JP4767984B2 - Mtf測定装置およびmtf測定方法 - Google Patents

Mtf測定装置およびmtf測定方法

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Description

本発明は、レンズおよび撮像素子を含む撮像系の品質評価を行うためのパラメータとしてのMTF(Modulation Transfer Function)を測定するMTF測定装置およびMTF測定方法に関するものである。
撮像系の性能を評価する指標の1つに、MTF(Modulation Transfer Function)がある。MTFは、撮像系の結像性能を知るために、被写体の持つコントラストをどの程度忠実に再現できるかを空間周波数特性として表現したものである。空間周波数は、1[mm]当たりに含まれるパターン数を示すものである。横軸に像高(画面中心からの距離)をとり、縦軸にコントラストの値を示したものが、いわゆるMTF曲線である。
デジタルカメラのMTF測定方法は、ISO(International Organization for Standardization)12233で定められている。また、このISO12233に基づきMTFを測定する手法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。ISOによるMTF測定方法では、シャープなエッジを有するMTF測定用チャートを被写体として撮像装置が撮影することによって取り込んだ画像から、エッジ部分の画素値(以下、エッジ応答という)を抽出する。そして、抽出したエッジ応答に基づいてフーリエ変換を含む所定の演算を行うことにより、MTFを求める。
特開平9−98292号公報 特開2001−324413号公報
上記従来のMTF測定方法で測定されるMTFは、レンズ等の結像光学系と、CCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の撮像素子とを含む撮像系全体の性能を表す総合MTFである。従来のMTF測定方法では、撮像系を含む撮像装置によってMTF測定用チャートを実際に撮影することによって取り込んだ画像からMTFを算出するように成されているからである。
これに対して、例えばセンサメーカには、レンズを含まないセンサだけのMTFを知りたいという要求がある。また、例えばレンズメーカには、センサを含まないレンズだけのMTFを知りたいという要求がある。しかしながら、従来は、センサだけのMTFおよびレンズだけのMTFを測定する手法や装置が提供されておらず、そのようなMTFの測定が困難であるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、レンズを含まない撮像素子だけのMTFを測定できるようにすることを目的とする。また、本発明は、撮像素子を含まないレンズだけのMTFを測定できるようにすることをも目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、光非透過領域を有するチャートに当該チャートの背後から光を照射することにより、レンズ等の結像光学系を介さずに、MTFの測定対象である撮像素子にチャート像(光非透過領域により光源からの光が遮断されるとともにその周囲の光透過領域により光源からの光が透過することによって形成されるチャート像)を投影させる。そして、このとき撮像素子から出力される画素信号を用いて、当該撮像素子のMTFを算出するようにしている。
そして、本発明では、撮像素子のMTFを算出することに加えて、チャートと撮像素子との間の距離および撮像素子上での入射光の強度分布に基づいて、チャートの背後からの光がチャートで回折して撮像素子に投影して得られる回折像に基づくMTFを回折MTFとして求め、撮像素子のMTFおよび回折MTFから更に、回折の影響を除いた撮像素子だけの論理MTFを算出するようにしている。

また、本発明の他の態様では、上述のように撮像素子の論理MTFを算出するとともに、以下のようにしてレンズのMTFを算出する。すなわち、エッジ模様を有する第2のチャートと撮像素子との間にMTFの測定対象であるレンズを配置し、当該レンズを通して第2のチャートが撮像素子に結像することによって形成される第2のチャート像が光電変換されて出力される画素信号から、撮像素子およびレンズを含む撮像系の総合MTFを算出する。そして、撮像素子の論理MTFおよび撮像系の総合MTFから更にレンズのMTFを算出する。

ここで、チャートと、第2のチャート、レンズおよび撮像素子を含む撮像系との相対位置関係を変化させる可動ユニットを更に備え、可動ユニットは、撮像素子のMTFを算出する第1の測定モードでは、チャートの背後からの光が当該チャートを介して撮像素子に届く位置に相対位置関係を設定し、総合MTFを算出する第2の測定モードでは、第2のチャート、レンズおよび撮像素子を結ぶ光学軸上からチャートが退避する位置に相対位置関係を設定する。
上記のように構成した本発明によれば、チャートの背後から当該チャートに向かって照射される光によって、レンズを介さずに撮像素子にチャート像を投影させることができる。これにより、チャート像が撮像素子により光電変換されて出力される画素信号からMTFを算出することで、レンズを含まない撮像素子だけのMTFを求めることができる。
また、本発明によれば、回折光に起因する回折MTFが理論演算により算出され、当該回折MTFと撮像素子のMTFとから更に、回折の影響を除いた撮像素子だけの論理MTFが算出される。チャートの背後からの光をチャートに照射してチャート像を撮像素子に投影させた場合、そのチャート像を光電変換して得られる画素信号から算出されるMTFには、チャートにて回折した光の影響が含まれている。チャートと撮像素子との間の距離が大きいほどこの影響は大きくなるが、本発明によれば、回折光に起因する回折MTFが算出され、その回折MTFをなくした撮像素子の論理MTFが算出されるので、チャートと撮像素子との間の距離の大きさによらず、チャートでの回折光の影響を受けずに、撮像素子だけの正確なMTFを求めることができる。

また、本発明の他の態様によれば、上述した撮像素子だけの論理MTFに加えて、レンズを通して第2のチャートを撮影することによって得られる第2のチャート像が撮像素子により光電変換されて出力される画素信号から、撮像素子およびレンズを含む撮像系の総合MTFが算出される。通常、MTFの演算に使用する信号を得るために撮像素子は必要であるから、レンズだけのMTFを直接求めることはできないが、本発明の他の態様によれば、撮像素子だけの論理MTFと撮像素子およびレンズを含む撮像系の総合MTFとが算出されるので、両MTFから撮像素子を含まないレンズだけのMTFを求めることができる。

(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態によるMTF測定装置の構成例を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態によるMTF測定装置は、光を透過させない光非透過領域を有するチャート1と、チャート1に光を照射する光源2と、MTFの測定対象である撮像素子(例えば、CCDセンサやCMOSセンサ)100から出力される画素信号を用いてMTFを算出するMTF算出部3とを備えている。
図2は、チャート1の例を示す図である。図2に示すように、チャート1は、例えば透明フィルムまたは透明ガラス等から成る矩形形状をした平板状の光透過部材に、斜めのエッジ模様を形成することによって構成されている。エッジ模様は、例えば、光を透過させない材料をペイント、印刷、蒸着などの手段によって形成する。このようにチャート1は、光を透過させないエッジ模様の光非透過領域21と、その周囲の光透過領域22とを有している。
なお、チャート1は、図2に示したものとは逆に、エッジ模様の部分を光透過領域とし、その周囲の部分を光非透過領域としても良い。また、チャート1は、光非透過領域21のみで構成しても良い。すなわち、光透過部材にエッジ模様を形成することによってチャート1を構成する代わりに、当該エッジ模様の形状をした光非透過部材によりチャート1を構成しても良い。この場合、光非透過部材そのものが光非透過領域21に相当し、その周囲の空間が光透過領域22に相当する。
光源2は、チャート1に光を照射するものである。図1に示すように、チャート1は、MTFの測定対象である撮像素子100に近接するように、撮像素子100の前側(光源2と撮像素子100との間)に配置する。チャート1と撮像素子100との間には、レンズ等の結像光学系は存在しない。この状態で光源2は、光非透過領域21およびその周囲の光透過領域22を含むチャート1の全体領域に対して、当該チャート1の背後(撮像素子100がある側とは逆側)から光を照射する。このとき、光非透過領域21では光源2からの光が遮断され、光透過領域22では光源2からの光が透過する。これにより、チャート1の背面に配置された撮像素子100には、光非透過領域21の形状が影領域となっているチャート像が投影される。
図1に示すように、第1の実施形態では、チャート1と撮像素子100との間にも、チャート1と光源2との間にもレンズを配置していない。そのため、光源2から照射する光は、拡散光よりも、光非透過領域21の影が出やすい平行光である方が好ましい。具体的には、光源2を点光源により構成するのが好ましい。この場合、光源2とチャート1の中心とを結ぶ直線である投影中心線に対して撮像素子100の結像面が直角に交わるように(投影中心線に対して撮像素子100の結像面が法平面となるように)、光源2を配置するのが好ましい。このように光源2を配置すれば、チャート1のエッジ模様と、撮像素子100に投影する影の輪郭とが相似形となり、チャート像に歪みがなくなるからである。なお、本実施形態において、チャート像に歪みが生じるとMTFが測定できなくなる訳ではないので、投影中心線に対して撮像素子100の結像面が厳密に法平面となるようにする必要は必ずしもない。
本実施形態では、チャート1および光源2は、MTF測定装置の所定の位置に固定されている。また、チャート1の後側(光源2とは反対側)には、撮像素子100を着脱可能にするための機構(以下、センサ着脱機構という)が設けられており、MTFを測定したい撮像素子100をこのセンサ着脱機構に装着できるように構成されている。センサ着脱機構は、撮像素子100が装着された状態において、光源2とチャート1の中心とを結ぶ投影中心線に対して撮像素子100の結像面が法平面となるように構成されている。
撮像素子100は、チャート1が投影されたチャート像を光電変換して画素信号を出力する。MTF算出部3は、画素信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D変換器と、例えばCPU、ROM、RAM等を備えたマイコンあるいはDSP(Digital Signal Processor)とを備えて構成される。具体的な処理としてMTF算出部3は、撮像素子100より出力された画素信号からエッジ部分の画素値(エッジ応答)を抽出する。そして、抽出したエッジ応答に基づいて所定の演算を行うことにより、MTFを求める。ここで行うMTF算出のための演算は、公知の手法を適用することが可能である。本実施形態においては特に演算の手法を限定するものではないが、例えば図3に示す手法によってMTFを算出することが可能である。
図3は、ISO12233で定められたMTF測定方法を示す図である。図3(a)は、撮像素子100に投影したチャート像の一部を示す。四角い枠の1つ1つが画素を示し、画素内の●、■、○、□が画素値を示している。チャート像はシャープなエッジを有している。そのエッジは、図3(a)のチャート像上では左から3番目の画素部分に斜めに存在しており、エッジより左側の輝度が暗く(光非透過領域21に相当)、右側の輝度が明るくなっている(光透過領域22に相当)。
このようなチャート像の画素信号に対し、水平方向(主走査方向)のライン毎に、離散的な微分係数を用いて画素値を微分する(図3(b))。そして、この微分値を利用して、エッジの傾斜を近似した最適フィットラインを計算により求める(図3(c)の上段)。さらに、求めた最適フィットラインを利用して、微分された画素値をシフトすることによって1つのコンポジットラインを求め(図3(c)の下段)、図3(d)のような広がり関数を得る。この広がり関数に対して窓掛け演算を行うことによってノイズ成分を除去し(図3(e))、最後にフーリエ変換を行うことによってMTFを得る(図3(f))。
次に、上記のように構成した第1の実施形態によるMTF測定装置の動作、すなわち、第1の実施形態によるMTF測定方法の処理手順を説明する。図4は、第1の実施形態によるMTF測定装置の動作例を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートは、例えば、オペレータによってMTF測定装置に電源が投入されたときにスタートする。なお、この時点で既に、MTFの測定対象である撮像素子100がMTF測定装置のセンサ着脱機構に装着されているものとする。
図4において、MTF算出部3は、演算途中のデータを格納するバッファ(図示せず)や演算結果のデータを格納するメモリ(図示せず)などをクリアすることにより、MTF算出部3自身を初期化する(ステップS1)。次に、光源2は、光非透過領域21およびその周囲の光透過領域22を含むチャート1の全体領域に光を照射する(ステップS2)。
光源2からの光の照射によって、光非透過領域21により光源2からの光が遮断されるとともに光透過領域22により光源2からの光が透過することによって形成されるチャート像が撮像素子100に投影されると、撮像素子100は、チャート像を光電変換して画素信号を出力する(ステップS3)。そして、MTF算出部3は、撮像素子100から出力される画素信号を用いて、撮像素子100のMTFを算出する(ステップS4)。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態では、光非透過領域21を有するチャート1に光源2から光を照射することにより、MTFの測定対象である撮像素子100にチャート像を投影させる。そして、このとき撮像素子100から出力される画素信号を用いて、当該撮像素子100のMTFを算出するようにしている。このように構成した第1の実施形態によれば、光源2からチャート1に向かって照射される光によって、レンズを介さずに撮像素子100にチャート像を投影させることができる。これにより、レンズを含まない撮像素子100だけのMTFを求めることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明による第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図5は、第2の実施形態によるMTF測定装置の構成例を示す図である。なお、図5において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図5に示すように、第2の実施形態によるMTF測定装置は、チャート1と、光源2と、MTFの測定対象である撮像素子100から出力される画素信号を用いてMTFを算出するMTF算出部13とを備えている。MTF算出部13は、第1の実施形態で説明した撮像素子100のMTF(以下、センサ実測MTFという)を用いて、チャート1での光の回折による影響を除いた撮像素子100の論理的なMTF(以下、センサ論理MTFという)を更に算出する。
チャート1の全体領域に光源2から光を照射した場合、第1の実施形態と同様の手法によってMTF算出部13により算出されるセンサ実測MTFには、チャート1にて回折した光の影響が含まれている。チャート1と撮像素子100との間の距離dが小さいほどこの影響は小さくなるが、第2の実施形態では、距離dが大きくなっても撮像素子100だけのMTFをできるだけ正確に求めることができるようにするために、チャート1での回折光の影響を演算により除去する。
そのためにMTF算出部13は、光源2からの光がチャート1を回折して撮像素子100に入射することによって生じる回折像に基づくMTF(以下、回折MTFという)を算出する。センサ実測MTFと回折MTFとを算出できれば、MTF伝搬原理により、センサ論理MTFを次の(式1)によって求めることができる。
センサ論理MTF=センサ実測MTF/回折MTF ・・・(式1)
なお、回折MTFの値がゼロになるかもしれないことを考慮して、次の(式2)によってセンサ論理MTFを求めるようにしても良い。
センサ論理MTF=センサ実測MTF/(回折MTF+k) ・・・(式2)
(ただし、kは微小な正の定数であり、例えばk=0.01)
以下に、回折MTFを求める際の演算例を示す。図6は、チャート1においてフレネル回折が生じた場合に撮像素子100に投影される光の分布の様子を示す図である。なお、この図6では、矩形をしたチャート1の平面に平行な方向で縦方向をx軸、同平面に平行な方向で横方向をy軸、同平面に垂直な方向をz軸とした場合において、x軸方向に生じたフレネル回折により撮像素子100に投影されるx軸方向の光分布の様子を示している。
光源2から照射される実際の光は多数の波長を含んでいる。この場合には一般的に、フレネル回折理論により、撮像素子100上での光分布は、次の(式3)により表される。ここで、(式3)においてdはチャート1と撮像素子100との間の距離、λは撮像素子100に対する入射光の波長、I(x,λ)は撮像素子100上における波長λの光に対するx方向(縦方向)の強度分布を示す。また、tは積分用の一時変数である。なお、距離dは設計値によって既知である。または、図示しない距離センサによって距離dを測定するようにしても良い。
Figure 0004767984
光源2から照射される光が非コヒーレントの場合は、撮像素子100での統合光分布は、次の(式4)のようになる。非コヒーレント光とは、自然光のように多数の波長を含み、各波長間に相関性がない光のことを言う。この場合、撮像素子100上での統合光分布は、各波長の光の振幅ではなく、各波長の光の強度の足し算によって求められる。なお、(式4)においてS(λ)は撮像素子100の波長感度依存性、E(λ)は入射光の波長に対する分布、(λ、λ)は入射光の波長範囲(入射光に含まれる波長の最小値がλ、最大値がλ)である。E(λ)および(λ、λ)は実際に使用される光源2のスペックにより既知である。なお、E(λ)が既知でない場合、E(λ)=1としても良い。
Figure 0004767984
上記(式4)におけるI(x)が回折によるエッジ応答である。MTF算出部3は、この回折によるエッジ応答I(x)を用いて、センサ実測MTFを求めるのと同様の手法により回折MTFを求めることができる。回折MTFを求めることができれば、上述の(式1)または(式2)からセンサ論理MTFを求めることができる。このように、第2の実施形態によれば、チャート1と撮像素子100との間の距離dが大きい場合でも、チャート1での回折光の影響を受けずに、撮像素子100だけのMTFとして正確なセンサ論理MTFを求めることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明による第3の実施形態を図面に基づいて説明する。図7は、第3の実施形態によるMTF測定装置の構成例を示す図である。なお、図7において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
第3の実施形態では、撮像素子100のMTFに加えて、レンズ200のMTFを測定する。すなわち、第3の実施形態においても、撮像素子100を着脱可能にするためのセンサ着脱機構がMTF測定装置の固定位置に設けられており、MTFを測定したい撮像素子100をこのセンサ着脱機構に装着できるように構成されている。また、レンズ200を着脱可能にするためのレンズ着脱機構も別にMTF測定装置の固定位置に設けられており、MTFを測定したいレンズ200をこのレンズ着脱機構に装着できるように構成されている。
図7に示すように、第3の実施形態によるMTF測定装置は、チャート1と、光源2と、エッジ模様を有する第2のチャート4と、反射鏡5と、MTF算出部23と、可動ユニット31と、モード切替部32と、ユニット駆動部33とを備えている。MTF算出部23、モード切替部32およびユニット駆動部33は、画素信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D変換器と、マイコンあるいはDSPとを備えて構成される。
チャート1、光源2および反射鏡5は、可動ユニット31として構成されている。すなわち、チャート1、光源2および反射鏡5は、可動ユニット31内の所定の位置に固定されている。可動ユニット31は、ユニット駆動部33により駆動される移動機構(図示せず)を備えている。当該移動機構を駆動して可動ユニット31を移動させることにより、チャート1と光源2と反射鏡5とを一体として移動させることが可能である。
可動ユニット31が移動して停止する位置は、少なくとも2箇所である。第1の停止位置は、図7(a)に示すように、光源から照射された光が反射鏡5で反射して撮像素子100に届く位置である。可動ユニット31が第1の停止位置にあるとき、チャート1と撮像素子100との位置関係は、第1の実施形態と同じとなる。
すなわち、第1の停止位置においてチャート1は、センサ着脱機構に装着された撮像素子100に近接するように撮像素子100の前側に配置される。センサ着脱機構に撮像素子100が装着された状態において、反射鏡5とチャート1の中心とを結ぶ投影中心線に対して撮像素子100の結像面が法平面となるように構成されている。この状態で光源2は、反射鏡5を介して、光非透過領域21およびその周囲の光透過領域22を含むチャート1の全体領域に光を照射する。これにより、チャート1の背面に配置された撮像素子100に対して、光非透過領域21の形状が影領域となっているチャート像が投影される。
可動ユニット31の第2の停止位置は、図7(b)に示すように、第2のチャート4、MTFの測定対象であるレンズ200および撮像素子100を結ぶ光学軸上から可動ユニット31が退避する位置である。可動ユニット31が第2の停止位置にあるとき、撮像素子100およびレンズ200を用いて第2のチャート4を普通に撮影することが可能である。なお、撮像素子100およびレンズ200が共に着脱機構に装着されている場合、第2のチャート4と撮像素子100との間にレンズ200が配置される。第2のチャート4は、レンズ200のMTFを算出するために撮影される矩形の被写体であり、図2に示したチャート1と同様のエッジ模様を有している。第2のチャート4がチャート1と異なるのは、乳白色板あるいは拡散反射板から成り、拡散光を発する点である。
モード切替部32は、以下に述べる第1の測定モードと第2の測定モードとの切替を行う。第1の測定モードは、光源2からの光をチャート1に照射することによって撮像素子100に投影されるチャート像が当該撮像素子100により光電変換されて出力される画素信号からMTFを測定するモードである。一方、第2の測定モードは、レンズ200を通して第2のチャート4が撮像素子100に結像することによって形成される第2のチャート像が当該撮像素子100により光電変換されて出力される画素信号からMTFを測定するモードである。
ユニット駆動部33は、可動ユニット31の移動機構(図示せず)を駆動して、可動ユニット31を第1の停止位置または第2の停止位置に移動させる。具体的には、ユニット駆動部33は、モード切替部32により第1の測定モードが設定されているときは、光源2からの光が撮像素子100に届く第1の停止位置に可動ユニット31を移動させる。また、ユニット駆動部33は、モード切替部32により第2の測定モードが設定されているときは、第2のチャート4、レンズ200および撮像素子100を結ぶ光学軸上から退避する第2の停止位置に可動ユニット31を移動させる。
MTF算出部23は、第1の測定モードにおいて算出されるMTFを撮像素子100のMTFとして求めるとともに、第2の測定モードにおいて算出されるMTFを撮像素子100およびレンズ200を含む撮像系の総合MTFとして求める。さらに、MTF算出部23は、撮像素子100のMTFおよび撮像系の総合MTFからレンズ200のMTFを算出する。
すなわち、第1の測定モードにおいて、撮像素子100に投影されるチャート像は、レンズ200を通らずに撮像素子100に入射されたチャート1の透過光(光源2からの光)により形成されるものである。したがって、第1の測定モードでは、レンズ200を含まない撮像素子100だけのMTFが算出される。
一方、第2の測定モードにおいて、撮像素子100に結像する第2のチャート像は、レンズ200を通して撮像素子100に入射された第2のチャート4からの光(自然光が第2のチャート4で反射した光)により形成されるものである。したがって、第2の測定モードでは、撮像素子100およびレンズ200を含む撮像系の総合MTFが算出される。なお、ここでは自然光を用いて撮像素子100が第2のチャート4を普通に撮像する例について説明したが、光源2とは別の光源(図示せず)を設けて、当該別の光源から第2のチャート4の正面(撮像素子100が存在する側)に向かって光を照射し、その反射光により第2のチャート像を撮像素子100に結像させるようにしても良い。
さらに、MTF伝搬原理により、撮像系の総合MTFは、次の(式5)により表される。
総合MTF=センサMTF×レンズMTF
・・・(式5)
ここで、センサMTFは撮像素子100だけのMTF、レンズMTFはレンズ200だけのMTFである。なお、センサMTFは、第2の実施形態で説明したセンサ論理MTFであることが好ましい。
上記(式5)により、総合MTFとセンサMTFとが分かれば、レンズMTFを次の(式6)により求めることができる。
レンズMTF=総合MTF/センサMTF ・・・(式6)
なお、センサMTFの値がゼロになるかもしれないことを考慮して、次の(式7)によってレンズMTFを求めるようにしても良い。
レンズMTF=総合MTF/(センサMTF+k) ・・・(式7)
(ただし、kは微小な正の定数であり、例えばk=0.01)
次に、上記のように構成した第3の実施形態によるMTF測定装置の動作、すなわち、第3の実施形態によるMTF測定方法の処理手順を説明する。図8は、第3の実施形態によるMTF測定装置の動作例を示すフローチャートである。図8に示すフローチャートは、例えば、オペレータによってMTF測定装置に電源が投入されたときにスタートする。なお、この時点で既に、MTFの測定対象である撮像素子100およびレンズ200が共にMTF測定装置の着脱機構に装着されているものとする。
図8において、MTF算出部23は、演算途中のデータを格納するバッファ(図示せず)や演算結果のデータを格納するメモリ(図示せず)などをクリアすることにより、MTF算出部23自身を初期化する(ステップS11)。次に、モード切替部32は、第1の測定モードに切り替える(ステップS12)。これに応じてユニット駆動部33は、可動ユニット31を図7(a)に示す第1の停止位置に移動させる(ステップS13)。
この状態で光源2は、反射鏡5を介してチャート1の全体領域に光を照射する(ステップS14)。光源2からの光の照射によってチャート像が撮像素子100に投影されると、撮像素子100は、チャート像を光電変換して画素信号を出力する(ステップS15)。そして、MTF算出部23は、撮像素子100から出力される画素信号を用いて、撮像素子100のMTFを算出する(ステップS16)。
次に、モード切替部32は、第2の測定モードに切り替える(ステップS17)。これに応じてユニット駆動部33は、可動ユニット31を図7(b)に示す第2の停止位置に移動させる(ステップS18)。この状態で撮像素子100は、レンズ200を通して第2のチャート4を撮像する。すなわち、撮像素子100と第2のチャート4との間に配置されたレンズ200を通して第2のチャート4を撮像素子100に結像させる(ステップS19)。
第2のチャート像が撮像素子100に結像すると、撮像素子100は、第2のチャート像を光電変換して画素信号を出力する(ステップS20)。そして、MTF算出部23は、撮像素子100から出力される画素信号を用いて、撮像素子100およびレンズ200を含む撮像系の総合MTFを算出する(ステップS21)。さらに、MTF算出部23は、ステップS16で求めた撮像素子100のMTFと、ステップS21で求めた撮像系の総合MTFとから、レンズ200のMTFを算出する(ステップS22)。
以上詳しく説明したように、第3の実施形態では、可動ユニット31を第1の停止位置に移動させて、第1の実施形態または第2の実施形態のように撮像素子100だけのMTFを算出する。また、可動ユニット31を第2の停止位置に移動させて、撮像素子100およびレンズ200を含む撮像系の総合MTFを算出する。そして、撮像素子100のMTFおよび撮像系の総合MTFから更にレンズ200のMTFを算出するようにしている。MTFの算出に使用する画素信号は撮像素子100から出力されるので、通常は、撮像素子100を含まないレンズ200だけのMTFを直接求めることはできない。しかし、第3の実施形態によれば、撮像素子100だけのMTFと撮像素子100およびレンズ200を含む撮像系の総合MTFとの両方を算出することができるので、両MTFから撮像素子100を含まないレンズ200だけのMTFを演算によって求めることができる。
なお、上記第3の実施形態では、可動ユニット31内にチャート1と光源2と反射鏡5とを備え、光源2から発射した光を反射鏡5で反射させてチャート1に照射するようにしたが、この構成に限定されない。例えば、反射鏡5を省略し、第1の実施形態と同様に光源2から発射した光をチャート1にダイレクトに照射するようにしても良い。
また、上記第3の実施形態では、最初に第1の測定モードを設定して撮像素子100のMTFを算出し、次に第2の測定モードを設定して撮像系の総合MTFを算出する例について説明したが、順番はこの逆でも良い。
また、第3の実施形態では、チャート1を可動ユニット31の内部に構成し、チャート1を移動させることによって、チャート1と、第2のチャート4、レンズ200および撮像素子100から成る撮像系との相対位置関係を変化させるようにしたが、これに限定されない。例えば、チャート1と光源2と反射鏡5とを固定しておき、第2のチャート4、レンズ200および撮像素子100を可動ユニットにより構成することにより、第2のチャート4、レンズ200および撮像素子100をチャート1に対して相対的に移動させるようにしても良い。
なお、上記第2の実施形態において、回折MTFの値がゼロになる場合があることを考慮して、センサ論理MTFを(式2)により求める例について説明したが、これに限定されない。例えば、回折MTFの値がゼロであるか否かを判定し、ゼロでない場合は(式1)によりセンサ論理MTFを求め、ゼロである場合に(式2)によりセンサ論理MTFを求めるようにしても良い。このようにすれば、できるだけ正確な値のセンサ論理MTFを求めることができる。
また、上記第3の実施形態において、センサMTFの値がゼロになる場合があることを考慮して、レンズMTFを(式7)により求める例について説明したが、これに限定されない。例えば、センサMTFの値がゼロであるか否かを判定し、ゼロでない場合は(式6)によりレンズMTFを求め、ゼロである場合に(式7)によりレンズMTFを求めるようにしても良い。このようにすれば、できるだけ正確な値のレンズMTFを求めることができる。
その他、上記第1〜第3の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
第1の実施形態によるMTF測定装置の構成例を示す図である。 第1〜第3の実施形態で使用するチャートの例を示す図である。 ISOで定められたMTF測定方法を示す図である。 第1の実施形態によるMTF測定装置の動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるMTF測定装置の構成例を示す図である。 チャートにおいてフレネル回折が生じた場合に撮像素子に投影される光の分布の様子を示す図である。 第3の実施形態によるMTF測定装置の構成例を示す図である。 第3の実施形態によるMTF測定装置の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 チャート
2 光源
3,13,23 MTF算出部
4 第2のチャート
5 反射鏡
31 可動ユニット
32 モード切替部
33 ユニット駆動部
100 撮像素子
200 レンズ

Claims (5)

  1. 光非透過領域を有するチャートと、撮像素子から出力される画素信号を用いてMTFを算出するMTF算出部とを備え、
    上記チャートの上記光非透過領域およびその周囲の光透過領域を含む領域に上記チャートの背後から光を照射し、上記光非透過領域により上記光源からの光が遮断されるとともに上記光透過領域により上記光源からの光が透過することによって形成されるチャート像であって、上記光非透過領域の形状が影領域となっている上記チャート像を上記MTFの測定対象である上記撮像素子に結像光学系を挟まずに投影し、上記撮像素子が上記チャート像を光電変換して上記画像信号を出力するようにし、
    上記MTF算出部は、
    上記画素信号を用いて算出される上記MTFを上記撮像素子のMTFとして求め、
    且つ、上記撮像素子のMTFに加えて、上記チャートと上記撮像素子との間の距離および上記チャートの背後から照射される光に含まれる各波長の光が上記撮像素子に入射したときに生じる入射光の強度分布に基づいて、上記チャートの背後からの光が上記チャートを回折して上記撮像素子に入射することによって生じる回折像に基づくMTFを回折MTFとして求め、
    上記撮像素子のMTF及び上記回折MTFから更に、上記回折の影響を除いた上記撮像素子だけの論理MTFを算出する、
    ことを特徴とするMTF測定装置。
  2. エッジ模様を有する第2のチャートと、
    上記チャートの背後からの光を上記チャートに照射することによって上記撮像素子に投影される上記チャート像が光電変換されて出力される画素信号から上記論理MTFを測定する第1の測定モードおよび、上記撮像素子と上記第2のチャートとの間に配置されたレンズであって上記MTFの測定対象であるレンズを通して上記第2のチャートが上記撮像素子に結像することによって形成される第2のチャート像が光電変換されて出力される画素信号から上記MTFを測定する第2の測定モードを切り替えるモード切替部とを更に備え、
    上記MTF算出部は、上記第1の測定モードにおいて算出される上記論理MTFを上記撮像素子のMTFとして求めるとともに、上記第2の測定モードにおいて算出される上記MTFを上記撮像素子および上記レンズを含む撮像系の総合MTFとして求め、上記撮像素子の論理MTFおよび上記撮像系の総合MTFから更に上記レンズのMTFを算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のMTF測定装置。
  3. 上記チャートと、上記第2のチャート、上記レンズ及び上記撮像素子を含む撮像系との相対位置関係を変化させる可動ユニットを更に備え、
    上記可動ユニットは、上記第1の測定モードでは、上記チャートの背後からの光が上記チャートを介して上記撮像素子に届く位置に上記相対位置関係を設定し、上記第2の測定モードでは、上記第2のチャート、上記レンズおよび上記撮像素子を結ぶ光学軸上から上記チャートが退避する位置に上記相対位置関係を設定することを特徴とする請求項2に記載のMTF測定装置。
  4. 光非透過領域を有するチャートと、上記チャートに光を照射する光源と、撮像素子から出力される画素信号を用いてMTFを算出するMTF算出部とを用いて、上記撮像素子のMTFを測定する方法であって、
    上記チャートの上記光非透過領域およびその周囲の光透過領域を含む領域に上記光源からの光を上記チャートの背後から照射し、
    上記光非透過領域により上記光源からの光が遮断されるとともに上記光透過領域により
    上記光源からの光が透過することによって形成されるチャート像であって、上記光非透過領域の形状が影領域となっている上記チャート像を上記撮像素子に結像光学系を挟まずに
    投影し、
    上記MTF算出部が
    上記撮像素子に投影した上記チャート像が光電変換されて上記撮像素子から出力される画素信号を用いて、上記撮像素子のMTFを測定し、
    且つ、上記撮像素子のMTFに加えて、上記チャートと上記撮像素子との間の距離および上記チャートの背後から照射される光に含まれる各波長の光が上記撮像素子に入射したときに生じる入射光の強度分布に基づいて、上記チャートの背後からの光が上記チャートを回折して上記撮像素子に入射することによって生じる回折像に基づくMTFを回折MTFとして求め、
    上記撮像素子のMTF及び上記回折MTFから更に、上記回折の影響を除いた上記撮像素子だけの論理MTFを算出する、
    ことを特徴とするMTF測定方法。
  5. 上記チャートと、上記光源と、上記MTF算出部と、エッジ模様を有する第2のチャートとを用いて、上記撮像素子のMTFおよびレンズのMTFを測定する方法であって、
    上記MTF算出部が、
    請求項4に記載の方法により上記撮像素子の論理MTFを求めた後または求める前に、上記撮像素子と上記第2のチャートとの間に配置された上記レンズを通して上記第2のチャートを上記撮像素子に結像させ、
    上記撮像素子に結像した上記第2のチャート像が光電変換されて上記撮像素子から出力される画素信号を用いて、上記撮像素子および上記レンズを含む撮像系の総合MTFを求め、
    更に、上記撮像素子の論理MTFおよび上記撮像系の総合MTFから上記レンズのMTFを算出する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のMTF測定方法。

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