JP2009219755A - 遊技機用球発射装置及びこれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球を球発射位置で安定するように送り出し、打球槌による安定した打ち出し動作が行なえる遊技機用球発射装置を提供する。
【解決手段】打球槌17の遊技球Pを打ち出す動作とタイミングを合わせて、球送り部材26が球供給路12に球受け面26aが臨む球受け位置と、球供給路12を遮断して球受け面26aで受けた遊技球Pを球発射位置Hへ供給する球送り位置との間を変位可能に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技機用球発射装置及びこれを備えた遊技機に関する。
パチンコ機などの遊技機には、外枠に対して開閉可能な内枠に遊技盤が着脱可能に組み付けられ、該内枠には前面枠が開閉可能に設けられている。遊技盤には遊技領域を形成する内外レールが設けられており、その遊技領域には図柄表示装置(液晶表示装置)、遊技釘、入賞口、大入賞口、電動チューリップなどの盤面部品やアウトロなどが設けられている。
パチンコ機前面側下部に設けられるハンドルの背面側に球発射装置が設けられる。球発射装置は、球受け皿から供給された遊技球を打球槌により打撃して発射レールを通じて遊技領域に向けて発射するものである。
上記球発射装置は、前面枠に設けられた球受け皿に貯留した遊技球を、球受け皿の背面側に設けられる整流器を通じて球発射位置へセットされる。そして、ロータリーソレノイドやステップモータなどによって回転駆動される打球槌によって球発射位置から打ち出され、発射レールを経て遊技領域に向かって発射される。
整流器から球発射装置の球発射位置への遊技球の供給構造は立体的に配置構成されることが多い。例えば、整流器を整列して送られた遊技球を供給アームに設けられた爪で一個ずつ送りながら球発射装置の容器内で発射レールに沿って回転する球誘導部へ側方から受け渡す構造(特許文献1参照)、整流器から送られてきた遊技球を球発射ロータに設けた球送り出しカムにより1個ずつ下方の受け止め部材へ落下させて球発射位置に嵌め込ませる構造(特許文献2参照)、更には整流器から発射レールに排出された遊技球をストッパーにより係止するとともに電磁石に通電して遊技球を励磁して静止させる構造(特許文献3参照)などが提案されている。
特公平7−32813号公報 特開2002−346067号公報 特開2002−315883号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び特許文献2の球発射装置においては、遊技球の球発射位置が設けられる発射レールの上方若しくは側方から球発射位置へ供給されるため、発射レールで跳ねたり横振れしたりして、遊技球が球発射位置に安定し難く、打球槌によって打ち出される際に、遊技球の中心を打撃することができ難くなるため、むら飛びが発生し遊技球の弾発力を一定にすることができない。また、整流器から球発射装置へ供給される球供給路が遊技機の厚み方向に立体的に形成されるため、球発射装置及び整流器の組み付けに際しての位置合わせに手間取り、厚み方向に組み付けスペースが必要になる。
また、特許文献3のように、球発射位置で遊技球を励磁する電磁石を設けるとすれば、部品点数が多くなるし、遊技球を励磁することにより当該遊技球が磁化されることから、発射された遊技球の挙動が不安定になり易い。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、遊技球を球発射位置で安定するように送り出し、打球槌による遊技球の安定した打ち出し動作が行なえる遊技機用球発射装置及びこれを用いた遊技機を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備えたことを特徴とする。
遊技球の発射方向基端に設けられる球発射位置へ球供給路から供給された当該遊技球を遊技領域へ向かって発射する遊技機用球発射装置であって、前記球発射位置にセットされた遊技球を遊技領域に向けて打ち出す打球槌と、前記打球槌によって打ち出された遊技球を前記遊技領域に向けて案内する誘導路と、前記球供給路から前記誘導路の球発射位置より下方に供給された遊技球を該誘導路の球発射位置へ送り出す球送り手段を備え、前記球送り手段が打球槌の遊技球を打ち出す動作とタイミングを合わせて、該球送り手段に形成された球受け面が前記球供給路に臨む球受け位置と、前記球供給路を遮断して前記球受け面で受けた遊技球を球発射位置へ送り出す球送り位置との間を変位可能に設けられていることを特徴とする。
また、前記球受け手段は、前記球送り位置において前記球受け面が誘導路の一部をなし、前記球受け面で遊技球を受けた状態で直接遊技領域に向けて打ち出すようにしたことを特徴とする。
また、前記球受け面は摩耗防止加工が施されていることを特徴とする。
また、前記球受け面には該球受け面に載せた遊技球の転がりを防ぐ転がり防止部が形成されており、前記球送り手段が球送り位置へ移動すると遊技球が転がり防止部に当接したまま前記球受け面が前記誘導路の球発射位置を形成することを特徴とする。
また、前記打球槌の回転エリアを形成すると共に前記誘導路の一部をなす取付ベースの当該誘導路の外側に沿って前記球供給路が設けられていることを特徴とする。
遊技機においては、上述したいずれかの遊技機用球発射装置を備えたことを特徴とする。
上述した遊技機用球発射装置を用いれば、球送り手段は、球供給路から誘導路の下方に供給された遊技球を当該誘導路の発射方向基端に設けられる球発射位置へ下方から送り出すので、当該球発射位置で遊技球の転がりや振動による位置ずれは生じ難く安定した状態でセットできる。
また、球送り手段が打球槌の遊技球を打ち出す動作とタイミングを合わせて、該球送り手段に形成された球受け面が球供給路に臨む球受け位置と、球供給路を遮断して球受け面で受けた遊技球を球発射位置へ送り出す球送り位置との間を変位するので、球送り手段によって遊技球を連続して球発射位置へ安定供給することができる。
よって、球発射位置にセットされた遊技球の中心部(最適位置)を打球槌によって打撃できるのでむら飛びの少ない安定した打ち出し動作が連続して行なえる。
また、球受け手段は、球送り位置において球受け面が誘導路の一部をなし、球受け面で受けた遊技球を直接遊技領域に向けて打ち出すようにしたので、遊技球を1個ずつ球発射位置へセットして迅速に打ち出し動作が行える。
また、球受け面に摩耗防止加工が施されていると耐久性に優れ、遊技球が繰り返し打ち出されても球受け面が変形することはなく、球発射位置から打ち出される遊技球の良好な球飛びを実現することができる。
球受け面には該球受け面に載せた遊技球の転がり(発射方向とは逆方向への転がり)を防ぐ転がり防止部が形成されており、球送り手段が球送り位置へ移動すると、球受け面が誘導路の球発射位置を形成するため、球送り手段は球供給路において遊技球を球受け面の転がり防止部に当接したまま球送り位置へ移動するだけで遊技球の球発射位置へセットが完了するので、遊技球の転がり動作を一切伴わず、確実に遊技球の中心部(最適位置)を打球槌によって打撃できる。また、球送り手段が球受け位置から球送り位置に変位する際、転がり防止部によって、遊技球を球受け面から溢すことがなく確実に球発射位置にセットできるので、空打ちすることはない。したがって、球供給路に遊技球を残すことなく最後の1個まで確実に遊技領域へ向けて発射させることができる。
打球槌の回転エリアを形成すると共に誘導路の一部をなす取付ベースの当該誘導路の外側に沿って球供給路が設けられているので、球供給路と誘導路との間隔が短く遊技球の球発射位置への供給が迅速に行なえるうえに、打球槌の回転エリアと球供給路が取付ベース上に一体に形成できるので球発射装置を偏平に形成して厚み方向に小型化することができる。よって、球発射装置の設置スペースを省略することができ、整流器と球発射装置を連絡する球誘導路の位置合わせは不要になり組み付けが容易になる。
遊技機においては、遊技盤へ打ち出される遊技球のむら飛びが減り安定した球飛びが実現できると共に、球発射装置の組み付けが容易であり省スペースであっても組み付けることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1を参照して本実施形態に係る遊技機用球発射装置の概略構成について説明する。本実施例としては、遊技機の一例としてパチンコ機について説明するものとする。
先ずパチンコ機1の概略構成について説明すると、パチンコ機外形をなす外枠2に対してヒンジ5により図示しない内枠が開閉可能に取り付けられ、該内枠に対して前面を覆うように前面枠4が開閉可能に取り付けられている。
内枠には、遊技盤3が設けられると共に該遊技盤3の遊技領域へ向かって遊技球を発射する球発射装置6が組み付けられる。
また、前面枠4の下方には貸球や賞球等の遊技球を貯留し、該遊技球を球発射装置6へ誘導する上球受け皿7及び上球受け皿7から溢れた余剰球を貯留する下球受け皿8、下球受け皿8の左側にタバコの吸殻を収容する灰皿9、下球受け皿8の右側に遊技盤3に遊技球を打ち出す打力を調節するためのハンドル10が各々設けられている。上球受け皿7に貯留される遊技球は、球誘導路11を経て球発射装置6に設けられた球供給路12へ導かれる。ハンドル10を操作すると球発射装置6が作動して遊技球を遊技盤3に設けられた遊技盤レール部13を介して遊技領域へ向けて打ち出す。
[第1実施例]
次に球発射装置6の概略構成について図2を参照して説明する。
球発射装置6は、取付ベース14に、球発射位置H(図3(b)参照)にセットされた遊技球を遊技領域に向けて打ち出す打球槌17と、打球槌17によって打ち出された遊技球を遊技領域に向けて案内する誘導路としての発射レール15と、球供給路12から発射レール15の球発射位置Hより下方に供給された遊技球を発射レール15の球発射位置Hへ送り出す球送り部材26(球送り手段)を備えている。
取付ベース14は、該取付ベース14上で回転軸16に組み付けられて回転する打球槌17の回転エリアを形成する円弧状のフレームと円弧状の発射レール15が一体に形成されている。発射レール15の延長上であり球発射位置H近傍には遊技球Pを供給する供給口18が形成され、発射レール15の発射方向下流側(斜め上方)には、遊技球を発射する発射口19が形成されている。発射レール15の供給口18の開口縁部には、遊技球の転がり(発射方向とは逆方向への転がり)を防止する転がり防止部15aが設けられている。転がり防止部15aは例えば発射レール15の一部を肉厚テーパー状に盛り上げて形成されている。遊技球が転がり防止部15aに当接した位置が、遊技球の発射方向基端に相当する球発射位置Hとなる(図3(b)参照)。
また、図2に示すように、取付ベース14には、打球槌17の回動(正逆いずれの方向にも回転)する範囲を規定するストッパー20a、20bが設けられている。取付ベース14の背面側には、打球槌17を駆動するロータリーソレノイド21やその駆動回路を設けた制御基板22a(図5(a)(b)参照)を具備する駆動装置22が設けられている。
図2において、取付ベース14に設けられた発射レール15の外側に沿って、所定の間隔をもって球送りレール23が一体に形成されており、この球送りレール23と発射レール15との間に球供給路12が形成されている。球供給路12には前述した上球受け皿7から球誘導路11(図1参照)を経て流下する遊技球が発射口19の下方から供給される。球送りレール23の下流端には開口部24が形成され、該開口部24には球抜き弁25が設けられている。球抜き弁25は、開口部24を閉鎖して球送りレール23の一部をなし、遊技をやめる場合には図示しない操作部の操作に応じて開口部24を開放して上球受け皿7の遊技球を球供給路12に残すことなく下球受け皿8(図1参照)へ排出するようになっている。
また、図2において、球発射位置Hの下方には、球送り部材26(球送り手段)が例えば取付ベース14に回転軸16と略平行に設けられた支点軸27を中心に上下方向に回動(正逆いずれの方向へ回転)可能に設けられている。球送り部材26は、球供給路12の先頭の遊技球を受けて捕捉する球受け面26aと後続の遊技球を受けて遮断する遮断面26bを有しており、遮断面26bは支点軸27を中心とした円弧面としている。
具体的には、球送り部材26は、打球槌17の遊技球を打ち出す動作とタイミングを合わせて、球供給路12に球受け面26aが臨む球受け位置(図3(a)参照)と、球供給路12を遮断面26bにより遮断して球受け面26aで受けた先頭の遊技球Pのみを球発射位置Hへ供給する球送り位置(図3(b)参照)との間を変位可能に設けられている。即ち、球受け面26aで球供給路12の先頭の遊技球Pを受けたまま、球送り部材26の上動により遊技球Pを持ち上げて、発射レール15の球発射位置Hへ送り出す。
図3(a)において、球送り部材26は自重により取付ベース14に設けられたストッパー14aに突き当てられて停止している。また、取付ベース14の背面側には電磁石28が設けられており、当該電磁石28に通電すると図3(b)のように球送り部材26の対向面に設けられたヨーク片29を吸着し、球送り部材26を上動するようになっている。
図3(a)において、球供給路12へ整列して供給された複数の遊技球のうち先頭の遊技球Pは、当該球供給路12に臨む球受け面26aに当接したまま停止している。図3(a)の状態から電磁石28に吸引されると、球送り部材26が支点軸27を中心に時計回り方向へ所定量回転して図3(b)の状態となる。このとき、球供給路12に供給された先頭の遊技球Pが球受け面26aで受けたまま供給口18を通じて発射レール15の基端側へ押し上げられ、球送り部材26の遮断面26bによって、球供給路12の後続の遊技球の受け入れが阻止される。
球送り部材26によって供給口18を通じて1個ずつ押し上げられた遊技球Pは、図3(b)の破線矢印に示すように自重により僅かに転がって転がり防止部15aに当接した発射レール15の球発射位置Hへセットされる。また、球送り部材26の球受け面26aは、球発射位置Hにある遊技球Pが打球槌17により打ち出されるまで電磁石28に吸着されたまま供給口18を閉塞している。
遊技球の供給口18が形成されるフレームの開口縁部には、球受け面26aに遊技球Pを載せたまま回動する球送り部材26の回転停止位置を規定する規制部30が形成されている。球送り部材26は電磁石28により吸引されると規制溝26cに規制部30が進入して当該規制部30が規制溝26c端に衝突して停止するまで回転し、この位置で球受け面26aが供給口18に臨み遊技球を発射レール15の発射方向基端に設けられる球発射位置Hへ送り出すようになっている。
球送り部材26によって球発射位置Hにセットされた遊技球Pは、図4において、駆動装置22によって駆動制御されるロータリーソレノイド21(発射手段)を作動させて打球槌17を所定のタイミングで時計回り方向へ回転させて球発射位置Hにある遊技球Pを打撃して発射口19より遊技領域に向かって打ち出す。打球槌17は、ストッパー20a,20b間を往復動する間に球発射位置Hから遊技球Pを打ち出し、球送り部材26は打球槌17の待機位置への移動に合わせて球発射位置Hへ次に打ち出される遊技球Pを送り出す。
図5(a)は図3(a)の矢印A−A断面、図5(b)は図4の矢印B−B断面を示す。発射レール15と球送りレール23によって形成される球供給路12が取付ベース14に一体に形成されているので、該取付ベース14上に発射路と球供給路12が同一面上に形成できる。よって、球発射装置6を偏平化して厚み方向に小型化できるので、設置スペースを省略することができ、また従来のように整流器の球誘導路との位置合わせが不要となるため、図示しない内枠への組み付けも容易に行なえる。
以上のように、発射レール15の発射方向基端側の所定位置に形成された供給口18を通じて下方より球送り部材26により遊技球Pを1個ずつ送り出して発射方向基端である球発射位置Hへ供給するので、遊技球Pの転がりや振動による位置ずれは生じ難く安定した状態で球発射位置Hにセットできる。よって、球発射位置Hにセットされた遊技球Pの中心部(最適位置)を打球槌17によって打撃できるのでむら飛びの少ない安定した打ち出し動作が行なえる。
〔第2実施例〕
次に、球発射装置の他例について図6(a)(b)を参照して説明する。
上記実施の形態では、球送り部材26が取付ベース14に立設された支点軸27を中心に回動可能に設けられていたが、本実施の形態は球送り部材26が取付ベース14上でスライド可能に設けられている。
球送り部材26は、発射レール15の供給口18の下方に、球供給路12と交差して上下動可能に設けられている。球送り部材26には、ラック31が長手方向に形成されている。また、球送り部材26の一部には長孔32が長手方向に設けられており、該長孔32には取付ベース14に突設されたガイド棒33が挿入されている。球送り部材26はガイド棒33が長孔32の端部に突き当たるまで移動でき、該長孔32は球送り部材26のスライド範囲を規定している。また、取付ベース14の背面側には球送りモータ34が設けられており、モータギア35がラック31と噛み合っている。
図6(a)において、球送り待機時には、球送り部材26は球受け面26aが球供給路12に臨む球受け位置へ下がって待機している。このとき、球供給路12に供給された複数の遊技球のうち先頭の遊技球Pのみが球受け面26aに載置される。
図6(b)において、球送りモータ34を所定方向に起動すると、モータギア35と噛み合うラック31を通じて球送り部材26を供給口18に向けて上昇させる。球送り部材26は球受け面26aに遊技球Pを載せたまま、長孔32がガイド棒33にガイドされながら所定量上動する。尚、球供給路12に残った後続の遊技球は、遮断面26bによって球受け面26aへの受け入れを阻止される。
そして、球送り部材26は、球受け面26aが供給口18に臨む球送り位置まで上昇して停止する。このとき、球受け面26aに載置された遊技球Pは自重により僅かに転がって転がり防止部15aに当接した発射レール15の球発射位置Hへセットされる。
次いで、ロータリーソレノイド21(図2参照)を作動させて打球槌17を所定のタイミングで時計回り方向へ回転させて球発射位置Hにある遊技球Pを打撃して発射口19より遊技領域へ向かって打ち出す。打球槌17は、ストッパー20a,20b間を往復動する間に球発射位置Hから遊技球Pを打ち出す。球送り部材26は、打球槌17の待機位置(ストッパー20a方向)への移動に合わせて球送りモータ34を逆回転駆動し、図6(a)に示す球受け位置まで下動させて次に打ち出される先頭の遊技球Pを球受け面26aに受け入れ載置される。
[第3実施例]
次に、球発射装置の他例について図7乃至図10を参照して説明する。
上記第1、第2実施例においては、駆動源としてロータリーソレノイド21を用いて打球槌17が回転軸16を中心にストッパー20a,20b間を往復動するように構成したが、本実施の形態は、駆動源としてステッピングモータ36を用いて、打球槌17を所定方向へ一回転する間に球発射位置Hから遊技球を打ち出すように構成されている。
図7において、取付ベース14の背面側には、打球槌17を駆動するステッピングモータ36やその駆動回路を設けたモータ基板36a(図10(a)(b)参照)を具備する駆動装置37が設けられている。また、取付ベース14の背面側には、打球槌17が組み付けられる回転軸16と同軸上にカム部材38が設けられている。
図7において、取付ベース14に設けられたフレームの外側に沿って球送りレール23が一体に形成されている。フレームと球送りレール23との間に球供給路12が形成されている。球供給路12には前述した上球受け皿7から球誘導路11(図1参照)を経て発射口19とは反対側から球供給路12へ遊技球が供給される。遊技球は、供給口18の下方に設けられた球送り部材26へ向かって整列する。
また、図7において、球送り部材26(球送り手段)は例えばポリアセタール等の摩擦、摩耗特性が良い合成樹脂により形成され、発射レール15の下方に位置する取付ベース14に支点軸27を中心に回動(正逆いずれの方向へも回転)可能に設けられている。球送り部材26は、発射レール15の一部をなし、球供給路12からの遊技球を球受け面26aで受けたまま供給口18に臨み、球受け面26aで受けた遊技球を直接遊技領域に向けて送り出す。また、球受け面26aには、フッ素樹脂やダイヤモンド状炭素膜をコーティングする等の摩耗防止加工が施されている。尚、球受け面26aに摩耗防止加工として遊技盤レール部13(図1参照)と同様の金属板を貼設するようにしてもよい。
具体的には、球送り部材26が打球槌17の遊技球を打ち出す動作とタイミングを合わせて、球受け面26aが球供給路12に臨む球受け位置(図8(a)参照)と、遮断面26bにより球供給路12を遮断して球受け面26aで受けた先頭の遊技球Pのみを球発射位置Hへ供給する球送り位置(図8(b)参照)との間を変位可能に設けられている。また、発射レール15側の供給口18の開口縁部にはテーパー面よりなる規制部30が形成されている。規制部30は、球受け部材26が球送り位置へ変位した際に当接面26dが規制部30に当接することで球受け部材26の回転位置を規制する。また、供給口18のフレーム側の開口縁部には、球受け面26aに載せた遊技球の転がり(発射方向とは逆方向への転がり)を防ぐ転がり防止部15aが突設されている。球送り部材26が遊技球Pを球受け面26aに受けたまま球送り位置へ変位すると、球受け面26aに遊技球Pが載った状態で転がり防止部15aに当接して球発射位置Hにセットされるようになっている(図8(b)参照)。
また、図7において、支点軸27と同軸上には連動アーム39が一体に組み付けられている。連動アーム39の先端側のカム受け面39aは、カム部材38のカム面38aに当接すると連動アーム39が支点軸27を中心に連れ回りするように設けられている。カム面38aが設けられる範囲は、例えば中心角で230°に設定されている。カム面38aがカム受け面39aに当接しない間(図8(a)参照;中心角で130°)、即ち球送り部材26が球受け位置にあるときは、打球槌17が低速制御(1回転570〜580msec)される。また、カム面38aがカム受け面39aに当接している間(図8(b),図9(a)(b)参照;中心角で230°)、即ち球送り部材26が球送り位置にあるときは、打球槌17がそれより速い高速制御(1回転20〜30msec)される。以上は、パチンコ機が1分間に最大で100個の発射を想定して0.6s(600msec)に1個発射する場合の例示である。なお、ステッピングモータ36が脱調しないように、所定の高速又は低速動作に到達するまで所定範囲で速度を徐々に上げたり下げたり制御するのがよい。また、打球槌17の位置制御をし易くするために、例えば図8(a)に示す打球槌17の位置を動作始点である原点位置として、この原点位置を検知するセンサを設けるようにしてもよい。これにより、電源を投入したとき等、打球槌17が原点位置に停止しているかどうかをセンサで確認し、原点位置がずれていると確認されたときには、ステッピングモータ36を低速で回転させて打球槌17を原点位置に復帰させる動作を行い、安定した球発射を行うことができる。
図8(a)において、球送り部材26は自重により取付ベース14に設けられたストッパー14aに突き当てられて停止している。球供給路12へ整列して供給された複数の遊技球のうち先頭の遊技球Pは、当該球供給路12に臨む球受け面26aに当接したまま停止している。
ステッピングモータ36(図7参照)が起動して打球槌17が時計回り方向に低速回転すると、回転軸16に同軸上に設けられたカム部材38も回転する。そして、カム部材38のカム面38aがカム受け面39aに当接して連動アーム39が支点軸27を中心に反時計回り方向へ回転すると、球送り部材26も同方向へ所定量回転して図8(b)の状態となる。このとき、球供給路12に供給された先頭の遊技球Pが球受け面26aで受けたまま供給口18へ安定した状態で押し上げられ、球送り部材26の遮断面26bによって、後続の遊技球の受け入れが阻止される。
球送り部材26によって押し上げられた遊技球Pは、図8(b)に示すように転がり防止部15aに当接して球受け面26aに載置されたまま発射方向基端である球発射位置Hへセットされる。このとき、球送り部材26の球受け面26aは、球発射位置Hにある遊技球Pが打球槌17により打ち出されるまでカム面38aがカム受け部材39aと当接した状態にあるため、発射レール15の一部を形成しており、球受け面26aの転がり防止部15a側を球発射位置Hとしている。
球送り部材26によって球発射位置Hにセットされた遊技球Pは、図9(a)(b)において、ステッピングモータ36(図7参照)が高速制御に切り替わるため、打球槌17を図8(b)の低速制御より回転速度を速めて時計回り方向へ回転させて球発射位置Hにある遊技球Pを打撃して発射口19より遊技領域に向かって打ち出す。このとき、球送り部材26は発射方向側が支点軸27により軸支されているため、ぶれ難く安定した球飛びを実現することができる。
図9(b)において、遊技球Pが打ち出され、カム面38aとカム受け面39aの当接状態が解除されると、球送り部材26は自重により支点軸27を中心に時計回り方向へ回転して図8(a)の状態に戻って、球供給路12に整列した後続の先頭の遊技球Pを球受け面26aで受けるようになっている。また、ステッピングモータ36(図7参照)は、再度低速制御に移行して、打球槌17は低速回転を始める。以下同様の動作を繰り返して、次の遊技球Pの打ち出し動作が行なわれる。
図10(a)は図8(a)の矢印C−C断面、図10(b)は図9(a)の矢印D−D断面を示す。本実施形態においても、フレームと球送りレール23によって形成される球供給路12が取付ベース14に一体に形成されているので該取付ベース14上に発射路と球供給路が同一面上に形成できる。よって、球発射装置6を偏平化して厚み方向に小型化できるので、設置スペースを省略することができ、また従来のように整流器の球誘導路との位置合わせが不要となるため、図示しない内枠への組み付けも容易に行なえる。
[第4実施例]
次に第3実施例の球発射装置の他例について図11(a)(b)を参照して説明する。
上記第3実施例では、球送り部材26の球受け面26aとフレームに設けた転がり防止部15aによって遊技球の球発射位置Hを形成していたが、本実施例は、球送り部材26の球送り面26aの自由端側縁部に発射方向上流側への遊技球の転がり(発射方向とは逆方向への転がり)を防ぐ転がり防止部26eが形成されている。
図11(a)において、球送り部材26は自重により取付ベース14に設けられたストッパー14aに突き当てられて停止している。球供給路12へ整列して供給された複数の遊技球のうち先頭の遊技球Pは、当該球供給路12に臨む球受け面26aに当接しかつ転がり防止部26eに係止した状態で停止している。
ステッピングモータ36(図7参照)が起動して打球槌17が時計回り方向に低速回転すると、回転軸16に同軸上に設けられたカム部材38も回転する。そして、カム部材38のカム面38aがカム受け面39aに当接して連動アーム39が支点軸27を中心に反時計回り方向へ回転すると、球送り部材26も同方向へ所定量回転して図11(b)の状態となる。このとき、先頭の遊技球Pが球受け面26a及び転がり防止部26eに当接したまま供給口18へ押し上げられ、遊技球Pが転がり防止部26eに当接したまま球受け面26aが発射レール15の球発射位置Hを形成する。尚、後続の遊技球は球送り部材26の遮断面26bによって受け入れが阻止される。
そして、球送り部材26の球受け面26a上の球発射位置Hに遊技球Pがセットされると、図11(b)に示すように、高速回転に切り替わった打球槌17により遊技領域に向かって打ち出される。上記実施例によれば、球送り部材26の球受け面26aに受け入れられるだけで球発射位置Hへセットできるので、遊技球Pの転がり動作を一切伴わず、しかも球供給路12に遊技球Pを残さず球発射位置Hへ確実に供給することができる。
尚、遊技球の球発射位置Hは、遊技球を安定させる上で発射レール15の最下位置に形成されるのが、遊技球を安定させる上で望ましいが、必ずしも最下位置に限定されるものではなくそれより発射方向下流側位置であってもよい。
また、球発射位置Hに設けられる転がり防止部15a,26eは、金属材であっても、防振性のあるゴム材やエラストマーなどの樹脂材であってもよい。
更には、上述した遊技機用球発射装置は、パチンコ遊技機に用いたものについて説明したが、他の遊技機、例えば雀球遊技機やアレンジボール遊技機などの球発射装置に適用してもよい。
遊技機の一部破断正面図である。 第1実施例に係る球発射装置の斜視図である。 球発射装置の球送り待機状態と球発射待機状態の断面説明図である。 球発射装置の球発射動作を示す断面説明図である。 図3(a)の矢印A−A断面図及び図4の矢印B−B断面図である。 第2実施例に係る球発射装置の球送り待機状態と球発射動作状態の断面説明図である。 第3実施例に係る球発射装置の斜視図である。 球発射装置の球送り待機状態と球発射待機状態の断面説明図である。 球発射動作及び球発射後の打球槌の回転動作を示す断面説明図である。 図8(a)の矢印C−C断面図及び図9(b)の矢印D−D断面図である。 第4実施例に係る球発射装置の球送り待機状態と球発射状態の断面説明図である。
符号の説明
H 球発射位置
P 遊技球
1 パチンコ機
2 外枠
3 遊技盤
4 前面枠
5 ヒンジ
6 球発射装置
7 上球受け皿
8 下球受け皿
9 灰皿
10 ハンドル
11 球誘導路
12 球供給路
13 遊技盤レール部
14 取付ベース
14a ストッパー部
15 発射レール(誘導路)
15a,26e 転がり防止部
16 回転軸
17 打球槌
18 供給口
19 発射口
20a,20b ストッパー部
21 ロータリーソレノイド
22,37 駆動装置
22a 制御基板
23 球送りレール
24 開口部
25 球抜き弁
26 球送り部材
26a 球受け面
26b 遮断面
26c 規制溝
26d 当接部
27 支点軸
28 電磁石
29 ヨーク片
30 規制部
31 ラック
32 長孔
33 ガイド棒
34 球送りモータ
35 モータギア
36 ステッピングモータ
38 カム部材
38a カム面
39 連動アーム
39a カム受け面

Claims (6)

  1. 遊技球の発射方向基端に設けられる球発射位置へ球供給路から供給された当該遊技球を遊技領域へ向かって発射する遊技機用球発射装置であって、
    前記球発射位置にセットされた遊技球を遊技領域に向けて打ち出す打球槌と、
    前記打球槌によって打ち出された遊技球を前記遊技領域に向けて案内する誘導路と、
    前記球供給路から前記誘導路の球発射位置より下方に供給された遊技球を該誘導路の球発射位置へ送り出す球送り手段を備え、
    前記球送り手段が打球槌の遊技球を打ち出す動作とタイミングを合わせて、該球送り手段に形成された球受け面が前記球供給路に臨む球受け位置と、前記球供給路を遮断して前記球受け面で受けた遊技球を球発射位置へ送り出す球送り位置との間を変位可能に設けられている遊技機用球発射装置。
  2. 前記球受け手段は、前記球送り位置において前記球受け面が誘導路の一部をなし、前記球受け面で遊技球を受けた状態で直接遊技領域に向けて打ち出すようにした請求項1記載の遊技機用球発射装置。
  3. 前記球受け面は摩耗防止加工が施されている請求項1又は2記載の遊技機用球発射装置。
  4. 前記球受け面には該球受け面に載せた遊技球の転がりを防ぐ転がり防止部が形成されており、前記球送り手段が球送り位置へ移動すると遊技球が転がり防止部に当接したまま前記球受け面が前記誘導路の球発射位置を形成する請求項1乃至請求項3のいずれか1記載の遊技機用球発射装置。
  5. 前記打球槌の回転エリアを形成すると共に前記誘導路の一部をなす取付ベースの当該誘導路の外側に沿って前記球供給路が設けられている請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の遊技機用球発射装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の遊技機用球発射装置を備えた遊技機。
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