JP4593388B2 - 光コネクタユニット - Google Patents

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Description

本発明は、光コネクタユニットに関する。
光データ通信に用いられる光ファイバとシステム筐体内の基板等に設置されて電気/光変換を行う光素子とを光接続する光コネクタは、前記光素子が収容されたハウジングに前記光ファイバの端末に取り付けられたフェルールを嵌合固定し、これら光素子と光ファイバとを光接続するように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、車載ネットワークの光データ通信装置に用いられる光コネクタユニットとして図19乃至図21に示すような構成の光コネクタユニットが考えられる。図19に示すように光コネクタユニット1は、筐体2にハウジング3とフェルール4とからなる光コネクタ5が収容されて構成されている。図21に示すように光素子6は、ハウジング3に収容されており、フェルール4は、光ファイバ7の端末に取り付けられている。ハウジング3と光素子6は、基板8に実装され、当該基板8は、筐体2に収容されている。
ハウジング3にフェルール4を装着する場合、図20に示すように作業者が指先でフェルール4を摘んで筐体2内のハウジング3の接続口(挿入口)3aから組み込んで嵌合固定し、図21に示すように光素子6と光ファイバ7の端面とを光軸を合わせて当接又は僅かな間隙を存して対向させて光接続する。
特開2000−329972号公報(5ページ、図1)
ところで、図19乃至図21に示す構成の光コネクタユニット1は、筐体2の幅が狭く当該筐体2内のハウジング3にフェルール4を組み込む場合、作業者が指先でフェルール4を摘んでハウジング3の接続口3aから挿入するために組込作業性が悪くなる。特に、車載ネットワークの光データ通信装置のように光コネクタ5を複数並設して多極光コネクタユニットとする場合にはスペース的に制約があり、隣り合う光コネクタ5の間隔が狭くなり、組込作業性が低下する。組込作業性を高めるべく隣り合う光コネクタ5の間隔を広くするとこれに伴い装置全体が大型化してしまい、限られたスペースに設置することが困難となる。
また、多極光コネクタユニットとした場合、各光コネクタ5の各ハウジング3にフェルール4を組込む際に既に組み込まれて嵌合接続されたフェルール4の後方に延びる光ファイバ7を傷付ける可能性がある。更に、組込作業の際にフェルール4の端面側の光ファイバ7の端面を不用意にハウジング3の角等にぶつけて傷付ける可能性がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、筐体に収容されたハウジングと光ファイバの端末に取り付けられたフェルールとを容易に接続することができると共にフェルールを組み込む際に光ファイバを傷付けることを防止するようにした光コネクタユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係わる光コネクタユニットは、
光コネクタを収容する筐体と、前記筐体に収容される光コネクタとを有する光コネクタユニットであって、
電気/光変換を行う光素子を収容すると共に光ファイバの端部に接続されたフェルールを前記光素子と接続した状態で収容可能なハウジングを備え、
前記ハウジングは、少なくとも両側壁が前記フェルールの接続口側に延在されかつ上方に開口するガイド部を有し、
前記ハウジングの両側壁及びガイド部の内側面とこれに対応する前記フェルールの側面の何れか一方に前記フェルールの前記光素子への接続方向に沿ってガイド溝が形成されると共に何れか他方に前記ガイド溝に摺動可能に係合するガイドリブが形成され、
前記フェルールは、前記ハウジングの上方に開口するガイド部の間に上方から挿入され、前記ガイドリブが前記ガイド溝に摺動可能に係合された後、前記光素子への接続方向に沿って押動されることにより、前記ガイド部及び前記両側壁内を前記光素子に向かって摺動させることで、前記フェルールと光素子とが光接続状態となることを特徴としている。
筐体に収容されているハウジングにフェルールを組み込む場合ガイド部の上方からフェルールを挿入し、次いで、ガイド部に沿ってハウジング内に収容されている光素子に向けてフェルールを移動させて、光素子と光ファイバとを光接続する。これにより、ハウジングにフェルールを嵌合することが容易となる。
特に、光コネクタを複数並設して多極光コネクタユニットを構成する場合各光コネクタユニットの筐体及び筐体間の間隔を狭くしてもフェルールの組込作業性の向上が図られると共に、既に嵌合接続された光ファイバを傷付けることなく接続することができる。
また、筐体に収容されているハウジングにフェルールを組み込む場合、ガイド部の上方からフェルールを挿入してガイド溝にガイドリブを係合する。フェルールは、ガイド溝とガイドリブとにより上下方向へのガタ付を防止される。次いで、フェルールを光素子に向けて移動させて光素子と光ファイバとを光接続する。
また、本発明の請求項に記載の光コネクタユニットは、請求項1に記載の光コネクタユニットにおいて、前記フェルールの上面に指掛け部が設けられていることを特徴としている。
筐体に収容されているハウジングにフェルールを組み込む場合、フェルールの指掛け部を指で摘んでガイド部の上方から挿入し、ガイド溝にガイドリブを係合する。次いで、指掛け部を摘んだ状態で光素子に向けて移動させて光素子と光ファイバとを光接続する。
また、本発明の請求項に記載の光コネクタユニットは、請求項に記載の光コネクタユニットにおいて、前記指掛け部に係合すると共に前記ハウジングのガイド部の上端面に載置されて前記フェルールの前記光素子方向に沿って摺動可能とされ、前記フェルールを前記光素子との接続位置まで移動させた後に前記側壁に固定されて前記ハウジングに前記フェルールを固定するスライドガイド補助部材を備えたことを特徴としている。
筐体に収容されているハウジングにフェルールを組み込む場合、フェルールの指掛け部を指で摘んでガイド部の上方から挿入し、ガイド溝にガイドリブを係合する。次いで、ガイド部の上端面にスライドガイド補助部材を載置して指掛け部に係合させ、このスライドガイド補助部材によりフェルールを光素子に向けて移動させて光素子と光ファイバとを光接続する。スライドガイド補助部材は、フェルールを移動させた後ハウジングの側壁に固定される。これにより、ハウジングにフェルールを嵌合した後の当該フェルールのガタ付が防止される。
また、光コネクタを複数並設して構成した多極光コネクタユニットにおいて、各ハウジングと各フェルールとを一度に嵌合接続することが可能であり、作業性の向上が図られる。
また、本発明の請求項4に記載の光コネクタユニットは、
光コネクタを収容する筐体と、前記筐体に収容される光コネクタとを有する光コネクタユニットであって、
接続すべき光ファイバの端部に夫々接続されたフェルールを両側から突き合わせて光接続した状態で収容可能なハウジングを備え、
前記ハウジングは、少なくとも両側の両側壁が前記フェルールの接続口側に延在されかつ上方に開口するガイド部を有し、
前記ハウジングの両側壁及びガイド部の内側面とこれに対応する前記フェルールの側面の何れか一方に前記フェルールの他方のフェルールへの接続方向に沿ってガイド溝が形成されると共に何れか他方に前記ガイド溝に摺動可能に係合するガイドリブが形成され、
前記フェルールは、前記ハウジングの上方に開口するガイド部の間に上方から挿入され、前記ガイドリブが前記ガイド溝に摺動可能に係合された後、前記他方のフェルールへの接続方向に沿って押動されることにより、前記ガイド部及び両側壁内を前記他方のフェルールに向かって摺動させることで、両フェルール同士が光接続状態となることを特徴としている。
接続すべき光ファイバを突き合わせて光接続する場合、筐体に収容されているハウジングの両端の上方に夫々開口するガイド部の上方から夫々フェルールを挿入し、次いで、各フェルールを突き合わせ接続する方向に移動させて光ファイバ同士を突き合わせて光接続する。これにより、接続すべき光ファイバの各フェルールをハウジングに容易に嵌合接続することができる。
本発明によると、フェルールをハウジングのガイド部の上方から挿入することで、ハウジングへの組込作業が容易となり、作業性の向上が図られる。特に、車載ネットワークの光データ通信装置のように設置スペースが制約された場所に光コネクタを複数並設して多極コネクタユニットとし隣り合う光コネクタの間隔が狭くなった場合でもフェルールの組込作業性が損なわれることがなくなり、作業性の向上が図られる。また、組込作業の際に不用意にフェルール端面側の光ファイバ端面をハウジングの角等にぶつけて傷付けるおそれもなくなる。
また、ハウジング側壁及びガイド部とフェルールとをガイド溝とガイドリブとにより係合することで、フェルールの上下方向へのガタ付が防止され、ハウジング内に収容されている光素子に向けてフェルールを円滑に摺動させて光素子と光ファイバとを光接続することができる。
また、フェルールの指掛け部を指で摘んでガイド部の上方からハウジングにフェルールを挿入することができ、ハウジングにフェルールを容易に組み込むことができる。
また、スライドガイド補助部材は、フェルールを光素子まで移動させた後ハウジングの側壁に固定されてハウジングにフェルールを固定することで、フェルールのガタ付が防止され、振動等が加わった場合でも光素子と光ファイバとの光接続を確実に保持することができる。更に、光コネクタユニットを複数並設して構成した多極光コネクタユニットにおいて、各ハウジングに各フェルールを一度に接続することが可能であり、作業性の向上が図られる。
更に、光ファイバ同士を突き合わせて光接続する場合、筐体に収容されているハウジングの両端に接続すべき光ファイバのフェルールを容易に嵌合接続することができ、光ファイバ同士を容易に光接続することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる光コネクタユニットの平面図で、光コネクタユニット11は、システム筐体(以下単に「筐体」という)12にハウジング13とフェルール14とからなる光コネクタ15が収容されて構成されている。光素子16は、図4に示すように、ハウジング13に収容されており、フェルール14は、光ファイバ17の端末に取り付けられている。ハウジング13と光素子16は、基板18に実装され、当該基板18は、筐体12に収容されている。
図1、図3及び図4に示すようにハウジング13は、両側壁13a及び底部13bがフェルール14の接続口(挿入口)13c側に延在されて上方に開口する略角形U字形状をなしており、両側壁13aの延在部13dがフェルール14をガイドするガイド部(以下「ガイド部13d」という)とされている。そして、図3に示されるように両側壁13a及びガイド部13dの内側面にはハウジング13に収容されている光素子16に向けて水平に延びるガイド溝13eが形成されている。また、フェルール14の対向する側壁14aの外側面にはガイド溝13eに係合して摺動可能なガイドリブ14dが形成されている。
尚、ハウジング13の側壁13a及びガイド部13dの内側面にガイドリブを形成すると共に、フェルール14の側壁14aにガイド溝を形成しても良い。また、両側壁13aのみを延出させ、底部13bを図19乃至図21に示すハウジング3のように形成しても良い。
ハウジング13の底部13bは、図4に示すように、接続口13c近傍に位置する先端部13fが上方に鉤型に形成されており、フェルール14との係合部(以下「係合部13f」という)とされている。また、フェルール14の下面14cの下側には略L字状をなし先端近傍から後端まで延出する摺動部14eが形成されており、この摺動部14eの下面所定位置に係合突部14fが形成されている。この係合突部14fは、フェルール14の先端部14bがハウジング13の嵌合孔13gに嵌合して光素子16に光ファイバ17が光接続されたときにハウジング13の底部13bの先端に形成された鉤型の係合部13fと係合可能とされている。
尚、フェルール14の下面14cと摺動部14eとの間には図示しないバネ部材が介在されており、ハウジング13にフェルール14が嵌合接続されたときに摺動部14eを係合部13fに圧接させてガタ付を防止するようになっている。
ハウジング13の内部には光素子16の例えば、受光面16aと対向して嵌合孔13gが形成されており、フェルール14の先端部14bが嵌合可能とされている。フェルール14は、接続口13cからハウジング13に嵌合されて先端部14bが嵌合孔13gに挿入嵌合され、光ファイバ17の端面が受光面16aと僅かな間隙を存して又は当接して、かつ光軸が一致して光接続されるようになっている。これらのハウジング13及びフェルール14は、樹脂部材、金属部材あるいはセラミックス部材等により形成されている。
以下に上記光コネクタユニット11の組み込み手順について説明する。
作業者は、図2に示すように、フェルール14の上部を指で摘んでハウジング13の上方に開口するガイド部13dの間に上方から挿入し、両側壁14aに形成されているガイドリブ14dをガイド部13dの内側面に形成されているガイド溝13eに係合させる(図3参照)。これにより、フェルール14の上下方向のガタ付が防止される。この状態において、摺動部14eの係合突部14fの下面がハウジング3の底部13bの上面に当接しており、フェルール14に接続されている光ファイバ17は、ガイドリブ14dの間から後方に延出されている(図4参照)。
次いで、作業者がフェルール14を図4に矢印で示す方向に押動すると、フェルール14がガイドリブ14dとガイド溝13eとによりガイド部13d及び側壁13a内を光素子16に向かって摺動する。そして、図5に示すようにフェルール14の先端部14bがハウジング13の嵌合孔13gに嵌合して光素子16に光ファイバ17の端面が僅かな間隙を存して対向して光接続されたときにハウジング13の底部13bの先端に形成された係合部13fにフェルール14の摺動部14eの係合突部14fが係合する。これにより、フェルール14がハウジング13に逸脱不能に嵌合固定される。
このようにフェルール14をハウジング13のガイド部13dの上方から挿入することで、筐体12の幅が狭くてもハウジング13に嵌合することが容易となり、組込作業性が向上する。また、ガイド部13dの上方からハウジング13にフェルール14を挿入することで、組込作業の際にフェルール端面側の光ファイバ端面を筐体12やハウジング13の角等に不用意にぶつけて傷付けるおそれもなくなる。
また、前述したフェルール14の下面14cと摺動部14eとの間に介在されている図示しないバネ部材により、ハウジング13にフェルール14が嵌合接続されたときに摺動部14eを係合部13fに圧接させてガタ付を防止している。
図6は、図1に示す光コネクタ15を基板18に複数例えば、4個並設して筐体12内に収容して4極の光コネクタユニット20を構成したものである。このように多極光コネクタユニット20を構成する場合、隣り合う各光コネクタ15の間はできる限り狭くして小型化を図ることが要求される。従って、このように隣り合う光コネクタ15の隙間が狭い場合でも、上述したように各光コネクタ15のハウジング13にガイド部13dの上方からフェルール14を挿入することで作業性の向上が図られる。また、ハウジング13にガイド部13dを設けることで、フェルール14の組み込みの際に他の光ファイバ17を傷付けることが防止される。
図7は、フェルール14の変形例を示し、フェルール14の上面後部に指掛部14hを形成したものである。この指掛部14hは、図8に示すようにフェルール14の長手方向に沿う平面視略T字状をなし、後部14iが幅方向に延び、前部14jがフェルール14の先端部14b方向に延出されて形成されている。
そして、フェルール14をハウジング13に嵌合する場合、図7及び図9に示すように指掛部14hを指先で摘んで上方からガイド部13dに挿入し、両側壁14aに形成されているガイドリブ14dをガイド部13dの内側面に形成されているガイド溝13eに係合させる(図3参照)。次いで、指掛部14hを摘んだ状態で矢印方向に移動させて先端部14bを嵌合孔13gに嵌合させて光素子16と光ファイバ17とを光軸を合わせて当接又は僅かな間隙を存して対向させて光接続する。
図10は、図7に示す光コネクタ15を基板18に複数例えば、4個僅かな間隔で並設して筐体12内に収容して4極の光コネクタユニット21を構成したものである。図11は、図10を後方(光ファイバ17側)から見た図である。このように各光コネクタ15間の隙間が狭い場合でも、各光コネクタ15のハウジング13にガイド部13dの上方からフェルール14の指掛部14hを摘んで挿入し、更に指掛部14hを摘んだ状態で移動させてハウジング13に嵌合接続することで作業性の向上が図られる。
図12は、図10に示す多極光コネクタユニット21に使用して好適なスライドガイド補助部材22を備えた多極光コネクタユニット21の平面図である。スライドガイド補助部材22は、光ファイバ延在方向から見て略逆角形U字形状をなし、上壁22aが並設された4個の光コネクタ15の各ハウジング13のガイド部13dを架橋して上端面に載置される幅とされ、側壁22bの長さがガイド部13dの長さの略半分程度とされ、高さがガイド部13dの高さの略半分程度とされている。また、上壁22aの後端部22cが後方に僅かに突出している。
上壁22aの前端部には各光コネクタユニット11のフェルール14の指掛部14hと対応してこれらと係合する係合凹部としての切欠22dが形成されており、切欠22dの端面には図16に示すように後壁22eが側壁22bと略同じ長さ下方に延出して形成されている。後壁22eは、フェルール14と同じ幅とされ、中央に下端から上壁22aの下面近傍まで光ファイバ17を挿通させるためのスリット22fが形成されている。また、両側壁22bの前部に係合孔22gが形成されている(図13)。
一方、図12、図13に示すように左右両側に位置する光コネクタユニット11のハウジング13のスライドガイド補助部材22の両側壁22bの内側面と対向する側壁13aには、フェルール14がハウジング13に嵌合接続したときに係合孔22gと係合して当該フェルール14をハウジング13に固定するための係合突部13hが設けられている。
フェルール14をハウジング13に嵌合接続する場合、図10に示すように各光コネクタ15のハウジング13のガイド部13dに夫々フェルール14を挿入した後、図12及び図13に示すようにこれらのガイド部13dの上端面にスライドガイド補助部材22を載置し、各フェルール14の指掛部14hに上壁22aの各切欠22dを係合する。
次いで、このスライドガイド補助部材22の両側壁22bを指で挟んで矢印方向に水平に移動させる。これに伴い各フェルール14が同時に矢印方向に移動する。そして、図16に示すように各フェルール14の先端部14bがハウジング13の嵌合孔13gに嵌合されて光素子16と光ファイバ17とが光接続されたときにスライドガイド補助部材22の両側壁22bの係合孔22gに左右両側のハウジング13の側壁13aの係合突部13hが係合する。これにより、スライドガイド補助部材22がハウジング13に固定され、各フェルール14が強固に固定される。なお、この時、スライドガイド補助部材22の上壁22aの各切欠22dにばね等の付勢部材を設け、フェルール14を光素子16側へ付勢するようにしても良い。
図17及び図18は、本発明に係わる光コネクタユニットのハウジングの変形例を示し、光コネクタユニット31の筐体32は、両端及び上方に開口する側面視略角形U字形状をなしている。ハウジング33は、図5に示すハウジング13の光素子16を取り除き、嵌合孔13gの部位にて2つのハウジングを突き合わせた形状とされている。即ち、ハウジング33は、両側壁33aの左右両端が2つのフェルール14,14’の接続口33c,33c’側に延在され、かつ上方に開口してフェルール14,14’を夫々ガイドするガイド部33d,33d’が形成されている。そして、これら2つのフェルール14,14’の先端部14b,14b’が嵌合する嵌合孔33g,33g’が中央部で連通されている。
また、ハウジング33とフェルール14,14’には、例えば図3に示されるようなガイド溝とガイドリブを設けてもよく、両側壁33a及び左右のガイド部33d,33d’の各内側面には夫々嵌合孔33g,33g’に向けてガイド溝が形成され、フェルール14,14’の対向する側壁の外側面には前記各ガイド溝に係合して摺動可能なガイドリブ(共に図示せず)が形成されている。
光接続すべき2本の光ファイバ17と17’とを接続する場合これらの端末に取り付けられているフェルール14,14’をガイド部33d,33d’の上方から挿入し(図2参照)、前記ガイドリブをガイド溝に係合させる。次いで、左右のフェルール14,14’を中央に向けて図18に矢印で示す方向に夫々押動して各先端部14b,14b’を嵌合孔33g,33g’に嵌合させる。これにより、左右のフェルール14,14’及び光ファイバ17,17’の先端面が僅かな間隙を存し、かつ光軸が一致して光接続される。
この状態において左右のフェルール14,14’は、係合突部14f,14f’がハウジング33の底部33b,33b’の各先端に形成された係合部33f、33f’に係合してハウジング33に逸脱不能に嵌合固定される。このようにしてハウジング33とフェルール14,14’とが嵌合接続され、光ファイバ17と17’とが光接続される。
なお、本発明におけるガイド部の高さは、フェルールの高さと同等かそれよりも低くすると、作業性をさらに向上することができ好ましい。
本発明に係わる光コネクタユニットの一実施形態の平面図である。 図1に示す光コネクタユニットのハウジングのガイド部にフェルールを挿入する場合の説明図である。 図2に示すハウジングのガイド部にフェルールを挿入した状態の後面図である。 図3に示す光コネクタユニットの矢線IV-IVに沿う断面図である。 図4に示す光コネクタユニットのハウジングにフェルールを嵌合接続した状態の説明図である。 図1に示す光コネクタを複数並設して形成した多極光コネクタユニットの平面図である。 図2に示す光コネクタのフェルールの変形例を示す側面図である。 図7に示すフェルールの平面図である。 図7に示すハウジングのガイド部にフェルールを挿入した状態の説明図である。 図7に示す光コネクタを複数並設して形成した多極光コネクタユニットの平面図である。 図10に示す多極光コネクタユニットの光ファイバ側から見た後面図である。 図11に多極光コネクタユニットにスライドガイド補助部材を取り付けた状態の平面図である。 図12に示す多極光コネクタユニットの側面図である。 図12に示す多極光コネクタユニットを光接続した状態の平面図である。 図14に示す多極光コネクタユニットの側面図である。 図15に示す多極光コネクタユニットの断面図である。 図1に示す光コネクタユニットの変形例を示す平面図である。 図17に示す光コネクタユニットの矢線XVIII-XVIIIに沿う断面図である。 光コネクタユニットの一例を示す平面図である。 図19に示す光コネクタユニットのハウジングにフェルールを組み込む場合の説明図である。 図19に示す光コネクタユニットのハウジングにフェルールを嵌合接続した状態の断面図である。
符号の説明
1 光コネクタユニット
2 筐体
3 ハウジング
3a 接続口
4 フェルール
5 光コネクタ
6 光素子
7 光ファイバ
8 基板
11 光コネクタユニット
12 筐体
13 ハウジング
13a 側壁
13b 底部
13c 接続口
13d ガイド部(延在部)
13e ガイド溝
13f 係合部(先端部)
13g 嵌合孔
13h 係合突部
14,14’ フェルール
14a 側壁
14b,14b’ 先端部
14c 下面
14d ガイドリブ
14e 摺動部
14f,14f’ 係合突部
14h 指掛部
14i 後部
14j 前部
15 光コネクタ
16 光素子
16a 受光面
17,17’ 光ファイバ
18 基板
20,21 多極光コネクタユニット
22 スライドガイド補助部材
22a 上壁
22b 側壁
22c 後端部
22d 切欠(係合凹部)
22e 後壁
22f スリット
22g 係合孔
31 光コネクタユニット
32 筐体
33 ハウジング
33a 側壁
33b,33b’ 底部
33c,33c’ 接続口
33d,33d’ ガイド部
33f,33f’ 係合部
33g,33g’ 嵌合孔

Claims (4)

  1. 光コネクタを収容する筐体と、前記筐体に収容される光コネクタとを有する光コネクタユニットであって、
    電気/光変換を行う光素子を収容すると共に光ファイバの端部に接続されたフェルールを前記光素子と接続した状態で収容可能なハウジングを備え、
    前記ハウジングは、少なくとも両側壁が前記フェルールの接続口側に延在されかつ上方に開口するガイド部を有し、
    前記ハウジングの両側壁及びガイド部の内側面とこれに対応する前記フェルールの側面の何れか一方に前記フェルールの前記光素子への接続方向に沿ってガイド溝が形成されると共に何れか他方に前記ガイド溝に摺動可能に係合するガイドリブが形成され、
    前記フェルールは、前記ハウジングの上方に開口するガイド部の間に上方から挿入され、前記ガイドリブが前記ガイド溝に摺動可能に係合された後、前記光素子への接続方向に沿って押動されることにより、前記ガイド部及び前記両側壁内を前記光素子に向かって摺動させることで、前記フェルールと光素子とが光接続状態となることを特徴とする光コネクタユニット。
  2. 前記フェルールの上面に指掛け部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の光コネクタユニット。
  3. 前記指掛け部に係合すると共に前記ハウジングのガイド部の上端面に載置されて前記フェルールの前記光素子方向に沿って摺動可能とされ、前記フェルールを前記光素子との接続位置まで移動させた後に前記側壁に固定されて前記ハウジングに前記フェルールを固定するスライドガイド補助部材を備えたことを特徴とする、請求項2に記載の光コネクタユニット。
  4. 光コネクタを収容する筐体と、前記筐体に収容される光コネクタとを有する光コネクタユニットであって、
    接続すべき光ファイバの端部に夫々接続されたフェルールを両側から突き合わせて光接続した状態で収容可能なハウジングを備え、
    前記ハウジングは、少なくとも両側の両側壁が前記フェルールの接続口側に延在されかつ上方に開口するガイド部を有し、
    前記ハウジングの両側壁及びガイド部の内側面とこれに対応する前記フェルールの側面の何れか一方に前記フェルールの他方のフェルールへの接続方向に沿ってガイド溝が形成されると共に何れか他方に前記ガイド溝に摺動可能に係合するガイドリブが形成され、
    前記フェルールは、前記ハウジングの上方に開口するガイド部の間に上方から挿入され、前記ガイドリブが前記ガイド溝に摺動可能に係合された後、前記他方のフェルールへの接続方向に沿って押動されることにより、前記ガイド部及び両側壁内を前記他方のフェルールに向かって摺動させることで、両フェルール同士が光接続状態となることを特徴とする光コネクタユニット。
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