JP2009213190A - モータ装置 - Google Patents

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Takayuki Furuta
貴之 古田
Kengo Toda
健吾 戸田
Hideaki Yamato
秀彰 大和
Masaharu Shimizu
正晴 清水
Hisashi Okumura
悠 奥村
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Abstract

【課題】バックラッシュによる位置精度の低下を抑えることが可能なモータ装置を提供する。
【解決手段】第1ギアが設けられた出力軸と、前記第1ギアと噛み合う第2ギアを駆動するための第1モータと、前記第1ギアと噛み合う第3ギアを駆動するための第2モータと、前記第2ギアの歯面及び前記第3ギアの歯面が、前記第1ギアの回転方向において当該第1ギアの互いに異なる側の歯面と接触しつつ前記出力軸を回転させるべく前記第1モータと前記第2モータとを制御するためのコントローラと、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ギアを介して出力軸を回転させるためのモータ装置に関する。
ギアを介して出力軸を回転させるためのモータ装置としては、モータ軸と出力軸との間に減速機が介在されたモータ装置が知られている。このようなモータ装置を用いた機構において、モータによる、より正確な位置制御が求められる場合がある。
減速装置等を備えモータ軸と出力軸との間にギアが介在されたモータ装置では、一対のギアを無理なく回転させるために、かみ合わせた歯面間に「遊び」所謂バックラッシュが設けられている。しかしながら、バックラッシュを有するモータ装置は、バックラッシュの分だけ位置精度が低下するという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バックラッシュによる位置精度の低下を抑えることが可能なモータ装置を提供することである。
主たる本発明は、第1ギアが設けられた出力軸と、前記第1ギアと噛み合う第2ギアを駆動するための第1モータと、前記第1ギアと噛み合う第3ギアを駆動するための第2モータと、前記第2ギアの歯面及び前記第3ギアの歯面が、前記第1ギアの回転方向において当該第1ギアの互いに異なる側の歯面と接触しつつ前記出力軸を回転させるべく前記第1モータと前記第2モータとを制御するためのコントローラと、を有することを特徴とするモータ装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
第1ギアが設けられた出力軸と、前記第1ギアと噛み合う第2ギアを駆動するための第1モータと、前記第1ギアと噛み合う第3ギアを駆動するための第2モータと、前記第2ギアの歯面及び前記第3ギアの歯面が、前記第1ギアの回転方向において当該第1ギアの互いに異なる側の歯面と接触しつつ前記出力軸を回転させるべく前記第1モータと前記第2モータとを制御するためのコントローラと、を有することを特徴とするモータ装置。
このようなモータ装置によれば、第1ギアが設けられた出力軸は、第1ギアと噛み合う第2ギア及び第3ギアにより回転されるが、第2ギアを駆動するための第1モータ及び第3ギアを駆動するための第2モータは、第2ギアの歯面及び第3ギアの歯面と接触する第1ギアの歯面が、第1ギアの回転方向において互いに異なる側の歯面となるようにコントローラに制御される。このため、出力軸が回転する際には、第1ギアは回転方向における正転方向及び反転方向にいずれも第2ギア又は第3ギアにて規制されつつ回転する。このため、第1ギアが設けられた出力軸は遊びがない状態で回転するので、バックラッシュがない状態と同様に出力軸を精度良く回転及び位置制御することが可能である。よって、バックラッシュによる位置精度の低下を抑えることが可能なモータ装置を提供することである。
ところで、バックラッシュを抑える方法として、噛み合っている2つのギア同士の歯面が互いに当接するように、付勢部材にて予め付勢しておく方法も考えられるが、付勢部材による付勢力は、経時によるギアの摩耗等により変化する畏れがある。上記本発明によれば、第1ギアに噛み合う第2ギアと第3ギアとを駆動するためのモータの制御によって、動作させる際の機構の状態に対応させてギア間の遊びを吸収させることが可能である。
かかるモータ装置であって、前記出力軸にはエンコーダが設けられ、前記エンコーダの出力に基づいて、前記第1モータと前記第2モータとが、前記コントローラに制御されることが望ましい。
このようなモータ装置によれば、出力軸に設けられたエンコーダの出力に基づいて、より高精度に且つ適切に出力軸を駆動することが可能である。
かかるモータ装置であって、前記第1モータ及び前記第2モータは、回転すべき目標角度に対する前記エンコーダの出力に基づいて前記コントローラに制御され、前記第1モータと前記第2モータとの前記目標角度は異なることが望ましい。
このようなモータ装置によれば、第1ギアと噛み合う第2ギアを駆動する第1モータと、第1ギアと噛み合う第3ギアを駆動する第2モータとが、互いに異なる目標角度に基づいて制御されるので、第1モータと第2モータとに互いに異なる回転動作をさせることが可能である。このため、第1モータと第2モータとを異なる目標角度に基づく簡単な制御にて駆動することにより、第1ギアと第2ギア及び第3ギアとの遊びをなくして精度良く回転させることが可能である。
かかるモータ装置であって、前記第1ギアと前記第2ギアとの間または前記第1ギアと前記第3ギアとの間には、他のギアが介在されていることが望ましい。
このようなモータ装置によれば、第1ギアと第2ギアとの間または第1ギアと第3ギアとの間に、他のギアが介在されているので、第1ギアと、第2ギア及び第3ギアと、他のギアとのギア比を調整することにより、第1モータ及び第2モータの出力を減速又は増速して出力軸に伝達することが可能である。
かかるモータ装置であって、前記第1モータと前記第2モータとに供給される電流を検出する検出部を有し、前記検出部の検出結果に基づいて前記第1モータと前記第2モータとが、前記コントローラに制御されることが望ましい。
このようなモータ装置によれば、第1モータと第2モータとが供給される電流に基づいても制御されるので、より高精度な制御が可能である。
===モータ装置===
図1、図2を用いて、本実施の形態に係るモータ装置の一実施形態について、その概要を説明する。図1は、本実施形態に係るモータ装置のメカ構成の概要を示すモデル図である。図2は、本実施形態に係るモータ装置を説明するためのブロック図である。尚、図1においては構成を明確に示すために、エンコーダ50のスリット円盤51の背後に位置するものも実線にて示している。
本実施形態のモータ装置1は、図1、図2に示すように、第1ギア10が設けられた出力軸15と、第1ギア10と噛み合う第2ギア20を駆動するための第1モータ22及びモータドライバ24と、第1ギア10と噛み合う第3ギア30を駆動するための第2モータ32及びモータドライバ34と、第1モータ22及び第2モータ32を制御するためのサーボコントローラ40と、出力軸15の回転を検出するためのエンコーダ50と、各モータドライバ24、34から第1モータ22又は第2モータ32に供給される電流を検出するための検出部としての電流センサ53と、サーボコントローラ40への入力装置54と、を有している。
本実施形態では、第1モータ22のモータ軸23に第2ギア20が直接取り付けられ、第2モータ32のモータ軸33に第3ギア30が直接取り付けられている。このため、第1ギア10と第2ギア20とにて減速機が構成され、第1ギア10と第3ギア30とにて減速機が構成されているが、第1ギア10と第2ギア20との間または第1ギア10と第3ギア30との間に他のギアを介在させて減速機を構成しても良い。また、本実施形態では、第2ギア20と第3ギア30とに同じ歯数のギアを用いて、同じ減速比を有する減速機を構成している。
第1モータ22及び第2モータ32は、出力軸15に設けられたエンコーダ50の出力信号に基づいて、サーボコントローラ40により制御されるサーボ機構をなすDCモータである。本実施形態では、第1モータ22と第2モータ32とに同一仕様のDCモータが用いられている。
エンコーダ50は、出力軸15に設けられ複数のスリットが円周方向に等間隔に並べて形成されたスリット円盤51と、スリット円盤51を挟むように発光素子と受光素子とが対向して設けられた光学センサ52とを有し、出力軸15が回転することにより発光素子と受光素子との間を通過するスリットに応じてパルス信号が出力される。出力されたパルス信号はサーボコントローラ40に入力される。
電流センサ53は、モータドライバ24、34から第1モータ22及び第2モータ32に供給される電流を検出して検出結果に基づく信号をサーボコントローラ40に出力する。
モータ装置1は、出力軸15を回転させるべく、第1モータ22と第2モータ32とを回転させる目標角度θをサーボコントローラ40に接続された外部の入力装置54から入力して動作させる。このとき、第1モータ22と第2モータ32とは異なる目標角度θ、θが入力される。
例えば、出力軸を35°回転させたい場合には、第1モータ22の目標角度θとして37°を、また、第2モータ32の目標角度θとして33°をそれぞれ入力装置54からサーボコントローラ40に入力する。
サーボコントローラ40は、入力された目標角度θにとなるように第1モータ22及び第2モータ32に電流を供給するための指令信号sを生成してモータドライバ24、34に送出する。このとき、第1モータ22用のモータドライバ24と第2モータ32用のモータドライバ34とには異なる指令信号sが送出される。
図3は、第1モータ22と第2モータ32との制御方法の一例を説明するための図である。図4は、各ギアの噛み合いを説明するための図である。
目標角度θ、θが互いに相違する第1モータ22用のモータドライバ24と第2モータ32用のモータドライバ34とには、所定時間tに目標角度θ、θ回転するように、図3に示すように制御される。すなわち、第1モータ22と第2モータ32とは所定時間t経過後に、それぞれ目標角度θ、θだけ回転して停止するように制御され、目標角度θ、θの相違分は、第1モータ22と第2モータ32が回転し始める際の角加速度を相違させることにより実現している。
具体的には、第1モータ22及び第2モータ32が効率よく回転する一定の角速度ωにて駆動されるが、一定の角速度ωまで加速されるまでの時間が異なるように角加速度が設定されている。上述した例のように、第1モータ22の目標角度θとして「37°」が、第2モータ32の目標角度θとして「33°」が入力された場合には、第1モータ22の方が第2モータ32より大きな角加速度が設定される。
そしてサーボコントローラ40からは、各々の角加速度に基づいた指令信号sが第1モータ22用のモータドライバ24と第2モータ32用のモータドライバ34とにそれぞれ送出される。モータドライバ24、34は、各指令信号sに基づいてサーボコントローラ40が有する基準周波数に同期させて各々のモータ22、32に電流を供給していく。
本実施形態では、モータドライバ24、34から第1モータ22及び第2モータ32に供給される電流を電流センサ53にて検出し、検出結果がサーボコントローラ40にフィードバックされ、サーボコントローラ40の指令信号sに基づく電流が第1モータ22及び第2モータ32に供給されるように制御されている。
角加速度が異なる指令信号sに基づいてモータドライバ24、34に駆動される第1モータ22と第2モータ32とは、一定の角速度ωに到達するまでは一周期にて回転されるべき回転量が相違するため、個々には異なる動作をするように制御される。ところが、第1モータ22に設けられた第2ギア20と第2モータ32に設けられた第3ギア30とが単一の第1ギア10と噛み合っているため、第2ギア20の歯面及び第3ギア30の歯面が第1ギア10の歯面と接触した後は、同一の角速度にて第1ギア10とともに回転する。このため、モータドライバ24、34から電流が供給されて、第1モータ22及び第2モータ32が回転し始めた直後は、角加速度の相違により第1モータ22と第2モータ32とが異なる角速度にて回転することにより、第1ギア10と第2ギア20との間におけるバックラッシュ及び第1ギア10と第3ギア30との間におけるバックラッシュが吸収され始め、第2ギア20の歯面及び第3ギア30の歯面と第1ギア10の歯面とが接触する。このとき、図4に示すように、第2ギア20の歯面21及び第3ギア30の歯面31が、第1ギア10の回転方向において当該第1ギア10の互いに異なる側の歯面11、12と接触する。本実施形態の例では、第2ギア20の歯面21は第1ギア10の回転方向において後方側となる歯面11と接触し、第3ギア30の歯面31は第1ギア10の回転方向において先方側となる歯面12と接触する。このため、第1ギア10と第2ギア20及び第3ギア30とが接触した状態では、第1ギア10及び出力軸15は、駆動されるべき正転方向への回転が第3ギア30により規制され、駆動されるべき反転方向への回転が第2ギア20により規制される。そして、第1ギア10と第2ギア20及び第3ギア30とが接触した後は、第1ギア10及び出力軸15は、遊びがない状態となり、あたかもバックラッシュがない状態となって回転する。そして、第1モータ22と第2モータ32とが一定の角速度ωにて回転し始めた場合であっても、第1ギア10と第2ギア20及び第3ギア30とが接触した状態が維持され、第1モータ22と第2モータ32とは同角速度にて回転する。
一方、出力軸15に設けられたエンコーダ50の出力に基づいて入力されるパルス信号Pは、サーボコントローラ40にて所定の周期にてカウントされて出力軸15の回転角度が検出され、またカウントされたパルス信号Pと基準周波数とに基づいて周期ごとの角速度が算出され、これら回転角度及び角速度に基づいて第1モータ22と第2モータ32とは制御される。このため、第1モータ22と第2モータ32とが回転し始めた直後に各ギア10、20、30間のバックラッシュが吸収された後に一定の角速度ωにて回転し、エンコーダ50の出力に基づいて回転角度が目標角度θに到達したことが検出されると第1モータ22と第2モータ32とが停止されるので、出力軸15が停止していた回転し始めの状態から回転が停止するまでの回転角度を正確に制御することが可能である。
本実施形態のモータ装置1によれば、第1ギア10が設けられた出力軸15は、第1ギア10と噛み合う第2ギア20及び第3ギア30により回転されるが、第2ギア20を駆動するための第1モータ22及び第3ギア30を駆動するための第2モータ32は、第2ギア20の歯面21及び第3ギア30の歯面31と接触する第1ギア10の歯面11、12が、第1ギア10の回転方向において互いに異なる側の歯面11、12となるようにサーボコントローラ40に制御される。このため、出力軸15が回転する際には、第1ギア10は回転方向における正転方向及び反転方向にいずれも第2ギア20又は第3ギア30にて規制される。このため、第1ギア10が設けられた出力軸15は遊びがない状態で回転するので、バックラッシュがない状態と同様に出力軸15を精度良く回転及び位置制御することが可能である。よって、バックラッシュによる位置精度の低下を抑えることが可能なモータ装置1を提供することである。
特に、第1ギア10に噛み合う第2ギア20と第3ギア30とを駆動するための第1モータ22及び第2モータ32の制御によって、動作させる際のモータ装置1の状態に対応させて各ギア10、20、30間の遊びを吸収させることが可能である。このため、たとえ経時によりギアが摩耗するなどの機構に変化が生じたとしても、各ギア10、20、30間の遊びを吸収させて出力軸15を正確に回転させることが可能である。
また、出力軸15に設けられたエンコーダ50の出力に基づいて、第1モータ22と第2モータ32とが、サーボコントローラ40に制御されるので、エンコーダ50の出力に基づくとともに実機の動作に対応して、より高精度に且つ正確に出力軸を駆動することが可能である。
また、第2ギア20を駆動する第1モータ22と、第3ギア30を駆動する第2モータ32とが、互いに異なる目標角度θ、θに基づいて制御されるので、第1モータ22と第2モータ32とに互いに異なる回転動作をさせることが可能である。このため、第1モータ22と第2モータ32とを異なる目標角度θ、θに基づく簡単な制御にてより正確に駆動し、且つ、第1ギア10と第2ギア20及び第3ギア30の遊びをなくして精度良く回転させることが可能である。
また、モータドライバ24、34と第1モータ22及び第2モータ32との間に、第1モータ22と第2モータ32とに供給される電流を検出する電流センサ53を設けたので、電流センサ53にて検出された電流の値に基づいても制御され、より高精度な制御が可能である。
また、上記モータ装置1の、出力軸を共有する第1モータ22と第2モータ32とが通信ラインにて電気的に結合されたユニットを1つのモータモジュールとし、このモータモジュールを複数用い、各モータモジュールを一括して制御するメインコントローラにて各々異なる動作をすべく制御することも可能である。このとき、各モータモジュールは、第1モータ22側と第2モータ32側との間で通信することにより、ソフトウェア的に1つのモータユニットとして通信バス上で認識され、各モータモジュールには各々を識別するためのIDが付与されている。
そして、外部から入力された目標角度指令値に基づいて、メインコントローラからは対応するモータモジュールのIDとIDにて特定されるモータモジュールに対する目標角度が、対応するモータモジュールに送出され、各モータモジュールは各々個別に制御される。このため、各モータモジュールの出力軸15はバックラッシュがない状態と同様に精度良く回転及び位置制御されるとともに、複数のモータモジュールを同期させて互いに異なる動作をさせることが可能である。
そして、これら複数のモータモジュールを例えばロボットの各関節部分に用いることにより、ロボットの複雑な動作を高精度にて実現させることが可能である。
===その他の実施の形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係るモータ装置について説明したが、上記発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
本実施形態においては、第2ギア20が第1モータ22に、第3ギア30が第2モータ32にそれぞれ直接設けられている例について説明したが、第1ギアと第2ギアとの間、または、第1ギアと第3ギアとの間、若しくは、いずれにも、他のギアが介在されていてもよい。この場合には、第1ギアと、第2ギア及び第3ギアと、他のギアとのギア比を調整することにより、第1モータ及び第2モータの出力を減速又は増速して出力軸に伝達することが可能である。
また、本実施形態においては、第1モータ22と、第2モータ32とを回転させたい目標角度θ、θを入力する例について説明したが、これに限るものではない。例えば、出力軸を回転させたい所望の角度を設定するための目標指令値を外部から入力すると、コントローラが入力された角度に基づいて第1モータと第2モータとを回転させるべき目標角度を算出し、算出された目標角度に基づいて第1モータと第2モータとを動作させるべくモータドライバから電流が供給されることとしてもよい。
また、本実施形態においては、第1モータ22と第2モータ32とを回転させる際の角加速度を互いに相違させるように制御する例について説明したが、例えば、第1モータと第2モータとの角加速度は同一にして、目標角度の小さい側のモータの回転開始タイミングを、目標角度の大きなモータより遅くしても良い。
本実施形態に係るモータ装置のメカ構成の概要を示すモデル図である。 本実施形態に係るモータ装置を説明するためのブロック図である。 第1モータと第2モータとの制御方法の一例を説明するための図である。 ギアの噛み合いを説明するための図である。
符号の説明
1 モータ装置 10 第1ギア
11 第1ギアの歯面 12 第1ギアの歯面
15 出力軸 20 第2ギア
21 第2ギアの歯面 22 第1モータ
23 第1モータのモータ軸 24 第1モータ用モータドライバ
30 第3ギア 31 第3ギアの歯面
32 第2モータ 33 第2モータのモータ軸
34 第2モータ用モータドライバ 40 サーボコントローラ
50 エンコーダ 51 スリット円盤
52 光学センサ 53 電流センサ
54 入力装置 t 所定時間
P パルス信号 s 指令信号
ω 一定の角速度 θ 目標角度

Claims (5)

  1. 第1ギアが設けられた出力軸と、
    前記第1ギアと噛み合う第2ギアを駆動するための第1モータと、
    前記第1ギアと噛み合う第3ギアを駆動するための第2モータと、
    前記第2ギアの歯面及び前記第3ギアの歯面が、前記第1ギアの回転方向において当該第1ギアの互いに異なる側の歯面と接触しつつ前記出力軸を回転させるべく前記第1モータと前記第2モータとを制御するためのコントローラと、
    を有することを特徴とするモータ装置。
  2. 請求項1に記載のモータ装置であって、
    前記出力軸にはエンコーダが設けられ、
    前記エンコーダの出力に基づいて、前記第1モータと前記第2モータとが、前記コントローラに制御されることを特徴とするモータ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータ装置であって、
    前記第1モータ及び前記第2モータは、回転すべき目標角度に対する前記エンコーダの出力に基づいて前記コントローラに制御され、前記第1モータと前記第2モータとの前記目標角度は異なることを特徴とするモータ装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のモータ装置であって、
    前記第1ギアと前記第2ギアとの間または前記第1ギアと前記第3ギアとの間には、他のギアが介在されていることを特徴とするモータ装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のモータ装置であって、
    前記第1モータと前記第2モータとに供給される電流を検出する検出部を有し、
    前記検出部の検出結果に基づいて前記第1モータと前記第2モータとが、前記コントローラに制御されることを特徴とするモータ装置。
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