回転軸に接続される接続板2、接続板2の周囲に複数の連結部3aとスペース部3bとからなる連結手段3を介して連結されている環状弾性体4、環状弾性体4に環状に配置された状態で固定されている超音波振動子5および環状弾性体4の周縁部の下端に備えられた環状の砥石6から構成されている。この研磨具1の接続板2は、円盤状の取り付け部材を介して回転軸に固定される。接続板2が備える合計で4個のねじ孔7の各々には、接続板2を前記の取り付け部材に取付けるためのボルトが挿入される。
この研磨具を備える研磨装置では、回転軸を駆動して研磨具1を回転させ、そして各々の超音波振動子5から発生される超音波振動を環状弾性体4を介して砥石6に付与しながら、この砥石6の下面を加工対象物の表面に接触させることにより、加工対象物の表面の研磨が行なわれる。
研磨具1の環状弾性体4の前記連結部3aと連結部3aとの間の部分は、連結部3aと接続いている部位よりも大きく超音波振動し易い。このため、各々の超音波振動子5から発生される超音波振動は、連結部3aそして接続板2を介して回転軸には伝わり難く、その大部分が砥石6に付与される。このように砥石6に超音波振動が効率よく付与されると砥石6が大きな振幅で超音波振動して砥石と研磨対象物との摩擦抵抗が低減されるため、不要な機械振動の発生が抑制される。このため同文献の研磨具を用いることにより、研磨対象物を高い精度で研磨することができる。
国際公開第06/137453号パンフレット
上記特許文献1の研磨具を用いることにより、研磨対象物を高い精度で研磨することができる。しかしながら超音波振動子から発生される超音波振動の一部分が、連結手段の連結部、そして接続板などを通して回転軸へ伝わり、僅かではあるが超音波振動のエネルギーの損失を生じる。
本発明の課題は、超音波振動領域の15KHz以上の駆動周波数で、超音波振動子から発生される超音波振動を砥石に効率良く付与することができる研磨具および研磨装置を提供することにある。
本発明は、電源に電気的に接続する環状超音波振動子を固定した砥石保持部材と該砥石保持部材の周縁部の下端に備えられた環状の砥石とを備えた研磨具であって、砥石保持部材の外周部または内周部に溝を設け、かつ溝を設けた位置に、スリットを設け、そして砥石保持部材の下面または溝の砥石側に環状超音波振動子を接合するものである。
本発明はまた、電源に電気的に接続する環状超音波振動子を固定した砥石保持部材と該砥石保持部材の周縁部の下端に備えられた環状の砥石とを備えた研磨具であって、砥石保持部材の外周部または内周部に溝を設け、かつ溝を設けた位置に、複数の孔を設け、そして砥石保持部材の下面または溝の砥石側に環状超音波振動子を接合するものである。
本発明はまた、電源に電気的に接続する環状超音波振動子を固定した砥石保持部材と該砥石保持部材の周縁部の下端に備えられた環状の砥石とを備えた研磨具であって、砥石保持部材にスリット及び複数の孔を設け、そして砥石保持部材のスリット及び複数の孔より砥石側に環状超音波振動子を接合するものである。
本発明はまた、上記の研磨具を備えた研磨装置とするものである。
本発明の研磨具および研磨装置は、研磨速度および研磨面精度を高めることができる。
本発明の研磨具および研磨装置はまた、砥石の消耗が大きく減少するため、省資源、及び製造コストの低減に役立つ。
本発明の研磨装置を添付の図面を用いて説明する。図3は、本発明の研磨装置を示す正面図である。図4は、図3の切断線A−A線に沿って切断した砥石側の詳細な平面図である。そして図5は図4のB−B線に沿って切断した断面図である。
図3に示すように本発明の研磨装置10は、上側表面に研磨対象物11を支持する支持テーブル12、支持テーブル12の上方に、支持テーブル12に対して垂直に配置された回転軸13、そして回転軸13の下端部に支持テーブルと平行に接続されている、電源14に電気的に接続する環状超音波振動子27を固定した砥石保持部材28と、砥石保持部材28の周縁部の下端に備えられた環状の砥石29とを含む研磨具33〈本発明の研磨具〉などから構成されている。図面を簡単にするため環状の砥石29を一体として図示したが実際には28分割している。また環状の砥石29は平均直径が約200mmである。
この研磨装置10に使用されている研磨具33について図4、図5を用いて説明する。砥石保持部材28の外周部の溝30aと内周部の溝30bがあり、その溝に中心軸に沿って上スリット34a、下スリット34bを設けている。
溝の上スリット34a、下スリット34bより砥石側の砥石保持部材28に複数の環状超音波振動子27を、エポキシ樹脂を用いて接合する。環状超音波振動子27は、環状に配置した超音波振動子という意味であり、1個でもよいが、直径100mmを超えるときは、超音波振動子である圧電セラミックの製法上、複数にするのが価格上の利点がある。
ここで構成を簡単に説明するために図4、図5で示した砥石保持部材28の概略図を図6の平面図そして図6のA−A線で切断した断面を図7に示す。砥石保持部材28の砥石側と反対の面はフランジにボルトにより固定される面である。溝30a、30bの中に砥石保持部材28の中心軸に沿って上スリット34a、下スリット34bを設けている。そして、その上スリット34a、下スリット34bを砥石保持部材28の中心軸に直交する面において示す。図9は上スリット34aにより設けられた空間部だけの平面図を、図8は下スリット34bにより設けられた空間部だけの平面図を示す。図8と図9は中心に対して互いに45度だけ回転したものになっている。したがって上スリット34a、下スリット34bを重ね合わせれば360度にわたってスリットにより設けられた空間部が存在することになる。ここではスリットを軸方向に2段に配置したが、軸方向に3段以上でもよい。むしろ空間的余裕がある場合は振動を反射する機能を高めるために、3段以上が望ましい。
溝の形状は、砥石保持部材28の幅Wに対して、溝30a、30bより作られた幅Sが20パーセント以上、80パーセント以下が望ましい。幅Sが20パーセント未満では、機械的構造が弱くなり、加工精度を悪くする虞がある。また、幅Sが80パーセントより大きいと超音波振動の経路を小さくする効果がほとんど無くなる。
溝30a、30bと上スリット34a、下スリット34bの相乗効果により溝30a、30bより上の砥石保持部材28にはほとんど伝播させない。溝30a、30bは超音波振動の伝播経路を小さくし、上スリット34a、下スリット34bによる空間の空気層による超音波振動の反射効率を高め、溝30a、30bより上の矢印で示す位置より上の砥石保持部材28にはほとんど伝播させない。環状超音波振動子27は、破線C−Cで示す面を含む面から砥石29側の砥石保持部材28に接合する。つまり下スリット34bの下側の面に圧電セラミックを接合することもできる。
したがって、溝30a、30bより下の砥石側の砥石保持部材28にだけほぼ超音波振動を励起することができる。
環状の砥石29としては、例えば、ダイヤモンド砥粒に代表される砥粒を、金属ボンドやレジボンドで結着して環状に形成した砥石を用いることができる。通常、砥粒の平均粒径は0.1〜50μmの範囲に設定される。
なお、環状の砥石29には、環状に並べて配置された複数個(例えば、3〜60個)の砥石片の集合体も含まれる。このように、環状の砥石を複数個の砥石片から構成すると、環状の砥石(直径0.1m以上)の作成が容易になる。また、砥石への超音波振動の付与により、あるいは砥石と研磨対象物との摩擦により砥石内部に生じる応力が低減されるため、砥石の破損(例、クラックの発生)を防止することができる。
砥石保持部材28は、例えば、アルミニウム、青銅、ステンレススチール、チタン合金、アルミニウム合金に代表される金属材料、あるいはセラミック材料などの超音波振動の伝達性に優れる材料から形成される。
砥石保持部材28は、回転軸13aの先端に取り付けたフランジ19の下面にボルト20により固定される。
砥石保持部材28の形状は、研磨具33を安定に回転させるため、回転軸13aを中心として対称な形状に設定することが好ましい。例えば、砥石保持部材28の平面形状は、円形に限らず、多角形に設定することもできる。
圧電体の材料の代表例としては、ジルコン酸チタン酸鉛系の圧電セラミック材料が挙げられる。電極層の材料の例としては、銀、燐青銅などの金属材料が挙げられる。
環状超音波振動子27の各々の圧電体は、その厚み方向に分極されている。
研磨装置10が備えるロータリートランス25は、研磨対象物11を研磨する際に研磨具33と共に回転する環状超音波振動子27の各々に電源14の電気エネルギーを供給するために用いられる。
ロータリートランス25は、電力供給ユニット25aと電力受容ユニット25bとが互いに僅かに間隔をあけて近接配置された構成を有している。電力供給ユニット25a及び電力受容ユニット25bは、それぞれ円環状の形状である。電力供給ユニット25aはロータリートランス用支柱31に固定されている。電力受容ユニット25bは、回転軸13aの頂部に回転自在に保持される。
電力供給ユニット25aは、円環状のステータコア及びステータコイルから構成されている。そして電力受容ユニット25bは、円環状のロータコア及びロータコイルから構成されている。ステータコア及びロータコアの各々は、例えば、フェライトなどの磁性材料から形成され、その周方向に沿って円環状の溝が形成されている。ステータコイル及びロータコイルの各々は、ステータコア及びロータコアの各々に形成された円環状の溝に沿って導線をコイル状に巻いたものである。
ステータコイルには、電気配線26を介して電源14が電気的に接続されている。そして、ロータコイルには、電気配線26の各々を介して環状超音波振動子27が電気的に接続されている。なお、電気配線は、回転軸13aの中心軸を通る孔を通して環状超音波振動子27に電気的に接続されている。
このロータリートランス25のステータコイルに、電源14から発生される電気エネルギーを供給することにより、ステータコイルとロータコイルとが互いに磁気的に結合される。このため、ステータコイルに供給された電気エネルギーは、ロータコイル(すなわち電力受容ユニット25b)が回転軸13aと共に回転している場合であってもロータコイルに伝達する。したがって、電源14から発生される電気エネルギーを、研磨対象物11を研磨する際に回転軸13aと共に回転する研磨具33の環状超音波振動子27の各々に付与することができる。
そして環状超音波振動子27の各々に(環状超音波振動子として用いる環状の圧電振動子の各々の電極層に)、電源14から発生される電気エネルギー(例、交流電圧)を付与することにより発生した超音波振動は、砥石保持部材28を介して環状の砥石29に付与される。
前記ロータリートランスに代えて、例えば、スリップリングを用いることもできる。ロータリートランスは、互いに非接触に配置されている電力供給ユニットと電力受容ユニットを介して電気エネルギーを伝達するため、回転軸の回転数が30万回転/分程度までは、回転軸と共に回転する研磨具の環状超音波振動子に安定に電力を供給できるという利点を有している。一方、スリップリングは、回転軸の回転数が5000回転/分程度を超えると、回転する研磨具の環状超音波振動子に安定に電力を供給することが難しくなる。
ここで本発明の別の研磨具について説明する。構成を簡単に説明するために砥石保持部材28の概略図を図10の平面図そして図10のA−A線で切断した断面を図11に示す。砥石保持部材28の砥石側と反対の面は図示しないフランジとボルトを用いて固定される。
溝30により細くなった砥石保持部材28に複数の孔35を貫通させる。孔35の形状は、円、多角形などあるが、溝30にできる限り多くの空間を作り、かつ砥石保持部材28の強度をできるだけ小さくしないことが求められる。理想的にはハニカム構造である。
また孔35は砥石保持部材28の軸方向に1個以上あることが望ましい。このことにより、砥石側の砥石保持部材28に複数の環状超音波振動子に交流電圧を印加することにより励起される砥石保持部材28の振動を、溝30と孔35の相乗効果により溝より上の砥石保持部材28には伝播させない。溝30は超音波振動の伝播経路を小さくし、孔35は、その小さくなった伝播経路に位置することにより、効率的に孔35の空気層により超音波振動を反射して溝より上の砥石保持部材28にはほとんど伝播させない。
ここで本発明のさらに別の研磨具について説明する。構成を簡単に説明するために砥石保持部材28の概略図を図12の平面図そして図12のA−A線で切断した断面を図13に示す。砥石保持部材28の砥石側と反対の面は図示しないフランジとボルトを用いて固定される。
砥石保持部材28の超音波振動の伝播を絶縁したい部分に複数の孔35およびスリット34を設ける。スリット34の超音波反射の効果は大きいが、スリット34のない所の超音波振動は、反射できない。そこで複数の孔35をスリット34のない所に設け、その位置での超音波振動の伝播を可能な限り小さくする。
研磨装置10においては、例えば、下記の手順により研磨対象物11の研磨が行われる。
先ず、研磨対象物11を、例えば、ホットメルト型仮接着剤を用いて鋼製の円盤型の保持具(図示しない)に仮固定する。そして、支持テーブル12の上面に、前記の研磨対象物11が仮固定された保持具を、例えば、電磁力を利用して固定する。
次に、回転駆動装置16を作動させ、回転軸16aを支持テーブル12と共に回転させる。そして、研削液供給装置18のパイプ18aの先端から研削液を噴出させ、研磨対象物11の表面に研削液を供給する。その一方、電源14から発生させる電気エネルギーをロータリートランス25を介して環状超音波振動子27の各々に付与する。これにより環状超音波振動子27の各々から発生される超音波振動は、砥石保持部材28を介して環状の砥石29に付与される。
続いて、回転駆動装置13を作動させ、回転軸13aを研磨具33と共に回転させ、次いで回転駆動装置17を作動させ、研磨具33を次第に下降させる。このような操作により、超音波振動が付与された環状の砥石29の外周面の下端近傍の部位が、研磨対象物11の側面上端近傍の部位に接触し、そして研磨対象物11の表面(上面)の全体が研磨(研削)される。そして、研磨具33を更に下降させながら、所定の厚みになるまで研磨対象物11の研磨を続ける。
ここで上記に述べた砥石を接合した砥石保持部材28の振動モードについて図14、図15を用いて説明する。図14は、砥石保持部材28の溝30a、30bにより細くなった部分の中心線と溝30a、30bより下の砥石保持部材28の中心線の交点を節として2点鎖線で示す曲げ振動する。この曲げ振動は砥石にも曲げ振動を励起する。砥石の曲げ振動は、砥石保持部材の中心軸方向と、中心軸と直交する方向に分解できる。したがって研磨面方向に対して直交する方向と面と平行な方向の両方の成分を持つ振動となる。この直交する振動成分の比は、砥石保持部材の形状を変えることで調整できる。
図15は、砥石保持部材28の溝30a、30bにより細くなった部分の中心線と溝30a、30bより下の砥石保持部材28の中心線の交点を節として2点鎖線で示す縦振動する。この縦振動は砥石にも縦振動を励起するが、曲げ振動も励起する。砥石の曲げ振動は、砥石保持部材28の中心軸方向と、中心軸と直交する方向に分解できる。したがって研磨面方向に対して直交する方向と面と平行な方向の両方の成分を持つ振動となる。この直交する振動成分の比は、砥石保持部材の形状を変えることで調整できる。
上記の説明では研磨面が回転軸に垂直である研磨装置および研磨砥石について述べたが、研磨面が回転軸と平行な研磨装置および研磨砥石にも適用できる。
また、上記の説明では固定砥粒である砥石を持つ研磨具について述べたが、遊離砥粒を用いる研磨装置またはラップ装置にも適用できる。遊離砥粒を加工対象物に押し付ける材料は例えばアルミナなどの硬度の高い材料であり、その形状は砥石と同様なものである。そして遊離砥粒は、例えばダイヤモンドスラリーである。
本発明の研磨具及び研磨装置は、ガラス、シリコン、サファイア、SiC、アルミナーTiC、希土類磁石材料および金属材料などの被研磨物を研磨することに用いられる。
従来の研磨装置が備える研磨具の構成を示す平面図である。 図1に記入した切断線A−A線に沿って切断した研磨具1の断面図である。 本発明の研磨装置の構成例を示す正面図である。 図3に示すA−A線より下の砥石保持部材などを示す平面図である。 図4に記入した切断線B−B線に沿って切断した砥石保持部材などの断面図である。 図3、図4で示した砥石保持部材などをより詳細に説明する平面図である。 図6に記入した切断線A−A線に沿って切断した断面図である。 スリット30aにより設けられた空間だけを示す平面図である。 スリット30bにより設けられた空間だけを示す平面図である。 本発明の別の研磨具の構成例を示す正面図である。 図10のA−A線に沿って切断した断面図である。 本発明のさらに別の研磨具の構成例を示す正面図である。 図12のA−A線に沿って切断した断面図である。 本発明の研磨具の振動モードを説明する概略図である。 本発明の研磨具の別の振動モードを説明する概略図である。
符号の説明
1 研磨具
2 接続板
3 連結手段
3a 連結部
3b スペース部
4 環状弾性体
5 超音波振動子
6 砥石
7 ねじ孔
10 研磨装置
11 研磨対象物
12 支持テーブル
13 回転駆動装置
13a回転軸
14 電源
15 基台
16、17回転駆動装置
16a回転軸
18 研削液供給装置
18aパイプ
19 フランジ
20 ボルト
21、22支柱
23 送りねじ
23aねじ軸
23bナット
24 ベアリング
25 ロータリートランス
25a電力供給ユニット
25b電力受容ユニット
26 電気配線
27 環状超音波振動子
28 砥石保持部材
29 環状の砥石
30 溝
31 ロータリトランス用支柱
32 節円
33 研磨具
34 スリット、34a 上スリット、34b 下スリット
35 孔

Claims (4)

  1. 電源に電気的に接続する環状超音波振動子を固定した砥石保持部材と該砥石保持部材の周縁部の下端に備えられた環状の砥石とを備えた研磨具であって、砥石保持部材の外周部と内周部に溝を設け、かつ溝を設けた位置に、スリットを設け、そして砥石保持部材の下面または溝の砥石側に環状超音波振動子を接合していることを特徴とする。
  2. 電源に電気的に接続する環状超音波振動子を固定した砥石保持部材と該砥石保持部材の周縁部の下端に備えられた環状の砥石とを備えた研磨具であって、砥石保持部材の外周部と内周部に溝を設け、かつ溝を設けた位置に、複数の孔を設け、そして砥石保持部材の下面または溝の砥石側に環状超音波振動子を接合していることを特徴とする。
  3. 電源に電気的に接続する環状超音波振動子を固定した砥石保持部材と該砥石保持部材の周縁部の下端に備えられた環状の砥石とを備えた研磨ぐであって、砥石保持部材にスリット及び複数の孔を設け、そして砥石保持部材のスリット及び複数の孔より砥石側に環状超音波振動子を接合していることを特徴とする。
  4. 請求項1、2、3に記載した研磨具を備えたことを特徴とする研磨装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102248481A (zh) * 2011-07-20 2011-11-23 飞浦实业股份有限公司 转角式主轴

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