JP2009216239A - フォイル軸受およびそれを備えた遠心圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラジアル方向の軸の偏移を抑制することのできるフォイル軸受およびかかるフォイル軸受用いた遠心圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】フォイル軸受6にはトップフォイル61を固定する固定部材も兼ねた偏移抑制部62が先端部63を回転軸9に向けて設けられている。また、先端部63には、二硫化モリブデン(MoS2)により皮膜が形成されている。遠心圧縮機が運転状態において、トップフォイル61と回転軸9との間に気体膜が形成され、非接触状態が維持される。しかし、上述のように回転翼にラジアル方向の力が加わったときには回転翼の偏移に伴い回転軸9にも偏移が生じる。この偏移が先端部63と回転軸9との距離dに等しくなる場合には、偏移抑制部62の先端部63が回転軸9に接触し、回転軸9を接触支承するため、距離dを超えて回転軸9がラジアル方向に変位することが抑制される。
【選択図】図2
【解決手段】フォイル軸受6にはトップフォイル61を固定する固定部材も兼ねた偏移抑制部62が先端部63を回転軸9に向けて設けられている。また、先端部63には、二硫化モリブデン(MoS2)により皮膜が形成されている。遠心圧縮機が運転状態において、トップフォイル61と回転軸9との間に気体膜が形成され、非接触状態が維持される。しかし、上述のように回転翼にラジアル方向の力が加わったときには回転翼の偏移に伴い回転軸9にも偏移が生じる。この偏移が先端部63と回転軸9との距離dに等しくなる場合には、偏移抑制部62の先端部63が回転軸9に接触し、回転軸9を接触支承するため、距離dを超えて回転軸9がラジアル方向に変位することが抑制される。
【選択図】図2
Description
本発明は、フォイル軸受に関し、特に、簡易な構造でラジアル方向の軸の偏移を抑制する構造を有するフォイル軸受および遠心圧縮機に関する。
例えば、遠心圧縮機、ブロワ、タービン等の回転機器を駆動する回転駆動装置にあって、特に高速回転が望まれる回転駆動装置においては、その回転軸を支承する軸受装置として非接触型の軸受を採用したものが広く用いられている。この場合、制御が容易との観点から、アキシャル方向の軸受として磁気軸受が採用され、また、構造が簡素でありコストが低いとの観点から、ラジアル方向の軸受として、フォイル軸受が採用されることが多い。このため回転軸は、その回転状態において、軸受とは非接触状態に維持されるようになり、軸受としても、潤滑油等を不要とする高い耐久性が保証されるようになる。このような遠心圧縮機の概要を図7に示す。
図7に示すように、遠心圧縮機110は、加圧ボリュート132に囲繞された回転翼131が回転することにより、吸入口133より吸入した外気を圧縮し、図示しない排出口より排気している。そのため、気流の乱れなどの影響を受け、回転翼131および回転翼131が固定されている回転軸109が偏移することがある。回転翼131および回転軸109が偏移した場合に回転翼131が加圧ボリュート132に接触することを防止するため、加圧ボリュート132と回転翼131との間には一定の隙間135を設ける必要がある。一方で、加圧効率の観点からは、回転翼131と加圧ボリュート132との間の隙間135は、できるだけ小さいことが好ましい。
回転翼131と加圧ボリュート132との間の隙間135を小さくするためには、回転翼131および回転軸109の偏移を抑制する必要がある。アキシャル方向における偏移は、磁気軸受181および磁気軸受182を制御装置195によって制御することにより抑制することができる。しかし、ラジアル方向はフォイル軸受106およびフォイル軸受107によって支承しているため、偏移が大きくなりすぎた場合には、回転翼131と加圧ボリュート132とが接触するか、回転軸109がフォイル軸受106またはフォイル軸受107のトップフォイルに接触する可能性がある。そこで、ラジアル方向にタッチダウン軸受を設け、偏移を抑制する技術が提示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1によれば、回転軸の偏移があってもタッチダウン機構のブッシュに回転軸が接して、その偏移が抑制されると記載されている。
特開2006−153217
しかし、特許文献1の方法によると、上述のごとく、フォイル軸受とは別個にタッチダウン機構を設ける必要があるため、構造が複雑となりかつ部品点数が増加するという問題があった。また、部品点数が増加すると組立工程も増加するため、コストアップになるという問題があった。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので、部品点数の増加を招くことなく、ラジアル方向の軸の偏移を抑制することのできるフォイル軸受およびかかるフォイル軸受を用いた遠心圧縮機を提供することにある。
本発明にかかるフォイル軸受は、回転軸をラジアル方向において取り囲み、該回転軸の回転状態において、該回転軸を非接触状態でラジアル方向に支承するトップフォイルと、前記トップフォイルからラジアル方向において内方に先端部が突出し、前記回転軸がラジアル方向に偏移した際に、前記先端部が前記回転軸に接触することにより前記回転軸がラジアル方向に偏移することを抑制する偏移抑制部とを備える。また、前記偏移抑制部が前記トップフォイルをフォイル軸受本体に固定するための固定部材を兼用している。
上記構成によると、トップフォイルからラジアル方向において内方に先端部が突出し、回転軸がラジアル方向に偏移した際に、先端部が前記回転軸に接触することにより回転軸がラジアル方向に偏移することを抑制する偏移抑制部を備えるため、別個のタッチダウン機構を設けなくとも、ラジアル方向の回転軸の偏移を抑制することができる。また、部品点数や組立工程が増加することもない。なお、ラジアル方向の回転軸の偏移の抑制は目的に合せて行うことが可能である。例えば、本発明のフォイル軸受を遠心圧縮機に使用する場合には、回転翼が加圧ボリュートに接触しない程度にラジアル方向の回転軸の偏移を抑制すれば、回転翼が加圧ボリュートに接触する事故を防止することが可能となる。
また、上記構成によると、偏移抑制部が前記トップフォイルをフォイル軸受本体に固定するための固定部材を兼用しているため、ラジアル方向の回転軸の偏移を、一層簡単な構成で抑制することができる。また、トップフォイルを固定する固定部材は従来必要な部材であるため、部品点数の増加および組立工程の増加が生じない。
本発明にかかるフォイル軸受は、前記回転軸に前記偏移抑制部の前記先端部が接触することによる前記回転軸または前記先端部が破損することを抑制するための皮膜が、前記偏移抑制部の前記先端部に形成されていることが好ましい。
上記構成によると、回転軸に偏移抑制部の先端部が接触することによる回転軸および先端部の破損を抑制するための皮膜が、偏移抑制部の先端部に形成されているため、回転軸に偏移抑制部の先端部が接触した際に回転軸または偏移抑制部が破損することを抑制することができる。
本発明にかかるフォイル軸受は、前記先端部の形状が、曲面を含むとともに前記回転軸の回転方向において角を有さない形状であることが好ましい。
上記構成によると、偏移抑制部の先端部の形状が、曲面を含むとともに、回転軸の回転方向において角を有さない形状であるため、偏移抑制部の先端部に回転軸が接触した場合において、偏移抑制部の先端部の角によって回転軸が破損することを抑制することができる。なお、角とは二つの面が交わることにより形成される尖った部分をいう。
上記構成によると、偏移抑制部の先端部の形状が、曲面を含むとともに、回転軸の回転方向において角を有さない形状であるため、偏移抑制部の先端部に回転軸が接触した場合において、偏移抑制部の先端部の角によって回転軸が破損することを抑制することができる。なお、角とは二つの面が交わることにより形成される尖った部分をいう。
本発明にかかるフォイル軸受は、前記先端部の形状が、曲面を含むとともに前記回転軸の長手方向において角を有さない形状であることが好ましい。
上記構成によると、偏移抑制部の先端部の形状が、曲面を含むとともに回転軸の長手方向において角を有さない形状であるため、偏移抑制部の先端部に回転軸が接触した場合において、角との接触によって回転軸が破損することを抑制することができる。なお、角とは二つの面が交わることにより形成される尖った部分をいう。
上記構成によると、偏移抑制部の先端部の形状が、曲面を含むとともに回転軸の長手方向において角を有さない形状であるため、偏移抑制部の先端部に回転軸が接触した場合において、角との接触によって回転軸が破損することを抑制することができる。なお、角とは二つの面が交わることにより形成される尖った部分をいう。
本発明にかかるフォイル軸受は、前記先端部の前記回転軸に対向する面の形状が、ラジアル方向において内方に突出する2つ以上の頂点を有する波形形状であることが好ましい。
上記構成によると、先端部の前記回転軸に対向する面の形状が、ラジアル方向において内方に突出する2つ以上の頂点を有する波形形状であるため、偏移抑制部の先端部に回転軸が接触する場合には、内方に突出する2つ以上の頂点またはその近傍に接触するため、回転軸が接触することにより生じる負荷が分散される。そのため、回転軸が接触することによる偏移抑制部の先端部の破損が抑制される。
また、本発明にかかるフォイル軸受は、遠心圧縮機に好適に用いることができる。本発明のフォイル軸受を遠心圧縮機に使用すれば、回転翼が加圧ボリュートに接触しない程度にアキシャル方向における回転軸の偏移を抑制することが可能となる。
本発明によれば、部品点数の増加を招くことなく、ラジアル方向の軸の偏移を抑制することのできるフォイル軸受、およびかかるフォイル軸受を用いた遠心圧縮機を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる遠心圧縮機の一実施形態について図1および図2にしたがって説明する。
以下、本発明にかかる遠心圧縮機の一実施形態について図1および図2にしたがって説明する。
図1に示すように、本実施形態の遠心圧縮機は、大きくは、有底・有蓋円筒形状のハウジング2に収容されたモータ部1と、ハウジング2の蓋部25に取り付けられ、モータ部1によって駆動される遠心圧縮部3を備える構成となっている。以下、これら各部の構成、並びに機能について詳述する。
まず、ハウジング2の内周面中央部には電流を通じることにより磁界を発生させる電界子であるステータ5が、ラジアル方向において内方(以下、単に、「内方」と言う。)に磁界を向けて取り付けられている。また、ハウジング2の円筒型内周面であるとともに、ステータ5よりアキシャル方向において前方(以下、単に、「前方」と言う。)には円環状のフランジ部21が膨出している。なお、フランジ部21の内方先端部には円環状のフォイル軸受6が備えられるとともに、フランジ部21の前方の面には磁界方向を前方に向けた円環状の磁気軸受81が埋設されている。更に、ハウジング2の円筒型内周面であるとともに、ステータ5よりアキシャル方向において後方(以下、単に、「後方」と言う。)には、円環状のフランジ部22が膨出している。なお、フランジ部22の内方先端部には円環状のフォイル軸受7が備えられるとともに、フランジ部22の後方の面には磁界方向を後方に向けた円環状の磁気軸受82が埋設されている。磁気軸受81および磁気軸受82はともに電磁石であり、制御装置95によって供給電流量を変化させることにより、磁力を調整することができる。
更に、ハウジング2内には、アキシャル方向に長手方向を有するとともに、略円柱形状を有する回転軸9が挿入されている。この回転軸9の外周面であって、上述のステータ5に対向する部分には、永久磁石で形成されるとともに磁力方向をステータ5にむけたロータ91が配設されている。このロータ91および上記ステータ5によって電動モータが形成されている。更に、ロータ91の前方であってフランジ部21より更に前方には磁性体からなる略円盤形状のアキシャルディスク92が取り付けられており、磁性体面を上記磁気軸受81に対向させている。一方、ロータ91の後方であってフランジ部22より更に後方には磁性体からなる略円盤形状のアキシャルディスク93が取り付けられており、アキシャルディスク93の磁性体面が上記磁気軸受82に対向するように設けられている。アキシャルディスク92が磁気軸受81によってアキシャル方向において後方に引かれるとともに、アキシャルディスク93が磁気軸受82によってアキシャル方向において前方に引かれることにより、アキシャルディスク92およびアキシャルディスク93が固定された回転軸9がアキシャル方向に支承される。また、回転軸9の後方末端部には、アキシャルセンサターゲット94が固定されているとともに、ハウジング2の底部23のアキシャルセンサターゲット94に対向する位置には、アキシャルセンサ24が取り付けられているため、回転軸9のアキシャル方向の位置は常にアキシャルセンサ24により測定される構成となっている。アキシャルセンサ24の測定結果に基づいて、制御装置95は磁気軸受81および磁気軸受82へ供給する電流量を変化させることにより、磁気軸受81および磁気軸受82の磁力を制御するとともに、回転軸9のアキシャル方向における位置を一定に制御する。
ハウジング2の前方に設けられた円盤状の蓋部25の中心部には貫通孔26が設けられている。この貫通孔26より前方に突出した回転軸9の先端部96には、回転翼31が備えられている。また、この回転翼31を囲繞するように加圧ボリュート32が設けられている。従って、運転状態において、回転軸9の回転に伴って、回転翼31が回転し、加圧ボリュート32前方の吸入口33より吸入した気体を加圧ボリュート32内部で圧縮して図示しない排気口より排気する。
かかる運転状態において、回転翼31は、気流の変化などの外的要因や、回転速度の変化などの内的要因によって、アキシャル方向、ラジアル方向に力を受ける。この力によって回転翼31が偏移した場合にも回転翼31が加圧ボリュート32に接触しないように回転翼31と加圧ボリュート32との間に隙間35が設けられている。回転翼31が加圧ボリュート32に接触すると故障の原因となりうるため、ラジアル方向およびアキシャル方向における隙間35はラジアル方向およびアキシャル方向における回転翼31の偏移量より大きくなるように設定されている。しかし、この隙間35が大きいと圧縮効率が下がるため、アキシャル方向については、上述のように、磁気軸受81および磁気軸受82を介して回転軸9のアキシャル方向の偏移を制御装置95が抑制している。従って、制御装置95による偏移の抑制の程度により、隙間35のアキシャル方向の大きさが決定される。
一方、隙間35のラジアル方向の大きさついては、フォイル軸受6の構造により決定される。ここで、フォイル軸受6は、回転軸9が高速回転することにより形成される気体膜を介して回転軸9を浮上させ、通常運転状態には非接触状態でこの回転軸9をラジアル方向に支承する軸受である。図2は運転状態におけるフォイル軸受6をアキシャル方向から見た図である。図2に示すように、フォイル軸受6には、弾性を有するパンプフォイル65に支持されたトップフォイル61をフォイル軸受本体64に固定する固定部材も兼ねた偏移抑制部62が、その先端部63を回転軸9に向けて設けられている。また、先端部63には、二硫化モリブデン(MoS2)により皮膜が形成されている。遠心圧縮機10が運転状態において、トップフォイル61と回転軸9との間に気体膜が形成され、非接触状態が維持される。しかし、上述のように回転翼31にラジアル方向の力が加わったときには回転翼31の偏移に伴い回転軸9にも偏移が生じる。この偏移が先端部63と回転軸9との距離dに等しくなる場合には、偏移抑制部62の先端部63が回転軸9に接触し、回転軸9を接触支承するため、距離dを超えて回転軸9がラジアル方向に変位することが抑制される。即ち、回転軸9が大きく偏移し、非接触支承ができないときに回転軸9を支承するタッチダウン軸受として、偏移抑制部62は機能する。従って、回転翼31のラジアル方向の偏移は距離d以下に抑制される。先端部63に形成された二硫化モリブデン(MoS2)による皮膜は、偏移抑制部62の先端部63が回転軸9に接触した際の滑りを向上させて、滑り軸受けとしての機能を高めるとともに、回転軸9および偏移抑制部62の先端部63が、接触により破損することを抑制する機能を有する。なお、フォイル軸受7はフォイル軸受6と同様の構造および機能を有するため、ここでは説明を省略する。
上記実施形態の遠心圧縮機によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態にかかる遠心圧縮機のフォイル軸受6,7によれば、トップフォイル61からラジアル方向において内方に先端部63が突出し、回転軸9がラジアル方向に偏移した際に、先端部63が回転軸9に接触することにより、回転軸9がラジアル方向に偏移することを抑制する偏移抑制部62を備えるため、別個のタッチダウン機構を設けなくとも、回転軸9のラジアル方向の偏移を抑制することができる。従って、上記従来のフォイル軸受に比し、構造を簡素化できるとともに、部品点数の増加とコストアップを防止することができる。なお、ラジアル方向の回転軸の偏移の抑制は目的に合せて行うことが可能である。本実施形態においてはフォイル軸受6,7を遠心圧縮機10に使用しているため、回転翼31が加圧ボリュート32に接触しない程度にラジアル方向における回転軸9の偏移を抑制すれば、回転翼31と加圧ボリュート32の接触を防止することが可能となる。この偏移の抑制は先端部63と回転軸9との距離dにより調整することが可能である。
(1)上記実施形態にかかる遠心圧縮機のフォイル軸受6,7によれば、トップフォイル61からラジアル方向において内方に先端部63が突出し、回転軸9がラジアル方向に偏移した際に、先端部63が回転軸9に接触することにより、回転軸9がラジアル方向に偏移することを抑制する偏移抑制部62を備えるため、別個のタッチダウン機構を設けなくとも、回転軸9のラジアル方向の偏移を抑制することができる。従って、上記従来のフォイル軸受に比し、構造を簡素化できるとともに、部品点数の増加とコストアップを防止することができる。なお、ラジアル方向の回転軸の偏移の抑制は目的に合せて行うことが可能である。本実施形態においてはフォイル軸受6,7を遠心圧縮機10に使用しているため、回転翼31が加圧ボリュート32に接触しない程度にラジアル方向における回転軸9の偏移を抑制すれば、回転翼31と加圧ボリュート32の接触を防止することが可能となる。この偏移の抑制は先端部63と回転軸9との距離dにより調整することが可能である。
(2)上記実施形態にかかる遠心圧縮機のフォイル軸受6,7によれば、偏移抑制部62がトップフォイル61をフォイル軸受本体64に固定する固定部材を兼用しているため、一層簡単な構成でラジアル方向における回転軸9の偏移を抑制することができる。また、トップフォイル61を固定する固定部材は従来必要な部材であるため、従来に比して部品点数が増加することを防止することができる。
(3)上記実施形態にかかる遠心圧縮機のフォイル軸受6,7によれば、回転軸9に偏移抑制部62の先端部63が接触した際に回転軸9または先端部63が破損することを抑制するための二硫化モリブデン(MoS2)による皮膜が、偏移抑制部の先端部63に形成されているため、回転軸9に偏移抑制部62の先端部63が接触した際に回転軸9および偏移抑制部62が破損することを抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した遠心圧縮機の第2の実施形態を図3および図4にしたがって説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の偏移抑制部の形状を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
次に、本発明を具体化した遠心圧縮機の第2の実施形態を図3および図4にしたがって説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の偏移抑制部の形状を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図3は運転状態におけるフォイル軸受6をアキシャル方向から見た図である。図3に示すように、フォイル軸受6には、弾性を有するパンプフォイル65に支持されたトップフォイル61をフォイル軸受本体64に固定する固定部材も兼ねた偏移抑制部62が、その先端部63を回転軸9に向けて設けられている。また、先端部63には、二硫化モリブデン(MoS2)により皮膜が形成されている。
図4(a)および図4(c)に示すように、偏移抑制部62の先端部63の形状が曲面を含むとともに回転軸9の回転方向において角を有さない形状である。即ち、実施の形態1においては角となっていた、偏移抑制部62の先端部63の回転軸9の回転方向における端部71が、滑らかな曲線となっている。従って、回転軸9が偏移して偏移抑制部62の先端部63に接触した際に、回転軸9の回転方向における端部71に接触したとしても、回転軸9が角に接触することがないため、回転軸9または偏移抑制部62が破損することを一層抑制することができる。
また、図4(b)および図4(c)に示すように、偏移抑制部の先端部63の形状が回転軸9の長手方向においても角を有さない形状である。そのため実施の形態1において角となっていた、偏移抑制部62の先端部63の回転軸9の長手方向における端部72が、滑らかな曲線となっている。つまり、偏移抑制部62の先端部63は回転軸9の長手方向において角部を有さない。従って、回転軸9が偏移して偏移抑制部62の先端部63に接触した際に、回転軸9の長手方向における端部72に接触したとしても、尖った角部と回転軸9が接触することがないため、回転軸9または偏移抑制部62が破損することを一層抑制することができる。
従って、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)第2の実施形態では、偏移抑制部62の先端部63の形状が、曲面を含むとともに、回転軸9の回転方向において角を有さない形状であるため、偏移抑制部62の先端部に回転軸9が接触した場合において、偏移抑制部62の先端部63の角によって回転軸9が破損することを抑制することができる。
(1)第2の実施形態では、偏移抑制部62の先端部63の形状が、曲面を含むとともに、回転軸9の回転方向において角を有さない形状であるため、偏移抑制部62の先端部に回転軸9が接触した場合において、偏移抑制部62の先端部63の角によって回転軸9が破損することを抑制することができる。
(2)第2の実施形態では、偏移抑制部62の先端部63の形状が、曲面を含むとともに回転軸9の長手方向において角を有さない形状であるため、偏移抑制部62の先端部63に回転軸9が接触した場合において、角との接触によって回転軸9が破損することを抑制することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明を具体化した遠心圧縮機の第2の実施形態を図5および図6にしたがって説明する。なお、第3の実施形態は、第1の実施形態および第2の実施形態の偏移抑制部の形状を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
次に、本発明を具体化した遠心圧縮機の第2の実施形態を図5および図6にしたがって説明する。なお、第3の実施形態は、第1の実施形態および第2の実施形態の偏移抑制部の形状を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図5は運転状態におけるフォイル軸受6をアキシャル方向から見た図である。図5に示すように、フォイル軸受6には、弾性を有するパンプフォイル65に支持されたトップフォイル61をフォイル軸受本体64に固定する固定部材も兼ねた偏移抑制部62が、その先端部63を回転軸9に向けて設けられている。また、先端部63には、二硫化モリブデン(MoS2)により皮膜が形成されている。
図6(a)および図6(c)に示すように、偏移抑制部62の先端部63の回転軸9に対向する面の形状が、ラジアル方向において内方に突出する2つの頂点73を有する波形形状である。従って、回転軸9が偏移して偏移抑制部62の先端部63に接触する場合には、頂点73またはその近傍で接触するため、回転軸9は偏移抑制部62の先端部63に2点で接触する。そのため、回転軸9が偏移抑制部62の先端部63に接触された場合の負荷が2点に分散される。
加えて、偏移抑制部62の先端部63の形状が曲面を含むとともに回転軸9の回転方向において角を有さない形状である。即ち、実施の形態1において角となっていた、偏移抑制部62の先端部63の回転軸9の回転方向における端部71が、滑らかな曲線となっている。従って、回転軸9が偏移して偏移抑制部62の先端部63に接触した際に、回転軸9の回転方向における端部71に接触したとしても、回転軸9が角に接触することがないため、回転軸9または偏移抑制部62が破損することを一層抑制することができる。
また、図6(b)および図6(c)に示すように、偏移抑制部の先端部63の形状が、回転軸の長手方向においても曲面で形成されている。そのため実施の形態1において角部を形成していた、偏移抑制部62の先端部63の回転軸9の長手方向における端部72が、滑らかな曲線となっている。つまり、偏移抑制部62の先端部63は回転軸9の長手方向において角部を有さない。従って、回転軸9が偏移して偏移抑制部62の先端部63に接触した際に、回転軸9の長手方向における端部72に接触したとしても、尖った角部と回転軸9が接触することがないため、回転軸9または偏移抑制部62が破損することを一層抑制することができる。
従って、第3の実施形態によれば、第2の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)第3の実施形態では、偏移抑制部62の先端部63の回転軸9に対向する面の形状が、ラジアル方向において内方に突出する2の頂点73を有する波形形状であるため、偏移抑制部の先端部63に回転軸が接触する場合には、内方に突出する2つの頂点73またはその近傍に接触するため、回転軸9が接触することにより生じる負荷が分散される。そのため、回転軸9が接触することによる偏移抑制部62の先端部63の破損が抑制される。
(1)第3の実施形態では、偏移抑制部62の先端部63の回転軸9に対向する面の形状が、ラジアル方向において内方に突出する2の頂点73を有する波形形状であるため、偏移抑制部の先端部63に回転軸が接触する場合には、内方に突出する2つの頂点73またはその近傍に接触するため、回転軸9が接触することにより生じる負荷が分散される。そのため、回転軸9が接触することによる偏移抑制部62の先端部63の破損が抑制される。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態にかかる遠心圧縮機のフォイル軸受6,7は、偏移抑制部62の先端部63に二硫化モリブデン(MoS2)により皮膜が形成されているが、他の材料により皮膜が形成されていても良い。即ち、回転軸9に偏移抑制部62の先端部63が接触した際に、回転軸9および偏移抑制部62の破損を抑制することができれば良く、例えば、ダイヤモンドライクカーボンやフッ素樹脂により皮膜を形成しても良い。
・上記実施形態にかかる遠心圧縮機のフォイル軸受6,7は、偏移抑制部62の先端部63に二硫化モリブデン(MoS2)により皮膜が形成されているが、他の材料により皮膜が形成されていても良い。即ち、回転軸9に偏移抑制部62の先端部63が接触した際に、回転軸9および偏移抑制部62の破損を抑制することができれば良く、例えば、ダイヤモンドライクカーボンやフッ素樹脂により皮膜を形成しても良い。
・上記実施形態にかかる遠心圧縮機のフォイル軸受6,7は、偏移抑制部62の先端部63に二硫化モリブデン(MoS2)により皮膜が形成されているが、他の構成であっても良い。即ち、回転軸9に偏移抑制部62の先端部63が接触した際に、回転軸9または偏移抑制部62の破損を抑制することができれば良く、偏移抑制部62の先端部63が、接触時の破損を抑制するのに十分な滑らかさを有する構成としても良い。例えば、先端部63を研磨して円滑化することにより、皮膜形成を割愛しても良い。
・上記実施形態にかかる遠心圧縮機のフォイル軸受6,7は、偏移抑制部62がトップフォイル61をフォイル軸受本体64に固定する固定部材を兼用しているが、他の構成であっても良い。例えば、偏移抑制部62を固定部材と別部材としても良い。偏移抑制部62と固定部材とを別部材とすることにより、修理時などに部品交換が容易となる。
・上記実施形態においては、本発明の一実施形態であるフォイル軸受6,7を遠心圧縮機10に適用しているが、他の構成であっても良い。即ち、ラジアル方向をフォイル軸受6,7で受ける回転機器であればいずれにも適用できる。例えば、本発明のフォイル軸受6,7は、他の電動ポンプや発電機に使用しても良い。
・第3の実施形態においては、偏移抑制部62の先端部63の回転軸9に対向する面の形状が、ラジアル方向において内方に突出する2つの頂点73を有する波形形状であるが、他の構成であっても良い。例えば、偏移抑制部62の先端部63の回転軸9に対向する面の形状が、ラジアル方向において内方に突出する3つの頂点73を有する波形形状であってもよい。この場合、偏移抑制部の先端部63に回転軸が接触する場合には、内方に突出する3つの頂点73またはその近傍に接触するため、回転軸9が接触することにより生じる負荷が一層分散される。そのため、回転軸9が接触することによる偏移抑制部62の先端部63の破損が一層抑制される。要するに、偏移抑制部62の先端部63の回転軸9に対向する面の形状が、ラジアル方向において内方に突出する2つ以上の頂点73を有する波形形状であればよい。
・上記実施形態においては、本発明の一実施形態であるフォイル軸受6,7を遠心圧縮機10に適用しているが、他の構成であっても良い。即ち、ラジアル方向をフォイル軸受6,7で受ける回転機器であればいずれにも適用できる。例えば、本発明のフォイル軸受6,7は、他の電動ポンプや発電機に使用しても良い。
・上記実施形態においては、本発明の一実施形態であるフォイル軸受6,7を遠心圧縮機10に適用しているが、他の構成であっても良い。即ち、ラジアル方向をフォイル軸受6,7で受ける回転機器であればいずれにも適用できる。例えば、本発明のフォイル軸受6,7は、他の電動ポンプや発電機に使用しても良い。
本発明は、簡易な構造でラジアル方向の軸の偏移を抑制する構造を有するフォイル軸受に関するものであるため、回転機器等に広く利用可能である。
1…モータ部、2…ハウジング、3…遠心圧縮部、5…ステータ、6…フォイル軸受、7…フォイル軸受、9…回転軸、10…遠心圧縮機、21…フランジ部、22…フランジ部、23…底部、24…アキシャルセンサ、25…蓋部、26…貫通孔、31…回転翼、32…加圧ボリュート、33…吸入口、35…隙間、61…トップフォイル、62…偏移抑制部、63…先端部、64…フォイル軸受本体、65…パンプフォイル、71…端部、72…端部、73…頂点、81…磁気軸受、82…磁気軸受、91…ロータ、92…アキシャルディスク、93…アキシャルディスク、94…アキシャルセンサターゲット、95…制御装置、96…先端部、106…フォイル軸受、107…フォイル軸受、109…回転軸、110…遠心圧縮機、131…回転翼、132…加圧ボリュート、133…吸入口、135…隙間、181…磁気軸受、182…磁気軸受、195…制御装置。
Claims (6)
- 回転軸をラジアル方向において取り囲み、該回転軸の回転状態において、該回転軸を非接触状態でラジアル方向に支承するトップフォイルと、
前記トップフォイルからラジアル方向において内方に先端部が突出し、前記回転軸がラジアル方向に偏移した際に、前記先端部が前記回転軸に接触することにより前記回転軸がラジアル方向に偏移することを抑制する偏移抑制部とを備え、
前記偏移抑制部は前記トップフォイルをフォイル軸受本体に固定するための固定部材を兼用していることを特徴とするフォイル軸受。 - 前記回転軸に前記先端部が接触した際に、前記回転軸または前記先端部が破損することを抑制するための皮膜が、前記先端部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフォイル軸受。
- 前記先端部の形状が、曲面を含むとともに前記回転軸の回転方向において角を有さない形状であることを特徴とする請求項1または2に記載のフォイル軸受。
- 前記先端部の形状が、曲面を含むとともに前記回転軸の長手方向において角を有さない形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフォイル軸受。
- 前記先端部の前記回転軸に対向する面の形状が、ラジアル方向において内方に突出する2つ以上の頂点を有する波形形状であることを特徴とする請求項3または4に記載のフォイル軸受。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のフォイル軸受を備えることを特徴とする遠心圧縮機。
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