JP2009214668A - 料金決定システム、サーバおよびハイブリッド車 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハイブリッド車に特徴を考慮した料金を決定する。
【解決手段】ハイブリッド車の計測装置502は、MGからの駆動力のみを用いるEV走行モードでハイブリッド車が走行した距離およびエンジンからの駆動力を用いるHV走行モードでハイブリッド車が走行した距離を計測する。通信装置504は、EV走行モードでの走行距離を示すデータおよびHV走行モードでの走行距離を示すデータを充電スタンド24およびガソリンスタンド26を介して第1サーバ21および第2サーバ22に送信する。第1サーバ21の料金決定部61は、EV走行モードでの走行距離とHV走行モードでの走行距離との比率に応じて電力の料金を決定する。第2サーバ22の料金決定部62は、EV走行モードでの走行距離とHV走行モードでの走行距離との比率に応じてガソリンの料金を決定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、料金決定システム、サーバおよびハイブリッド車に関し、特に、ハイブリッド車に供給する燃料もしくは電力の料金(単価)を、回転電機からの駆動力のみを用いた走行距離と少なくともエンジンからの駆動力を用いた走行距離との比率に応じて決定する技術に関する。
従来より、内燃機関をエンジンとして用いた車両が知られている。内燃機関は、燃料を燃焼することによりエネルギを取り出す。したがって、車両の走行中には、排気ガスが排出される。特に都市部においては、車両の台数が多いために排気ガスによる環境への影響が大きい。そこで、都市部に進入する車両の台数を低減することなどを目的として、特定の地域を走行する車両に対して通行料を課すことが検討されている。
特開2004−38692号公報(特許文献1)は、ロードプライシングの対象エリア内部での走行距離が長い車両に対して多くの通行料を課す通行料課金システムを開示する。
特開2004−38692号公報
排気ガスの量は、車両の種類によって異なる。たとえば、モータおよびエンジンのうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行するハイブリッド車においては、エンジンのみを搭載した車両に比べて排気ガスの排出量が少ない。そのため、ハイブリッド車が普及しつつある。ハイブリッド車は、たとえばモータからの駆動力のみを用いて走行することができるなど、エンジンのみを搭載した車両とは異なる特徴を有する。そのため、ハイブリッド車の台数が増えるにつれて、ハイブリッド車の特徴を考慮した料金に対するニーズが高まることが予想される。しかしながら、特開2004−38692号公報には、このような課題に関する開示および示唆は何等ない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ハイブリッド車に特徴を考慮した料金を決定することである。
第1の発明に係る料金決定システムは、蓄電機構から供給される電力により駆動する回転電機およびエンジンが搭載され、回転電機およびエンジンのうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行するハイブリッド車と、ハイブリッド車と通信するサーバとを備える。ハイブリッド車は、ハイブリッド車の外部から供給される電力を蓄電機構に充電するための手段と、ハイブリッド車の外部から供給される燃料を蓄えるための手段と、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行した第1の距離を算出するための第1の算出手段と、少なくともエンジンからの駆動力を用いて走行した第2の距離を算出するための第2の算出手段と、第1の距離および第2の距離をサーバに送信するための手段とを含む。サーバは、ハイブリッド車から送信される第1の距離および第2の距離を受信するための手段と、第1の距離および第2の距離の比率に応じてハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を決定するための手段とを含む。
この構成によると、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずにハイブリッド車が走行した第1の距離および少なくともエンジンからの駆動力を用いてハイブリッド車が走行した第2の距離の比率に応じて、ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金が決定される。これにより、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行するモード(EV走行モード)と、少なくともエンジンからの駆動力を用いて走行するモード(HV走行モード)とを切換えるというハイブリッド車の特徴を考慮して、ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を決定することができる。
第2の発明に係る料金決定システムにおいては、第1の発明の構成に加え、決定手段は、第2の距離に対して第1の距離が長いほど、ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を低くするように決定するための手段を有する。
この構成によると、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行するモードでより長く走行するユーザに対してインセンティブを与えることができる。そのため、ハイブリッド車のユーザに対して、エンジンからの駆動力を用いない走行モード、すなわち排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行を促すことができる。
第3の発明に係る料金決定システムにおいては、第1の発明の構成に加え、決定手段は、第1の距離に対して第2の距離が長いほど、ハイブリッド車に供給される電力の料金を低くするように決定するための手段を有する。
この構成によると、少なくともエンジンからの駆動力を用いて走行した距離が長いほど、すなわち燃料の消費量が多いほど、ハイブリッド車に供給される電力の料金が低く決定される。そのため、エンジンからの駆動力を用いた走行モードの後には、回転電機からの駆動力のみを用いた走行モード、すなわち排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行をハイブリッド車のユーザに促すことができる。
第4の発明に係る料金決定システムにおいては、第1の発明の構成に加え、決定手段は、第2の距離に対して第1の距離が長いほど、ハイブリッド車に供給される燃料の料金を低くするように決定するための手段を有する。
この構成によると、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行するモードでより長く走行するユーザに対してインセンティブを与えることができる。そのため、ハイブリッド車のユーザに対して、エンジンからの駆動力を用いない走行モード、すなわち排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行を促すことができる。
第5の発明に係る料金決定システムにおいては、第1〜4のいずれかの発明の構成に加え、第1の算出手段は、予め定められた地域内において第1の距離を算出するための手段を有する。第2の算出手段は、予め定められた地域内において第2の距離を算出するための手段を有する。
この構成によると、住宅街および二酸化炭素が多い地域など、特に排気ガスの排出量を低減することが望まれる地域において、排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行をハイブリッド車のユーザに対して促すことができる。
第6の発明に係るサーバは、蓄電機構から供給される電力により駆動する回転電機およびエンジンが搭載され、回転電機およびエンジンのうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行し、回転電機からの駆動力を用いるとともにエンジンからの駆動力を用いずに走行した第1の距離および少なくともエンジンからの駆動力を用いて走行した第2の距離を算出し、第1の距離および第2の距離を送信するハイブリッド車と通信するサーバである。このサーバは、ハイブリッド車から送信される第1の距離および第2の距離を受信するための手段と、第1の距離および第2の距離の比率に応じてハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を決定するための手段とを備える。
この構成によると、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずにハイブリッド車が走行した第1の距離および少なくともエンジンからの駆動力を用いてハイブリッド車が走行した第2の距離の比率に応じて、ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金が決定される。これにより、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行するモードと、少なくともエンジンからの駆動力を用いて走行するモードとを切換えるというハイブリッド車の特徴を考慮して、ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を決定することができる。
第7の発明に係るサーバにおいては、第6の発明の構成に加え、決定手段は、第2の距離に対して第1の距離が長いほど、ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を低くするように決定するための手段を含む。
この構成によると、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行するモードでより長く走行するユーザに対してインセンティブを与えることができる。そのため、ハイブリッド車のユーザに対して、エンジンからの駆動力を用いない走行モード、すなわち排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行を促すことができる。
第8の発明に係るサーバにおいては、第6の発明の構成に加え、決定手段は、第1の距離に対して第2の距離が長いほど、ハイブリッド車に供給される電力の料金を低くするように決定するための手段を含む。
この構成によると、少なくともエンジンからの駆動力を用いて走行した距離が長いほど、すなわち燃料の消費量が多いほど、ハイブリッド車に供給される電力の料金が低く決定される。そのため、エンジンからの駆動力を用いた走行モードの後には、回転電機からの駆動力のみを用いた走行モード、すなわち排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行をハイブリッド車のユーザに促すことができる。
第9の発明に係るサーバにおいては、第6の発明の構成に加え、決定手段は、第2の距離に対して第1の距離が長いほど、ハイブリッド車に供給される燃料の料金を低くするように決定するための手段を含む。
この構成によると、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行するモードでより長く走行するユーザに対してインセンティブを与えることができる。そのため、ハイブリッド車のユーザに対して、エンジンからの駆動力を用いない走行モード、すなわち排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行を促すことができる。
第10の発明に係るサーバにおいては、第6〜9のいずれかの発明の構成に加え、第1の距離は、予め定められた地域内において回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずにハイブリッド車が走行した距離である。第2の距離は、予め定められた地域内において少なくともエンジンからの駆動力を用いてハイブリッド車が走行した距離である。
この構成によると、住宅街および二酸化炭素が多い地域など、特に排気ガスの排出量を低減することが望まれる地域において、排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行をハイブリッド車のユーザに対して促すことができる。
第11の発明に係るハイブリッド車は、蓄電機構から供給される電力により駆動する回転電機およびエンジンが搭載され、回転電機およびエンジンのうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行するハイブリッド車である。このハイブリッド車は、ハイブリッド車の外部から供給される電力を蓄電機構に充電するための手段と、ハイブリッド車の外部から供給される燃料を蓄えるための手段と、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行した第1の距離を算出するための第1の算出手段と、少なくともエンジンからの駆動力を用いて走行した第2の距離を算出するための第2の算出手段と、第1の距離および第2の距離の比率に応じてハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を決定するサーバに、第1の距離および第2の距離を送信するための手段とを備える。
この構成によると、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずにハイブリッド車が走行した第1の距離および少なくともエンジンからの駆動力を用いてハイブリッド車が走行した第2の距離の比率に応じて、ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金が決定される。これにより、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行するモードと、少なくともエンジンからの駆動力を用いて走行するモードとを切換えるというハイブリッド車の特徴を考慮して、ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を決定することができる。
第12の発明に係るハイブリッド車においては、第11の発明の構成に加え、ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金は、第2の距離に対して第1の距離が長いほど低くなるように決定される。
この構成によると、第2の距離に対して第1の距離が長いほど、ハイブリッド車に供給される燃料および電力の料金が低く決定される。これにより、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行するモードでより長く走行するユーザに対してインセンティブを与えることができる。そのため、ハイブリッド車のユーザに対して、エンジンからの駆動力を用いない走行モード、すなわち排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行を促すことができる。
第13の発明に係るハイブリッド車においては、第11の発明の構成に加え、ハイブリッド車に供給される電力の料金は、第1の距離に対して第2の距離が長いほど低くなるように決定される。
この構成によると、少なくともエンジンからの駆動力を用いて走行した距離が長いほど、すなわち燃料の消費量が多いほど、ハイブリッド車に供給される電力の料金が低く決定される。そのため、エンジンからの駆動力を用いた走行モードの後には、回転電機からの駆動力のみを用いた走行モード、すなわち排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行をハイブリッド車のユーザに促すことができる。
第14の発明に係るハイブリッド車においては、第11の発明の構成に加え、ハイブリッド車に供給される燃料の料金は、第2の距離に対して第1の距離が長いほど低くなるように決定される。
この構成によると、回転電機からの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行するモードでより長く走行するユーザに対してインセンティブを与えることができる。そのため、ハイブリッド車のユーザに対して、エンジンからの駆動力を用いない走行モード、すなわち排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行を促すことができる。
第15の発明に係るハイブリッド車においては、第11〜14の発明の構成に加え、第1の算出手段は、予め定められた地域内において第1の距離を算出するための手段を含む。第2の算出手段は、予め定められた地域内において第2の距離を算出するための手段を含む。
この構成によると、住宅街および二酸化炭素が多い地域など、特に排気ガスの排出量を低減することが望まれる地域において、排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行をハイブリッド車のユーザに対して促すことができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る料金決定システムについて説明する。料金決定システムは、ハイブリッド車10、第1サーバ21および第2サーバ22を備える。第1サーバ21は、電力会社により管理され、第2サーバ22は、石油販売会社により管理される。
ハイブリッド車10と第1サーバ21とは、充電スタンド24を介して通信する。ハイブリッド車10と第2サーバ22とは、ガソリンスタンド26を介して通信する。ハイブリッド車10と第1サーバ21との通信およびハイブリッド車10と第2サーバ22との通信には、たとえば電力線通信(PLC:Power Line Communication)、電話回線、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、無線など、周知の通信技術が用いられる。
充電スタンド24およびガソリンスタンド26は、予め定められる制限区域28内に設けられる。制限区域28は、二酸化炭素の排出量、すなわちハイブリッド車を含む車両からの排気ガスの排出量を低減する区域として特別に定められる区域である。たとえば住宅街、森林公園付近、工業地帯などが制限区域28として定められる。なお、制限区域28はこれらに限らない。また、充電スタンド24およびガソリンスタンド26を制限区域28外に設けても良い。
図2を参照して、ハイブリッド車10について説明する。ハイブリッド車は、エンジン100と、第1MG(Motor Generator)110と、第2MG120と、動力分割機構130と、減速機140と、バッテリ150とを備える。
ハイブリッド車は、エンジン100および第2MG120のうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行する。本実施の形態において、ハイブリッド車10は、第2MG120からの駆動力のみを用いて走行するモード(以下、EV走行モードとも記載する)および少なくともエンジン100からの駆動力を用いて走行するモード(以下、HV走行モードとも記載する)を切換えて走行する。
EV走行モードにおいては、エンジン100が停止している場合があり、暖機、第1MG110を用いた発電などのためにエンジン100が駆動している場合もある。EV走行モードにおいては、エンジン100が駆動している場合であっても、エンジン100の駆動力はハイブリッド車の走行には用いられない。HV走行モードにおいては、エンジン100の駆動力に加えて第2MG120の駆動力を走行に用いる場合があり、第2MG120の駆動力を走行に用いない場合もある。
EV走行モードとHV走行モードとは、ハイブリッド車に搭載されたECU(Electronic Control Unit)170により自動的に切換えられる。たとえば、車速およびアクセル開度がしきい値より低いとEV走行モードが選択され、車速もしくはアクセル開度のうちの少なくともいずれか一方がしきい値以上であるとHV走行モードが選択される。また、ユーザがEVスイッチ172をオンにすると、EV走行モードが選択される。なお、EV走行モードとHV走行モードとを切換える方法はこれに限らない。
エンジン100には、燃料タンク102に蓄えられたガソリンが供給される。燃料タンク102には、給油口104を介してハイブリッド車の外部からガソリンが供給される。なお、その他、軽油およびエタノール燃料など、ガソリン以外の燃料を用いるようにしてもよい。
エンジン100、第1MG110および第2MG120は、動力分割機構130を介して接続されている。エンジン100が発生する動力は、動力分割機構130により、2経路に分割される。一方は減速機140を介して前輪160を駆動する経路である。もう一方は、第1MG110を駆動させて発電する経路である。
第1MG110は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第1MG110は、動力分割機構130により分割されたエンジン100の動力により発電する。第1MG110により発電された電力は、車両の走行状態や、バッテリ150のSOC(State Of Charge)の状態に応じて使い分けられる。たとえば、通常走行時では、第1MG110により発電された電力はそのまま第2MG120を駆動させる電力となる。一方、バッテリ150のSOCが予め定められた値よりも低い場合、第1MG110により発電された電力は、後述するインバータにより交流から直流に変換される。その後、後述するコンバータにより電圧が調整されてバッテリ150に蓄えられる。
第1MG110が発電機として作用している場合、第1MG110は負のトルクを発生している。ここで、負のトルクとは、エンジン100の負荷となるようなトルクをいう。第1MG110が電力の供給を受けてモータとして作用している場合、第1MG110は正のトルクを発生する。ここで、正のトルクとは、エンジン100の負荷とならないようなトルク、すなわち、エンジン100の回転をアシストするようなトルクをいう。なお、第2MG120についても同様である。
第2MG120は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第2MG120は、バッテリ150に蓄えられた電力および第1MG110により発電された電力のうちの少なくともいずれかの電力により駆動する。
第2MG120の駆動力は、減速機140を介して前輪160に伝えられる。これにより、第2MG120はエンジン100をアシストしたり、第2MG120からの駆動力により車両を走行させたりする。なお、前輪160の代わりにもしくは加えて後輪を駆動するようにしてもよい。
ハイブリッド車10の回生制動時には、減速機140を介して前輪160により第2MG120が駆動され、第2MG120が発電機として作動する。これにより第2MG120は、制動エネルギを電力に変換する回生ブレーキとして作動する。第2MG120により発電された電力は、バッテリ150に蓄えられる。
動力分割機構130は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む遊星歯車から構成される。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤと係合する。キャリアは、ピニオンギヤが自転可能であるように支持する。サンギヤは第1MG110の回転軸に連結される。キャリアはエンジン100のクランクシャフトに連結される。リングギヤは第2MG120の回転軸および減速機140に連結される。
エンジン100、第1MG110および第2MG120が、遊星歯車からなる動力分割機構130を介して連結されることで、エンジン100、第1MG110および第2MG120の回転数は、図3に示すように、共線図において直線で結ばれる関係になる。
図2に戻って、ハイブリッド車10には、コンバータ200と、第1インバータ210と、第2インバータ220とがさらに設けられる。バッテリ150から放電された電力を第1MG110もしくは第2MG120に供給する際、電圧がコンバータ200により昇圧される。逆に、第1MG110もしくは第2MG120により発電された電力をバッテリ150に充電する際、電圧がコンバータ200により降圧される。
第1インバータ210は、バッテリ150から供給される直流電流を交流電流に変換し、第1MG110に供給する。また、第1インバータ210は、第1MG110により発電された交流電流を直流電流に変換する。
第2インバータ220は、バッテリ150から供給される直流電流を交流電流に変換し、第2MG120に供給する。また、第2インバータ220は、第2MG120により発電された交流電流を直流電流に変換する。
バッテリ150は、複数のバッテリセルを一体化したバッテリモジュールを、さらに複数直列に接続して構成された組電池である。バッテリ150の電圧は、たとえば200V程度である。バッテリ150には、第1MG110および第2MG120の他、充電スタンド24を介して車両の外部の電源から供給される電力が充電される。
図4を参照して、ハイブリッド車10には、さらに充電器230およびインレット240が設けられる。充電器230は、バッテリに接続される。充電器230は、AC/DC変換回路232と、DC/AC変換回路234と、絶縁トランス236と、整流回路238とを含む。AC/DC変換回路232は、交流電力を直流電力に変換する。また、AC/DC変換回路232は、コイル(図示せず)をリアクトルとして用いることにより電圧を昇圧する昇圧チョッパ回路としても機能する。
DC/AC変換回路234は、直流電力を高周波の交流電力に変換して絶縁トランス236へ出力する。絶縁トランス236は、DC/AC変換回路234から受ける高周波の交流電力を一次コイルおよび二次コイルの巻数比に応じた電圧レベルに変換して整流回路238へ出力する。整流回路238は、絶縁トランス236から出力される交流電力を直流電力に整流する。
インレット240は、たとえばハイブリッド車10の側部に設けられる。インレット240には、ハイブリッド車10と充電スタンド24を連結する充電ケーブル300のコネクタ302が接続される。充電ケーブル300のプラグ304は、充電スタンド24に接続される。
本実施の形態においては、充電ケーブル300によりハイブリッド車10と充電スタンド24とが連結された状態において、外部の電源400から供給された電力がバッテリ150に充電される。なお、家屋に設けられたコンセントに充電ケーブル300のプラグ304を接続してバッテリ150を充電するようにしてもよい。
ハイブリッド車10は、さらに、ナビゲーションシステム500と、計測装置502と、通信装置504とを含む。ナビゲーションシステム500は、ハイブリッド車10の現在の位置を検出する。本実施の形態においては、ハイブリッド車が制限区域28内を走行中であるか否を判断するために、ナビゲーションシステム500が用いられる。
計測装置502は、制限区域28内においてEV走行モードでハイブリッド車が走行した距離およびHV走行モードでハイブリッド車が走行した距離を計測(算出)する。本実施の形態においては、各走行モードでハイブリッド車が走行した時間を計測することにより、間接的に、各走行モードでの走行距離が計測される。なお、各走行モードでの走行距離を直接計測するようにしてもよい。
通信装置504は、制限区域28内においてEV走行モードでハイブリッド車が走行した距離(時間)を示すデータおよびHV走行モードでハイブリッド車が走行した距離(時間)を示すデータを、充電スタンド24およびガソリンスタンド26を介して第1サーバ21および第2サーバ22に送信する。ナビゲーションシステム500、計測装置502、通信装置504を含むハイブリッド車の機器類は、ECU180により制御される。なお、ECU180を複数に分割し、各機器に専用のECUを設けるようにしてもよい。
充電スタンド24には、通信装置31が設けられる。第1サーバ21には、通信装置41、データベース51および料金決定部61が設けられる。充電スタンド24の通信装置31は、ハイブリッド車10の通信装置504と第1サーバ21の通信装置41との通信を仲介する。
ハイブリッド車10の通信装置504と充電スタンド24の通信装置31との間の通信には、たとえば電力線が用いられる。充電スタンド24の通信装置31と第1サーバ21の通信装置41との間の通信には、たとえば、電話回線が用いられる。
データベース51には、バッテリ150の充電のために供給した電力の料金(単価)が記憶される。電力の料金は、制限区域28内においてEV走行モードでハイブリッド車が走行した距離とHV走行モードでハイブリッド車が走行した距離との比率毎に記憶される。
本実施の形態においては、HV走行モードでの走行距離に対してEV走行モードでの走行距離が長いほど、すなわちEV走行モードでの走行距離の比率が高いほど、低くなるように電力の料金が記憶される。
第1サーバ21の料金決定部61は、ハイブリッド車10から、制限区域28内においてEV走行モードでハイブリッド車が走行した距離を示すデータおよびHV走行モードでハイブリッド車が走行した距離を示すデータを受信すると、EV走行モードでの走行距離とHV走行モードでの走行距離との比率に応じて電力の料金を決定する。
決定された料金を示すデータは、第1サーバ21の通信装置41から充電スタンド24の通信装置31に送信され、充電スタンド24の表示部71に料金が表示される。なお、ハイブリッド車10の通信装置504に料金を示すデータを送信し、ハイブリッド車10に設けられたモニタなどに料金を表示するようにしてもよい。
ガソリンスタンド26には、通信装置32が設けられる。第2サーバ22には、通信装置42、データベース52および料金決定部62が設けられる。ガソリンスタンド26の通信装置32は、ハイブリッド車10の通信装置504と第2サーバ22の通信装置42との通信を仲介する。
ハイブリッド車10の通信装置504とガソリンスタンド26の通信装置32との間の通信には、たとえば電力線が用いられる。ハイブリッド車10の通信装置504とガソリンスタンド26の通信装置32とは、たとえば給油の際に、ケーブル(電力線ケーブル)310を用いてユーザにより接続される。ガソリンスタンド26の通信装置32と第2サーバ22の通信装置42との間の通信には、たとえば、電話回線が用いられる。
データベース52には、ガソリンの料金が記憶される。ガソリンの料金は、制限区域28内においてEV走行モードでハイブリッド車が走行した距離とHV走行モードでハイブリッド車が走行した距離との比率毎に記憶される。
本実施の形態においては、HV走行モードでの走行距離に対してEV走行モードでの走行距離が長いほど、すなわちEV走行モードでの走行距離の比率が高いほど、低くなるようにガソリンの料金が記憶される。
第2サーバ22の料金決定部62は、ハイブリッド車10から、制限区域28内においてEV走行モードでハイブリッド車が走行した距離を示すデータおよびHV走行モードでハイブリッド車が走行した距離を示すデータを受信すると、EV走行モードでの走行距離とHV走行モードでの走行距離との比率に応じてガソリンの料金を決定する。
決定された料金を示すデータは、第2サーバ22の通信装置42からガソリンスタンド26の通信装置32に送信され、ガソリンスタンド26の表示部72に料金が表示される。なお、ハイブリッド車10の通信装置504に料金を示すデータを送信し、ハイブリッド車10に設けられたモニタなどに料金を表示するようにしてもよい。
以上のような構造に基づく、本実施の形態に係る料金決定システムの動作について説明する。
ハイブリッド車10が制限区域28内を走行中であると、EV走行モードでハイブリッド車が走行した距離およびHV走行モードでハイブリッド車が走行した距離が計測される。
バッテリ150の充電のために充電ケーブル300のコネクタ302がハイブリッド車10のインレット240に接続されると、EV走行モードでの走行距離を示すデータおよびHV走行モードでの走行距離を示すデータが充電スタンド24の通信装置31に送信される。
なお、充電ケーブル300のコネクタ302がハイブリッド車10のインレット240に接続されたか否かは、たとえば、充電ケーブル300のコネクタ302がハイブリッド車10のインレット240に接続されるとオンになるスイッチを設け、スイッチがオンになった場合に充電ケーブル300が接続されたことを検出するようにすればよい。なお、充電ケーブル300が接続されたことを検出する方法はこれに限らず、その他、周知の技術を利用すればよい。
充電スタンド24の通信装置31は、EV走行モードでの走行距離を示すデータおよびHV走行モードでの走行距離を示すデータを受信すると、これらのデータを第1サーバ21の通信装置41に転送する。
第1サーバ21の通信装置41がEV走行モードでの走行距離を示すデータおよびHV走行モードでの走行距離を示すデータを受信すると、料金決定部61は、データベース51に記憶された料金を読み出して、HV走行モードでの走行距離に対してEV走行モードでの走行距離が長いほど、低くなるように、充電のために供給された電力の料金を決定する。決定された料金を示すデータは、第1サーバ21の通信装置41から充電スタンド24の通信装置31に送信される。充電スタンド24の通信装置31が料金を示すデータを受信すると、充電スタンド24の表示部71に料金が表示される。ユーザには、決定された料金が課金される。
一方、給油する際、ハイブリッド車10の通信装置504とガソリンスタンド26の通信装置32とを接続するためにケーブル310がハイブリッド車10に接続されると、EV走行モードでの走行距離を示すデータおよびHV走行モードでの走行距離を示すデータがガソリンスタンド26の通信装置32に送信される。
なお、ケーブル310がハイブリッド車10に接続されたか否かは、たとえば、ケーブル310がハイブリッド車10に接続されるとオンになるスイッチを設け、スイッチがオンになった場合にケーブル310が接続されたことを検出するようにすればよい。なお、ケーブル310が接続されたことを検出する方法はこれに限らず、その他、周知の技術を利用すればよい。
ガソリンスタンド26の通信装置32は、EV走行モードでの走行距離を示すデータおよびHV走行モードでの走行距離を示すデータを受信すると、これらのデータを第2サーバ22の通信装置42に転送する。
第2サーバ22の通信装置42がEV走行モードでの走行距離を示すデータおよびHV走行モードでの走行距離を示すデータを受信すると、第2サーバ22の料金決定部62がデータベース52に記憶された料金を読出し、HV走行モードでの走行距離に対してEV走行モードでの走行距離が長いほど低くなるように、給油のために供給されたガソリンの料金を決定する。
決定された料金を示すデータは、第2サーバ22の通信装置42からガソリンスタンド26の通信装置32に送信される。ガソリンスタンド26の通信装置32が料金を示すデータを受信すると、ガソリンスタンド26の表示部72に料金が表示される。ユーザには、決定された料金が課金される。
以上のように、本実施の形態に係る料金決定システムによれば、HV走行モードでの走行距離に対してEV走行モードでの走行距離が長いほど、電力およびガソリンの料金が低く決定される。これにより、第2MGからの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行するEV走行モードでより長く走行するユーザに対してインセンティブを与えることができる。そのため、ハイブリッド車のユーザに対して、エンジンからの駆動力を用いないEV走行モード、すなわち排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行を促すことができる。
なお、第1サーバ21のデータベース51において、EV走行モードでの走行距離に対してHV走行モードでの走行距離が長いほど、すなわちHV走行モードでの走行距離の比率が高いほど、低くなるように電力の料金を記憶するようにしてもよい。すなわち、EV走行モードでの走行距離に対してHV走行モードでの走行距離が長いほど電力の料金を低く決定するようにしてもよい。
このようにすれば、エンジンからの駆動力を用いるHV走行モードの後には、第2MGからの駆動力を用い、エンジンからの駆動力を用いずに走行するEV走行モードでの走行をハイブリッド車のユーザに促すことができる。そのため、ハイブリッド車のユーザに対して、エンジンからの駆動力を用いないEV走行モード、すなわち排気ガスの排出量を低減する走行モードでの走行を促すことができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
料金決定システムの概略を示す図である。 ハイブリッド車を示す図である。 動力分割機構の共線図を示す図である。 ハイブリッド車、充電スタンド、第1サーバ、ガソリンスタンドおよび第2サーバを示す図である。
符号の説明
10 ハイブリッド車、21 第1サーバ、22 第2サーバ、24 充電スタンド、26 ガソリンスタンド、28 制限区域、31,32,41,42 通信装置、51,52 データベース、61,62 料金決定部、71,72 表示部、100 エンジン、102 燃料タンク、104 給油口、110 第1MG、120 第2MG、130 動力分割機構、140 減速機、150 バッテリ、160 前輪、170 ECU、172 EVスイッチ、200 コンバータ、210 第1インバータ、220 第2インバータ、230 充電器、240 インレット、300 充電ケーブル、302 コネクタ、304 プラグ、400 電源、500 ナビゲーションシステム、502 計測装置、504 通信装置。

Claims (15)

  1. 蓄電機構から供給される電力により駆動する回転電機およびエンジンが搭載され、前記回転電機および前記エンジンのうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行するハイブリッド車と、
    前記ハイブリッド車と通信するサーバとを備え、
    前記ハイブリッド車は、
    前記ハイブリッド車の外部から供給される電力を前記蓄電機構に充電するための手段と、
    前記ハイブリッド車の外部から供給される燃料を蓄えるための手段と、
    前記回転電機からの駆動力を用い、前記エンジンからの駆動力を用いずに走行した第1の距離を算出するための第1の算出手段と、
    少なくとも前記エンジンからの駆動力を用いて走行した第2の距離を算出するための第2の算出手段と、
    前記第1の距離および前記第2の距離を前記サーバに送信するための手段とを含み、
    前記サーバは、
    前記ハイブリッド車から送信される前記第1の距離および前記第2の距離を受信するための手段と、
    前記第1の距離および前記第2の距離の比率に応じて前記ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を決定するための手段とを含む、料金決定システム。
  2. 前記決定手段は、前記第2の距離に対して前記第1の距離が長いほど、前記ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を低くするように決定するための手段を有する、請求項1に記載の料金決定システム。
  3. 前記決定手段は、前記第1の距離に対して前記第2の距離が長いほど、前記ハイブリッド車に供給される電力の料金を低くするように決定するための手段を有する、請求項1に記載の料金決定システム。
  4. 前記決定手段は、前記第2の距離に対して前記第1の距離が長いほど、前記ハイブリッド車に供給される燃料の料金を低くするように決定するための手段を有する、請求項1に記載の料金決定システム。
  5. 前記第1の算出手段は、予め定められた地域内において前記第1の距離を算出するための手段を有し、
    前記第2の算出手段は、前記予め定められた地域内において前記第2の距離を算出するための手段を有する、請求項1〜4のいずれかに記載の料金決定システム。
  6. 蓄電機構から供給される電力により駆動する回転電機およびエンジンが搭載され、前記回転電機および前記エンジンのうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行し、前記回転電機からの駆動力を用いるとともに前記エンジンからの駆動力を用いずに走行した第1の距離および少なくとも前記エンジンからの駆動力を用いて走行した第2の距離を算出し、前記第1の距離および前記第2の距離を送信するハイブリッド車と通信するサーバであって、
    前記ハイブリッド車から送信される前記第1の距離および前記第2の距離を受信するための手段と、
    前記第1の距離および前記第2の距離の比率に応じて前記ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を決定するための手段とを備える、サーバ。
  7. 前記決定手段は、前記第2の距離に対して前記第1の距離が長いほど、前記ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を低くするように決定するための手段を含む、請求項6に記載のサーバ。
  8. 前記決定手段は、前記第1の距離に対して前記第2の距離が長いほど、前記ハイブリッド車に供給される電力の料金を低くするように決定するための手段を含む、請求項6に記載のサーバ。
  9. 前記決定手段は、前記第2の距離に対して前記第1の距離が長いほど、前記ハイブリッド車に供給される燃料の料金を低くするように決定するための手段を含む、請求項6に記載のサーバ。
  10. 前記第1の距離は、予め定められた地域内において前記回転電機からの駆動力を用い、前記エンジンからの駆動力を用いずに前記ハイブリッド車が走行した距離であり、
    前記第2の距離は、前記予め定められた地域内において少なくとも前記エンジンからの駆動力を用いて前記ハイブリッド車が走行した距離である、請求項6〜9のいずれかに記載のサーバ。
  11. 蓄電機構から供給される電力により駆動する回転電機およびエンジンが搭載され、前記回転電機および前記エンジンのうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行するハイブリッド車であって、
    前記ハイブリッド車の外部から供給される電力を前記蓄電機構に充電するための手段と、
    前記ハイブリッド車の外部から供給される燃料を蓄えるための手段と、
    前記回転電機からの駆動力を用い、前記エンジンからの駆動力を用いずに走行した第1の距離を算出するための第1の算出手段と、
    少なくとも前記エンジンからの駆動力を用いて走行した第2の距離を算出するための第2の算出手段と、
    前記第1の距離および前記第2の距離の比率に応じて前記ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金を決定するサーバに、前記第1の距離および前記第2の距離を送信するための手段とを備える、ハイブリッド車。
  12. 前記ハイブリッド車に供給される燃料および電力のうちの少なくともいずれか一方の料金は、前記第2の距離に対して前記第1の距離が長いほど低くなるように決定される、請求項11に記載のハイブリッド車。
  13. 前記ハイブリッド車に供給される電力の料金は、前記第1の距離に対して前記第2の距離が長いほど低くなるように決定される、請求項11に記載のハイブリッド車。
  14. 前記ハイブリッド車に供給される燃料の料金は、前記第2の距離に対して前記第1の距離が長いほど低くなるように決定される、請求項11に記載のハイブリッド車。
  15. 前記第1の算出手段は、予め定められた地域内において前記第1の距離を算出するための手段を含み、
    前記第2の算出手段は、前記予め定められた地域内において前記第2の距離を算出するための手段を含む、請求項11〜14のいずれかに記載のハイブリッド車。
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