JP2009210466A - 位置測定装置、位置測定方法及び露光装置 - Google Patents

位置測定装置、位置測定方法及び露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】検出信号のコントラストを落とすことなく正確に基板表面の面位置を測定できる位置測定装置、位置測定方法および前記位置測定装置を具備した投影露光装置を実現する。
【解決手段】光源からの光を参照光と測定光に分離する第1のビームスプリッタと、参照光が入射する参照ミラーと、参照ミラーで反射した参照光と、被測定物に入射して反射した測定光とを合成する第2のビームスプリッタと、合成された参照光と測定光とが干渉することにより生じる干渉パターンを検出する光電変換素子と、被測定物を駆動する駆動機構と、を備え、干渉光により形成される干渉パターンを、被測定物を駆動しながら、光電変換素子により検出し、干渉パターンから得られる検出信号の変化に基いて、被測定物の表面位置を求める位置測定装置において、反射した測定光と反射した参照光が干渉する領域の信号を選択する選択手段を設けたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、位置測定装置、位置測定方法及び位置測定装置を有する露光装置に関する。
従来から、レチクル(マスク)のパターンを投影光学系を介して基板に露光する投影露光装置が使用されており、より微細な露光をするため、ウエハ表面を露光結像位置に高精度に位置合わせすることが益々要求されている。ウエハ表面を高精度に位置合わせするためには、例えば、ステップ・アンド・スキャン方式の露光装置(「スキャナー」とも呼ばれる。)においては、ウエハ面の走査方向と垂直方向の高さ(フォーカス)だけではなく、表面の傾き(チルト)も制御する必要がある。露光スリット領域に複数点の測定点を有してウエハ表面位置のフォーカス及びチルトを測定し、制御する方法は、数々提案されている。ウエハ表面位置の測定方法として、特許文献1及び2には、光学式のセンサを使用する方法が提案されている。
その他には、特許文献3や、静電容量センサを使用する方法などが提案されている。
特開平6−260391号公報 米国特許第6249351号公報 特表2006−514744号公報
しかし、近年では露光光の短波長化及び投影光学系の高NA化が進み、焦点深度が極めて小さくなり、露光すべきウエハ表面を最良結像面に合わせ込む精度、所謂、フォーカス精度もますます厳しくなってきている。例えば、従来技術にある特許文献1の方法では、ウエハのレジストの中で薄膜干渉が起きてしまい、高精度にウエハ表面の位置を検出することができない。そこで、特許文献2にあるような、斜入射方式の干渉信号に基づく面位置検出方法が注目されている。この検出方法は図1にあるように、光源1からの広帯域光をビームスプリッタ5aにより参照光Rと測定光Mに分離し、参照光Rを参照ミラー7へ、測定光Mを被測定物の表面6に斜入射させる。そして各々の反射光をビームスプリッタ5bにより再度合成し、その干渉パターンを検出する。その際、被測定物の駆動毎の検出信号の変化より表面形状を求める仕組みである。
この方式は広帯域光を用いることで可干渉距離を短くすることができ、単色光と比べて計測レンジを広く設定することができる。また、レジスト膜による検出光の干渉による誤差も低減できる利点がある。
しかし、本検出方式で被測定物の表面位置を検出する際に、参照光Rは参照ミラー面7に反射した後、検出部14で受光されるので位置変化はないが、測定光Mは駆動により被測定物の表面位置が変わるので検出部14で受光される位置が変化する。その結果、検出部受光素子上の参照光Rと測定光Mによる領域は、干渉領域Iと非干渉領域Nに分離することになる(図2)。図2においてDは、被検面Z駆動時の測定光Mシフト方向である。
検出部14の受光素子に上記のような非干渉領域Nが含まれる割合が高くなると、被測定物を駆動させながら得られる位置検出信号のコントラストが低下する性質がある。このコントラストが低下することにより計測精度が低下してしまう。具体的に説明すると図1で被測定物位置がZ=Z0、Z=Z1のときのセンサ上の参照光Rと測定光Mの様子を図2に示す。Z=Z0においては参照光Rと測定光Mの位置が一致しており干渉信号のみが得られる。被測定物の位置を変化させ前記干渉信号のみを受光素子で受光したときのインターフェログラムを示したのが図3のグラフ内の曲線aである。曲線aはZ=Z0の位置に包絡線ピークをもつインターフェログラムとなっている。しかし、斜入射方式の干渉計において被測定面位置を変化させたとき、測定光Mが参照光Rに対して位置ズレを起こすため、受光素子内では干渉領域Iが縮小し、非干渉領域Nが拡大する。そのときの検出部受光素子内で検知されたインターフェログラムを示したのが図3のグラフ内の曲線bである。
曲線a,bを比較すると、干渉領域Iの光に限定することによりノイズ成分となる非干渉領域Nの光が除去され、曲線aの方がコントラストが向上している。コントラストの向上は位置計測精度の向上につながるため、検出時は非干渉領域Nの成分が含まれないように工夫する必要がある。
そこで、本発明は、検出信号のコントラストを落とすことなく高精度に面位置を測定できる位置測定装置及びそれを具備した露光装置を提供することに関する。
本発明の一側面としての形状測定装置は、光源からの光を参照光と測定光に分離する第1のビームスプリッタと、前記参照光が入射する参照ミラーと、前記参照ミラーで反射した参照光と、被測定物に入射して反射した前記測定光とを合成する第2のビームスプリッタと、前記合成された前記参照光と前記測定光とが干渉することにより生じる干渉パターンを検出する光電変換素子と、前記被測定物を駆動する駆動機構と、を備え、前記干渉光により形成される干渉パターンを、前記被測定物を駆動しながら、前記光電変換素子により検出し、前記干渉パターンから得られる検出信号の変化に基づいて、前記被測定物の表面位置を求める位置測定装置において、前記反射した測定光と前記反射した参照光が干渉する領域の信号を選択する選択手段を設けたことを特徴としている。
本発明の別の側面としての形状測定方法は、光源からの光を参照光と測定光に分離する工程と、前記参照光を参照ミラーに入射させる工程と、前記測定光を被測定物に入射させる工程と、前記参照ミラーで反射した参照光と、前記被測定物で反射した前記測定光とを合成する工程と、前記合成された前記参照光と前記測定光とが干渉することにより生じる干渉パターンを、前記被測定物を駆動しながら光電変換素子により検出する工程と、前記干渉パターンから得られる検出信号の変化に基いて、前記被測定物の表面位置を求める位置測定方法において、前記反射した測定光と前記反射した参照光が干渉する領域の信号を選択する選択工程を有することを特徴としている。
本発明の別の側面としての露光装置は、上述した位置測定装置を備えたことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、検出信号のコントラストを落とすことなく正確に基板表面の面位置を測定できる位置測定装置を提供することができる。また、本発明によれば、小さな焦点深度に対して高いフォーカス精度を実現し、歩留まりの向上を達成する露光装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図4は、本発明の一側面としての位置測定装置200の構成を示す概略図である。 位置測定装置200は、測定対象物である基板6の表面のZ方向位置を検出する装置であり、以下のように構成される。すなわち、広帯域な波長幅の光を発するLED(所謂白色LEDを含む)または、ハロゲンランプからの光源1を有する。また、発生した光を集光するコンデンサレンズ2と、スリット板30と、レンズ4およびレンズ23から構成される結像光学系24と、開口絞り22と、光を分岐させるためのビームスプリッタ5a(第1のビームスプリッタ)を有する。また、測定対象物である基板6を保持する基板チャックCKと測定対象物の位置を位置合わせする駆動機構(Zステージ8、Yステージ9、Xステージ10)と、参照ミラー7を有する。また、参照ミラー7で反射した光と基板6で反射した光を合波させるためのビームスプリッタ5b(第2のビームスプリッタ)と、CCDやCMOSなどの撮像素子(光電変換素子)14を有する。また、基板6の表面を撮像素子14に結像させるためのレンズ11とレンズ13から構成される結像光学系16と開口絞り12、スリット板34とを有する。
以下、詳細に各構成要素の機能ならびに好ましい実施形態について詳細に説明を行う。図4において、光源1を発した光は、コンデンサレンズ2でスリット板30上に集光される。スリット板30には、矩形状(または丸でも良い)の透過領域またはメカ絞りがあり、結像光学系24により基板6および参照ミラー7上に矩形状(または丸)の像を結像させるようにしている。結像光学系24を通った光の主光線は、基板6に入射角度θで基板6に入射する。その光路の途中には、ビームスプリッタ5aが配置されているため、ほぼ半分の光量の光は、ビームスプリッタ5aで反射し、参照ミラー7に、基板6と同じ入射角度θで入射する。
ここで、光源1の波長の帯域としては、400nm乃至800nmの波長が好ましい。但し、波長帯域は、この範囲に限られず、100nm以上の帯域が好ましく、基板6上にレジストが構成さている場合は、レジストの感光を防ぐ目的で、紫外線(350nm)以下の波長の光を、基板6上には照射しない方が好ましい。光の偏光状態は、無偏光または円偏光の状態にしている。入射角度θに関しては、基板への入射角度θが大きくなると、基板6上の薄膜(例えばレジスト)表面からの反射率が、レジストの裏面(すなわちレジストと基板との界面)からの反射率に対して、相対的に強くなる。そのため、薄膜表面の位置を測定する場合は、入射角度θが大きいほど好ましい。一方、入射角度θが90度に近くなると、光学系の組立てが難しくなるため、70度から85度の入射角度が好ましい実施形態と言える。
ビームスプリッタ5aとしては、金属膜や、誘電体多層膜など膜をスプリット膜としたキューブ型のビームスプリッタや、1umから5um程度の厚さの薄い膜(材質はSiCやSiNなど)で構成されるペリクル型ビームスプリッタを使用することも出来る。
ビームスプリッタ5aを透過した光は、基板6上に照射され、基板6で反射した後(基板6で反射した光を測定光Mと呼ぶことにする)、ビームスプリッタ5bに入射する。一方、ビームスプリッタ5aで反射した光は、参照ミラー7上に照射され、参照ミラー7で反射した後(参照ミラー7で反射した光を参照光Rと呼ぶ)、ビームスプリッタ5bに入射する。参照ミラー7としては、面精度が10nmから20nm程度のアルミ平面ミラーや、同様の面精度を持つ、ガラス平面ミラーなどが使用できる。
基板6で反射した測定光Mと参照ミラー7で反射した参照光Rは、ビームスプリッタ5bで合成され、共に撮像素子14(または受光素子でも良い)で受光される。ビームスプリッタ5bは、ビームスプリッタ5aと同じものを使用することができる。光路の途中には、レンズ11、13および開口絞り12が配置されており、以下の機能を担う。すなわち、レンズ11とレンズ13により、両側テレセントリックな結像光学系16を成し、基板6の表面が、撮像素子14の受光面に結像することになる。従って、本実施例では、スリット板30が、結像光学系24により基板6および参照ミラー7上に結像し、更に、結像光学系16により、撮像素子14の受光面に再結像する構成となっている。結像光学系16の瞳位置に配置した開口絞り12は、結像光学系16の開口数(NA)を規定するために設けて有り、NAとしてはsin(0.5度)からsin(5度)程度の非常に小さなNAに絞っている。撮像素子14の前にはスリット開口幅が可変に構成されたスリット板34とそのスリット部サイズを調整する制御部34cと駆動部34dが構成されている。撮像素子14の受光面上では、測定光Mと参照光Rが重なり、光の干渉(干渉光)が生じる。スリット板34は、センサに入射する光の領域を変化、制限することが可能である。続いて、本発明の重要なポイントとなる干渉信号の取得方法について説明する。図4において、基板6は基板チャックCKで保持され、Zステージ8、Yステージ9、Xステージ10上に設置されている。図5のような白色干渉信号を撮像素子14で得るために、Zステージ8を駆動させる。基板6上の反射点に対応する撮像素子14の各画素の光強度を不図示の記憶装置に記憶するようにしている。なお、基板6の測定領域を変更させる場合には、Xステージ10または、Yステージ9を使用して、所望の領域が撮像素子14の受光領域に位置するように位置合わせした後に、上述の測定を行うようにしている。なお、図4には図示しなかったが、Xステージ10、Yステージ9、Zステージ8の位置を正確に制御するために、レーザー干渉計をX、Y、Z軸および、ωy、ωyのチルト軸の5軸分設ける。そして、そのレーザー干渉計の出力を元にクローズドループ制御を行うようにすれば、より位置測定の精度を上げることが出来る。また、基板6を、複数領域に分けて測定し、基板6全体のグローバルな位置測定を必要とする場合、レーザー干渉計を使った方が、より正確に形状データのつなぎ合わせ(ステッチィング)が出来るため、好ましい構成と言える。
続いて、撮像素子14で取得され、記憶装置に記憶された白色干渉信号を信号処理して、基板6の位置を求める方法について説明する。撮像素子14におけるある画素での白色干渉信号を図5に示す。ここでは、撮像素子14として2次元の撮像素子を使用した例を示す。この白色干渉信号はインターフェログラムとも呼ばれており、横軸がZ軸ステージ駆動後のZ軸測長干渉計(測長センサとしては、静電容量センサでも良い)による測定値、縦軸が撮像素子14の出力である。白色干渉信号の包絡線ピークの位置を算出し、それに対応したZ軸測長干渉計による測定値がその画素での高さ測定値となる。撮像素子14の面内の各画素で高さを測定することで、基板6の三次元形状測定が可能となる。包絡線ピーク位置の算出方法としては、包絡線ピーク位置および、その前後の数点のデータを元に曲線(例えば2次関数)近似することで、図5の横軸であるZ軸のサンプリングピッチZpの1/10から1/50程度の分解能でピーク位置の算出が可能である。サンプリングピッチZpは、実際にZpの等ピッチでステップ的に駆動させる方法でも良いが、高速性を考えて、撮像素子14の取り込みのタイミングに同期して、Z軸測長干渉計の出力(Z位置)を取り込むほうが好ましい。
ピークの位置を測定する方法として、公知の技術であるFDA(米国特許第5398113号公報)を使用することも出来る。FDA法では、フーリエスペクトルの位相勾配を用いてコントラストのピーク位置を求めている。
この様に白色干渉方式においては、その分解能と精度を決める鍵は、参照光Rと測定光Mの光路長差が0となる位置をいかに正確に求めるかにある。そのためFDA法以外で、位相シフト法やフーリエ変換法により白色干渉縞の包絡線を求め、縞コントラストの最大位置から光路差のゼロ点を求め方法、位相クロス法等、いくつかの縞解析法が公知の技術として提案されている。
本発明の効果を、図6を用いて説明する。
通常の斜入射方式の干渉計において、被測定面の位置がZ=Z0、Z1、Z2のとき撮像素子14(センサ)上での測定光Mと参照光Rの位置関係は図7のようになる。Z=Z0では測定光Mと参照光Rの位置が同じであり、Z=Z1、Z2では被測定物の位置が変わることにより参照光Rと測定光Mの光軸がずれ、測定光Mの位置がシフトする。
結果として撮像素子14上での参照光Rと測定光Mの干渉領域IはZ=Z0の位置で最大となり、Z=Z1、Z2へと位置が変化するにつれて上記干渉領域Iが縮小し、非干渉領域Nが拡大する。
そのとき各Z位置毎の干渉領域I内のある画素位置Aにおける強度変化(インターフェログラム)を図8のグラフ内の曲線aに示す。この曲線の包絡線ピークの位置を算出し、それに応じたZ軸測長干渉計による測定値がその画素での高さ測定値となる。これを撮像素子14面内の各画素で行うことにより3次元形状測定が可能となる。
しかし、図7のようにZ=Z2→Z0→Z1と被測定物の位置を変化させたときに、撮像素子内の2次元信号内に干渉領域Iと非干渉領域Nが混在する。そのため画素位置Aでは被測定物のZ位置によって干渉領域Iと非干渉領域Nの信号が混在するインターフェログラムが得られる。その場合、非干渉領域Nの信号がノイズとなりインターフェログラムのコントラストが低下してしまう。インターフェログラムのコントラストが低下すると前述のようにFDA法や、位相シフト法、フーリエ変換法により包絡線を求め信号ピークを求める精度が低下し、結果として位置計測精度が低下する。
そこで、撮像素子14内のノイズとなる非干渉領域Nを除去するために図9(a)のスリット板34を撮像素子14の前に配置する。このスリット板34は制御部34cと駆動部34dに連結され、撮像素子14に入射する光の領域を変化、限定することが可能である。例えば、斜入射角度をθ、スリット板34のスリット幅をtとする。また、スリット板34から検出部(撮像素子14)までの光学倍率をβ、被測定物(基板6)の駆動範囲(計測範囲)をZ1〜Z2までのΔZとする(ただし、検出部14でのスリット幅方向とΔZによる測定光Mの位置ズレ方向は同じである)。被測定物の駆動範囲内において常に検出部14で干渉領域Iとなる領域Lは、
で表せる。(図9(b))
スリット板34スリットの幅を上式の領域Lよりも小さく設定することにより(図9(b)及び(c))、被測定物の駆動範囲において常に干渉領域Iの信号のみを受光できる(図10)。
この状態で干渉領域I内の画素位置Bにおけるインターフェログラムは図8のグラフ内の曲線bになる。これと曲線aとbを比較するとノイズ成分が減少し、コントラストが向上していることが分かる。ここで用いるスリット板34は、スリット開口が固定のスリットで、透過スリット、メカスリットでも良い。また、検出部14は2次元に並べた受光素子を用いても良い。そして、上式によってその幅が決められるスリット板34のスリット中心位置は、参照光Rの中心位置と一致させるように配置する。
続いて、本発明の第2の実施形態として、第1の実施形態に対して異なる点について説明を行う。
第2の実施形態における非干渉領域Nを除去する方法に関して、図11において説明する。ここでは撮像素子14上の参照光Rと測定光Mによる干渉領域Iと非干渉領域Nを電気的に検知し(図11(a))、検出有効領域を決定する(干渉領域Iサーチ機能)。(図11(b))。
具体的には撮像素子14上で2次元の参照光Rと測定光Mの信号を検知した際、A−A’断面の強度は図11(c)になる。
そこで撮像素子14の検出結果から後述する制御部1100により干渉、非干渉画素領域を求め、撮像素子14の読み出し開始と終了位置を選択することにより、非干渉領域Nがカットされ、干渉領域Iのみの強度信号が得られる。または、このとき撮像素子14で検知した干渉領域Iのみ光が透過するように、撮像素子14からスリット板34の形状制御部34cへ情報を送り、透過スリットの形状を駆動させてもよい。このように干渉領域Iを選択する選択手段を設けることにより撮像素子14上には干渉領域Iの光が受光され、ノイズとなる非干渉領域Nの光が除去される。さらに高速化に主眼をおき、第1の実施形態内の数式で示した参照光Rと測定光Mによる干渉領域Iを事前に計算し、その領域内の画素のみを電気的に選択する、またはスリット板34で限定してもよい。
第1、第2の実施形態に続き、検出部14の非干渉領域Nを除去する方法として被測定物の計測レンジ内において常に干渉領域Iのみの光を受光する程度、小さいサイズの撮像素子、受光素子を使用してもよい。
例えば図12と、第1の実施形態内の数式から、被測定物の計測レンジ内において常に
干渉領域Iのみの光を受光するようにその干渉領域Iよりも小さい1次元撮像素子15を用いてもよい。この場合被測定物のZ位置が変化し(Z=Z0→Z1,Z2)、測定光Mの位置が変化することにより干渉領域Iが変化しても常に1次元撮像素子15上には干渉領域Iの光が受光され、ノイズとなる非干渉領域Nの光は除去される。そのときの前記1次元撮像素子15の配置中心は参照光R中心が望ましい。
図13は、本発明の位置測定装置を具備した半導体露光装置2000のブロック図を示す図である。本発明の露光装置2000は、照明装置900と、レチクル(原版)31を載置するレチクルステージRSと、投影光学系32と、ウエハ(基板)6を載置するウエハステージWSと、フォーカス制御用センサ33と、位置測定装置200とを有する。また、ウエハステージWS上には、基準プレート39が配置されている。更に、フォーカス制御用センサ33の演算処理部400と、位置測定装置200の演算処理部410とを有する。本実施例においては、ステップ・アンド・スキャン方式の露光装置(「スキャナー」とも呼ばれる。)を使用しているが、本発明はこれに限定されず、ステップ・アンド・リピート方式の露光装置(「ステッパー」とも呼ばれる。)を使用することもできる。
位置測定装置200は、第1乃至第3の実施例のいずれかを用いることが出来る。なお、フォーカス制御用センサ33と位置測定装置200は、共に基板6の位置を測定する機能を有するが、以下の特徴を有する。フォーカス制御用センサ33は、応答性が速いが、ウエハパターンによる騙されがあるセンサであり、位置測定装置200と、応答性が遅いが、ウエハパターンによる騙されが少ないセンサである。
制御部1100及び1000は、CPUやメモリを有し、照明装置900、レチクルステージRS、ウエハステージWS、フォーカス制御用センサ33、位置測定装置200、レーザー干渉計81と電気的に接続され、露光装置2000の動作を制御する。制御部1100は、本実施形態では、フォーカス制御用センサ33がウエハ6の表面位置を検出する際の測定値の補正演算及び制御も行う。
照明装置900は、転写用の回路パターンが形成されたレチクル31を照明し、光源部800と、照明光学系801とを有する。
光源部800は、例えば、レーザーを使用する。レーザーは、波長約193nmのArFエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシマレーザーなどを使用することができる。光源の種類は、エキシマレーザーに限定されず、例えば、波長約157nmのF2レーザーや波長20nm以下のEUV(Extreme ultraviolet)光を使用してもよい。
照明光学系801は、光源部800から射出した光束を用いて被照明面を照明する光学系であり、本実施形態では、光束を露光に最適な所定の形状の露光スリットに成形し、レチクル31を照明する。照明光学系801は、レンズ、ミラー、オプティカルインテグレーター、絞り等を含み、例えば、コンデンサーレンズ、ハエの目レンズ、開口絞り、コンデンサーレンズ、スリット、結像光学系の順で配置する。照明光学系801は、軸上光、軸外光を問わずに使用することができる。オプティカルインテグレーターは、ハエの目レンズや2組のシリンドリカルレンズアレイ(又はレンチキュラーレンズ)を重ねることによって構成されるインテグレーターを含むが、光学ロッドや回折素子でも良い。
レチクル31は、例えば、石英製で、その上には転写されるべき回路パターンが形成され、レチクルステージRSに支持及び駆動されている。レチクル31から発せられた回折光は、投影光学系32を通り、ウエハ6上に投影される。レチクル31とウエハ6とは、光学的に共役の関係に配置される。レチクル31とウエハ6を縮小倍率比の速度比で走査することによりレチクル31のパターンをウエハ6上に転写する。なお、露光装置には、不図示の光斜入射系のレチクル検出手段が設けられており、レチクル31は、レチクル検出手段によって位置が検出され、所定の位置に配置される。
レチクルステージRSは、図示しないレチクルチャックを介してレチクル31を支持し、図示しない移動機構に接続されている。移動機構は、リニアモーターなどで構成され、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向及び各軸の回転方向にレチクルステージRSを駆動することでレチクル31を移動させることができる。
投影光学系32は、物体面からの光束を像面に結像する機能を有し、本実施形態では、レチクル31に形成されたパターンを経た回折光をウエハ6上に結像する。投影光学系32は、複数のレンズ素子のみからなる光学系、複数のレンズ素子と少なくとも一枚の凹面鏡とを有する光学系(カタディオプトリック光学系)で構成される。あるいは、複数のレンズ素子と少なくとも一枚のキノフォームなどの回折光学素子とを有する光学系等を使用することもできる。色収差の補正が必要な場合には、互いに分散値(アッベ値)の異なるガラス材からなる複数のレンズ素子を使用したり、回折光学素子をレンズ素子と逆方向の分散が生じるように構成したりする。
被処理体としての基板6は、本実施形態ではウエハであり、その表面にはフォトレジストが塗布されている。なお、本実施形態では、ウエハ6は、フォーカス制御用センサ33および位置測定装置200が面位置を検出する被検出体でもある。ウエハ6は、別の実施形態では、液晶基板やその他の被処理体に置換される。
ウエハステージWSは、図示しないウエハチャックによってウエハ6を支持する。ウエハステージWSは、レチクルステージRSと同様に、リニアモーターを利用して、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向及び各軸の回転方向にウエハ6を移動させる。また、レチクルステージRSの位置とウエハステージWSの位置は、例えば、6軸のレーザー干渉計81などにより監視され、両者は一定の速度比率で駆動される。ウエハステージWSは、例えば、ダンパを介して床等の上に支持されるステージ定盤上に設けられる。また、レチクルステージRS及び投影光学系22は、例えば、床等に載置されたベースフレーム上にダンパを介して支持される図示しない鏡筒定盤上に設けられる。
続いて、ウエハ6の表面位置(フォーカス)の測定点について説明する。本実施形態では、ウエハ6の全域に渡って、スキャン方向(Y方向)にウエハステージWSをスキャンしながら、フォーカス制御用センサ33でウエハ面位置を測定する。一方、スキャン方向と垂直な方向(X方向)には、WSステージをΔXだけステップして、続いて、スキャン方向にウエハの表面位置を測定する動作を繰り返し行うことにより、ウエハ6全面のプロファイル測定を行うようにしている。なお、高スループット化のためには、フォーカス制御用センサ33を複数用いて、ウエハ6上の異なるポイントの面位置を同時に測定するようにしても良い。
このフォーカス制御用センサ33は光学的な高さ測定システムを使用している。ウエハ6の表面に対して高入射角度で光束を入射させ、反射光の像ズレをCCDなどの位置検出素子で検出する方法をとっている。特に、ウエハ6上の複数の測定すべき点に光束を入射させ、各々の光束を個別のセンサに導き、異なる位置の高さ測定情報から露光すべき面のチルトを算出している。
以下に、フォーカス、チルト検出系(フォーカス制御用センサ33)の詳細を説明する。はじめに、フォーカス制御用センサ33の構成および動作について述べる。図14において、105は光源、106はコンデンサーレンズ、107は複数の長方形の透過スリットが並んだパターン板、108,111はレンズ、6がウエハ、WSがウエハステージ、109,110はミラー、112はCCDなどの受光素子である。なお、32は不図示のレチクルをウエハ6上に投影露光するための縮小投影光学系である。光源105から出射した光は、コンデンサーレンズ106により、集光され、パターン板107を照明する。パターン板107のスリットを透過した光はレンズ108、ミラー109を介してウエハ6上に所定角度で照射される。パターン板107とウエハ6はレンズ108に関して結像関係をなし、パターン板107のスリットの空中像がウエハ6上に形成される。ウエハ6で反射した光は、ミラー110、レンズ111を介して、CCD112で受光される。ウエハ6のスリット像は、レンズ111によりCCD112上に再結像され、107iのようなパターン板107の各スリットに対応したスリット像からなる信号が得られる。この信号のCCD112上での位置ずれを検出することにより、ウエハ6のZ方向の位置を測定するようにしている。ウエハ6の表面がZ方向の位置w1から、w2の位置にdZ変化した場合のウエハ6上の光軸シフト量m1は、入射角度をθinとして、以下の式で表すことができる。
例えば、入射角θinを84度とすると、m1=19*dZとなり、ウエハの変位を19倍に拡大された変位量になる。CCD112の受光素子上での変位量は(2)式に、光学系の倍率(レンズ111によるの結像倍率)が掛け合わされる。
上述した実施例1乃至3における位置測定装置200は、基板6の位置を測定するのに使用されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図15にあるように、位置測定装置200は、ウエハステージWS上にある基準プレート39のステージ基準マークのフォーカスを合わせるのに使用されても良い。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明の一側面としての位置測定原理を示す図である。 本発明の撮像素子にて検出される2次元干渉信号を示す図である。 本発明のインターフェログラムを示す図である。 本発明の第1乃至3の実施形態としての位置測定装置の構成を示す図である。 本発明の実施例で得られるインターフェログラムを示す図である。 本発明の実施形態としての位置測定装置の部分拡大図である。 本発明の実施形態として撮像素子内の参照光Rと測定光Mの干渉信号を示す図である。 本発明のインターフェログラムを示す図である。 図9(a)乃至(c)は、本発明の第1の実施形態として撮像素子前に透過スリット板を構成したときの様子を示す図である。 本発明の第1の実施形態として非干渉信号を除去した後の信号を示す図である。 図11(a)乃至(c)は、本発明の第2の実施形態として撮像素子内で干渉信号のみを電気信号より検知することを示す図である。 本発明の第3の実施形態として1次元撮像素子15により干渉信号のみ検知することを示す図である。 本発明の第4の実施形態としての露光装置の構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態における表面位置測定装置の構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態における較正方法を説明する図である。
符号の説明
1 光源
2 コンデンサレンズ
4、11、13、23、 レンズ
5a、5b ビームスプリッタ
6 基板(測定対象物)
7 参照ミラー
8 Zステージ
9 Yステージ
10 Xステージ
12、22 開口絞り
14 撮像素子
16、24 結像光学系
30 スリット板
31 レチクル
32 投影光学系
33 フォーカス制御用センサ
34 スリット板
34c スリット板開口制御部
34d スリット板開口駆動部
39 基準プレート
81 6軸レーザー干渉計
107 マルチスリット板
109、110 ミラー
112 CCD
200 位置測定装置
400、410 信号処理装置
800 露光用光源
801 照明光学系
RS レチクルステージ
WS ウエハステージ
CK 基板チャック

Claims (9)

  1. 光源からの光を参照光と測定光に分離する第1のビームスプリッタと、
    前記参照光が入射する参照ミラーと、
    前記参照ミラーで反射した参照光と、被測定物に入射して反射した前記測定光とを合成する第2のビームスプリッタと、
    前記合成された前記参照光と前記測定光とが干渉することにより生じる干渉パターンを検出する光電変換素子と、
    前記被測定物を駆動する駆動機構と、を備え、
    前記干渉光により形成される干渉パターンを、前記被測定物を駆動しながら、前記光電変換素子により検出し、
    前記干渉パターンから得られる検出信号の変化に基いて、前記被測定物の表面位置を求める位置測定装置において、
    前記反射した測定光と前記反射した参照光が干渉する領域の信号を選択する選択手段を設けたことを特徴とする位置測定装置。
  2. 前記選択手段は、前記光電変換素子の受光する領域を制限するスリット板であることを特徴とする請求項1記載の位置測定装置。
  3. 前記スリット板は、開口の幅が可変であることを特徴とする請求項2に記載の位置測定装置。
  4. 前記選択手段は、前記光電変換素子の内の検出有効領域を選択することを特徴とする請求項1記載の位置測定装置。
  5. 前記光電変換素子は、1次元撮像素子であることを特徴とする請求項1記載の位置測定装置。
  6. 前記光の波長は、400nm乃至800nmであることを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項に記載の位置測定装置。
  7. 前記光電変換素子によって得られる信号から前記干渉領域を検出し、前記干渉領域の検出結果に基づいて前記選択手段による選択を制御する制御部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の位置測定装置。
  8. 請求項1乃至7いずれか一項に記載の位置測定装置を備えたことを特徴とする露光装置。
  9. 光源からの光を参照光と測定光に分離する工程と、
    前記参照光を参照ミラーに入射させる工程と、
    前記測定光を被測定物に入射させる工程と、
    前記参照ミラーで反射した参照光と、前記被測定物で反射した前記測定光とを合成する工程と、
    前記合成された前記参照光と前記測定光とが干渉することにより生じる干渉パターンを、前記被測定物を駆動しながら光電変換素子により検出する工程と、
    前記干渉パターンから得られる検出信号の変化に基いて、前記被測定物の表面位置を求める位置測定方法において、
    前記反射した測定光と前記反射した参照光が干渉する領域の信号を選択する選択工程を有することを特徴とする位置測定方法。
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