JP2009211996A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2009211996A
JP2009211996A JP2008055124A JP2008055124A JP2009211996A JP 2009211996 A JP2009211996 A JP 2009211996A JP 2008055124 A JP2008055124 A JP 2008055124A JP 2008055124 A JP2008055124 A JP 2008055124A JP 2009211996 A JP2009211996 A JP 2009211996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
locking
locking part
engaging
connector housings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2008055124A
Other languages
English (en)
Inventor
Chieko Torii
知永子 鳥居
Masao Nagano
雅生 永野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2008055124A priority Critical patent/JP2009211996A/ja
Publication of JP2009211996A publication Critical patent/JP2009211996A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】係合時のロック状態を安定させつつ、ガタ付きを防止できるコネクタを提供する。
【解決手段】一組のコネクタハウジング10,30からなり、一方のコネクタハウジング10に可撓性を有し、先端部に係止部17を具備するロックアーム16と、他方のコネクタハウジング30に突設された係合突起37とを備え、両コネクタハウジング10,30を嵌合する際に、ロックアーム16が弾性変形をしつつ、係止部17が係合突起37を乗越え、ロックアーム16が弾性復帰することで係合突起37の背面37bに係止部17が係止されるコネクタ1に、係合突起37の後方に行くにしたがって、高くなるテーパー状の傾斜面38aを設け、係合突起37の背面37bに係止部17が係止された状態で、係止部17を傾斜面38a上に位置させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、嵌合状態でのガタ付きを防止するコネクタに関する。
この種の従来のコネクタとして、例えば、特許文献1、2に開示されたものが知られている。特許文献1のコネクタのロック構造は、図4、図5に示すように、一対のコネクタハウジング110,130から構成され、一方のコネクタハウジング110に設けられたロックアーム116の係止部117と他方のコネクタハウジング130の係合部137とを係合させることで、両コネクタハウジング110,130を嵌合させる構造である。係合部137は、対向する一対の突出部137a,137bで構成され、これら突出部137a,137bの間にロックアーム116の係止部117を嵌入することでガタ付きを防止している。
また、特許文献2のコネクタのロック構造は、図6に示すように、一方のコネクタハウジング210に設けられたロックアーム216の係止部217と他方のコネクタハウジング230の係合部237とを係合させる構成は、特許文献1と同様であるが、係合部237の構成が異なっている。特許文献2の係合部237には、根元部分が徐々に太くなるテーパー状のガタ止部238が形成されている。そして、係止部217が係合部137から離れる方向にガタ止部238上を滑り、ロック状態を安定させている。
特開2003−45567号公報 特開2001−319732号公報
しかしながら、特許文献1のロック構造は、係止部117の前端面117aと係合部137aとの当接面137cがテーパー状に形成されており、コネクタ101の振動状態によって、係止部117が当接面137cから押出される形状である。さらに、突出部137a,137bの間隔に余裕がないので、係止部117が当接面137cから押出された時に振動が加わると、係止部117と係合部137の係合が解除する虞がある。
また、特許文献2のコネクタ201のロック構造は、両コネクタハウジング210,230が離間する方向に力が加わると、係止部217がガタ止部238上に乗り上げ、係止部217と係合部237との係り代が減少し、ロック状態が不安定になるとともに、両コネクタハウジング210,230が近接する方向に力が加わると、ガタ止部238によるガタ止めの効果が無くなり、ガタ付きが発生する構成である。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、係合時のロック状態を安定させつつ、ガタ付きを防止できるコネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、一組のコネクタハウジングからなり、一方のコネクタハウジングに可撓性を有し、先端部に係止部を具備するロックアームと、他方のコネクタハウジングに突設された係合突起とを備え、両コネクタハウジングを嵌合する際に、ロックアームが弾性変形をしつつ、係止部が係合突起を乗越え、ロックアームが弾性復帰することで係合突起の背面に係止部が係止されるコネクタであって、係合突起の後方に行くにしたがって、高くなるテーパー状の傾斜面を備え、係合突起の背面に係止部が係止された状態で、係止部が傾斜面上に位置することを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ロックアームの係止部が傾斜面上に位置することで、ロックアームが弾性復帰する際の弾性力によって、係止部が係合突起の背面に当接しつつ、背面に向かって付勢保持されるため、ガタ付きの発生を防止できる。
また、両コネクタハウジングが離間する方向に力が加わった場合には、係止部が傾斜面上を滑り降りて係合突起の背面に当接するため、係止部と係合部との係り代が十分に確保され、安定したロック状態が得られる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の一実施形態を示し、図1は一組のコネクタハウジングが分離した状態を示す斜視図、図2は図1のA−A線に沿った断面図、図3は一組のコネクタハウジングが嵌合した状態を示す断面図である。
本願のコネクタ1を構成する一組のコネクタハウジング10,30には、図1に示すように、それぞれに4列の端子収容室11が形成されている。各端子収容室11のそれぞれには、図示しない端子金具が電線の一端に接続された状態で収容される。図2に示すように両コネクタハウジング10,30が嵌合した状態で、各端子収容室11に収容された端子金具が電気的に接続される。
図の左側に、雌側端子金具(図示せず)が配置された雌側コネクタハウジング10(一方のコネクタハウジング)、右側に雄側端子金具が配置された雄側コネクタハウジング30(他方のコネクタハウジング)に図示されている。
雌側コネクタハウジング10は、端子収容室11を備えた端子収容ブロック12が中心部分に位置し、端子収容ブロック12の外周に雄側収容空間13を挟んで外筒部14が形成されている。雄側コネクタハウジング30は、内筒部34によって内部に雌側収容空間33が形成され、この雌側収容空間33に雄側端子35が突出するように配置されている。両コネクタハウジング10,30は、嵌合した状態で、雌側収容空間33に端子収容ブロック12が収容されつつ、雄側収容空間13に内筒部34が収容される。
また、図中の外筒部14上面には、ロックアーム16が形成され、ロックアーム16に対応する内筒部34上面には、ロックビーク37(係合部)が形成されている。
ロックビーク37は、図2、図3に示されるように、内筒部34の上面に上方に向かって突設され、雄側コネクタハウジング30の前面側30aに後方へ行くにしたがって高くなるテーパー状の乗越え面37aと、雄側コネクタハウジング30の背面側30bに図の上下方向に沿った背面37bとを備えている。また、ロックビーク37の後方には、傾斜突部38が形成されている。
傾斜突部38は、内筒部34の上面の上方に向かって突設され、後方へ行くにしたがって高くなるテーパー状の傾斜面38aを備えている。
ロックアーム16は、略コ字形状を有し、コ字の開口部分が外筒部14に接続され、コ字の底部分が係止部17として、ロックビーク37と係合し、ロックビーク37と外筒部14との間のアーム部16aが可撓性を備え、図の上下方向に撓み変形するように構成されている。
次に、両コネクタハウジング10,30を嵌合する際の各部位の動きを説明する。図2に示すように、両コネクタハウジング10,30を対向させ、内筒部34を外筒部14に挿入する。すると、係止部17の先端部17aがロックビーク37の乗越え面37aに当接する。そのまま内筒部34を外筒部14へ挿入し続けると、乗越え面37aによって係止部17は図の上方へ押出され、ロックアーム16が上方へ撓み変形する。さらに内筒部34を外筒部14へ挿入すると、係止部17がロックビーク37を乗越え、ロックアーム16が弾性復帰して、係止部17がロックビーク37の背面37b側、且つ傾斜突部38の傾斜面38a上へ移動する。これにより、係止部17とロックビーク37が両コネクタハウジング10,30が離間する方向に力が加わった場合に、係止部17とロックビーク37の背面37bと係合が係合し、両コネクタハウジング10,30の嵌合が完了する。
両コネクタハウジング10,30の嵌合が完了した状態で、内筒部34を外筒部14にさらに押込む方向へ力が加わると、係止部17は傾斜面38a上を上りつつ、ロックアーム16が撓み変形する。そして、内筒部34を外筒部14にさらに押込む方向へ力が無くなると、ロックアーム16が弾性復帰する際の力が、係止部17を介して、図の下方へ作用する。すると、係止部17は傾斜面38a上に位置しているために、傾斜面38aに対して、両コネクタハウジング10,30が離間する方向へ力が作用する。したがって、係止部17は傾斜面38aを滑り降りて、ロックビーク37の背面37bに当接し、係合状態が安定するとともに、両コネクタハウジング10,30間のガタ付きが防止される。
また、両コネクタハウジング10,30の嵌合が完了した状態で、内筒部34が外筒部14から引抜かれる方向(両コネクタハウジング10,30が離間する方向)へ力が加わると、上記のように、係止部17は傾斜面38aを滑り降りて、ロックビーク37の背面37bに当接し、係合状態が安定するとともに、両コネクタハウジング10,30間のガタ付きが防止される。なお、傾斜突部38は、係止部17が背面37bに近づくにしたがって、傾斜面38aの高さが低くなるように設定されているため、係止部17とロックビーク37とが係合する際には、充分な係り代が確保され、ロック保持力の低下が防止されている。
上記構成のコネクタでは、ロックアームの係止部が傾斜面上に位置することで、ロックアームが弾性復帰する際の弾性力によって、係止部が係合突起の背面に当接しつつ、背面に向かって付勢保持されるため、ガタ付きの発生を防止できる。
また、両コネクタハウジングが離間する方向に力が加わった場合には、係止部が傾斜面上を滑り降りて係合突起の背面に当接するため、係止部と係合部との係り代が十分に確保され、安定したロック状態が得られる。
なお、本実施形態では、雌側のコネクタハウジングにロックアーム、雄側のコネクタハウジングにロックビーク、および傾斜突部を設ける構成について説明したが、雌雄逆側のコネクタハウジングにロックアーム、ロックビーク、および傾斜突部を配置する構成としても同様の作用効果が得られる。
また、既に完成しているコネクタについても、ロックビークが配置される側のコネクタハウジングのみを変更するだけで対応できるため、高い汎用性を備えているとともに、低コストで充分な作用効果が得られる。
本発明の一実施形態を示し、一組のコネクタハウジングが分離した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態を示し、一組のコネクタハウジングが嵌合した状態を示す断面図である。 従来例のコネクタの断面図である。 図4のB部拡大図である。 別の従来例のコネクタの要部拡大断面図である。
符号の説明
1…コネクタ
10…雌側コネクタハウジング(一方のコネクタハウジング)
16…ロックアーム
17…係止部
30…雄側コネクタハウジング(他方のコネクタハウジング)
37…ロックビーク(係合突起)
37b…背面
38a…傾斜面

Claims (1)

  1. 一組のコネクタハウジングからなり、一方のコネクタハウジングに可撓性を有し、先端部に係止部を具備するロックアームと、他方のコネクタハウジングに突設された係合突起とを備え、
    両コネクタハウジングを嵌合する際に、ロックアームが弾性変形をしつつ、係止部が係合突起を乗越え、ロックアームが弾性復帰することで係合突起の背面に係止部が係止されるコネクタであって、
    係合突起の後方に行くにしたがって、高くなるテーパー状の傾斜面を備え、
    係合突起の背面に係止部が係止された状態で、係止部が傾斜面上に位置することを特徴とするコネクタ。
JP2008055124A 2008-03-05 2008-03-05 コネクタ Abandoned JP2009211996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008055124A JP2009211996A (ja) 2008-03-05 2008-03-05 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008055124A JP2009211996A (ja) 2008-03-05 2008-03-05 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009211996A true JP2009211996A (ja) 2009-09-17

Family

ID=41184939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008055124A Abandoned JP2009211996A (ja) 2008-03-05 2008-03-05 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009211996A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020065338A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 矢崎総業株式会社 カバーとブロック部材との係合構造、電子部品モジュール、電気接続箱、及び、ワイヤハーネス

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6139877U (ja) * 1984-08-17 1986-03-13 カルソニックカンセイ株式会社 電気コネクタ
JPS64274U (ja) * 1987-06-19 1989-01-05
JP2000311747A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Yazaki Corp コネクタのガタ防止構造
JP2004134189A (ja) * 2002-10-09 2004-04-30 Yazaki Corp コネクタ
JP2004186078A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2006031967A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Yazaki Corp コネクタ
JP2006286462A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Yazaki Corp コネクタ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6139877U (ja) * 1984-08-17 1986-03-13 カルソニックカンセイ株式会社 電気コネクタ
JPS64274U (ja) * 1987-06-19 1989-01-05
JP2000311747A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Yazaki Corp コネクタのガタ防止構造
JP2004134189A (ja) * 2002-10-09 2004-04-30 Yazaki Corp コネクタ
JP2004186078A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2006031967A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Yazaki Corp コネクタ
JP2006286462A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Yazaki Corp コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020065338A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 矢崎総業株式会社 カバーとブロック部材との係合構造、電子部品モジュール、電気接続箱、及び、ワイヤハーネス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4345594B2 (ja) コネクタ
JP5724836B2 (ja) コネクタ
JP6404277B2 (ja) コネクタ
JP2018018703A (ja) コネクタ
JP6393301B2 (ja) コネクタ
JP6138428B2 (ja) コネクタ
CN110323613B (zh) 连接器及端子零件
JP2020072050A (ja) コネクタ
JP2012199069A (ja) コネクタ端子
JP2006024435A (ja) コネクタ
JP2009176580A (ja) ジャック型コネクタ
JP4168911B2 (ja) コネクタ
JP2009164145A (ja) コネクタ
JP2009211996A (ja) コネクタ
JP2002134206A (ja) 端子金具
JP2005216810A (ja) コネクタ
JP2013258067A (ja) コネクタ
JP5681478B2 (ja) コネクタ
JP2004186078A (ja) コネクタ
JP2009272239A (ja) コネクタ
WO2023100730A1 (ja) 電気コネクタ及びこれを備えた電気コネクタ対
WO2023223807A1 (ja) コネクタ
JP5618149B2 (ja) リテーナの取付構造
JP7431190B2 (ja) 電気コネクタ及びこれを備えた電気コネクタ対
JP7348030B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110131

A977 Report on retrieval

Effective date: 20120518

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Written amendment

Effective date: 20120717

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20121009