JP2009222974A - 液晶セル、光ピックアップ装置、および液晶セルの製造方法 - Google Patents

液晶セル、光ピックアップ装置、および液晶セルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの光路を有する液晶セルにおいて、非点収差の発生を極力抑えることができる液晶セル、及びそのような液晶セルの製造方法を提供すること。
【解決手段】第1と第2の光源と、第1と第2の対物レンズの間に配置され、第1の光束の収差補正を行うための第1の電極パターンを配した第1の領域と、第2の光束の収差補正を行うための第2の電極パターンを配した第2の領域とを、それぞれ並設した液晶セルを備える光ピックアップ装置であって、上記液晶セルにおける大判状態は、第1の領域と第2の領域との間に、仕切りシールが設けられ、隣り合う液晶セルと外周シールが共通となった共通シールが設けられ、上記仕切りシールの幅と上記外周シールの幅が等しくなるように形成された。
【選択図】図1

Description

本発明は液晶セルと、その液晶セルを備えた光ピックアップ装置、およびその液晶セルの製造方法に関する。
近年光ディスク高密度化が進み、CD、DVDに加え、高密度光ディスク(例えば、高密度DVDやBD)が実用化され、これら光ディスクの情報を読み取ったり、または書き込んだりすることを可能とした光ピックアップ装置が普及している。この光ピックアップ装置に用いられるこれら複数種の光ディスクに対応したレーザ光源として、波長が650nmや785nmの赤色レーザに加え、約405nmの青色レーザが用いられ、このレーザ光源から出射される光路中で発生するコマ収差、非点収差等を補正するために液晶セルが用いられる。
この光ピックアップ装置は、異なる波長のレーザ光源を複数用意して、光ディスクの種類によって使用する光路を切り換えることで、異なる光ディスク情報を読み取ったり、または書き込んだりして用いられる。
そこで、それぞれのレーザ光源が出力する光束の収差補正を行うために、各レーザ光源から出射される光束を別系統とし、それぞれの光路に対応して配置された、1つの液晶パネルに、複数の収差補正用の第1と第2の電極パターンを並設した液晶セル、およびそれを備えた光ピックアップ装置が提案された(例えば特許文献1参照)。
ここで、上記素子構成について説明する。図13は、2つの収差補正を行うための電極パターンを並設する液晶セル100の構成を示す上部平面図(本図(a))、および断面図(本図(b))である。
図13(a)(b)に示す様に、従来の液晶セル100は、透明基板300、310との間に、長方形の、スペーサ152が混入された外周シール125を介して、液晶114を挟持している。また、外周シール125の内側領域に、第1のレーザ光源が出射する光束を補正するための第1の電極パターン132と、第2のレーザ光源が出射する光束を補正するための第2の電極パターン134とを並設した構成となっている。
このように、従来の液晶セル100は、第1、第2のレーザ光源が出射する光束の収差として、例えば赤色レーザの光束の収差と、青色レーザの光束の収差をそれぞれ補正する電極パターンを1つのパネル内に並設して設けているので、その素子を備えた光ピックアップ装置は、部品点数を少ない小型の装置とすることができる。
特開2005−293707号公報(第5−6頁、第1−3図)
しかしながら、特許文献1に記載の液晶セルは、外周シール125の形状が長方形となっているので、素子の製造過程で発生するセルの非対称形状の撓みの発生が起因して、第1と第2の電極パターン132、134を配したエリアで、非点収差が発生してしまう。この現象は、透明基板300、310を薄板基板とした場合に、特に顕著となる。以下に、特許文献1の液晶セルが、上述したように非対称形状となっている理由について説明する。図14は、従来の液晶セル100における、非点収差の発生の問題を説明するための
図面である。本図(a)は、セルの上部平面図であり、図(b)はセルのE−E’断面図を、図(c)はセルのF−F’断面を示している。
従来の液晶セル100は、2枚の透明基板300、310を、セルギャップを規制するスペーサ152を混入する外周シール125を介して貼り合わせて形成される。ここで、スペーサ152を混入する外周シール125を透明基板300に設けた後に、透明基板310を貼り合わせ、基板の外側から押圧しながらシール材を硬化させるが、外周シール125部分は、スペーサ152によってセルギャップが規制される。
ところが、スペーサ152が存在しない外周シール125の内側領域においては、図14(a)に示すセル中心130のセル厚みが、図14(c)に示すLT130まで窪んでしまい、E−E’方向での第2の電極パターン上のギャップが、LT102、LT104、LT101の様に徐々に狭くなる。それに対し、図14(b)においては、パターン中心138がLT104となり、F−F’断面方向では対称形状で基板が撓んでいることが判る。この関係は、セル中心130とパターン中心136との関係においても同じである。
この電極パターン部分での、非対称なセル厚みに係るセルの面精度の悪化は、セルに液晶を注入した後でも依然として残る。そして、この様なセル形状のまま液晶を注入した液晶セル100を用いて光ピックアップ装置に組み込んでも、第1、第2の電極パターン132、134上での液晶の厚みが非対称形状となるので、このセルの面精度の悪化が起因して、光ビームに対して非点収差を与えてしまうこととなる。
この様に、液晶セル100が、第1と第2の電極パターン132、134内で非点収差を発生させる問題は、赤色レーザはもとより、特に波長の短い青色レーザに対して特に大きな問題となる。
そこで、本発明は上記課題を解決し、複数の光源が出射する光束のそれぞれの収差補正を行うことができる液晶セルと、その液晶セルを備えた光ピックアップ装置、およびその液晶セルの製造方法を提供することを目的とする。
そこで、本発明は上記課題を解決し、第1、第2の電極パターンを併設したとしても、非点収差が発生しない液晶セルと、その液晶セルを備えた光ピックアップ装置、およびその液晶セルの製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の液晶セルは、基本的に下記記載の構成を採用するものである。
本発明の液晶セルは、2枚の透明基板間に設けた外周シールの内側領域に液晶を配し、第1の光源から出射される第1の光束の収差補正を行うための第1の電極パターンを配した第1の領域と、第2の光源から出射される、第2の光束の収差補正を行うための第2の電極パターンを配した第2の領域とを、それぞれ並設したセル形態となっている。そして、本発明は、この第1の領域と第2の領域との間に、外周シールの幅よりも幅の広い仕切りシールを設けた点に特徴を有する。
また、上記仕切りシールの幅は、外周シールの2倍の幅よりも広く形成されているのが好ましい。
また、上記仕切りシールのスペーサの散布量を、外周シールのスペーサの散布量よりも
多くしたり、この仕切りシールを、外周シールに混入するスペーサの粒径よりも大きい径のスペーサを混入しても良い。
そして、第1の光源から出射される第1の光束を、第1の記録媒体に集光させる第1の対物レンズと、第2の光源から出射される、第2の光束を、第2の記録媒体に集光させる第2の対物レンズと、第1の光源と第1の対物レンズの間、および第2の光源と第2の対物レンズの間に配置される、上記液晶セルを備える構成とした光ピックアップ装置とすることができる。
本発明の液晶セルの製造方法は、スペーサを混入する外周シールの内側領域に、第1の電極パターンを有する第1の領域と、第2の電極パターンを有する第2の領域とを並設した一方の透明基板と、他方の透明基板とで液晶を挟持してなる液晶セルの製造方法であって、一方の透明基板の表面に、隣り合う外周シールにおける一体化した共通シール部を介してライン状に列設した外周シールと、第1の領域と第2の領域の間に、当該外周シールよりも幅広の仕切りシールとを形成するシール材形成工程と、一方の透明基板に形成した、外周シールおよび仕切りシールからなるシール材を介して、他方の透明基板を貼り合わせる基板貼り合わせ工程と、一方の透明基板と、他方の透明基板の外側基板表面を加圧した状態で、シール材を硬化するシール材硬化工程と、外周シールにおける共通シール部をダイシング加工することにより、単個のセルに分離するセル切削工程と、を有することを特徴とするものある。
また上記仕切りシールの幅と、外周シールにおける共通シール部の幅とを、略等しくするのが望ましい。
本発明では、2つの光路に対応して形成した電極パターンを囲う外周シール、および仕切りシールを設けた液晶セルとしているので、隣り合う電極パターンエリアで、異なる非点収差が発生することはない。
そして、その液晶セルを備えた光ピックアップ装置は、液晶セルが上記作用を受けて非点収差が発生せず、複数の光源が出力する光束それぞれの収差補正を、安定して行うことができる。
[第1の実施形態]
[本発明の液晶セルの構成:図1]
まず、本発明の液晶セルの構成例ついて詳細に説明する。図1(a)は、本発明の液晶セルの第1の実施形態を説明するための上部平面図を、図1(b)は、本図(a)におけるA−A’断面図を示している。
図1(a)(b)に示す様に、本発明の液晶セル1は、異なる光路の光束に対して収差補正を行うことができる、第1、第2の電極パターン12、17を内側に設けて、2枚の透明基板300、310で、外周シール25の内側領域に、液晶14を挟持して構成される。また、液晶セル1は、ここでは図示しない第1の光源から出射される第1の光束の収差補正を行うための第1の電極パターン12を配した領域B1と、第2の光源から出射される、第2の光束の収差補正を行うための第2の電極パターン17を配した領域B2とを、それぞれ並設して設けてなり、領域B1とB2の間に仕切りシール15aを設けている。
また、仕切りシール15aの幅は、外周シール25の2倍の幅よりも広く形成されてい
る。具体的には、光ピックアップ装置に搭載される液晶セルの場合、信頼性や製造上の都合で、外周シール25の幅を250μmとしたとき、仕切りシール15aの幅を650μmとした。この様に、仕切りシール15aの幅を設定することで、多くのセルを一度に形成しようとした場合に、出来上がりの液晶セルの液晶14の断面形状を、対称形状とすることができる。この理由と、この仕切りシール15aの幅の設定手法については、下記の製造方法の欄で詳細に説明する。
また、外周シール25、仕切りシール15aの中には、液晶14のギャップを規制するためのスペーサ52が混入されている。第1、第2の電極パターン12、17と引き出し電極部16とは配線で繋がっていて、引き出し電極部16に位相変調用の駆動用信号を入力する事により、第1、第2の電極パターン12、17上の液晶14を駆動させ、液晶セル1に入射する光束に対し、位相の進みと遅れを発生させることで収差補正を行う。
この様に、領域B1、領域B2との間に仕切りシール15aを設けることにより、領域B1では外周シール25の内径42、44が共に等しく、同様に領域B2でも内径46、48が共に等しくなり、領域B1、領域B2が共に正方形に近い形状となる。
そして、本発明の液晶セルは、領域B1、B2の間に仕切りシール15aでもって、液晶室をほぼ正方形となる様に区分けしているので、隣り合う電極パターンエリアを、対象形状とすることができる。そして、その液晶セルを、2つの光路に対してそれぞれ収差補正を行う液晶セルとして光ピックアップ装置に搭載すれば、液晶セルが上記作用を受けて非点収差を発生させず、複数の光源が出力する光束のそれぞれに対し、安定して収差補正を行うことができる。この液晶セル1を、光ピックアップ装置における光束の光路中に配置した光ピックアップ装置の構成例については、後の実施例にて詳細に説明する。
[本発明の液晶セルの製造方法:図2−図8]
次に、図1に示した液晶セル1の製造方法の一例について、図2〜図7を用いて説明する。図2〜図7は、本発明の液晶セルの製造方法を示す図面である。
まず、図2に示すように、第1、第2の透明電極パターン12、17が形成された透明基板300、310を用意する。図中301〜305、311〜315は、ダイシングにより加工するためのマークであって、第1、第2の電極パターン12、17とともにフォトリソグラフィー法で同時に形成する。
次に、2枚の透明基板300、310の内の一方の基板に、外周シール25を、隣り合うセルと一体化した共通シール35とともに正方形状の領域B1、領域B2を区切る仕切りシール15aを有する形状に、スクリーン印刷法にて形成する。ここで形成するシール材には、熱硬化性樹脂からなる材料を用いた。
この隣り合うセル間で外周シール25が一体化した共通シール35の幅は、下記記載の手順で設定される。
まず、図2に示すように、外周シール25の幅を、セルの外周でほぼ一定となるように設定する。ここで、多くのセルを一度に形成しようとした場合は、大判の透明基板300上に、できるだけ密にセルを配置する必要があり、隣り合うセルの外周シール25が一体となって共通シール35を配置する。したがって、共通シール35の幅は、少なくとも外周シール35の2倍の幅が必要であることが判り、本発明では、この共通シール35の幅を、外周シール25の幅の2倍よりも広く設定する。
また、この共通シール35を配置した大判のセルを用いて、液晶セル1を形成してから単個に切断するが、光ピックアップ装置に適用する液晶セルは、セルの外形基準でもって
光軸に合わせて配置されるので、精度の良いセル外形切断面が要求される。そこで、この精度の良い切断面を形成するために、切削用のダイシングブレードでもって透明基板を切断するダイシング法にて行う。したがって、共通シール35の幅は、先に示した隣り合う外周シール25の2個分の幅に加えて、ダイシングによる切削幅を考慮した幅となるように設定することが必要となる。
また、仕切りシール15aの幅は、上記で設定した共通シール35の幅と略等しくなるように形成する必要があるが、その理由については、後段にて説明する。
次に、透明基板300と透明基板310とを、上記外周シール25、仕切りシール15aでもって貼り合わせることによって、セルを複数個有する基板を作製することが出来る。
次に、図3に示すように、プレス装置20を構成する、ヒータが内蔵されたプレス板22と受け板23の間に、図2で形成した基板を載置する。そして、プレス板22で透明基板300の表面を加圧することによって、外周シール25および仕切りシールが潰れて、透明基板300、310を互いに近づく方向に大きく撓ませる。
ここで、プレス装置20を用いてプレス板22で透明基板300、310を加圧してから、プレス板22と受け板23のヒータを掛けることで、透明基板300、310から外周シール25等からなる熱硬化性のシール材に熱が伝わり、これらシールを完全に硬化させる。その後、単個の液晶セルとするために、液晶注入やダイシング法による基板加工を行うが、この段階で、この外周シール25および仕切りシール15aが完全に硬化しているため、プレス板22の加圧を解いても、ここで生じたセルの歪みは残ったままとなる。
この様にして作成されたセル形状を、図4に示す。まず、図4(a)における、セルの短手方向の断面C−C’について考察する。
図4(b)に示すように、図3で示したプレス板22から、透明基板300、310に圧力が加えられることによって、外周シール25、共通シール35、および仕切りシール15aは潰れ、透明基板300、310が内側に撓む。ここで、第2の領域B2のパターン中心38が最もギャップが狭く、ギャップLT10となる。また、パターン中心38から左右方向の外周シール25までの距離が同となっているので、透明基板300、310の撓みは左右対称になり、ギャップLT13とギャップLT14は、同じ幅となる。
次に、図4(a)に示す、セルの長手方向の断面D−D‘について考察する。
従来の液晶セルでは、図4(a)に示す第1、第2の電極パターン12、17の間のセル中心30で、最も狭いギャップとなっていたが、本発明の液晶セルでは、第1、第2の電極パターン12、17間に、スペーサが混入された仕切りシール15aを設けているため、セルギャップの最も薄い部分は、セル中心30ではなく、第1と第2の電極パターン12、17のパターン中心36、38となる。
また、プレス板22から透明基板表面に加圧される圧力が一定である場合、外周シール25、または仕切りシール15aの幅が太い程、セルギャップを規制する、単位面積当たりのスペーサの数が多くなる。そのため、プレス板22からの圧力に対しより反発して、その部分のギャップが厚くなる。
つまり、本発明の液晶セルは、仕切りシール15aの幅を、共通シール35の幅と等しくしているため、共通シール35部分のセルギャップと、仕切りシール15a部分のセルギャップが等しくなる。そのため、図4(c)に示すように、第2の領域B2のパターン中心38でギャップLT10は最も狭くなり、上下方向のギャップLT11、LT12と
、左右方向のギャップLT13、LT14は全て等しいギャップとなる。そして、第2の領域B2のパターン中心38から、シール材に向けてギャップが等方的に変化するので、液晶注入後の液晶セルに非点収差は発生せず、面精度の良いセルとする事ができる。
また、先に示したように、外周シール25と仕切りシール15aとを同じシール材料により形成したことにより、両シールを同時にスクリーン印刷法にて形成することができ、新たな製造工程を付加することなく、上述した特性の向上を果たすことができる。
次に、図5に示すように、401〜406の切断予定線に沿って硬質工具(図示せず)により、透明基板300及び310両方に、それぞれ切り込み411、412、421、422、431、432、441、及び442を入れ、ブレイカー装置等を用いて破断力を与えて、短冊状に透明基板300、310を折割りする。
なお、切り込み411、412、431、432は、注入口29を露出させるために、透明基板300、310共に同じ位置に切り込みを入れて切り落とす。一方、切り込み421と422、および441と442には、第1、第2の電極パターン12、17に外部から給電を行うための引き出し電極16(図1参照)を露出させるために、透明基板310に張り出し部を残すよう(ハーフ・スクライブ)切り込みを入れて切り落とす。
次に、図6(a)に示すように、各セルに液晶を注入した後、図6(b)に示すように、注入口29を封孔材19で封止する。
次に、図7(a)に示すように、切断予定線501、502、503、504、及び505に沿って、ダイシング法により透明基板300、310を切断する。切断予定線501、502、503、504、及び505は、前述したマーク301〜305、及び311〜315に合わせて設定され、ダイシング法によって切断されるので、高い精度の加工が可能となる。
次に、図7(b)に示すように、ブレード幅520を有するダイシングブレード510によって、ここでは切断予定線502に沿って切削対象物を削りながら、透明基板300、310を切断して、目的の液晶セル1が完成する。なお、ここで共通シール35の一部は、ダイシングブレード510の幅の分だけ削られる事となる。ここで共通シール35の幅は、外周シール25の2倍の幅に、ダイシングの切削幅を加えた幅としてあるため、セルを単個に分離したとき、外周シール25の幅は全て均一の幅となる。
ここで共通シール35を含む外周シール25、および仕切りシール15aは、既に完全に硬化しているので、ダイシングにより共通シール35の一部が切削されたとしても、領域B1、B2の面精度は変わらない。この様に形成した液晶セル1は、領域B1、B2における、外周シール25と仕切りシール15aによって区切られた領域が正方形となっており、そのギャップ形状が領域内で対称形状となっている。そのため、この液晶セル1を光ピックアップに搭載すれば、良好な収差補正を実現する。
なお、上記液晶セルの製造方法では、プレス板による加圧および加熱によりセルを形成し、注入口29から液晶を注入する例を示したが、一方の透明基板300に、注入口29を有さない閉環形状の外周シール25とし、この閉環形状とした外周シールの内側領域に液晶を滴下し、他の透明基板310と重ね合わせる工程にて行っても、本実施例で示したと同様な効果を得ることができる。
[第2の実施形態]
[本発明の液晶セルの他の形態:図8]
次に、第2の実施形態に係る液晶セル2の構成、およびその製造方法について説明する。図8は、第2の実施形態を説明するための図面である。
第1の実施形態で示した液晶セル1と、本実施形態における液晶セル2の構成上の相違点は、注入口29がセルの短手方向の外周シール25部分に位置するのではなく、長手方向の外周シール25部分に形成されている点にある。他の形態は、同じであるので、以下の説明では、この相違点について重点的に説明し、第1の実施形態と共通する部分に関する説明は、省略する。
図8(a)(b)に示す、本実施形態における液晶セル2の様に、注入口29の位置を変えたとしても、仕切りシール15bと共通シール35は同じ幅であるので、図3に示したプレス板22によって透明基板300、310を加圧しても、仕切りシール15bと外周シール25部分は、同じギャップに規制される。従って、領域B1、B2において、パターン中心36、38から外周シール25まで、透明基板300、310が等方的に撓むこととなる。そのため、液晶注入後の液晶セル2の領域B1、B2において、非点収差が発生せず、面精度の良い液晶セル2とする事ができる。
また、第1の実施形態と同様に、正方形となる様に領域B1、領域B2との間に仕切りシール15bを設けているので、領域B1、B2ともに、第1、第2の電極パターン12、17のパターン中心36、38から外周シール25までの内径42、44、および内径46、48が共に等しくなる。
なお、第1の実施形態に記載の製造方法と、本実施形態における製造方法の違いは、透明基板300に形成するシール形状のみであるので、その具体的な製造方法の説明は、割愛する。
上記のように構成された液晶セル2は、第1の実施形態で示したと同様に、領域B1、B2における、外周シール25と仕切りシール15bによって区切られた領域B1、B2が正方形となって、そのギャップ形状が領域内で対称形状となる。そのため、この液晶セル2を光ピックアップに搭載すれば、良好な収差補正を実現する。
[第3の実施形態]
[本発明の液晶セルの他の形態:図9]
次に、第3の実施形態に係る液晶セル3の構成及び製造方法について説明する。図9は、第3の実施形態を説明するための上部平面図である。
第1の実施形態に示した液晶セル1と、本実施形態での液晶セル3の構成上の相違点は、仕切りシール15c内に含まれるスペーサ52の密度を、外周シール25及び共通シール35よりも高くしている点にある。外周シール25の幅に比べ、仕切りシール15cの幅の方が太く形成されている点を含め、他の形態は同じであるので、以下の説明では、この相違点について重点的に説明し、第1の実施形態と共通する部分に関する説明は、省略する。
図9(a)(b)に示す、本実施形態の液晶セル3によれば、プレス板22から透明基板表面に加圧されたとき、外周シール25、および仕切りシール15c内に含まれる、単位面積当たりのスペーサ52の密度が高い程、ギャップが潰れないように反発する力が大きくなる。そこで、第1の実施形態の液晶セル1では、透明基板300、310の加圧するにあたって、領域B1、B2において透明基板300、310を等方的に撓ませるために、共通シール35と仕切りシール15aの幅を等しくする必要があった。そこで、本実施形態の液晶セル3は、仕切りシール15c内のスペーサ密度を、外周シール25のスペ
ーサ密度よりも高くしたので、共通シール35の幅を、外周シール25より狭くすることを可能とする。言い換えれば、第1の実施形態で示した液晶セル1の仕切りシール15aよりも、仕切りシール15cの幅を狭くしたとしても、スペーサ52の密度を高くする事で、プレス板22からの加圧に反発する力を、共通シール35と同じとする事ができる。
このようなシール形状は、特に第1、第2の電極パターン12、17間の間隔31を短く設定しなくてはならない場合に有効であって、これにより、シール形状の設計の自由度が広がる。
なお、第1の実施形態に記載の製造方法と、本実施形態における製造方法の違いは、透明基板300に形成するシール形成のみである。そのシール形成工程は、スペーサ52の密度が異なる外周シール25と仕切りシール15cを形成するために、共通シール35を含む外周シール25を形成した透明基板300と、仕切りシール15cを形成した透明基板310を、それぞれ別々にスクリーン印刷方によって形成する。その後、両透明基板300、310を重ね合わせて、図9に示す、目的のセルを形成することができる。その後の工程は、第1の実施形態と同じであるので説明を省略する。
以上の製造方法によって形成された液晶セル3は、第1の実施形態で示したと同様に、領域B1、B2における、外周シール25と仕切りシール15cによって区切られた領域が正方形となり、そのギャップ形状が領域内で対称形状とすることができる。そのため、この液晶セル2を光ピックアップに搭載すれば、良好な収差補正を実現する。
[第4の実施形態]
[本発明の液晶セルの他の形態:図10]
次に、本発明に係る第4の実施形態の液晶セル4の構造および製造方法について説明する。図10(a)は、第4の実施形態を説明するための上部平面図である。
本実施形態の液晶セル4は、第3の実施形態のように、仕切りシール15d内に含まれるスペーサ52の散布量を、第1の実施形態の仕切りシール15aに比べて多くしたのではなく、スペーサ54の粒径を、共通シール35を含む外周シール25に含まれるスペーサ52よりも大きく設定した点に特徴がある。なお、外周シール25の幅に比べ、仕切りシール15cの幅の方が太く形成されている点を含め、他の構成は第3の実施形態と同じであるので、以下の説明では、この相違点について主に説明し、共通する構成および製造方法についての説明は、省略する。
図10に示す、本実施形態の液晶セル4によれば、プレス板22を用いて透明基板300、310を加圧したとき、シール内に含まれるスペーサの粒径が大きい程、ギャップが潰れないように反発する力が大きくなる。
そこで、先の第1の実施形態の液晶セル1を作製するためには、大判での加圧により領域B1、B2において、透明基板300、310を等方的に撓ませるために、共通シール35と仕切りシール15aの幅を等しくする必要があったが、本実施形態の液晶セル4では、図10に示すように、仕切りシール15d内に大きい粒径のスペーサ54を用いる事で、第1の実施形態における共通シール35の幅よりも狭くする事を可能とする。この様に、仕切りシール15dの幅を狭くしたとしても、このシール部分に含まれるスペーサ54の粒径を大きくする事で、プレス装置からの加圧に反発する力を、共通シール35とほぼ同じとする事ができる。
このようなシール形状は、特に第1、第2の電極パターン12、17間の間隔31を短く設定する必要が生じた場合に有効となり、これにより、シール形状の設計の自由度が広
がる。
また、第3の実施形態に記載の製造方法と、本実施形態における製造方法の違いは、透明基板300に形成するスペーサの違いのみであるので、その具体的な製造方法の説明は、割愛する。
以上の製造方法によって形成された液晶セル4は、第1〜第3の実施形態で示したと同様に、領域B1、B2における、外周シール25と仕切りシール15dによって区切られた領域B1、B2が正方形とあって、そのギャップ形状が領域内で対称形状となる。そのため、この液晶セル2を光ピックアップに搭載すれば、良好な収差補正を実現する。
[第5の実施形態]
次に、本発明の光ピックアップ装置について説明する。図11は、第1から第4の実施形態で示した液晶セル1〜4を、光ピックアップ装置90に搭載したブロック構成を示している。なお、下記説明では、第1の実施形態で示した液晶セル1を光ピックアップ装置90に適用した例を示すが、他の液晶セル2〜4であっても同様に作用する。
図11に示す様に、本発明の光ピックアップ装置90は、3波長のレーザ光(405nm、650nm、780nm)を発振するレーザ光源72と、レーザ光を平行光とするコリメータレンズ74と、第1の光束と第2の光束を分離するためのプリズム94とを有する。ここで示すレーザ光源72からは、複数の波長のレーザ光(第1から第3の光束)が発振されるが、複数のレーザ光を別々のレーザ光源から、例えば第1の光源、第2の光源、第3の光源に分けて発振する形態としても、構わない。
また、この装置は、収差補正用として用いる液晶セル1と、液晶セル1に位相変調用の駆動信号を与える駆動回路68と、直線偏光を円偏光とする1/4λ板82、84と、平行光を光ディスクに集光させる対物レンズ64、66と、光ディスク62から反射された光を分離するための偏光ビームスプリッタ92と、光検出器98へ集光させるマルチレンズ96と、トラッキング信号やフォーカシング信号を得るための光検出器98とを有して構成される。
ここで用いている液晶セル1は、第1の実施形態で説明した構成によるもので、レーザ光源72から出射される第1の光束78(例えば405nmのレーザ光)を、光ディスク(例えば保護層の厚さ0.1mmのBD)に集光させる対物レンズ64との間に、液晶セル1における第1の電極パターン12が配置される。また、この液晶セル1は、レーザ光源72から出射される第2の光束80(例えば650nm、780nmのレーザ光)を、光ディスク62(例えば、保護層の厚さ0.6mmのDVD)に集光させる対物レンズ66との間に、液晶セル1における第2の電極パターン17が配置される。さらに、第1の光束78の光軸中心と、液晶セル1の領域B1に配した第1の電極パターン12の光軸中心、および第2の光束80の光軸中心と、液晶セル1の領域B2に配した第2の電極パターン17の光軸中心とが、ともに一致して配置されている。
この光ピックアップ装置90は、高密度光ディスクであるBD等や、DVD、CDのような、複数種の光ディスク62が載置可能となっており、光ディスク62の種別によって、第1、第2の光束78、80のいずれかに切り換えられて、2系統のいずれかの光路を使用して、光ディスク62の情報を読み取ったり、または書き込んだりする。また、図面には記していないが、本装置には、光ディスク62の種別によって選択された第1、第2の光束78、80が、対物レンズ64、66によって集光される位置に、光ディスク62を移動する機構を、更に備えている。
この様に、本発明の光ピックアップ装置90は、第1の実施形態に示した液晶セル1を配しているため、2つの光路を有する液晶セル形態としても、光ディスク62に照射される第1、第2の光束78、80に対して、常に一定の収差を精度良く補正でき、特に青色系の短波長レーザ光と、赤色系の長波長レーザ光を併用した光ピックアップ装置90において、精度の良い情報の読み取り、または書き込みを行うことができる。
次に、本発明の光ピックアップ装置の他の構成例について説明する。第1の実施形態で説明をした液晶セル1を搭載した、光ピックアップ装置91の他の構成例を、図12に示す。
図12に示す様に、本発明の光ピックアップ装置91は、レーザ光源72から出射される単一波長405nmの光束が、レーザ光源72と偏光ビームスプリッタ92との間に配した偏光回転子76によって、レーザ光源72から出射された光束の偏光方向を偏光回転させて、第1の光束78と第2の光束80に切り換えられる様になっている。これにより、同じ波長の光束であっても、異なる厚みの光ディスク62に対応させて、別々に集光させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、複数の光路に対応して、各光路における光束に対し、個別に収差補正を行う液晶セル1を、レーザ光源72と対物レンズ66、64との間に配設したとしても、2つの光路共に面精度を極力小さくすることができ、また、この液晶セル1を光ピックアップ装置91に搭載することにより、小型でかつ温度に対して安定な装置とすることができる。
本発明の液晶セルの構成を示す平面図と断面図である。 本発明の液晶セルの製造工程の一部を示す図である。 本発明の液晶セルの製造工程の一部を示す図である。 本発明の液晶セルの作用を説明するための平面図、及び断面図である。 本発明の液晶セルの製造工程の一部を示す図である。 本発明の液晶セルの製造工程の一部を示す図である。 本発明の液晶セルの製造工程の一部を示す図である。 本発明の液晶セルの第2の実施形態を示す図面である。 本発明の液晶セルの第3の実施形態を示す図面である。 本発明の液晶セルの第4の実施形態を示す図面である。 本発明の光ピックアップ装置の構成を説明するための図面である。 本発明の光ピックアップ装置の構成を説明するための図面である。 従来の液晶セルの構成を説明するための図面である。 従来の液晶セルの課題を説明するための図面である。
符号の説明
1〜4 液晶セル
12 第1の電極パターン
14 液晶
15a−15d 仕切りシール
16 引き出し電極部
17 第2の電極パターン
19 封孔材
20 プレス装置
22 プレス板
23 受け板
25 外周シール
29 注入口
30 セル中心
35 共通シール
36、38 パターン中心
42、44、46、48 内径
52、54 スペーサ
62 光ディスク
64、66 対物レンズ
68 駆動回路
72 レーザ光源
74 コリメータレンズ
76 偏光回転子
78 第1の光束
80 第2の光束
82、84 1/4λ板
90、91 光ピックアップ装置
92 偏光ビームスプリッタ
94 プリズム
96 マルチレンズ
98 光検出器
300、310 透明基板
301〜305、311〜315 マーク
401〜406、501〜505 切断予定線
411、412、421、422、431、432、441、442 切り込み
510 ダイシングブレード
520 ブレード幅

Claims (7)

  1. 2枚の透明基板間に設けた外周シールの内側領域に液晶を配し、第1の光源から出射される第1の光束の収差補正を行うための第1の電極パターンを配した第1の領域と、第2の光源から出射される、第2の光束の収差補正を行うための第2の電極パターンを配した第2の領域とを、それぞれ並設した液晶セルにおいて、
    前記第1の領域と前記第2の領域との間に、前記外周シールの幅よりも幅の広い仕切りシールを設けた
    ことを特徴とする液晶セル。
  2. 前記仕切りシールの幅は、前記外周シールの2倍の幅よりも広く形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶セル。
  3. 前記仕切りシールのスペーサの散布量は、前記外周シールのスペーサの散布量よりも多い
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の液晶セル。
  4. 前記仕切りシールには、前記外周シールに混入するスペーサの粒径よりも大きい径のスペーサが混入されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の液晶セル。
  5. 第1の光源から出射される第1の光束を、第1の記録媒体に集光させる第1の対物レンズと、
    第2の光源から出射される、第2の光束を、第2の記録媒体に集光させる第2の対物レンズと、
    前記第1の光源と前記第1の対物レンズの間、および前記第2の光源と前記第2の対物レンズの間に配置される、請求項1から4のいずれか一項に記載の液晶セルと、を備える
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  6. スペーサを混入する外周シールの内側領域に、第1の電極パターンを有する第1の領域と、第2の電極パターンを有する第2の領域とを並設した一方の透明基板と、他方の透明基板とで液晶を挟持してなる液晶セルの製造方法であって、
    前記一方の透明基板の表面に、隣り合う外周シールにおける一体化した共通シール部を介してライン状に列設した前記外周シールと、前記第1の領域と第2の領域の間に、当該外周シールより幅広の仕切りシールとを形成するシール材形成工程と、
    前記一方の透明基板に形成した、前記外周シールおよび前記仕切りシールからなるシール材を介して、前記他方の透明基板を貼り合わせる基板貼り合わせ工程と、
    前記一方の透明基板と、前記他方の透明基板の外側基板表面を加圧した状態で、前記シール材を硬化するシール材硬化工程と、
    前記外周シールにおける前記共通シール部をダイシング加工することにより、単個のセルに分離するセル切削工程と、を有する
    ことを特徴とする液晶セルの製造方法。
  7. 前記仕切りシールの幅と、前記外周シールにおける前記共通シール部の幅とを、略等しくした
    ことを特徴とする請求項6に記載の液晶セルの製造方法。
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