JP2009216450A - Mtf測定装置およびmtf測定方法 - Google Patents
Mtf測定装置およびmtf測定方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】光非透過領域を有するチャート1に光源2から光を照射することにより、MTFの測定対象である撮像素子100にチャート像(光非透過領域により光源からの光が遮断されるとともにその周囲の光透過領域により光源からの光が透過することによって形成されるチャート像)を投影させる。そして、このとき撮像素子100から出力される画素信号を用いてMTF算出部3がMTFを算出することにより、光源2からチャート1に向かって照射される光によって、レンズを介さずに撮像素子100にチャート像を投影させることができるようにして、レンズを含まない撮像素子100だけのMTFを求めることができるようにする。
【選択図】 図1
Description
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態によるMTF測定装置の構成例を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態によるMTF測定装置は、光を透過させない光非透過領域を有するチャート1と、チャート1に光を照射する光源2と、MTFの測定対象である撮像素子(例えば、CCDセンサやCMOSセンサ)100から出力される画素信号を用いてMTFを算出するMTF算出部3とを備えている。
次に、本発明による第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図5は、第2の実施形態によるMTF測定装置の構成例を示す図である。なお、図5において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
センサ論理MTF=センサ実測MTF/回折MTF ・・・(式1)
なお、回折MTFの値がゼロになるかもしれないことを考慮して、次の(式2)によってセンサ論理MTFを求めるようにしても良い。
センサ論理MTF=センサ実測MTF/(回折MTF+k) ・・・(式2)
(ただし、kは微小な正の定数であり、例えばk=0.01)
次に、本発明による第3の実施形態を図面に基づいて説明する。図7は、第3の実施形態によるMTF測定装置の構成例を示す図である。なお、図7において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
総合MTF=センサMTF×レンズMTF ・・・(式5)
ここで、センサMTFは撮像素子100だけのMTF、レンズMTFはレンズ200だけのMTFである。なお、センサMTFは、第1の実施形態で説明したセンサ実測MTFであっても良いし、第2の実施形態で説明したセンサ論理MTFであっても良い。
レンズMTF=総合MTF/センサMTF ・・・(式6)
なお、センサMTFの値がゼロになるかもしれないことを考慮して、次の(式7)によってレンズMTFを求めるようにしても良い。
レンズMTF=総合MTF/(センサMTF+k) ・・・(式7)
(ただし、kは微小な正の定数であり、例えばk=0.01)
2 光源
3,13,23 MTF算出部
4 第2のチャート
5 反射鏡
31 可動ユニット
32 モード切替部
33 ユニット駆動部
100 撮像素子
200 レンズ
Claims (6)
- 光非透過領域を有するチャートと、
撮像素子から出力される画素信号を用いてMTFを算出するMTF算出部とを備え、
上記チャートの上記光非透過領域およびその周囲の光透過領域を含む領域に上記チャートの背後から光を照射し、上記光非透過領域により上記光源からの光が遮断されるとともに上記光透過領域により上記光源からの光が透過することによって形成されるチャート像であって、上記光非透過領域の形状が影領域となっている上記チャート像を上記MTFの測定対象である上記撮像素子に結像光学系を挟まずに投影し、上記撮像素子が上記チャート像を光電変換して上記画素信号を出力するようにし、
上記MTF算出部は、上記画素信号を用いて算出される上記MTFを上記撮像素子のMTFとして求めることを特徴とするMTF測定装置。 - 上記MTF算出部は、上記撮像素子のMTFに加えて、上記チャートと上記撮像素子との間の距離および上記チャートの背後から照射される光に含まれる各波長の光が上記撮像素子に入射したときに生じる入射光の強度分布に基づいて、上記チャートの背後からの光が上記チャートを回折して上記撮像素子に入射することによって生じる回折像に基づくMTFを回折MTFとして求め、上記撮像素子のMTFおよび上記回折MTFから更に、上記回折の影響を除いた上記撮像素子だけの論理MTFを算出することを特徴とする請求項1に記載のMTF測定装置。
- エッジ模様を有する第2のチャートと、
上記チャートの背後からの光を上記チャートに照射することによって上記撮像素子に投影される上記チャート像が光電変換されて出力される画素信号から上記MTFを測定する第1の測定モードおよび、上記撮像素子と上記第2のチャートとの間に配置されたレンズであって上記MTFの測定対象であるレンズを通して上記第2のチャートが上記撮像素子に結像することによって形成される第2のチャート像が光電変換されて出力される画素信号から上記MTFを測定する第2の測定モードを切り替えるモード切替部とを更に備え、
上記MTF算出部は、上記第1の測定モードにおいて算出される上記MTFを上記撮像素子のMTFとして求めるとともに、上記第2の測定モードにおいて算出される上記MTFを上記撮像素子および上記レンズを含む撮像系の総合MTFとして求め、上記撮像素子のMTFおよび上記撮像系の総合MTFから更に上記レンズのMTFを算出することを特徴とする請求項1に記載のMTF測定装置。 - 上記チャートと、上記第2のチャート、上記レンズおよび上記撮像素子を含む撮像系との相対位置関係を変化させる可動ユニットを更に備え、
上記可動ユニットは、上記第1の測定モードでは、上記チャートの背後からの光が上記チャートを介して上記撮像素子に届く位置に上記相対位置関係を設定し、上記第2の測定モードでは、上記第2のチャート、上記レンズおよび上記撮像素子を結ぶ光学軸上から上記チャートが退避する位置に上記相対位置関係を設定することを特徴とする請求項3に記載のMTF測定装置。 - 光非透過領域を有するチャートと、上記チャートに光を照射する光源と、撮像素子から出力される画素信号を用いてMTFを算出するMTF算出部とを用いて、上記撮像素子のMTFを測定する方法であって、
上記チャートの上記光非透過領域およびその周囲の光透過領域を含む領域に上記光源からの光を上記チャートの背後から照射し、
上記光非透過領域により上記光源からの光が遮断されるとともに上記光透過領域により上記光源からの光が透過することによって形成されるチャート像であって、上記光非透過領域の形状が影領域となっている上記チャート像を上記撮像素子に結像光学系を挟まずに投影し、
上記撮像素子に投影した上記チャート像が光電変換されて上記撮像素子から出力される画素信号を用いて、上記MTF算出部が上記撮像素子のMTFを測定することを特徴とするMTF測定方法。 - 上記チャートと、上記光源と、上記MTF算出部と、エッジ模様を有する第2のチャートと用いて、上記撮像素子のMTFおよびレンズのMTFを測定する方法であって、
上記MTF算出部が請求項7に記載の方法により上記撮像素子のMTFを求めた後または求める前に、上記撮像素子と上記第2のチャートとの間に配置された上記レンズを通して上記第2のチャートを上記撮像素子に結像させ、
上記MTF算出部が、上記撮像素子に結像した上記第2のチャート像が光電変換されて上記撮像素子から出力される画素信号を用いて、上記撮像素子および上記レンズを含む撮像系の総合MTFを求め、
上記MTF算出部が更に、上記撮像素子のMTFおよび上記撮像系の総合MTFから上記レンズのMTFを算出することを特徴とする請求項5に記載のMTF測定方法。
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