JP2009209670A - 床下地構造における支持脚 - Google Patents

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Abstract

【課題】木造戸建て住宅の二階や木造集合住宅の二階以上の床下地構造において、生活騒音が階下に伝搬することを効果的に抑制して防音性能を改善することができる支持脚の新規構造を提供する。
【解決手段】少なくとも本体11が弾性材料から形成される支持脚10であり、本体は中実で略円柱状であるがその側面に少なくとも一の環状の凹み12が形成され、この本体から上方に突出する略円柱状の突出部20を有する。本体が床基盤に載置され、突出部が桟木などの下地材や床板自体の下面に設けられる穴に挿入された状態で設置される。好ましくは本体下面の中心に中心突起13が形成されると共に、この中心突起の周りに同心状に環状突起14,15が形成される。これら突起の突出高さは、中心突起が最も小さく、外側の環状突起ほど大きく設定されることにより、衝撃音を段階的・効率的に吸収する。
【選択図】図3

Description

本発明は床下地構造、より詳しくは床下地構造における支持脚に関する。本発明の床下地構造は、特に、木質系の戸建住宅の二階などの床下地、あるいは集合住宅の二階以上の床下地などに好適に適用され、床上で発生する生活騒音が階下に伝搬することを抑制する。本発明の床下地構造は、大引きの上に敷設された厚物合板(たとえば厚さ24mm、28mmなどの合板)や、大引きとその上の根太の上に敷設された12mm合板などの基盤の上に設けられる。
床下地構造における支持脚として、下記特許文献1,2に記載のものが知られている。特許文献1記載の支持脚は、主として台座部と貫入部とから構成され、台座部は円錐台形や角錐台形などの形状を有する(段落0030)。特許文献2記載の支持脚は、脚(支持脚)と弾性体とを備え、弾性体の内部には空間部が形成されている(第3欄第30〜37行)。
特開2004−270206号公報 特許第2761541号公報
これら従来技術による支持脚は床衝撃音を比較的良好に低減することができるが、さらに防音効果を高めることが望まれる。特に木造住宅や木造集合住宅では重量床衝撃音における周波数63Hz域における防音性能をさらに改善することが望まれていた。
また、木造戸建て住宅の二階などの床下地や木造集合住宅の二階以上の床下地構造においては、床下地の高さ(厚さ)を十分に取ることができない場合が多く、このような場合に特許文献2記載の脚と弾性体とからなる支持脚を採用しても、弾性体の高さを十分に確保することができないため、所望の防音効果を発揮することが困難であった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、特に木造戸建て住宅の二階や木造集合住宅の二階以上の床下地構造において、生活騒音が階下に伝搬することを効果的に防止し、重量床衝撃音における周波数63Hz域における防音性能をさらに改善することができる新規な支持脚を提供することである。
上記の課題を達成するため、請求項1に係る本発明は、床下地構造に用いられる支持脚であって、中実で略円柱状であるがその側面に少なくとも一の環状の凹みが形成される本体と、この本体から上方に突出する略円柱状の突出部とを有してなり、少なくとも本体が弾性材料から形成されることを特徴とする。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載の支持脚において、本体下面の中心に突起が形成されると共に、この中心突起の周りに同心状に環状突起が形成され、これら突起の突出高さは、中心突起が最も小さく、外側の環状突起ほど大きく設定されることを特徴とする。
請求項3に係る本発明は、請求項1または2記載の支持脚において、突出部の外周面に垂直溝が形成されると共に本体上面には該垂直溝の下端に連続して水平方向に延長する水平溝が形成されることを特徴とする。
請求項4に係る本発明は、請求項1ないし3のいずれか記載の支持脚において、本体の底部に台座部が延長形成されることを特徴とする。
本発明の支持脚は、特に木質系の戸建て住宅の二階・三階の床下地構造や、木質系の集合住宅の二階以上の床下地構造に好適に適用可能であり、床上で発生する生活騒音が階下に伝搬することを極力防止する。本発明の支持脚は、大引の上に敷設された厚物合板(特に厚さ24mm、28mmなどの合板)や、大引の上に設けられた根太上に敷設された合板(12mm厚合板など)などの上に設けられる。
支持脚は本体と突出部とを有して構成される。このうち少なくとも本体は弾性材料から形成される。弾性材料は、たとえば天然ゴム、合成ゴム(スチレンブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、シリコーンゴム、ニトリルゴムなど)、熱可塑性ゴム(ポリエチレンゴム、スチレンブタジエンブロックコポリマーゴムなど)などである。本体と突出部を含む支持脚の全体を弾性材料から一体成形しても良い。弾性材料の硬さはデュロメータ硬さ(JIS K6253:2006)でA50〜A90、より好ましくはA70〜A80である。硬さがA50未満であると本体が柔らかすぎて過度に変形し、床の平坦度を維持することができなくなる。硬さがA90を超えると衝撃エネルギーの吸収効率が劣り、所望の防音性能を発揮することができなくなる。
本体の形状は、概して円柱、四角柱その他の柱形状であるが、その側面に環状の凹みが形成されている。環状の凹みは少なくとも一であり、複数形成されても良い。環状の凹みの高さ(H1)は、凹みの個数、本体の全体高さ、下面の突起の突出高さ(特に最も外側の環状突起の突出高さ)などに応じて適宜に設定する。たとえば、凹みが一つの場合(図3)、その高さ(H)は、本体高さ(H)から、本体下面の最も外側の環状突起の高さ(H)を引いた寸法の凡そ1/3を目安とする。凹みが二つの場合(図8)、各凹みの高さ(H)は、本体高さ(H)から、本体下面の最も外側の環状突起の高さ(H)を引いた寸法の凡そ1/5を目安とする。凹みが三つの場合、各凹みの高さ(H)は、本体高さ(H)から、本体下面の最も外側の環状突起の高さ(H)を引いた寸法の凡そ1/7を目安とする。
本体側面に形成される環状の凹みの高さ方向における位置については、凹みが一つの場合(図3)、凹みが本体の上面側に寄り過ぎると凹みの上側周囲突出部分の高さ(図3におけるH)が小さく、下側周囲突出部分の高さ(図3におけるH)が大きくなるので、衝撃を受けたときの変形が相対的に上側周囲突出部分で顕著となり、床板の沈み込み(変位)が目立つようになる。反対に、凹みが本体の下面側に寄り過ぎると凹みの下側周囲突出部分の高さ(図3におけるH)が小さく、上側周囲突出部分の高さ(図3におけるH)が大きくなるので、衝撃を受けたときの変形が相対的に下側周囲突出部分で顕著となって、同様に床板の沈み込みが目立つようになる。したがって、凹みの高さ方向位置は、本体高さ(H)から最も外側の環状突起の高さ(H)を引いた寸法の真中とし、該寸法内で上下の位置関係が真中の高さ位置を中心として対称となるようにすることが好ましい。凹みの数が二つ、三つの場合についても、同様の理由から、本体高さ(H)から最も外側の環状突起の高さ(H)を引いた寸法内で上下の位置関係が真中の高さ位置を中心として対称となるように、凹みの高さ方向の位置を決定することが好ましい。
また、凹みの高さ(H)と深さ(W)との比は、凹みの数にかかわらず、各凹みについて1:0.55〜1:0.75とし、1:0.65を標準とする。
本体下面から突出する突起(中心突起および環状突起)の断面形状は、円柱、半円柱、楕円柱、四角柱などの柱形状である。環状突起は中心突起と同心状に一または複数設けられる。これら突起の突出高さは、中心突起が最も小さく、外側の環状突起ほど大きく設定される。環状突起が複数形成される場合は、最も外側の環状突起が最大の突出高さを有し、内側の環状突起ほど突出高さが小さくなり、且つ、最も内側の環状突起の突出高さよりもさらに小さな突出高さを中心突起が持つように設定される。
支持脚の本体から上方に突出する突出部は略円柱状であるが、その大きさは、この突出部が挿入される床板や下地材(桟木など)の穴の径および深さに対応したものとされる。突出部の側面に環状の小突起を複数設けても良い。
突出部の外周面に垂直溝を形成すると共に、該垂直溝の下端に連続して水平方向に延長する水平溝を本体上面に形成することができる。このように突出部の外周面から本体上面に連続した溝を形成することにより、床下地構造の桟木などに形成される支持脚挿入用穴に支持脚の突出部を挿入しようとするときに、支持脚挿入用穴の内部の空気が該溝を通じて自動的に抜き出されるので、空気抵抗を減らしてスムーズに挿入することができる。溝の本数や形状は限定されるものではないが、たとえば、突出部の外周面の対向位置に2つの垂直溝を形成し、各垂直溝の下端から連続して本体外周面に至る水平溝を形成することができる。垂直溝および水平溝の深さ(W)はたとえば1.0〜2.0mmである。
また、本体の底部に台座部を形成することができる。台座部は、床下地構造の桟木などに形成される支持脚挿入用穴に支持脚の突出部を挿入することにより支持脚が取り付けられた状態で、桟木の幅から突出して、釘やステープルなどを打ち込んで床下地材に支持脚を固定することができる程度の大きさを有するものであれば良い。台座部の形状は限定されるものではなく、たとえば本体の底部外周全面に形成されても良く、あるいは、対向した2箇所に突出形成されるようなものであっても良い。台座部に打ち込む釘やステープルは床板施工用のものを利用することができるが、ステープルを使用すると簡易的に施工することができるだけでなく、床下地材と支持脚との設置面積が小さくて済むので、支持脚の本来の性能が損なわれずに発揮されるので好ましい。この場合においてもある程度の固定強度を得るために38mm長さ以上のステープルを使用すると良い。
本発明の支持脚は、床下地構造において桟木に取り付けることができる。一実施形態において、桟木は、基盤と壁との隅に載置される際根太の長手方向に平行または直交する方向に設けられ、その上に載置される床板を支える。桟木の下面には支持脚の突出部が挿入される穴が設けられる。したがって、桟木の少なくとも上下面は平坦であることが好ましい。桟木の長手方向両端には実が設けられ、長手方向の連接を可能にしている。桟木はLVL、合板、無垢材などの木質系材料から形成され、強度からしてLVLが最も好適である。
あるいは、本発明の支持脚を直接床板に取り付けるようにしても良い。この場合は、床板の下面に支持脚の突出部を挿入するための穴が設けられる。
請求項1に係る本発明によれば、床板自体の下面側に設けた穴または床板を支える下地材(桟木など)に設けた穴に支持脚の突出部を挿入することにより、支持脚を簡単に取り付けることができる。
また、支持脚の本体は中実で略円柱状であってその側面に少なくとも一の環状の凹みが形成された弾性体であるので、床上で歩行したり床上に物が落下したりすることによって衝撃(生活騒音)が発生したとき、床板から支持脚または床板から下地材を介して支持脚に伝達される衝撃は、支持脚の本体側面の環状の凹みを覆う周囲部分(上側周囲突出部分、下側周囲突出部分および凹みの縦側面部分)が先ず弾性変形し、次いで中実円柱部分が弾性変形することによって吸収される。これにより生活騒音の大部分が支持脚で吸収され、階下への伝搬を抑制する。
請求項2に係る本発明によれば、支持脚の本体下面に中央突起および複数の同心環状突起が形成され、これらの突出高さは中央突起が最も小さく、外側ほど環状突起の突出高さが大きくなるように形成されているので、床板から支持脚または下地材を介して支持脚に伝達される衝撃は、支持脚の本体側面の環状の凹みを覆う周囲部分(上側周囲突出部分、下側周囲突出部分および凹みの縦側面部分)の弾性変形と共に、本体下面の中央突起および複数の同心環状突起が衝撃の大きさに応じて順次外側から弾性変形することによって効果的に吸収される。
請求項3に係る発明によれば、突出部の外周面に垂直溝が形成されると共に本体上面には該垂直溝の下端に連続して水平方向に延長する水平溝が形成されるので、床下地構造の桟木などに形成される支持脚挿入用穴に支持脚の突出部を挿入しようとするときに、支持脚挿入用穴の内部の空気が該溝を通じて自動的に抜き出されるので、空気抵抗を減らしてスムーズに挿入することができる。
請求項4に係る発明によれば、本体の底部に台座部が延長形成されるので、床下地構造の桟木などに形成される支持脚挿入用穴に支持脚の突出部を挿入することにより支持脚が取り付けられた状態で、桟木の幅から突出する台座部を利用して、釘やステープルなどを打ち込んで床下地材に支持脚を固定することができる。これによって、施工時に桟木が安定して載置されるため、桟木同士の接合においてずれが生じることがなく、施工が容易になる。
本発明の床下地構造における支持脚について、添付図面に示される実施例に基づいてさらに詳述する。
本発明の実施例1による支持脚が図1〜図4に示されている。この支持脚10は、デュロメータ硬さ(JIS K6253:2006)でA75の硬さを有する弾性材料から本体11と突出部20とを有する一体成形品として形成されている。
本体11は、略円柱形状を有するが、その側面に環状の凹み12が一つ形成されている。環状の凹み12は、略円柱形状の本体11の側面にコの字形を当てて埋没させた状態にして、これを本体11の軸心を中心として回転させることにより得られる形状を有する。
本体11の下面には、中心突起13、内側環状突起14および外側環状突起15が設けられている。中心突起13は本体11と同軸状の円柱形状を有し、内側環状突起14および外側環状突起15は中心突起13と同心に形成される。外側環状突起15の外側面は本体11の側面と面一に形成される。これら突起の本体11下面から下方への突出高さは、中心突起13の突出高さが最も小さく、外側環状突起15の突出高さ(H)が最も大きく、内側環状突起14の突出高さがこれらの中間となるように設定される。一例として、外側環状突起15の突出高さ(H)が2mm、内側環状突起14の突出高さが1.5mm、中心突起13の突出高さが1mmである。
外側環状突起15を含めた本体11の高さ(H)は、後述する際根太31の高さないし厚さ(h)から桟木32の厚さ(h)を引いた寸法に相当する。したがって、際根太31の高さ(h)が50mm、桟木32の厚さ(h)が24mmの場合、本体の高さ(H)は26mmに設定される。
本体11の側面に形成される環状の凹み12の高さ(H)は、本体高さ(H)から外側環状突起15の突出高さ(H)を引いた値(=中実円柱部16の高さ)の凡そ1/3であって、その上下に位置する上側周囲突出部分17の高さ(H)および下側周囲突出部分18の高さ(H)も各々同値の凡そ1/3である。また、凹み12の高さ(H)と深さ(W)の比は1:0.65となっている。より具体的には、H=26.5mm、H=2mmの場合、H=8.5mm、H=H=8mm、W=5.5mmである。本体11の直径D=40mmである。
突出部20は略円柱形状を有し、本体11の上面中心から上方に垂直に突出している。突出部20の側面には環状の小突起21が形成されている。この実施例において、突出部20の高さは18.5mm、直径は14mm、小突起21の高さは1mm(したがって小突起21の直径は16mm)であるが、これらの寸法に限定されるものではない。
この支持脚10は、図6および図7に示すような床下地構造において使用される。この床下地構造30は、住宅の床において大引き2の上に敷設された厚物合板1(24mm厚)の上に設けられ、その上に床板3が敷設される。符号5は幅木を示す。
床下地構造30は、厚物合板1と部屋の壁4とがなす隅の四周に沿って設けられる際根太31と、際根太31に対して直交する方向に延長するように該際根太31に連結される複数の桟木32とを有する。支持脚10は桟木32の下面に長手方向に一定の取付ピッチPをおいて設けられ、この支持脚10を介して桟木32を床基盤である厚物合板1上に支持している。床板3はこれら際根太31および桟木32の上にフロアネイル(図示せず)などで固着して敷設される。
際根太31は、LVL、無機材、合板、MDFなどの木質系材料から形成される、略矩形断面形状の棒状部材である。際根太31の高さ(h)は、床板3と厚物合板1との間の隙間寸法に相当し、一般に40〜60mmの範囲内であって、たとえばh=50mmである。また、その幅は桟木32の幅(b=50mm)と同一である。際根太31の一方の側面(設置状態で内側面となる側面)に開口する雌実311が長手方向全長に亘って設けられている。雌実311は、桟木32の雄実321を嵌合可能な形状を有しており、したがって、桟木32の雌実322の形状と略同一である。
図5に示すように、桟木32は、その長手方向一端に雄実321が設けられると共に他端に該雄実321を嵌合可能な形状の雌実322が設けられたLVLからなる角棒状の部材であり、この実施例では、長さL=910mm、幅b=50mm、厚さh=24mmである。桟木32の下面にはピッチP=303mmで3箇所に穴323が設けられていて、これらの穴323に支持脚10の突起部20が挿入される。このとき、穴323の内部にあらかじめ適量の接着剤を注入しておくと良い。この接着剤としては、シリコン系シーリング剤、アクリル樹脂系接着剤、ゴム系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、エチレン酢酸ビニル樹脂系接着剤などが適している。突起部20には環状の小突起21が形成されているので、穴323に対する挿入状態を保持するように働き、支持脚10の脱落を防止する。
桟木32の雄実321が形成された側の先端部の寸法Qは、これに際根太31の幅寸法bを加えた寸法(Q+b)が床板3の幅寸法(=303mm)より小さくなるように定められる。たとえば、際根太31の幅寸法b=50mm、床板3の幅寸法=303mmの場合、Q<253mmであり、この実施例ではQ=101.5mmとしている。
際根太31は、その一側面(雌実311が形成されていない側面)をクッション材33を介して壁面4aに当接させた状態で厚物合板1上に載置する。クッション材33は予め際根太31の内側面に貼着させておいても良い。クッション材33は連続して設けても間隔をおいて断続的に設けても良い。このようにクッション材33を設けることで、際根太31と壁面4aとが直に接触することが回避され、防音性能を向上させることができる。クッション材33の材質は任意であり、たとえばポリオレフィン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂などの発泡体、ネオプレンゴム、ブチルゴムなどの発泡体を使用することができる。このようにして際根太31を配置すると、他側面に設けられた雌実311が室内側に開口する。この雌実311に桟木32の長手方向一端の雄実321を嵌合させることにより、桟木32が際根太31と連結される。桟木32は、その下面の穴323に突起部20を挿入することによって取り付けられた支持脚10を介して厚物合板1上に支持される。かかる取付状態における支持脚10の高さ(H)は、際根太31の厚さ(h=50mm)と桟木32の厚さ(h=24mm)との差に等しく、したがって前述のようにH=26mmである。
桟木32の長手方向他端には、雄実321を嵌合可能な形状の雌実322が形成されているので、これら雄実321と雌実322との嵌合を介して長手方向に複数連結して延長させることができる(図6参照)。
次に、この床下地構造30の施工手順について図6および図7を参照して説明する。この床下地構造30は、下記説明から理解されるように、簡易施工ができる利点がある。
まず、この床下地構造を設ける部屋の下地を調整しておく。すなわち、大引き2などの上に敷設した24mm厚の厚物合板1(東京合板工業組合、東北合板工業組合の「ネダノン」(商標)など)に墨出し6を行う。
その後、基準面より際根太31と壁面4aおよび際根太31,31同士の間にそれぞれ3mmの隙間をあけ、長さ75mm以上のビス(図示せず)で厚物合板1に固定する。
桟木32には、その下面の穴323に突起部20を挿入することにより予め支持脚10を取り付けておく。そして、支持脚10が取り付けられた桟木32の長手方向一端の雄実321を際根太31の内側面に開口する雌実311に差し込み、ビス34で実部分を固定する。前述のように、外側環状突起15を含めた支持脚10の全体高さ(H)は、際根太31の高さないし厚さ(h)から桟木32の厚さ(h)を引いた寸法に相当するので、このようにして桟木32を取り付けたときに、支持脚10の本体11底面が厚物合板1上に接地することとなる。
吸音材を用いる場合は、桟木32の間に吸音材35を敷き詰める。吸音材35はある程度の硬さを持った材質であることが好ましく、たとえばポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム、硬質ウレタンフォームなどであり、密度はたとえば20kg/m以上である。吸音材35の厚さについては、支持脚10が嵌入された桟木32の高さよりも薄く吸音材35を敷き詰めて、吸音材35表面と床板3裏面との間に隙間が形成されるようにすることが好ましい。前述のようにある程度の硬さを有する吸音材35を用いる場合、吸音効果だけでなく、床上を歩行した際に生ずる床板3の沈み込みを支持して、それ以上の沈み込みを防止する効果も発揮するので、たとえば床板3の沈み込み量を最大2mmと仮定して、これよりも若干小さい隙間を吸音材35表面と床板3裏面との間に与えておくことにより、それ以上の沈み込みを防止することができる。
次いで、際根太31および桟木32の表面に接着剤(図示せず)を塗布し、この上に床板3を壁面4aから3mmの隙間をあけて(これにより床板3の外縦縁が際根太31の外縁に一致する)載置し、フロアネイルまたはステープルなどの固着具36で固定する。次に、桟木32,32同士を雄実321と雌実322との嵌合を介して長手方向に連結し、該実嵌合部に長さ25mm程度のビス37を打ち込んで固定する。このようにして連結していき、雄実321を差し込んでビス34で固定した際根太31に対向する壁面側において、際根太31との間に3〜5mm程度の隙間があくように端部をカットする。
そして、床板3を床下地構造30の全体に施工した後、幅木5を取り付け、接着剤が乾くまで養生する。このようにして、床が完成する。
本発明の支持脚を用いた床下地構造による床の防音性能を検証するため、図1〜図4の支持脚を用いた図5〜図7の構成の床下地構造30(ただし吸音材35は使用せず)を用いた床(以下「実施例1」という。)と、厚物合板24mmの上に床板12mmを敷設した床(すなわち支持脚も桟木も用いないもの、以下「比較例1」という。)と、図5〜図7の構成の床下地構造30と略同様であるが、その支持脚については環状の凹み12を設けずに単なる円柱状に形成した本体を有するものとした床(以下「比較例2」という。)について防音性能比較試験を行った。
軽量衝撃音の測定は、JIS A 1418−1に従い、500gハンマー(直径30mmの円筒形)を4cm高さから自由落下させて音の減衰量を測定した。このときの音は、生活騒音で言えば、スプーン落下、いすを引く音、スリッパのパタパタ音、掃除機で床をこする音などに相当するものである。また、重量衝撃音の測定は、JIS A 1418−2に従い、軽自動車のタイヤ(重さ7.3kg、空気圧2.4kg/cm)を85cm高さから自由落下させて63Hz音の減衰量を測定した。このときの音は、生活騒音で言えば、子供が飛び跳ねたときの音(ドスン、ドスン)に相当するものである。これらの結果を表1に示す。
Figure 2009209670
表1に示す結果から明らかなように、軽量衝撃音について、実施例1、比較例1および比較例2の各最大測定値同士を比較すると、実施例1は250HzのLL−73、比較例1は500HzのLL−79、比較例2は500HzのLL−76であるので、実施例1の最大測定値が比較例1,2の最大測定値よりも小さく、防音性能が改善されていることが実証された。
また、たとえば500Hzの値で比較すると、実施例はLL−72であるのに対して、比較例1はL−79、比較例2はLL−76であり、他の周波数音においても同様に実施例が最も低い数値を示しており、各周波数音においても実施例によれば防音性能が改善されていることが実証された。
さらに、重量衝撃音について、実施例1、比較例1および比較例2の各最大測定値同士を比較すると、実施例1は63HzのLH−69、比較例1は63HzのLH−75、比較例2は63HzのLH−72であるので、実施例1の最大測定値が比較例1,2の最大測定値よりも小さく、防音性能が改善されていることが実証された。
また、各周波数において比較しても、ほぼ全域において実施例が最も低い数値を示しており、防音性能が改善されていることが実証された。
なお、実施例1においてさらに吸音材36を敷き詰めて同様に試験したところ、軽量衝撃音については各周波数においてさらに3dB(500Hz)程度の改善が見られたが、重量衝撃音については有意差と認められるような改善は見られなかった。
以上より、本発明の支持脚を用いた床下地構造によれば、比較対象床に比べて軽量衝撃音、重量衝撃音のいずれにおいても顕著な改善が見られ、生活騒音の階下への伝搬を効果的に防止することができるものであることが実証された。
次に、本発明の支持脚を用いた床下地構造による床について床たわみ性試験を行った。すなわち、人間が片足で立ったときを想定して80kg荷重を床上に置いた載荷板(直径50mm)にかけた。載荷板の設置位置は桟木と桟木の間の中央とした。荷重をかける前の床板が荷重をかけることによってたわむ変形量(変位)を、床板3の裏面に設置した1/100mmダイヤルゲージで測定した。
たわみ変形量は4.18mmであったが、部屋の床面全体から判断するとほとんど目立たないものであり、本発明の支持脚を用いた床下地構造によれば、重量物を載置した場合でも床のたわみ変形を十分に抑制できることが実証された。
本発明の実施例2による支持脚が図8に示されている。この支持脚10の本体11側面には2つの環状の凹み12a,12bが高さ位置を隔てて設けられている点において、実施例1の支持脚10と異なるが、その他の構成は略同様であるので説明を省略する。実施例1と同一または対応する要素・部分には同一の符号が付されている。
この場合、各凹み12a,12bの高さ(H)は、本体高さ(H)から外側環状突起15の突出高さ(H)を引いた値の凡そ1/5であって、これら凹み12a,12bの上下に位置する上側周囲突出部分17の高さ(H)および下側周囲突出部分18の高さ(H)も各々同値の凡そ1/5である。また、各凹み12a,12bの高さ(H)と深さ(W)の比は実施例1におけると同様に1:0.65となっている。より具体的には、H=26.5mm、H=2mmの場合、H=5mm、H=H=4.5mm、W=5.5mmである。本体11の直径D=40mmである。
本発明の実施例3による支持脚が図9に示されている。この実施例による支持脚10は、突出部20の外周面の対向位置に突出部20の上面から本体11の上面に至る垂直溝22が形成されると共に、その下端から本体11の上面を放射方向に延長する水平溝23が形成されている点において、実施例1の支持脚10と異なるが、その他の構成は略同様であるので説明を省略する。実施例1と同一または対応する要素・部分には同一の符号が付されている。
この実施例による支持脚10の各部の寸法は、全体の高さH=43mm、円柱状の本体11の高さH=25mm、本体11の直径
D=40mm、突出部20の高さH=18mm、突出部20の円柱部分の直径D=14mm、環状小突起21を含めた直径は16mm(すなわち環状小突起21の高さは1mm)である。また、垂直溝22および水平溝23はいずれも溝深さW=1.5mmの断面半円形の溝として形成されている。
この実施例によれば、支持脚10の突出部20の外周面に垂直溝22が形成されると共に、その下端に連続して本体11の上面を水平方向に放射状に延長する水平溝23が形成されているので、桟木32に形成される支持脚挿入用の穴323に支持脚10の突出部20を挿入しようとするときに、穴323の内部の空気が溝22,23を通じて自動的に抜き出されるので、空気抵抗を減らしてスムーズに挿入することができる。
本発明の実施例4による支持脚が図10に示されている。この実施例による支持脚10は、本体11の底部が本体11の下側周囲突出部分18から外周方向に突出してより大径の円板状台座部38とされている点において、実施例3の支持脚10と異なるが、その他の構成は略同様であるので説明を省略する。実施例3と同一または対応する要素・部分には同一の符号が付されている。
この実施例による支持脚10の各部の寸法は、全体の高さH=43mm、円柱状の本体11の高さH=25mm、本体11の直径
D=40mm、突出部20の高さH=18mm、突出部20の円柱部分の直径D=14mm、環状小突起21を含めた直径は16mm(すなわち環状小突起21の高さは1mm)である。垂直溝22および水平溝23はいずれも溝深さW=1.5mmの断面半円形の溝として形成されている。本体11に形成される環状の凹み12の高さH=8mm、上側周囲突出部分17の高さH=7.5mm、下側周囲突出部分18の高さH=6.5mmであり、台座部38の高さH=3mm、台座部38の突出長L=7mm(したがって台座部38の直径は54mm)である。
この実施例によれば、実施例4と同様に垂直溝22および水平溝23を形成したことによる効果が発揮されると共に、本体の底部に延長形成された台座部38を利用して床板施工用の釘やステープルなどを打ち込むための機器を固定することができ、施工が容易になるという効果が得られる。この点については実施例5の支持脚について図12を参照してさらに詳しく述べる。
本発明の実施例5による支持脚が図11に示されている。この実施例は実施例4の変形例であり、本体11の底部に延長形成される台座部を円板状台座部38とすることに代えて、対向して突出する2つの台座部39,39として形成した点において異なっている。その他の構成は略同様であるので説明を省略する。実施例4と同一または対応する要素・部分には同一の符号が付されている。
この実施例による支持脚10の各部の寸法は、全体の高さH=43mm、円柱状の本体11の高さH=25mm、本体11の直径
D=40mm、突出部20の高さH=18mm、突出部20の円柱部分の直径D=14mm、環状小突起21を含めた直径は16mm(すなわち環状小突起21の高さは1mm)である。垂直溝22および水平溝23はいずれも溝深さW=1.5mmの断面半円形の溝として形成されている。本体11に形成される環状の凹み12の高さH=8mm、上側周囲突出部分17の高さH=7.5mm、下側周囲突出部分18の高さH=6.5mmであり、台座部39の高さH=3mm、台座部39の突出長L=18.5mm(したがって一方の台座部39の先端から他方の台座部39の先端までの長さ(以下「台座部全長」と言う。)は77mm)、台座部39の突出先端部の幅L=16mmである。
この実施例によれば、実施例4と同様に垂直溝22および水平溝23を形成したことによる効果が発揮されると共に、実施例5と同様に、本体の底部に延長形成された台座部38を利用して床板施工用の釘やステープルなどを打ち込むための機器を固定することができ、施工が容易になるという効果が得られる。この点について図12を参照してさらに詳しく述べる。
この実施例の支持脚10を桟木32に取り付けた状態が図12に示されている。前述したように、支持脚10は、突出部20を桟木32の穴323に嵌入することにより桟木32に取り付けられるが、桟木32の幅b=50mmに対して支持脚10の本体11の直径D=40mm、台座部全長が77mmであるから、図12(a)に示されるように、台座部39,39が桟木32の両側から各々長さ13.5mmだけ突出することになる。したがって、図12(d),(e)に示すように、この突出部分においてステープル40を打ち込んで支持脚10を床下地材(厚物合板1)に固定することができ、桟木32を安定して床下地材上に載置し、桟木32同士の接合においてずれを生じさせることなく施工を容易にすることができる。
また、この実施例の支持脚10は実施例4および実施例5の支持脚10と同様に垂直溝22および水平溝23が連続して形成されているので、図12(f)に示すように、支持脚10を桟木32の下面に取り付ける際に、突出部20を穴323に嵌入させたときに、穴323の内部の空気が押し出されて垂直溝22および水平溝23を通って桟木32と厚物合板1との間の隙間へと排出されるので、支持脚10の取付をスムーズに行うことができる。
なお、実施例2ないし実施例5の支持脚10を用いた床下地構造についても、実施例1の支持脚10を用いた床下地構造について行った既述試験と同様にして床の防音性能を検証したところ、ほぼ同様の結果が得られた。すなわち、これら実施例の支持脚を用いて床下地構造とした場合も、比較対象床に比べて軽量衝撃音、重量衝撃音のいずれにおいても顕著な改善が見られ、生活騒音の階下への伝搬を効果的に防止することができるものであることが実証された。
本発明の実施例1による支持脚の正面図である。 この支持脚の平面図である。 この支持脚の図1A−A縦断面図である。 この支持脚の下面図である。 この支持脚が取り付けられる桟木の正面断面図(a)および下面図(b)である。 図1〜図4の支持脚および図5の桟木を用いた床下地構造の施工途中状態を示す斜視図である。 この床下地構造の施工途中状態の断面図である。 本発明の実施例2による支持脚の縦断面図である。 本発明の実施例3による支持脚の正面図(a)、平面図(b)、底面図(c)およびA−A’断面図(d)である。 本発明の実施例4による支持脚の正面図(a)、平面図(b)、底面図(c)およびA−A’断面図(d)である。 本発明の実施例5による支持脚の正面図(a)、平面図(b)、底面図(c)、右側面図(d)、A−A’断面図(e)およびB−B’断面図(f)である。 図11の支持脚を桟木に取り付けた状態を示す平面図(a)、正面図(b)、A−A’断面図(c)、B−B’部分拡大平面図(d)、C−C’部分拡大断面図(e)およびD−D’部分拡大断面図(f)である。
符号の説明
1 厚物合板(基盤)
2 大引き
3 床板
4 壁
5 幅木
10 支持脚
11 本体
12,12a,12b 環状の凹み
13 中心突起
14 内側環状突起
15 外側環状突起
16 中実円柱部
17 上側周囲突出部分
18 下側周囲突出部分
20 突出部
21 環状の小突起
22 垂直溝
23 水平溝
30 床下地構造
31 際根太
311 雌実(実)
32 桟木
321 雄実(実)
322 雌実
323 穴
33 クッション材
34 ビス
35 吸音材
36 固着具
37 ビス
38 円板状の台座部
39 対向して突出形成された台座部

Claims (4)

  1. 床下地構造に用いられる支持脚であって、中実で略円柱状であるがその側面に少なくとも一の環状の凹みが形成される本体と、この本体から上方に突出する略円柱状の突出部とを有してなり、少なくとも本体が弾性材料から形成されることを特徴とする支持脚。
  2. 本体下面の中心に突起が形成されると共に、この中心突起の周りに同心状に環状突起が形成され、これら突起の突出高さは、中心突起が最も小さく、外側の環状突起ほど大きく設定されることを特徴とする請求項1記載の支持脚。
  3. 突出部の外周面に垂直溝が形成されると共に本体上面には該垂直溝の下端に連続して水平方向に延長する水平溝が形成されることを特徴とする請求項1または2記載の支持脚。
  4. 本体の底部に台座部が延長形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の支持脚。
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