JP2009014084A - 軸受装置およびこれを備えた遠心圧縮機 - Google Patents

軸受装置およびこれを備えた遠心圧縮機 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成でフォイル軸受の摩耗を抑制することができる軸受装置およびこれを備えた遠心圧縮機を提供する。
【解決手段】軸受装置は、フランジ部を備えたロータと、ロータをラジアル方向に支持するフォイル軸受と、電磁石によりロータをアキシアル方向に支持する磁気軸受と、電磁石に供給される電流を制御する制御部を備える。制御部は、電磁石によりフランジ部を吸引することにより、ロータをアキシアル方向に支持するための第1の電流を、電磁石に供給するように制御する。そして、制御部は、ロータの回転数が、第1の電流を電磁石に供給してフォイル軸受からロータが浮上する場合の回転数(R1)よりも少ない場合は、第1の電流よりも大きい第2の電流を、電磁石に供給するように制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、フォイル軸受の摩耗を抑制するための軸受装置、およびこれを備えた遠心圧縮機に関する。
一般に、例えば、圧縮機、送風機等の回転機械において、回転体を回転可能に支持するために、軸受装置を用いることが知られている。軸受装置に用いられる軸受としては、転がり軸受やすべり軸受等を用いることが可能であるが、回転体と軸受との接触を抑制して寿命の長い軸受装置を得るとの観点から、一般に、非接触軸受(即ち、回転体を非接触支持する軸受)である磁気軸受やフォイル軸受が用いられている。
非接触軸受であるフォイル軸受を用いた軸受装置としては、ラジアル方向(即ち、回転体の回転軸に垂直な方向)において回転体を支持する軸受としてフォイル軸受を用いたものが知られている。このようなフォイル軸受は、ラジアル方向において回転体と対向して配設され、回転体が回転することによって、ラジアル方向において回転体とフォイル軸受とが対向する部分の隙間に動圧が発生する。そして、この動圧による気体潤滑作用によって、回転体がフォイル軸受から浮上して回転体とフォイル軸受の間に空間部が形成され、回転体はフォイル軸受と非接触の状態で回転する。
ここで、従来、回転体がフォイル軸受から浮上するための動圧が得られていない状態(例えば、回転始動時)においては、回転体がフォイル軸受と接触して回転する。このため、フォイル軸受が摩耗するという問題があった。
そこで、フォイル軸受の摩耗を抑制するために、回転体とフォイル軸受の隙間へ、回転始動時に圧縮空気を噴射することが知られている。より具体的には、例えば、フォイル軸受等に圧縮空気を噴射するための貫通孔を形成し、この貫通孔から回転体とフォイル軸受の間へ回転始動時に圧縮空気を噴射することにより、フォイル軸受内の内部圧力を増加させて、フォイル軸受の摩耗を抑制する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−197606号公報
しかし、上記従来技術においては、回転始動時に圧縮空気を噴射するために、フォイル軸受等に貫通孔を形成したり、回転体やフォイル軸受とは別に圧縮空気を噴出する装置となるため、フォイル軸受の摩耗を抑制するための構成が複雑になるという問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、回転体がフォイル軸受から浮上するための動圧が得られていない状態において、簡単な構成でフォイル軸受の摩耗を抑制することができる軸受装置、およびこれを備えた遠心圧縮機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、磁性体を備えた回転体と、回転体をラジアル方向に支持するフォイル軸受と、電磁石により回転体をアキシアル方向に支持する磁気軸受と、電磁石に供給される電流を制御する制御手段とを備え、電磁石に電流を供給することによって、磁性体を吸引して回転体をフォイル軸受から浮上させるようにする磁気吸引力を発生する軸受装置であって、制御手段は、電磁石により磁性体を吸引することによって、回転体をアキシアル方向に支持するための第1の電流を、電磁石に供給するように制御するとともに、回転体の回転数が、第1の電流を電磁石に供給してフォイル軸受から回転体が浮上する場合の回転数よりも少ない場合は、第1の電流よりも大きい第2の電流を、電磁石に供給するように制御することを特徴とする。
同構成によれば、制御手段は、回転体をアキシアル方向に支持するための第1の電流を、電磁石に供給するように制御し、回転体の回転数が、第1の電流を電磁石に供給してフォイル軸受から回転体が浮上する場合の回転数よりも少ない場合は、第1の電流よりも大きい第2の電流を、電磁石に供給するように制御する。このため、回転体の回転数が、第1の電流を電磁石に供給してフォイル軸受から回転体が浮上する場合の回転数よりも少ない場合は、第2の電流が電磁石に供給されることによって、第1の電流が電磁石に供給される場合と比べ、より強い力で磁性体を吸引して回転体をフォイル軸受から浮上させるようにすることができる。従って、回転体がフォイル軸受から浮上するための動圧が得られていない状態(例えば、回転始動時)において、少ない回転数で回転体をフォイル軸受から浮上させることができ、電磁石に供給される電流を制御するだけの簡単な構成でフォイル軸受の摩耗を抑制することができる。その結果、フォイル軸受の寿命を向上させることができる。なお、ラジアル方向とは、回転体の回転軸に垂直な方向のことであり、アキシアル方向とは、回転体の回転軸に平行な方向のことである。また、大きい電流とは、電流の量を示す電流値が大きい電流のことであり、回転数とは、単位時間当たりの回転数である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の軸受装置であって、磁気軸受は、電磁石を収容したヨーク部材を備え、電磁石およびヨーク部材は、アキシアル方向において磁性体と対向して配置され、磁性体とヨーク部材には、それぞれ、フォイル軸受から回転体が浮上した状態において、互いに対向する突起が形成され、突起は回転体の回転軸を中心として環状に形成されていることを特徴とする。
同構成によれば、電磁石およびヨーク部材は、アキシアル方向において磁性体と対向して配置され、磁性体とヨーク部材には、それぞれ、フォイル軸受から回転体が浮上した状態において、互いに対向する突起が形成され、突起は回転体の回転軸を中心として環状に形成されている。このため、電磁石に電流を供給することにより発生する磁気吸引力によって、回転体の回転軸がフォイル軸受から浮上した状態における回転軸となるように回転体が吸引されるため、効果的に回転体をフォイル軸受から浮上させることができる。従って、効果的にフォイル軸受の摩耗を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の軸受装置であって、複数の上記突起が形成されるとともに、複数の突起は回転体の回転軸を中心とする同心円上において環状に形成されていることを特徴とする。
同構成によれば、複数の上記突起が形成されるとともに、複数の突起は回転体の回転軸を中心とする同心円上において環状に形成されている。このため、電磁石に電流を供給することにより発生するより強い磁気吸引力によって、回転体の回転軸がフォイル軸受から浮上した状態における回転軸となるように回転体が吸引されるため、さらに効果的に回転体をフォイル軸受から浮上させることができる。従って、さらに効果的にフォイル軸受の摩耗を抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の軸受装置であって、回転体の回転数を検出するための検出手段をさらに備えることを特徴とする。
同構成によれば、回転体の回転数を検出するための検出手段を備えているため、制御手段は、検出手段によって検出された回転体の回転数に基づいて、電磁石に供給される第1の電流と第2の電流の切り替えを正確に行うことができる。従って、電磁石に供給される電流を正確に制御し、フォイル軸受の摩耗を精密に抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の軸受装置であって、回転体がフォイル軸受から浮上した後において、制御手段は、回転体の浮上した状態を維持するように、第2の電流から第1の電流へ切り替えることを特徴とする。
同構成によれば、回転体がフォイル軸受から浮上した後において、制御手段は、回転体の浮上した状態を維持するように、第2の電流から第1の電流へ切り替える。このため、第2の電流から第1の電流へ切り替える際に、回転体がフォイル軸受に接触することが無くなる。従って、第2の電流から第1の電流へ切り替える際に、回転体がフォイル軸受に接触することが無く、第2の電流から第1の電流へ切り替える際のフォイル軸受の摩耗を防止することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の軸受装置を備えることを特徴とする。
同構成によれば、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の軸受装置を備えるため、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の軸受装置と同じ効果を得ることができる。
本発明によれば、回転体がフォイル軸受から浮上するための動圧が得られていない状態において、簡単な構成でフォイル軸受の摩耗を抑制することができ、フォイル軸受の寿命を向上させることができる。
以下、本発明に係る軸受装置の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る軸受装置を備えた遠心圧縮機の全体構成を示す概略図である。軸受装置1は、図1に示すように、回転体としてのロータ10と、ロータ10を回転させるための回転磁界を発生させるステータ20と、ロータ10を回転可能に支持するフォイル軸受30a,30bおよび磁気軸受40a,40bを備えている。また、上述のロータ10とステータ20により電動モータが構成されている。また、軸受装置1は、アキシアル方向(ロータ10の回転軸Kに平行な方向であって、図中の矢印Aの方向)におけるロータ10の位置を検出するための変位センサ50と、ロータ10の単位時間当たりの回転数(以下、単に「回転数」という。)を検出するための検出手段としての回転センサ60を備えている。さらに、軸受装置1は、変位センサ50によって検出されたロータ10の位置や、回転センサ60によって検出されたロータ10の回転数に基づいて、磁気軸受40a,40bの磁気吸引力や、ロータ10の回転を制御するための制御手段として図2に示す制御部70を備えている。
ロータ10は、図1に示すように、円盤状に形成された一対のフランジ部11a,11bと、アキシアル方向Aにおける端部に形成されたインペラ12と、ラジアル方向(ロータ10の回転軸Kに垂直な方向であって、図中の矢印Rの方向)においてステータ20と対向する位置に形成された大径部13とを備えている。一対のフランジ部11a,11bは、大径部13をアキシアル方向Aにおいて挟むように配設されている。また、本実施形態においては、フランジ部11a,11bの全体が磁性体により形成されている。なお、フランジ部11a,11bは、その一部が磁性体により形成されているものを使用しても良く、例えば、フランジ部11aの少なくとも磁気軸受40aと対向する部分が磁性体により形成されているものや、同様に、フランジ部11bの少なくとも磁気軸受40bと対向する部分が磁性体により形成されているものが使用できる。また、大径部13の、ステータ20と対向する部分には、ロータ10が回転する方向に沿って交互に磁極が着磁された永久磁石(不図示)が埋め込まれている。
ステータ20は、図1に示すように、ステータコア21と、ステータコア21に巻かれた導線からなるコイル22から構成されている。このコイル22に電流を流すことで回転磁界が発生するため、永久磁石が埋め込まれた大径部13が回転する。従って、ロータ10の大径部13の回転に伴って、ロータ10に形成されたインペラ12が回転するため、インペラ12によって、気体(空気)が遠心方向(即ち、アキシアル方向Aに対して垂直な方向)へ送風される。
フォイル軸受30a,30bは、図1に示すように、ステータ20をアキシアル方向Aにおいて挟むように配置されている。また、フォイル軸受30a,30bの各々は、ラジアル方向Rにおいて、ロータ10と対向して配設されて、ロータ10をラジアル方向Rに支持する。フォイル軸受30a,30bは、それぞれ、波形状に形成された環状のバンプフォイル31a,31bと、バンプフォイル31a,31b内に形成されたスリーブ状のトップフォイル32a,32bから構成されている。
磁気軸受40a,40bは、ステータ20をアキシアル方向Aにおいて挟むように配置されている。また、磁気軸受40aは、アキシアル方向Aにおいて、磁性体であるフランジ部11aと対向して配設されるとともに、磁気軸受40bは、アキシアル方向Aにおいて、磁性体であるフランジ部11bと対向して配設され、これら磁気軸受40a,40bにより、ロータ10をアキシアル方向Aに支持する構成となっている。磁気軸受40a,40bは、それぞれ、環状の凹溝43a,43bが形成された環状のヨーク部材41a,41bと、凹溝43a,43bに収容された電磁石42a,42bから構成されている。このように構成された磁気軸受40a,40bは、電磁石42a,42bに電流を供給することにより発生する磁気吸引力によって、磁性体であるフランジ部11a,11bを吸引し、ロータ10を非接触状態で支持する。また、アキシアル方向Aにおいて軸受装置1を小型化するとの観点から、環状のヨーク部材41a、41bの内側(即ち、磁気軸受40a,40bの内側)には、それぞれフォイル軸受30a,30bが設けられており、ヨーク部材41a,41bはフォイル軸受30a,30bのハウジングとなっている。
また、磁気軸受40a,40bの電磁石42a,42bは、図1に示すように、ロータ10がフォイル軸受30a,30bから浮上した状態において、磁性体であるフランジ部11a,11bと対向するように配置されている。このため、軸受装置1は、電磁石42a,42bに電流を供給することによって、磁性体であるフランジ部11a,11bを吸引してフォイル軸受30a,30bと接触している状態のロータ10をフォイル軸受30a,30bから浮上させるようにする磁気吸引力を発生させることができる。
変位センサ50は、アキシアル方向Aにおけるロータ10の端部と対向する位置に配設され、アキシアル方向Aにおけるロータ10の位置を示すアナログ信号を制御部70へ出力する。
回転センサ60は、ラジアル方向Rにおいて大径部13と対向する位置に配設され、ロータ10の回転数を検出するために、大径部13に埋め込まれた永久磁石の回転による磁界の変化を検出する。そして、ロータ10の回転数を示すアナログ信号を制御部70へ出力する。
制御部70は、図2のブロック図に示すように、変位センサ50によって入力されるロータ10の位置を示すアナログ信号を、デジタル信号へ変換して出力するA/D変換部71と、回転センサ60によって入力されるロータ10の回転数を示すアナログ信号を、デジタル信号へ変換して出力するA/D変換部72を備えている。さらに、制御部70は、A/D変換部71,72によって出力されたデジタル信号や、外部からのその他のデジタル信号に基づき、制御プログラムを実行することにより制御信号を生成するDSP(Digital Signal Processor)73を備えている。なお、DSP73によって実行される制御プログラムはROM73aに記憶されており、この制御プログラムは作業用メモリであるRAM73bを用いて実行される。また、記憶手段であるROM73aには、ロータ10がフォイル軸受30a,30bから浮上するためのロータ10の回転数の情報等が記憶されている。
また、制御部70は、DSP73によって生成される制御信号に基づいて、ロータ10の回転数を制御するために、ステータ20のコイル22に流される電流を制御する電動モータ駆動部74を備えている。さらに、制御部70は、DSP73によって生成される制御信号に基づいて、磁気軸受40a,40bの磁気吸引力を制御するために、電磁石42a,42bに供給される電流をそれぞれ制御するAMB(Active Magnetic Bearing,能動型磁気軸受)駆動部75,76を備えている。従って、制御部70は、軸受装置1は、変位センサ50によって検出されたロータ10の位置や、回転センサ60によって検出されたロータ10の回転数に基づいて、ステータ20のコイル22に流される電流や、電磁石42a,42bに供給される電流を制御する。
また、遠心圧縮機は、図1に示すように、軸受装置1を保護するケーシング80と、インペラ12によって遠心方向へ送られた気体の流路を形成するボリュート90を備えている。ケーシング80には、ロータ10および制御部70を除く軸受装置1の各部(即ち、ステータ20、フォイル軸受30a,30b、磁気軸受40a,40b、変位センサ50、および回転センサ60)とボリュート90が固定されている。インペラ12によって送られた気体は、ボリュート90により吐出口(不図示)へ圧送される。
次に、前述のように構成された遠心圧縮機の軸受装置1の動作態様について説明する。
ロータ10が、所定の回転数以上で回転することにより、ラジアル方向Rにおいてロータ10とフォイル軸受30a,30bとが対向する部分の隙間に動圧が発生する。そして、この動圧による気体潤滑作用によって、ロータ10がフォイル軸受30a,30bから浮上して、図1に示すように、ロータ10はフォイル軸受30a,30bと非接触の状態で回転する。
ここで、本実施形態においては、制御部70が、電磁石42aにより磁性体であるフランジ部11aを吸引することにより、フォイル軸受30aから浮上したロータ10をアキシアル方向Aに支持するための第1の電流を、電磁石42aに供給するように制御している。そして、ロータ10の回転数が、第1の電流を電磁石42aに供給してフォイル軸受30aからロータ10が浮上する場合の回転数よりも少ない場合は、第1の電流よりも大きい第2の電流を、電磁石42aに供給するように制御することを特徴とする。なお、ここでいう「大きい電流」とは、電流の量を示す電流値が大きい電流のことをいい、即ち、「第1の電流よりも大きい第2の電流」とは、第1の電流の電流値よりも大きい電流値となる第2の電流のことをいう。また、「回転数」とは単位時間当たりの回転数のことをいう。
より具体的には、図3のグラフに示すように、第1の電流を電磁石42aに供給した場合、ロータ10の回転数がR1のときに、ロータ10がフォイル軸受30aから浮上する。即ち、R1は、第1の電流を電磁石42aに供給してフォイル軸受30aからロータ10が浮上する場合の回転数である。一方、図4のグラフに示すように、第1の電流よりも大きい第2の電流を電磁石42aに供給した場合、ロータ10の回転数がr1のときに、ロータ10がフォイル軸受30aから浮上する。このr1の回転数はR1の回転数よりも少ない。従って、ロータ10の回転数が、R1よりも少ない場合は、第2の電流が電磁石42aに供給されることによって、第1の電流が電磁石42aに供給される場合と比べ、より強い力で磁性体であるフランジ部11aを吸引してロータ10をフォイル軸受30aから浮上させるようにすることができる。その結果、ロータ10がフォイル軸受30aから浮上するための動圧が得られていない状態(例えば、回転始動時)において、図5に示すように、少ない回転数(即ち、R1よりも少ない回転数であるr1)でロータ10をフォイル軸受30aから浮上させることができる。
また、本実施形態においては、電磁石42aとヨーク部材41aは、アキシアル方向Aにおいてフランジ部11a(磁性体)と対向して配置され、フランジ部11aとヨーク部材41aには、それぞれ、図1に示すように、フォイル軸受30aからロータ10が浮上した状態において、互いに対向する突起14〜17,44〜47が形成されている。そして、これらの突起14〜17,44〜47はロータ10の回転軸Kを中心として環状に形成されている。このため、電磁石42aに電流を供給することにより発生する磁気吸引力によって、ロータ10の回転軸Kがフォイル軸受30aから浮上した状態における回転軸Kとなるようにロータ10が吸引されるため、効果的にロータ10をフォイル軸受30aから浮上させることができる。
また、本実施形態においては、複数の上記突起14〜17,44〜47が形成されるとともに、複数の突起14〜17,44〜47はロータ10の回転軸Kを中心とする同心円上において環状に形成されている。このため、電磁石42aに電流を供給することにより発生する、より強い磁気吸引力によって、ロータ10の回転軸Kがフォイル軸受30aから浮上した状態における回転軸Kとなるようにロータ10が吸引されるため、さらに効果的にロータ10をフォイル軸受30aから浮上させることができる。
また、本実施形態においては、軸受装置1は、ロータ10の回転数を検出するための回転センサ60を備えている。このため、制御部70は、回転センサ60によって検出されたロータ10の回転数に基づいて、電磁石42aに供給される第1の電流と第2の電流の切り替えを正確に行うことができる。
また、ロータ10がフォイル軸受30aから浮上した後において、制御部70は、ロータ10の浮上した状態を維持するように、第2の電流から第1の電流へ切り替える。このため、第2の電流から第1の電流へ切り替える際に、ロータ10がフォイル軸受30aに接触することが無くなる。なお、ロータ10の浮上した状態を維持するように電流を切り替える一例としては、電流を切り替える際にロータ10がフォイル軸受30aに接触することを確実に無くすために、例えば、図6に示すように、ロータ10の回転数がR2となったときに、第2の電流から第1の電流へ切り替えることが望ましい。このR2の回転数は、図3に示す、第1の電流を電磁石42aに供給した場合における、ロータ10がフォイル軸受30aから浮上する量が最大の量(Dmax)となる回転数であって最も少ない回転数である。R2以上の回転数においては、第1の電流および第2の電流を電磁石42aに供給した場合における、ロータ10がフォイル軸受30aから浮上する量は同じあるため、R2以上の回転数において第2の電流から第1の電流へ切り替える場合は、電流の切り替えに伴って、ロータ10がフォイル軸受30aから浮上する量は変化しない。
上記実施形態の軸受装置1によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)制御部70は、電磁石42aによりフランジ部11aを吸引することにより、ロータ10をアキシアル方向Aに支持するための第1の電流を、電磁石42aに供給するように制御している。そして、ロータ10の回転数が、第1の電流を電磁石42aに供給してフォイル軸受30aからロータ10が浮上する場合の回転数(即ち、R1)よりも少ない場合は、第1の電流よりも大きい第2の電流を、電磁石42aに供給するように制御する。このため、ロータ10がフォイル軸受30aから浮上するための動圧が得られていない状態において、少ない回転数(即ち、r1)でロータ10をフォイル軸受30aから浮上させることができ、電磁石42aに供給される電流を制御するだけの簡単な構成でフォイル軸受30aの摩耗を抑制することができる。その結果、フォイル軸受30aの寿命を向上させることができる。
(2)フランジ部11aとヨーク部材41aには、それぞれ、フォイル軸受30aからロータ10が浮上した状態において、互いに対向する突起14〜17,44〜47が形成され、これらの突起14〜17,44〜47はロータ10の回転軸Kを中心として環状に形成されている。このため、効果的にロータ10をフォイル軸受30aから浮上させることができ、フォイル軸受30aの摩耗を効果的に抑制することができる。
(3)複数の上記突起14〜17,44〜47が形成されるとともに、複数の突起14〜17,44〜47はロータ10の回転軸Kを中心とする同心円上において環状に形成されている。このため、さらに効果的にロータ10をフォイル軸受30aから浮上させることができ、フォイル軸受30aの摩耗をさらに効果的に抑制することができる。
(4)軸受装置1は、ロータ10の回転数を検出するための回転センサ60を備えている。このため、電磁石42aに供給される第1の電流と第2の電流の切り替えを正確に行うことができ、電磁石42aに供給される電流を正確に制御し、フォイル軸受30aの摩耗を精密に抑制することができる。
(5)ロータ10がフォイル軸受30aから浮上した後において、制御部70は、ロータ10の浮上した状態を維持するように、第2の電流から第1の電流へ切り替える。このため、第2の電流から第1の電流へ切り替える際に、ロータ10がフォイル軸受30aに接触することが無く、第2の電流から第1の電流へ切り替える際のフォイル軸受30aの摩耗を防止することができる。
また、上記実施形態において、遠心圧縮機は、軸受装置1を備えているため、上記(1)乃至(5)に記載の効果と同じ効果を得ることができる。なお、遠心圧縮機以外の回転機械(例えば、送風機、タービン)が軸受装置1を備えている場合でも同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の設計変更をすることが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。例えば、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態においては、軸受装置1は、ロータ10の回転数を検出するための回転センサ60を備えていたが、回転センサ60を備えずに、ロータ10がフォイル軸受30aから浮上した量を検出するラジアル方向変位センサを備えてもよい。このラジアル方向変位センサによって検出されたロータ10がフォイル軸受30aから浮上した量によって、ロータ10の回転数が、フォイル軸受30aからロータ10が浮上する回転数よりも少ないか、または多いかを判断することができる。このため、制御部70は、このようなラジアル方向変位センサによって検出された、ロータ10がフォイル軸受30aから浮上した量に基づいて、電磁石42aに供給される第1の電流と第2の電流の切り替えを行うことができる。
本発明の実施形態に係る軸受装置を備えた遠心圧縮機を示す概略図。 本発明の実施形態に係る軸受装置を示すブロック図。 第1の電流を電磁石に供給した場合の、ロータの回転数と、ロータがフォイル軸受から浮上する量の関係を説明するためのグラフ。 第2の電流を電磁石に供給した場合の、ロータの回転数と、ロータがフォイル軸受から浮上する量の関係を説明するためのグラフ。 本発明の軸受装置の動作を説明するためのグラフ。 本発明の軸受装置の動作を説明するためのグラフ。
符号の説明
A…アキシアル方向、K…回転軸、R…ラジアル方向、R1…第1の電流を電磁石に供給してフォイル軸受からロータが浮上する場合の回転数、1…軸受装置、10…ロータ、11a,11b…フランジ部(磁性体)、14,15,16,17…突起、20…ステータ、30a,30b…フォイル軸受、40a,40b…磁気軸受、41a,41b…ヨーク部材、42a,42b…電磁石、44,45,46,47…突起、60…回転センサ、70…制御部。

Claims (6)

  1. 磁性体を備えた回転体と、
    前記回転体をラジアル方向に支持するフォイル軸受と、
    電磁石により前記回転体をアキシアル方向に支持する磁気軸受と、
    前記電磁石に供給される電流を制御する制御手段とを備え、
    前記電磁石に前記電流を供給することによって、前記磁性体を吸引して前記回転体を前記フォイル軸受から浮上させるようにする磁気吸引力を発生する軸受装置であって、
    前記制御手段は、前記電磁石により前記磁性体を吸引することによって、前記回転体をアキシアル方向に支持するための第1の電流を、前記電磁石に供給するように制御するとともに、前記回転体の回転数が、前記第1の電流を前記電磁石に供給して前記フォイル軸受から前記回転体が浮上する場合の回転数よりも少ない場合は、前記第1の電流よりも大きい第2の電流を、前記電磁石に供給するように制御することを特徴とする軸受装置。
  2. 前記磁気軸受は、前記電磁石を収容したヨーク部材を備え、
    前記電磁石および前記ヨーク部材は、アキシアル方向において前記磁性体と対向して配置され、
    前記磁性体と前記ヨーク部材には、それぞれ、前記フォイル軸受から前記回転体が浮上した状態において、互いに対向する突起が形成され、前記突起は前記回転体の回転軸を中心として環状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
  3. 複数の前記突起が形成されるとともに、前記複数の突起は前記回転体の回転軸を中心とする同心円上において環状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の軸受装置。
  4. 前記回転体の回転数を検出するための検出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の軸受装置。
  5. 前記回転体が前記フォイル軸受から浮上した後において、前記制御手段は、前記回転体の浮上した状態を維持するように、前記第2の電流から前記第1の電流へ切り替えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の軸受装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の軸受装置を備えることを特徴とする遠心圧縮機。
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