JP2014009717A - 伝動機構のバックラッシュの制御方法 - Google Patents

伝動機構のバックラッシュの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014009717A
JP2014009717A JP2012145078A JP2012145078A JP2014009717A JP 2014009717 A JP2014009717 A JP 2014009717A JP 2012145078 A JP2012145078 A JP 2012145078A JP 2012145078 A JP2012145078 A JP 2012145078A JP 2014009717 A JP2014009717 A JP 2014009717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tooth profile
electric motor
backlash
tooth
transmission mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012145078A
Other languages
English (en)
Inventor
▲せん▼平多
Ping Duo Sheng
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2012145078A priority Critical patent/JP2014009717A/ja
Publication of JP2014009717A publication Critical patent/JP2014009717A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Abstract

【課題】状況を見て、伝動機構のバックラッシュを発生し、又は減少するように制御できる伝動機構のバックラッシュの制御方法を提供する。
【解決手段】第1電動機10を正方向に回転させ、第2電動機20を逆方向に回転させ、これにより、歯形子30を定位して動かさないステップaと、歯形子30と第2歯形駆動具21の間にバックラッシュが発生し、又は歯形子30と第1歯形駆動具11の間にバックラッシュが発生するときに、第2電動機20の出力するトルクをそれに応じて変化すると共に、歯形子30の各位置でのトルクの変化を記録するステップbと、歯形子30を精確に定位することが必要である場合には、トルクの変化によって、第2電動機20の歯形子30の各位置に位置しているときの位置間隔の大きさを制御し、歯形子30を精確に定位することが必要ない場合には、第2電動機20に対して制御を行うことが必要ないステップcと、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝動機構の制御方法に関し、特に、伝動機構のバックラッシュの制御方法に関するものである。
目下、多くの産業機械の伝動や変位は、電動機に各種類の歯形子を合せることによって達成する。歯形子の形態は色々あり、例えばラック、ウォームギヤやねじ軸などがある。
しかし、電動機に各種類の歯形子を合せて伝動しているときには、その伝動が歯と歯の噛合いによって達成し、公差や磨耗などの原因で、電動機と各種類の歯形子との間にバックラッシュが発生する。バックラッシュにより、電動機と各種類の歯形子との起動、稼動及び停止のときに、歯と歯が衝突し、ひいては損壊、振動、騒音や伝動不順調などの問題があった。
一方、電動機と各種類の歯形子との間に、適当のバックラッシュが存在する場合には、電動機と各種類の歯形子との磨耗を減少でき、電動機と各種類の歯形子との寿命を長く延び可能である。
なし
そこで、本発明の主な目的は、状況を見て、伝動機構のバックラッシュを発生し、又は減少するように制御できる伝動機構のバックラッシュの制御方法を提供することにある。
本発明の伝動機構のバックラッシュの制御方法によると、第1歯形駆動具を有する第1電動機と、第2歯形駆動具を有する第2電動機と、第1歯形駆動具及び第2歯形駆動具と噛合う歯形子と、を含む伝動機構のバックラッシュの制御方法において、
第1電動機を正方向に回転させ、第2電動機を逆方向に回転させ、これにより、歯形子を定位して動かさないステップaと、
歯形子を駆動して変位できるトルクを出力するように第2電動機を制御して、歯形子と第2歯形駆動具の間にバックラッシュが発生し、又は歯形子と第1歯形駆動具の間にバックラッシュが発生するときに、第2電動機の出力するトルクをそれに応じて変化すると共に、歯形子の各位置でのトルクの変化を記録するステップbと、
歯形子を精確に定位することが必要である場合には、トルクの変化によって、第2電動機の歯形子の各位置に位置しているときの位置間隔の大きさを制御し、これにより、歯形子の各位置に応じて、第2電動機の第1電動機に対応する位置ずれ量を変化でき、歯形子を精確に定位することが必要ない場合には、第2電動機に対して制御を行うことが必要ないステップcと、を含むことを特徴とする。
本発明の伝動機構のバックラッシュの制御方法によると、第1電動機と第2電動機とはサーボモータであることを特徴とする。
本発明の伝動機構のバックラッシュの制御方法によれば、状況を見て、伝動機構のバックラッシュを発生し、又は減少するように制御できるという効果を有する。
本発明の実施例1の組合済み状態を示す模式図である。 本発明の実施例1の第1歯形駆動具と第2歯形駆動具とのトルク値と歯形子の位置の対応図である。 本発明の実施例2の組合済み状態を示す模式図である。 本発明の実施例3の組合済み状態を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2を参照する。本発明の実施例1の伝動機構のバックラッシュの制御方法は、当該伝動機構は、第1歯形駆動具11を有する第1電動機10と、第2歯形駆動具21を有する第2電動機20と、第1歯形駆動具11及び第2歯形駆動具21と噛合う歯形子30と、を含む。第1電動機10と第2電動機20とはサーボモータである。サーボモータの構成及び作動方式は周知の技術であるため、説明を省略した。第1歯形駆動具11と第2歯形駆動具21とはギヤである。歯形子30は、ラック、ウォームギヤ、又はねじ軸である。本実施例では、歯形子30がラックであり、歯形子30の位置をフィードバックするために、歯形子30に光学スケールが設けられる。
本発明の実施例1の伝動機構のバックラッシュの制御方法は、第1電動機10を正方向(又は逆方向)に回転させ、第2電動機20を逆方向(又は正方向)に回転させ、これにより、歯形子30を定位して動かさないステップaと、歯形子30を駆動して変位できるトルクを出力するように第2電動機20を制御して、歯形子30と第2歯形駆動具21の間にバックラッシュが発生し、又は歯形子30と第1歯形駆動具11の間にバックラッシュが発生するときに、第2電動機20の出力するトルクをそれに応じて変化すると共に、歯形子30の各位置でのトルクの変化を記録するステップbと、歯形子30を精確に定位することが必要である場合には、トルクの変化によって、第2電動機20の歯形子30の各位置に位置しているときの位置間隔の大きさを制御し、これにより、歯形子30の各位置に応じて、第2電動機20の第1電動機10に対応する位置ずれ量を変化でき、歯形子30を精確に定位することが必要ない場合には、第2電動機20に対して制御を行うことが必要ないステップcと、を含む。
ステップbにおいて、図2に示すように、歯形子30は位置1〜位置10を有し、第2電動機20が歯形子30の位置1及び位置3に位置しているときに、第2電動機20と歯形子30の間にバックラッシュが発生し、第1電動機10が歯形子30の位置8及び位置7に位置しているときに、第1電動機10と歯形子30の間にバックラッシュが発生し、このとき、第2電動機20は、歯形子30の位置1及び位置3に対応する位置にトルクを変化する他、歯形子30の位置7及び位置8に対応する位置にトルクをも変化する。
ステップcにおいて、歯形子30を精確に定位することが必要である場合には、例えば第1電動機10により歯形子30を変位する過程中に、第2電動機20が歯形子30の位置1に位置しているときには、第2電動機20の位置ずれ量を増加し(ずれ位置間隔の大きさを増加し)、これにより、第2電動機20の歯形子30の位置1に位置しているときに発生するバックラッシュを無くすことができる。このように、歯形子30を精確に定位できる。なお、歯形子30を精確に定位することが必要ない場合には、第1電動機10により歯形子30を変位する過程中に、適当のバックラッシュの存在が許容される。このように、特殊の伝動状態や変位状態に合うことができ、そして第1電動機10、第2電動機20及び歯形子30の間の磨耗を減少できる。
このため、本発明の伝動機構のバックラッシュの制御方法によれば、伝動機構のバックラッシュを減少し、又は無くすことができ、そして状況を見て、伝動機構のバックラッシュを適当に存在させることもできる。
図3を参照する。本実施例の構成及び制御方法は、実施例1と同じであるため、説明を省略したが、実施例1と相違する点は下記にある。
第1電動機10a及び第2電動機20aに駆動される、第1歯形駆動具11aと、第2歯形駆動具21aとは、ウォームである。歯形子30aはウォームギヤである。
図4を参照する。本実施例の構成及び制御方法は、実施例1と同じであるため、説明を省略したが、実施例1と相違する点は下記にある。
第1電動機10bに駆動される第1歯形駆動具11bはねじ軸である。第2電動機20bに駆動される第2歯形駆動具21bはウォームギヤである。歯形子30bはブロックである。前記ブロックはダブルナットを含む。前記ダブルナットは、互いに螺着する、第1ナット31bと、第2ナット32bと、を有する。第1ナット31bは第1歯形駆動具11bに組み付けられる。第2電動機20bの第2歯形駆動具21bを駆動するトルクにより、第2ナット32bは、所定の緊迫度までねじ込まれるように、ねじ軸の設計によって、正方向、又は逆方向に回転される。
本発明は、伝動機構に適用することができる。
10,10a,10b:第1電動機
11,11a,11b:第1歯形駆動具
20,20a,20b:第2電動機
21,21a,21b:第2歯形駆動具
30,30a,30b:歯形子
32b:ダブルナット
321a:第1ナット
321b:第2ナット
40:光学スケール

Claims (2)

  1. 第1歯形駆動具を有する第1電動機と、第2歯形駆動具を有する第2電動機と、前記第1歯形駆動具及び前記第2歯形駆動具と噛合う歯形子と、を含む伝動機構のバックラッシュの制御方法において、
    前記第1電動機を正方向に回転させ、前記第2電動機を逆方向に回転させ、これにより、前記歯形子を定位して動かさないステップaと、
    前記歯形子を駆動して変位できるトルクを出力するように前記第2電動機を制御して、前記歯形子と前記第2歯形駆動具の間にバックラッシュが発生し、又は前記歯形子と前記第1歯形駆動具の間にバックラッシュが発生するときに、前記第2電動機の出力するトルクをそれに応じて変化すると共に、前記歯形子の各位置でのトルクの変化を記録するステップbと、
    前記歯形子を精確に定位することが必要である場合には、前記トルクの変化によって、前記第2電動機の前記歯形子の各位置に位置しているときの位置間隔の大きさを制御し、これにより、前記歯形子の各位置に応じて、前記第2電動機の前記第1電動機に対応する位置ずれ量を変化でき、前記歯形子を精確に定位することが必要ない場合には、前記第2電動機に対して制御を行うことが必要ないステップcと、
    を含むことを特徴とする伝動機構のバックラッシュの制御方法。
  2. 前記第1電動機と前記第2電動機とはサーボモータであることを特徴とする、請求項1に記載の伝動機構のバックラッシュの制御方法。
JP2012145078A 2012-06-28 2012-06-28 伝動機構のバックラッシュの制御方法 Pending JP2014009717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012145078A JP2014009717A (ja) 2012-06-28 2012-06-28 伝動機構のバックラッシュの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012145078A JP2014009717A (ja) 2012-06-28 2012-06-28 伝動機構のバックラッシュの制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014009717A true JP2014009717A (ja) 2014-01-20

Family

ID=50106605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012145078A Pending JP2014009717A (ja) 2012-06-28 2012-06-28 伝動機構のバックラッシュの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014009717A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5365561A (en) * 1976-11-24 1978-06-12 Nippon Electric Ind System for preventing gear backlash by using motor
JPS5413950Y1 (ja) * 1975-09-25 1979-06-12
JPS5865367A (ja) * 1981-10-13 1983-04-19 Mitsubishi Electric Corp 回転体のアンチバツクラツシユ駆動装置
JPS5917805A (ja) * 1982-07-19 1984-01-30 Meidensha Electric Mfg Co Ltd バツクラツシユレス駆動装置
JPH04109890A (ja) * 1990-08-30 1992-04-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ノンバックラッシュ制御の速度制御装置
JPH08322292A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Japan Aviation Electron Ind Ltd 回転軸駆動方法およびこの方法を実施する装置
JP2005119578A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2009213190A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Chiba Inst Of Technology モータ装置
JP2010041747A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Chiba Inst Of Technology モータ装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413950Y1 (ja) * 1975-09-25 1979-06-12
JPS5365561A (en) * 1976-11-24 1978-06-12 Nippon Electric Ind System for preventing gear backlash by using motor
JPS5865367A (ja) * 1981-10-13 1983-04-19 Mitsubishi Electric Corp 回転体のアンチバツクラツシユ駆動装置
JPS5917805A (ja) * 1982-07-19 1984-01-30 Meidensha Electric Mfg Co Ltd バツクラツシユレス駆動装置
JPH04109890A (ja) * 1990-08-30 1992-04-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ノンバックラッシュ制御の速度制御装置
JPH08322292A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Japan Aviation Electron Ind Ltd 回転軸駆動方法およびこの方法を実施する装置
JP2005119578A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2009213190A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Chiba Inst Of Technology モータ装置
JP2010041747A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Chiba Inst Of Technology モータ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5361039B2 (ja) モータ装置
JP2009213190A (ja) モータ装置
US7909550B1 (en) Swivel spindle head with gear device driven by multiple torque motors
JP2008106894A (ja) バックラッシュ除去装置
CN206047728U (zh) 一种双电机的消隙结构
KR100794453B1 (ko) 동일 축상에 서로 다른 회전을 가지는 이중 스핀들 구조
US8683891B2 (en) Method for controlling back clearance of a motion transmission apparatus
JP2014009717A (ja) 伝動機構のバックラッシュの制御方法
CN207953321U (zh) 无背隙五轴头
JP2016007670A (ja) 電動工具
CN204843676U (zh) 一种双伺服数控机床
JPH1158181A (ja) 割り出し装置とその駆動方法
KR20140000006A (ko) 모션 전달 장치의 백 클리어런스 제어 방법.
TWM609239U (zh) 圓盤式刀庫的控制系統
TWI467102B (zh) 傳動機構背隙的控制方法
US20180304460A1 (en) Manually taught robot and method for manually teaching robot
CN103423397A (zh) 螺母条消隙减速箱
JP4357354B2 (ja) 電動式ロータリアクチュエータ
CN103375565B (zh) 传动机构背隙的控制方法
JP5833319B2 (ja) 工作機械
CN202388295U (zh) 铣床主变速操纵装置
JP2015159660A (ja) サーボモータ制御装置
JP5728792B2 (ja) 歯車機構
JP5141652B2 (ja) 直動回転アクチュエータ
KR20220003160A (ko) 전송 디바이스, 전기 차량 포함 디바이스 및 운전 디바이스에 대한 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131209

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131212

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140108

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140114

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140210

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140829

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150212