JP2009225618A - クローポール型モータ及びポンプ - Google Patents

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Mitsumasa Mizuno
光政 水野
Takafumi Seki
孝文 関
Toshiharu Hashimoto
俊治 橋本
Shinji Suematsu
真二 末松
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Abstract

【課題】磁気特性を低下させることなく径方向の大きさを小型化する。
【解決手段】巻線27の端部は、鉄心部材23aと鉄心部材23bの重ね合わせ面から軸方向に引き出され、巻線27への通電を制御する制御基板に接続されている。巻線27の引出位置に対応する鉄心部材23a及び鉄心部材23bの周縁部には切欠部28a,28bが形成され、鉄心部材23a,23bに巻線27が接触しないようにされている。これにより、巻線27はモータの軸方向に引き出されるので、モータ及びポンプの径方向の大きさを小さくできる。また磁気抵抗が増加することによってステータの磁気特性が低下することを防止し、高性能なモータを得ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体を吸排するポンプを構成する羽根車の回転駆動源として利用して好適な、クローポール型モータに関する。
従来より、コイルボビンの外周部にコイルボビンに巻回された巻線と接続する端子部を設け、この端子部を介して巻線に通電することにより、ロータの回転駆動力としての吸引反発力を生成するクローポール型モータが知られている(特許文献1,2参照)。
特許第3157431号公報 特許第3825024号公報
従来のクローポール型モータによれば、コイルボビンの外周部に端子部が設けられているために以下に示すような問題が生じる。すなわち第1に、モータの径方向の大きさを小さくすることが困難になる。第2に、端子部の位置に合わせてコイルボビンを収容するステータの外壁面に切り欠き構造を形成しなければならないために、磁気抵抗が増加することによってステータの磁気特性が低下する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、磁気特性を低下させることなく径方向の大きさを小型化することが可能なクローポール型モータ及びポンプを提供することにある。
本発明に係るクローポール型モータ及びポンプでは、ステータは、巻線が巻回された環状のコイルボビンと、軸方向に延出する爪磁極が周方向に複数形成された環状の第1部材と、軸方向に延出する爪磁極が周方向に複数形成された環状の第2部材とを備え、第1部材と第2部材によりコイルボビンを挟持する構成を有し、第1部材と第2部材の合わせ面から巻線を軸方向に引き出す巻線引出部を有する。
本発明に係るクローポール型モータ及びポンプによれば、磁気特性を低下させることなく径方向の大きさを小型化することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るクローポール型モータを適用した本発明の実施形態となるポンプの構成について説明する。
〔ポンプの全体構成〕
本発明の実施形態となるポンプは、図1に示すように、液体を吸排する羽根車1と、液体を吸排させる吸入口2及び吐出口3を有するポンプケース4と、羽根車1を回転自在に収容するポンプ室5をポンプケース4と対をなして形成する分離板6と、羽根車1を回転駆動させるマグネット7を有したロータ8と、ロータ8に回転駆動力を伝達する爪磁極を有するステータ10と、ステータ10に発生させる磁界を制御する制御基板11とを備えるクローポール型モータを駆動源としている。すなわち本発明の実施形態となるポンプは、分離板6を挟んで内側及び外側にそれぞれロータ8及びステータ10を配置した、いわゆるインナー型ロータ構造のクローポール型モータを駆動源としたポンプ構造となっている。ポンプ室5は、天面中央に開口された吸入口2と側壁に設けられた吐出口3とを有したポンプケース4に、ロータ8とステータ10を水密状態に分離(ポンプ部とモータ部を分離)する分離板6が結合されることにより形成されている。ポンプケース4と分離板6の結合部分には、ポンプ部とモータ部を水密状態に仕切るためにシール部材9を介在させている。
ロータ8は、羽根車1に一体的に設けられた円筒体として形成され、その円筒部の外壁に磁気回路(磁束)を構成するマグネット7を設けている。ロータ8は、ポンプケース4に設けられた軸支え部12と分離板6に設けられた軸支え部13に各端部を挿入嵌合させた固定軸14に対して、軸受け部15を介して回転自在に支承されている。固定軸14は、その両端側に取り付けられた回り止め板16,17により回転不可能とされている。マグネット7と分離板6との間にはロータ8の回転時に接触しない程度の隙間(クリアランス)が確保されている。羽根車1は、ロータ8と一体化されていることから固定軸14を中心に回転し、吸入口2からポンプ室5内へと吸い込んだ液体に遠心力を与えて吐出口3からポンプ外へと排出する。
ステータ10は、ロータ8の外側に分離板6を挟んで対向配置されている。ステータ10は分離板6に対して面接触させている。ロータ8と分離板6との間にはクリアランスを設けたが、ステータ10と分離板6との間にはクリアランスを設けることなく面接触状態で接触させている。これにより巻線27に通電することで発生した磁界を爪磁極からロータ8へと効率良く伝達することができる。ステータ10は、図2に示すように、ロータ8が収納されるロータ収納孔Hを有する環状のコイルボビン21と、ロータ収納孔Hに対向する爪磁極22を周方向に複数有する圧粉鉄心により形成した鉄心部材23a,23bにより構成されている。ステータ10は、爪磁極22と内壁部24により形成される鉄心部材23bの溝部25にコイルボビン21を収容し、鉄心部材23a側の爪磁極22と鉄心部材23b側の爪磁極22が周方向に交互に並ぶように鉄心部材23aと鉄心部材23bを重ね合わせることにより、鉄心部材23a,23bによりコイルボビン21を挟持した構成になっている。
コイルボビン21の外周部には巻線27が巻回されている。巻線27の端部は、図2に示すように、鉄心部材23aと鉄心部材23bの重ね合わせ面から軸方向に引き出され、巻線27への通電を制御する制御基板11に接続されている。巻線27の引出位置に対応する鉄心部材23a及び鉄心部材23bの周縁部には切欠部28a,28bが形成され、鉄心部材23a,23bに巻線27が接触しないようにされている。このような構成によれば、巻線27はモータの軸方向に引き出されるので、モータ及びポンプの径方向の大きさを小さくできる。またコイルボビン21の外周部に巻線27を引き出すための端子部がなく、端子部の位置に合わせてステータ10の外壁面に切り欠き構造を形成する必要が無い。また鉄心部材23a,23bの合わせ面は他の部分と比較して磁気抵抗が大きいために、この部分に切欠部28a,28bを形成しても磁気抵抗の増加量は小さい。従って磁気抵抗が増加することによってステータ10の磁気特性が低下することを防止し、高性能なモータを得ることができる。
コイルボビン21の巻線27が引き出されている部位の外周部には図3に示すように軸方向に延出する絶縁部材29を巻線27の引出部分を囲うように設けるとよい。このような構成によれば、鉄心部材23aと鉄心部材23b間の絶縁性が確保され、安全性が向上する。またこの際、図4に示すように、鉄心部材23a,23b及び制御基板11の絶縁部材29に対応する位置に切欠部28a,28b,28cを形成し、組立時に絶縁部材29が切欠部28a,28b,28cに嵌合するように絶縁部材29及び切欠部28a,28b,28cの大きさ及び形状を設計することが望ましい。このような構成によれば、部品点数を増加させることなく部品間の位置合わせを容易に行うことができるので、低コストで組立性を向上させることができる。
制御基板11は、分離板6の背面に設けられ、図示を省略する位置検出センサからの信号を受けて巻線27で発生した磁界を制御する。またこのポンプでは、ポンプケース4を除いた部位全体がモールド樹脂40で覆われている。つまり、分離板6とステータ10と制御基板11とがモールド樹脂40で被覆され、耐水性の向上を図ると共に強度を確保している。このように構成されたポンプにおいては、巻線27への通電により発生する磁界が爪磁極22からマグネット7へと伝達されることによりマグネット7が吸引反発することで、ロータ8と一体的に設けられた羽根車1が固定軸14を中心として回転する。この羽根車1の回転に伴いポンプ作用が発生し、液体が吸入口2よりポンプ室5内へと吸込まれ、ポンプ室5内で加圧され周囲方向へ圧送された液体は吐出口3からポンプ外へと吐出される。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。例えば、本実施形態は本発明に係るクローポール型モータをインナー型ロータ構造のクローポール型モータを駆動源としたポンプに適用したものであるが、本発明はこの実施形態に限られることはなく、図5に示すような、分離板6を挟んで外側にロータ8を配置し且つ内側にステータ10を配置したアウター型ロータ構造のクローポール型モータを駆動源としたポンプにも適用することができる。このように、上記実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明の実施形態となるポンプの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態となるステータの構成を示す分解斜視図である。 図2に示すステータの変形例の構成を示す分解斜視図である。 図3に示すステータの応用例の構成を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施形態となるポンプの構成を示す断面図である。
符号の説明
1:羽根車
2:吸入口
3:吐出口
4:ポンプケース
5:ポンプ室
6:分離板
7:マグネット
8:ロータ
9:爪磁極
10:ステータ
11:制御基板
21:コイルボビン
22:爪磁極
23a,23b:鉄心部材
24:内壁部
25:溝部
27:巻線
28a,28b,28c:切欠部
29:絶縁部材

Claims (8)

  1. 周方向に沿ってマグネットを有した回転可能なロータと、前記ロータのマグネットと対向する側に、周方向に沿って等間隔で且つその磁極が交互となるように配置された爪磁極を有するステータとを備えたクローポール型モータであって、
    前記ステータは、巻線が巻回された環状のコイルボビンと、軸方向に延出する爪磁極が周方向に複数形成された環状の第1部材と、軸方向に延出する爪磁極が周方向に複数形成された環状の第2部材とを備え、前記第1部材と前記第2部材により前記コイルボビンを挟持する構成を有し、第1部材と第2部材の合わせ面から前記巻線を軸方向に引き出す巻線引出部を有することを特徴とするクローポール型モータ。
  2. 請求項1に記載のクローポール型モータにおいて、前記巻線引出部の外周側に設けられたコイルボビンの面上から起立して軸方向に延出する絶縁部材を備えることを特徴とするクローポール型モータ。
  3. 請求項2に記載のクローポール型モータにおいて、前記第1及び第2部材の前記絶縁部材に対応する位置に絶縁部材と嵌合する切欠部を備えることを特徴とするクローポール型モータ。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のクローポール型モータにおいて、前記巻線への通電を制御する制御基板の前記絶縁部材に対応する位置に絶縁部材と嵌合する切欠部が形成されていることを特徴とするクローポール型モータ。
  5. 請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1項に記載のクローポール型モータにおいて、前記ロータ及び前記ステータがそれぞれ分離板を挟んで内側及び外側に配置されているインナーロータ構造であることを特徴とするクローポール型モータ。
  6. 請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1項に記載のクローポール型モータにおいて、前記ロータ及び前記ステータがそれぞれ分離板を挟んで外側及び内側に配置されているアウターロータ構造であることを特徴とするクローポール型モータ。
  7. 請求項1乃至請求項6のうち、いずれか1項に記載のクローポール型モータにおいて、前記ステータ及び前記巻線への通電を制御する制御基板がモールド樹脂により被覆されていることを特徴とするクローポール型モータ。
  8. 請求項1乃至請求項7のうち、いずれか1項に記載のクローポール型モータを液体を吸排する羽根車の回転駆動源として利用することを特徴とするポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102255457A (zh) * 2011-07-26 2011-11-23 常州乐士雷利电机有限公司 一种同步电机线圈骨架以及在其上绕线的方法
WO2014097560A1 (ja) * 2012-12-20 2014-06-26 株式会社デンソー 電動圧縮機

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