JP2009226408A - 処理ガス供給装置及び成膜装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 微小量のガスを精度良く供給することができる微量ガス供給装置を提供する。
【解決手段】 制御対象ガスを貯留する制御対象ガス源22と、キャリアガスを貯留するキャリアガス源20と、前記キャリアガス源からガス使用系4に接続されたキャリアガス通路24と、前記制御対象ガスを排出するためのガス排出通路30と、微量な所定の体積を有して前記キャリアガス通路と前記ガス排出通路に対して並列に接続された定量管32と、前記定量管の連通状態を前記両通路間で選択的に切り換えるバルブ機構38とを備えるように構成する。これにより、定量管内に充填した制御対象ガスをガス使用系に供給することにより、微小量のガス流量を精度良くコントロールする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば半導体製造装置等に設けられる微量ガス供給装置とその方法に関する。
一般に、半導体集積回路の製造工程においては、半導体ウエハやガラスなどの基板上に、成膜とパターンエッチング等を繰り返し施すことにより所望の素子を得るようになっている。そして、半導体集積回路の微細化及び高集積化に伴って、加工線幅やゲート幅もより狭くなされ、また、集積回路の多層構造化の要求に従って、膜厚も薄くなる傾向にある。
特に、多層構造の集積回路にあっては、回路素子を多層に亘って積み上げることから、各層における膜厚の管理が不十分な場合には、その影響が上層に波及してしまって、例えば表面の凹凸が激しくなったりし、適正な集積回路を実現できなくなってしまう。
通常、半導体製造装置において、ガス流量を制御するためには、流量制御の精度の高い流量制御器、例えばマスフローコントローラが用いられている。
ところで、上記したマスフローコントローラは、ガス流に対する流量制御性が非常に良好であるが、前述のように高集積化及び多層化が更に推進されると成膜すべき膜厚が更に薄くなり、且つその膜厚の制御性も高いものが要求されてくる。
しかしながら、上記したマスフローコントローラにあっては、非常な微量のガス流量に対しては、その構造上の理由より、精度の高いコントロールが非常に難しく、膜厚が十分に制御された成膜を行なうことが困難になってきた。例えば、膜厚が数100Åのゲート電極や配線を成膜する場合に、微小ガス流量の制御が難しいことから、その膜厚の制御が非常に困難になるといった問題点があった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、微小量のガスを精度良く供給することができる微量ガス供給方法及びその装置を提供することにある。
本発明は、上記問題点を解決するために、制御対象ガスをキャリアガスと共に微小量だけガス使用系へ供給する微量ガス供給方法において、微量な所定の体積を有する定量管に前記制御対象ガスを充填し、該充填された前記制御対象ガスを前記キャリアガスにより搬送して前記ガス使用系へ導入するようにしたものである。これにより、定量管内の所定量の制御対象ガスを使用系に供給することが可能となる。
また、本発明は、上記方法を実現するために、制御対象ガスを貯留する制御対象ガス源と、キャリアガスを貯留するキャリアガス源と、前記キャリアガス源からガス使用系に接続されたキャリアガス通路と、前記制御対象ガスを排出するためのガス排出通路と、微量な所定の体積を有して前記キャリアガス通路と前記ガス排出通路に対して並列に接続された定量管と、前記定量管の連通状態を前記両通路間で選択的に切り換えるバルブ機構とを備えるように構成したものである。
これによれば、例えば制御対象ガスの不使用時には、バルブ機構はガス排出通路と定量管を連通させてこの定量管内に制御対象ガスを流して充填しておき、ガス使用時には、バルブ機構は、上記定量管とキャリアガス通路を連通させてこの定量管に充填されていた制御対象ガスをガス使用系に供給する。従って、上記定量管の予め設定された容量に相当する微小量のガスを精度良くガス使用系に供給することができる。
また、この定量管の容量よりも複数倍大きな容量をガス使用系にて必要とする場合には、例えば定量管への制御対象ガスの充填とこれからの搬送を複数回繰り返して行なえばよい。
このような微量ガス供給装置は、例えば半導体製造装置の処理ガス供給系として適用することができる。半導体製造装置に適用する場合には、例えば成膜処理時にあっては処理容器内に圧力変動が生ずることを避けなければならないことから、制御対象ガスである処理ガスはガス排出通路を介して常時一定圧で流す状態とし、また、キャリアガスもキャリアガス通路を介して半導体製造装置側へ常時一定圧で流す状態とする。そして、必要に応じてバルブ機構を操作して、上記定量管を上記ガス排出通路側へ連通したり、或いはキャリアガス通路へ連通したりすることを選択的に行ない、定量管内に充填された処理ガスを必要時に(処理時に)、半導体製造装置に供給する。これによれば、半導体製造装置には、ガスが遮断されることなく、処理時及び非処理時に亘って常に一定圧で供給されることになるので、処理容器内の圧力変動が生ずることもない。
本発明の微量ガス供給方法及びその装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
定量管を用いて、これに充填されている制御対象ガスをキャリアガスによりガス使用系に供給するようにしたので、精度の高い微小流量制御を行なうことができる。
また、この微量ガス供給装置を半導体製造装置の処理ガス供給系に適用することにより、微量の処理ガスの流量を精度良くコントロールすることができる。従って、非常に薄い成膜を形成する時に、その膜厚を高い精度でコントロールすることができる。
特に、キャリアガス通路とガス排出通路に同じ圧力のガスを流した状態で定量管の連通の切り換えを行なうことにより、処理容器内に圧力変動を引き起こすことなく成膜処理を行なうことができ、一層高い精度で膜厚のコントロールを行なうことができる。
本発明に係る微量ガス供給装置をガス使用系に設けた状態を示す図である。 定量管の種類を示す図である。 本発明装置におけるバルブの切り換え操作を説明するための説明図である。
以下に、本発明に係る微量ガス供給方法及びその装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る微量ガス供給装置をガス使用系に設けた状態を示す図、図2は定量管の種類を示す図である。ここではガス使用系として、半導体ウエハやLCD等の基板に成膜処理等の所定の処理を施す半導体製造装置を用いてTi膜を成膜する場合を例にとって説明する。
図示するように、本発明に係る微量ガス供給装置2は、ガス使用系として枚葉式の半導体製造装置4に接続されており、この装置4に処理に必要な処理ガスを制御対象ガスとして供給するようになっている。
この半導体製造装置4は、例えば内面がアルマイト処理されたアルミニウム製の処理容器6を有しており、内部には半導体ウエハ等の基板Wを載置するための載置台8が設けられる。この載置台8には、加熱手段として例えば抵抗発熱ヒータ10が内蔵されており、載置台8上の基板Wを所定の温度に加熱して維持できるようになっている。
また、容器底部には、図示しない真空排気系に接続される排気口12が設けられており、処理容器6内を載置台8の周辺部から均等に真空引きできるようになっている。処理容器6の側壁には、この中に基板Wを搬入・搬出する際に開閉されるゲートバルブ14が設けられる。
そして、処理容器6の天井部には、例えば成膜時に処理容器6内に所定のガスを均一に供給するためのシャワーヘッド16か設けられており、このシャワーヘッド16には、2つのガス導入口16A、16Bが設けられている。一方のガス導入口16Bには、成膜時に必要とされる反応ガスとして、例えばNH (アンモニア)ガスを供給するNH ガス供給系18が接続され、他方のガス導入口16Aには、上述した微量ガス供給装置2が接続されており、処理ガスとして例えばTiCl (四塩化チタン)ガスを供給し得るようになっている。
この微量ガス供給装置2は、キャリアガスとして例えばN ガスを充填したキャリアガス源としてのN ガス源20と、処理ガスとしてTiCl を充填した制御対象ガス源としてのTiCl ガス源22を有している。尚、キャリアガスとしては、N ガスの他に、他の不活性ガス、例えばArガス、Heガス等を用いることができる。
上記N ガス源20と上記シャワーヘッド16の一方のガス導入口16Aとの間はキャリアガス通路24により接続されており、また、N ガス源20の出口側のキャリアガス通路24には、N ガス源20内のN ガスを一定の圧力で送り出すためのレギュレータ26が介設されている。
一方、TiCl は、常温では液体であることから、TiCl ガス源22内にはTiCl は液体状態で貯留させており、このTiCl ガス源22の周囲に加熱ヒータ等よりなる温度調整機構28を設けて液体TiCl を一定の温度で加熱することにより、一定の圧力のTiCl ガスを送出できるようになっている。
このTiCl ガス源22には、ガス排出通路30が接続されており、このガス排出通路30は、例えば図示しない略大気圧になっている工場排気ダクトに接続される。
そして、これらのキャリアガス通路24とガス排出通路30との間に、本発明の特徴とする定量管32が並列に接続される。具体的には、この定量管32は、両通路24、30間に掛け渡すように接続された2本の補助管34、36の間に接続されて連通されている。この定量管32の両端には、フランジ32A、33Aが設けられており、補助管34及び36に設けたフランジ34A、36Aにボルト等により気密に着脱可能になされている。この定量管32は、その内径及び長さが予め精度良く定められており、内部容量が微量な所定の体積となるように設定されている。
そして、この定量管32の連通状態は、上記補助管34、36や両通路24、30に介設した複数のバルブよりなるバルブ機構38により制御され、例えば選択的に両通路24、30に連通し得るようになっている。具体的には、このバルブ機構30は、両補助管34、36のキャリアガス通路24への接続点間に設けた第1バルブ38Aと、両補助管34、36のガス排出通路30への接続点間に設けた第2バルブ38Bと、定量管32の一方の補助管34への接続点Aの両側に設けた第3及び第4バルブ38C、38Dと、定量管32の他方の補助管36への接続点Bの両側に設けた第5及び第6バルブ38E、38Fとにより構成される。この場合、各接続点A、Bを挟んで設けられる第3と第4バルブ38C、38D及び第5及び第6バルブ38E、38Fは、可能な限り、各接続点A、B側に接近させて配置し、両バルブ間38C、38D間の管容量及び両バルブ間38E、38F間の管容量を小さくしている。各バルブ38A〜38Fの開閉は、半導体製造装置4の主制御部(図示せず)の支配下にあるバルブ駆動部41により制御されることになる。
上記定量管32は、図2にも示すように例えば内径を種々変動させて内部容量を異ならせた複数種類のものが予め用意されており、成膜時に必要とする処理ガスの流量に対応したものを適宜選択して用いることになる。例えば図2(A)は10cc用の定量管を示し、図2(B)は30cc用の定量管を示し、図2(C)は50cc用の定量管を示す。尚、ここで注意されたい点は、厳密には各定量管の容量は、第3及び第4バルブ38C、38D間の補助管容量と第5及び第6バルブ38E、38F間の補助管容量との総和の容量分だけ、上記表記した容量よりも小さくなされており、ガス流量を精度良くコントロールできるようになっている。また、管容量は一例を示したに過ぎず、上記したものに限定されないのは勿論である。
また、TiCl ガスが流れる部分には、通路途中で、或いは管路途中でTiCl ガスが凝縮液化することを防止するために、例えばテープヒータのような加熱ヒータ40(図示、破線で示す)が通路24、30、補助管34、36及び定量管32に沿って設けられている。
尚、図示例では、6個のバルブを別体で形成しているが、複数のバルブを1つのブロック体に組み込んだ多方弁を用いれば、全体構成は非常に簡略化することができる。
次に以上のように構成された微量ガス供給装置を用いて半導体製造装置により成膜処理を行なう場合について説明する。
まず、成膜処理を開始するに先立って、過去の経験により、ある一定の圧力でTiCl ガスを供給した場合、どの位の流量を流すと、どの程度の厚みの成膜が形成されるかは判明していることから、従って成膜の目標とする厚みに対応するガス量の定量管32を、上記微量ガス供給装置2に装着する。例えば、目標とする厚みが100Åであり、100Åの厚みのTi膜を形成するには、上記一定の圧力で10ccのTiCl ガスを必要とすると仮定するならば、図2(A)に示す10cc用の定量管を用いてこれを装着する。
さて、このようにして、事前の準備が完了したならば、基板Wを処理容器6内の載置台8上に設置すると共にこれを所定の処理温度に加熱し、同時に、処理容器6内を真空引きして所定の処理圧力に維持する。処理温度は、例えば600℃、処理圧力は10mTorrから10Torrの範囲内、例えば300mTorr程度である。
まず、実際に成膜処理を行なう前は、図3(A)に示すように、第1、第4及び第6バルブ38A、38D、38Fを開状態とし、第2、第3及び第5バルブ38B、38C、38Eを閉状態とする。これにより、キャリアガスは、矢印42に示すようにキャリアガス通路24を介して直接的に処理容器6内へ導入し、他方、処理ガスであるTiCl ガスは矢印44に示すようにガス排出通路30から、第4バルブ38Dを介して定量管32内に流し、更に、第6バルブ38Fを介して再度、ガス排出通路30に流して排出する。この状態では、定量管32内には常に一定量、すなわち10ccのTiCl ガスが充填された状態で流れていることになる。
ここで、キャリアガス通路24内へはレギュレータ26により常に一定圧でキャリアガスが流れるように制御され、また、同時に、ガス排出通路30内へは温度調整機構28により常に一定圧でTiCl ガスが流れるように制御される。そして、両通路24、30内の圧力は略同圧となるように調整されている。ここでは、例えば温度調整機構28は、液状TiCl を75℃程度に加熱して蒸気を発生し、また、途中での凝縮液化を防止するために加熱ヒータ40は、80℃程度で通路等を加熱している。
また、処理容器6内へは、別系統のNH ガス供給系18より反応ガスとしてNH ガスが一定量供給されている。
このような状況下で、実際に成膜処理を行なうには、図3(B)に示すように上記各バルブの開閉状態を、図3(A)の場合とは全く逆に切り換える。これらのバルブの切り換え動作は全て同時に行なう。すなわち、第1、第4及び第6バルブ38A、38D、38Fを閉状態とし、第2、第3及び第5バルブ38B、38C、38Eを開状態とする。これにより、キャリアガスは、矢印46に示すように、キャリアガス通路24から第3バルブ38Cを介して定量管32内に流入し、更に、第5バルブ38Cを介して再度、キャリアガス通路24内に流れて処理容器6に至る。この時、定量管32内に充填されていたTiCl ガスは、キャリアガスにより押し出されて処理容器6内に流れ込むことになる。
他方、TiCl ガスは、矢印48に示すようにガス排出通路30を介して、直接的に、すなわち、定量管32内を流れることなく、工場排気ダクト側に排出されることになる。
このように、定量管32内に充填されていた一定圧力下の10ccのTiCl を処理容器6内に供給することができ、この流量に対応する厚み、例えば100Åの成膜を精度良く形成することが可能となる。
このように、目標とする膜厚に対応する処理ガスの流量を、それに対応する定量管を用いることによって精度良く供給することができ、精度の高い膜厚のコントロールを行なうことができる。特に、この定量管を用いれば、従来のマスフローコントローラでは精度の高い流量コントロールができなかった微小流量のコントロールが容易に行なうことができ、膜厚が非常に薄い成膜処理時においてもその膜厚を精度良くコントロールすることができる。
また、キャリアガス及びTiCl ガスの双方を一定圧力で流した状態で各バルブの切り換えを行なっているので、バルブの切り換えが行なわれても処理容器6内に供給ガスの圧力変動が生ずることはなく、従って、プロセス条件が変動することはなく、この点よりも精度の高い膜厚コントロールを行なうことができる。
上記実施例では、各バルブの切り換えを同時に行なったが、例えば図3(A)に示す状態において、第4及び第6バルブ38D、38Fを閉じると同時に第2バルブ38Bを開くことにより、定量管32内にTiCl ガスを充填したままこれを一時的に孤立化し、その後、第3及び第5バルブ38C、38Eを開くと同時に第1バルブ38Aを閉じることによって図3(B)に示す状態に移行するようにしてもよい。すなわち、定量管32内をTiCl ガスを処理容器6内に搬送し得るならば、どのようなバルブ切り換え操作を行なってもよい。
また、目標とする膜厚の成膜を行なうために、例えば30cc用のTiCl ガスが必要であると仮定した場合には、図3(B)に示す30cc用の定量管を用いてもよいが、図3(A)に示す10cc用の定量管を用いて、前述したバルブの切り換え操作を例えば3回間欠的に繰り返し行なうことによって、全体として30ccのTiCl を処理容器6に供給するようにしてもよい。すなわち、バルブの切り換え操作を間欠的に適当回数行なって 、全体として必要流量のTiCl ガスを供給できればよい。このように、複数回間欠的にガスを供給して成膜を行なう場合には、成膜ガスが供給されていないときはアニールを行なっていることと同等になり、その分、低抵抗化が促進されて膜質を向上させることができる。
また、他のガス供給系、例えばここでは反応ガスであるNH ガスも微小流量の精度の高いコントロールが要求される場合には、TiCl 系と同様な構造の微量ガス供給装置を別途設け、上述したと同様にバルブの切り換え操作を行なって同様な制御を行えばよい。
更に、ここではTi膜を成膜する場合を例にとって説明したが、TiN膜、TiSi膜等、どのような種類の成膜を行なう場合にも、本発明装置を適用できるのは勿論である。
また、更には、本発明装置は枚葉式の半導体製造装置に限らず、多数枚の基板を一度に処理できるバッチ式の半導体製造装置にも適用し得る。また、基板としては、半導体ウエハに限定されず、ガラス基板、LCD基板等にも適用することがきる。
2 微量ガス供給装置
4 半導体製造装置(ガス使用系)
6 処理容器
16 シャワーヘッド
20 N ガス源(キャリアガス源)
22 TiCl ガス源(制御対象ガス源)
24 キャリアガス通路
26 レギュレータ
30 ガス排出通路
32 定量管
34,36 補助管
38 バルブ機構
38A〜38F バルブ
W 基板

Claims (5)

  1. 制御対象ガスをキャリアガスと共に微小量だけガス使用系へ供給する微量ガス供給方法において、微量な所定の体積を有する定量管に前記制御対象ガスを充填し、該充填された前記制御対象ガスを前記キャリアガスにより搬送して前記ガス使用系へ導入するようにしたことを特徴とする微量ガス供給方法。
  2. 制御対象ガスを貯留する制御対象ガス源と、キャリアガスを貯留するキャリアガス源と、前記キャリアガス源からガス使用系に接続されたキャリアガス通路と、前記制御対象ガスを排出するためのガス排出通路と、微量な所定の体積を有して前記キャリアガス通路と前記ガス排出通路に対して並列に接続された定量管と、前記定量管の連通状態を前記両通路間で選択的に切り換えるバルブ機構とを備えたことを特徴とする微量ガス供給装置。
  3. 前記ガス使用系は、基板に対して所定の処理を施す半導体製造装置であり、前記制御対象ガスは基板に対して所定の処理を施す時に用いる処理ガスであることを特徴とする請求項2記載の微量ガス供給装置。
  4. 前記バルブ機構は、非処理時には前記定量管に前記処理ガスを流してこの定量管内に処理ガスを充填し、処理時には前記定量管内に充填されていた前記処理ガスを前記キャリアガスにより搬送するように動作することを特徴とする請求項3記載の微量ガス供給装置。
  5. 前記バルブ機構は、非処理時には前記キャリアガスを前記半導体製造装置に直接流し、処理時には前記処理ガスを前記定量管に流すことなく排出するように動作することを特徴とする請求項3または4記載の微量ガス供給装置。
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