JP2009213671A - 密着型歩行支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来型の、駆動部分と前記駆動部分を駆動するための動力源とを切り離したタイプの歩行支援装置において、装着者は、歩行の際に、自分の足の上げ下げ動作を前記スイッチの切り替えにより行わねばならず、常に足の上げ下げのタイミングを考えつつ前記スイッチの切り替えを行わなければならなかった。前記スイッチ切り替えによる歩行動作は、前記装着者に歩行動作習得の手間をかけさせるという問題点を抱えている。
【解決手段】 動力源であるモータからの動力をフレキシブルシャフトにより膝関節および足首関節に伝達することで装着者の下肢部分の動きを補助し、なおかつ、前記装着者の下肢部分の動きをもとに前記モータの回転角およびトルクを制御することで、前記装着者に、スイッチ切り替えなどの操作が必要なく、かつ、より自然な歩行動作をもたらす歩行支援装置を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、演算処理装置により駆動制御がなされ、かつ、装着部分に動力源のない歩行支援装置に関するものである。
外力により人の動きを補助する装置の開発がなされている。前記補助装置は、近年の制御工学の進歩や駆動源の小型化により、人の上肢や膝関節の動きなど、よりさまざまな人の動きを補助できるように進化しつつある。そして、前記補助装置は、福祉の現場などにおいて様々な効果が期待されている。一例として、歩行が困難な人の歩行動作を支援する装置すなわち歩行支援装置は、単に歩行困難な人が単独で歩行することを可能とすることで、歩行の際の介護者による助けを不要にするだけでなく、健常者と一緒に歩行ができる生活をもたらす。通常、歩行困難になってしまった人の多くは、車椅子による生活を余儀なくされ、物理的にも精神的にも苦痛を伴う生活を送らねばならなくなってしまう。例えば、歩行困難な人が健常者と一緒に旅行に出かけた場合、前記歩行困難な人は、車椅子による移動をせざるを得ず、前記健常者と同じ目線で旅先の景色を眺めることは難しい。ここで、前記歩行困難な人が前記歩行支援装置により、旅行先で歩行による移動が可能になれば、前記歩行困難な人は、前記健常者と同じ目線で旅先の景色を楽しむことができる。このように、歩行困難であっても車椅子を必要とせず健常者とほぼ同様に歩くことのできる生活は、車椅子による生活に比べ、明らかに前記歩行困難な人に精神的な潤いをもたらす。
前記歩行支援装置の従来例の一つとして、特許文献1などに記載のHALが挙げられる。このHALは、装着者の筋電から装着者の動作を検出し、装着者の股関節、膝関節を補助するものである。
特開2006−204426号
前記HALにおいては、駆動源が装着者の関節部分に取り付けられている。また、前記HALに限らず、従来型の歩行支援装置の多くは、基本的には、駆動源が関節部分に取り付けられ、変形不可能な骨組みにより構成されたものである。前記従来型の歩行支援装置は、装着者の下肢部分に比べ大きく、装着者はズボンなど衣服を纏った上から前記従来型の歩行支援装置を装着する必要があり、前記装着者は格好の悪い思いを余儀なくされる。
最近開発された歩行支援装置においては、上記課題を克服するべく、自身の動力源を装着者背面など関節部分以外の箇所に備え、前記動力源からの動力をフレキシブルアームなど変形可能な軸により伝達する間接型の歩行支援装置が開発されている。しかし、前記間接型の歩行支援装置において、自身の操作は、自身に備えられた簡易なスイッチにより行われる。したがって、前記間接型の歩行支援装置の装着者は、歩行の際に、自分の足の上げ下げ動作を前記スイッチの切り替えにより行わねばならず、常に足の上げ下げのタイミングを考えつつ前記スイッチの切り替えを行わなければならなかった。前記スイッチ切り替えによる歩行動作は、前記装着者に歩行動作習得の手間をかけさせるという問題点を抱えている。
そこで、本件発明は、動力源であるモータからの動力をフレキシブルシャフトにより膝関節および足首関節に伝達することで装着者の下肢部分の動きを補助し、なおかつ、前記装着者の下肢部分の動きをもとに前記モータの回転角およびトルクを制御することで、前記装着者に、より自然な歩行動作をもたらす歩行支援装置を提供する。
まず、第一の発明として、モータと、モータに連結されたフレキシブルシャフトと、フレキシブルシャフトによって駆動される関節動作補助部と、モータからモータの回転角を取得するモータ角取得部と、関節動作補助部から駆動角を取得する駆動角取得部と、モータ角取得部にて取得された回転角と、駆動角取得部にて取得された駆動角とに基づいてモータの駆動制御をする制御部と、からなる歩行支援装置を提供する。
次に、第二の発明として、足裏の圧力を測定する圧力センサをさらに有し、制御部は、圧力センサから歩行位相を取得する歩行位相取得手段と、歩行位相取得手段にて取得される歩行位相にも応じてモータの制御をする歩行位相依存制御手段を有する第一から第三の発明のいずれか一に記載の歩行支援装置を提供する。
次に、第三の発明として、モータと、モータに連結されたフレキシブルシャフトと、フレキシブルシャフトによって駆動される関節動作補助部と、からなる歩行支援装置の動作方法であって、モータからモータの回転角を取得するモータ角取得ステップと、関節動作補助部から駆動角を取得する駆動角取得ステップと、モータ角取得ステップにて取得された回転角と、駆動角取得ステップにて取得された駆動角とに基づいてモータの駆動制御をする制御ステップと、からなる歩行支援装置の動作方法を提供する。
次に、第四の発明として、前記歩行支援装置は、足裏の圧力を測定する圧力センサをさらに有し、制御ステップは、圧力センサから歩行位相を取得する歩行位相取得サブステップと、歩行位相取得サブステップにて取得される歩行位相にも応じてモータの制御をする歩行位相依存制御サブステップを有する第五から第七の発明のいずれか一に記載の歩行支援装置の動作方法を提供する。
第一および第三の発明により、装着者自身の手により動作を制御する必要のない歩行支援装置であって、自身を装着した上から着衣可能な歩行支援装置が実現する。
また、第二および第四の発明により、装着者の足裏から検知した歩行位相により駆動制御することのできる歩行支援装置が実現する。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる様態で実施しうる。なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。
実施形態1は、主に請求項1および3などについて説明する。
実施形態2は、主に請求項2および4などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態は、演算処理装置により駆動制御がなされ、かつ、装着部分に動力源のない歩行支援装置に関するものである。
<実施形態1の機能的構成>
図1は、本実施形態にかかる歩行支援装置の機能ブロックを示すものである。図1に示すように、本実施形態にかかる歩行支援装置(0101)は、モータ(0102)と、フレキシブルシャフト(0103)と、関節動作補助部(0104)と、モータ角取得部(0105)と、駆動角取得部(0106)と、制御部(0107)と、からなる。また、図1には示さないが、前記制御部を除く上記構成要件は、基本的には、前記歩行支援装置の装着者の右左両足に一つずつ配置されるものとする。
(モータについての説明)図2(a)は、本実施形態にかかる歩行支援装置を装着者が自身の右足に装着した様子の一例を装着者横側から見たもの、図2(b)は、前記装着した様子の一例を装着者前面から見たものである。基本的には、モータは、装着者の片足に対し、前記装着者の膝関節の動きを補助するための動力を生成するモータすなわち膝関節モータ(0201)と、前記装着者の足首関節の動きを補助するための動力を生成するモータすなわち足首関節モータ(0202)と、の2つから構成される。図2において、前記モータは装着者の背面に設置されている(0203)が、図2に示すモータの配置の仕方は飽くまでも一例である。前記歩行支援装置におけるモータは、前記歩行支援装置を装着した上から着衣するのに支障をきたさない限り、どこに配置してもかまわない。また、前記モータ(0201、0202)は、前記装着者に、ベルトなどにより固定される。
また、前記モータ(0201、0202)を駆動するための信号は、制御部と前記モータ(0201、0202)とを接続する接続ケーブルにより伝達される。前記接続ケーブルには、汎用的なコネクタケーブルなどを用いる。ここで、前記駆動するための信号をアナログ変換して前記モータ(0201、0202)へ伝達する場合は、前記接続ケーブルの中間にD/A変換機を設置し、前記駆動するための信号をアナログに変換したうえで前記モータ(0201、0202)へ伝達する。そして、前記モータ(0201、0202)については、具体的には、前記駆動するための信号をデジタル形式のままで用いる場合はステッピングモータなど、前記信号をアナログ形式に変換する場合はDCモータやギアドモータなどを用いるのが好ましい。また、前記モータ(0102)の駆動制御は、基本的には、自身の回転角および回転角速度が制御を受けることで行われる。したがって、前記モータ(0102)の駆動制御を行う信号は、前記回転角および前記回転角速度に関する情報を有する必要がある。また、(明記はしないが)図2においては、モータ(0201、0202)の回転軸が前記モータ本体から突出しており、回転角取得部を構成するエンコーダ(0216、0217)回転軸と連結している。前記連結については、前記モータの回転軸と前記エンコーダの回転軸が接続金具によって連結するなどの構成が好ましいが、前記連結についての構成は飽くまでも一例である。
(フレキシブルシャフトについての説明)フレキシブルシャフト(0103)は、モータ(0102)に連結されている。フレキシブルシャフトの一例としては、一本の金属線に複数層の金属線を一層ごとの金属線が互いに逆方向に螺旋を描くように巻きつけてできたインナーシャフトを、硬剛線などを管状に巻きあげたものの外面に塩化ビニルなどを皮覆してできたアウターチューブのなかに通したものなどがあげられる。また、前記フレキシブルシャフトと前記モータの回転軸とは、前記フレキシブルシャフト端部に設けられた接続金具により固定される。図2記載の例に示すように、基本的には、フレキシブルシャフトは、装着者の片足に対し、前記装着者の膝関節の動きを補助するための動力を伝達する膝関節フレキシブルシャフト(0204)と、前記装着者の足首関節の動きを補助するための動力を伝達する足首関節フレキシブルシャフト(0205)と、の2つから構成される。前記各フレキシブルシャフト(0204、0205)は、自身の上端が前記各モータ(0201、0202)回転軸に連結していて、前記各モータ回転軸の回転とともに回転する。なお、一般に、フレキシブルシャフトは、自身の片方の端部を持って回転させても、自身の片方の端部が物体に固定されていれば、前記物体からの抗力により、自身にねじれが生じてしまう。つまり、このフレキシブルシャフトの片方の端部が物体に固定されている場合、もう片方の端部から回転を加えても、両端部に生じる回転角は異なる。したがって、このような場合に、前記物体が固定されている方の端部に所望の回転角を与える場合には、回転する側の端部からさらに余分に力すなわちトルクを加える必要がある。前記トルクTは、T=(θ−θ)×kで表わされる。ここで、θはフレキシブルシャフト端部のうち回転を加える側に生じた回転角、θはフレキシブルシャフト端部のうち物体に固定された側に生じた回転角、kはねじりばね定数である。このねじりばね定数は、用いられるフレキシブルシャフトにより異なる値をとる。
(関節動作補助部についての説明)関節動作補助部(0104)は、フレキシブルシャフト(0103)によって駆動される。図2記載の例に示すように、基本的には、前記関節動作補助部は、前記膝関節フレキシブルシャフト(0204)下端に連結し、前記装着者の膝関節部分に配置されている膝関節動作補助部分(0206)を有する。また、前記足首関節フレキシブルシャフト(0205)下端に連結し、前記装着者の足首関節部分に配置されている足首関節動作補助部分(0207)を有する。また、前記装着者大腿部と前記膝関節動作補助部分(0206)とを固定する大腿部固定リンク(0208〜0210)を有する。また、前記前記膝関節動作補助部分(0206)と前記足首関節動作補助部分(0207)とを連結する下腿部固定リンク(0211〜0213)を有する。前記下腿部固定リンク(0211〜0213)は前記膝関節動作補助部分(0206)回転軸に固定され、その固定軸の回転により前後方向に駆動する。また、前記足首関節フレキシブルシャフト(0205)下端に連結し、前記下腿部固定リンク(0211〜0213)下端に配置されている足首関節動作補助部分(0207)を有する。また、前記装着者の足裏部分を支持する足裏支持板(0214、0215)を有する。前記足裏支持板(0214、0215)は、足首関節動作補助部分(0207)回転軸に固定され、その固定軸の回転により、その固定軸を軸中心として回転運動可能である。
図3(a)(b)に、図2記載の膝関節動作補助部分(0206)近傍の機構の具体例を示す。図3(a)は、前記膝関節動作補助部分(0206)内部構造およびその近傍の構造、図3(b)は、前記膝関節動作補助部分(0206)の外観およびその近傍を、それぞれ示す。図3(a)において、膝関節動作補助部分(0206)は、ウォームホイール(0301)と、前記ウォームホイールと噛み合って回転するウォームギア(0302)と、前記ウォームホイールとウォームギアとを格納する筐体(0303、0304)とからなる。また、図3(a)においては、前記ウォームギア(0302)の回転軸は、駆動角取得部の一部を構成する膝関節エンコーダ(0306)の回転軸下端と連結している。ここでは、前記膝関節エンコーダ(0306)には自身の回転軸が自身の筺体を上下に貫いているものが用いられている。また、前記ウォームギア(0302)の回転軸と前記膝関節エンコーダ(0306)の回転軸下端との連結は、両回転軸が同軸上にくるように、溶接や金属金具による固定などにより行われる。そして、前記膝関節エンコーダ(0306)の回転軸上端とフレキシブルシャフトとは、フレキシブルシャフトの接続金具(0305)により、両軸が同軸上にくるよう固定されている。なお、以上に示したウォームギア(0302)と膝関節エンコーダ(0306)とフレキシブルシャフトとの連結方法は飽くまでも一例である。本実施形態における関節動作補助部と駆動角取得部とフレキシブルシャフトとの連結方法については、前記方法に限定されるものではない。図3において、モータからの動力は、前記フレキシブルシャフト接続金具(0305)および前記膝関節エンコーダ(0306)の回転軸を介して前記ウォームギア(0302)に伝わり、前記ウォームギア(0302)と噛み合って回転する前記ウォームホイール(0301)に伝わることで前記ウォームホイール(0301)を回転させる。また、前記筐体(0303、0304)には前記大腿部固定リンク(0307)がねじにより固定されている。そして、前記ウォームホイール(0301)の回転軸(0308)は前記筐体(0303、0304)外部において下腿部固定リンク(0309)に溶接などにより固定されている。前記固定については、前記ウォームホイール(0301)の回転軸(0308)表面を歯車状に加工し、下腿部固定リンク(0309)に、前記回転軸(0308)がぴったり嵌めこまれるような歯車状の穴を設け、両者をはめ込むことで固定することも可能である。なお、図3に示す関節動作補助部(0104)の機構は飽くまでも一例である。関節動作補助部(0104)の具体的機構については、フレキシブルシャフトからの動力により装着者の各関節部分を駆動することができる機構であれば、いかなる構成をとってもかまわない。
また、図示はしないが、足首関節動作補助部分(0207)近傍の機構も、図3に例示した膝関節動作補助部分(0206)近傍の機構と同様の機構をとることが可能である。この場合、前記筐体(0303、0304)には下腿部固定リンクがねじにより固定される。そして、前記ウォームホイール(0301)の回転軸(0308)は前記筐体(0303、0304)外部において足裏支持板に溶接などにより固定される。
(モータ角取得部についての説明)モータ角取得部(0105)は、モータ(0102)からモータの回転角(0108)を取得する。本実施形態における回転角は、単にモータ(0102)の回転軸が何度変化したかという角度の変化量を示すこともできれば、モータ(0102)の初期状態においてモータ(0102)の回転軸が何度回転した状態にあるかという角度の位相について示すこともできる。図1には示さないが、基本的には、前記モータ角取得部(0105)は、片足につき、前記装着者の膝関節の動きを補助するための動力を生成するモータに備え付けられるものと、前記装着者の足首関節の動きを補助するための動力を生成するモータに備え付けられるものと、の2つから構成される。図2記載の例においては、モータ角取得部は膝関節モータ(0201)および足首関節モータ(0202)上部に取り付けられた各モータ側エンコーダ(0216、0217)により構成されている。そして、前記各モータ側エンコーダ(0216、0217)の回転軸は前記各モータ(0201、0202)の回転軸と連結しており、前記各モータ(0201、0202)の回転軸の回転角度および回転方向を回転角(0108)として検知する。なお、図2において、モータ角取得部はエンコーダにより構成されているが、飽くまでもこの構成は一例である。本実施形態にかかるモータ角取得部(0105)においては、前記モータ(0102)の回転角を検知する機能があるものであれば、いかなる機構を用いてもかまわない。なお、モータ角取得部(0105)と制御部(0107)とは接続ケーブルにより接続する。前記接続ケーブルには、汎用的なコネクタケーブルなどを用いる。モータ角取得部(0105)にて取得した回転角(0108)は、回転角信号として前記接続ケーブルを伝達させ、制御部(0107)へと送る。なお、前記回転角信号がアナログ形式で生ずる場合、前記接続ケーブルの中間にA/D変換機を設け、前記回転角信号をデジタル変換したうえで制御部へ送るなどの機構が必要となる。
(駆動角取得部についての説明)駆動角取得部(0106)は、関節動作補助部(0104)から駆動角(0109)を取得する。本実施形態における駆動角は、単に各関節エンコーダ(0218、0219)の回転軸が何度回転したかという角度の変化量を示すこともできれば、モータ(0102)の初期状態においてモータ(0102)の回転軸が何度回転した状態にあるかという角度の位相について示すこともできる。図1には示さないが、基本的には、前記駆動角取得部(0106)は、片足につき、前記装着者の膝関節部分に配置され前記膝関節の回転を検知するものと、前記装着者の足首関節部分に配置され前記足首関節の回転を検知するものと、の2つから構成される。図2記載の例においては、駆動角取得部は、前記膝関節フレキシブルシャフト(0204)下端と膝関節動作補助部分(0206)との連結部分に配置された膝関節エンコーダ(0218)と、前記足首関節フレキシブルシャフト(0205)下端と足首関節動作補助部分(0207)との連結部分に配置された足首関節エンコーダ(0219)と、により構成されている。そして、前述したとおり、前記連結部分と前記各関節エンコーダ(0218、0219)の回転軸は連結しており、前記連結部分の回転角度および回転方向を駆動角(0109)として検知する。なお、図2において、駆動角取得部はエンコーダにより構成されているが、飽くまでもこの構成は一例である。本実施形態にかかる駆動角取得部(0106)においては、前記膝関節動作補助部分(0104)からの駆動角を検知する機能があるものであれば、いかなる機構を用いてもかまわない。なお、駆動角取得部(0106)と制御部(0107)とは接続ケーブルにより接続する。前記接続ケーブルには、汎用的なコネクタケーブルなどを用いる。駆動角取得部(0106)にて取得した駆動角(0109)は、駆動角信号として前記接続ケーブルを伝達させ、制御部(0107)へと送る。なお、前記駆動角信号がアナログ形式で生ずる場合、前記接続ケーブルの中間にA/D変換機を設け、前記駆動角信号をデジタル変換したうえで制御部へ送るなどの機構が必要となる。
(制御部についての説明)制御部(0107)は、モータ角取得部(0105)にて取得された回転角(0108)と、駆動角取得部(0106)にて取得された駆動角(0109)とに基づいてモータ(0102)の駆動制御を行う。前記モータの駆動制御は、コンピュータなどの演算処理装置により行う。
ここで、本実施形態にかかる制御部(0107)をコンピュータなどの演算処理装置により構成した場合における、前記制御部(0107)のハードウエア的構成の一例を以下に示す。図4は、本実施形態に係る制御部を実現するためのデータが、CPU(0401)、HDD(0402)、メインメモリ(0403)、I/O(0404)などからなる計算機に、どのように格納されているかを示すものである。この図にあるように、メインメモリ(0403)のワーク領域には回転角制御プログラム(0405)、トルク制御プログラム(0406)、モータ駆動プログラム(0407)が展開される。そして、メインメモリ(0403)のワーク領域には回転角制御テーブル(0408)、トルク制御テーブル(0409)が格納される。
回転角制御プログラム(0405)とは、I/O(0404)を介して得られる前記駆動角信号(0413)をもとに、回転角制御テーブル(0408)に基づいて、駆動角を何度変化させるか、についての情報である回転角制御情報(0411)を生成し、メインメモリ(0403)のデータ領域に格納するものである。回転角制御テーブル(0408)は、前記駆動角信号(0413)の値に対し、どれほどの駆動角が生じているか、を特定するための情報である駆動角特定情報を有する。またさらに、前記駆動角特定情報により特定された駆動角に基づき、モータの駆動制御により駆動角をどのような周期でどの程度変化させるか、に関する情報である駆動角参照情報も含む。前記駆動角参照情報については、具体的には「ボディダイナミクス入門 歩き始めと歩行の分析 CD−ROM付(医歯薬出版株式会社発行 江原義弘、山基澄子著 2002年10月15日第1版第1刷発行)」137〜138頁に記載の、歩行時における健常者の下肢部分の各関節角度の周期的変化ついてのデータなどを用いることなどが可能である。また、装着者が歩行時に生じる筋電を測定し、前記測定結果から、歩行時における前記装着者の下肢部分の各関節角度の周期的変化についてのデータを新たに作成し、前記データを前記駆動角参照情報として用いるなどしてもかまわない。
トルク制御プログラム(0406)とは、I/O(0404)を介して得られる前記回転角信号(0410)および駆動角信号(0413)をもとに、トルク制御テーブル(0409)に基づいて、モータの回転軸に対しどの方向にどれほどのトルクを加えるか、についての情報であるトルク制御情報(0412)を生成し、メインメモリ(0403)のデータ領域に格納するものである。トルク制御テーブル(0409)とは、前記回転角信号(0410)の値および駆動角信号(0413)の値に対し、フレキシブルシャフト(0103)にどれほどのトルクが加わってるか、を特定するための情報であるトルク特定情報を有するものである。また、前記トルク特定情報により特定されたトルクに基づき、モータの駆動制御によりモータ(0102)の回転軸に対しどのような周期でどの方向にどれほどのトルクを加えるか、に関する情報であるトルク参照情報も含む。前記情報については、具体的には「ボディダイナミクス入門 歩き始めと歩行の分析 CD−ROM付(医歯薬出版株式会社発行 江原義弘、山基澄子著 2002年10月15日第1版第1刷発行)」137〜138頁に記載の、健常者の歩行時における前記健常者の下肢部分の各関節にかかる力および各関節角度の周期的変化についてのデータなどを用いることなどが可能である。また、装着者の歩行時に生じる筋電を測定し、前記測定結果から前記装着者の歩行時における下肢部分の各関節にかかる力および各関節角度の周期的変化についてのデータを新たに作成し、前記データを前記情報として用いるなどしてもかまわない。
モータ制御プログラム(0407)は、回転角制御情報(0411)とトルク制御情報(0412)とに基づいて、モータ(0102)の回転軸に加える回転角についての情報を含むモータ制御信号(0414)を生成する。より具体的には、トルク制御情報(0412)が有する、モータ(0102)の駆動制御に用いるトルクの値Tと、回転角制御情報(0411)が有する、モータ(0102)の駆動制御による駆動角θと、前述したトルクTと回転角と駆動角との関係式T=(θ−θ)×kと、を用いて、モータ(0102)の駆動制御により加えるべき回転角θ'および回転角速度を計算する。たとえば、前記モータ制御信号(0414)においては、前記加えるべき回転角θは、モータ制御信号の単位周期当たりのパルス本数により表わされる。また、前記加えるべき回転角速度は、モータ制御信号に含まれるパルス一本一本が有する電流値により表わされる。そして、生成されたモータ制御信号(0414)は、I/Oを介して制御部の外へ送信され、モータ(0102)へと伝達される。
ここで図5に、本実施形態におけるモータ(0102)の駆動制御の流れの概要を示す。まず、モータ(0102)の回転軸がθ回転し、モータ角取得部(0105)が回転角θを取得する(0501)。それに伴い、フレキシブルシャフト(0103)下端がθ回転し、駆動角取得部(0106)が駆動角θを取得する(0502)。前記駆動角θと駆動角参照情報(0503)に基づいて、制御部(0107)がモータ(0102)の駆動制御により加えるべき回転角θ'を計算する(0504)。前記計算と同時に、制御部(0107)が、前述したトルクTと回転角と駆動角との関係式T=(θ−θ)×kと回転軸がθと駆動角θとを用いて、フレキシブルシャフト(0103)にかかっているトルクの値Tを計算する(0505)。前記トルクの値Tとトルク参照情報(0506)とを基に、制御部(0107)は回転角速度を計算する(0507)。前記回転角θ'および前記回転角速度をもとに、制御部(0107)はモータ(0102)の駆動制御を行う(0508)。以上が、本実施形態におけるモータ(0102)の駆動制御の流れの概要である。
ここで、図4に例示するようなハードウエア構成を用いた場合における、モータ(0102)の駆動制御の流れの一例を図6に示す。先ず、モータ角取得部が回転角を取得し、回転角信号を生成する(S0601)。次に、駆動角取得部が駆動角を取得し、駆動角信号を生成する(S0602)。次に、制御部が、前記駆動角信号に基づき、回転角制御情報を生成する(S0603)。次に、制御部が、前記回転角信号および前記駆動角信号に基づきトルク制御情報を生成する(S0604)。次に、制御部が、前記回転角制御情報とトルク制御情報とに基づいて、モータ駆動信号を生成する(S0605)。次に、前記モータ駆動信号をモータに伝達することで、制御部が、前記モータ駆動信号に基づいてモータの駆動を制御する(S0606)。
<実施形態1における処理の流れ>
図7に、本実施形態にかかる歩行支援装置の動作方法における処理の流れを示す。前記動作方法は、モータ角取得ステップ(S0701)と、駆動角取得ステップ(S0702)と、制御ステップ(S0703)とからなる。
モータ角取得ステップ(S0701)は、モータ(0102)からモータの回転角(0108)を取得するステップである。すなわち、図1にかかるモータ角取得部(0105)における処理と同様の処理を行うステップである。
駆動角取得ステップ(S0702)は、関節動作補助部(0104)から駆動角(0109)を取得するステップである。すなわち、図1にかかる駆動角取得部(0106)における処理と同様の処理を行うステップである。
制御ステップ(S0703)は、モータ角取得ステップにて取得された回転角と、駆動角取得ステップにて取得された駆動角とに基づいてモータの駆動制御をするステップである。すなわち、図1にかかる制御部(0107)における処理と同様の処理を行うステップである。
<実施形態1の効果>
本実施形態により、装着者自身の手により動作を制御する必要のない歩行支援装置であって、自身を装着した上から着衣可能な歩行支援装置が実現する。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態は、装着者の足裏から検知した歩行位相により駆動制御することのできる歩行支援装置に関するものである。
<実施形態2の機能的構成>
図8は、本実施形態にかかる歩行支援装置の機能ブロックを示すものである。図8に示すように、本実施形態の機能的構成は、基本的には実施形態1の機能的構成と同様であるが、圧力センサ(0802)を有する点、および、制御部(0801)がさらに歩行位相取得手段(0803)と歩行位相依存制御手段(0804)とを有する点において、実施形態1の機能的構成と異なる。
(圧力センサについての説明)圧力センサ(0802)は、足裏の圧力を測定する。前記圧力センサ(0802)には、感圧センサを用いる。また、前記圧力センサ(0802)は装着者の足裏に配置する。ここで、前記圧力センサ(0802)は、少なくとも前記装着者の足裏表面のうち母指球近傍とかかとの部分に配置する。なお、前記配置方法は、飽くまでも本実施形態にかかる圧力センサの配置方法の一例であり、この方法にのみ限定されるというものではない。圧力センサ(0802)は、汎用的なコネクタケーブルなどの接続手段により制御部(0801)と接続する。また、測定した足裏の圧力の制御部(0801)への伝達については、前記圧力センサ(0802)が装着者足裏からの圧力を検知することで生じた電位差を、前記接続手段の途中に設けられたA/D変換機によりA/D変換し、足裏圧力信号として制御部(0801)へと伝達する方法が一例として挙げられる。
(歩行位相取得手段についての説明)歩行位相取得手段(0803)は、圧力センサ(0802)から歩行位相を取得する。ここで、歩行位相とは、歩行者の歩行周期中における歩行タイミングのことである。歩行周期とは、前記歩行者のストライド時間のことである。「ボディダイナミクス入門 歩き始めと歩行の分析 CD−ROM付(医歯薬出版株式会社発行 江原義弘、山基澄子著 2002年10月15日第1版第1刷発行)」137〜138頁にも記載されているように、人間の歩行動作には周期性がある。すなわち、人間の歩行動作は、限られた動作の繰り返しからなる。前記動作とは、たとえば、歩行者が自身の片足を持ち上げた状態や、自身の前足に体重をかけた状態などのことである。すなわち、歩行位相とは、前述に例示したような一つ一つの動作、および、前記各動作が歩行周期中のどの時間に行われるか、についてを指す。また、歩行位相の取得とは、演算処理装置などを用いて歩行位相を算出することである。そして、歩行位相は、圧力センサ(0802)において測定した装着者の足裏の圧力を用いて、コンピュータなどの演算処理装置が算出する。より具体的には、たとえば、図9に記載の、歩行支援装置(0806)に直線方向の歩行動作の補助をさせる際における、一つ一つの歩行補助動作に対して関節動作補助部(0807)に加えるべき各駆動角と、前記一つ一つの歩行補助動作の際に圧力センサ(0802)が測定する圧力値と、の関係例を示したデータなどを参照して行う。ここで、図9(a)は、前記モータ(0805)の制御により右足側の膝関節部分の駆動角を何度にすべきか、を表したものであり、図9(b)は、前記モータ(0805)の制御により右足側の足首関節部分の駆動角を何度にすべきか、を表したものである。同様に、図9(c)は、前記モータ(0805)の制御により左足側の膝関節部分の駆動角を何度にすべきか、を表したものであり、図9(d)は、前記モータ(0805)の制御により左足側の足首関節部分の駆動角を何度にすべきか、を表したものである。図9の各グラフ下部に記載されたt0〜t6、t1'は、人間の歩行動作に係る一つ一つの動作の終了時間を示す。たとえば、t0からt1の間は、歩行者が自身の右下腿部を持ちあげる動作を行う期間である。このように、t1からt1'の期間からなる、一つ一つの動作の組み合わせを、周期的に繰り返すことが、人間の歩行動作の全体像をなす。そして、図9(a)、(b)の前記t0〜t6、t1'の下にそれぞれ記載された括弧書きの中の数字および比例式(0901)は、装着者右足側の感圧センサ(0802)のうち、母指球側に配置されたセンサが測定した圧力と、かかと側に配置されたセンサが測定した圧力と、の比をとったものである。同様に、図9(c)、(d)の前記t0〜t6、t1'の下にそれぞれ記載された括弧書きの中の数字および比例式(0902)は、装着者右足側の感圧センサ(0802)のうち、母指球側に配置されたセンサが測定した圧力と、かかと側に配置されたセンサが測定した圧力と、の比をとったものである。前記括弧書きの中が比例式である場合、比例の記号「:」を挟んで左側は前記各母指球側のセンサが測定した圧力の相対値、右側は前記各かかと側のセンサが測定した圧力の相対値である。また、前記括弧書きの中が0である場合、前記各母指球側および各かかと側のセンサは双方とも圧力を検知していないことを示す。すなわち、前記括弧書きの中が0である状態において、装着者の該下肢部は歩行動作のため地面から持ち上がった状態にある、といえる。たとえば、図9の時刻t2において、装着者は右足を左足より一歩踏み出した状態にある。この場合、装着者の右足後方側には、該前方側の倍の力がかかっている。よって、該かかと側に配置されたセンサが測定する圧力値は、該母指球側に配置されたセンサが測定する圧力値の倍である。この様子は、図9において、t2の下部に記載された括弧書き((1:2))によってあらわされている。したがって、前記かかと側に配置されたセンサが測定する圧力値が、前記母指球側に配置されたセンサが測定する圧力値の倍である時において、装着者の歩行タイミングは、図9におけるt2の状態にあることがわかる。このようにして歩行位相は算出される。なお、以上の歩行位相算出方法はあくまでも一例である。そして、前記算出された歩行位相は、演算処理装置内の記憶装置に格納される。
(歩行位相依存制御手段についての説明)歩行位相依存制御手段(0804)は、歩行位相取得手段(0803)にて取得される歩行位相にも応じてモータ(0805)の制御を行う。具体例としては、まず、前記歩行位相にかかる該駆動角と、前記駆動角参照情報にかかる駆動角とを比較し、前記駆動角参照情報における装着者の歩行タイミングを特定する。前記歩行タイミングをもとに、前記駆動角参照情報および前記トルク参照情報を用いて、前記回転角制御情報および前記トルク制御情報を生成する。そして、前記両制御情報を用いて前記モータ制御信号を生成する。なお、ここに示した前記モータ(0805)の制御は、あくまでも一例である。
ここで、本実施形態にかかる制御部(0801)をコンピュータなどの演算処理装置により構成した場合における、前記制御部(0801)のハードウエア的構成の一例を図16および以下に示す。図10に示したように、本実施形態にかかる制御部(0801)のハードウエア構成は、基本的には実施形態1のものと同様である。ただし、本実施形態にかかる制御部(0801)のハードウエア構成におけるメインメモリのワーク領域にはさらに歩行位相決定プログラム(1001)が展開される。またさらに、前記メインメモリのデータ領域には、歩行位相決定プログラムにより生成される歩行位相情報(1002)が格納される。
歩行位相決定プログラム(1001)は、足裏圧力信号(1004)をもとに、歩行位相決定テーブル(1008)に基づいて歩行位相情報(1002)を生成する。ここで、歩行位相決定テーブル(1008)とは、足裏圧力信号(1004)強度に対し、装着者の歩行位相がどの状態にあるか、を示すものである。この歩行位相決定テーブルについては、図9に示すような歩行支援装置(0806)に直線方向の歩行動作の補助をさせる際における、一つ一つの歩行補助動作に対して関節動作補助部(0807)に加えるべき各駆動角と、前記一つ一つの歩行補助動作の際に圧力センサ(0802)が測定する圧力値と、の関係例などを用いる。
本実施形態において、モータ駆動プログラム(1005)は、回転角制御情報(1006)と、トルク制御情報(1007)と、歩行位相情報(1002)とに基づいてモータ駆動信号(1008)を生成する。本実施形態にかかるモータ駆動信号(1008)は、前記歩行位相情報に基づいて決定された、モータ(0805)に加えるべき回転角θおよび回転角速度に関する情報を含む。前記モータ駆動信号(1008)においても、前記加えるべき回転角θは、モータ制御信号の単位周期当たりのパルス本数により表わされる。また、前記加えるべき回転角速度は、モータ制御信号に含まれるパルス一本一本が有する電流値により表わされる。
ここで図9に、本実施形態におけるモータ(0805)の駆動制御の流れの概要を示す。
図9に示す本実施形態におけるモータ(0805)の駆動制御の流れの概要は、基本的には図5に示す該概要と同様である。ただし、関節動作補助部(0807)が駆動するのと同時に、圧力センサ(0802)が装着者足裏からの圧力を測定し、前記圧力をもとに歩行位相取得手段が(0803)が歩行位相を取得する(1101)点で異なる。また、制御部(0801)が回転角θ'および回転角速度を計算する際に、前記歩行位相を参照する点においても異なる。
ここで、本実施形態におけるモータ(0805)の駆動制御の流れの一例を図12に示す。図12に示すものは、基本的には図5において説明したものと基本的なところで同様である。ただし、歩行位相依存制御手段が回転角制御情報を生成するステップ(S1201)において、前記生成処理を駆動角信号と歩行位相とに基づき行う点において、図5において説明したものと異なる。また、歩行位相依存制御手段がトルク制御情報を生成するステップ(S1202)において、前記生成処理を回転角信号と駆動角信号と歩行位相とに基づき行う点において、図5において説明したものと異なる。
<実施形態4における処理の流れ>
図13に、本実施形態にかかる歩行支援装置の動作方法における処理の流れを示す。前記動作方法は、基本的には実施形態3にかかる歩行支援装置の動作方法における処理の流れと同様である。ただし、本実施形態にかかる歩行支援装置の動作方法における処理の流れにかかる制御ステップ(S1301)がさらに歩行位相取得サブステップ(S1302)および歩行位相依存制御サブステップ(S1303)を有する点において、実施形態1に記載のものとは異なる。
歩行位相取得サブステップ(S1302)は、圧力センサから歩行位相を取得するステップである。すなわち、図8にかかる歩行位相取得手段(0803)における処理と同様の処理を行うステップである。
歩行位相依存制御サブステップ(S1303)は、歩行位相取得サブステップ(S1302)にて取得される歩行位相にも応じてモータの制御をするステップである。すなわち、図8にかかる歩行位相依存制御手段(0804)における処理と同様の処理を行うステップである。
<実施形態4の効果>
本実施形態により、装着者の足裏から検知した歩行位相により駆動制御することのできる歩行支援装置が実現する。ひいては、装着者の歩行周期に合わせた歩行補助の可能な歩行支援装置が実現する。
実施形態1にかかる歩行支援装置の機能ブロック図 実施形態1にかかる歩行支援装置を装着者が自身の右足に装着した様子の一例を示す図 図2記載の膝関節動作補助部分近傍の機構の具体例を示す図 実施形態1にかかる制御部のハードウエア的構成の一例を示す図 実施形態1におけるモータの駆動制御の流れの概要を示す図 図4に例示するようなハードウエア構成を用いた場合における、モータの駆動制御の流れの一例を示す図 実施形態1にかかる歩行支援装置の動作方法における処理の流れを示す図 実施形態2にかかる歩行支援装置の機能ブロック図 歩行支援装置に直線方向の歩行動作の補助をさせる際における、一つ一つの歩行補助動作に対して関節動作補助部に加えるべき各駆動角と、前記一つ一つの歩行補助動作の際に圧力センサが測定する圧力値と、の関係例を示す図 実施形態2にかかる制御部のハードウエア的構成の一例を示す図 実施形態2におけるモータの駆動制御の流れの概要を示す図 図10に例示するようなハードウエア構成を用いた場合における、モータの駆動制御の流れの一例を示す図 実施形態2にかかる歩行支援装置の動作方法における処理の流れを示す図
符号の説明
0201 膝関節モータ
0202 足首関節モータ
0203 膝関節モータおよび足首関節モータが装着者背面に設置されている様子
0204 膝関節フレキシブルシャフト
0205 足首関節フレキシブルシャフト
0206 膝関節動作補助部分
0207 足首関節動作補助部分
0208 大腿部固定リンク
0209 大腿部固定リンク
0210 大腿部固定リンク
0211 下腿部固定リンク
0212 下腿部固定リンク
0213 下腿部固定リンク
0214 足裏支持板
0215 足裏支持板
0216 膝関節モータ側エンコーダ
0217 足首関節モータ側エンコーダ
0218 膝関節エンコーダ
0219 足首関節エンコーダ

Claims (4)

  1. モータと、
    モータに連結されたフレキシブルシャフトと、
    フレキシブルシャフトによって駆動される関節動作補助部と、
    モータからモータの回転角を取得するモータ角取得部と、
    関節動作補助部から駆動角を取得する駆動角取得部と、
    モータ角取得部にて取得された回転角と、駆動角取得部にて取得された駆動角とに基づいてモータの駆動制御をする制御部と、
    からなる歩行支援装置。
  2. 足裏の圧力を測定する圧力センサをさらに有し、
    制御部は、圧力センサから歩行位相を取得する歩行位相取得手段と、
    歩行位相取得手段にて取得される歩行位相にも応じてモータの制御をする歩行位相依存制御手段を有する請求項1に記載の歩行支援装置。
  3. モータと、
    モータに連結されたフレキシブルシャフトと、
    フレキシブルシャフトによって駆動される関節動作補助部と、
    からなる歩行支援装置の動作方法であって、
    モータからモータの回転角を取得するモータ角取得ステップと、
    関節動作補助部から駆動角を取得する駆動角取得ステップと、
    モータ角取得ステップにて取得された回転角と、駆動角取得ステップにて取得された駆動角とに基づいてモータの駆動制御をする制御ステップと、
    からなる歩行支援装置の動作方法。
  4. 前記歩行支援装置は、足裏の圧力を測定する圧力センサをさらに有し、
    制御ステップは、圧力センサから歩行位相を取得する歩行位相取得サブステップと、
    歩行位相取得サブステップにて取得される歩行位相にも応じてモータの制御をする歩行位相依存制御サブステップを有する請求項3に記載の歩行支援装置の動作方法。
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