JP2007166593A - データ通信サーバ、データ通信方法およびプログラム - Google Patents

データ通信サーバ、データ通信方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007166593A
JP2007166593A JP2006296231A JP2006296231A JP2007166593A JP 2007166593 A JP2007166593 A JP 2007166593A JP 2006296231 A JP2006296231 A JP 2006296231A JP 2006296231 A JP2006296231 A JP 2006296231A JP 2007166593 A JP2007166593 A JP 2007166593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
transmission
communication server
terminal
data communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006296231A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Kihara
英人 木原
Kazuki Matsui
一樹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006296231A priority Critical patent/JP2007166593A/ja
Publication of JP2007166593A publication Critical patent/JP2007166593A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】複数の携帯端末とデータ通信サーバとの間の通信状態に応じた効率のよいデータ伝送を可能にするデータ伝送システムを提供する。
【解決手段】通信回線3を通じて、複数の携帯端末2a、2b、2cとデータ通信可能なデータ通信サーバ1は、携帯端末2a、2b、2cそれぞれについて、送信待ちデータ量と、データ伝送効率とを表す端末データを取得する端末情報取得部12と、端末データを基に、携帯端末2a、2b、2cのそれぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する優先度算出部13と、優先度を基に、携帯端末2a、2b、2cとデータ通信サーバ1との間のデータ伝送の伝送条件データを生成する条件生成部14と、伝送条件データに基づいて、送信待ちデータを携帯端末2aから受信するデータ伝送部19とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信回線を通じて、複数の携帯端末とデータ通信可能なデータ通信サーバ、データ通信方法およびプログラムに関し、特に、モバイル通信回線を経由して、多数の携帯端末から大量のデータのアップロードを受け付けたり、多数の携帯端末へデータを送信したりするデータ通信サーバに関する。
近年、無線LANやデータ通信機能を持つ携帯電話が普及してきており、従来の有線LANによるデータ通信のネットワークに加えて、無線によるネットワークが広まりつつある。さらに、携帯電話やPDA/HHT(Hand Held Terminal)にデジタルカメラが搭載されることも一般的になっている。それに伴い、カメラで撮影した作業現場や品物の様子を、静止画や動画データとしてサーバに送信して業務で利用することを可能にするシステムも出てきている。
従来、ネットワークを利用した各種業務アプリケーションは、主に有線LANに常時接続された環境にあるパーソナルコンピュータ等の固定端末をデータ通信の対象とすることを想定していた。しかし、近年、携帯電話網や無線LANなどのモバイル通信(移動体通信)環境にある携帯端末をデータ通信の対象とする業務アプリケーションが求められている。
モバイル通信環境では、携帯端末の移動とともに電波の状況が変化し、それに伴いパケットロスや通信切断が発生する。これは、常時接続環境では“異常”ともいえる状況であるが、モバイル通信環境では“いつでも起きうる”状況である。
現状では、パケットロスや通信切断等に対する通信エラー処理は各業務アプリケーションで行われている。このような通信エラー処理の必要性は、ユーザが直接操作を行うフロント業務システムの開発において負担になっている。そのため、モバイル通信環境におけるメッセージング処理、すなわちデータ通信を安定・効率化する技術開発が不可欠である。
従来、多数の端末からサーバにデータのアップロードを行うシステムにおいて、各端末がアップロードを行う方法は、例えば、以下の2つの方法が存在した。いずれの方法でも、アップロードに時間がかかる場合があった。1つは、アップロード時刻をあらかじめ端末ごとに定義し、定義した固定スケジュールに従ってアップロードを行う方法である。この方法では、端末は、アップロード失敗時には次の定義時刻まで待って再アップロードを行うため、待ち時間が大きくなる。また、モバイル通信環境では回線状態の変化が激しいため、固定スケジュールにより、アップロードタイミング等の条件の最適化を行っても、回線状態が変化すると最適でなくなる。
もう1つの方法は、アップードに失敗した端末が時間を置いて再アップロードを試みる方法である。この方法では、アップロード失敗時には各端末がばらばらの時間を置いて再アップロードを行うため、無駄な待ち時間が生じる場合がある。
データ通信を安定・効率化する技術として、QoS(Quality of service)制御を各携帯端末で行う方法が示されている(例えば、特許文献1参照)。この方法では、各携帯端末に設けられたQoSコントローラが、例えば、携帯端末間のトラフィック調整、動作監視、パケットの再スケジューリング等のQoSをコントロールする。
特開2004−320159号公報
しかしながら上記方法は、ある携帯端末と他の携帯端末の間における1対1のデータ通信を制御する方法であり、多数の携帯端末とサーバとの間におけるデータ通信のように、多対1のデータ通信を制御する方法ではない。そのため、例えば、多数の携帯端末からのアップロード等の多対1のデータ通信において、複数の携帯端末の通信状態を考慮して全体として効率のよいデータ通信を行うことは困難であるという課題があった。
ゆえに、本発明は、複数の携帯端末とデータ通信サーバとの間の通信状態に応じた効率のよいデータ伝送を可能にするデータ伝送システム、データ伝送方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明にかかるデータ通信サーバは、通信回線を通じて、複数の携帯端末とデータ通信可能なデータ通信サーバであって、前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する端末情報取得部と、前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する優先度算出部と、前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとの間のデータ伝送の時期および伝送データ量を表す伝送条件データを生成する条件生成部と、前記伝送条件データに基づいて、送信待ちデータを携帯端末へ送信するか、または受信待ちデータを携帯端末から受信するデータ伝送部とを備える。
本発明にかかるデータ通信方法は、データ通信サーバが、通信回線を介して複数の携帯端末とデータを送受信するデータ通信方法であって、前記データ通信サーバが備える端末情報取得部が、前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する工程と、前記データ通信サーバが備える優先度算出部が、前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する工程と、前記データ通信サーバが備える条件生成部が、前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとのデータ伝送の時期および伝送データ量を表す伝送条件データを生成する工程と、前記データ通信サーバが備えるデータ伝送部が、前記伝送条件データに基づいて、送信待ちデータを携帯端末へ送信するか、または受信待ちデータを携帯端末から受信する工程とを含む。
本発明にかかるプログラムは、複数の携帯端末が、通信回線を通じてデータ通信サーバへデータを送信する際の条件を生成する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する端末情報取得処理と、前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する優先度算出処理と、前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとのデータ伝送の時期およびデータ伝送量を表す伝送条件データを生成する条件生成処理とをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、複数の携帯端末とデータ通信サーバとの間の通信状態に応じた効率のよいデータ伝送を可能にするデータ伝送システム、データ伝送方法およびプログラムを提供することができる。
本発明にかかるデータ通信サーバは、通信回線を通じて、複数の携帯端末とデータ通信可能なデータ通信サーバであって、前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する端末情報取得部と、前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する優先度算出部と、前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとの間のデータ伝送の時期および伝送データ量を表す伝送条件データを生成する条件生成部と、前記伝送条件データに基づいて、送信待ちデータを携帯端末へ送信するか、または受信待ちデータを携帯端末から受信するデータ伝送部とを備える。
前記端末データは、前記複数の携帯端末それぞれと前記データ通信サーバとの間の通信状態を、前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率によって表している。前記優先度算出部は、前記端末データを用いて優先度を算出するので、前記複数の携帯端末の通信状態に応じて、データ伝送を優先させるべき携帯端末を特定することができる。また、前記優先度算出部は、1つの携帯端末とデータ通信サーバとの間の通信状態だけでなく、複数の携帯端末とデータ通信サーバとの通信状態を考慮した優先度を算出する。そのため、前記条件生成部は、前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末と前記データ通信サーバとの間の通信状態を考慮した最適なデータ伝送を実現するための伝送条件データを生成することができる。前記伝送条件データに基づいて、前記複数の携帯端末と前記データ通信サーバとの間でデータ伝送がなされることで、前記複数の携帯端末と前記データ通信サーバとの間の通信状態に応じた効率のよいデータ伝送が行われる。
本発明にかかるデータ通信サーバにおいて、前記優先度算出部は、前記複数の携帯端末のうち最も予想時間が長い携帯端末のデータ伝送を最も優先させるように優先度を算出することが好ましい。
これにより、予想時間が他より長いために前記複数の携帯端末によるデータ伝送においてボトルネックとなる携帯端末のデータ伝送の優先度が、他の携帯端末より高く算出される。その結果、ボトルネックとなる携帯端末と前記データ通信サーバとの間のデータ伝送を優先させるような伝送条件データが前記条件生成部で生成される。各携帯端末と前記データ通信サーバとは、前記伝送条件データに基づいてデータ伝送を行うことにより、ボトルネックとなる携帯端末のデータ伝送が優先して行われる。これにより、前記複数の携帯端末と前記データ通信サーバとの間のデータ伝送が全体として早期に完了する。
本発明にかかるデータ通信サーバにおいて、前記端末情報取得部は、携帯端末の電波強度を表すデータを含む端末データを取得し、前記優先度算出部は、前記電波強度をさらに用いて前記予想時間を求めることが好ましい。
これにより、前記優先度算出部は、電波強度を基にした回線切断のリスクを前記優先度に反映させることができる。その結果、携帯端末とデータ通信サーバとの間の変化の激しい通信状態を、優先度としてデータ化することができる。これにより、前記条件生成部は、より適切な伝送条件データを生成することができる。
本発明にかかるデータ通信サーバにおいて、前記端末情報取得部は、携帯端末において、送信または受信待ちデータ量またはデータ伝送効率が、前回の取得時に比べて所定の量だけ変化した場合に、前記端末データを取得することが好ましい。
これにより、前記端末情報取得部は、携帯端末の通信状態に応じて動的に端末データを取得することができる。そのため、携帯端末とデータ通信サーバ間の回線の状態や、携帯端末の状態の変化に応じて、随時、優先度および伝送条件データが算出される。
本発明にかかる携帯端末は、本発明にかかるデータ通信サーバと、通信回線を介してデータ通信が可能な携帯端末であって、前記データ通信サーバへ、前記携帯端末からの送信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを送信する端末情報送信部と、前記データ通信サーバから、前記データ通信サーバとのデータ伝送の時期およびデータ伝送量を表す伝送条件データを受信する条件受信部と、前記伝送条件データに基づいて、前記データ通信サーバへ送信待ちデータを送信するデータ送信部とを備える。
前記端末情報送信部が端末データを前記データ通信サーバへ送信することにより、携帯端末において変化する送信待ちデータ量およびデータ伝送効率が前記データ通信サーバへ送信される。データ通信サーバは、他の携帯端末の端末データも考慮して前記携帯端末の伝送条件データを生成し、前記携帯端末へ送信する。前記携帯端末の前記条件受信部は、前記伝送条件データを受信する。前記データ送信部は、前記伝送条件データを基に、前記データ通信サーバへ送信待ちデータを送信するので、他の携帯端末の通信状態も考慮された効率のよいデータ送信が行われる。
本発明にかかるデータ通信方法は、データ通信サーバが、通信回線を介して複数の携帯端末とデータを送受信するデータ通信方法であって、前記データ通信サーバが備える端末情報取得部が、前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する工程と、前記データ通信サーバが備える優先度算出部が、前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する工程と、前記データ通信サーバが備える条件生成部が、前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとのデータ伝送の時期および伝送データ量を表す伝送条件データを生成する工程と、前記データ通信サーバが備えるデータ伝送部が、前記伝送条件データに基づいて、送信待ちデータを携帯端末へ送信するか、または受信待ちデータを携帯端末から受信する工程とを含む。
本発明にかかるプログラムは、複数の携帯端末が、通信回線を通じてデータ通信サーバへデータを送信する際の条件を生成する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する端末情報取得処理と、前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する優先度算出処理と、前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとのデータ伝送の時期およびデータ伝送量を表す伝送条件データを生成する条件生成処理とをコンピュータに実行させる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の一形態を詳細に説明する。
本実施形態では、モバイル通信回線を経由して、多数の携帯端末からサーバに大量のデータをアップロードするデータ通信サーバの例を説明する。図1は、携帯端末、モバイル通信回線およびデータ通信サーバの概略図である。図1に示すように、データ通信サーバ1は、モバイル通信回線3を通じて、複数の携帯端末2a、2b、2cとデータ通信可能な状態になっている。なお、図1においては、説明を簡単にするため、データ通信サーバ1とデータ通信可能な携帯端末は3台だけ示されているが、実際には、さらに多数の携帯端末がデータ通信サーバ1と通信可能となり得る。
データ通信サーバ1は、例えば、複数の営業店の携帯端末2a、2b、2cから、データを収集する業務システム等に用いられる。携帯端末2a、2b、2cは、例えば、携帯電話、PDA、HHT、ノート型パーソナルコンピュータ、タブレット型パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型デジタルオーディオプレイヤー、携帯型デジタルビデオプレイヤー、デジタルカメラ等の無線通信可能な端末である。モバイル通信回線3は、例えば、無線LAN、移動体通信網、WiMAX、Bluetooth、UWB、ZigBee、無線FireWire、IrDA等の、無線通信ネットワークを含んでいる。
図2は、データ通信サーバ1および携帯端末2aの構成の例を示す機能ブロック図である。ここで、携帯端末2b、2cの構造も携帯端末2aと同様にすることができる。
図2に示すように、データ通信サーバ1は、要求受付部11、端末情報取得部12、優先度算出部13、条件生成部14、条件通知部16、記録部18、受信キュー19を備える。携帯端末2aは、アップロード要求部21、端末情報送信部23、条件受信部25、データ送信部27、記録部28、送信キュー29を備える。
携帯端末2aのアップロード要求部21は、例えば、送信待ちのアップロードデータ35が発生した場合に、アップロードが必要な状況になるとデータ通信サーバ1に対しアップロードを要求する。データ通信サーバ1の要求受付部11は、携帯端末2aからのアップロード要求を受け付ける。
端末情報取得部12は、例えば、携帯端末2aの端末情報送信部23から送られてくる端末データを受信して、記録部18へ記録する。端末データ31は、例えば、携帯端末2aにおける送信待ちデータ量と、携帯端末2aとデータ通信サーバ1とのデータ伝送効率とを表すデータである。なお、端末情報取得部12は、携帯端末2aから送信される端末データに加えて、他の携帯端末2b、2cから送信される端末データも受信し、記録部18に記録する。
データ伝送効率を表すデータとして、例えば、平均伝送速度(bps)、最大伝送速度(bps)、電波強度、平均遅延時間、パケットロス率等がある。送信待ちデータ量を表すデータは、送信待ちデータのサイズを表すデータでもよいし、送信待ちデータの変化率を表すデータでもよい。
優先度算出部13は、端末データ31を基に、携帯端末2a、2b、2cそれぞれについて、データ伝送の優先度33を算出し、記録部18へ記録する。優先度は、例えば、数値で表され、その数値が大きい程、優先度が高いことを意味するようにすることができる。
図3は、記録部18に記録された端末データ31および優先度33のデータ構造の一例を示す図である。図3に示す例では、少なくとも優先度、送信待ちデータ量、伝送速度(Mbps)、電波強度が、各携帯端末2a、2b、2cについて記録されている。
条件生成部14は、記録部18に記録された優先度33に基づいて、携帯端末2a、2b、2cそれぞれについて、伝送条件データを生成する。伝送条件データは、例えば、データ通信サーバ1と携帯端末2aとの間のデータ伝送の時期および伝送データ量を表すデータである。伝送条件データは、例えば、携帯端末2aがアップロードデータをアップロードする時期と、アップロードの仕方とを表すデータである。伝送条件データには、例えば、送信開始時間、送信間隔、1メッセージのサイズ、コネクション数などが含まれる。
条件通知部16は、条件生成部14が生成した伝送条件データをそれぞれの携帯端末2a、2b、2cに送信する。
携帯端末2aの条件受信部25は、データ通信サーバ1の条件通知部16から送信される伝送条件データを受信する。条件受信部25が受信した伝送条件データは、データ送信部27に渡される。
データ送信部27は、条件受信部25が受信した伝送条件データに基づいて、記録部28に記録されている送信待ちアップロードデータ35を、データ通信サーバ1へ送信する処理を行う。例えば、条件受信部25は、伝送条件データに記載された送信開始時間に、記録部28から送信待ちアップロードデータ35を取り出して送信キュー29に入れる。送信キュー29は、その中に入れられたアップロードデータ35をデータ通信サーバの受信キュー19へ順次送り出す。受信キュー19は受信したアップロードデータ35を記録部18へ順次記録する。
携帯端末2aにはコンピュータが内蔵されている。携帯端末2aのアップロード要求部21、端末情報送信部23、条件受信部25、データ送信部27の機能は、例えば、携帯端末2aが備えるコンピュータのCPUまたはMPUが所定のプログラムを実行することで実現することができる。携帯端末2aの記録部28には、例えば、携帯端末2aが備える半導体メモリ、ハードディスク、取り外し可能なメモリカード等を用いることができる。
データ通信サーバ1は、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ等(以下、PC等という)のコンピュータにより構成される。データ通信サーバ1の要求受付部11、端末情報取得部12、優先度算出部13、条件生成部14、条件通知部16、受信キュー19の機能はデータ通信サーバ1が備えるコンピュータのCPUまたはMPUが所定のプログラムを実行することで実現することができる。また、記録部18には、コンピュータが備えるハーディスク、半導体メモリ、フレキシブルディスク、DVD等を用いることができる。
次に、携帯端末2aからデータ通信サーバ1へのアップロードの処理の流れについて説明する。図4は、データ通信サーバ1および携帯端末2aの処理の一例を示すシーケンス図である。
図4に示すように、まず、携帯端末2aのアップロード要求部21がデータ通信サーバ1に対してアップロード要求を送信し、要求受付部11がアップロード要求を受信する(S31)。アップロード要求部21は、例えば、携帯端末2aの記録部28に送信待ちのアップロードデータ35が発生した時点で、アップロード要求をデータ通信サーバ1に送信する。
アップロード要求を受信した要求受付部11は、端末情報取得部12に、アップロード要求を受信した旨の情報を渡す(S32)。端末情報取得部12は、携帯端末2a、2b、2cに計測リクエストを送信する(S33)。各携帯端末2a、2b、2cの端末情報送信部23が、計測リクエストを受信する。
端末情報送信部23は、計測リクエストを受信すると、端末データをデータ通信サーバ1へ送信する(S35)。端末データには、例えば、送信待ちのアップロードデータ35の量、携帯端末2aの電波強度、携帯端末2aとデータ通信サーバ1との間の平均伝送速度および最大伝送速度、平均遅延時間、パケットロス率等が含まれる。データ通信サーバ1に送信された端末データは、端末情報取得部12が受信して記録部18に端末データ31として記録する(S36)。端末データ31は、例えば、図3に示すデータ構造を有する。
優先度算出部13は、記録部18の端末データ31に基づいて、各携帯端末2a、2b、2cの優先度を計算し、記録部18へ記録する(S37)。優先度算出部13は、端末データ31に含まれる送信待ちデータ量、伝送速度、電波強度から、携帯端末2a、2b、2cにおける送信待ちデータが送信されるのにかかる予想時間を携帯端末2a、2b、2cごとに求める。優先度算出部13は、携帯端末2a、2b、2cそれぞれにおける予想時間を用いて、携帯端末2a、2b、2cそれぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する。優先度の算出処理の例は後述する。
条件生成部14は、記録部18に記録された端末データ31および優先度33に基づいて、伝送条件データを生成し、条件通知部16へ渡す(S38)。条件生成部14は、携帯端末2a、2b、2cのうち携帯端末2aについて、アップロードデータ35をデータ通信サーバ1へアップロードする条件を示す伝送条件データを生成する。伝送条件データには、例えば、送信開始時刻、1メッセージのサイズ、各メッセージの送信間隔、コネクション数等が含まれる。伝送条件データを生成する処理の例については後述する。
条件生成部14は、生成した伝送条件データを条件通知部16に渡す(S39)。条件通知部16は、携帯端末2aについての伝送条件データを、携帯端末2aへ送信する(S40)。携帯端末2aの条件受信部25が、条件通知部16から送信された伝送条件データを受信する。条件受信部25は、受信した伝送条件データをデータ送信部27に渡す(S41)。
データ送信部27は、伝送条件データに基づいて、記録部28のアップロードデータ35を読み出して(S42)、データ通信サーバ1へ送信する(S43)。データ送信部27は、例えば、アップロードデータ35を、送信条件データが示す1メッセージのサイズに分割し、伝送条件データが示す送信開始時刻から、伝送条件データが示す送信間隔をおいて送信する。また、伝送条件データが示す数のコネクションをデータ通信サーバ1との間で確立して、上記の送信を行う。データ送信部27が送信したアップロードデータ35は、データ通信サーバ1の記録部18へ記録される。
以上のように、携帯端末2aからデータ通信サーバ1へアップロードデータ35が送信される。上記例の送信処理が、携帯端末2b、2cについても並行して行われる。すなわち、携帯端末2a、2bまたは2cからアップロード要求の送信がある度に、データ通信サーバ1は、図4に示す処理を行い、アップロード要求を送信した携帯端末に対して、最適なアップロードの条件を示す伝送条件データを送信する。これにより、携帯端末は、効率のよいアップロードを行うことができる。
データ通信サーバ1は、複数の携帯端末2a、2b、2cから収集したアップロードデータ35を、例えば、業務システムに転送することによって、業務アプリケーションの利用に供することができる。
なお、図4に示す例では、ある携帯端末からアップロード要求が送信される度に、データ通信サーバ1は、全携帯端末2a、2b、2cに計測リクエストを出して、全携帯端末2a、2b、2cの端末データ情報を収集しているが、全携帯端末2a、2b、2cの端末データを収集するタイミングはこれに限られない。端末データを収集する他の方法として、例えば、以下の2つの方法が挙げられる。
1つ目は、一定時間ごとにデータ通信サーバ1から携帯端末2a、2b、2cに計測リクエストを出してそれぞれの端末データを収集する方法である。この場合、計測リクエストが特定の時刻に集中しないように、携帯端末2a、2b、2cごとに計測リクエストを送信する時刻をずらして送信することが好ましい。また、通信状態の変動の激しい携帯端末に関しては短い間隔で計測を行うことで、より正確な携帯端末の通信状態を表す端末データの取得が可能になる。
2つ目は、各携帯端末2a、2b、2cにおいて、前回の端末データ送信時から、ある閾値以上の通信状態の変動があった場合は、データ通信サーバ1に端末データが送信される方法である。これにより、データ通信サーバ1における端末データ31は、各携帯端末2a、2b、2cの通信状態に応じて動的に更新される。そのような端末データ31を基に、データ伝送条件が算出されることで、通信状態に応じたアップロード条件が算出される。
なお、図3に示すような端末データ31および優先度33の例では、携帯端末2a、2b、2cについてのデータのみが示されているが、端末データ31および優先度33の対象となる携帯端末は例えば、携帯端末2a、2b、2cに予め決められていてもよいし、他の携帯端末が追加可能であってもよい。例えば、携帯端末2a、2b、2c以外の携帯端末からアップロード要求が送信された場合に、その携帯端末の端末データを図3に示すデータに追加することができる。
また、優先度算出部13が優先度を計算するタイミングおよび条件生成部14が伝送条件データを生成するタイミングも図4に示す例に限られない。例えば、一定期間ごとに定期的に優先度の計算および伝送条件データの生成を行うことができる。また、端末データ31の示す通信状態の変動量(例えば、伝送速度の変化量)の前回の計算時からの累積が所定の閾値以上になった場合に、優先度の計算および伝送条件データの生成を行うことができる。これにより、携帯端末からのデータ送信を制御するためのアップロード条件を、携帯端末との通信状態に応じて動的に変更することができる。
また、図4に示す例では、前記優先度算出部13は、全携帯端末2a、2b、2cの優先度を一度の計算で算出しているが、例えば、一度の計算で、アップロード要求を送信した携帯端末のみについて優先度を算出することもできる。
また、図4に示す例で、条件生成部14は、全携帯端末2a、2b、2cのうち携帯端末2aについて伝送条件データを生成しているが、全携帯端末2a、2b、2cについてそれぞれ伝送条件データを算出してもよい。
(優先度の算出処理の例)
次に、優先度算出部13が、端末データ31に基づいて各携帯端末2a、2b、2cの優先度を算出する処理の例について説明する。
図5は、優先度算出部13が優先度を算出する処理の一例を示すフローチャートである。優先度算出部13は、まず、全ての携帯端末2a、2b、2cそれぞれについて、アップロードが完了するのにかかる予想時間を算出する(ステップS11)。予想時間は、例えば、端末データ31に含まれる送信待ちデータ量X、伝送速度B、電波強度Wを用いて下記(式1)によって算出される。
(式1)
X/(B・W)
ここで、電波強度Wは、実際に計測される電波強度を0〜1の値に変換したものである。優先度算出部13は、このような電波強度の値を予想時間の算出に用いることにより、電波強度が弱い場合は切断される確率が高いとみなして、伝送速度Bを低めに見積って予想時間を算出することができる。すなわち、モバイル通信回線の切れやすさを電波強度から推測し、通信リスクとして考慮した予想時間を求めることができる。
電波強度の値をもとにした回線切断のリスクを回線状態に加味することにより、変化の激しいモバイル通信回線の回線状態をモデル化することができる。これにより、モバイル通信回線でのより適切な優先度および伝送条件データの計算が可能になる。
優先度算出部13は、送信待ちデータ量X、伝送速度B、電波強度Wを、例えば、図3に示す端末データ31から取得することができる。図3に示す携帯端末2aについて上記式1を用いて予想時間Yaを計算すると、Ya=500KB/(10Mbps×0.3)≒167μsとなる。同様にして、Yb=0μs、Yc=1600μsと算出される。
なお、図3の携帯端末2bに示す例のように、アップロード要求を出していない携帯端末、すなわち、送信待ちアップロードデータの量がゼロ(0)の携帯端末については、予想時間を0とすることができる。
予想時間を算出する方法は、上記(式1)を用いる例に限られない。例えば、伝送速度として、平均伝送速度bを用いて下記(式2)により予想時間を算出することができる。
(式2)
X/b
また、平均遅延時間z、パケットロス率rを用いて、例えば、下記(式3)により予想時間を算出することもできる。
(式3)
(β・r)・(γ・z)・X
ここで、パケットロス率rは0〜1の値であり、βとγは係数である。
次に、優先度算出部13は、予想時間を用いて優先度を算出する(ステップS12)。優先度算出部13は、携帯端末2a、2b、2cのうち最も予想時間が長い携帯端末のデータ伝送を最も優先させるようにそれぞれの携帯端末における優先度Pa、Pb、Pcを算出する。例えば、優先度算出部13は、ステップS11で算出した予想時間Ya、Yb、Ycをそのまま優先度Pa、Pb、Pcとしてもよい。これにより、最も予想時間が長い
携帯端末2cの優先度Pcが最も大きな値となる。値が大きい程を優先度が高いとすると、携帯端末2cのデータ伝送が最も優先度が高くなる。また、予想時間に適当な係数を掛けた値、所定の定数から予想時間を引いた値等を優先度とすることもできる。
以上のように、優先度算出部13は、携帯端末2a、2b、2cからのアップロードを早期に完了させるため、データ通信サーバ1と携帯端末2aとの間の回線状態だけでなく、他の携帯端末2b、2cの回線状態も考慮した優先度を計算する。すなわち、全体が最適となるような優先度を算出する。
優先度算出部13は、送信待ちアップロードを送信するのに、他の携帯端末より時間がかかる携帯端末を判定して、その携帯端末を優先させるように優先度を算出する。すなわち、ボトルネックとなる携帯端末を優先してアップロードを行わせるよう優先度を算出する。その結果、ボトルネックとなる携帯端末に優先してアップロードデータを送信させることができる。例えば、回線状態が悪く伝送速度が遅い端末や、アップロードの必要なデータを大量にかかえている端末が優先される。これにより、アップロード要求を送信している携帯端末全てからのアップロードを早期に完了させることができる。
(伝送条件データを生成する処理の例)
次に、条件生成部14が、各携帯端末の優先度を基に、各携帯端末の伝送条件データを生成する処理の例を説明する。ここでは、条件生成部14が、送信開始時刻、送信待ちアップロードデータ35を複数のメッセージに分割する場合の1メッセージのサイズ、複数のメッセージの送信間隔およびコネクション数を、伝送条件データとして算出する場合について説明する。
ここで、携帯端末nの優先度Pnは0以上の値で、値が大きいほど優先度が高いものとし、Pn=0の時は送信待ちのアップロードデータが無い場合であるので、条件生成部14は、伝送条件データの計算を行わないようにすることができる。
まず、送信開始時刻の計算方法について説明する。携帯端末nの送信開始時刻Tn(n=1、2、3・・・)を現在の時刻T0からの経過時間tnで表すと下記(式4)のようになる。
(式4)
Tn=T0+tn
tnは、下記(式5)で求められる。
(式5)
tn=MAX(P)―Pn
ここで、MAX(P)は、全ての携帯端末の優先度における最大値、Pnは、携帯端末nの優先度である。上記(式5)により、優先度の大きい順に送信が開始されるように、各携帯端末における送信開始時刻が算出される。そのため、最も優先度が大きい携帯端末、すなわちボトルネックとなる携帯端末の送信開始時刻が最も早く設定される。
条件生成部14は、ボトルネックとなる携帯端末のアップロード完了予測時刻TBを考慮して、他の全ての携帯端末からのアップロード完了がTB以前になるように送信開始時刻を指定することが好ましい。
例えば、優先度算出部13が、優先度Pn=予想時間Ynとして計算している場合、優先度はアップロードにかかる時間になるため、(式4)および(式5)により、全携帯端末の送信完了時刻がTBになるような送信開始時刻Tnを計算していることになる。
ここで、n=1〜4として、携帯端末1〜4が存在する場合を例について説明する。携帯端末1〜4の優先度はそれぞれP1〜P4として、優先度P1〜P4=Y1〜Y4であるとする。さらに、携帯端末4の予想時間が最も長く、MAX(P)=P4とする。
図6は、携帯端末1〜4における現在時刻T0から送信開始までの時間t1〜t4と、処理予想時間P1〜P4(=Y1〜Y4)とを模式的に示す図である。図6に示す携帯端末1の送信開始までの時間t1は、上記(式5)により、t1=MAX(P)―P1となる。同様に、t2=MAX(P)―P2、t3=MAX(P)―P3、t4=MAX(P)―P4=0となる。図6に示すように、携帯端末1〜4のアップロードは、全て、現在時刻T0から携帯端末4のアップロード予想時間後の時刻TB=T0+P4で完了している。
次に、条件生成部14が、送信待ちアップロードデータ35を複数のメッセージに分割する場合の1メッセージのサイズkを計算する処理の例を説明する。携帯端末nの送信待ちアップロードデータのサイズをSnとすると、携帯端末nにおける1メッセージのサイズknは、下記(式6)により求められる。下記(式6)においてCEIL(X)は、Xを下回らない最小の整数値を求める関数である。すなわち、CEIL(X)は、Xを切り上げ整数化する関数である。
(式6)
n=CEIL(Sn/dn)
ここで、dn=CEIL(MAX(P)/Pn)であり、送信待ちアップロードデータをいくつのメッセージに分割するかを表す値である。
次に、条件生成部14が、送信待ちアップロードデータ35を複数のメッセージ分割した場合の、複数のメッセージの送信間隔uを計算する処理の例を説明する。携帯端末nにおける送信間隔unは、例えば、下記(式7)によって計算される。
(式7)
n=MAX(P)―Pn
上記(式7)により、優先度Pnが最大(Pn=MAX(P))である携帯端末は、送信間隔unはゼロ(0)になる。
次に、条件生成部14が、コネクション数cを計算する処理の例を説明する。コネクション数cは、例えば、携帯端末からデータ通信サーバへ送信待ちアップロードデータを送信する際に、携帯端末とデータ通信サーバ間で同時に確立されるコネクションの数である。携帯端末nにおけるコネクション数cnは、例えば、下記(式8)によって計算される。
(式8)
n=α・(Pn/MAX(P))
ここで、αは係数である。上記(式8)により、優先度が高い程、同時に確立されるコネクション数が多くなるようにコネクション数cnが算出される。なお、基本的には1つのコネクションで携帯端末からデータ通信サーバ1へアップロードデータが送信されるが、回線状態に十分な余裕があり、複数のアップロードデータの並行送信が必要な場合に、複数のコネクションを使ってアップロードデータが送信されることが好ましい。
以上、伝送条件データを算出する方法の例として、送信開始時刻、送信間隔、分割後の1メッセージのサイズ、コネクション数を算出する方法を説明したが、伝送条件データを算出する方法はこれらに限られない。
本実施の形態における、アップロードに時間のかかる携帯端末を優先させるという考え方は、生産スケジューリング分野のTOC(Theory Of Constraints:制約理論)の考え方を応用したものである。全携帯端末からのアップードにかかる時間は、アップロードに時間のかかる携帯端末だけに依存するため、それ以外の携帯端末のアップロード効率を抑えても、全携帯端末からのアップロードにかかる時間は変わらない。そのため、全携帯端末からのアップロードを早期に完了させるためには、他の携帯端末のアップロードを抑えてでも、アップロードに時間のかかる携帯端末のアップロードを妨げないようにすることが重要となる。
すなわち、本実施の形態にかかるデータ通信サーバ1は、アップロードに時間のかかる携帯端末によるアップロードを優先させることによって、全携帯端末からのアップロードを早期に完了させることができる。
図7は、データ通信サーバ1の効果の例を説明するための図である。図7に示す上下2つのグラフにおいて、横軸は時間Tを、縦軸は携帯端末がデータ通信サーバ1との通信で使用する帯域を表す。図7において、上のグラフは一例として従来のデータ通信サーバが全体の通信状態を考慮せずにアップロードを受け付けた場合の、携帯端末A、Bにおける使用帯域の時間変化の例を示す。下のグラフは、本実施の形態にかかるデータ通信サーバ1が、アップロードに時間のかかる携帯端末によるアップロードを優先させた場合の携帯端末A、Bにおける使用帯域の時間変化の例を示す。
ここでは、携帯端末Aが送信能力を最大限まで使ってアップロードを行った場合の使用帯域が896kbpsであり、携帯端末Bが送信能力を最大限まで使ってアップロードを行った場合の使用帯域が256kbpsである場合の例を挙げる。携帯端末Bは、上のグラフおよび下のグラフいずれの場合も時刻T0からアップロードを開始する。また、アップロードに使用できる全体の回線容量は1Mbpsである。
上のグラフでは、携帯端末Aが、時刻T1からアップロードを開始し、時刻T2にアップロード終了する。携帯端末Aの使用帯域は896kbpsである。そのため、時刻T1から時刻T2までの間の携帯端末Bの使用帯域は、128kbpsに減少している。そして、携帯端末Bは、時刻T5にアップロードを終了する。
一方、下のグラフでは、携帯端末Aが時刻T1からアップロードを開始し、時刻T2より遅い時刻T3にアップロード終了する。この際、データ通信サーバ1は、上述した処理により、アップロードにかかる予想時間が長い携帯端末Bのアップロードを優先させる。そのため、携帯端末Aの使用帯域は640kbpsとなり、アップロード終了時刻T3は時刻T2より遅くなる。また、携帯端末Bは、送信能力を最大限に使って(使用帯域256kbpsで)アップロードを行うことができる。その結果、携帯端末Bは、時刻T5より早い時刻T4にアップロードを終了することができる。このように、下のグラフの例では、データ通信サーバ1の働きによって、上のグラフの場合に比べてΔT(=T5−T4)だけ早く全携帯端末A、Bのアップロードが完了する。
なお、本実施の形態においては、携帯端末からデータ通信サーバへのアップードデータの送信について説明したが、本発明は、アップロード処理以外にも適用可能である。例えば、データ通信サーバから携帯端末でデータをダウンロードまたは配信する場合等にも本発明を適用できる。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
通信回線を通じて、複数の携帯端末とデータ通信可能なデータ通信サーバであって、
前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する端末情報取得部と、
前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する優先度算出部と、
前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとの間のデータ伝送の時期および伝送データ量を表す伝送条件データを生成する条件生成部と、
前記伝送条件データに基づいて、送信待ちデータを携帯端末へ送信するか、または受信待ちデータを携帯端末から受信するデータ伝送部とを備えるデータ通信サーバ。
(付記2)
前記優先度算出部は、前記複数の携帯端末のうち最も予想時間が長い携帯端末のデータ伝送を最も優先させるように優先度を算出する付記1に記載のデータ通信サーバ。
(付記3)
前記端末情報取得部は、携帯端末の電波強度を表すデータを含む端末データを取得し、
前記優先度算出部は、前記電波強度をさらに用いて前記予想時間を求める付記1に記載のデータ通信サーバ。
(付記4)
前記端末情報取得部は、携帯端末において、送信または受信待ちデータ量またはデータ伝送効率が、前回の取得時に比べて所定の量だけ変化した場合に、前記端末データを取得する付記1に記載のデータ通信サーバ。
(付記5)
付記1〜4に記載のデータ通信サーバと、通信回線を介してデータ通信が可能な携帯端末であって、
前記データ通信サーバへ、前記携帯端末からの送信待ちデータ量と、前記データ通信サ
ーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを送信する端末情報送信部と、
前記データ通信サーバから、前記データ通信サーバとのデータ伝送の時期およびデータ伝送量を表す伝送条件データを受信する条件受信部と、
前記伝送条件データに基づいて、前記データ通信サーバへ送信待ちデータを送信するデータ送信部とを備える携帯端末。
(付記6)
データ通信サーバが、通信回線を介して複数の携帯端末とデータを送受信するデータ通信方法であって、
前記データ通信サーバが備える端末情報取得部が、前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する工程と、
前記データ通信サーバが備える優先度算出部が、前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する工程と、
前記データ通信サーバが備える条件生成部が、前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとのデータ伝送の時期および伝送データ量を表す伝送条件データを生成する工程と、
前記データ通信サーバが備えるデータ伝送部が、前記伝送条件データに基づいて、送信待ちデータを携帯端末へ送信するか、または受信待ちデータを携帯端末から受信する工程とを含むデータ通信方法。
(付記7)
複数の携帯端末が、通信回線を通じてデータ通信サーバへデータを送信する際の条件を生成する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する端末情報取得処理と、
前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する優先度算出処理と、
前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとのデータ伝送の時期およびデータ伝送量を表す伝送条件データを生成する条件生成処理とをコンピュータに実行させるプログラム。
本発明は、複数の携帯端末とデータ通信サーバとの間の通信状態に応じた効率のよいデータ伝送を可能にするデータ伝送システム、携帯端末として利用可能である。
携帯端末、モバイル通信回線およびデータ通信サーバの概略図である。 データ通信サーバ1および携帯端末2aの構成の例を示す機能ブロック図である。 記録部18に記録された端末データ31および優先度33のデータ構造の一例を示す図である。 データ通信サーバ1および携帯端末2aの処理の一例を示すシーケンス図である。 優先度算出部13が優先度を算出する処理の一例を示すフローチャートである。 携帯端末1〜4における現在時刻T0から送信開始までの時間t1〜t4と、処理予想時間P1〜P4(=Y1〜Y4)とを模式的に示す図である。 データ通信サーバによる効果の例を説明するための図である。
符号の説明
1 データ通信サーバ
2a、2b、2c 携帯端末
3 モバイル通信回線
11 要求受付部
12 端末情報取得部
13 優先度算出部
14 条件生成部
16 条件通知部
18 記録部
19 受信キュー
21 アップロード要求部
23 端末情報送信部
25 条件受信部
27 データ送信部
28 記録部
29 送信キュー
31 端末データ
33 優先度
35 アップロードデータ

Claims (5)

  1. 通信回線を通じて、複数の携帯端末とデータ通信可能なデータ通信サーバであって、
    前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する端末情報取得部と、
    前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する優先度算出部と、
    前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとの間のデータ伝送の時期および伝送データ量を表す伝送条件データを生成する条件生成部と、
    前記伝送条件データに基づいて、送信待ちデータを携帯端末へ送信するか、または受信待ちデータを携帯端末から受信するデータ伝送部とを備えるデータ通信サーバ。
  2. 前記優先度算出部は、前記複数の携帯端末のうち最も予想時間が長い携帯端末のデータ伝送を最も優先させるように優先度を算出する請求項1に記載のデータ通信サーバ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のデータ通信サーバと、通信回線を介してデータ通信が可能な携帯端末であって、
    前記データ通信サーバへ、前記携帯端末からの送信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを送信する端末情報送信部と、
    前記データ通信サーバから、前記データ通信サーバとのデータ伝送の時期およびデータ伝送量を表す伝送条件データを受信する条件受信部と、
    前記伝送条件データに基づいて、前記データ通信サーバへ送信待ちデータを送信するデータ送信部とを備える携帯端末。
  4. データ通信サーバが、通信回線を介して複数の携帯端末とデータを送受信するデータ通信方法であって、
    前記データ通信サーバが備える端末情報取得部が、前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する工程と、
    前記データ通信サーバが備える優先度算出部が、前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する工程と、
    前記データ通信サーバが備える条件生成部が、前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとのデータ伝送の時期および伝送データ量を表す伝送条件データを生成する工程と、
    前記データ通信サーバが備えるデータ伝送部が、前記伝送条件データに基づいて、送信待ちデータを携帯端末へ送信するか、または受信待ちデータを携帯端末から受信する工程とを含むデータ通信方法。
  5. 複数の携帯端末が、通信回線を通じてデータ通信サーバへデータを送信する際の条件を生成する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記複数の携帯端末それぞれについて、送信または受信待ちデータ量と、前記データ通信サーバとのデータ伝送効率とを表す端末データを取得する端末情報取得処理と、
    前記送信または受信待ちデータ量および前記データ伝送効率を用いて、前記送信または受信待ちデータが送信または受信されるのにかかる予想時間を前記複数の携帯端末ごとに求め、前記複数の携帯端末の予想時間を用いて、前記複数の携帯端末それぞれにおけるデータ伝送の優先度を算出する優先度算出処理と、
    前記優先度に基づいて、前記複数の携帯端末のうち少なくとも1つについて、前記データ通信サーバとのデータ伝送の時期およびデータ伝送量を表す伝送条件データを生成する条件生成処理とをコンピュータに実行させるプログラム。
JP2006296231A 2005-11-15 2006-10-31 データ通信サーバ、データ通信方法およびプログラム Withdrawn JP2007166593A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006296231A JP2007166593A (ja) 2005-11-15 2006-10-31 データ通信サーバ、データ通信方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005330749 2005-11-15
JP2006296231A JP2007166593A (ja) 2005-11-15 2006-10-31 データ通信サーバ、データ通信方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007166593A true JP2007166593A (ja) 2007-06-28

Family

ID=38248918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006296231A Withdrawn JP2007166593A (ja) 2005-11-15 2006-10-31 データ通信サーバ、データ通信方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007166593A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009050822A1 (ja) * 2007-10-19 2009-04-23 Fujitsu Limited データ転送システム
JP2009218927A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Fujitsu Ltd スケジューリング装置、スケジューリング方法、およびプログラム
JP2012209789A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Fujitsu Fsas Inc 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2014037107A (ja) * 2012-08-17 2014-02-27 Ricoh Co Ltd ジョブ管理装置、ネットワークシステム、画像形成装置、ジョブ管理方法及びジョブ管理プログラム
JP2014045267A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Fujitsu Ltd 通信制御装置、通信システム及び通信方法
JP2014117867A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Ricoh Co Ltd ジョブ管理装置、ネットワークシステム、画像処理装置、ジョブ管理方法及びジョブ管理プログラム
JP2016533074A (ja) * 2013-07-30 2016-10-20 ▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司 WiFiステーションのためのスケジューリングおよび処理方法および装置
WO2017149822A1 (ja) * 2016-03-02 2017-09-08 住友電気工業株式会社 プログラム配信システム、サーバ、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
WO2017209049A1 (ja) * 2016-06-02 2017-12-07 住友電気工業株式会社 プログラム配信システム、サーバ、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
US10142877B2 (en) 2014-11-18 2018-11-27 Fujitsu Limited Management device, communication system, and communication control method
US11144295B2 (en) 2016-03-02 2021-10-12 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Program updating system, program updating method, and computer program

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009050822A1 (ja) * 2007-10-19 2009-04-23 Fujitsu Limited データ転送システム
JP2009218927A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Fujitsu Ltd スケジューリング装置、スケジューリング方法、およびプログラム
US8271985B2 (en) 2008-03-11 2012-09-18 Fujitsu Limited Scheduling apparatus and scheduling method
JP2012209789A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Fujitsu Fsas Inc 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2014037107A (ja) * 2012-08-17 2014-02-27 Ricoh Co Ltd ジョブ管理装置、ネットワークシステム、画像形成装置、ジョブ管理方法及びジョブ管理プログラム
JP2014045267A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Fujitsu Ltd 通信制御装置、通信システム及び通信方法
JP2014117867A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Ricoh Co Ltd ジョブ管理装置、ネットワークシステム、画像処理装置、ジョブ管理方法及びジョブ管理プログラム
JP2016533074A (ja) * 2013-07-30 2016-10-20 ▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司 WiFiステーションのためのスケジューリングおよび処理方法および装置
US9807785B2 (en) 2013-07-30 2017-10-31 Huawei Device Co., Ltd. Scheduling and processing method and apparatus for WiFi station
US10142877B2 (en) 2014-11-18 2018-11-27 Fujitsu Limited Management device, communication system, and communication control method
WO2017149822A1 (ja) * 2016-03-02 2017-09-08 住友電気工業株式会社 プログラム配信システム、サーバ、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
US11144295B2 (en) 2016-03-02 2021-10-12 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Program updating system, program updating method, and computer program
WO2017209049A1 (ja) * 2016-06-02 2017-12-07 住友電気工業株式会社 プログラム配信システム、サーバ、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007166593A (ja) データ通信サーバ、データ通信方法およびプログラム
KR101402533B1 (ko) 네트워크 내에서의 자원들의 할당을 관리하기 위한 방법 및 장치
Schulman et al. Bartendr: a practical approach to energy-aware cellular data scheduling
TWI336576B (en) A scheduler system and method thereof
JP6670930B2 (ja) 隣接ノードとの通信のネットワークランクの決定方法
JP6083476B2 (ja) ログデータ収集システム、端末装置及びログデータ収集方法
US20070112970A1 (en) Data communication server, data communication method, and program
JP5696541B2 (ja) 通信制御装置及び方法並びに無線通信システム
CN103533386A (zh) 一种直播控制方法,及主播设备
JP6127827B2 (ja) 無線通信制御装置、無線通信制御方法、及びプログラム
JP5978901B2 (ja) 無線通信装置、プログラム及び通信制御方法
WO2018196504A1 (zh) 物联网数据传输方法、物联网终端及计算机可读存储介质
JP5720794B2 (ja) 配信ネットワークとサーバ及び配信方法
JP4876100B2 (ja) 基地局装置及び方法
US10805829B2 (en) BLE-based location services in high density deployments
JP6690546B2 (ja) 通信システム、通信機器、通信方法、及び記録媒体
CN101778423A (zh) 基于移动代理的无线多媒体传感器网络服务质量保障方法
US11632713B2 (en) Network capability exposure method and device thereof
JP5839999B2 (ja) 通信端末装置
Dräxler et al. Anticipatory buffer control and quality selection for wireless video streaming
JP4622944B2 (ja) 複数拠点間トラフィック制御方法及びシステム
WO2017147771A1 (zh) 业务优化处理方法、设备及系统
JP2007074218A (ja) パケット送信制御プログラム、パケット送信制御装置、及びパケット送信制御方法
JP6450994B2 (ja) 管理サーバ、通信制御方法、及びプログラム
JP2012165107A (ja) すき間通信方法およびその無線端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090709

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100316