JP2009223240A - シート状部材切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート状部材に小さな画像を形成する場合でも、そのシート状部材を有効に利用した画像配置を可能とする。
【解決手段】複数の画像を並べてプリントしたシート状部材SEを、その画像の並び方向と交差する方向に画像毎に切断するシート状部材切断装置において、シート状部材SEにおける最後の切断位置とシート状部材SEの後端との間の長さが、カッタ14の上流側での搬送終端位置とカッタ14の下流側での搬送始端位置との間の長さよりも短いとき、最後の切断位置を切断した後、シート状部材SEを搬送方向上流側へ搬送駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の画像を並べてプリントしたシート状部材を、その画像の並び方向と交差する方向に画像毎に切断するためのカッタと、前記シート状部材を前記画像の並びに沿って搬送する搬送手段と、その搬送手段を制御する搬送制御手段とが備えられ、前記搬送手段は、前記カッタの切断動作位置よりも搬送方向上流側において前記シート状部材を搬送する上流側搬送手段と、前記カッタの切断動作位置よりも搬送方向下流側において前記シート状部材を搬送する下流側搬送手段とを備えて構成されたシート状部材切断装置に関する。
かかるシート状部材切断装置は、複数の画像がプリントされたシート状部材を予め設定されているサイズで画像毎に切断して行く装置である。
このようにシート状部材を設定サイズに切断して行くには、下記特許文献1にも記載のように、シート状部材を搬送手段にて切断位置を経由して搬送すると共に、搬送手段によるシート状部材の搬送量から切断位置を特定するという手法を用いるのが一般的である。
尚、下記特許文献1は、シート状部材である印画紙に画像をプリントする前に設定サイズに切断する技術であるが、画像をプリントした後に切断する場合も、基本的には同様の考え方でシート状部材を切断できる。
特開2004−53881号公報
しかしながら、上述のような切断操作では、ロール状の長尺シート状部材を引き出して画像をプリントし、それを各画像毎に切断するような場合であれば何も問題はないが、それほど長くはないシート状部材に画像をプリントして、画像毎に切断する場合には、一定の問題があり、それについて、具体的な例を挙げて以下に説明する。
シート状部材の寸法が、89mm×305mmであり、そのシート状部材に89mm×40mmの画像を複数個プリントしようとする場合、図4(a)に例示するようなパターンで画像を配置して、7個の画像を形成することが最も効率よくシート状部材を利用できる。
しかしながら、シート状部材を搬送する搬送手段の機構上の制約によって、上記のよううな効率的な画像の配置を行えない場合がある。
すなわち、シート状部材をカッタの切断動作位置を挟んで搬送するため、機構上の制約として、シート状部材を搬送駆動する部材が、カッタの切断動作位置の搬送方向上流側と搬送方向下流側とで分断されることになる。
このため、カッタの切断動作位置を挟んで搬送方向上流側と搬送方向下流側とに、搬送手段の搬送駆動力がシート状部材に作用しない領域がある程度の長さで存在してしまうことになる。
例えば、その搬送駆動力が作用しない領域の長さが48mmであったとすると、シート状部材の搬送方向を図4(a)矢印Aで示す方向であったとして、「画像#1」から切断し始めて「画像#7」の前端である位置Bの切断をする時点までは、カッタの切断動作位置の搬送方向下流側に位置する画像は下流側搬送手段の搬送始端位置に既に到達しているし、搬送方向上流側に位置する画像は更に後続する画像とあわせて上記の48mmより長い長さとなっているので、問題なく搬送することができるが、「画像#7」として示す搬送方向で後端の画像は、位置Bで切断した後に更に搬送を継続すると、カッタの切断動作位置より搬送方向上流側でシート状部材を搬送する上流側搬送手段の搬送終端位置から外れた状態でも、シート状部材の「画像#7」の部分の先端が、カッタの切断動作位置より搬送方向下流側でシート状部材を搬送する下流側搬送手段の搬送始端位置に到達していないということになってしまい、「画像#7」の部分を装置外へ取り出せなくなってしまう。
そのような事態を回避するためには、シート状部材の後端側部分に、上流側搬送手段と下流側搬送手段とで継続的に搬送できるだけの長さの余裕を残しておく必要があり、図4(b)に示すような画像配置を行う必要があり、シート状部材の未利用のエリアが広くなってしまう。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、シート状部材に小さな画像を形成する場合でも、そのシート状部材を有効に利用した画像配置を可能とする点にある。
本出願の発明は、複数の画像を並べてプリントしたシート状部材を、その画像の並び方向と交差する方向に画像毎に切断するためのカッタと、前記シート状部材を前記画像の並びに沿って搬送する搬送手段と、その搬送手段を制御する搬送制御手段とが備えられ、前記搬送手段は、前記カッタの切断動作位置よりも搬送方向上流側において前記シート状部材を搬送する上流側搬送手段と、前記カッタの切断動作位置よりも搬送方向下流側において前記シート状部材を搬送する下流側搬送手段とを備えて構成されたシート状部材切断装置において、前記搬送制御手段は、前記シート状部材における最後の切断位置と前記シート状部材の後端との間の長さが、前記上流側搬送手段の搬送終端位置と前記下流側搬送手段の搬送始端位置との間の長さよりも短いとき、前記カッタにて前記最後の切断位置を切断した後、前記上流側搬送手段に、前記シート状部材を搬送方向上流側へ搬送駆動させるように構成されている。
すなわち、シート状部材における最後の切断位置とシート状部材の後端との間の長さが、上流側搬送手段の搬送終端位置と下流側搬送手段の搬送始端位置との間の長さよりも短く、シート状部材の後端部分をそのまま所定の搬送方向に送り込んでしまうと、シート状部材を搬送駆動できなくなってしまう場合には、そのシート状部材の後端部分をそれまでとは逆方向の搬送方向上流側へ逆送してしまうのである。
これによって、上記のシート状部材の後端部分も装置から取り出せるので、その後端部分も画像の形成エリアとして利用できる。
上記本出願の発明によれば、上記のシート状部材の後端部分も画像の形成エリアとして利用できるので、シート状部材に小さな画像を形成する場合でも、そのシート状部材を有効に利用した画像配置を行えるものとなった。
以下、本発明のシート状部材切断装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態のシート状部材切断装置SCは、シート状部材SEとして、画像サイズが例えば約40mm×89mmというような小さな画像をプリントした印画紙1を取り扱う。
シート状部材SEである印画紙1には、上記の小さな画像を複数個並べてプリントされているのであるが、本実施形態では、図4(a)に示すパターンで7つの小画像を並べてプリントした場合を例示して説明する。
従って、印画紙1の搬送方向(図1における矢印D方向,図4における矢印A方向)の先端側端部の画像である「画像#1」は、印画紙1の搬送方向の先端に位置する5mmの余白の次ぎに配置されいる。
これに対して、印画紙1の搬送方向の後端側端部の画像である「画像#7」については、印画紙1の搬送方向の後端に寄せて配置されるのであるが、「画像#7」の部分よりも搬送方向後方側に切断が必要となる領域が存在しないように「画像#7」を配置することが必要となる。
本実施の形態では、図示を省略する写真プリント装置によって、「画像#1」〜「画像#7」の7つの画像を305mm×89mmのサイズに切断した印画紙1にプリントする場合を例示して説明する。このようなプリントサイズとしては、89mm幅のロール状印画紙を305mmの長さに切断して上記の「画像#1」〜「画像#7」の画像を一体に形成するか、あるいは、305mm幅のロール状印画紙を89mmの長さに切断して上記の「画像#1」〜「画像#7」の画像を一体に形成することで得られる。
図3に外観斜視図を示すシート部材切断装置SCは、この印画紙1を、「画像#1」〜「画像#7」の7つの画像毎に、何れも40mm×89mmのサイズに切断する。
〔シート状部材切断装置SCの構成〕
シート状部材切断装置SCには、概略構成を模式的に示す図1及び上部筐体を取り外した状態を斜視で示す図2に示すように、第1搬送ローラ11,第2搬送ローラ12及びモータ13を主要部とする印画紙1の搬送手段TMと、図1に模式的に示すカッタ14やカッタ14を駆動するアクチュエータを内蔵するカッタユニットCUと、フォトインタラプタ式の検出センサである第1光センサ15及び第2光センサ16の検出情報に基づいてモータ13を制御するコントローラ17とが基本構成として備えられている。
図1において、印画紙1は矢印Dで示す方向に搬送され、カッタ14は、その搬送方向と交差する方向(具体的には直交する方向)に印画紙1を切断する。図4(a)の矢印Aの方向からも明らかなように、印画紙1における画像の並び方向と搬送方向(図1の矢印Dの方向)とは一致している。
カッタ14の搬送方向下流側箇所の下方位置には印画紙1の切断片を回収する回収ボックス18が備えられている。
上記搬送手段TMは、カッタ14の切断動作位置よりも搬送方向上流側において印画紙1を搬送する上流側搬送手段UTである第1搬送ローラ11と、カッタ14の切断動作位置よりも搬送方向下流側において印画紙1を搬送する下流側搬送手段LTである第2搬送ローラ12とで、動力源であるモータ13を共用する形態としているが、上流側と下流側とで別個にモータを備える構成でも良い。
シート状部材切断装置SCにおける印画紙1の搬送経路は、印画紙1を支承する搬送台21と、搬送台21に載置された印画紙1の搬送側端を案内する固定ガイド22及び可動ガイド23とによって形成されている。
上記第1搬送ローラ11及び第2搬送ローラ12は、夫々、上部ローラ11a,12aと下部ローラ11b,12bとの一対で構成され、上部ローラ11a,12aと下部ローラ11b,12bとの間に印画紙1を圧着挟持して搬送駆動する。
このため搬送台21には、下部ローラ11b,12bの上端を搬送台21の搬送面よりもわずかに突出させるための開口部24が形成されている。
図2及び図3では、シート状部材切断装置SCにおける印画紙1の搬送方向は矢印Eで示す方向となり、この一方向に印画紙1を搬送する。
尚、図2では第1搬送ローラ11についてのみ図示しているが、カッタユニットCUを挟んで反対側に位置する第2搬送ローラ12についても同様の構成としてある。
上部ローラ11a,12a及び下部ローラ11b,12bの回転軸の両端部は、ギヤ機構25により連結され、上部ローラ11a,12aと下部ローラ11b,12bとが連動して回転する。
下部ローラ11b,12bの回転軸には電磁クラッチ(図示を省略)を介してプーリ26が取付けられ、下部ローラ11bの回転軸に連なるプーリ26と、下部ローラ12bの回転軸に連なるプーリ(図示を省略)と、モータ13の駆動軸に取り付けられたプーリ27との間にタイミングベルト28が掛け回され、モータ13の駆動力によって第1搬送ローラ11及び第2搬送ローラ12を同一の周速度(すなわち、同一の搬送速度)で一体に搬送動作させる。又、コントローラ17からの制御信号で上記電磁クラッチを切り操作することで、モータ13が回転しても、第1搬送ローラ11、第2搬送ローラ12による印画紙1の搬送駆動を停止させることができる。
本実施の形態では、モータ13はステッピングモータにて構成しており、コントローラ17は、印画紙1の搬送量を、その搬送量に比例するモータ13への駆動パルス数で管理している。
尚、図1では、図面を簡単にするために、タイミングベルト28が下部ローラ11b,12bに巻回されているように図示して、その機能を明示している。
固定ガイド22には、搬送手段TMによる搬送経路上の設定位置を検出作用位置として上述の第1光センサ15及び第2光センサ16が設置されており、図1に示すように、第1光センサ15の検出作用位置と第2光センサ16の検出作用位置との間隔は「51mm」に設定してあり、又、カッタ14の切断動作位置と第2光センサ16の検出作用位置との間隔は「14mm」に設定してある。
更に、本実施の形態では、上流側搬送手段UTである第1搬送ローラ11及び下流側搬送手段LTである第2搬送ローラ12の何れについても、1組のローラ対で構成しているため、夫々での搬送始端位置と搬送終端位置とは一致しており、上流側搬送手段UTの搬送終端位置と下流側搬送手段LTの搬送始端位置との間の長さは、第1搬送ローラ11と第2搬送ローラ12との搬送方向での中心間の距離であり「48mm」に設定されている。
又、カッタ14の切断動作位置と第1搬送ローラ11及び第2搬送ローラ12との間の間隔は、何れも「24mm」に設定してある。
操作者は、印画紙1にプリントされた複数画像を画像毎に切断する作業を行うとき、固定ガイド22と可動ガイド23との間隔が印画紙1の搬送横幅方向の寸法に一致するように、可動ガイド23の位置を固定ガイド22に対して接近離間方向に位置調整する。
この調整によって、印画紙1の端縁は固定ガイド22に設置された第1光センサ15及び第2光センサ16の検出作用位置を通過し、第1光センサ15及び第2光センサ16によって印画紙1の存否が検出される。
〔切断動作〕
次ぎに、実際の印画紙1の切断動作について説明する。
実際の印画紙1の切断動作においては、コントローラ17は、図5乃至図9のフローチャートに示す処理を実行する。
図5乃至図9のフローチャートに示す処理は、全長が305mmの印画紙1に1つの画像の長さが40mmの画像の図4(a)に示すように配置したものを切断するための処理であり、図示を省略するスイッチで、印画紙1の全長と1つの画像の長さとを、上記の値に操作者が指定したときに、図5乃至図9の処理が呼び出されて実行される。
従って、図5乃至図9のフローチャートに示す処理は、印画紙1における最後の切断位置(「画像#7」の前端位置)と印画紙1の後端との間の長さ(40mm)が、上流側搬送手段UTの搬送終端位置と下流側搬送手段LTの搬送始端位置との間の長さ(48mm)よりも短いときの処理である。
コントローラ17は、図5乃至図9のフローチャートを実行することによって、搬送手段TMを制御する搬送制御手段CCとして機能する。
尚、図5乃至図9のフローチャートの処理は、モータ13へ送る駆動パルスの周波数よりも十分高速に実行される。
操作者が、図4(a)のパターンで7つの画像をプリントした印画紙1を、図4で矢印Aで示す方向が図2(あるいは図3)の矢印Eの方向となるように搬送台21上を滑らせて挿入すると、第1光センサ15が印画紙1の先端を検出する(ステップ#1)。印画紙1の先端の検出は、印画紙1が存在していない状態から存在する状態に変化したときを先端が通過したものとして検出する。逆に、印画紙1が存在する状態から存在していない状態に変化したときを後端が通過したものとして検出する。
印画紙1の先端を検出すると(ステップ#1)、モータ13に対する一定周波数の駆動パルス信号の送出を開始し、第1搬送ローラ11及び第2搬送ローラ12に一定速度での搬送動作を開始させる(ステップ#2)。
操作者によって挿入された印画紙1の先端が第1搬送ローラ11の設置箇所に到達して第1搬送ローラ11に挟持される状態となると印画紙1が第1搬送ローラ11等により構成される搬送手段TMにより搬送される状態となる。
第1搬送ローラ11による印画紙1の搬送が継続されて、上記の第1光センサ15の場合と同様に第2光センサ16の出力信号の変化によって、第2光センサ16の検出作用位置を印画紙1の先端が通過したことを検知すると(ステップ#3)、モータ13へ送る駆動パルス数をカウントする主カウンタにカウントを開始させる(ステップ#14)。
この後、前記主カウンタのカウント値が、19mmの搬送量に相当するカウント値に到達すると(ステップ#5)、図8に示すカッタ駆動処理(ステップ#6)を実行する。
すなわち、モータ13への駆動パルスの送出を停止させて印画紙1の搬送を停止し(ステップ#41)、カッタユニットCUに対して切断動作の実行を指示する(ステップ#42)。
カッタユニットCUから切断動作が完了した旨の信号を受け取ると(ステップ#43)、図5での処理に戻る。
このときの印画紙1の搬送位置は、第2光センサ16が印画紙1の先端を検出してから19mm搬送した位置であるので、カッタ14は印画紙1の先端に位置する5mm幅の余白部分を切り落としたことになる。
余白の部分を切り落とした後、モータ13への駆動パルスの送信を再開する(ステップ#7)と共に、前記主カウンタのカウント値をリセットしてカウントを再開させる(ステップ#8)。
この後、主カウンタのカウント値が40mmの搬送量に到達すると(ステップ#9)、カッタ駆動処理(図8で示す処理)を実行して印画紙1を切断する(ステップ#10)。
更に、モータ13への駆動パルスの送信を再開して(ステップ#11)、前記主カウンタのカウント値をリセットしカウントを再開させ(ステップ#12)、主カウンタのカウント値が3mmの搬送量に到達すると(ステップ#13)、カッタ駆動処理(図8で示す処理)を実行して印画紙1を切断する(ステップ#10)。
これは、各画像の部分とそれに引き続く幅3mmの余白の部分とを夫々切断する処理で、これを5回繰り返す(ステップ#15)。この5回の繰り返しを終了すると、「画像#6」の前端側が切り落とされたことになっている。
この後、モータ13への駆動パルスの送信を再開する(ステップ#16)と共に、前記主カウンタのカウント値をリセットしてカウントを再開させ(ステップ#17)、第1光センサ15の検出作用位置を印画紙1の後端が通過するのを監視しながら(ステップ#18)、主カウンタのカウント値が「画像#6」の分の40mmの到達するのを待機する(ステップ#20)。
このときに、第1光センサ15の検出作用位置を印画紙1の後端が通過したのを検出すると(ステップ#18)、前記主カウンタとは別個に備えられているカウンタ(説明の便宜上このカウンタを「補助カウンタ」と称する)に、モータ13へ送る駆動パルス数のカウントを開始させる(ステップ#19)。
印画紙1の搬送量が40mmに到達すると(ステップ#20)、カッタ駆動処理(図8参照)を実行して(ステップ#21)、「画像#6」の後端を切り落とす。
この後、モータ13への駆動パルスの送信を再開する(ステップ#21)と共に、前記主カウンタのカウント値をリセットしてカウントを再開させ(ステップ#22)、上記補助カウンタのカウント値が25mmの搬送量に相当する値に到達するのを監視しながら(ステップ#24)、図9に示す「余白部の細切れ処理」を実行する(ステップ#25)。
図9に示す「余白部の細切れ処理」は、「画像#6」を切り離した後、「画像#6」と「画像#7」との間の余白部について、そのまま「画像#7」を切り離す切断位置まで印画紙6を搬送するのではなく、設定長さ(本実施形態では、3mm)を搬送する毎に切断する処理である。3mm間隔で細切れに切断された印画紙1の紙片は回収ボックス18へと落下する。
図9の「余白部の細切れ処理」では、先ず、「画像#6」の後端を切断した時点からの印画紙1の搬送距離が3mmの整数倍(0を除く)となったか否かを確認し(ステップ#51)、3mmの整数倍でなければ直ちに図6のフローチャートに戻る。
「画像#1」を切り離した時点からの印画紙1の搬送距離が3mmの整数倍となっていれば(ステップ#51)、カッタ駆動処理(図8で示す処理)を実行して(ステップ#52)、印画紙1を切断し、モータ13への駆動パルスの送出を再開させる(ステップ#53)。
この「余白部の細切れ処理」が繰り返し呼び出されることによって、余白部は3mm間隔で切断されて行く。但し、図4(a)に示す画像配置になっているので、呼び出されるのは1回のみになる。
上記の「余白部の細切れ処理」を実行しながら、前記補助カウンタのカウント値が25mmの搬送量に相当する値に到達すると(ステップ#24)、カッタ駆動処理(図8参照)を実行し(ステップ#26)、「画像#7」の前端を切断する。第1光センサ15の検出作用位置とカッタ14の切断動作位置との間の距離が65mmであるので、補助カウンタのカウント値が25mmに相当するカウント値となった位置で切断することで、印画紙1の搬送方向での長さが多少ばらついても、「画像#7」を正確に40mmの幅で切断できることになる。
この状態から、上流側の第1搬送ローラ11の電磁クラッチを切り操作して(ステップ#27)、モータ13の駆動力が第1搬送ローラ11に伝達されないようにした状態で、モータ13への駆動パルスの送信を再開する(ステップ#28)と共に、前記主カウンタのカウント値をリセットしてカウントを再開させ(ステップ#29)、主カウンタのカウント値が19mmの搬送量に相当する値に到達して、「画像#6」が搬送方向へ排出されるのを待つ(ステップ#30)。
「画像#6」の部分が排出されると、下流側の第2搬送ローラ12の電磁クラッチを切り操作して(ステップ#31)、モータ13の駆動力が第2搬送ローラ12に伝達されないようにすると共に、更に、上流側の第1搬送ローラ11の電磁クラッチを入り操作して(ステップ#32)、モータ13の駆動力が第1搬送ローラ11に伝達されるようにする。
このように駆動力の伝達態様を設定して、モータ13の回転方向を逆方向に設定した状態で、モータ13への駆動パルスの送信を再開する(ステップ#33)と共に、前記主カウンタのカウント値をリセットしてカウントを再開させ(ステップ#34)る。
これによって、第1搬送ローラ11が、印画紙1の後端の画像である「画像#7」の部分を搬送方向上流側へ搬送駆動する。
主カウンタのカウント値が24mmの搬送量に相当する値に到達して(ステップ#35)、「画像#7」の部分が印画紙1を挿入した側への逆送が完了すると、モータ13を停止させて(ステップ#36)、処理を終了する。
上記のステップ#27〜ステップ#36の処理は、搬送方向での1つの画像の長さが40mmと短い場合に特有の処理であり、例えば、1つの画像の搬送方向での長さが55mmと、第1搬送ローラ11と第2搬送ローラ12との間の長さ(48mm)よりも長いときには、上記のような最後の画像を挿入側へ逆送する処理は備えていない。
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)上記実施の形態では、シート状部材SEとして例示している印画紙1に7つの画像を並べてプリントする場合を例示しているが、6つ以下の画像を並べてプリントする場合であっても、又、8つ以上の画像を並べてプリントする場合であっても本発明を適用できる。
(2)上記実施の形態では、シート状部材切断装置SCで切断対象とするシート状部材SEとして印画紙1を例示しているが、例えばインクジェットプリンタ用の記録紙等、画像のプリントが可能であれば各種のシート状部材SEの切断に利用できる。
(3)上記実施の形態では、印画紙1を搬送する搬送手段TMとして、第1搬送ローラ11及び第2搬送ローラ12によって搬送する場合を例示しているが、例えばベルトコンベア式の搬送機構等、各種の搬送手段を用いることができる。
(4)上記実施の形態では、シート状部材切断装置SCを単体の装置として構成する場合を例示しているが、印画紙1に画像をプリントするプリント装置内に設置して、プリント処理の完了した印画紙の切断処理をプリント処理と一連に行えるようにしても良い。
(5)上記実施の形態では、電磁クラッチを備えて、第2搬送ローラ12にて「画像#6」の部分を搬送方向下流側へ排出しているときに、「画像#7」の部分が第1搬送ローラ11にて搬送方向下流側へ搬送されないようにしているが、「画像#6」と「画像#7」との間の余白の部分を例えば15mmと長くすることで、電磁クラッチを設けずに第1搬送ローラ11と第2搬送ローラ12とをモータ13が常時一体に回転駆動する構成とできる。
すなわち、「画像#7」の前端(図4(a)に位置Bで示す)を切断した後、モータ13を逆転させて、「画像#7」の部分を24mm分搬送方向上流側へ逆送させ、これに伴って「画像#6」の部分も搬送方向上流側へ移動しても、「画像#6」の部分は第2搬送ローラ12に挟持されている状態を維持しているので、この後、問題なく「画像#6」の部分を搬送方向下流側へ排出できる。
本発明の実施の形態にかかる概略構成図 本発明の実施の形態にかかる装置内部の構成の斜視図 本発明の実施の形態にかかる装置の外観斜視図 シート状部材への画像の配置態様を説明する図 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート
符号の説明
14 カッタ
CC 搬送制御手段
LT 下流側搬送手段
SE シート状部材
TM 搬送手段
UT 上流側搬送手段

Claims (1)

  1. 複数の画像を並べてプリントしたシート状部材を、その画像の並び方向と交差する方向に画像毎に切断するためのカッタと、前記シート状部材を前記画像の並びに沿って搬送する搬送手段と、その搬送手段を制御する搬送制御手段とが備えられ、
    前記搬送手段は、前記カッタの切断動作位置よりも搬送方向上流側において前記シート状部材を搬送する上流側搬送手段と、前記カッタの切断動作位置よりも搬送方向下流側において前記シート状部材を搬送する下流側搬送手段とを備えて構成されたシート状部材切断装置であって、
    前記搬送制御手段は、前記シート状部材における最後の切断位置と前記シート状部材の後端との間の長さが、前記上流側搬送手段の搬送終端位置と前記下流側搬送手段の搬送始端位置との間の長さよりも短いとき、前記カッタにて前記最後の切断位置を切断した後、前記上流側搬送手段に、前記シート状部材を搬送方向上流側へ搬送駆動させるように構成されているシート状部材切断装置。
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