JP2009226474A - 加工装置及び加工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ファイバーレーザ発振器からなるレーザ光発生手段8を使用して発生させたレーザ光15を樹脂封止体1に照射して、樹脂封止体1を切断する。アシストガスとして低温ガス28を供給する。そして、アシストガスと共通化された低温ガス28を被照射部21に向かって噴射しながら、その被照射部21に向かってレーザ光15を照射する。これにより、被照射部21を冷却する効果が増大する。したがって、熱影響に起因する被加工面の粗面化、焼け焦げ等の発生を抑制する効果が増大する。また、低温ガス28が流動する部分よりもレーザ光発生手段8に近い側に設けられた空間31に、結露防止用ガス30を供給する。これにより、光学系9における結露の発生が防止される。
【選択図】図2
Description
2 プリント基板
3 チップ
4 封止樹脂
5 領域
6 境界線
7 パッケージ
8 レーザ光発生手段
9 光学系(光学系部分)
10 加工ヘッド
11 固定手段(固定手段、移動手段)
12 ベンディングミラー
13 集光レンズ
14 上部保護ガラス
15 レーザ光
16 照射ノズル(照射ノズル、噴射ノズル)
17 アシストガス配管(供給手段)
18 噴射ノズル
19 アシストガス
20 低温ガス
21 被照射部
22 開口
23 絞り部
24 拡張部
25 同径部
26 下部保護ガラス
27 アシストガス配管(供給手段)
28,34 低温ガス(低温ガス、アシストガス)
29 結露防止用ガス配管
30 結露防止用ガス
31 空間
32 外側ノズル
33 切り欠き
Claims (12)
- 被加工物を固定する固定手段と、レーザ光を発生させるレーザ光発生手段と、前記被加工物に向かって前記レーザ光を照射する照射ノズルと、前記照射ノズルの開口から前記被加工物に向かってアシストガスが噴射されるように前記照射ノズルに前記アシストガスを供給する供給手段と、前記被加工物と前記レーザ光とを相対的に移動させる移動手段とを備え、前記レーザ光を照射することによって前記被加工物を加工する加工装置であって、
前記被加工物において前記レーザ光によって照射される被照射部の周囲に設けられ前記被照射部に向かって低温ガスを噴射する1又は複数の噴射ノズルを備えるとともに、
前記レーザ光は1又は複数の波長を有し、
前記レーザ光発生手段は1又は複数設けられていることを特徴とする加工装置。 - 請求項1に記載された加工装置において、
前記1又は複数の噴射ノズルは前記被照射部の斜め上方に設けられていることを特徴とする加工装置。 - 被加工物を固定する固定手段と、レーザ光を発生させるレーザ光発生手段と、前記被加工物に向かって前記レーザ光を照射する照射ノズルと、前記照射ノズルの開口から前記被加工物に向かってアシストガスが噴射されるように前記照射ノズルに前記アシストガスを供給する供給手段と、前記被加工物と前記レーザ光とを相対的に移動させる移動手段とを備え、前記レーザ光を照射することによって前記被加工物を加工する加工装置であって、
前記被加工物に向かって低温ガスを噴射する噴射ノズルを備えるとともに、
前記照射ノズルと前記噴射ノズルとは共通であり、
前記アシストガスと前記低温ガスとは共通であり、
前記レーザ光が照射される方向と前記低温ガスが噴射される方向とは同じであり、
前記レーザ光は1又は複数の波長を有し、
前記レーザ光発生手段は1又は複数設けられていることを特徴とする加工装置。 - 請求項1−3のいずれかに記載された加工装置において、
1又は複数の前記レーザ光発生手段のうちの少なくとも1つは、ファイバーレーザ発振器、CO2レーザ発振器、YAGレーザ発振器、又はYVO4レーザ発振器のいずれかであることを特徴とする加工装置。 - 請求項1−4のいずれかに記載された加工装置において、
前記照射ノズルを少なくとも含む照射ノズル側部分と前記レーザ光発生手段につながる光学系部分との間において断熱部が介在しているとともに、
前記断熱部は結露防止用ガスが存在する空間又は減圧された空間を含むことを特徴とする加工装置。 - 請求項1−5のいずれかに記載された加工装置において、
前記照射ノズルは、前記開口付近において、前記レーザ光発生手段の側から前記開口に向かって断面積が小さくなっていく絞り部と、前記絞り部と前記開口との間に設けられ前記開口に向かって断面積が大きくなっていく拡張部とを有することを特徴とする加工装置。 - レーザ光発生手段を使用して照射ノズルの開口から被加工物に向かってレーザ光を照射する工程と、前記開口から前記被加工物に向かってアシストガスを噴射する工程と、前記被加工物と前記レーザ光とを相対的に移動させる工程とを備え、前記レーザ光を照射することによって前記被加工物を加工する加工方法であって、
前記被加工物において前記レーザ光によって照射される被照射部の周囲から前記被照射部に向かって低温ガスを噴射する工程を備えるとともに、
前記レーザ光は1又は複数の波長を有することを特徴とする加工方法。 - 請求項7に記載された加工方法において、
前記低温ガスを噴射する工程では前記被照射部の斜め上方から前記被照射部に向かって前記低温ガスを噴射することを特徴とする加工方法。 - レーザ光発生手段を使用して照射ノズルの開口から被加工物に向かってレーザ光を照射する工程と、前記開口から前記被加工物に向かってアシストガスを噴射する工程と、前記被加工物と前記レーザ光とを相対的に移動させる工程とを備え、前記レーザ光を照射することによって前記被加工物を加工する加工方法であって、
前記被加工物において前記レーザ光によって照射される被照射部に向かって低温ガスを噴射する工程を備えるとともに、
前記低温ガスを噴射する工程では、前記レーザ光が照射される方向と同じ方向に前記低温ガスを噴射し、
前記アシストガスと前記低温ガスとは共通であって、
前記レーザ光は1又は複数の波長を有することを特徴とする加工方法。 - 請求項7−9のいずれかに記載された加工方法において、
前記照射する工程では、1又は複数の波長を有する前記レーザ光のうち少なくとも1つのレーザ光をファイバーレーザ発振器、CO2レーザ発振器、YAGレーザ発振器、又はYVO4レーザ発振器を使用して照射することを特徴とする加工方法。 - 請求項7−10のいずれかに記載された加工方法において、
前記照射ノズルを少なくとも含む照射ノズル側部分と前記レーザ光発生手段につながる光学系部分との間において断熱部を形成する工程を備えるとともに、
前記断熱部を形成する工程では、前記照射ノズル側部分と前記光学系部分との間における空間に結露防止用ガスを存在させること、又は、前記空間を減圧することを特徴とする加工方法。 - 請求項7−11のいずれかに記載された加工方法において、
前記アシストガスを噴射する工程では、前記レーザ光発生手段の側から前記開口に向かって断面積が小さくなっていく絞り部と、前記絞り部と前記開口との間に設けられ前記開口に向かって断面積が大きくなっていく拡張部とを、前記開口付近において有する照射ノズルを使用することを特徴とする加工方法。
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