JP2009223029A - 光加入者線終端装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品数を抑えて組み立て作業時間を短縮し、またコストを抑制することができる光加入者線終端装置を得る。
【解決手段】外部との光通信の光データを伝送する光ファイバ2aを有して該光データの光電変換を行う光モジュール2と、互いに係合することにより筺体を成す外形ケース3及び外形ケース4と、光モジュール2を実装して外形ケース3または外形ケース4の内部に固定されるプリント基板1とを備え、光ファイバ2aの余長部分を収納する余長処理部3aを外形ケース3または外形ケース4の内部に一体形成して備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、光通信サービスの加入者が通信サービスを利用するときに用いる光加入者線終端装置に関するものである。
光加入者線終端装置は、上側及び下側の外部カバー、余長ケース、収納ケース、プリント基板、アダプタの大きく六部品で構成されていた。その後、外部からの光ファイバをダイレクトに接続する光コネクタが開発されると余長ケースが廃止され、その代わりに光コネクタを保護するコネクタカバーが設けられ、上側及び下側の外部カバー、収納ケース、プリント基板、アダプタ、コネクタカバーの六部品で構成されている。前述の外部カバーは、プリント基板ならびに収納ケースを覆って保護するために設けられている。また、収納ケースは、外部からの光ケーブルが接続される光コネクタとプリント基板上の光モジュールとの間を接続している光ファイバの余長部分を処理するために設けられている。光ケーブルが接続される光加入者線終端装置は、このように最低でも上記の六部品によって構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−93739号公報(第3,4頁、図1〜3)
従来の光加入者線終端装置は以上のように構成されているので、各構成部品が単一の機能のみを備えるものとなって兼用などが行われておらず、部品数が多くなることから組み立て作業に時間を要し、またコスト的にも安価にすることが難しいという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、部品数を抑えて組み立て作業時間を短縮し、またコストを抑制することができる光加入者線終端装置を得ることを目的とする。
この発明に係る光加入者線終端装置は、光ファイバの余長部分を収納する余長処理部を第一の外形ケースまたは第二の外形ケースの内部に一体形成したものである。
この発明によれば、光ファイバの余長部分を収納する余長処理部を第一の外形ケースまたは第二の外形ケースの内部に一体形成したので、部品数を抑えて組み立てを簡易にし、コストを抑制することができるという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による光加入者線終端装置の構成を示す断面図である。この図は、当該光加入者線終端装置を側方視したときの内部構成を表したものである。光加入者線終端装置の内部には、各電子デバイス等を実装して光通信を行う回路が構成されているプリント基板1が後述するように固定されている。プリント基板1には、上記の回路の一部分を成す光モジュール2が実装されている。光モジュール2は、自らが入出力する光データを伝送する光ファイバ2aを備えて、光データと電気データとを相互に変換する、即ち光電変換を行うものである。光ファイバ2aは、一端が光モジュール2の内部で光デバイス等に接続され、他端には後述する光コネクタ2bが設けられている。
図1に示した光加入者線終端装置は、例えば、第一の外形ケースとして図中下側に配置される外形ケース3と、第二の外形ケースとして図中上側に配置される外形ケース4が係合して略箱状の筺体を形成し、前述のプリント基板1などを内包している。外形ケース3の内部には、当該外形ケース3の内壁面から突出させた余長処理部3aが設けられ、例えば図1において外形ケース3の底面に後述するような余長処理部3aが立設されている。余長処理部3aは、外形ケース3,4に内包された状態におけるプリント基板1の実装面、もしくはパターンが形成された面に先端部分を向けて設けられ、図1に例示したものでは外形ケース3の側壁近傍に配置されている。
図2は、実施の形態1による光加入者線終端装置の構成を示す説明図である。この図は、図1に示した外形ケース4を外した状態を上方から観たもので、実施の形態1による光加入者線終端装置の内部構成を表している。図1に示したものと同一部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。
外形ケース3の内部に一体形成される余長処理部3aは、例えば図2に示したように上方から観たとき、即ち外形ケース3の底面上において略十字状となるように複数箇所に配置され、各々の余長処理部3aは上記の底面に対して鉛直に立設された板状に形成されている。各余長処理部3aの先端部分は空隙を有するクリップ状に形成され、この空隙部分に挿通された光ファイバ2aを緩やかに支持するように構成されている。
光ファイバ2aの余長部分は、前述のように形成されている各余長処理部3aの先端部分に挿通されて緩やかに巻回され、図1においてプリント基板1の下側に、即ち外形ケース3の内部においてプリント基板1の実装面側に収容されている。前述の光ファイバ2aの他端に設けられている光コネクタ2bは、外形ケース3の例えば側方に固定されているアダプタ5の一端に接続されている。アダプタ5の他端には、光コネクタ付ケーブル6のコネクタ部分が接続されている。光コネクタ付ケーブル6は、光加入者線終端装置を外部の光通信網に接続する光ケーブルである。
プリント基板1は、外形ケース3の底面に立設されている、もしくは当該外形ケース3の側面に設けられている複数のクリップ爪部3bに縁端部分を嵌め込んで支持固定されている。
外形ケース3と外形ケース4は、例えば図示されないネジによって締結固定される。外形ケース3と外形ケース4とを係合させた状態におけるアダプタ5を備える部分は、当該アダプタ5と接続されている光コネクタ付ケーブル6のコネクタ部分を含めて、図中一点破線で示した配線隠し用保護カバー7によって覆われている。
なお、ここで説明したものは第一の外形ケースである外形ケース3に余長処理部3aを設けて光ファイバ2aの余長部分を収納しているが、第二の外形ケースである外形ケース4に同様な余長処理部を設けて光ファイバ2aの余長部分を収納するようにしてもよい。このときには、プリント基板1を外形ケース4に固定するように構成する必要がある。
図1,2に示した光加入者線終端装置の概ねの組み立て作業工程は、最初に、プリント基板1に実装されている光モジュール2の光ファイバ2aを緩やかな曲率で余長処理部3aに巻回して収納する。光ファイバ2aの先端部分に設けられている光コネクタ2bをアダプタ5に接続する。このとき、プリント基板1に実装されている光モジュール2は、図1において下方側に配置され、換言するとプリント基板1の実装面が余長処理部3aの先端部分と対向するように、外形ケース3の内部にプリント基板1を納める。プリント基板1の縁端部分を例えばクリップ爪部3bに設けられた凹部に嵌合させてプリント基板1を外形ケース3の内部に固定する。また、外形ケース3と外形ケース4とを係合/固定する。その後、光コネクタ付ケーブル6をアダプタ5に接続して、前述のように係合させた外形ケース3及び外形ケース4に配線隠し用保護カバー7を固定する。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、光ファイバ2aの余長部分を収納する余長処理部3aを外形ケース3または外形ケース4の内部に一体形成して備えたので、最低でも、外形ケース、光モジュール、光ファイバの余長部分を収納するケース、プリント基板、アダプタ、コネクタカバーの六部品が必要な光加入者線終端装置を、外形ケース、光モジュール、プリント基板、アダプタ、コネクタカバーの五部品で構成することができ、組み立て工程を簡易化することができ、またコストを抑制することができるという効果がある。
また、部品数の抑制により原材料の減量化、再資源化、ならびに再使用化を図ることができるという効果がある。また、外形ケース3または外形ケース4に余長処理部3aを一体形成することにより、破砕処理、装置の分解・分離、ならびに廃棄物の回収・運搬が容易になるという効果がある。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2による光加入者線終端装置の構成を示す断面図である。図1等に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。この図は、当該光加入者線終端装置を側方視したときの内部構成を表したものである。
図3に示した光加入者線終端装置は、外形ケース13が第一の外形ケース、即ち図1に示した外形ケース3に相当し、また外形ケース14が第二の外形ケース、即ち図1の外形ケース4に相当するもので、図中下側に配置される外形ケース13と上側に配置される外形ケース14が係合して略箱状の筺体を形成し、プリント基板11などを内包している。外形ケース13の内部には、例えば側壁近傍に当該外形ケース13の底面に立設された余長処理部13aが設けられている。
プリント基板11は、図3において光モジュール2を上面に実装し、外形ケース13に設けられている余長処理部13aを貫通させる孔、もしくは切り欠きから成る貫通部11aが設けられている。なお、他の部分は実施の形態1で説明したプリント基板1と概ね同様に構成されている。
外形ケース13は、実施の形態1で説明した余長処理部3aと概ね同様な形状の余長処理部13aを一体形成により備えている。余長処理部13aは、プリント基板11aを外形ケース13に配置固定したとき、前述のように貫通部11aを貫通してプリント基板11aの上方へ達し、光モジュール2の光ファイバ2aをプリント基板11aの上面よりも上方で巻回して束ね、また支持することができる高さを有するように外形ケース13の底面に立設されている。また、外形ケース13には、実施の形態1で説明したクリップ爪部3bと同様なクリップ爪部13bを備えている。クリップ爪部13bは、外形ケース13にプリント基板11を配置固定するもので、詳しくは外形ケース13の内部にプリント基板11を配置したとき、当該プリント基板11を貫通している余長処理部13aが、プリント基板11の上面、即ち光モジュール2が実装されている板面から所定の高さで突出するように、プリント基板11を支持/固定する。なお、プリント基板11の実装面から突出している余長処理部13aの上記の所定の高さは、過多のストレスを加えることなく光ファイバ2aを束ねて支持することができる高さである。
外形ケース14は、実施の形態1で説明した外形ケース4と概ね同様な形状をしており、例えば図示されないネジの締結によって外形ケース13と係合し、略箱状の筺体を形成するように構成されている。
図4は、実施の形態2による光加入者線終端装置の構成を示す説明図である。この図は、図3に示した外形ケース14を外した状態を上方から観たもので、実施の形態2による光加入者線終端装置の内部構成を表している。図3等に示したものと同一部分に同じ符号を
使用し、その部分の重複説明を省略する。
図6に示したように、外形ケース13には、例えば実施の形態1で説明した余長処理部3aと同様に配置された複数の余長処理部13aが設けられている。また、実施の形態1で説明した外形ケース3と同様にアダプタ5が備えられている。このアダプタ5には、実施の形態1で説明したように光コネクタ2bが接続され、換言するとアダプタ5を介して光ファイバ2aと光コネクタ付ケーブル6が接続されている。外形ケース13と外形ケース14とを係合させた状態におけるアダプタ5を備える部分は、実施の形態1で説明したものと同様に、当該アダプタ5に接続されている光コネクタ付ケーブル6のコネクタ部分を含めて配線隠し用保護カバー7によって覆われている。
なお、ここで説明したものは第一の外形ケースである外形ケース13に余長処理部13aを設けて光ファイバ2aの余長部分を収納しているが、第二の外形ケースである外形ケース14に同様な余長処理部を設けて光ファイバ2aの余長部分を収納するようにしてもよい。このときには、プリント基板11を外形ケース14に固定するように構成する必要がある。
図3,4に示した光加入者線終端装置の概ねの組み立て作業工程は、最初に、プリント基板11の貫通部11aに余長処理部13aを貫通させ、またプリント基板11の縁端部を外形ケース13のクリップ爪部13bに嵌合させて、外形ケース13の内部にプリント基板11を固定する。このとき、プリント基板11に備えられている光モジュール2が露出するように、即ち光モジュール2の実装面が上面となるようにプリント基板11を外形ケース13に納めて固定する。次に、光モジュール2の光ファイバ2aを緩やかな曲率で余長処理部13aに巻回して収納する。光ファイバ2aの先端部分に設けられている光コネクタ2bをアダプタ5に接続する。外形ケース13と外形ケース14とを係合/固定する。その後、光コネクタ付ケーブル6をアダプタ5に接続して、前述のように係合させた外形ケース13及び外形ケース14に配線隠し用保護カバー7を固定する。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、光ファイバ2の余長部分を収納する余長処理部13aを外形ケース13または外形ケース14の内部に一体形成して設けたので、部品数を抑えて構成することができ、組み立て工程の簡易化ならびにコストの抑制を図ることができるという効果がある。
また、外形ケース13に配置/固定されたプリント基板11の上面、即ち光モジュール2の実装面側に余長処理部13aが突出するように構成したので、プリント基板11を手で支えることなく余長処理部13aに光ファイバ2aの余長部分を巻回することができ、余長部分の処理が容易になって作業効率を向上させることができるという効果がある。
また、部品数の抑制により原材料の減量化、再資源化、ならびに再使用化を図ることができるという効果がある。また、外形ケース13または外形ケース14に余長処理部13aを一体形成することにより、破砕処理、装置の分解・分離、ならびに廃棄物の回収・運搬が容易になるという効果がある。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3による光加入者線終端装置の構成を示す断面図である。図1等に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。この図は、当該光加入者線終端装置を側方視したときの内部構成を表したものである。
図5に示した光加入者線終端装置は、第一の外形ケースに相当する図中上側に配置される外形ケース23と、第二の外形ケースに相当する下側に配置される外形ケース24が係合して略箱状の筺体を形成し、プリント基板21などを内包している。プリント基板21には、光モジュール2を図中上面に実装し、外形ケース23内部の図中右側に設けられているヒンジ部23cを貫通させる孔部21cが当該プリント基板21の右側端部に設けられている。なお、他の部分は実施の形態1で説明したプリント基板1と概ね同様に構成されている。
外形ケース23は、耐屈曲性の高い樹脂材料、例えばポリプロピレン樹脂を用いて形成されており、その内部に例えば図中左側の側壁近傍において、上面から鉛直に下方へ延びる余長処理部23aが設けられている。余長処理部23aは、実施の形態1で説明した余長処理部3aと概ね同様な形状をしており、外形ケース23に一体形成されている。また、前述のように左側に余長処理部23aが設けられているときには、右側方にヒンジ部23cが設けられている。
ヒンジ部23は、外形ケース23と外形ケース24とを係止して形成される筺体内部において、プリント基板21の位置決め/支持を行うもので、例えば図5において、外形ケース23の上面から鉛直に下方へ延びる支柱部分を有し、この支柱部分とプリント基板21に接する部分との境界部分に薄肉部を有するように構成され、当該外形ケース23に一体形成されている。また、ヒンジ部23cは、プリント基板21に接する部分に、前述のプリント基板21の孔部21cに嵌合させる凸部が設けられている。ヒンジ部23cは外形ケース23と同様に耐屈曲性を有する材料から成るものなので、上記の薄肉部が曲がることにより、当該薄肉部が支点となって図5に一点破線で示した位置Aまでプリント基板21が移動し、ヒンジ部23にプリント基板21を嵌合させた状態で余長処理部23aを外形ケース23の開口部側に露出させることが可能になる。
外側ケース23には、実施の形態1で説明したクリップ爪部3bと同様な形状のクリップ爪部23bが備えられている。
図6は、実施の形態3による光加入者線終端装置の構成を示す説明図である。この図は、図5に示した外形ケース24を外した状態を下方から観たもので、実施の形態3による光加入者線終端装置の内部構成を表している。図5等に示したものと同一部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。
図6に示したプリント基板21は、例えば板面の縁端部のうちの一辺の両端部位に各々孔部21cを設けており、前述のように構成されたヒンジ部23cは、この孔部21cに対応するように配置され、外形ケース23の内壁面上において二箇所に設けられている。なお、ヒンジ部23cは、ここで説明した配置ならびに二箇所に設けることには限定されない。
また、図6に示したように、外形ケース23には、例えば実施の形態1で説明した余長処理部3aと同様に配置された複数の余長処理部23aが設けられている。また、実施の形態1で説明した外形ケース3と同様にアダプタ5が備えられている。このアダプタ5には、実施の形態1で説明したように光コネクタ2bが接続され、換言するとアダプタ5を介して光ファイバ2aと光コネクタ付ケーブル6が接続されている。外形ケース23と外形ケース24とを係合させた状態におけるアダプタ5を備えた部分は、実施の形態1で説明したものと同様に、当該アダプタ5に接続される光コネクタ付ケーブル6のコネクタ部分を含めて配線隠し用保護カバー7によって覆われる。
なお、ここで説明したものは第一の外形ケースである外形ケース23に余長処理部23aを設けて光ファイバ2aの余長部分を収納しているが、第二の外形ケースである外形ケース24に同様な余長処理部を設けて光ファイバ2aの余長部分を収納し、またヒンジ部23cと同様なものを外形ケース24に設けて構成してもよい。このときには、プリント基板21を外形ケース24に固定するように構成する必要がある。
図5,6に示した光加入者線終端装置の概ねの組み立て作業工程は、最初に、プリント基板21の孔部21cにヒンジ部23cの凸部を嵌合させ、当該ヒンジ部23cにプリント基板21を支持させる。このとき、光モジュール2の実装面が外形ケース23の余長処理部23aの先端部分と対向するように、プリント基板21をヒンジ部23cに取り付ける。このように取り付けられたプリント基板21は、前述のようにヒンジ部23cを支点として移動することが可能になっている。プリント基板21のヒンジ部23cに支持されていない側の部分を外形ケース23の外部へ引き出して、この状態で光ファイバ2aを緩やかな曲率で余長処理部23aに巻回し、外部ケース23の内部に収納する。光ファイバ2aの先端、即ち光コネクタ2bをアダプタ5に接続し、前述のように外形ケース23の外部へ引き出していたプリント基板21を当該外形ケース23内部へ収納する。プリント基板21の縁端部分をクリップ爪部23bに嵌合させ、外形ケース23に固定する。この後、外形ケース23と外形ケース24とを例えば図示されないネジによって締結/固定して筺体を形成させ、この筺体に備えられているアダプタ5に光コネクタ付ケーブル6を接続し、配線隠し用保護カバー7を固定する。
以上のように、この発明の実施の形態3によれば、光ファイバ2aの余長部分を収納する余長処理部23aを外形ケース23または外形ケース24の内部に一体形成して設けたので、部品数を抑えて構成することができ、組み立て工程の簡易化ならびにコストの抑制を図ることができるという効果がある。
また、プリント基板21の一端を支持するヒンジ部23cを外形ケース23または外形ケース24の内部に設けたので、プリント基板21の一端をヒンジ部23cによって支えた状態で光ファイバ2aを余長処理部23aに収納することができ、作業効率を向上させることができるという効果がある。
また、部品数の抑制により原材料の減量化、再資源化、ならびに再使用化を図ることができるという効果がある。また、外形ケース23または外形ケース24に余長処理部23a及びヒンジ部23cを一体形成することにより、破砕処理、装置の分解・分離、ならびに廃棄物の回収・運搬が容易になるという効果がある。
この発明の実施の形態1による光加入者線終端装置の構成を示す断面図である。 実施の形態1による光加入者線終端装置の構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による光加入者線終端装置の構成を示す断面図である。 実施の形態2による光加入者線終端装置の構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による光加入者線終端装置の構成を示す断面図である。 実施の形態3による光加入者線終端装置の構成を示す説明図である。
符号の説明
1,11,21 プリント基板、2 光モジュール、2a 光ファイバ、2b 光コネクタ、3,13,23 外形ケース、3a,13a,23a 余長処理部、3b,13b,23b クリップ爪部、4,14,24 外形ケース、5 アダプタ、6 光コネクタ付ケーブル、7 配線隠し用保護カバー、21c 孔部、23c ヒンジ部。

Claims (4)

  1. 外部との光通信の光データを伝送する光ファイバを有し該光データの光電変換を行う光モジュールと、互いに係合することにより筺体を成す第一の外形ケース及び第二の外形ケースと、前記光モジュールを実装して前記第一の外形ケースまたは第二のケースの内部に固定されるプリント基板と、を備える光加入者線終端装置において、
    前記光ファイバの余長部分を収納する余長処理部を前記第一の外形ケースまたは第二外形ケースの内部に一体形成して備えることを特徴とする光加入者線終端装置。
  2. 余長処理部は、第一の外形ケースまたは第二の外形ケースの内壁面から突出し、光ファイバの余長部分を支持する先端部分を有することを特徴とする請求項1記載の光加入者線終端装置。
  3. プリント基板に余長処理部を貫通させる貫通部を設け、前記プリント基板の光モジュールの実装面側に前記余長処理部を突出させて光ファイバの余長部分を支持することを特徴とする請求項2記載の光加入者線終端装置。
  4. プリント基板の端部を支持するヒンジ部を第一の外形ケースまたは第二の外形ケースの内部に一体形成して備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光加入者線終端装置。
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