JP2009218927A - スケジューリング装置、スケジューリング方法、およびプログラム - Google Patents

スケジューリング装置、スケジューリング方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】処理装置に処理予定時間を必要以上に割り当てることなく、処理装置を効率的に動作させるスケジュールを生成することが可能なスケジューリング装置を提供する。
【解決手段】スケジューリング部85は、復号部82が第1処理対象データに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報を、復号部82から取得する状態情報取得部85hと、状態情報に基づいて、復号部82が第1処理対象データに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間を算出し、処理時間に基づいて、復号部82が第2処理対象データに対して復号化処理を行うことができる第2処理予定時間を決定し、決定した第2処理予定時間を復号部82に割り当てることにより、復号部82が第2処理対象データに対して復号化処理を行うための第2スケジュールを生成するスケジュール生成部85fとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、処理装置が処理対象データに対して所定の処理を行うことができる処理予定時間を当該処理装置に割り当てることにより、当該処理装置のスケジュールを生成するスケジューリング装置、スケジューリング方法、およびプログラムに関する。
近年、無線端末(移動端末)から無線基地局装置(Node−B)への上り回線の高速化を目的として3GPP(3rd Generation Partnership Project)において規定されているHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)方式が普及しつつある(例えば、特許文献1〜3参照)。このHSUPA方式では、複数の無線端末のそれぞれに個別に割り当てられるDCH(Dedicated Channel)に加えて、複数の無線端末のそれぞれに個別に割り当てられるE−DCH(Enhanced DCH)が設けられている。このE−DCHを用いることにより、上り回線の伝送速度の高速化、高スループット化等を実現している。
ここで、上記の無線基地局装置には、上記のDCHまたは上記のE−DCHを用いて無線端末から送信された符号化されたユーザデータを復号化するために、復号部およびスケジューリング部が備えられている。復号部(処理装置)は、例えば、MAP(Maximum a-posteriori Probability;最大事後確率)アルゴリズム等を用いた軟判定復号を行うターボ復号器によって構成される。このため、復号部は、復号化処理の復号結果に対して誤り検出を行い、復号結果に誤りが検出されていない場合には、当該復号結果を出力し、かつ、復号結果に誤りが検出されている場合には、当該復号結果をフィードバックして再度復号化処理を繰り返す機能を有している。すなわち、復号結果に誤りが検出されている場合には、復号部は、最大繰り返し回数まで、処理すべきユーザデータ(処理対象データ)に対して、復号化処理を繰り返す。
スケジューリング部(スケジューリング装置)は、復号部がユーザデータに対して復号化処理を行うことができる最大処理予定時間を当該復号部に割り当てることにより、当該復号部のスケジュールを生成する。なお、最大処理予定時間は、復号部が復号化処理を繰り返し行うことができる最大繰り返し回数と、復号部が復号化処理を行うことができる最大データ量とに基づいて決定される。ここで、以下では、スケジューリング部は、上記のDCHを用いて無線端末から送信されたユーザデータ(以下、「DCHデータ」と称する)と、上記のE−DCHを用いて無線端末から送信されたユーザデータ(以下、「EDCHデータ」と称する)とに対して、復号部のスケジュールを生成する場合について説明する。
具体的には、スケジューリング部は、復号結果を無線端末へ通知する必要のないDCHデータよりも、復号結果を無線端末へ通知する必要のあるEDCHデータの復号化処理を優先させるように、復号部のスケジュールを生成する。すなわち、スケジューリング部は、EDCHデータから復号部による復号化処理が行われるように、復号部のスケジュールを生成する。また、3GPPにおいて規定された規格では、復号部によるEDCHデータの復号化処理は、E−DCHのTTI(Transport Time Interval)単位で行われるように定められている。このため、スケジューリング部は、復号部によるEDCHデータの復号化処理の間に、DCHデータの復号化処理が行われるように、復号部のスケジュールを生成する。なお、ここでは、E−DCHのTTIは2msecであるものとする。
図10は、スケジューリング部により生成された復号部のスケジュールの一例を示す図である。図10に示すように、スケジューリング部は、EDCHデータUeから復号部による復号化処理が行われるように、復号部のスケジュールを生成している。具体的には、スケジューリング部は、EDCHデータUeとDCHデータUdとが1msec毎に交互に復号部による復号化処理が行われるように、復号部のスケジュールを生成している。これにより、復号部は、図10に示すスケジュールに従って、DCHデータUdおよびEDCHデータUeに対して復号化処理を行うことができる。なお、図10において、DCHデータUdの最大処理予定時間は5msecである。また、EDCHデータUeの最大処理予定時間は5msecである。すなわち、スケジューリング部は、DCHデータUdの最大処理予定時間5msecと、EDCHデータUeの最大処理予定時間5msecとを復号部に割り当てている。
図11は、図10に示すスケジュールに従って、復号部がDCHデータUdおよびEDCHデータUeに対して復号化処理を行った場合に、当該復号部がDCHデータUdおよびEDCHデータUeに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間の一例を示す図である。図11に示すように、復号部がDCHデータUdに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間は、1.8msec+1.2msec+0.3msec=3.3msecである。すなわち、復号部に割り当てられたDCHデータUdの最大処理予定時間5msec内で、DCHデータUdの復号化処理を終了している。また、復号部がEDCHデータUeに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間は、0.2msec+0.8msec+1msec+0.2msec+0.3msec=2.5msecである。すなわち、復号部に割り当てられたEDCHデータUeの最大処理予定時間5msec内で、EDCHデータUeの復号化処理を終了している。
すなわち、スケジューラ部は、復号部が復号化処理を繰り返し行うことができる最大繰り返し回数と、復号部が復号化処理を行うことができる最大データ量とに基づいて、最大処理予定時間を決定しているため、多くの場合、復号部は、最大処理予定時間内で復号化処理が終了することとなる。このため、スケジューリング部により復号部が予約(確保)されているが、復号部が復号化処理を行うべきDCHデータUdおよびEDCHデータUeがない時間(すなわち、Ta+Tb+Tc)については、復号部は、何も処理を行っていなかった。ここで、Ta+Tb+Tc=0.7msec+1.8msec+1.7msec=4.2msecである。つまり、上記のスケジューリング部により生成されたスケジュールでは、一定時間(図11では、4.2msec)、復号部は何も処理を行っておらず、復号部を効率的に動作させることができなかった。
特表2007−519363号公報 特開2006−314086号公報 特許第3926354号
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、処理装置に処理予定時間を必要以上に割り当てることなく、処理装置を効率的に動作させるスケジュールを生成することが可能なスケジューリング装置、スケジューリング方法、およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明におけるスケジューリング装置は、第1処理対象データおよび第2処理対象データの順に、第1処理対象データおよび第2処理対象データのそれぞれに対して所定の処理を行う処理装置とアクセス可能なスケジューリング装置において、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第1処理予定時間を当該処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うための第1スケジュールを生成し、生成した第1スケジュールをスケジュール記録部へ記録するスケジュール生成部と、前記スケジュール記録部に記録された第1スケジュールに従って、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行った場合に、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報を、当該処理装置から取得する状態情報取得部とを備え、前記スケジュール生成部は、前記状態情報取得部により取得された状態情報に基づいて、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出し、算出した処理時間に基づいて、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第2処理予定時間を決定し、決定した第2処理予定時間を前記処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うための第2スケジュールを生成し、生成した第2スケジュールを前記スケジュール記録部へ記録する。
本発明のスケジューリング装置によれば、スケジュール生成部は、処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第1処理予定時間を当該処理装置に割り当てることにより、処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うための第1スケジュールを生成する。そして、スケジュール生成部は、生成した第1スケジュールをスケジュール記録部へ記録する。状態情報取得部は、スケジュール記録部に記録された第1スケジュールに従って、処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行った場合に、処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報を、当該処理装置から取得する。
ここで、スケジュール生成部は、取得された状態情報に基づいて、処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出する。スケジュール生成部は、算出した処理時間に基づいて、処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第2処理予定時間を決定する。スケジュール生成部は、決定した第2処理予定時間を処理装置に割り当てることにより、処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うための第2スケジュールを生成する。そして、スケジュール生成部は、生成した第2スケジュールをスケジュール記録部へ記録する。このため、処理装置は、スケジュール記録部に記録された第2スケジュールに従って、第2処理対象データに対して所定の処理を行うことができる。
すなわち、スケジュール生成部は、処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うことができる最大処理予定時間を処理装置に割り当てているのではなく、処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間に基づいて決定された第2処理予定時間を処理装置に割り当てている。つまり、スケジュール生成部は、処理装置が実際に要した前回の処理時間を指標として今回の第2処理予定時間を決定し、決定した第2処理予定時間を処理装置に割り当てている。このため、本発明のスケジューリング装置は、従来のスケジューリング装置と比較して、処理装置に処理予定時間を必要以上に割り当てることなく、処理装置を効率的に動作させるスケジュールを生成することが可能となる。
上記本発明におけるスケジューリング装置においては、前記処理装置は、第1処理対象データおよび第2処理対象データの順に、第1処理対象データおよび第2処理対象データのそれぞれに対して復号化処理を行う復号装置であって、前記状態情報には、前記復号装置が第1処理対象データに対して復号化処理を行った場合に、当該復号装置が実際に復号化処理を行ったデータ量を算出するための指標となるデータ量識別子が含まれており、前記スケジューリング装置は、データ量と処理時間とが対応付けて記録された処理時間記録部をさらに備え、前記スケジュール生成部は、前記データ量識別子に基づいて、前記復号装置が実際に復号化処理を行ったデータ量を算出し、算出したデータ量に基づいて、前記処理時間記録部から処理時間を読み出し、読み出した処理時間を、前記復号装置が第1処理対象データに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間として算出する態様とするのが好ましい。
上記本発明におけるスケジューリング装置においては、前記復号装置は、前記復号化処理の復号結果に対して誤り検出を行い、前記復号結果に誤りが検出されていない場合には、当該復号結果を出力し、かつ、前記復号結果に誤りが検出されている場合には、当該復号結果をフィードバックして再度復号化処理を繰り返す装置であって、前記状態情報には、前記復号装置が第1処理対象データに対して実際に復号化処理を行った繰り返し回数を示す回数情報がさらに含まれており、前記処理時間記録部には、繰り返し回数と、データ量と、処理時間とが対応付けて記録されており、前記スケジュール生成部は、前記データ量識別子に基づいて、前記復号装置が実際に復号化処理を行ったデータ量を算出し、算出したデータ量と、前記回数情報が示す繰り返し回数とに基づいて、前記処理時間記録部から処理時間を読み出し、読み出した処理時間を、前記復号装置が第1処理対象データに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間として算出する態様とするのが好ましい。
上記本発明におけるスケジューリング装置においては、前記第1処理対象データおよび前記第2処理対象データは、DCH(Dedicated Channel)を用いて無線端末から送信されたユーザデータ、またはE−DCH(Enhanced DCH)を用いて無線端末から送信されたユーザデータである態様とするのが好ましい。
上記目的を達成するために本発明における無線基地局装置は、本発明に係るスケジューリング装置を備える。
上記目的を達成するために本発明におけるスケジューリング方法は、第1処理対象データおよび第2処理対象データの順に、第1処理対象データおよび第2処理対象データのそれぞれに対して所定の処理を行う処理装置とアクセス可能なコンピュータが処理を実行するスケジューリング方法において、前記コンピュータが備えるスケジュール生成部が、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第1処理予定時間を当該処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うための第1スケジュールを生成し、生成した第1スケジュールをスケジュール記録部へ記録するスケジュール生成工程と、前記コンピュータが備える状態情報取得部が、前記スケジュール記録部に記録された第1スケジュールに従って、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行った場合に、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報を、当該処理装置から取得する状態情報取得工程とを含み、前記スケジュール生成工程は、前記状態情報取得工程により取得された状態情報に基づいて、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出し、算出した処理時間に基づいて、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第2処理予定時間を決定し、決定した第2処理予定時間を前記処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うための第2スケジュールを生成し、生成した第2スケジュールを前記スケジュール記録部へ記録する。
上記目的を達成するために本発明におけるプログラムは、第1処理対象データおよび第2処理対象データの順に、第1処理対象データおよび第2処理対象データのそれぞれに対して所定の処理を行う処理装置とアクセス可能なコンピュータに処理を実行させるプログラムにおいて、前記プログラムは、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第1処理予定時間を当該処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うための第1スケジュールを生成し、生成した第1スケジュールをスケジュール記録部へ記録するスケジュール生成処理と、前記スケジュール記録部に記録された第1スケジュールに従って、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行った場合に、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報を、当該処理装置から取得する状態情報取得処理とを前記コンピュータに実行させ、前記スケジュール生成処理において、前記状態情報取得処理により取得された状態情報に基づいて、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出し、算出した処理時間に基づいて、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第2処理予定時間を決定し、決定した第2処理予定時間を前記処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うための第2スケジュールを生成し、生成した第2スケジュールを前記スケジュール記録部へ記録する。
上記目的を達成するために本発明におけるスケジューリング方法は、第1処理対象データおよび第2処理対象データの順に、第1処理対象データおよび第2処理対象データのそれぞれに対して所定の処理を行う処理装置とアクセス可能なコンピュータが処理を実行するスケジューリング方法において、前記コンピュータが備えるスケジュール生成部が、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第1処理予定時間を当該処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うための第1スケジュールを生成するスケジュール生成工程と、前記コンピュータが備える状態情報取得部が、前記生成された第1スケジュールに従って、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行った場合に、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報を、当該処理装置から取得する状態情報取得工程とを含み、前記スケジュール生成工程は、前記状態情報取得工程により取得された状態情報に基づいて、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出し、算出した処理時間に基づいて、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第2処理予定時間を決定し、決定した第2処理予定時間を前記処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うための第2スケジュールを生成する。
以上のように、本発明のスケジューリング装置、スケジューリング方法、およびプログラムは、処理装置に処理予定時間を必要以上に割り当てることなく、処理装置を効率的に動作させるスケジュールを生成することが可能になるという効果を奏する。
以下、本発明のより具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る通信システム1の概略構成を示すブロック図である。すなわち、本実施形態に係る通信システム1は、無線端末2a〜2d、無線ネットワーク制御装置3、および無線基地局装置4を備えている。無線端末2a〜2dと無線基地局装置4とは無線伝送路Wを介して互いにアクセス可能である。本実施形態においては、無線端末2a〜2dと無線基地局装置4との通信方式として、HSUPA方式を採用している。なお、無線端末2a〜2dと無線基地局装置4との通信方式として、HSUPA方式に加えて、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式を採用していてもよい。
また、無線ネットワーク制御装置3と無線基地局装置4とは有線伝送路Lを介して互いに接続されている。本実施形態においては、無線ネットワーク制御装置3と無線基地局装置4との通信方式として、ATM(Asynchronous Transfer Mode)方式を採用している。さらに、無線ネットワーク制御装置3は、コアネットワークNに接続されている。なお、コアネットワークNには、図示しないが、例えば、回線交換装置、パケット交換装置、ホームロケーションレジスタ等を含む。
図1では、説明の簡略化のために、無線端末2a〜2dを4台、無線ネットワーク制御装置3を1台、無線基地局装置4を1台図示したが、通信システム1を構成する無線端末2a〜2d、無線ネットワーク制御装置3、および無線基地局装置4の数は任意である。また、通信システム1上に、端末装置、各種のサーバ(Webサーバ、メールサーバ、ホームページサーバ、プロキシサーバ、DNSサーバ、DHCPサーバ、認証サーバ等)が存在していてもよい。
無線端末2a〜2dは、無線基地局装置4を介して、他の無線端末または有線端末と通信する。具体的には、無線端末2a〜2dは、まず、無線基地局装置4へ送信すべきユーザデータに対して符号化処理を行う。無線端末2a〜2dは、当該無線端末2a〜2dのそれぞれに個別に割り当てられるDCHを用いることにより、無線基地局装置4に対して、符号化されたユーザデータを送信する。また、本実施形態においては、無線端末2a〜2dと無線基地局装置4との通信方式として、HSUPA方式を採用している。このため、本実施形態に係る無線端末2a〜2dは、DCHの代わりに、当該無線端末2a〜2dのそれぞれに個別に割り当てられるE−DCHを用いることにより、無線基地局装置4に対して、符号化されたユーザデータを高速に送信することができる。無線基地局装置4は、上記のDCHまたは上記のE−DCHを用いて無線端末2a〜2dから送信された符号化されたユーザデータに対して復号化処理を行う。無線基地局装置4は、復号化されたユーザデータを、無線ネットワーク制御装置3を介して、他の無線端末または有線端末へ送信する。
また、無線端末2a〜2dは、無線基地局装置4を介して、他の無線端末または有線端末から送信されたユーザデータに対して復号化処理を行う。
なお、以下では、DCHを用いて無線端末2a〜2dから送信されたユーザデータと、E−DCHを用いて無線端末2a〜2dから送信されたユーザデータとを説明する際、これらを区別する必要のある場合にのみ、DCHを用いて無線端末2a〜2dから送信されたユーザデータを「DCHデータ」、E−DCHを用いて無線端末2a〜2dから送信されたユーザデータを「EDCHデータ」と称して説明する。なお、DCHデータとEDCHデータとを特に区別する必要がない場合、あるいは、総称する場合には、単に、「ユーザデータ」と称して説明する。
無線ネットワーク制御装置(RNC;Radio Network Controller)3は、無線基地局装置4を制御し、かつ、発着信接続制御、終話制御、およびダイバーシチハンドオーバ制御等を行う。
無線基地局装置(Node-B)4は、無線インタフェース部(図中、無線IF部)5、有線インタフェース部(図中、有線IF部)6、制御部7、およびベースバンド信号処理部8を備えている。
無線インタフェース部5は、無線端末2a〜2dとベースバンド信号処理部8との間のデータのやり取りを仲介する。例えば、無線インタフェース部5は、無線伝送路Wを介して、無線端末2a〜2dから送信された符号化されたユーザデータを受信し、受信したユーザデータをベースバンド信号処理部8の後述する復調部81へ出力する。また、例えば、無線インタフェース部5は、ベースバンド信号処理部8の後述する変調部84から出力された符号化されたユーザデータを受け取り、受け取ったユーザデータを、無線伝送路Wを介して、無線端末2a〜2dへ送信する。さらに、例えば、無線インタフェース部5は、ベースバンド信号処理部8の後述する復号部82から出力された結果信号を受け取り、受け取った結果信号を、無線伝送路Wを介して、無線端末2a〜2dへ送信する。なお、結果信号は、復号部82による復号化処理が正常に終了したか否かを示す信号である。本実施形態においては、無線インタフェース部5は、受け取った結果信号を、無線端末2a〜2dに共通に割り当てられるE−HICH(E−DCH Hybrid Automatic Repeat Request Indicator Channel)を用いることにより、無線端末2a〜2dのそれぞれに対して一括して送信する。
有線インタフェース部6は、無線ネットワーク制御装置3とベースバンド信号処理部8との間のデータのやり取りを仲介する。例えば、有線インタフェース部6は、ベースバンド信号処理部8の後述する復号部82から出力された復号化されたユーザデータを受け取り、受け取ったユーザデータを、有線伝送路Lを介して、無線ネットワーク制御装置3へ送信する。また、例えば、有線インタフェース部6は、有線伝送路Lを介して、無線ネットワーク制御装置3から送信されたユーザデータを受信し、受信したユーザデータをベースバンド信号処理部8の後述する符号部83へ出力する。
制御部7は、有線インタフェース部6を介して、無線ネットワーク制御装置3と呼制御信号の送受信を行う。また、制御部7は、無線端末2a〜2dの無線回線管理(無線回線の設定や開放等)を行う。
ベースバンド信号処理部8は、送信データの符号化、フレーム化、拡散変調、受信データの逆拡散、データ復号、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)、スケジューリング等の機能を有する。このため、ベースバンド信号処理部8は、復調部81、復号部82、符号部83、変調部84、およびスケジューリング部85を備えている。
復調部81は、無線インタフェース部5から出力された符号化されたユーザデータに対して復調処理を行う。具体的には、復調部81は、ユーザデータに対して、逆拡散処理、同期検波処理、RAKE合成処理等の復調処理を行う。復調部81は、復調処理を行ったユーザデータを復号部82へ出力する。
復号部(処理装置、復号装置)82は、例えば、MAP(Maximum a-posteriori Probability;最大事後確率)アルゴリズム等を用いた軟判定復号を行うターボ復号器によって構成される。具体的には、復号部82は、まず、復調部81から出力されたユーザデータに対して復号化処理を行う。そして、復号部82は、復号化処理の復号結果に対して誤り検出符号(CRC、パリティ符号、チェックサム等)を用いて誤り検出を行う。復号結果に誤りが検出されていない場合には、復号部82は、復号化されたユーザデータを有線インタフェース部6へ出力する。ここで、ユーザデータがEDCHデータである場合、復号部82は、復号化処理が正常に終了したことを示す結果信号(Ack信号)を、EDCHデータを送信した無線端末2a〜2dに対して送信するように、無線インタフェース部5に指示する。
一方、復号結果に誤りが検出された場合には、復号部82は、当該復号結果をフィードバックして再度復号化処理を繰り返す。すなわち、復号結果に誤りが検出された場合には、復号部82は、最大繰り返し回数まで、無線端末2a〜2dから送信されたユーザデータに対して、復号化処理を繰り返す。復号部82は、最大繰り返し回数まで復号化処理を繰り返しても、復号結果に誤りが検出される場合には、無線端末2a〜2dから送信されたユーザデータを破棄する。ここで、ユーザデータがEDCHデータである場合、復号部82は、復号化処理が正常に終了していないことを示す結果信号(Nack信号)を、EDCHデータを送信した無線端末2a〜2dに対して送信するように、無線インタフェース部5に指示する。なお、復号部82がユーザデータに対して復号化処理を行うことができる最大繰り返し回数は、復号部82の図示しないメモリに予め記録されている。
符号部83は、有線インタフェース部6から出力されたユーザデータに対して符号化処理を行う。符号部83は、符号化処理を行ったユーザデータを変調部84へ出力する。
変調部84は、符号部83から出力された符号化されたユーザデータに対して変調処理を行う。変調部84は、変調処理を行ったユーザデータを無線インタフェース部5へ出力する。
スケジューリング部(スケジューリング装置)85は、制御部7から指示があった場合に、復号部82がユーザデータに対して復号化処理を行うことができる処理予定時間を復号部82に割り当てることにより、復号部82がユーザデータに対して復号化処理を行うためのスケジュールを生成する。このため、スケジューリング部85は、図2に示すように、要求情報記録部85a、スケジュール制御部85b、状態情報記録部85c、データ量記録部85d、処理時間記録部85e、スケジュール生成部85f、スケジュール記録部85g、状態情報取得部85h、記憶バッファ85i、および再スケジュール検出部85jを備えている。なお、スケジューリング部85は、復号部82のスケジュールに加えて、符号部83のスケジュールも生成する機能を有している。
ここで、上記のスケジュール制御部85b、スケジュール生成部85f、状態情報取得部85h、および再スケジュール検出部85jの各機能は、コンピュータが備えるCPU等の演算装置が所定のプログラムを実行することによって実現される。したがって、上記の各機能をコンピュータで実現するためのプログラムまたはそれを記録した記録媒体も本発明の一実施態様である。また、要求情報記録部85a、状態情報記録部85c、データ量記録部85d、処理時間記録部85e、スケジュール記録部85g、および記憶バッファ85iは、コンピュータの内蔵記憶装置またはこのコンピュータからアクセス可能な記憶装置によって具現化される。
要求情報記録部85aには、スケジュールの生成を開始するように要求する要求情報が、制御部7によって書き込まれる。
スケジュール制御部85bは、制御部7によって要求情報が要求情報記録部85aに書き込まれた場合に、復号部82のスケジュールを生成するように、スケジュール生成部85fに対して指示する。具体的には、スケジュール制御部85bは、要求情報記録部85aを定期的に監視することにより、制御部7によって要求情報が要求情報記録部85aに書き込まれたか否かを判定する。スケジュール制御部85bは、制御部7によって要求情報が要求情報記録部85aに書き込まれたと判定した場合に、TFCI(Transport Format Combination Indicator)の初期値、E−TFCI(Enhanced TFCI)の初期値、および最大繰り返し回数を、制御部7から取得する。なお、最大繰り返し回数は、復号部82が復号化処理を繰り返し行うことができる最大繰り返し回数を示す。
本実施形態においては、スケジュール制御部85bは、復号部82がDCHデータに対して復号化処理を行うことができる最大データ量を算出するための指標となるTFCIの初期値を、制御部7から取得する。また、スケジュール制御部85bは、復号部82がEDCHデータに対して復号化処理を行うことができる最大データ量を算出するための指標となるE−TFCIの初期値を、制御部7から取得する。さらに、スケジュール制御部85bは、復号部82が復号化処理を繰り返し行うことができる最大繰り返し回数を、制御部7から取得する。スケジュール制御部85bは、取得したTFCIの初期値、E−TFCIの初期値、および最大繰り返し回数を、状態情報記録部85cへ記録する。すなわち、TFCIの初期値、E−TFCIの初期値、および最大繰り返し回数が、状態情報となる。そして、スケジュール制御部85bは、復号部82のスケジュールを生成するように、スケジュール生成部85fに対して指示する。
図3は、本実施形態に係る状態情報記録部85cに記録されたデータの一例を示す図である。すなわち、本実施形態に係る状態情報記録部85cは、データをテーブル850cとして記録する。なお、データ構造として、テーブル構造に限定されるものではなく、任意である。図3に示すように、テーブル850cには、TFCIの初期値「50」、E−TFCIの初期値「50」、および最大繰り返し回数「10」が、状態情報として記録されている。すなわち、TFCIの初期値「50」は、復号部82がDCHデータに対して復号化処理を行うことができる最大データ量を算出するための指標となる識別子である。E−TFCIの初期値「50」は、復号部82がEDCHデータに対して復号化処理を行うことができる最大データ量を算出するための指標となる識別子である。最大繰り返し回数「10」は、復号部82が復号化処理を繰り返し行うことができる最大繰り返し回数を示す。
図4は、本実施形態に係るデータ量記録部85dに記録されたデータの一例を示す図である。すなわち、本実施形態に係るデータ量記録部85dは、データをテーブル850dとして記録する。なお、データ構造として、テーブル構造に限定されるものではなく、任意である。図4に示すように、テーブル850dには、TFCI値およびE−TFCI値と、データ量とが対応付けて記録されている。なお、図4に示す例では、データ量の単位を「bit」にて表している。
図5は、本実施形態に係る処理時間記録部85eに記録されたデータの一例を示す図である。すなわち、本実施形態に係る処理時間記録部85eは、データをテーブル850e、851e、・・・、859eとして記録する。なお、データ構造として、テーブル構造に限定されるものではなく、任意である。図5に示すように、テーブル850eには、繰り返し回数「1」と、データ量と、処理時間とが対応付けて記録されている。また、テーブル851eには、繰り返し回数「2」と、データ量と、処理時間とが対応付けて記録されている。さらに、テーブル859eには、繰り返し回数「10」と、データ量と、処理時間とが対応付けて記録されている。このように、処理時間記録部85eには、繰り返し回数に応じて、複数のテーブル850e、851e、・・・、859eが記録されている。すなわち、処理時間記録部85eには、繰り返し回数が大きくなればなるほど、同じデータ量であっても、処理時間が大きくなるように、複数のテーブル850e、851e、・・・、859eが記録されている。なお、図5に示す例では、データ量の単位を「bit」、処理時間の単位を「μsec」にて表している。
スケジュール生成部85fは、スケジュール制御部85bから復号部82のスケジュールを生成するように指示があった場合に、状態情報記録部85c、データ量記録部85d、および処理時間記録部85eを参照しながら、復号部82のスケジュールを生成する。
具体的には、スケジュール生成部85fは、まず、TFCIの初期値、E−TFCIの初期値、および最大繰り返し回数を、状態情報記録部85cから読み出す。本実施形態においては、スケジュール生成部85fは、TFCIの初期値「50」、E−TFCIの初期値「50」、および最大繰り返し回数「10」を、状態情報記録部85cから読み出す。そして、スケジュール生成部85fは、TFCIの初期値に基づいて、データ量記録部85dからデータ量を読み出す。これにより、スケジュール生成部85fは、復号部82がDCHデータに対して復号化処理を行うことができる最大データ量を検出することができる。また、スケジュール生成部85fは、E−TFCIの初期値に基づいて、データ量記録部85dからデータ量を読み出す。これにより、スケジュール生成部85fは、復号部82がEDCHデータに対して復号化処理を行うことができる最大データ量を検出することができる。
そして、スケジュール生成部85fは、処理時間記録部85eに記録されたテーブル850e、851e、・・・、859eの中から、状態情報記録部85cから読み出した最大繰り返し回数に対応するテーブルを選択する。本実施形態においては、読み出した最大繰り返し回数が「10」であるので、スケジュール生成部85fは、処理時間記録部85eに記録されたテーブル850e、851e、・・・、859eの中から、最大繰り返し回数「10」のテーブル859eを選択する。
スケジュール生成部85fは、読み出したTFCIの初期値に対応する最大データ量に基づいて、選択したテーブル859eから処理時間を読み出す。スケジュール生成部85fは、読み出した処理時間に基づいて、復号部82がDCHデータに対して復号化処理を行うことができる処理予定時間を決定する。本実施形態においては、スケジュール生成部85fは、読み出した処理時間をそのまま処理予定時間として決定する。なお、ここで決定した処理予定時間は、DCHデータの最大処理予定時間となる。本実施形態においては、DCHデータの最大処理予定時間は5msecであるものとする。
また、スケジュール生成部85fは、読み出したE−TFCIの初期値に対応する最大データ量に基づいて、選択したテーブル859eから処理時間を読み出す。スケジュール生成部85fは、読み出した処理時間に基づいて、復号部82がEDCHデータに対して復号化処理を行うことができる処理予定時間を決定する。本実施形態においては、スケジュール生成部85fは、読み出した処理時間をそのまま処理予定時間として決定する。なお、ここで決定した処理予定時間は、EDCHデータの最大処理予定時間となる。本実施形態においては、EDCHデータの最大処理予定時間は5msecであるものとする。
スケジュール生成部85fは、決定したDCHデータの最大処理予定時間と、決定したEDCHデータの最大処理予定時間とを復号部82に割り当てることにより、復号部82のスケジュールを生成する。なお、DCHデータの最大処理予定時間5msecとEDCHデータの最大処理予定時間5msecとの和である10msecが、本発明に係る第1処理予定時間の一実施形態となる。具体的には、スケジュール生成部85fは、復号結果を無線端末2a〜2dへ通知する必要のないDCHデータよりも、復号結果を無線端末2a〜2dへ通知する必要のあるEDCHデータの復号化処理を優先させるように、復号部82のスケジュールを生成する。すなわち、スケジュール生成部85fは、EDCHデータから復号部82による復号化処理が行われるように、復号部82のスケジュールを生成する。また、3GPPにおいて規定された規格では、復号部82によるEDCHデータの復号化処理は、E−DCHのTTI単位で行われるように定められている。このため、スケジューリング部は、復号部82によるEDCHデータの復号化処理の間に、DCHデータの復号化処理が行われるように、復号部82のスケジュールを生成する。
ここで、本実施形態に係るスケジュール生成部85fは、背景技術において説明したのと同様に、図10に示すスケジュールを生成したものとする。なお、以下では、図10に示すスケジュールを「第1スケジュール」と称して説明する。また、以下では、DCHデータに「Ud」、EDCHデータに「Ue」の英字を付して説明する。スケジュール生成部85fは、生成した第1スケジュールを、スケジュール記録部85gへ記録する。
これにより、復号部82は、スケジュール記録部85dに記録された第1スケジュールに従って、DCHデータUdおよびEDCHデータUeに対して復号化処理を行うことができる。なお、以下では、第1スケジュールに従って復号化処理が行われるDCHデータUdを「第1DCHデータUd」、第1スケジュールに従って復号化処理が行われるEDCHデータUeを「第1EDCHデータUe」と称して説明する。
ここで、本実施形態においては、復号部82が第1DCHデータ(第1処理対象データ)Udおよび第1EDCHデータ(第1処理対象データ)Ueに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間は、背景技術において説明したのと同様に、図11に示すようになったものとする。
状態情報取得部85hは、復号部82が第1DCHデータUdおよび第1EDCHデータUeに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報(TFCI値、E−TFCI値、および回数情報)を、復号部82から取得する。なお、状態情報は、復号部82が第1DCHデータUdおよび第1EDCHデータUeに対して行った復号化処理の復号結果に基づいて復号部82により算出される。本実施形態においては、状態情報取得部85hは、TFCI値「35」、E−TFCI値「28」、および繰り返し回数「6」を、復号部82から取得したものとする。状態情報取得部85hは、取得した状態情報を、記憶バッファ85iへ記録する。
図6は、本実施形態に係る記憶バッファ85iに記録されたデータの一例を示す図である。すなわち、本実施形態に係る記憶バッファ85iは、データをテーブル850iとして記録する。なお、データ構造として、テーブル構造に限定されるものではなく、任意である。図6に示すように、テーブル850iには、TFCI値「35」、E−TFCI値「28」、および繰り返し回数「6」が、状態情報として記録されている。すなわち、TFCI値「35」は、復号部82が第1DCHデータUdに対して復号化処理を行った場合に、復号部82が実際に復号化処理を行ったデータ量を算出するための指標となる識別子(データ量識別子)である。E−TFCI値「28」は、復号部82が第1EDCHデータUeに対して復号化処理を行った場合に、復号部82が実際に復号化処理を行ったデータ量を算出するための指標となる識別子(データ量識別子)である。繰り返し回数「6」は、復号部82が第1DCHデータUdおよび第1EDCHデータUeに対して実際に復号化処理を行った繰り返し回数を示す。
再スケジュール検出部85jは、記憶バッファ85iに記録された状態情報と、状態情報記録部85cに記録された状態情報とが異なっている場合に、復号部82のスケジュールを再度生成するように、スケジュール生成部85fに対して指示する。具体的には、再スケジュール検出部85jは、まず、記憶バッファ85iに記録された状態情報を読み出す。本実施形態においては、再スケジュール検出部85jは、記憶バッファ85iに記録されたTFCI値「35」、E−TFCI値「28」、および繰り返し回数「6」を読み出す。また、再スケジュール検出部85jは、状態情報記録部85cに記録された状態情報を読み出す。本実施形態においては、再スケジュール検出部85jは、状態情報記録部85cに記録されたTFCIの初期値「50」、E−TFCIの初期値「50」、および最大繰り返し回数「10」を読み出す。
再スケジュール検出部85jは、記憶バッファ85iから読み出したTFCI値、E−TFCI値、および繰り返し回数と、状態情報記録部85cから読み出したTFCIの初期値、E−TFCIの初期値、および最大繰り返し回数とを対照比較する。対照比較の結果、TFCI値、E−TFCI値、および繰り返し回数の少なくとも1つが互いに異なっている場合には、再スケジュール検出部85jは、次の処理を行う。すなわち、再スケジュール検出部85jは、状態情報記録部85cに記録されたTFCIの初期値、E−TFCIの初期値、および最大繰り返し回数を、記憶バッファ85iから読み出したTFCI値、E−TFCI値、および回数情報が示す繰り返し回数に更新する。そして、再スケジュール検出部85jは、復号部82のスケジュールを再度生成するように、スケジュール生成部85fに対して指示する。
本実施形態においては、TFCI値、E−TFCI値、および繰り返し回数の全てが互いに異なっているので、再スケジュール検出部85jは、状態情報記録部85cに記録された状態情報を更新する。すなわち、本実施形態においては、記憶バッファ85iから読み出したTFCI値が「35」、E−TFCI値が「35」、および繰り返し回数が「6」であるので、再スケジュール検出部85jは、図7に示すように、状態情報記録部85cに記録されたTFCI値、E−TFCI値、および繰り返し回数を更新する。これにより、状態情報記録部85cには、復号部82が第1DCHデータUdおよび第1EDCHデータUeに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報(TFCI値、E−TFCI値、および繰り返し回数)が記録されることとなる。
スケジュール生成部85fは、再スケジュール検出部85jから復号部82のスケジュールを再度生成するように指示があった場合に、状態情報記録部85c、データ量記録部85d、および処理時間記録部85eを参照しながら、復号部82のスケジュールを再度生成する。なお、以下では、スケジュール生成部85fにより再度生成されるスケジュールを「第2スケジュール」と称して説明する。また、以下では、第2スケジュールに従って復号化処理が行われるDCHデータUdを「第2DCHデータUd」、第2スケジュールに従って復号化処理が行われるEDCHデータUeを「第2EDCHデータUe」と称して説明する。
具体的には、スケジュール生成部85fは、まず、TFCI値、E−TFCI値、および回数情報を、状態情報記録部85cから読み出す。本実施形態においては、スケジュール生成部85fは、TFCI値「35」、E−TFCI値「35」、および繰り返し回数「6」を、状態情報記録部85cから読み出す。そして、スケジュール生成部85fは、TFCI値に基づいて、データ量記録部85dからデータ量を読み出す。これにより、スケジュール生成部85fは、復号部82が第1DCHデータUdに対して復号化処理を行った場合に、復号部82が実際に処理したデータ量を検出することができる。また、スケジュール生成部85fは、E−TFCI値に基づいて、データ量記録部85dからデータ量を読み出す。これにより、スケジュール生成部85fは、復号部82が第1EDCHデータUeに対して復号化処理を行った場合に、復号部82が実際に処理したデータ量を検出することができる。
そして、スケジュール生成部85fは、処理時間記録部85eに記録されたテーブル850e、851e、・・・、859eの中から、状態情報記録部85cから読み出した回数情報が示す繰り返し回数に対応するテーブルを選択する。本実施形態においては、読み出した回数情報が示す繰り返し回数が「6」であるので、スケジュール生成部85fは、処理時間記録部85eに記録されたテーブル850e、851e、・・・、859eの中から、繰り返し回数「6」のテーブル855e(但し、図5には図示せず)を選択する。
スケジュール生成部85fは、読み出したTFCI値のデータ量に基づいて、選択したテーブル855eから処理時間を読み出す。なお、ここで読み出した処理時間は、復号部82が第1DCHデータUdに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間となる。スケジュール生成部85fは、読み出した処理時間に基づいて、復号部82が第2DCHデータUdに対して復号化処理を行うことができる処理予定時間を決定する。本実施形態においては、スケジュール生成部85fは、読み出した処理時間をそのまま処理予定時間として決定する。なお、本実施形態においては、スケジュール生成部85fは、第2DCHデータUdの処理予定時間を3.3msecと決定したものとする(図11参照)。
また、スケジュール生成部85fは、読み出したE−TFCI値のデータ量に基づいて、選択したテーブル855eから処理時間を読み出す。なお、ここで読み出した処理時間は、復号部82が第1EDCHデータUeに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間となる。スケジュール生成部85fは、読み出した処理時間に基づいて、復号部82が第2EDCHデータUeに対して復号化処理を行うことができる処理予定時間を決定する。本実施形態においては、スケジュール生成部85fは、読み出した処理時間をそのまま処理予定時間として決定する。なお、本実施形態においては、スケジュール生成部85fは、第2EDCHデータUeの処理予定時間を2.5msecと決定したものとする(図11参照)。
スケジュール生成部85fは、決定した第2DCHデータUdの処理予定時間と、決定した第2EDCHデータUeの処理予定時間とを復号部82に割り当てることにより、復号部82の第2スケジュールを生成する。なお、DCHデータの処理予定時間3.3msecとEDCHデータの最大処理予定時間2.5msecとの和である5.8msecが、本発明に係る第2処理予定時間の一実施形態となる。具体的には、スケジュール生成部85fは、まず、第2EDCHデータUeの処理予定時間2.5msecを5分割する。これにより、0.5msecが算出される。スケジュール生成部85fは、E−DCHのTTIである2msec毎に、第2EDCHデータUeの復号化処理(0.5msec)が行われるように、復号部82の第2スケジュールを生成する。また、スケジュール生成部85fは、復号部82による第2EDCHデータUeの復号化処理の間に、第1DCHデータUdの復号化処理(3.3msec)が行われるように、復号部82の第2スケジュールを生成する。
これにより、図8に示すように、スケジュール生成部85fによって第2スケジュールが生成される。スケジュール生成部85fは、生成した第2スケジュールを、スケジュール記録部85gへ記録する。それゆえ、復号部82は、スケジュール記録部85dに記録された第2スケジュールに従って、第2DCHデータ(第2処理対象データ)Udおよび第2EDCHデータ(第2処理対象データ)Ueに対して復号化処理を行うことができる。
すなわち、本実施形態に係るスケジュール生成部85fは、復号部82が第2DCHデータUdおよび第2EDCHデータUeに対して復号化処理を行うことができる最大処理予定時間を復号部82に割り当てているのではなく、復号部82が第1DCHデータUdおよび第1EDCHデータUeに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間に基づいて決定された第2処理予定時間を復号部82に割り当てている。つまり、スケジュール生成部85fは、復号部82が実際に要した前回の処理時間を指標として今回の第2処理予定時間を決定し、決定した第2処理予定時間を復号部82に割り当てている。このため、本実施形態に係るスケジューリング部85は、従来のスケジューリング部と比較して、復号部82に処理予定時間を必要以上に割り当てることなく、復号部82を効率的に動作させるスケジュールを生成することが可能となる。
また、図8において、本実施形態に係るスケジューリング部85により復号部82が予約(確保)されていない時間(すなわち、T1+T2+T3)については、スケジューリング部85は、他のユーザデータに対して復号化処理が行われるように、スケジューリングを行うことができる。ここで、T1+T2+T3=1.2msec+1.5msec+1.5msec=4.2msecである。これにより、本実施形態に係るスケジューリング部85は、復号部82を効率的に動作させるスケジュールを生成することが可能となる。
次に、上記の構成に係るスケジューリング部85の動作について、図9を参照しながら説明する。
図9は、スケジューリング部85の動作の一例を示すフローチャートである。図9に示すように、スケジュール制御部85bは、要求情報記録部85aを定期的に監視することにより、制御部7によって要求情報が要求情報記録部85aに書き込まれたか否かを判定する(Op1)。
スケジュール制御部85bは、制御部7によって要求情報が要求情報記録部85aに書き込まれたと判定した場合には(Op1にてYES)、TFCIの初期値、E−TFCIの初期値、および最大繰り返し回数を、制御部7から取得する(Op2)。なお、TFCIの初期値、E−TFCIの初期値、および最大繰り返し回数が、状態情報となる。
ここで、Op2にて取得されたTFCIの初期値は、復号部82が第1DCHデータUdに対して復号化処理を行うことができる最大データ量を算出するための指標となる識別子である。また、Op2にて取得されたE−TFCIの初期値は、復号部82が第1EDCHデータUeに対して復号化処理を行うことができる最大データ量を算出するための指標となる識別子である。さらに、Op2にて取得された最大繰り返し回数は、復号部82が復号化処理を繰り返し行うことができる最大繰り返し回数を示す。
一方、スケジュール制御部85bは、制御部7によって要求情報が要求情報記録部85aに書き込まれていないと判定した場合には(Op1にてNO)、Op1へ戻り、Op1の判定処理を繰り返す。
スケジュール制御部85bは、Op2にて取得されたTFCIの初期値、E−TFCIの初期値、および最大繰り返し回数を、状態情報記録部85cへ記録する(Op3)。そして、スケジュール制御部85bは、復号部82の第1スケジュールを生成するように、スケジュール生成部85fに対して指示する(Op4)。
スケジュール生成部85fは、Op4の指示があった場合に、状態情報記録部85c、データ量記録部85d、および処理時間記録部85eを参照しながら、上述の方法にて、復号部82の第1スケジュールを生成する(Op5)。これにより、例えば、図10に示すように、スケジュール生成部85fによって第1スケジュールが生成される。スケジュール生成部85fは、Op5にて生成された第1スケジュールを、スケジュール記録部85gへ記録する(Op6)。これにより、復号部82は、スケジュール記録部85dに記録された第1スケジュールに従って、第1DCHデータUdおよび第1EDCHデータUeに対して復号化処理を行うことができる。なお、本実施形態においては、復号部82が第1DCHデータUdおよび第1EDCHデータUeに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間は、図11に示すようになったものとする。
次に、状態情報取得部85hは、復号部82が第1DCHデータUdおよび第1EDCHデータUeに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報(TFCI値、E−TFCI値、および回数情報)を、復号部82から取得する(Op7)。状態情報取得部85hは、Op7にて取得された状態情報を、記憶バッファ85iへ記録する(Op8)。
そして、再スケジュール検出部85jは、記憶バッファ85iに記録された状態情報と、状態情報記録部85cに記録された状態情報とが異なっているか否かを判定する(Op9)。具体的には、再スケジュール検出部85jは、記憶バッファ85iに記録されたTFCI値、E−TFCI値、および繰り返し回数と、状態情報記録部85cに記録されたTFCIの初期値、E−TFCIの初期値、および最大繰り返し回数とを対照比較し、TFCI値、E−TFCI値、および繰り返し回数の少なくとも1つが互いに異なっているか否かを判定する。
再スケジュール検出部85jは、記憶バッファ85iに記録された状態情報と、状態情報記録部85cに記録された状態情報とが異なっていると判定した場合には(Op9にてYES)、状態情報記録部85cに記録されたTFCIの初期値、E−TFCIの初期値、および最大繰り返し回数を、記憶バッファ85iに記録されたTFCI値、E−TFCI値、および回数情報が示す繰り返し回数に更新する(Op10)。一方、再スケジュール検出部85jは、記憶バッファ85iに記録された状態情報と、状態情報記録部85cに記録された状態情報とが異なっていないと判定した場合には(Op9にてNO)、図9の処理を終了する。
そして、再スケジュール検出部85jは、復号部82の第2スケジュールを生成するように、スケジュール生成部85fに対して指示する(Op11)。そして、Op5へ戻り、Op5以降の処理を繰り返す。すなわち、スケジュール生成部85fは、Op11の指示があった場合に、状態情報記録部85c、データ量記録部85d、および処理時間記録部85eを参照しながら、上述の方法にて、復号部82の第2スケジュールを生成する。そして、スケジュール生成部85fは、生成した第2スケジュールを、スケジュール記録部85gへ記録する。
このように、再スケジュール検出部85jは、記憶バッファ85iに記録された状態情報と、状態情報記録部85cに記録された状態情報とが異なっている場合に、復号部82のスケジュールを再度生成するように、スケジュール生成部85fに対して指示する。スケジュール生成部85fは、再スケジュール検出部85jから復号部82のスケジュールを再度生成するように指示がある度に、復号部82のスケジュールを生成する。復号部82は、スケジュール生成部85fにより生成されたスケジュールに従って、ユーザデータに対して復号化処理を行う。
なお、上記では、スケジューリング部は、復号部(処理装置、復号装置)のスケジュールを生成する例について説明したが、これに限定されない。例えば、スケジューリング部は、ユーザデータに対して符号化処理を行う符号部(処理装置)のスケジュールを生成するようにしてもよい。
また、上記では、スケジューリング部は、無線基地局装置内に備えられている例について説明したが、これに限定されない。例えば、スケジューリング部は、無線基地局装置以外に、無線端末、無線ネットワーク制御装置、パーソナルコンピュータ、サーバ装置等、任意の装置に備えられていてもよい。この場合、スケジューリング部は、当該装置に備えられる任意の処理部(処理装置)のスケジュールを生成するようにしてもよい。
また、上記では、無線基地局装置と無線ネットワーク制御装置とは、ハードウェア的にそれぞれ異なる装置である場合について説明したが、これに限定されない。すなわち、無線基地局装置と無線ネットワーク制御装置とは、ハードウェア的に同じ装置であってもよい。つまり、無線基地局装置に無線ネットワーク制御装置の機能が備えられていてもよい。
また、上記では、スケジュール生成部は、処理時間記録部に記録されたテーブルから読み出した処理時間をそのまま処理予定時間として決定する例について説明したが、これに限定されない。例えば、スケジュール生成部は、処理時間記録部に記録されたテーブルから読み出した処理時間に対して、補正値を加算あるいは減算することにより、処理予定時間を決定するようにしてもよい。
さらに、上記では、処理時間記録部には、繰り返し回数に応じて、複数のテーブルが記録されている例について説明したが、これに限定されない。すなわち、処理時間記録部には、繰り返し回数に関わらず、データ量と処理時間とが対応付けて記録されたテーブルが1つ記録されていてもよい。この場合、状態情報取得部は、復号部がユーザデータに対して実際に復号化処理を行った繰り返し回数を示す回数情報を、復号部から取得しなくともよい。つまり、スケジュール生成部は、TFCI値およびE−TFCI値に基づいて、データ量記録部に記録されたテーブルからデータ量を読み出し、読み出したデータ量に基づいて、処理時間記録部に記録されたテーブルから処理時間を読み出す。
すなわち、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。つまり、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
以上のように、本発明は、処理装置に処理予定時間を必要以上に割り当てることなく、処理装置を効率的に動作させるスケジュールを生成することが可能になるスケジューリング装置、スケジューリング方法、またはプログラムとして有用である。
図1は、通信システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、スケジューリング部の概略構成を示すブロック図である。 図3は、状態情報記録部に記録されたデータの一例を示す図である。 図4は、データ量記録部に記録されたデータの一例を示す図である。 図5は、処理時間記録部に記録されたデータの一例を示す図である。 図6は、記憶バッファに記録されたデータの一例を示す図である。 図7は、再スケジュール検出部により更新された後の、状態情報記録部に記録されたデータの一例を示す図である。 図8は、スケジュール生成部により再度生成された復号部のスケジュールの一例を示す図である。 図9は、スケジューリング部の動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、スケジューリング部により生成された復号部のスケジュールの一例を示す図である。 図11は、図10に示すスケジュールに従って、復号部がユーザデータに対して復号化処理を行った場合に、当該復号部がユーザデータに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間の一例を示す図である。
符号の説明
2a〜2d 無線端末
4 無線基地局装置
82 復号部(処理装置、復号装置)
85 スケジューリング部(スケジューリング装置)
85e 処理時間記録部
85f スケジュール生成部
85g スケジュール記録部
85h 状態情報取得部

Claims (8)

  1. 第1処理対象データおよび第2処理対象データの順に、第1処理対象データおよび第2処理対象データのそれぞれに対して所定の処理を行う処理装置とアクセス可能なスケジューリング装置において、
    前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第1処理予定時間を当該処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うための第1スケジュールを生成し、生成した第1スケジュールをスケジュール記録部へ記録するスケジュール生成部と、
    前記スケジュール記録部に記録された第1スケジュールに従って、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行った場合に、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報を、当該処理装置から取得する状態情報取得部とを備え、
    前記スケジュール生成部は、前記状態情報取得部により取得された状態情報に基づいて、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出し、算出した処理時間に基づいて、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第2処理予定時間を決定し、決定した第2処理予定時間を前記処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うための第2スケジュールを生成し、生成した第2スケジュールを前記スケジュール記録部へ記録する、スケジューリング装置。
  2. 前記処理装置は、第1処理対象データおよび第2処理対象データの順に、第1処理対象データおよび第2処理対象データのそれぞれに対して復号化処理を行う復号装置であって、
    前記状態情報には、前記復号装置が第1処理対象データに対して復号化処理を行った場合に、当該復号装置が実際に復号化処理を行ったデータ量を算出するための指標となるデータ量識別子が含まれており、
    前記スケジューリング装置は、データ量と処理時間とが対応付けて記録された処理時間記録部をさらに備え、
    前記スケジュール生成部は、前記データ量識別子に基づいて、前記復号装置が実際に復号化処理を行ったデータ量を算出し、算出したデータ量に基づいて、前記処理時間記録部から処理時間を読み出し、読み出した処理時間を、前記復号装置が第1処理対象データに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間として算出する、請求項1に記載のスケジューリング装置。
  3. 前記復号装置は、前記復号化処理の復号結果に対して誤り検出を行い、前記復号結果に誤りが検出されていない場合には、当該復号結果を出力し、かつ、前記復号結果に誤りが検出されている場合には、当該復号結果をフィードバックして再度復号化処理を繰り返す装置であって、
    前記状態情報には、前記復号装置が第1処理対象データに対して実際に復号化処理を行った繰り返し回数を示す回数情報がさらに含まれており、
    前記処理時間記録部には、繰り返し回数と、データ量と、処理時間とが対応付けて記録されており、
    前記スケジュール生成部は、前記データ量識別子に基づいて、前記復号装置が実際に復号化処理を行ったデータ量を算出し、算出したデータ量と、前記回数情報が示す繰り返し回数とに基づいて、前記処理時間記録部から処理時間を読み出し、読み出した処理時間を、前記復号装置が第1処理対象データに対して復号化処理を行うのに実際に要した処理時間として算出する、請求項2に記載のスケジューリング装置。
  4. 前記第1処理対象データおよび前記第2処理対象データは、DCH(Dedicated Channel)を用いて無線端末から送信されたユーザデータ、またはE−DCH(Enhanced DCH)を用いて無線端末から送信されたユーザデータである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスケジューリング装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のスケジューリング装置を備える無線基地局装置。
  6. 第1処理対象データおよび第2処理対象データの順に、第1処理対象データおよび第2処理対象データのそれぞれに対して所定の処理を行う処理装置とアクセス可能なコンピュータが処理を実行するスケジューリング方法において、
    前記コンピュータが備えるスケジュール生成部が、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第1処理予定時間を当該処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うための第1スケジュールを生成し、生成した第1スケジュールをスケジュール記録部へ記録するスケジュール生成工程と、
    前記コンピュータが備える状態情報取得部が、前記スケジュール記録部に記録された第1スケジュールに従って、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行った場合に、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報を、当該処理装置から取得する状態情報取得工程とを含み、
    前記スケジュール生成工程は、前記状態情報取得工程により取得された状態情報に基づいて、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出し、算出した処理時間に基づいて、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第2処理予定時間を決定し、決定した第2処理予定時間を前記処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うための第2スケジュールを生成し、生成した第2スケジュールを前記スケジュール記録部へ記録する、スケジューリング方法。
  7. 第1処理対象データおよび第2処理対象データの順に、第1処理対象データおよび第2処理対象データのそれぞれに対して所定の処理を行う処理装置とアクセス可能なコンピュータに処理を実行させるプログラムにおいて、
    前記プログラムは、
    前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第1処理予定時間を当該処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うための第1スケジュールを生成し、生成した第1スケジュールをスケジュール記録部へ記録するスケジュール生成処理と、
    前記スケジュール記録部に記録された第1スケジュールに従って、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行った場合に、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報を、当該処理装置から取得する状態情報取得処理とを前記コンピュータに実行させ、
    前記スケジュール生成処理において、前記状態情報取得処理により取得された状態情報に基づいて、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出し、算出した処理時間に基づいて、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第2処理予定時間を決定し、決定した第2処理予定時間を前記処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うための第2スケジュールを生成し、生成した第2スケジュールを前記スケジュール記録部へ記録する、プログラム。
  8. 第1処理対象データおよび第2処理対象データの順に、第1処理対象データおよび第2処理対象データのそれぞれに対して所定の処理を行う処理装置とアクセス可能なコンピュータが処理を実行するスケジューリング方法において、
    前記コンピュータが備えるスケジュール生成部が、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第1処理予定時間を当該処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うための第1スケジュールを生成するスケジュール生成工程と、
    前記コンピュータが備える状態情報取得部が、前記生成された第1スケジュールに従って、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行った場合に、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出するための指標となる状態情報を、当該処理装置から取得する状態情報取得工程とを含み、
    前記スケジュール生成工程は、前記状態情報取得工程により取得された状態情報に基づいて、前記処理装置が第1処理対象データに対して所定の処理を行うのに実際に要した処理時間を算出し、算出した処理時間に基づいて、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うことができる第2処理予定時間を決定し、決定した第2処理予定時間を前記処理装置に割り当てることにより、前記処理装置が第2処理対象データに対して所定の処理を行うための第2スケジュールを生成する、スケジューリング方法。
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