JP2016200631A - 防水プラグ及びレセプタクル - Google Patents

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Abstract

【課題】1つ以上のコネクタを先端部に備える、従来の防水機能を有するプラグでは、レセプタクル側のコネクタが、開口部からより奥に配置された場合には、作業者は、目視でその位置を確認することが困難となり、接続作業を容易に行えない問題があった。【解決手段】1つ以上のコネクタを先端部に保持するコネクタ保持体であって、コネクタのラッチに接触するラッチ接触部、及び、コネクタのラッチを操作するラッチ操作部を有するコネクタ保持体と、コネクタ保持体の後端部に設けられた複数のスライド部を軸方向に摺動可能に収容したコード管とを含むプラグにおいて、プラグをレセプタクルに接続する際に、複数のスライド部をコード管内で摺動させて、コネクタ保持体にレセプタクル側に突き出すことで、該コネクタ保持体の先端部に保持されたコネクタを、レセプタクル側に設けられたコネクタに誘導して容易に差込むことができるプラグを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、光トランシーバ(SFP)もしくは屋外や粉塵等の環境下に設置された、光ファイバケーブルを含む光成端箱等の筐体又は電気ケーブルを含む配線箱等の筐体に備えられた相手側コネクタ(レセプタクル)に接続する、1つ以上の光コネクタ又はモジュラープラグ等の電気コネクタを備える防水コネクタ(プラグ)に関する。具体的には、プラグが備える1つ以上の光コネクタ又は電気コネクタを、筐体のレセプタクルが備える1以上の光コネクタ又は電気コネクタに、スムーズに接続することができる構造を備える防水プラグに関する。
屋外での光ファイバケーブル又は電気ケーブルの敷設工事等において、ケーブルを接続する際に、雨等の水滴によるケーブルの劣化を防止するために、防水機能を有するコネクタが用いられる。光ファイバケーブルの例を挙げると、特開2010−244056号公報(特許文献1)には、2つのLC光コンタクト(光コネクタ)を固定せずに内部に収容したプラグ、及び、筐体内のプリント回路に設けられた光電子変換器のコネクタを当該筐体のパネルに設けられた開口部から露出したソケット(レセプタクル)が記載されている。プラグ側のLC光コンタクトをソケット側の光電子変換器のコネクタに接続した後で、プラグを覆うように設けられたキャップをソケットに接続することで、プラグとソケットの接続部分を密封することができる。
また、特開2014−026134号公報(特許文献2)には、クリップで固定した2つの光コネクタ本体(光コネクタ)を内部に備えるプラグ、及び、筐体内の基板に設けられた光トランシーバの光コネクタを、筐体シェルから露出したレセプタクルが記載されている。プラグのハウジングを、レセプタクルの嵌合部に嵌め合せると同時に、プラグに固定された光コネクタ本体を、レセプタクルの筐体シェルから露出した光コネクタに接続し、その後、プラグのハウジングを覆うように設けられた内側シェル及び外側シェルをねじにより、レセプタクルの筐体シェルと嵌め合せることで、防水構造を確立することができる。
特開2010−244056号公報 特開2014−026134号公報
上述したような従来例のプラグでは、レセプタクル側のコネクタ(光コネクタ又は電気コネクタ)が、レセプタクルの先端部(開口部)付近等の目視し易い位置に配置されているような場合には、プラグ側のコネクタをレセプタクル側のコネクタに接続する作業は、作業者が自らの目でレセプタクル側のコネクタの位置を確かめながら容易に行うことができる。
しかしながら、レセプタクル側のコネクタが、レセプタクルの開口部からより奥に配置された場合には、作業者は、自らの目でレセプタクル側のコネクタの位置を確認することが困難となり、プラグ側のコネクタをレセプタクル側のコネクタに接続する作業を容易に行うことができないという問題が生じ得る。
例えば、コネクタを備える光トランシーバ(SFP)又は電子部品等のモジュールを実装した基板を筐体に収容し、モジュールのコネクタを筐体に設けられたレセプタクルの開口部から露出させる構成では、筐体の小型化や筐体内のスペースの有効活用等の設計上の観点、又は、レセプタクルの開口部からのコネクタの露出を少なくしてコネクタの劣化を防止する等の観点から、モジュールのコネクタが基板の縁から可能な限りはみ出ないように、モジュールを基板上に配置して実装することが好ましい場合がある。
このような場合には、モジュールのコネクタは、レセプタクルの開口部からより奥に配置されるため、作業者は、自らの目でレセプタクル側の光コネクタの位置を確認することが困難となり、プラグ側のコネクタをレセプタクル側のコネクタに接続する作業を容易に行うことができない。また、筐体の側壁と基板の縁部との間に比較的距離(隙間)がある場合も、同様に、レセプタクルの開口部からモジュールのコネクタがより奥に配置されるため、上記と同様の問題が生じ得る。
特開2010−244056号公報(特許文献1)に記載のプラグでは、光コネクタ(LCコネクタ)が固定せずにプラグの内部に収容されているので、プラグとレセプタクルとの接続の際に、まず、プラグ側の光コネクタをレセプタクル側の光コネクタに接続する作業を行うことになる。しかしながら、レセプタクル側の光コネクタが、レセプタクルの開口部からより奥に配置されていると、接続作業を行う作業者は、レセプタクル側の光コネクタを目視することが困難な状況となり、かつ、レセプタクルの開口部から指が入らず、手探りでレセプタクルの奥にある光コネクタに、プラグ側の光コネクタを差し込むことは、非常に難しい作業となり得る。
また、特開2014−026134号公報(特許文献2)に記載のプラグでは、プラグの内部に光コネクタを固定しているので、プラグをレセプタクルに嵌合すると同時に、それぞれの光コネクタを接続しなければならない。しかしながら、先の例のように、レセプタクル側の光コネクタが奥にあると、プラグ側の光コネクタとの中心軸のずれをうまく修正することができず、プラグをレセプタクルに嵌め込む作業は、より困難なものとなり得る。
以上のように、光ファイバケーブル又は電気ケーブルの接続作業における困難性を解消するために、1つ以上のコネクタを先端部に保持するコネクタ保持体であって、コネクタのラッチに接触するラッチ接触部、及び、コネクタのラッチを操作するラッチ操作部を有するコネクタ保持体と、コネクタ保持体の後端部に設けられた複数のスライド部を軸方向に摺動可能に収容したコード管とを含むプラグにおいて、プラグをレセプタクルに接続する際に、複数のスライド部をコード管内で摺動させて、コネクタ保持体にレセプタクル側に突き出すことで、該コネクタ保持体の先端部に保持されたコネクタを、レセプタクル側に設けられたコネクタに容易に誘導して差込むことができるプラグを提供する。
また、コード管内に収容される複数のスライド部を、コネクタ保持体の中央部から後端部に延出した弾性を有する部材の端部にそれぞれ設けることで、それら弾性を有する部材によって、コネクタ保持体の先端部の方向を変えることができ、プラグ側のコネクタと、レセプタクル側のコネクタとの中心軸のずれを容易に調整することができるプラグを提供する。
本発明に係るプラグの1つの実施形態として、プラグは、
コネクタを先端部で保持するコネクタ保持体であって、前記コネクタのラッチに接触するラッチ接触部と、前記コネクタ保持体の上部から延出して前記ラッチ接触部と結合するラッチ操作部と、前記コード管の内壁上を軸方向に摺動する前記スライド部とを備える、コネクタ保持体と、
前記コネクタ保持体の後端部に設けられたスライド部を内部に収容したコード管と、
前記コード管の外壁を軸方向に摺動するように構成された結合管と
を含み、
前記スライド部は、前記コネクタ保持体の中央部から後端部に延出した弾性を有する部材の端部に設けられたことを特徴とする。
本発明に係るプラグの好ましい実施形態として、前記コネクタ保持体は、その後端部に設けられた前記スライド部が摺動することで、軸方向に移動するように構成されたことを特徴とする。
本発明に係るプラグの好ましい実施形態として、前記コネクタ保持体は、前記ラッチ接触部がある面とは反対側の面にガイド部を備え、
前記ガイド部は、レセプタクルの筒状部の内壁に当接したときに、前記コネクタ保持体の中心軸が、前記レセプタクルの中心軸に合うように構成されたことを特徴とする。
本発明に係るプラグの好ましい実施形態として、前記コネクタ保持体は、前記ラッチ操作部がある面とは反対側の面に把持部を備え、
前記把持部の後端面が前記コード管の先端部に当接することで、前記コネクタ保持体の後端方向への移動を規制することを特徴とする。
本発明に係るプラグの好ましい実施形態として、前記コネクタ保持体は、上部部品と下部部品とからなり、
前記上部部品及び前記下部部品は、それぞれ後端方向に延出する弾性板の端部に前記スライド部を備え、
さらに、前記上部部品は、前記コネクタ接触部及び前記コネクタ操作部を含み、前記下部部品は、前記ガイド部及び前記把持部を含むことを特徴とする。
本発明に係るプラグの好ましい実施形態として、前記コード管は、前記コネクタ保持体の側部に対して平行に、中央部から先端方向に延出したガイド片を備え、
前記ガイド片は、レセプタクルの筒状部の内壁に当接したときに、前記コネクタ保持体の中心軸が、前記レセプタクルの中心軸に合うように構成されたことを特徴とする。
本発明に係るプラグの好ましい実施形態として、前記スライド部の先端側の面が前記コード管の先端部の内壁に当接することで、前記コネクタ保持体の先端方向への移動を規制することを特徴とする。
本発明に係るプラグの好ましい実施形態として、前記コネクタ保持体は、前記プラグ操作部と前記把持部との間で軸直方向に延出する2本の支柱を備え、
前記2本の支柱は、前記コネクタに接続されたケーブル線を通すように間隔を空けて設けられたことを特徴とする。
本発明に係るプラグの好ましい実施形態として、前記ラッチ接触部は、前記ラッチ操作部を押し下げることで、前記コネクタのラッチを下げるように構成されたことを特徴とする。
本発明に係るレセプタクルの1つの実施形態として、レセプタクルは、前記本発明に係るプラグと結合するように構成されたことを特徴とする。
本発明に係るレセプタクルの好ましい実施形態として、レセプタクルは、前記本発明に係るプラグの前記ガイド片を受け入れて嵌り合うように、軸方向に溝部が形成され、
前記溝部は、前記ガイド片が挿入されて嵌り合うことで、前記コード管の回転を規制することを特徴とする。
上記の構成を備える、本発明に係るプラグは、レセプタクルとの接続の際に、レセプタクル側のコネクタがレセプタクルの開口部からより奥に設けられて、作業者の指がレセプタクルの開口部から中に入らず、手作業でコネクタ同士を接続することが困難な場合であっても、プラグ操作部をレセプタクル側に押し込むことで、複数のスライド部がコード管内を摺動し、該複数のスライド部を後端部に備えるコネクタ保持体がレセプタクル側に突き出るため、該コネクタ保持体の先端部に保持されたコネクタを、容易にレセプタクル側のコネクタに誘導して差込むことができる。
一方、レセプタクル側のコネクタがレセプタクルの開口部からより奥に設けらている場合には、本発明に係るプラグは、コネクタ保持体を突き出すことなく引っ込めた状態で、該コネクタ保持体の先端部に保持されたコネクタを、容易にレセプタクル側のコネクタに誘導して差込むことができる。すなわち、本発明に係るプラグは、レセプタクルの開口部からのコネクタの距離の違いにも対応することができ、コネクタ保持体を軸方向に摺動させることによって、コネクタ保持体を突き出した状態とコネクタ保持体を引っ込めた状態で、レセプタクル側のコネクタが奥側にある場合と手前側にある場合に対応することができる。
また、コネクタ保持体が備えるガイド部及びコード管が備えるガイド片が、それぞれレセプタクルの筒状部の内壁に当接して、プラグとレセプタクルの中心軸を合わせることができるため、接続作業を行う作業者は、レセプタクル側のコネクタが目視できない状況下でも、容易にプラグ側のコネクタをレセプタクル側のコネクタに誘導することができる。
さらに、コード管内に摺動可能な状態で収容される複数のスライド部を、コネクタ保持体の中央部から後端部に延出した弾性を有する部材の端部のそれぞれに設けたことで、複数のスライド部を摺動させてコネクタ保持体をレセプタクル側に突き出した際に、それら弾性を有する部材によって、コネクタ保持体の先端部の方向を変えることができ、プラグ側のコネクタとレセプタクル側のコネクタとの中心軸のずれを容易に調整することができる。
このように、本発明に係るプラグは、レセプタクルとの接続を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係るプラグの外観図である。 図1に示す接続前の状態から、プラグの先端部を相手側レセプタクルに挿入した状態を示す外観図である。 図2に示す挿入した状態から、プラグのコード管の外壁を取り囲む結合管を摺動させて、相手側レセプタクルに結合した状態を示す外観図である。 本発明の一実施形態に係るプラグをA−A線に沿って切断したときの断面図である。 本発明の一実施形態に係るプラグに含まれるコネクタ保持体の部品構成を示す図である。 コネクタ保持体を後端方向に移動させた状態(引っ込めた状態)を示す断面図である。 コネクタ保持体を先端方向に移動させた状態(突き出した状態)を示す断面図である。 コネクタ保持体を突き出した状態で、プラグ先端部のコネクタを、相手側レセプタクルのコネクタに接続したレセプタクル内の様子を示す図である。 コネクタ保持体を引っ込めた状態で、プラグ先端部のコネクタを、相手側レセプタクルのコネクタに接続したレセプタクル内の様子を示す図である。
以下に図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、実施の形態を説明するための全ての図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1から図3は、本発明の一実施形態に係るプラグの外観図であり、プラグをレセプタクルに挿入する際の一連の様子を示した図である。図1(a)、図2(a)及び図3(a)は、それぞれ、プラグ100とレセプタクル200を斜め上からみた外観図であり、プラグ100がレセプタクル200に挿入される前の状態、プラグ100の先端がレセプタクル200に挿入された状態、プラグ100とレセプタクル200が完全に結合された状態を示す。また、図1(b)、図2(b)及び図3(b)は、プラグ100をレセプタクル200に挿入する状態をそれぞれ側面からみた外観図である。説明の都合上、プラグ100において、レセプタクル200に挿入する方向を前として、反対方向を後とする。また、プラグ100の前側の端部を先端又は先端部とし、後側の端部を後端又は後端部とする。
プラグ100は、2つのコネクタ110を、レセプタクル200に挿入する部分、すなわち先端部に保持するコネクタ保持体120を備えている。図1(a)に示されるように、本実施形態では、コネクタ110として光コネクタを用いているが、光コネクタに限定することを意図するものではなく、例えばモジュラープラグコネクタのような電気コネクタでもよく、また、コネクタ保持体120は2つのコネクタを保持しているが、2つに限定されるものではなく、1つ以上のコネクタを先端部に保持することができる。
コネクタ保持体120は、ラッチ操作部124と、後端部がラッチ操作部124と結合され、先端部がコネクタ110のラッチ112に接触するラッチ接触部122とを上方に備えている。すなわち、ラッチ操作部124は、コネクタ保持体120の上面から延出してラッチ接触部122と結合する。ラッチ操作部124は、コネクタ保持体120の上面との結合部分(すなわち、根元部分)が弾性を備えており、ラッチ操作部124の上面から力を加えて押し下げることで、その根元部分を曲げることができ、ラッチ操作部124の上面に力を加えるのをやめると、元の状態にもどすことができる。ラッチ操作部124を押し下げることで、ラッチ操作部124に結合されたラッチ接触部122が連動してコネクタ110のラッチ112を、すべて同時に押し下げることができる。当然のことながら、ラッチ接触部122を押し下げて、コネクタ110のラッチ112を押し下げることも可能である。
コネクタ保持体120は、ラッチ操作部124がある上面とは反対側の下面に矩形状に形成された把持部126を備え、ラッチ接触部122がある上面とは反対側の下面に矩形の柱状に形成されたガイド部128を備える。なお、把持部126の形状は矩形に限定されるものではない。把持部126は、ラッチ操作部124の下方の位置に設けられている。プラグ100をレセプタクル200に接続する作業を行う際に、作業者が、ラッチ操作部124と把持部126を指先で挟み込むことで、ラッチ操作部124を押し下げることができる。ガイド部128は、プラグ100をレセプタクル200に挿入する際に、ガイド部128の端部をレセプタクル200の筒状部202の内壁に当接させて、コネクタ保持体120の中心軸を、レセプタクルの中心軸に合わせる機能を有する。
ガイド部128の端部には、凸部129を設けることができる。凸部129は、コネクタ保持体120が必要以上にレセプタクル200の奥に入り込まないように、コネクタ保持体120の挿入を規制することができる。図1(b)に示されるように、本実施形態では、ガイド部128の端部に凸部129が設けられているが、凸部129を設けなくてもよい。
また、プラグ100は、レセプタクル200の筒状部202と結合し、コネクタ110及びコネクタ保持体120を覆うための結合管140と、ケーブル170と、ケーブル170を締め付けて固定するためのクランプ150とを備えている。さらに、図3を参照すると、プラグ100は、コネクタ保持体120の後端部を内部に収容したコード管160を備えている。コード管160は、結合管140の筒の内側を貫通し、コード管160の外壁上を前後方向、すなわち、軸方向に摺動するように構成された結合管140を外側に備えている。コード管160は、中央部から先端部に延出し、コネクタ保持体120の側部に対して平行に、中央部から先端方向に延出したガイド片162を含む。ガイド片162は、コネクタ保持体120の両側側部を少なくとも部分的に覆うように延出する。図1(a)及び2(a)に示されるように、本実施形態では、ガイド片162は2つ設けられているが、2つに限定されるものではない。
レセプタクル200は、円筒状の筒状部202と、筐体の側面に固定するための平面状の実装部204とを含む。レセプタクル200は、実装部204によって筐体210の側面に設置される。図1から3では図示されていないが、筐体210の側壁において、レセプタクル200の筒状部202に対応する位置に、外部と内部を結ぶ貫通孔が設けられている(図8及び9参照)。なお、図面では、説明の都合上、筐体210の一部分のみを示す(その他の図面でも同様である)。レセプタクル200の筒状部202の外壁には、ロック部203が設けられている。図1(b)及び図2(b)に示されるように、本実施形態では、ロック部203は2つ設けられているが、2つに限定されるものではなく、1以上あればよい。筐体210の内部に、光トランシーバや電子部品等のモジュール220を実装した基板230が収容され、モジュール220のコネクタ222は、筐体210を貫通する孔を介して、筒状部202の内側の筐体210に開けられた貫通孔から露出し、筒状部の開口側に向けて固定される。
レセプタクル200のガイド溝206は、筒状部202の内壁において、ガイド片162の位置に対応する位置に設けられる。図1(a)及び図2(a)に示されるように、プラグ100をレセプタクル200に接続する際に、ガイド片162は、レセプタクル200の筒状部202の内壁に設けられたガイド溝206に沿って挿入することができる。ガイド溝206にガイド片162が挿入されて嵌り合うことにより、レセプタクル200とコード管160とが相対回転不可となり、もって結合管140の回転操作によって結合管140をレセプタクルに結合させることができる。
図2(a)及び図3(a)に示されるように、結合管140は、コネクタ110及びコネクタ保持体120の先端部をレセプタクル200に挿入して、プラグ側のコネクタ110及びレセプタクル200側のコネクタ222を接続した後、先端側に移動させて、筒状部202の外壁を覆う。結合管140には、筒状部202の外壁に設けられたロック部203を通すことにより、結合管140を固定するためのロック孔142が設けられている。結合管140が筒状部202を覆った際に、ロック部203がロック孔142に入り、結合管140を時計回りにひねることで、ロック孔142がロック部203に係止され、図3(a)及び(b)に示されるように、結合管140が筒状部202に固定される。これにより、結合管140内は、密封されることになり、防水機能を発揮することができる。なお、結合管140におけるロック孔142は、ロック部203の数に応じて設けることができる。本実施形態では、ロック部203が2つであるから、ロック孔142も2つ設けているが、2つに限定されるものではない。
図4は、本発明の一実施形態に係るプラグをA−A線に沿って切断したときの断面図である。図4(a)は、プラグ100及びレセプタクル200の切断位置をA−A線で示し、図4(b)は、A−A線に沿って、プラグ100及びレセプタクル200を上部から垂直に切断し、それらの断面を示す。なお、図4以降の図面では、ケーブル170を省略する。
図4(b)に示すように、プラグ100の防水機能を向上させるために、防水パッキン144は、結合管140が筒状部202を覆って固定された際に、結合管140の内側で筒状部202の先端と接する位置に設けられ、結合管140と筒状部202との隙間をふさぐことができる。また、防水パッキン164は、コード管160の先端部において、コード管160の外壁と結合管140の内壁との間に設けられ、コード管160と結合管140との隙間をふさぐことができる。さらに、レセプタクル200側にも、筐体210との隙間をふさぐために、防水パッキン208が設けられている。
クランプ150は、コード管160の後端部に螺合して結合される。クランプ150を締まる方向に回すことで、コード管160を通るケーブル170(図4には図示せず)を締め付けて固定することができる。コード管160の外壁上を摺動するように構成された結合管140は、端部146の外側がクランプ150の端部152に当たることで、後端方向への摺動を規制され、端部146の内側がコード管160の先端部の凸部166に当たることで先端方向への摺動を規制され、もってプラグ100をケーブル170に固定することができる。
コード管160は、その内部にコネクタ保持体120の中央部から後端部を収容することができる。コネクタ保持体120の後端部に設けられたスライド部125及びスライド部127は、コード管160の内壁上を軸方向に摺動できるように、コード管160の内側に収容される。コネクタ保持体120のコネクタ固定部123は、ラッチ接触部122及びラッチ操作部124の下方にあり、コネクタ保持体120の先端部に保持されるコネクタ110の後端部を上から押さえて固定することができる。
プラグ100の先端部をレセプタクル200に挿入する際に、ガイド部128を筒状部202の内壁に当接させることで、プラグ100先端のコネクタ保持体120の中心軸をレセプタクル200の中心軸に合わせることができ、さらに、ガイド片162をガイド溝206に合わせて、プラグ100を奥に挿入することで、互いの中心軸を合わせた状態を保ちながら、プラグ側のコネクタ110とレセプタクル側のコネクタ222を容易に接続することができる。このような構成により、接続作業を行う作業者は、レセプタクル側のコネクタが目視できない状況下でも、容易にプラグ側のコネクタをレセプタクル側のコネクタに誘導することができる。
図5は、本発明の一実施形態に係るプラグに含まれるコネクタ保持体の部品構成を示す。図5(a)に示されるように、コネクタ保持体120は、ラッチ接触部122、ラッチ操作部124及びスライド部125等を備える上部部品135と、ガイド部128、把持部126及びスライド部127等を備える下部部品136とから構成される。コネクタ110は、それらの部品で上下から挟まれることで、コネクタ保持体120の先端部に固定される。具体的には、図5(b)に示されるように、上部部品135において、側壁部130の先端部に設けられた係止爪121が、下部部品136の先端部の両側に設けられた係止部131に引っ掛かることで、コネクタ110を固定することができる。
コネクタ110の側面には、上下方向(軸直方向)に延びる溝状の凹部113が形成され、下部部品136の係止部131の内側側面及びガイド部128の上部に形成された仕切部137の側面には、上下方向に延びる畝状の凸部138が形成される。コネクタ110は、その側面の凹部113が、下部部品136の凸部138に挿入されて嵌り合うことによって、軸方向への移動が規制されて下部部品136に固定させることができる。
側壁部130は、コネクタ固定部123の先端部の両側縁部から下方に延出する。側壁部130は、係止部131を嵌め込むための凹部が内側に形成され、係止部131に引掛けるための係止爪121を先端部に備える。
図5(a)及び(c)に示されるように、コネクタ保持体120は、軸方向に、中央部(すなわち、ラッチ操作部124と把持部126が設けられた部分)から後端部に延出し、弾性を有する板状の部材である弾性板133及び弾性板134の端部にスライド部125及びスライド部127を含む。
コネクタ保持体120の後端部を、コード管160に収容する際に、コネクタ保持体120の弾性板133と弾性板134とをそれぞれが近付く方向に弾性変形させることで、コード管の先端部分(規制面168及び169が設けられている部分)を乗り越えて、弾性板133及び134の端部のスライド部125及び127を収容することができ、乗り越えた後は、変形が元に戻ることで、スライド部125及び127がコード管160の規制面169に規制され、コネクタ保持体120を簡単にコード管160に摺動可能に取り付けることができる。
コネクタ保持体120の下部部品136には、上部部品135を支えるための支柱132が2本設けられる。図5(c)に示されるように、支柱132は、ラッチ操作部124と把持部126を上下方向(軸直方向)に結ぶように延出して構成され、ラッチ操作部124の根元部分周辺を支持することができる。支柱132は、プラグ100とレセプタクル200の接続作業の際に、作業者が、ラッチ操作部124と把持部126を指先で挟み込んで、ラッチ操作部124を押し下げる際にかかる力に耐えることができる。また、2本の支柱132は、コネクタ110に接続されたケーブル線(図示せず)を通すように間隔を空けて設けられている。つまり、2本の支柱132の間にケーブル線を通すことができる。なお、本実施形態では、支柱132は2本設けられているが、2本に限定されるものではなく、2本以上設けてもよい。
図6は、本発明の一実施形態に係るプラグに含まれるコネクタ保持体を後端方向に移動された状態(引っ込めた状態)を示す断面図である。図6(a)は、コネクタ保持体120及びコード管160の切断位置をB−B線で示し、図6(b)は、B−B線に沿って、コネクタ保持体120及びコード管160を上部から垂直に切断し、それらの断面を示す。なお、図6は、クランプ150を外して、結合管140を抜き取った状態のプラグ100を示す。
コード管160は、コネクタ保持体120を引っ込めた状態では、コネクタ保持体120のスライド部125,127と弾性板133,134を、内部に収容することができる。コネクタ保持体120の中央部から後端部に延出した弾性板133,134の端部に設けられたスライド部125,127が、コード管160の内壁上を摺動することで、コネクタ保持体120は、軸方向(前後方向)に移動することができる。
把持部126は、コネクタ保持体120を構成する下部部品136の中央部(すなわち、コネクタ保持体120を構成する上部部品135の上面にあるラッチ操作部124に対して、ちょうど反対側に当たる下部部品136の下面)に、下方に突出して矩形状に形成される。そのため、コネクタ保持体120の後端方向への移動は、把持部126の後端面とコード管160の先端部とが接触することで規制される。つまり、コード管160の先端部に面した、把持部126の後端面が、コード管160の先端部の規制面169に当接することで、コネクタ保持体120の後端方向への移動が規制される。なお、把持部126の形状は、矩形に限定されるものではない。
コネクタ保持体120をコード管160内に引っ込めた状態では、コネクタ110につながるケーブル線(図示せず)が撓むことになるが、ケーブル線は、コネクタ保持体120の中央部の両側に設けられた2本の支柱132(図5参照)の間に配線されているため、ケーブル線が撓んだとしても、コネクタ保持体120を構成する上部部品135と下部部品136の間からケーブル線がとびでることを防ぐことができる。
図7は、本発明の一実施形態に係るプラグに含まれるコネクタ保持体を先端方向に移動された状態(突き出した状態)を示す断面図である。図6(a)及び(b)と同様に、図7(a)は、コネクタ保持体120及びコード管160の切断位置をC−C線で示し、図7(b)は、C−C線に沿って、コネクタ保持体120及びコード管160を上部から垂直に切断し、それらの断面を示す。なお、図7は、図6と同様に、クランプ150を外して、結合管140を抜き取った状態のプラグ100を示す。
スライド部125は、コネクタ保持体120を構成する上部部品135の中央部から後端部に延出した弾性板133の端部に、上方(コード管の内壁側)に突出して矩形状に形成される。一方は、スライド部127は、コネクタ保持体120を構成する下部部品136の中央部から後端部に弾性板134の端部に、下方(コード管の内壁側)に突出して矩形状に形成される。そのため、コネクタ保持体120の先端方向への移動は、スライド部125,127の先端側の面とコード管160の先端部の内壁とが接触することで規制される。つまり、コード管160の先端部の内壁に面した、スライド部125,127の先端側の面が、コード管160の先端部の内壁である規制面168に当たることで、コネクタ保持体120の先端方向への移動が規制される。なお、スライド部125,127の形状は、矩形に限定されるものではない。
図8は、レセプタクル200側の筐体210内の構成が、筐体210の側壁と基板230の縁部との間が比較的距離(隙間)があり、レセプタクル200の開口部からモジュール220のコネクタ222が奥側に配置された構成を示している。図8に示されるように、このような構成のレセプタクル200に対して、本発明の一実施形態に係るプラグ100に含まれるコネクタ保持体120を突き出すことで、プラグ先端部のコネクタを、奥側に配置されたレセプタクル200のコネクタ222に接続することができる。なお、プラグ100接続時のレセプタクル200内部の状態を示すために、レセプタクル200及び筐体210は、断面図で示される。
プラグ100とレセプタクル200との接続作業を行う作業者は、コネクタ保持体120のラッチ操作部124を先端方向に押し込むことで、コネクタ保持体120をレセプタクル側に突き出すことができる。コネクタ保持体120を突き出した状態のコード管160内の様子は、図7に示されるとおりである。スライド部125,127の先端面がコード管160の規制面168に当接し、コネクタ保持体120の先端方向への移動が規制される。
突き出されたコネクタ保持体120は、先端部の下部に設けられたガイド部128の端部をレセプタクル200の筒状部202の内壁に当接し、ガイド片162をガイド溝206に合わせて先端方向に摺動させることで、コネクタ保持体120の中心軸と、レセプタクル200の中心軸とが一致し、プラグ側のコネクタ110をレセプタクル側のコネクタ222にスムーズに差し込むことができる。
このような構成により、接続作業を行う作業者の指がレセプタクル200の筒状部202の開口から中に入らず、手作業でコネクタ同士を接続することが困難な場合であっても、コネクタ保持体120を突き出すことで、コネクタ保持体120の先端部に保持されたコネクタ110を、容易にレセプタクル200のコネクタ222に誘導して差込むことができる。
また、コネクタ保持体120を突き出した状態では、弾性板133,134(図5参照)の弾性によって、コネクタ保持体120の先端部の方向を変えることができる。このような構成により、プラグ側のコネクタ110とレセプタクル側のコネクタ222との中心軸のずれを容易に調整することができる。
図8に示した状態(すなわち、コネクタ保持体120を突き出して、プラグ側のコネクタ110とレセプタクル側のコネクタ222を接続した状態)から、結合管140の内側にあるコード管160を、先端側に移動させることで、コネクタ保持体120をコード管160に引っ込めることができる。コネクタ保持体120を引っ込めた状態のコード管160内の様子は、図6に示されるとおりである。把持部126の後端面がコード管160の規制面169に当接し、コネクタ保持体120の後端方向への移動が規制される。
コネクタ保持体120を引っ込めた状態から、結合管140を先端方向に移動させることで、レセプタクル200の筒状部202の外壁を覆うことができ、図3(a)及び(b)に示すように、回転動作により、結合管140のロック孔142を筒状部202のロック部203に係止することで、結合管140が筒状部202に固定される。
図9は、レセプタクル200側の筐体210内の構成が、筐体210の側壁と基板230の縁部との間が比較的近い位置にあり、レセプタクル200の開口部からモジュール220のコネクタ222が手前側に配置された構成を示している。図9に示されるように、このような構成のレセプタクル200に対して、本発明の一実施形態に係るプラグ100に含まれるコネクタ保持体120を引っ込めた状態で、プラグ先端部のコネクタを、手前側に配置されたレセプタクル200のコネクタ222に接続することができる。なお、図8と同様に、プラグ接続時のレセプタクル200内部の状態を示すために、レセプタクル200及び筐体210は、断面図で示される。
コネクタ保持体120を引っ込めた状態のコード管160内の様子は、図6に示されるとおりである。把持部126の後端面がコード管160の規制面169に当接し、コネクタ保持体120の後端方向への移動が規制される。
図9に示した状態から、結合管140を先端方向に移動させることで、レセプタクル200の筒状部202の外壁を覆うことができ、図3(a)及び(b)に示すように、回転動作により、結合管140のロック孔142を筒状部202のロック部203に係止することで、結合管140が筒状部202に固定される。
本発明の一実施形態に係る発明は、図8及び図9に示すように、筐体210内の基板230、モジュール220等の配置の違いによって生じる、レセプタクル202の開口部からのコネクタ222の距離の違いにも対応することができる。すなわち、プラグ100のコネクタ保持体120を軸方向に摺動させることによって、コネクタ保持体120を突き出した状態とコネクタ保持体120を引っ込めた状態で、レセプタクル200側のコネクタ222が奥側にある場合と手前側にある場合に対応することができる。
本発明に係る防水プラグは、屋外での光ファイバケーブル又は電気ケーブルの敷設工事等において、ケーブルを接続する際に利用することができる。
100 フラグ
110 コネクタ
112 ラッチ
113 凹部
120 コネクタ保持体
121 係止爪
122 ラッチ接触部
123 コネクタ固定部
124 ラッチ操作部
125 スライド部
126 把持部
127 スライド部
128 ガイド部
129 凸部
130 側壁部
131 係止部
132 支柱
133 弾性板
134 弾性板
135 上部部品
136 下部部品
137 仕切部
138 凸部
140 結合管
142 ロック孔
144 防水パッキン
146 端部
150 クランプ
152 端部
160 コード管
162 ガイド片
164 防水パッキン
166 凸部
168 規制面
169 規制面
170 ケーブル
200 レセプタクル
202 筒状部
203 ロック部
204 実装部
206 ガイド溝
208 防水パッキン
210 筐体
220 モジュール
222 コネクタ
230 基板

Claims (11)

  1. コネクタを先端部で保持するコネクタ保持体であって、前記コネクタのラッチに接触するラッチ接触部と、前記コネクタ保持体の上部から延出して前記ラッチ接触部と結合するラッチ操作部と、前記コード管の内壁上を軸方向に摺動する前記スライド部とを備える、コネクタ保持体と、
    前記コネクタ保持体の後端部に設けられたスライド部を内部に収容したコード管と、
    前記コード管の外壁を軸方向に摺動するように構成された結合管と
    を含み、
    前記スライド部は、前記コネクタ保持体の中央部から後端部に延出した弾性を有する部材の端部に設けられたことを特徴とするプラグ。
  2. 前記コネクタ保持体は、その後端部に設けられた前記スライド部が摺動することで、軸方向に移動するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のプラグ。
  3. 前記コネクタ保持体は、前記ラッチ接触部がある面とは反対側の面にガイド部を備え、
    前記ガイド部は、レセプタクルの筒状部の内壁に当接したときに、前記コネクタ保持体の中心軸が、前記レセプタクルの中心軸に合うように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のプラグ。
  4. 前記コネクタ保持体は、前記ラッチ操作部がある面とは反対側の面に把持部を備え、
    前記把持部の後端面が前記コード管の先端部に当接することで、前記コネクタ保持体の後端方向への移動を規制することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプラグ。
  5. 前記コネクタ保持体は、上部部品と下部部品とからなり、
    前記上部部品及び前記下部部品は、それぞれ後端方向に延出する弾性板の端部に前記スライド部を備え、
    さらに、前記上部部品は、前記コネクタ接触部及び前記コネクタ操作部を含み、前記下部部品は、前記ガイド部及び前記把持部を含むことを特徴とする請求項4に記載のプラグ。
  6. 前記コード管は、前記コネクタ保持体の側部に対して平行に、中央部から先端方向に延出したガイド片を備え、
    前記ガイド片は、レセプタクルの筒状部の内壁に当接したときに、前記コネクタ保持体の中心軸が、前記レセプタクルの中心軸に合うように構成されたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のプラグ。
  7. 前記スライド部の先端側の面が前記コード管の先端部の内壁に当接することで、前記コネクタ保持体の先端方向への移動を規制することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のプラグ。
  8. 前記コネクタ保持体は、前記プラグ操作部と前記把持部との間で軸直方向に延出する2本の支柱を備え、
    前記2本の支柱は、前記コネクタに接続されたケーブル線を通すように間隔を空けて設けられたことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のプラグ。
  9. 前記ラッチ接触部は、前記ラッチ操作部を押し下げることで、前記コネクタのラッチを下げるように構成されたことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のプラグ。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のプラグと結合するように構成されたことを特徴とするレセプタクル。
  11. 請求項6に記載のプラグと結合するように構成されたレセプタクルであって、
    前記ガイド片を受け入れて嵌り合うように、軸方向に溝部が形成され、
    前記溝部は、前記ガイド片が挿入されて嵌り合うことで、前記コード管の回転を規制することを特徴とするレセプタクル。
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