JP2009077527A - クローポール型モータ及びポンプ - Google Patents

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Mitsumasa Mizuno
光政 水野
Toshiharu Hashimoto
俊治 橋本
Shinji Suematsu
真二 末松
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Abstract

【課題】小型化したクローポール型モータ及びポンプを提供する。
【解決手段】マグネット7の着磁方向はラジアル異方性になっている。マグネット7の着磁方向をラジアル異方性にすることにより、マグネット7の磁気はステータ10との対向面以外の領域にも漏れるようになるので、磁気センサ21をステータ10の軸方向に並べて配置する必要性やマグネット7を磁気センサ21に対向させるようにロータ8をステータ10の軸方向に延伸させる必要がなくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体を吸排するポンプを構成する羽根車の回転駆動源として利用して好適な、クローポール型モータに関する。
従来のクローポール型モータでは、ロータを構成するマグネット(永久磁石)の着磁方向は駆動性能を向上させるために全ての領域において極異方性になっていた。
特開2002−112521号公報
マグネットの着磁方向が極異方性である場合、マグネットの磁気はステータとの対向面以外にはほとんど漏れないことから、マグネットの磁気を検出することによりロータの回転位置を検出する磁気センサをステータとの対向面以外の位置に配置することができない。このような背景から、従来のクローポール型モータでは、磁気センサをステータの軸方向に並べて配置すると共に、マグネットを磁気センサに対向させるようにマグネットをステータの軸方向に延伸させるようにしている。このため、従来のクローポール型モータによれば、ロータ及びモータを小型化することが困難であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、小型化したクローポール型モータ及びポンプを提供することにある。
本発明に係るクローポール型モータ及びポンプは、マグネットの少なくとも磁気センサと対向する領域における着磁方向がラジアル異方性になっていることを特徴とする。
本発明に係るクローポール型モータ及びポンプによれば、マグネットの磁気が磁気センサ側にも漏れるようになることから、マグネットをステータの軸方向に延伸させる必要がなくなり、ロータを小型化することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るクローポール型モータを適用した本発明の実施形態となるポンプの構成について説明する。
〔ポンプの全体構成〕
本発明の実施形態となるポンプは、液体を吸排する羽根車1と、液体を吸排させる吸入口2及び図示を省略する吐出口を有するポンプケース4と、羽根車1を回転自在に収容させるポンプ室5をポンプケース4と対をなして形成する分離板6と、羽根車1を回転駆動させるマグネット7を有したロータ8と、ロータ8に回転駆動力を伝達する爪磁極18を有したステータ10と、ステータ10で発生させた磁界を制御する制御基板11とを備えたクローポール型モータを駆動源としている。すなわち、このポンプは、分離板6を挟んで外側にロータ8を配置し、且つ、内側にステータ10を配置した、いわゆるアウター型ロータ構造のクローポール型モータを駆動源としたポンプ構造となっている。
ポンプ室5は、天面中央に開口された吸入口2と側壁に設けられた吐出口とを有したポンプケース4に、ロータ8とステータ10を水密状態に分離(ポンプ部とモータ部を分離)する分離板6が結合されることにより形成されている。ポンプケース4と分離板6の結合部分には、ポンプ部とモータ部を水密状態に仕切るために図示を省略するシール部材を介在させている。
羽根車1は、ポンプ室5に設けられた固定軸14に対し軸受け部13を介して回転自在に支承されている。羽根車1は、固定軸14を中心に回転することにより、吸入口2からポンプ室5内へと吸い込んだ液体に遠心力を与えて吐出口からポンプ外へと排出する。ロータ8は、羽根車1に一体的に設けられた円筒体として形成され、その円筒部の内壁に磁気回路(磁束)を構成するマグネット7を設けている。マグネット7と分離板6との間には、ロータ8の回転時に接触しない程度の隙間(クリアランス)が確保されている。
ステータ10は、円筒体をなすロータ8の内側に分離板6を挟んで対向配置されている。ステータ10は、複数個の爪磁極(クローポール)18を有した鉄心に絶縁板19を介して環状コイル(巻線)20を配置させた構成とされ、分離板6に対して面接触させている。ロータ8と分離板6との間にはクリアランスを設けたが、ステータ10と分離板6との間にはクリアランスを設けることなく面接触状態で接触させている。このクローポール型のステータ10では、環状コイル20に通電することで発生した磁界を、爪磁極18からロータ8へと効率良く伝達することができる。
制御板11は、ステータ10の背面に設けられており、磁気センサ21からの信号を受けて環状コイル20で発生した磁界を制御する。磁気センサ21は、ステータ10に対してロータ8を挟んで反対側(ロータ8の外周側)に設けられ、マグネット7が発生した磁気を検出するようにロータ8に対向配置されている。磁気センサ21は、マグネット7が発生した磁気を検出することにより、ロータ8の回転位置を検出する。
このように構成されたポンプにおいては、環状コイル20への通電により発生する磁界が爪磁極18からマグネット7へと伝達されることによりマグネット7が吸引反発することで、ロータ8と一体的に設けられた羽根車1が、固定軸14を中心として回転する。そして、この羽根車1の回転に伴いポンプ作用が発生し、液体が吸入口2よりポンプ室5内へと吸込まれ、このポンプ室5内で加圧されて周囲方向へ圧送された液体は吐出口からポンプ外へと吐出される。
〔マグネットの構成〕
マグネット7の着磁方向は、図2の矢印で示すようにラジアル異方性になっている。マグネット7の着磁方向をラジアル異方性にすることにより、マグネット7の磁気はステータ10との対向面以外の領域にも漏れるようになるので、磁気センサ21をステータ10の軸方向に並べて配置する必要性やマグネット7を磁気センサ21に対向させるようにロータ8をステータ10の軸方向に延伸させる必要がなくなり、ロータ8及びモータを小型化することができる。なお、マグネット7の磁気がステータ10との対向面以外の領域にも漏れるのであれば、マグネット7の着磁方向はラジアル異方性でなくてもよい。
なお本実施形態では、マグネット7の全ての領域において着磁方向がラジアル異方性であるとしたが、例えば図3に示すように磁気センサ21と対向する領域Aにおける着磁方向のみをラジアル異方性とし、その他の領域の着磁方向を図4の矢印で示すような極異方性にしてもよい。このような構成によれば、磁気センサ21に対するロータ8の磁気変化が大きくなるので、ロータ8の位置をより正確に検出することができるようになる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。例えば、本実施形態は本発明に係るクローポール型モータをアウター型ロータ構造のクローポール型モータを駆動源としたポンプに適用したものであるが、本発明はこの実施形態に限られることはなく、図5に示すような、分離板6を挟んで内側にロータ8を配置し、且つ、外側にステータ10を配置したインナー型ロータ構造のクローポール型モータを駆動源としたポンプ構造にも適用することができる。
図5に示すポンプでは、ポンプ室5は、天面中央に開口された吸入口2と側壁に設けられた吐出口3とを有したポンプケース4に、ロータ8とステータ10を水密状態に分離(ポンプ部とモータ部を分離)する分離板6が結合されることにより形成されている。ポンプケース4と分離板6の結合部分には、ポンプ部とモータ部を水密状態に仕切るためにシール部材9を介在させている。ロータ8は、羽根車1に一体的に設けられた円筒体として形成され、その円筒部の外壁に磁気回路(磁束)を構成するマグネット7を設けている。ロータ8は、ポンプケース4に設けられた軸支え部12と分離板6に設けられた軸支え部13に各端部を挿入嵌合させた固定軸14に対して、軸受け部15を介して回転自在に支承されている。固定軸14は、その両端側に取り付けられた回り止め板16,17により回転不可能とされている。マグネット7と分離板6との間にはロータ8の回転時に接触しない程度の隙間(クリアランス)が確保されている。羽根車1は、ロータ8と一体化されていることから固定軸14を中心に回転し、吸入口2からポンプ室5内へと吸い込んだ液体に遠心力を与えて吐出口3からポンプ外へと排出する。
ステータ10は、ロータ8の外側に分離板6を挟んで対向配置されている。ステータ10は、複数個の爪磁極(クローポール)18を有した鉄心に絶縁板19を介してコイル(巻線)20を配置させた構成とされ、分離板6に対して面接触させている。ロータ8と分離板6との間にはクリアランスを設けたが、ステータ10と分離板6との間にはクリアランスを設けることなく面接触状態で接触させている。これによりコイル20に通電することで発生した磁界を爪磁極18からロータ8へと効率良く伝達することができる。制御板11は、分離板6の背面に設けられ、図示を省略する分離板6とロータ8間に設けられた磁気センサからの信号を受けてコイル20で発生した磁界を制御する。またこのポンプでは、ポンプケース4を除いた部位全体がモールド樹脂22で覆われている。つまり、分離板6とステータ10と制御板11とがモールド樹脂22で被覆されている。
このように構成されたポンプにおいては、コイル20への通電により発生する磁界が爪磁極18からマグネット7へと伝達されることによりマグネット7が吸引反発することで、ロータ8と一体的に設けられた羽根車1が固定軸14を中心として回転する。この羽根車1の回転に伴いポンプ作用が発生し、液体が吸入口2よりポンプ室5内へと吸込まれ、ポンプ室5内で加圧され周囲方向へ圧送された液体は吐出口3からポンプ外へと吐出される。このように、上記実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明の実施形態となるポンプの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態となるマグネットの着磁方向を示す図である。 本発明の実施形態となるマグネットの着磁方向の変形例を説明するための図である。 本発明の実施形態となるマグネットの着磁方向の変形例を説明するための図である。 本発明の他の実施形態となるポンプの構成を示す断面図である。
符号の説明
1:羽根車
2:吸入口
4:ポンプケース
5:ポンプ室
6:分離板
7:マグネット
8:ロータ
9:爪磁極
10:ステータ
11:制御基板
18:爪磁極(クローポール)
19:絶縁板
20:コイル(巻線)
21:磁気センサ

Claims (7)

  1. マグネットを有するロータと、巻線への通電に伴い励磁されてマグネットとの間にロータの回転駆動力としての吸引反発力を生成する爪磁極を有するステータとを備えるクローポール型モータであって、ロータの回転位置を検出する磁気センサを備え、前記マグネットの少なくとも磁気センサと対向する領域における着磁方向がラジアル異方性になっていることを特徴とするクローポール型モータ。
  2. 請求項1に記載のクローポール型モータにおいて、前記ロータ及び前記ステータがそれぞれ分離板を挟んで外側及び内側に配置されているアウターロータ構造であり、前記磁気センサが前記ロータの外周側に配置されていることを特徴とするクローポール型モータ。
  3. 請求項1に記載のクローポール型モータにおいて、前記ロータ及び前記ステータがそれぞれ分離板を挟んで内側及び外側に配置されているアウターロータ構造であり、前記磁気センサが前記分離板と前記ロータ間に配置されていることを特徴とするクローポール型モータ。
  4. 請求項1乃至請求項3のうち、いずれか1項に記載のクローポール型モータにおいて、前記マグネットの磁気センサと対向する領域における着磁方向がラジアル異方性であり、その他の領域の着磁方向が極異方性になっていることを特徴とするクローポール型モータ。
  5. 請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1項に記載のクローポール型モータにおいて、前記ステータが圧粉鉄心により形成されていることを特徴とするクローポール型モータ。
  6. 請求項1乃至請求項5のうち、いずれか1項に記載のクローポール型モータにおいて、前記ステータ、及び前記ステータ内の巻線への通電を制御する制御回路がモールド樹脂により被覆されていることを特徴とするクローポール型モータ。
  7. 請求項1乃至請求項6のうち、いずれか1項に記載のクローポール型モータを液体を吸排する羽根車の回転駆動源として利用することを特徴とするポンプ。
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