JP2009210160A - モータブラケット - Google Patents
モータブラケット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009210160A JP2009210160A JP2008051055A JP2008051055A JP2009210160A JP 2009210160 A JP2009210160 A JP 2009210160A JP 2008051055 A JP2008051055 A JP 2008051055A JP 2008051055 A JP2008051055 A JP 2008051055A JP 2009210160 A JP2009210160 A JP 2009210160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- tension
- swing plate
- bracket
- motor bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
【解決手段】水平軸線に沿って配置された回動軸まわりに揺動可能とされ、送風機を駆動するモータが、取付部材を介して下面に取り付けられた揺動板12を備え、この揺動板12を板厚方向に貫通する2本のテンションボルトに螺合されたナット19を対応するテンションボルトに対して進退させることにより、前記送風機の回転軸に取り付けられたプーリと、前記モータの回転軸に取り付けられたプーリとの間に巻回されたベルトのテンションを調整するモータブラケット5であって、前記ナット19と前記揺動板12との間に、前記テンションボルトが板厚方向に貫通する2つの丸穴を有し、かつ、幅が、前記揺動板12の両側部から上方に向かって延びる側壁内面12a,12b間の距離と略同じになるように形成された共通ブラケット17が設けられている。
【選択図】図3
Description
しかしながら、2本のテンションボルトが互いに捻れないように(すなわち、2本のテンションボルトが平行状態を保ったまま)これらのナットを対応するテンションボルトに対して移動させていくことは難しく、2本のテンションボルトの間に捻れが生じて、モータブラケットに取り付けられたモータの芯がずれ、プーリのアライメントがとり難くなってしまうといった問題点があった。
また、モータブラケットの板厚が薄い場合には、モータブラケット自体が変形し、モータの芯ずれが増加し、プーリのアライメントがとれなくなってしまうといった問題点もあった。
本発明に係るモータブラケットは、水平軸線に沿って配置された回動軸まわりに揺動可能とされ、送風機を駆動するモータが、取付部材を介して下面に取り付けられた揺動板を備え、この揺動板を板厚方向に貫通する2本のテンションボルトに螺合されたナットを対応するテンションボルトに対して進退させることにより、前記送風機の回転軸に取り付けられたプーリと、前記モータの回転軸に取り付けられたプーリとの間に巻回されたベルトのテンションを調整するモータブラケットであって、前記ナットと前記揺動板との間に、前記テンションボルトが板厚方向に貫通する2つの丸穴を有し、かつ、幅が、前記揺動板の両側部から上方に向かって延びる側壁内面間の距離と略同じになるように形成された共通ブラケットが設けられている。
これにより、2本のテンションボルトが互い捻れてしまうことを防止することができ(すなわち、2本のテンションボルトを平行に保つことができ)、ベルトのテンション調整時におけるモータの芯ずれを防止することができるとともに、揺動板の変形を防止することができる。
また、ナットの締め付け力(すなわち、ナットの下面(共通ブラケットの上面と接する面)に加わる面圧)が、共通ブラケットの下面を介して揺動板の他端部上面に伝達されることとなるので、揺動板の他端部上面に伝達される面圧を低減させることができるとともに、揺動板の変形を防止することができる。
これにより、2本のテンションボルトが互い捻れてしまうことを確実に防止することができ(すなわち、2本のテンションボルトを平行に保つことができ)、ベルトのテンション調整時におけるモータの芯ずれを確実に防止することができるとともに、揺動板の変形を確実に防止することができる。
図1は本発明に係るモータブラケットを具備した空調用室内ユニットの斜視図、図2は図1の要部側面図、図3は図2のA−A矢視平面図、図4は図3に示す共通ブラケットの全体斜視図である。
また、この空調用室外ユニットと空調用室内ユニット2とは冷媒配管(図示せず)によって連結されており、この冷媒配管中を冷媒が循環するようになっている。
なお、送風機3、室内熱交換器6、圧縮機、室外熱交換器および膨張弁については従来周知のものであるので、ここではその説明は省略する。
ベース板10の他端部には、その一端部がナット13を介して回動自在に取り付けられた、平面視L字形状を呈する2本のテンションボルト14が取り付けられている。
また、図4に示すように、揺動板12の他端部上面には、板厚方向に貫通する2つの丸穴16を有するとともに、側面視L字形状を呈する共通ブラケット(スライド部材)17が配置されており、各丸穴16内には、対応するテンションボルト14の他端部が通されている。共通ブラケット17は、その幅(長手方向の長さ)が、揺動板12の一側に位置する一側壁の内面12aと、揺動板12の他側に位置する他側壁の内面12bとの間の距離(長さ)Lと同じか、または距離Lよりも数mm程度短くなるように形成された板状の部材である。
さらに、揺動板12の他端部上面には、長手方向軸線と直交する軸線に平行な複数本(本実施形態では2本)の罫書線18が付けられている。
そして、揺動板12および共通ブラケット17は、各テンションボルト14の他端部に螺合された2つのナット(共通ブラケット17の上面側に配置されたナット19、および揺動板12の下面側に配置されたナット20(図1および図2参照))に挟み込まれるようにして、テンションボルト14の他端部に取り付けられている。
これにより、2本のテンションボルト14が互い捻れてしまうことを防止することができ(すなわち、2本のテンションボルト14を平行に保つことができ)、ベルト23のテンション調整時におけるモータ4の芯ずれを防止することができるとともに、揺動板12の変形を防止することができる。
さらに、共通ブラケット17を取り付けてテンションボルト14とナット19およびナット20で締め付けた場合、共通ブラケット17が揺動板12の補強材にもなり、変形を防止することができる。
さらにまた、組み立て時に位置決めとして使うことで、記号14を直角にして組み立てる(最適な状態)ことが罫書線18を目安にすることで可能になる。
本実施形態に係るモータブラケット25は、共通ブラケット17の代わりに共通ブラケット27を備えているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
これにより、2本のテンションボルト14が互い捻れてしまうことを確実に防止することができ(すなわち、2本のテンションボルト14を平行に保つことができ)、ベルト23のテンション調整時におけるモータ4の芯ずれを確実に防止することができるとともに、揺動板12の変形を確実に防止することができる。
3 送風機
4 モータ
5 モータブラケット
11 回動軸
12 揺動板
12a 内面
12b 内面
14 テンションボルト
16 丸穴
17 共通ブラケット
18 罫書線
19 ナット
21 取付部材
22 プーリ
23 ベルト
25 モータブラケット
27 共通ブラケット
27c 外面
27d 外面
Claims (4)
- 水平軸線に沿って配置された回動軸まわりに揺動可能とされ、送風機を駆動するモータが、取付部材を介して下面に取り付けられた揺動板を備え、この揺動板を板厚方向に貫通する2本のテンションボルトに螺合されたナットを対応するテンションボルトに対して進退させることにより、前記送風機の回転軸に取り付けられたプーリと、前記モータの回転軸に取り付けられたプーリとの間に巻回されたベルトのテンションを調整するモータブラケットであって、
前記ナットと前記揺動板との間に、前記テンションボルトが板厚方向に貫通する2つの丸穴を有し、かつ、幅が、前記揺動板の両側部から上方に向かって延びる側壁の内面間の距離と略同じになるように形成された共通ブラケットが設けられていることを特徴とするモータブラケット。 - 前記揺動板の上面に、前記揺動板の長手方向軸線と直交する軸線に平行な複数本の罫書線が付けられていることを特徴とする請求項1に記載のモータブラケット。
- 前記共通ブラケットの両側端部に、前記揺動板の側壁の内面に沿って立ち上がる側壁が設けられており、これら側壁の外面間の距離が、前記揺動板の両側部から上方に向かって延びる側壁の内面間の距離と略同じになるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のモータブラケット。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載のモータブラケットを備えてなることを特徴とする空調用室内ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008051055A JP5180618B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | モータブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008051055A JP5180618B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | モータブラケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009210160A true JP2009210160A (ja) | 2009-09-17 |
JP5180618B2 JP5180618B2 (ja) | 2013-04-10 |
Family
ID=41183501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008051055A Expired - Fee Related JP5180618B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | モータブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5180618B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014119172A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置の室内機 |
CN107070040A (zh) * | 2017-04-11 | 2017-08-18 | 贵州航天南海科技有限责任公司 | 一种双向载车板的电机托架 |
CN107284050A (zh) * | 2016-04-11 | 2017-10-24 | 航天信息股份有限公司 | 打印设备 |
Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5368882U (ja) * | 1976-10-27 | 1978-06-09 | ||
JPS5490582U (ja) * | 1977-12-08 | 1979-06-27 | ||
JPS5856242U (ja) * | 1981-10-14 | 1983-04-16 | 株式会社日立製作所 | 集塵機のベルト張力調整装置 |
JPS5920092U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-07 | 三井造船株式会社 | ベルト駆動機器用支持台構造 |
JPS59185514U (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-10 | 株式会社日立製作所 | 空気調和機の電動機取付金具 |
JPH01165355U (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-20 | ||
JPH04210146A (ja) * | 1990-12-13 | 1992-07-31 | Hitachi Ltd | ベルト張力調整装置 |
JPH056244U (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-29 | 日野自動車工業株式会社 | ベルトの張力調整装置 |
JPH06280449A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-04 | Akira Kawabata | 自動扉の動力伝達用巻掛け媒介節の張力調節装置 |
JP2002061724A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-28 | Akota:Kk | 駆動機用台盤 |
JP2005009302A (ja) * | 2003-05-23 | 2005-01-13 | Roof System Co Ltd | 屋根上取り付け金具 |
JP2005169149A (ja) * | 2005-01-28 | 2005-06-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 乾燥機 |
JP2005195107A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Tokiwa Kogyo Kk | ベルト張力調整装置 |
JP2006220321A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
-
2008
- 2008-02-29 JP JP2008051055A patent/JP5180618B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5368882U (ja) * | 1976-10-27 | 1978-06-09 | ||
JPS5490582U (ja) * | 1977-12-08 | 1979-06-27 | ||
JPS5856242U (ja) * | 1981-10-14 | 1983-04-16 | 株式会社日立製作所 | 集塵機のベルト張力調整装置 |
JPS5920092U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-07 | 三井造船株式会社 | ベルト駆動機器用支持台構造 |
JPS59185514U (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-10 | 株式会社日立製作所 | 空気調和機の電動機取付金具 |
JPH01165355U (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-20 | ||
JPH04210146A (ja) * | 1990-12-13 | 1992-07-31 | Hitachi Ltd | ベルト張力調整装置 |
JPH056244U (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-29 | 日野自動車工業株式会社 | ベルトの張力調整装置 |
JPH06280449A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-04 | Akira Kawabata | 自動扉の動力伝達用巻掛け媒介節の張力調節装置 |
JP2002061724A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-28 | Akota:Kk | 駆動機用台盤 |
JP2005009302A (ja) * | 2003-05-23 | 2005-01-13 | Roof System Co Ltd | 屋根上取り付け金具 |
JP2005195107A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Tokiwa Kogyo Kk | ベルト張力調整装置 |
JP2005169149A (ja) * | 2005-01-28 | 2005-06-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 乾燥機 |
JP2006220321A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014119172A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置の室内機 |
CN107284050A (zh) * | 2016-04-11 | 2017-10-24 | 航天信息股份有限公司 | 打印设备 |
CN107284050B (zh) * | 2016-04-11 | 2023-01-17 | 航天信息股份有限公司 | 打印设备 |
CN107070040A (zh) * | 2017-04-11 | 2017-08-18 | 贵州航天南海科技有限责任公司 | 一种双向载车板的电机托架 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5180618B2 (ja) | 2013-04-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9973056B2 (en) | Motor mounting assembly and method of manufacture | |
JP5605461B2 (ja) | 冷媒配管の取付構造 | |
KR101933724B1 (ko) | 축류팬 구축 시스템 | |
US10465836B2 (en) | Motor mounting assembly and method of manufacture | |
JP5180618B2 (ja) | モータブラケット | |
EP1775519A3 (en) | Air conditioner | |
EP2488761A1 (en) | An axial fan and a method of manufacturing a blower pi pe therefor | |
KR200436206Y1 (ko) | 천정형 송풍기 풍향조절장치 | |
JP2007132636A (ja) | 風向調節装置及び風向調節装置を備えた空気調和機 | |
JP2008138957A (ja) | 風向変更装置及びこれを備えた空気調節装置 | |
CN106352520B (zh) | 导风装置及空调器 | |
KR101342862B1 (ko) | 벨 입구가 있는 팬링 및 그 제조방법 | |
JP2009168295A (ja) | 空気調和装置の室外機 | |
ITTO20080303A1 (it) | Condizionatore d'aria dotato di doppie pale azionate in maniera indipendente | |
JP2000171061A (ja) | 室外ユニットおよび空気調和機 | |
WO2019142400A1 (ja) | クロスフローファンおよび流体送り装置 | |
KR102097201B1 (ko) | 저진동 시로코팬 | |
JP2012097930A (ja) | ダクト型空気調和機 | |
US9181984B2 (en) | Alignment feature for hub and driveshaft assembly | |
KR100680147B1 (ko) | 일체형 크로스 팬 | |
JP2012177518A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2005326104A (ja) | 空気調和装置の縦ルーバユニットおよび空気調和装置 | |
JP2000205179A (ja) | 横流ファン及びそれを用いた流体送り装置 | |
JP4134871B2 (ja) | 送風装置 | |
CN220581239U (zh) | 一种压缩机测试平台 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120529 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130111 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5180618 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160118 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |