JP2009216751A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の定着ユニットにおいて、用紙サイズの切り替え用に設けた部材の設置スペースを不用意に増加することがなく、また、誘導加熱時に部材を退避させた状態で磁気遮蔽効果を生じにくい構造を提供する。
【解決手段】定着ユニット14は、定着ローラ45の外面に沿って配置された誘導加熱コイル52と、誘導加熱コイル52の周囲で磁路を形成するべく磁性材料で構成されたアーチコア54と、リング形状に形成された非磁性金属の磁気遮蔽部材60とを備える。磁気遮蔽部材60の位置を退避位置(A)に切り替えると、磁気が通じて誘導加熱が行われ、遮蔽位置(B)に切り替えると、リング内の貫通磁束により反磁界を発生するため、磁気が遮蔽されて誘導加熱が行われなくなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、トナー画像が転写された用紙を加熱したローラ対や加熱ベルトとローラとのニップ間に通しながら、未定着トナーを加熱溶融させて用紙に定着させる定着ユニットを備えた画像形成装置に関するものである。
この種の画像形成装置においては近年、定着ユニットでのウォームアップ時間の短縮や省エネルギー等の要望から、熱容量を少なく設定できるベルト方式が注目されている(例えば、特許文献1参照。)。また近年、急速加熱や高効率加熱の可能性をもった電磁誘導加熱方式(IH)が注目されており、カラー画像を定着させる際の省エネルギー化の観点から、電磁誘導加熱をベルト方式と組み合わせたものが多数製品化されている。ベルト方式と電磁誘導加熱とを組み合わせる場合、コイルのレイアウト及び冷却の容易さ、さらにはベルトを直接加熱できるメリット等から、ベルトの外側に電磁誘導器具を配置するケースが多く採用されている(いわゆる外包IH)。
上記の電磁誘導加熱方式においては、定着ユニットに通紙される用紙サイズの幅(通紙幅)に合わせて、非通紙域での過昇温を防止するために各種の技術が開発されており、特に外包IHにおけるサイズ切り替え手段として以下の先行技術がある(例えば、特許文献2,3参照)。
第1の先行技術(特許文献2)は、誘導加熱用のコイルとコアの間に配置された磁気遮蔽体を、コイルの巻回中心である磁路遮断位置とコイルの巻回部位である磁路解放位置とに変位させる機能を有するものである。この先行技術によれば、磁気遮蔽体がコイルの巻回部位から巻回中心に変位すると、発熱ローラの非通紙領域に対応する磁路が遮断されるので、小型な構成で発熱ローラの非通紙領域の過昇温を防止できると考えられる。
また第2の先行技術(特許文献3)は、高透磁率で高電気抵抗を有する磁気遮蔽板を用いて磁気を遮蔽するものである。特にこの先行技術は、磁束遮蔽板が通常時は定着ローラと磁束発生部との間のギャップ部の外側に位置しており、高温になると、熱アクチュエータの変形に伴ってギャップ部内に移動するものとなっている。
特開平6−318001号公報 特開2006−163200号公報(図2、図3) 特開2006−267180号公報(図6、図7)
しかしながら、第1の先行技術(特許文献2)で用いる磁気遮蔽体は、ある程度の広い面積を有するアルミニウム板であり、これを磁気開放位置に移動させたとしても、コイル上に磁気遮蔽体(アルミニウム板)が重なるため、それによってある程度の磁気遮蔽効果が生じてしまう。このため第1の先行技術には、加熱時の熱変換効率が悪化するという問題がある。
一方、第2の先行技術(特許文献3)は、ギャップ部の外側に磁気遮蔽板を退避させる構造であるため、上記のように退避時まで磁気の遮蔽効果を生じるという問題はない。しかしながら、今度はギャップ部の外側に磁気遮蔽板を退避させる際に格納用のスペースが必要となり、その分、コイル等の設置スペースが圧迫されるという別の問題が生じる。このため第2の先行技術では、定着ローラに対してコイルの設置面積を充分にとることが困難であり、それだけ加熱効率の低下を招くという問題がある。この点を補完するには、定着ローラそのものを大型化する必要があるが、定着ローラの大型化は熱容量の増大を招くことから、ウォームアップタイムの短縮化には不向きである。
そこで本発明は、磁気調整用の部材の設置スペースを不用意に増加することがなく、また、誘導加熱時に磁気調整用の部材を退避させた状態で磁気遮蔽効果を生じにくい構造を提供するものである。
本発明は、画像形成部でトナー画像が転写された用紙を加熱部材と加圧部材との間に挟み込んで搬送し、この搬送過程で、少なくとも加熱部材からの熱によりトナー画像を用紙に定着させる定着ユニットを備えた画像形成装置である。そして定着ユニットは、加熱部材の外面に沿って配置され、加熱部材を誘導加熱するための磁界を発生させるべく所定の巻線中心の周りに形成されたコイルと、コイルを挟んで加熱部材の反対側に配置され、コイルの周囲で磁路を形成するべく磁性材料で構成されたコアと、コイルの発生させる磁路の近傍に配置されてリング形状をなす非磁性金属の磁気遮蔽部材と、磁気遮蔽部材の位置を、その内側に仮想的に形成されたリング面に沿って磁束を通過させる退避位置と、リング面内を磁束が貫通することで磁気が遮蔽される遮蔽位置とに変位させる磁気遮蔽手段とを備えたものである。
本発明で採用している磁気遮蔽部材は、非磁性金属をリング形状にしたユニークな形態を有する。すなわち、リング形状の非磁性金属を磁界中に置くと、特にリングの内側の面(仮想的なリング面)に垂直な磁界(錯交磁束)が貫通することでリング周方向に誘導電流が発生し、そこから貫通磁界と逆向きの反磁界を発生させる。この反磁界がリングの内側を垂直方向に貫通する磁界(錯交磁束)をキャンセルすることで、磁気の遮蔽効果を発揮することができる。
このような磁気遮蔽部材は、そのリングの内側を垂直に貫通する一方向の磁界が発生したときに高い遮蔽効果を発揮するが、磁界内で磁束の通過する方向と略平行にリング面を位置付けた場合は遮蔽効果が発生しない。本発明の発明者等はこの点に着目し、遮蔽時には磁路の途中でリング面を一方向に磁束が貫通する位置(遮蔽位置)に磁気遮蔽部材を変位させ、それによって充分な磁気遮蔽効果を得る一方で、非遮蔽時にはリング面が磁束の通過方向に沿う位置(退避位置)に磁気遮蔽部材を変位させることで、磁気の遮蔽効果を発生させないこととした。
これにより、加熱部材の誘導加熱時に発熱効率を低下させることなく、充分な昇温を得るとともにウォームアップタイムを短縮化することができる。また、磁気遮蔽部材を磁路の近傍に配置していても、退避位置では磁束が磁気遮蔽部材に沿って通過するので、磁気遮蔽部材を磁路から大きく離隔させる必要がない。このため、コイルやコアの外側にまで磁気遮蔽部材を退避させたり、格納したりするためのスペースを確保する必要がなく、それだけ省スペース化を図ることができる。また、磁気遮蔽部材がリング形状であり、中抜けであるため、充分に広い範囲(リング幅)を確保しても部材の質量を小さく抑えることができる。したがって、材料コストの低減を図ることができるし、磁気遮蔽部材を変位させる際の動力(例えばモータ出力)を最小に抑えることができる。
本発明で採用している磁気遮蔽部材は、コアを相対的に挿通可能な大きさのリング形状をなしている。そして磁気遮蔽手段により磁気遮蔽部材が遮蔽位置に変位されると、磁気遮蔽部材の内側にコアが挿通されることで磁気の遮蔽が行われる。
このような構造であれば、より確実に磁束をリング面内に貫通させることができるので、効率よく磁気の遮蔽効果を発揮することができる。また、磁気遮蔽部材を遮蔽位置に変位させた状態でも、コアの外側(外周)を取り巻くように磁気遮蔽部材が配置されるだけであるので、定着ユニット全体として必要なスペースが不用意に拡大することはない。
上記に加えて、本発明は以下の特徴を有する。
(1)磁気遮蔽手段により磁気遮蔽部材が退避位置に変位された状態で、コイルによる磁界の発生時に磁気遮蔽部材の周方向に流れる電流が概ね0となることが好ましい。つまり、退避位置で磁気遮蔽部材(リング内)に流れる電流が0であれば、そこからコイルの発生させる磁界に対して反磁界が発生しないので、加熱部材の磁気誘導を阻害することがない。
(2)また磁気遮蔽部材は、幅寸法が1mm〜5mmで、かつ、厚みが0.5mm〜3mmの導体で構成されていることが好ましい。すなわち、磁気遮蔽部材は、自己のジュール発熱を抑制して効率よく磁気を遮蔽するため、なるべく部材の固有抵抗(電気抵抗)を小さくする必要がある。上記の部材寸法であれば、磁気遮蔽部材の固有抵抗を充分に小さくすることで良好な導電性を確保し、充分な磁気遮蔽効果を得ることができるし、磁気遮蔽部材の軽量化を図ることができる。
(3)なお磁気遮蔽部材は、銅を材質とする非磁性金属で構成されていることが好ましい。これにより、部材の固有抵抗を小さくし、部材自身のジュール発熱を抑えて良好な磁気遮蔽効果を得ることができる。
なお本発明において、加熱部材は金属ローラの形態であってもよいし、金属ベルトの形態であってもよい。いずれの形態であっても、コイルによる誘導加熱方式に好適する。
本発明は、定着ユニット全体として省スペース化を図りつつ、磁気遮蔽部材を退避位置に変位させたときは充分な発熱効率を発揮し、また用紙サイズの切り替え時には磁気遮蔽部材によって磁気を遮蔽し、加熱部材の過昇温を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、一実施形態の画像形成装置1の構成を示した概略図である。画像形成装置1は、例えば外部から入力された画像情報に基づいて印刷用紙等の印刷媒体の表面にトナー画像を転写して印刷を行うプリンタ、複写機、ファクシミリ装置、それらの機能を併せ持つ複合機等としての形態をとることができる。
図1に示される画像形成装置1は、例えばタンデム型のカラープリンタである。この画像形成装置1は、内部で用紙にカラー画像を形成(プリント)する四角箱状の装置本体2を備え、この装置本体2の上面部には、カラー画像が印刷された用紙を排出するための用紙排出部(排出トレイ)3が設けられている。
装置本体2内において、その下部には、用紙を収納する給紙カセット5が配設されている。また装置本体2内の中央部には、手差しの用紙を供給するスタックトレイ6が配設されている。そして装置本体2の上部には画像形成部7が設けられており、この画像形成部7は、装置外部から送信されてくる文字や絵柄などの画像データに基づいて用紙に画像を形成する。
図1中でみて装置本体2の左部には、給紙カセット5から繰り出された用紙を画像形成部7に搬送する第1の搬送路9が配設されており、右部から左部にかけては、スタックトレイ6から繰り出された用紙を画像形成部7に搬送する第2の搬送路10が配設されている。また装置本体2内の左上部には、画像形成部7で画像が形成された用紙に対して定着処理を行う定着ユニット14と、定着処理の行われた用紙を用紙排出部3に搬送する第3の搬送路11とが配設されている。
給紙カセット5は、装置本体2の外部(例えば図1中の手前側)に引き出すことにより用紙の補充を可能にする。この給紙カセット5は収納部16を備えており、この収納部16には、給紙方向のサイズが異なる少なくとも2種類の用紙を選択的に収納可能である。なお収納部16に収納されている用紙は、給紙ローラ17及び捌きローラ18により1枚ずつ第1の搬送路9側に繰り出される。
スタックトレイ6は、装置本体2の外面にて開閉可能であり、その手差し部19には手差し用の用紙が1枚ずつ載置されるか、又は複数枚が積載される。なお、手差し部19に載置された用紙はピックアップローラ20及び捌きローラ21により1枚ずつ第2の搬送路10側に繰り出される。
第1の搬送路9と第2の搬送路10とはレジストローラ22の手前で合流しおり、レジストローラ22に供給された用紙はここで一旦待機し、スキュー調整とタイミング調整を行った後、二次転写部23に向けて送出される。送出された用紙には、二次転写部23で中間転写ベルト40上のフルカラーのトナー画像が用紙に二次転写される。この後、定着ユニット14でトナー画像が定着された用紙は、必要に応じて第4の搬送路12で反転され、最初とは反対側の面にも二次転写部23でフルカラーのトナー画像が二次転写される。そして、反対面のトナー画像が定着ユニット14で定着された後、第3の搬送路11を通って排出ローラ24により用紙排出部3に排出される。
画像形成部7は、ブラック(B)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の各トナー画像を形成する4つの画像形成ユニット26〜29を備える他、これら画像形成ユニット26〜29で形成した各色別のトナー画像を合成して担持する中間転写部30を備えている。
各画像形成ユニット26〜29は、感光体ドラム32と、感光体ドラム32の周面に対向して配設された帯電部33と、帯電部33の下流側であって感光体ドラム32の周面上の特定位置にレーザビームを照射するレーザ走査ユニット34と、レーザ走査ユニット34からのレーザビーム照射位置の下流側であって感光体ドラム32の周面に対向して配設された現像部35と、現像部35の下流側であって感光体ドラム32の周面に対向して配設されたクリーニング部36とを備えている。
なお、各画像形成ユニット26〜29の感光体ドラム32は、図示しない駆動モータにより図中の反時計回り方向に回転する。また、各画像形成ユニット26〜29の現像部35には、各トナーボックス51にブラックトナー、イエロートナー、シアントナー及びマゼンタトナーがそれぞれ収納されている。
中間転写部30は、画像形成ユニット26の近傍位置に配設された後ローラ(駆動ローラ)38と、画像形成ユニット29の近傍位置に配設された前ローラ(従動ローラ)39と、後ローラ38と前ローラ39とに跨って配設された中間転写ベルト40と、各画像形成ユニット26〜29の感光体ドラム32における現像部35の下流側の位置に中間転写ベルト40を介して圧接可能に配設された4つの転写ローラ41とを備えている。
この中間転写部30では、各画像形成ユニット26〜29の転写ローラ41の位置で、中間転写ベルト40上に各色別のトナー画像がそれぞれ重ね合わせて転写されて、最後にはフルカラーのトナー画像となる。
第1の搬送路9は、給紙カセット5から繰り出されてきた用紙を中間転写部30側に搬送するものであり、装置本体2内で所定の位置に配設された複数の搬送ローラ43と、中間転写部30の手前に配設され、画像形成部7における画像形成動作と給紙動作とのタイミングを取るためのレジストローラ22とを備えている。
定着ユニット14は、画像形成部7でトナー画像が転写された用紙を加熱及び加圧することにより、未定着トナー画像を用紙に定着させる処理を行うものである。定着ユニット14は、例えば加熱式の加圧ローラ44と定着ローラ45からなるローラ対を備え、このうち加圧ローラ44が例えば金属製であり、定着ローラ45が金属製の芯材と弾性体の表層(例えば、シリコンスポンジ)及び離型層(例えば、PFA)を有するものである。また定着ローラ45の外周には加熱部材としての加熱ベルト(図1中参照符号なし)が巻かれている。なお、定着ユニット14の詳細な構造についてはさらに後述する。
用紙の搬送方向でみて、定着ユニット14の上流側及び下流側にはそれぞれ搬送路47が設けられており、中間転写部30を通って搬送されてきた用紙は上流側の搬送路47を通じて加圧ローラ44と定着ローラ45との間のニップに導入される。そして、加圧ローラ44及び定着ローラ45間を通過した用紙は下流側の搬送路47を通じて第3の搬送路11に案内される。
第3の搬送路11は、定着ユニット14で定着処理の行われた用紙を用紙排出部3に搬送する。このため第3の搬送路11には、適宜位置に搬送ローラ49が配設されるとともに、その出口には上記の排出ローラ24が配設されている。
〔定着ユニットの詳細〕
次に、本実施形態の画像形成装置1に適用された定着ユニット14の詳細について説明する。
図2は、定着ユニット14の構造例を示す縦断面図である。なお図2では、画像形成装置1に実装した状態から向きを約90°反時計回りに転回させて示している。したがって、図1中でみて下方から上方への用紙搬送方向は、図2でみると右方から左方となる。なお、装置本体2がより大型(複合機等)である場合、図2に示される向きで実装されることもある。また、この他のレイアウトとして、図2に示される状態から左右いずれかに傾斜した姿勢で定着ユニット14が配置される場合もある。
定着ユニット14は、加圧ローラ44、定着ローラ45及びその外周に巻かれた加熱ベルト48を備えている。加圧ローラ44が金属製であるのに対し、定着ローラ45が表層(加熱ベルト48の内側)にシリコンスポンジの弾性層を有することから、加熱ベルト48と定着ローラ45との間にはフラットニップが形成されている。なお加圧ローラ44の内側には、ハロゲンヒータ44aが設けられている。加熱ベルト48は基材が強磁性材料(例えばNi)であり、その表層に薄膜の弾性層(例えばシリコンゴム)が形成され、その外面には離型層(例えばPFA)が形成されている。
この他に定着ユニット14は、定着ローラ45(加熱ベルト48)の外側にIHコイルユニット50を備えている(図1には示されていない)。IHコイルユニット50は、誘導加熱コイル52の他にアーチコア54及び磁気遮蔽部材60を備えている。以下、それぞれについて説明する。
〔コイル〕
図2の例では、定着ローラ45(加熱ベルト48)の円弧状の部分で誘導加熱を行うため、誘導加熱コイル52は円弧状の外面に沿う仮想的な円弧面上に配置されている。実際には、定着ローラ45(加熱ベルト48)の外側に例えば図示しない樹脂製のボビンが配置されており、このボビン上に誘導加熱コイル52が巻線状に配置される構成である。ボビンの材質は、耐熱性樹脂(例えばPPS、PET、LCP)であることが好ましい。
ここでは図示されていないが、誘導加熱コイル52は、平面視(図2中の上方からみた状態)で長円形状に巻かれている。すなわち、定着ローラ45(加熱ベルト48)は用紙の最大通紙幅をカバーするだけの長さを有しており、その長手方向の略全域で磁界を発生させるため、誘導加熱コイル52の巻線領域も定着ローラ45等の全長より僅かに長い範囲にまで及んでいる。したがって誘導加熱コイル52は、定着ローラ45等の長手方向の略全域を誘導加熱することができる。一方、図2に示される断面では、定着ローラ45等の略上半分で磁界を発生させることができる。したがって誘導加熱コイル52は、定着ローラ45等の周方向ではその略半周分を誘導加熱することができる。
アーチコア54は、例えばフェライト粉末を焼結させた磁性体である。アーチコア54は、例えばヒートローラ46の軸方向に間隔を置いて複数箇所に設置されており、1箇所につき、図示のように両側で一対をなすように配置されている。アーチコア54の配置は、例えば誘導加熱コイル52の磁束密度(磁界強度)分布に合わせて決定されている。
個々のアーチコア54は、約4分の1円形状の本体を有し、この本体の両端がフック状に屈曲された形状をなしている。また、個々のアーチコア54は、その内周に誘導加熱コイル52の巻線部分を抱え込むようにして設置されている。これらアーチコア54もまた、上記のボビン(図示されていない)上に設置されている。またアーチコア54の外側には、例えば図示しない樹脂製のコアホルダが設けられており、このコアホルダによりアーチコア54が支持されている。コアホルダの材質もまた、耐熱性樹脂(例えばPPS、PET、LCP)であることが好ましい。なお、ここではアーチコア54が一体で成型されているが、例えば3つのピースに分割された構造であってもよい。
また、この例では、定着ローラ45の外側に対向してサーミスタ62(サーモスタットでもよい)が設置されている。サーミスタ62は、例えば誘導加熱コイル52による磁界強度が高く、かつ、誘導加熱コイル52と干渉しない箇所に配置することができる。
〔磁気遮蔽部材〕
磁気遮蔽部材60は、1箇所につき一対をなす2つのアーチコア54の間に2個で1組をなす状態で配置されている。図2には側面だけが示されているが、磁気遮蔽部材60は、正面視で矩形のリング形状をなす非磁性金属(例えば無酸素銅)である。以下、磁気遮蔽部材60について詳しく説明する。
図3は、磁気遮蔽部材60の構造例を示す斜視図である。磁気遮蔽部材60リング部60a及び支持部材60bから構成されており、このうちリング部60aは全体として矩形リング形状をなしている。支持部材60bは、例えば円柱形状をなす本体と側面に突出する板状部分を有しており、このうち円柱形状の本体にリング部60aの一端縁(四辺のうち一辺)が連結されている。支持部材60bには、例えばその一端に駆動軸66が連結されており、この駆動軸66が軸線周りに回転すると、支持部材60bを中心として磁気遮蔽部材60がスイング(揺動)するようにして変位する。
磁気遮蔽部材60のリング部60aは、誘導電流によるジュール発熱を抑制し、効率よく磁気を遮蔽するため、非磁性かつ良導電部材が好ましく、上記のように無酸素銅等が材料に用いられている。また磁気遮蔽部材60の導電性を向上するには、なるべく固有抵抗の小さい材料を選定することと、材料の厚みを厚くすることが必要である。本発明の発明者等が見出した条件では、磁気遮蔽部材60の厚み(図中符号T)は0.5mm以上3mm以下が好ましく、この例では1mmのものを用いている。また、磁気遮蔽部材60の幅寸法(図中符号W)は1mm以上5mm以下が好ましい。
〔磁気遮蔽手段〕
磁気遮蔽部材60は、上記のようにリング部60aの一端縁を支持部材60bによって支持する構造であり、支持部材60bの一端には駆動軸66が取り付けられている。この駆動軸66は例えば図示しない駆動機構(ステッピングモータ及び減速機構)に連結されており、駆動機構により駆動軸66を回転させると、支持部材64とともに磁気遮蔽部材60を回転方向に変位させることができる。
図4は、上記の駆動機構を用いて磁気遮蔽部材60を変位させる動作例を示す斜視図である。以下、それぞれについて説明する。
図4中(A):磁気遮蔽部材60を退避位置に変位させた状態を示す。図示しない駆動機構は、この退避位置を基準(初期状態)として駆動軸66の回転角を制御することができる。例えば、図示しないステッピングモータを基準位置で停止させた状態では、各磁気遮蔽部材60がそれぞれアーチコア54の一端部と略平行となる姿勢に位置付けられている。またこの状態では、2個の磁気遮蔽部材60のリング部60aが互いに平行に並んでいる。
図4中(B):磁気遮蔽部材60を遮蔽位置に変位させた状態を示す。図示しない駆動機構は、上記の退避位置(基準位置)からステッピングモータを所定ステップ分だけ回転させ、駆動軸66を一定角度(例えば30°程度)だけ回転させた位置で停止させる。この状態では、各磁気遮蔽部材60がそれぞれアーチコア54の一端部を相対的にリング部60aの内側に挿通させる位置に変位している。またこの状態では、2個の磁気遮蔽部材60が互いに側面視でハの字を描くようにして並んでいる。
〔磁気遮蔽効果の原理〕
図5は、磁気遮蔽部材60による磁気遮蔽効果の原理を説明するための概念図である。なお図5中、磁気遮蔽部材60は単なるワイヤモデルとして簡略化されている。
図5中(A):リング形状の磁気遮蔽部材60に対し、そのリング面(リング部60a内に形成される仮想的な平面)を垂直方向(一方向)に貫通磁界(錯交磁束)が発生すると、それによって磁気遮蔽部材60の周方向に誘導電流が生じる。すると、電磁誘導によって貫通磁界と逆向きの磁界(反磁界)が発生するので、これらが互いに打ち消しあい、磁界をキャンセルする。本実施形態では、この磁界のキャンセル効果を用いて磁気を遮蔽するものである(図4中(B)の状態)。
図5中(B):上段に示されているように、リング形状の磁気遮蔽部材60に対し、そのリング面に双方向に貫通磁界が発生し、このとき錯交磁束の総和が概ね差し引き0(±0)の場合を想定する。この場合、磁気遮蔽部材60にはほとんど誘導電流が発生しない。したがって、磁気遮蔽部材60はほとんど磁界のキャンセル効果を発揮せず、双方向への磁界は磁気遮蔽部材60を素通りする。これは、下段に示されるように磁気遮蔽部材60の内側をUターンする方向に磁界が通過した場合も同様となる。
図5中(C):リング形状の磁気遮蔽部材60に対し、そのリング面と略平行に磁界(錯交磁束)が発生した場合である。この場合も同様に、磁気遮蔽部材60には誘導電流がほとんど発生せず、したがって磁界のキャンセル効果も発生しない。本実施形態では、このような磁界のキャンセル効果が得られない位置に磁気遮蔽部材60を退避させることで、誘導加熱効率を高めるものである(図4中(A)の状態)。
本実施形態では、誘導加熱コイル52の近傍で磁気遮蔽部材60を変位させることにより、図5中(C)の磁界環境と図5中(A)の磁界環境を相互に切り替えることで、磁気の遮蔽効果を発生させたり、磁気を遮蔽せずに誘導加熱効率を高めたりする手法を採用している。以下、磁気遮蔽手法の具体例について説明する。
図6は、磁気遮蔽部材60を用いた磁気遮蔽手法の具体例を示す図である。図6中(A)は磁気遮蔽部材60を退避位置に変位させた状態を示し、また図6中(B)は磁気遮蔽部材60を遮蔽位置に変位させた状態を示す。
〔退避位置〕
図6中(A):誘導加熱コイル52に通電されると、その周囲にはアーチコア54を通ってヒートローラ46及び加熱ベルト48に至る磁路が形成されることになる。また、磁気遮蔽部材60を退避位置に変位させた状態では、各磁気遮蔽部材60がそれぞれアーチコア54の一端部に平行な姿勢を維持している。この場合、図5中(C)に示した原理により、磁気遮蔽部材60には磁界のキャンセル効果が働かない。したがって、磁気遮蔽部材60を退避位置に変位させた状態では、誘導加熱コイル52の磁界強度が阻害されることはない。これにより、ヒートローラ46及び加熱ベルト48を高効率に誘導加熱し、ウォームアップタイムを短縮化することができる。
〔遮蔽位置〕
図6中(B):これに対し、磁気遮蔽部材60を遮蔽位置に変位させると、リング部60aの内側にアーチコア54の一端部が相対的に挿通された状態となる。この場合、図5中(A)に示した原理で磁界がキャンセルされるので、磁気遮蔽部材60の範囲内で磁気を遮蔽することができる。
〔サイズ切り替えの対応〕
用紙サイズ(通紙幅)への対応は、例えば以下のようにして行うことができる。すなわち、ヒートローラ46の軸方向で、最小通紙領域の両外側に位置する全てのアーチコア54に対し、それぞれ磁気遮蔽部材60を設けておく。また磁気遮蔽部材60は、個別に又は複数個ずつ、図示しない駆動機構により変位させる構造とする。
上記の構造において、そのときの用紙サイズに応じて通紙領域の外側(非通紙領域)に位置する磁気遮蔽部材60を遮蔽位置に変位させることで、非通紙領域で加熱ベルト48が過昇温するのを防止することができる。アーチコア54を設置する個数にも依存するが、例えばA5縦相当、A4縦相当、B4縦相当、A4横相当の各通紙幅に対応する範囲でそれぞれ磁気遮蔽部材60を用いることにより、複数の用紙サイズの切り替えに対応することができる。
〔他の構造例〕
図7は、定着ユニット14の他の構造例を示す図である。この構造例では、上記の加熱ベルトを用いずに定着ローラ45と加圧ローラ44とでトナー画像を定着する。定着ローラ45の外周には、例えば上記の加熱ベルトと同様の磁性体が巻かれており、誘導加熱コイル52によって磁性体を誘導加熱する構成である。この場合、サーミスタ62は定着ローラ45の外側で、磁性体層に対向する位置に設けられる。なお、その他については上記と同様であり、各磁気遮蔽部材60を変位させて用紙サイズの変更に対応することができる。
次に図8は、IHコイルユニット50の他の構造例を示す図である。この構造例では、加熱ベルト48の円弧状の位置ではなく、ヒートローラ46と定着ローラ45との間の平面状の位置で誘導加熱する構成である。この場合も同様に、各磁気遮蔽部材60を変位させて用紙サイズの変更に対応することができる。なお、この例ではアーチコア54が3つに分割されたピースで構成されているが、アーチコア54は全体として一体成形されていてもよい。
本発明は上述した実施形態に制約されることなく、種々に変形して実施可能である。磁気遮蔽部材60の形状や配置は図示のものに限らず、その他の形状や配置を採用してもよい。
また、一実施形態では磁気遮蔽部材60を駆動軸66の回転に伴って変位させているが、例えばラックとピニオンを用いたスライド機構やリンクレバーとリンクロッドを用いたリンク機構により磁気遮蔽部材60を変位させてもよい。
あるいは、磁気遮蔽部材60を変位させる方向は、一実施形態のように回転方向に限らず、2つの磁気遮蔽部材60が互いに離隔するように水平方向にスライドする態様であってもよい。
一実施形態の画像形成装置の構成を示した概略図である。 定着ユニットの構造例を示す縦断面図である。 磁気遮蔽部材の構造例を示す斜視図である。 駆動機構を用いて磁気遮蔽部材を変位させる動作例を示す斜視図である。 磁気遮蔽部材による磁気遮蔽効果の原理を説明するための概念図である。 磁気遮蔽部材を用いた磁気遮蔽手法の具体例を示す図である。 定着ユニットの他の構造例を示す図である。 IHコイルユニットの他の構造例を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
14 定着ユニット
50 IHコイルユニット
52 誘導加熱コイル
54 アーチコア
60 磁気遮蔽部材
60a リング部
60b 支持部材

Claims (7)

  1. 画像形成部でトナー画像が転写された用紙を加熱部材と加圧部材との間に挟み込んで搬送し、この搬送過程で、少なくとも前記加熱部材からの熱によりトナー画像を用紙に定着させる定着ユニットを備えた画像形成装置であって、
    前記定着ユニットは、
    前記加熱部材の外面に沿って配置され、前記加熱部材を誘導加熱するための磁界を発生させるべく所定の巻線中心の周りに形成されたコイルと、
    前記コイルを挟んで前記加熱部材の反対側に配置され、前記コイルの周囲で磁路を形成するべく磁性材料で構成されたコアと、
    前記コイルの発生させる磁路の近傍に配置されてリング形状をなす非磁性金属の磁気遮蔽部材と、
    前記磁気遮蔽部材の位置を、その内側に仮想的に形成されたリング面に沿って磁束を通過させる退避位置と、前記リング面内を磁束が貫通することで磁気が遮蔽される遮蔽位置とに変位させる磁気遮蔽手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記磁気遮蔽部材は、前記コアを相対的に挿通可能な大きさのリング形状をなしており、
    前記磁気遮蔽手段により前記磁気遮蔽部材が遮蔽位置に変位されると、前記磁気遮蔽部材の内側に前記コアが挿通されることで磁気の遮蔽が行われることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
    前記磁気遮蔽手段により前記磁気遮蔽部材が退避位置に変位された状態で、前記コイルによる磁界の発生時に前記磁気遮蔽部材の周方向に流れる電流が概ね0となることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置であって、
    前記磁気遮蔽部材は、
    幅寸法が1mm〜5mmで、かつ、厚みが0.5mm〜3mmの導体で構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置であって、
    前記磁気遮蔽部材は、銅を材質とする非磁性金属で構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置であって、
    前記加熱部材が金属ローラであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置であって、
    前記加熱部材が金属ベルトであることを特徴とする画像形成装置。
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