JP2009222588A - マイクロプレート読取装置およびマイクロプレート読取方法 - Google Patents

マイクロプレート読取装置およびマイクロプレート読取方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マイクロプレートを撮像して液状試料の画像情報を読み取るに際して、煩瑣な準備作業を排除して読取作業を効率的に行うことができるマイクロプレート読取装置およびマイクロプレート読取方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ウェルに液状試料を収容したマイクロプレートを撮像して液状試料の画像情報を読み取る読取作業の実行に先立って、CCDカメラ11の焦点位置にマイクロプレートの上面が位置した状態におけるマイクロプレートの高さ位置をプレート高さ情報として検出し、ウェルの開口部のエッジの位置を示す複数の座標データからなるウェルエッジ情報を取得してこれらのプレート高さ情報およびウェルエッジ情報を記憶部37に記憶させておき、読取作業に際して、読み出されたプレート高さ情報に基づいてマイクロプレートを焦点位置に合わせ、ウェルエッジ情報に基づいて設定された計測エリアを用いて計測処理を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数のウェルに液状試料を収容したマイクロプレートを撮像して液状試料の画像情報を読み取るマイクロプレート読取装置およびマイクロプレート読取方法に関するものである。
製薬業界等で行われる創薬スクリーニング分野では、近年スクリーニング規模の急激な拡大に伴い、大量の検体試料を自動化されたシステムを用いて短時間で効率よく評価して目標とする化合物を見いだす高速大量スクリーニング(HTS)の手法が導入されるようになっている。このような高速大量スクリーニングにおいては、マイクロプレートなどの容器に収納された検体試料を対象として分注操作や培養を行った後、目的に応じて蛍光計測や、発光計測、吸光計測など各種の計測が行われる。
これらの計測はいずれも検体試料を保持したマイクロプレートをカメラで撮像して画像情報を読み取ることによって行われ、このための専用の画像読取装置が用いられるようになっている(例えば特許文献1参照)。この特許文献に示す例においては、撮像方向を下向きにして配設されたカメラの下方にマイクロプレートを水平姿勢で保持させ、マイクロプレートを上面側からカメラによって撮像して画像情報を読み取るようにしている。
米国特許第6,377,346号明細書
しかしながら、上記特許文献例を含めマイクロプレートを対象とした従来の画像読取装置においては、測定作業を開始するに際して煩雑な準備作業を要するという課題があった。すなわち計測の対象となる検体試料はマイクロプレートのウェルに収容されているため、カメラで撮像して取得された画像において計測処理の対象となる範囲を正しく特定する必要がある。従来技術においては、取得された画像中におけるウェルの位置や形状を、マイクロプレートの種別毎に予め画像読取装置にティーチング操作により入力する方法を採用していた。
このティーチング操作は、予め基本データとして記憶されたウェル形状・座標データを、実際にマイクロプレートにおけるウェルを撮像した画像と対比しながら各ウェル毎に微修正する煩瑣な作業であった。このため、マイクロプレートの種別を切換える度に手間と時間を要する作業を反復することを余儀なくされており、このような準備作業を排除して読取作業を効率的に行うことができるマイクロプレート読取装置が求められていた。
そこで本発明は、マイクロプレートを撮像して液状試料の画像情報を読み取るに際して、煩瑣な準備作業を排除して読取作業を効率的に行うことができるマイクロプレート読取装置およびマイクロプレート読取方法を提供することを目的とする。
本発明のマイクロプレート読取装置は、複数のウェルに液状試料を収容したマイクロプレートを撮像して前記液状試料の画像情報を読み取るマイクロプレート読取装置であって、前記マイクロプレートを保持する容器保持部と、前記容器保持部を昇降させる昇降機構と、前記容器保持部の高さ位置を検出する高さ検出部と、前記容器保持部に保持された前記マイクロプレートを撮像する撮像手段と、前記マイクロプレートに対して照明光を照射する照明手段と、前記撮像手段によって取得された画像情報のうち予め設定された計測エ
リア内の画像情報に基づき前記液状試料についての所定の計測処理を実行する計測処理部と、前記撮像手段の焦点位置に前記マイクロプレートの上面が位置した状態における前記容器保持部の高さ位置を前記マイクロプレートの高さ位置として検出するプレート高さ位置検出部と、前記画像情報を認識処理することにより前記ウェルの開口部のエッジの位置を示す複数の座標データからなるウェルエッジ情報を取得するウェルエッジ認識処理部と、前記プレート高さ位置を示すプレート高さ情報および前記ウェルエッジ情報を記憶する記憶部とを備え、前記計測処理部は、前記記憶部に記憶された前記ウェルエッジ情報を利用して前記計測エリアを設定する。
本発明のマイクロプレート読取方法は、複数のウェルに液状試料を収容したマイクロプレートを撮像手段によって撮像して前記液状試料の画像情報を読み取るマイクロプレート読取方法であって、前記マイクロプレートを容器保持部に保持させる容器保持工程と、前記容器保持部を昇降させて前記撮像手段の焦点位置に前記液状試料を位置させる容器移動工程と、前記容器保持部に保持された前記マイクロプレートを撮像する撮像工程と、前記撮像により取得された画像情報のうち予め設定された計測エリア内の画像情報に基づき前記液状試料についての所定の計測処理を実行する計測処理工程とを含む読取作業の実行に先立って、データ取得用のマイクロプレートを前記容器保持部に保持させ、前記撮像手段によって前記データ取得用のマイクロプレートを撮像し、前記撮像手段の焦点位置に前記マイクロプレートの上面が位置した状態における前記容器保持部の高さ位置を前記マイクロプレートの高さ位置として検出し、前記撮像によって取得された前記画像情報を認識処理することにより前記ウェルの開口部のエッジの位置を示す複数の座標データからなるウェルエッジ情報を取得し、次いで前記プレート高さ位置を示すプレート高さ情報および前記ウェルエッジ情報を記憶部に記憶させ、前記読取作業に際して、前記記憶部から読み出された前記プレート高さ情報に基づいて前記容器移動工程を実行し、前記ウェルエッジ情報に基づいて設定された計測エリアを用いて前記計測処理工程を実行する。
本発明によれば、複数のウェルに液状試料を収容したマイクロプレートを撮像して液状試料の画像情報を読み取る読取作業の実行に先立って、撮像手段の焦点位置にマイクロプレートの上面が位置した状態における容器保持部の高さ位置をマイクロプレートの高さ位置を示すプレート高さ情報として検出し、ウェルの開口部のエッジの位置を示す複数の座標データからなるウェルエッジ情報を取得してこれらのプレート高さ情報およびウェルエッジ情報を記憶させておき、読取作業に際して、読み出されたプレート高さ情報に基づいて容器移動工程を実行し、ウェルエッジ情報に基づいて設定された計測エリアを用いて計測処理工程を実行する形態を採用することにより、煩瑣な準備作業を排除して読取作業を効率的に行うことができる。
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取装置の側断面図、図2は本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取装置の読み取り対象となるマイクロプレートの構造説明図、図3は本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取装置の制御系の構成を示すブロック図、図4は本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取装置におけるプレート高さ検出処理の説明図、図5は本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取装置におけるウェルエッジ認識処理の説明図、図6は本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取方法において準備作業として実行されるプレート認識処理のフロー図、図7は本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取方法における蛍光計測処理のフロー図である。
まず図1を参照してマイクロプレート読取装置1の構成を説明する。マイクロプレート読取装置1は複数のウェルに液状試料を収容したマイクロプレートを撮像して液状試料の
画像情報を読み取る機能を有しており、製薬業界での創薬スクリーニングにおいて、検体となる液状試料の画像情報を高速大量に読み取る目的で使用される。そして読み取られた画像情報に基づき、液状試料を対象とした蛍光計測、吸光計測、発光計測などの各種の計測処理が実行される。
図1においてマイクロプレート読取装置1は筐体部2の内部に、撮像ユニット3、励起光照射部4、プレート昇降部5およびダイクロイックミラー6を配設した構成となっている。撮像ユニット3はCCDカメラ11および撮像光学系12を備えており、撮像光軸A1を垂直にして撮像方向を下方に向けた姿勢で配置されている。CCDカメラ11は下方に位置する被撮像物からの撮像光を撮像光学系12を介して受光して、画像信号を出力する。
撮像ユニット3は光チョッパ13および回転フィルタ15を備えている。光チョッパ13は、透光用開口部(図示省略)が設けられた回転ディスク13aをモータ14によって回転駆動する形態となっている。回転ディスク13aを回転させて投光用開口部を撮像光軸A1と一致させた状態においてのみ、撮像光学系12を介して入射した撮像光はCCDカメラ11に受光され、それ以外の状態では撮像光は回転ディスク13aによって遮断される。モータ14の回転を制御することにより、所定のタイミングにて所定時間だけCCDカメラ11を露光させることができるようになっている。
回転フィルタ15は、複数のフィルタ17aが装着された回転ディスク17をモータ16によって回転駆動する構成となっており、フィルタ17aを第1の光軸A1に一致させることにより、撮像光学系12を介して入射する撮像光は装着されたフィルタ17aのフィルタ特性に応じてフィルタリングされた状態でCCDカメラ11に受光される。すなわち、被撮像物からの撮像光のうち特定光のみをCCDカメラ11に入射させ、あるいは特定光を除去した状態でCCDカメラ11に入射させることができる。本実施の形態においては、蛍光計測が対象とする計測方法に含まれることから、回転ディスク17に装着される複数のフィルタ17aには、蛍光を透過し光源からの励起光を遮断する特性を有するものが含まれる。
撮像ユニット3の下方には、ダイクロイックミラー6が反射面を45°の下向きにした傾斜姿勢で、撮像光軸A1と交差する位置に配設されている。さらにダイクロイックミラー6の右側方には、励起光照射部4が照明光軸A2を水平にした姿勢で配設されており、照明光軸A2はダイクロイックミラー6の中央位置において撮像光軸A1と直交している。励起光照射部4は、LEDと光源として有するLED光源部21と照明光学系22を備えており、LED光源21と照明光学系22の間には回転フィルタ23が設けられている。
回転フィルタ23は、フィルタ25aが装着された回転ディスク25をモータ24によって回転駆動する構成となっており、フィルタ25aを第2の光軸A2に一致させることにより、LED光源部21によって発光された照明光は、装着されたフィルタ25aのフィルタ特性に応じてフィルタリングされた状態で照明光学系22を介して照射される。本実施の形態においては、蛍光計測が対象とする計測方法に含まれることから、回転ディスク25に装着される複数のフィルタ25aには、対象とする蛍光物質の励起に必要な波長の励起光をLED光源部21が発光する照明光から抽出する機能を有する励起フィルタが含まれる。
ダイクロイックミラー6は特定の波長領域の光を反射して、他の波長領域の光は透過する特性を有しており、本実施の形態においては、蛍光を透過させて励起光を反射する特性を有するものが用いられている。励起光照射部4によって照明光軸A2に沿ってダイクロ
イックミラー6に入光した励起光は、撮像光軸A1の延長線に沿って下方に照射される。上記のような構成・機能の撮像ユニット3および励起光照射部4を用いることにより、励起光を計測対象物に照射した後、計測対象物が発する蛍光の強度の時間推移を観測する時間分解蛍光法を、マイクロプレート読取装置1によって実行することが可能となっている。
次に、ダイクロイックミラー6の下方に配置されたプレート昇降部5の構成を説明する。筐体部2の下部に配設された昇降機構31の移動プレート31aには、結合ブラケット32を介して容器保持部33が結合されている。容器保持部33には、複数の位置保持部材33aがマイクロプレート8の形状・サイズに対応して設けられており、マイクロプレート8をこれらの位置保持部材33aに嵌合させることにより、図2に示すマイクロプレート8は所定の位置に位置決めされた状態で容器保持部33によって保持される。
図2に示すように、マイクロプレート8には所定の格子配列で複数のウェル8aが設けられており、ウェル8aには計測処理の対象となる液状試料が収容される。ここでマイクロプレート読取装置1によって読み取りの対象となるマイクロプレート8の種類は固定ではなく、外形形状・サイズおよびウェルサイズ・配置の異なる複数種類のものが随時取り替えて用いられる。すなわち、図2に示す平面サイズL×B、厚み寸法D、ウェル位置座標(xi,yi)、ウェル内径d、ウェル深さhはそれぞれのプレート種類によって異なっており、これらのデータは各プレート種類毎に予め既知のプレート基本情報として与えられている。
昇降機構31を駆動することにより容器保持部33は昇降し、これにより保持されたマイクロプレート8は容器保持部33とともに昇降する。この昇降機構31による容器保持部33の昇降動作においては、昇降機構31を構成する昇降駆動軸の駆動モータに備えられたエンコーダのパルス計数値が、Z軸パルス出力部31b(図4参照)から出力される。このパルス計数値を制御手段としての処理演算部36(図3参照)が受信することにより、容器保持部33の高さ位置が検出される。したがって、昇降機構31のZ軸パルス出力部31bおよび処理演算部36は、容器保持部33の高さ位置を検出する高さ検出部となっている。
すなわち本実施の形態に示すマイクロプレート読取装置1は、マイクロプレート8を保持する容器保持部33と、容器保持部33を昇降させる昇降機構31と、容器保持部33の高さ位置を検出する高さ検出部とを備えた構成となっている。なお高さ検出部の構成として、昇降機構31のZ軸パルス出力部31bのパルス計数値を用いる替わりに、レーザ変位計などの位置検出センサによって容器保持部33の高さ位置を直接検出する方式のものを用いてもよい。
計測処理の実行に際しては、マイクロプレート8には励起光照射部4によって発光されダイクロイックミラー6によって下方に反射された励起光が上方から照射され、この励起光によって液状試料中の蛍光物質は固有の蛍光を発生する。この蛍光は上方に進み、ダイクロイックミラー6を透過して撮像ユニット3のCCDカメラ11によって撮像される。すなわちこの透過光が撮像光学系12を介してCCDカメラ11に入射することにより画像情報が取得され、この画像情報に基づいて液状試料中の蛍光物質が発した蛍光の強度が計測される。上記構成において、撮像ユニット3は容器保持部33に保持されたマイクロプレート8を撮像する撮像手段となっており、励起光照射部4は容器保持部33に保持されたマイクロプレート8に対して照明光を照射する照明手段となっている。
容器保持部33によって保持されたマイクロプレート8の上方には、マイクロプレート8の上面に対して斜め方向から照明光を照射する位置に、補助照明7が設けられている。
マイクロプレートの形状、材質、色によっては励起光照射部4からの励起光のみではCCDカメラ11でウェル8aのエッジを鮮明に撮像することが困難な場合がある。このような場合には励起光照射部4からの励起光だけでなく補助照明7からの照明光を併用するのが好ましい。補助照明7を点灯することにより、マイクロプレート8の上面には斜め方向から撮像用の照明光が照射され、この状態で撮像ユニット3によってマイクロプレート8を撮像することにより、マイクロプレート8の外縁やウェル8aのエッジの認識を容易に行うことができる。
次に図3を参照してマイクロプレート読取装置1の制御系の構成を説明する。図3において、処理演算部36は、CPUおよびこのCPUによって実行される各種の処理演算プログラムを内蔵した制御装置である。処理演算部36には、撮像ユニット3のCCDカメラ11、励起光照射部4、補助照明7、昇降機構31、表示部34、操作入力部35が接続されている。
CCDカメラ11による撮像動作の制御は、処理演算部36からの指令によって行われる。CCDカメラ11による撮像結果は、処理演算部36によって受信され、さらに撮像結果に基づく計測処理や認識処理などのデータ処理が処理演算部36によって実行される。励起光照射部4および補助照明7による照明動作の制御、昇降機構31による容器保持部33の昇降動作の制御は、同様に処理演算部36によって行われる。表示部34は液晶パネルなどの表示装置であり、表示部34には撮像ユニット3によって取得された画像の他、操作入力時の案内画像などの各種の画面が表示される。操作入力部35はキーボードや表示部34に設けられたタッチパネルスイッチなどの指示入力装置であり、各種の指示コマンドやデータの入力は操作入力部35を介して行われる。
処理演算部36に備えられた個別の処理機能について説明する。処理演算部36は、プレート高さ位置検出部36a、ウェルエッジ認識処理部36bおよび蛍光計測処理部36cを備えている。プレート高さ位置検出部36aは、撮像手段である撮像ユニット3の焦点位置にマイクロプレート8の上面が位置した状態における容器保持部33の高さ位置を、マイクロプレート8の高さ位置として検出するための処理を行う。このプレート高さ位置検出処理について、図4を参照して説明する。この処理は、計測対象のマイクロプレート8をCCDカメラ11による計測高さ位置に位置させるためのプレート高さ情報を自動的に取得することを目的として行なわれるものであり、新たな種類のマイクロプレート8を対象とする一連の計測作業の開始に先立って実行される。
この処理においてはまずマイクロプレート8を位置保持部材33aに嵌合させることによりマイクロプレート8を容器保持部33に位置決め状態で保持させ、次いで昇降機構31を駆動して容器保持部33を昇降させながら、CCDカメラ11によってマイクロプレート8を撮像する。この撮像データは処理演算部36に送られ、処理演算部36に備えられた画像認識機能によって認識処理されることにより、マイクロプレート8がCCDカメラ11による撮像における正しい焦点位置にあるか否かが判断される。この判断結果に基づき処理演算部36が昇降機構31を制御して容器保持部33の高さ位置を調整することにより、マイクロプレート8の基準位置(ここではマイクロプレート8の上面8bを基準位置とする)をCCDカメラ11の焦点に位置させることができる。
そしてこの状態における昇降機構31のZ軸パルス出力部31bのパルス計数値を処理演算部36が取込むことにより、マイクロプレート8の上面8bがCCDカメラ11の焦点位置に一致した状態における上面8bの高さ位置H1を示すプレート高さ位置情報が取得される。なお実際の計測においては、撮像対象は上面8bではなく、ウェル8a内の液状試料の液面(もしくは液状試料の特定の断面位置)に設定される観察面8cであることから、上面8bと観察面8cとの高さ差に相当する高さ補正値ΔHだけ、昇降機構31の
昇降動作を補正する。すなわち高さ位置H1から予め既知データとして与えられる高さ補正値ΔHだけ下方の補正高さ位置H2を高さ調整の目標位置として、昇降機構31に昇降動作を行わせる。これにより計測のための撮像時には、観察面8cがCCDカメラ11の焦点位置に正しく一致する。
ウェルエッジ認識処理部36bは、撮像ユニット3によってマイクロプレート8を撮像して取得された画像情報を認識処理することにより、ウェル8aの開口部のエッジの位置を示す複数の座標データからなるウェルエッジ情報を取得する処理を行う。このウェルエッジの認識処理について、図5を参照して説明する。
図5(a)は、補助照明7を点灯してマイクロプレート8の上面8bに対して斜めの上方から照明光を照射した状態を示している。この斜め方向からの照明によりウェル8aのエッジ部分には陰影が生じ、この状態でCCDカメラ11によってマイクロプレート8を上方から撮像することにより、ウェル8aのエッジ部分を含む画像が取得される。そしてこの画像を対象として周知のエッジ検出処理を実行することにより、図5(b)に示すように、ウェル8aのエッジラインEが検出される。
次いで図5(c)に示すように、検出されたエッジラインE上に適切なピッチ毎にエッジ点Peを設定し、これら各エッジ点Peの座標値(xj,yj)を算出する。これによりウェル8aの開口部のエッジの位置を示す複数の座標データからなるウェルエッジ情報が取得される。そして蛍光計測処理部36cによる蛍光計測処理に際しては、図4(d)に示すように、これらエッジ点Peによって囲まれる範囲の内側に、計測処理の対象となる計測エリアAが設定される。計測エリアAの設定範囲としては、計測の種類や目的に応じてエッジ点Peで囲まれる範囲の全体を計測エリアAとしてもよく、また一部のみを計測エリアAとして設定してもよい。すなわち、本構成においては、蛍光計測処理部36cは記憶部37に記憶されたウェルエッジ情報を利用して、計測エリアAを設定するようにしている。
蛍光計測処理部36cは励起光照射部4によって照射された励起光によって発生した蛍光の強度を測定する処理を行う。すなわち蛍光計測処理部36cは、撮像ユニット3によって取得された画像情報のうち予め設定された計測エリアA(図5(d)参照)内の画像情報に基づき、計測対象の液状試料についての所定の計測処理である蛍光計測を実行する計測処理部となっている。なお、本実施の形態では計測処理の対象として蛍光計測を行う例を示しているが、画像を読み取ることによって可能な種類の計測であれば、蛍光計測以外の種類の計測(例えば吸光計測や発光計測)を対象とするものであってもよい。
記憶部37は、プレート基本情報記憶部37a、ウェルエッジ情報記憶部37b、プレート高さ情報記憶部37c、計測情報記憶部37dより構成される。プレート基本情報記憶部37aは、使用されるマイクロプレート8の基本情報、すなわちマイクロプレート8の平面サイズL×B、厚み寸法D、ウェル位置座標(xi,yi)、ウェル内径d、ウェル深さhなど、図2に示す各種の情報を既知データとして記憶する。なお本実施の形態においては、読取作業に先立って準備作業としてプレート認識処理を実行するようにしていることからプレート基本情報は必須のデータではなく、これらの既知データは無くてもよい。
ウェルエッジ情報記憶部37bは、ウェルエッジ認識処理部36bによって取得されたウェルエッジ情報を記憶する。プレート高さ情報記憶部37cは、プレート高さ位置検出部36aによって検出されたプレート高さ情報を記憶する。計測情報記憶部37dは、蛍光計測処理部36cが計測処理を実行することにより取得された計測結果を記憶する。すなわち、記憶部37はプレート高さ位置を示すプレート高さ情報およびウェルエッジ情報
を記憶する記憶部となっている。蛍光計測処理部36cによって実行される計測処理においては、CCDカメラ11によって取得されたマイクロプレート8の画像情報のうち、予め計測エリアとして設定された範囲内の画像情報のみが対象とされる。ここでは、画像情報のうち、ウェル8aの内側、すなわちウェル8aのウェルエッジ座標によって囲まれた範囲内の画像情報より蛍光強度を計測する。
次に図6、図7のフローを参照して、複数のウェルに液状試料を収容したマイクロプレートを撮像手段によって撮像して、液状試料の画像情報を読み取るマイクロプレート読取方法について説明する。このマイクロプレート読取方法においては、マイクロプレート8に収容された液状試料を対象として、マイクロプレート読取装置1によって画像情報の読取作業が実行される。
この読取作業は、マイクロプレート8を容器保持部33に保持させる容器保持工程と、容器保持部33を昇降させて撮像ユニット3の焦点位置に液状試料を位置させる容器移動工程と、容器保持部33に保持されたマイクロプレート8を撮像する撮像工程と、撮像により取得された画像情報のうち予め設定された計測エリアA内の画像情報に基づき液状試料についての所定の計測処理を実行する計測処理工程とを含む構成となっており、この読取作業に先立ってまず準備作業として、図6に示すプレート認識処理が実行される。
このプレート認識処理においては、予備計測用のマイクロプレート8を容器保持部33に装着してCCDカメラ11による撮像を行うことにより、図4に示すプレート高さ位置検出処理と図5に示すウェルエッジ認識処理が実行され、これらの結果として本計測作業実行のために必要とされるパラメータが取得される。プレート認識処理に際しては、まずデータ取得用のマイクロプレート8を容器保持部33に保持させ、撮像ユニット3によってデータ取得用のマイクロプレート8を撮像する。すなわち励起光照射部4と補助照明7とを作動させて励起光と補助照明を点灯し(ST1)、次いで撮像ユニット3を作動させてCCDカメラ11によってマイクロプレート8の画像を取り込む(ST2)。
この後、撮像ユニット3の焦点位置にマイクロプレート8の上面8bが位置した状態における容器保持部33の高さ位置を、マイクロプレート8の高さ位置として検出するための操作が実行される。すなわち処理演算部36によって取得した画像のフォーカス状態を判定し(ST3)、画像においてマイクロプレート8の上面8bに正しく焦点が合っているならばOKと判断し(ST4)、このときの容器保持部33の高さ位置を示すデータを、プレート高さ情報としてプレート高さ情報記憶部37cに記憶する(ST6)。これに対し、(ST4)においてフォーカス状態がNG、すなわちマイクロプレート8の上面8bに正しく焦点が合っていない場合には、昇降機構31を駆動して容器保持部33の高さ変更を行い(ST5)、(ST2)に戻って再度画像の取込みを行う。そしてこの処理が、(ST4)にてフォーカス状態がOKと判断されるまで反復して実行される。
このようにしてプレート高さ位置検出が終了したならば、ウェルエッジ認識処理が実行される(ST7)。すなわち撮像によって取得された画像情報を認識処理することにより、ウェル8aの開口部のエッジの位置を示す複数の座標データからなるウェルエッジ情報を取得する。次いでウェルエッジ座標のウェルエッジ情報記憶部37bへの記憶が行われ(ST8)、これにより、プレート高さ位置を示すプレート高さ情報およびウェルエッジ情報を記憶部37に記憶させる処理操作が完了し、実際の計測処理を開始するための準備作業としてのプレート認識処理を終了する。
この後、図7に示す蛍光計測処理が実行される。ここではまずマイクロプレート8を容器保持部33に保持させた後(容器保持工程)、容器保持部33を昇降させて撮像ユニット3のCCDカメラ11の焦点位置にウェル8a内の液状試料を位置させ(容器移動工程
)、これにより容器保持部33の高さ調整が完了する(ST11)。次いで容器保持部33に保持されたマイクロプレート8を、CCDカメラ11によって撮像する(撮像工程)。すなわち励起光照射部4を作動させて、励起光をダイクロイックミラー6を介してマイクロプレート8に照射し(ST12)、撮像ユニット3を作動させてマイクロプレート8の画像を取り込む(ST13)。そして取り込まれた画像に基づき、画像情報の読み取りが実行される。すなわち撮像により取得された画像情報のうち、予め設定された計測エリアA(図5(d)参照)内の画像情報に基づき、ウェル8a内の液状試料についての所定の計測処理(ここでは蛍光計測)を実行する(計測処理工程)。
マイクロプレート読取装置1によるマイクロプレート8の読取作業に際しては、記憶部37のプレート高さ情報記憶部37cから読み出されたプレート高さ情報に基づいて容器移動工程を実行するようにしており、計測処理に際しては、記憶部37のウェルエッジ情報記憶部37bから読み出されたウェルエッジ情報に基づいて設定された計測エリアAを用いて、計測処理工程を実行するようにしている。すなわち蛍光計測処理部36cは、ウェルエッジ情報記憶部37bからウェルエッジ座標(図5参照)を読み取り、これらの座標に基づいて計測エリアAを設定する(ST14)。次いで計測エリアA内の画像情報により蛍光計測を実行し(ST15)、取得された計測データを計測情報記憶部37dに記憶し(ST16)、これにより蛍光計測のための一連の処理を終了する。
上記説明したように、本実施の形態に示すマイクロプレート読取装置によるマイクロプレートの読取においては、複数のウェル8aに液状試料を収容したマイクロプレート8を撮像して液状試料の画像情報を読み取る読取作業の実行に先立って、撮像ユニット3の焦点位置にマイクロプレート8の上面8bが位置した状態における容器保持部33の高さ位置をマイクロプレート8の高さ位置を示すプレート高さ情報として検出し、さらにウェル8aの開口部のエッジの位置を示す複数の座標データからなるウェルエッジ情報を取得してこれらプレート高さ情報およびウェルエッジ情報を記憶部37に記憶させておき、読取作業に際して記憶部37から読み出されたプレート高さ情報に基づいて容器移動工程を実行し、ウェルエッジ情報に基づいて設定された計測エリアを用いて計測処理工程を実行する形態を採用している。
これにより、従来技術において必要とされた、取得された画像中におけるウェルの位置や形状をマイクロプレートの種別毎に予め画像読取装置にティーチング操作により入力する作業が不要となり、予め基本データとして記憶されたウェル形状・座標データを、実際にマイクロプレートにおけるウェルを撮像した画像と対比しながら各ウェル毎に微修正する煩瑣な作業を排除して、読取作業を効率的に行うことができる。
なお、本実施の形態では、所定の計測処理として励起光を用いた蛍光計測の例を示しているが、本発明は蛍光計測に限定されるものではなく、撮像ユニット3によって撮像した画像情報に基づいて行われる計測処理であれば、吸光計測、発光計測など他の種類の計測方法についても本発明を適用可能である。
本発明のマイクロプレートの読取装置およびマイクロプレートの読取方法は、マイクロプレートを撮像して液状試料の画像情報を読み取るに際して、煩瑣な準備作業を排除して読取作業を効率的に行うことができるという効果を有し、製薬業界等で行われる創薬スクリーニング分野において有用である。
本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取装置の側断面図 本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取装置の読み取り対象となるマイクロプレートの構造説明図 本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取装置の制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取装置におけるプレート高さ検出処理の説明図 本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取装置におけるウェルエッジ認識処理の説明図 本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取方法において準備作業として実行されるプレート認識処理のフロー図 本発明の一実施の形態のマイクロプレート読取方法における蛍光計測処理のフロー図
符号の説明
1 マイクロプレート読取装置
3 撮像ユニット
4 励起光照射部
5 プレート昇降部
6 ダイクロイックミラー
7 補助照明
8 マイクロプレート
8a ウェル
8b 上面
8c 観察面
11 CCDカメラ
21 LED光源部
A 計測エリア
A1 撮像光軸
A2 照明光軸
Pe エッジ点
E エッジライン

Claims (2)

  1. 複数のウェルに液状試料を収容したマイクロプレートを撮像して前記液状試料の画像情報を読み取るマイクロプレート読取装置であって、
    前記マイクロプレートを保持する容器保持部と、前記容器保持部を昇降させる昇降機構と、前記容器保持部の高さ位置を検出する高さ検出部と、前記容器保持部に保持された前記マイクロプレートを撮像する撮像手段と、前記マイクロプレートに対して照明光を照射する照明手段と、
    前記撮像手段によって取得された画像情報のうち予め設定された計測エリア内の画像情報に基づき前記液状試料についての所定の計測処理を実行する計測処理部と、
    前記撮像手段の焦点位置に前記マイクロプレートの上面が位置した状態における前記容器保持部の高さ位置を前記マイクロプレートの高さ位置として検出するプレート高さ位置検出部と、
    前記画像情報を認識処理することにより前記ウェルの開口部のエッジの位置を示す複数の座標データからなるウェルエッジ情報を取得するウェルエッジ認識処理部と、
    前記プレート高さ位置を示すプレート高さ情報および前記ウェルエッジ情報を記憶する記憶部とを備え、
    前記計測処理部は、前記記憶部に記憶された前記ウェルエッジ情報を利用して前記計測エリアを設定することを特徴とするマイクロプレート読取装置。
  2. 複数のウェルに液状試料を収容したマイクロプレートを撮像手段によって撮像して前記液状試料の画像情報を読み取るマイクロプレート読取方法であって、
    前記マイクロプレートを容器保持部に保持させる容器保持工程と、前記容器保持部を昇降させて前記撮像手段の焦点位置に前記液状試料を位置させる容器移動工程と、前記容器保持部に保持された前記マイクロプレートを撮像する撮像工程と、前記撮像により取得された画像情報のうち予め設定された計測エリア内の画像情報に基づき前記液状試料についての所定の計測処理を実行する計測処理工程とを含む読取作業の実行に先立って、
    データ取得用のマイクロプレートを前記容器保持部に保持させ、前記撮像手段によって前記データ取得用のマイクロプレートを撮像し、前記撮像手段の焦点位置に前記マイクロプレートの上面が位置した状態における前記容器保持部の高さ位置を前記マイクロプレートの高さ位置として検出し、前記撮像によって取得された前記画像情報を認識処理することにより前記ウェルの開口部のエッジの位置を示す複数の座標データからなるウェルエッジ情報を取得し、次いで前記プレート高さ位置を示すプレート高さ情報および前記ウェルエッジ情報を記憶部に記憶させ、
    前記読取作業に際して、前記記憶部から読み出された前記プレート高さ情報に基づいて前記容器移動工程を実行し、前記ウェルエッジ情報に基づいて設定された計測エリアを用いて前記計測処理工程を実行することを特徴とするマイクロプレート読取方法。
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