JP2009208604A - ヘッドランプを用いた衝撃吸収構造 - Google Patents

ヘッドランプを用いた衝撃吸収構造 Download PDF

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Abstract

【課題】衝突体がヘッドランプのレンズ上部に衝突した場合における衝撃吸収性能を向上させることができるヘッドランプを用いた衝撃吸収構造を得る。
【解決手段】レンズ本体32の上部をフェンダ18とのみ隣接させる位置に、フェンダ18とフードとの見切り部が設定されており、レンズ本体32の上部から略車体後方側へ延設された脚部34の先端部34Aがフェンダ18の前端下方側でレンズ取付部24に取り付けられている。このような構造では、レンズ本体32の上部とフェンダ18との見切り部42の隙間設定を狭くできることに対応して、脚部34を短くすることができかつ脚部34に防水壁を形成する必要もない。このため、インパクタ50がレンズ本体32の上部に衝突して所定値以上の荷重が入力されると、脚部34及びレンズ本体32が割れて衝撃を吸収する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車体前端部側に配置されたヘッドランプを用いた衝撃吸収構造に関する。
車体前端部側のヘッドランプにおいては、意匠性の観点から、レンズの意匠面(レンズ本体)における上側周縁部が上側に廻り込むように配設されている場合がある。このようなレンズの意匠面の上側周縁部は、フード前端側との間に見切り部を形成している(例えば、特許文献1参照)。ここで、フードヒンジ軸から遠いフード前端側とレンズ側との見切り部の隙間は、フードの寸法のばらつきや強閉時の動き等を吸収するために、比較的広く設定されている。
このような構造では、前記見切り部の隙間からレンズの脚部の先端側のシール位置を見えにくくするためにかつ前記見切り部の隙間から前記シール位置への水の直撃を避けるために、レンズの脚部はフード下方側にて車体後方側に比較的長く延設されて該脚部の先端部がレンズ取付部に取り付けられてシールされ、かつシール位置の手前には該脚部にリブ状の防水壁が形成されている。
特開2007−76568公報
しかし、前記構造では、レンズの脚部の剛性が高くなるので、レンズの意匠面の上部に衝突体が衝突した場合に、レンズが割れ難い。このため、衝突体がヘッドランプのレンズ上部に衝突した場合における衝撃吸収性能においてはまだ改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、衝突体がヘッドランプのレンズ上部に衝突した場合における衝撃吸収性能を向上させることができるヘッドランプを用いた衝撃吸収構造を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明のヘッドランプを用いた衝撃吸収構造は、車体前端部側に配置され、意匠面を構成するレンズ本体と当該レンズ本体の車体後方側に設けられたレンズ取付部とを備えたヘッドランプと、前記レンズ本体と隣接して配置され、車体前部の側面を構成する外側壁部を備えると共に、車幅方向内側の端部がフードの車幅方向外側の端部と隣接するフェンダと、を有し、前記レンズ本体の上部を前記フェンダとのみ隣接させる位置に、前記フェンダと前記フードとの見切り部が設定され、前記レンズ本体の上部から略車体後方側へ延設された脚部の先端部が前記フェンダの前端下方側で前記レンズ取付部に取り付けられていることを特徴とする。
請求項1に記載する本発明のヘッドランプを用いた衝撃吸収構造によれば、レンズ本体の上部をフェンダとのみ隣接させる位置に、フェンダとフードとの見切り部が設定されており、レンズ本体の上部から略車体後方側へ延設された脚部の先端部がフェンダの前端下方側でレンズ取付部に取り付けられているので、レンズ本体の上部とフェンダとの隙間設定を狭くできることに対応して脚部を短くすることができかつ脚部に防水壁を形成する必要もない。このため、衝突体がレンズ本体の上部に衝突して所定値以上の荷重が入力されると、脚部及びレンズ本体が割れる。
すなわち、本発明では、例えば、レンズ本体の上部がフードと隣接しているような対比構造で、脚部がフードの下方側で略車体後方側に延設されてかつ当該脚部にリブ状の防水壁部が形成されたような場合に比べ、脚部及びレンズ本体の上部の剛性が低く設定でき、脚部側からレンズ本体が割れやすい。ここで、衝突体がヘッドランプのレンズ本体の上部に衝突した場合に脚部及びレンズ本体が割れると、衝撃が吸収される。
請求項2に記載する本発明のヘッドランプを用いた衝撃吸収構造は、請求項1記載の構成において、前記脚部には、前記レンズ本体の上部に略車両下方側への荷重が入力された場合に当該脚部の所定位置に応力を集中させる応力集中手段が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載する本発明のヘッドランプを用いた衝撃吸収構造によれば、脚部には応力集中手段が設けられているので、衝突体のレンズ本体の上部への衝突時にレンズ本体の上部に略車両下方側への荷重が入力された場合には、応力集中手段によって脚部の所定位置に応力が集中する。このため、応力集中手段によって割れを誘発することができる。つまり、入力荷重が所定値以上の場合には、応力集中手段によって応力が集中された部位から割れ、衝撃が吸収される。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載のヘッドランプを用いた衝撃吸収構造によれば、衝突体がヘッドランプのレンズ上部に衝突した場合における衝撃吸収性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載のヘッドランプを用いた衝撃吸収構造によれば、衝突体がヘッドランプのレンズ上部に衝突した場合にレンスの脚部の所定位置に応力を集中させて脚部を割ることによって、より安定的に衝撃を吸収することできるという優れた効果を有する。
(実施形態の構成)
本発明の一実施形態に係るヘッドランプを用いた衝撃吸収構造について図1〜図4を用いて説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側(車体前方側)を示しており、矢印UPは車両上方側(車体上方側)を示しており、矢印INは車幅方向内側を示している。
図1には、車体前端部12側に配置されたヘッドランプ20及びその周囲部が車両斜め前方外側から見た斜視図で示されている。図1に示されるように、車体前端部12には、車幅方向に沿ってフロントバンパ14が配置されている。フロントバンパ14の意匠面は、フロントバンパカバー14Aによって構成されている。フロントバンパカバー14Aの車両後方側には、内燃機関であるエンジン(図示省略)が配設されるエンジンルーム(図示省略)が設けられ、前記エンジンルームの車体上方側には、該エンジンルームを開閉可能に覆うフード(エンジンフード)16が配置されている。
フード16は、後端部に配設されたフードヒンジ(図示省略)を介して車体側に取り付けられており、前記フードヒンジにおける車幅方向のフードヒンジ軸回りに回転移動可能とされ、開閉扉として機能している。また、フード16は、フード16の車両外側部(閉止状態で上部)を構成するフードアウタパネル16Aと、フード16の車両内側部(閉止状態で下部)を構成するフードインナパネル(図示省略)とによって構成されており、フードアウタパネル16Aの外周縁部と前記フードインナパネルの外周縁部とがヘミング加工によって互いに結合されている。
フロントバンパ14の車幅方向両サイドの車体上方側、すなわち、車体前端部12側の車幅方向外側寄りには、車両前方の照射用とされるヘッドランプ20(広義には「車両用灯具」として把握される要素である。)が配置されている。図1の2−2線に沿った拡大断面図である図2に示されるように、ヘッドランプ20は、光源(図示省略)を収容するハウジング22を備えており、ハウジング22の車体前方側にレンズ30が配設されている。また、レンズ30は、透明な硬質材料(例えば、PC(ポリカーボネート)等の剛性の高い樹脂材料)によって形成されて意匠面32Aを構成するレンズ本体32を備えており、ハウジング22は、レンズ本体32の車体後方側に設けられたレンズ取付部24を備えている(詳細後述)。
図1に示されるように、レンズ本体32は、意匠性の観点から、上側周縁部が上側に略逆V字状に廻り込むように設定されている。本実施形態では、レンズ本体32の上部は、WAD1000(路面からの車両縁部に沿った距離WAD(Wrap Around Distance)が1000mm)のラインLよりも車両上方側に位置している。このような設定では、インパクタ(衝突体)50(図2参照)がレンズ本体32(レンズ30)の上部を直撃するケースが想定される。すなわち、本実施形態では、レンズ本体32(レンズ30)においてWAD1000のラインLよりも上方側となる上部は、インパクタ50の直撃エリアと想定されている。
レンズ本体32と隣接して配置されたフェンダ(フェンダパネル)18は、車体前部10において車幅方向の両サイドに配置されている。このフェンダ18は、車体前部10の側面を構成する外側壁部18Aを備えると共に、上端側が車幅方向内側に湾曲しており、車幅方向内側の端部18Bがフード16の車幅方向外側の端部16Bと隣接している。図1では、フェンダ18とフード16との見切り部を符号40で示している。また、フェンダ18は、その前端部がフロントバンパカバー14Aの車幅方向外側部位及びレンズ本体32の上部を含む一部と隣接して配置されている。
フェンダ18の前端部には、ヘッドランプ20のレンズ本体32の上部側を略逆V字状に露出させる凹状の切欠部18Cが形成されており、この切欠部18Cの周縁部がレンズ本体32の上部を含む外周縁部の周囲に位置している。フェンダ18の切欠部18Cとレンズ本体32の上部との見切り部42は、フェンダ18が(フード16のような)開閉を前提にしてないので、非常に狭く設定されている。また、フェンダ18とフード16との見切り部40の前端40Aは、レンズ本体32の車幅方向内側の下部に接する位置でWAD1000のラインLより車両下方側の位置に設定されている。すなわち、レンズ本体32の上部をフェンダ18とのみ隣接させる位置に、フェンダ18とフード16との見切り部40が設定されている。これにより、フェンダ18とフード16との見切り部40の見切り位置は、インパクタ50のレンズ30への直撃想定エリア(レンズ本体32の上部)から外されている。
図2に示されるように、レンズ本体32の上部からは、略車体後方側へ脚部34(「シール足」ともいう)が延設されている。脚部34の先端部34Aは、フェンダ18の前端下方側でレンズ取付部24に取り付けられている(歩行者保護対応構造)。レンズ取付部24は、車両前方側が開放された溝状に形成されており、この溝内側にOリング状のシール部材26が介装された状態で脚部34の先端部34Aが配設されている。
図3には、レンズ30単体を斜め上方側から見た斜視図が示されている。図3に示されるように、脚部34には、レンズ本体32の上部に略車両下方側への荷重が入力された場合に当該脚部34の所定位置Aに(一箇所に)応力を集中させる応力集中手段としての凹部36が設けられている(割れ易いポイントの設定)。すなわち、凹部36は、インパクタ50(図2参照)がレンズ本体32の上部を打撃した際(仮想打撃ポイントを符号Bで示す)の割れポイントとなっており、図3及び図4(図3の4線矢視方向から見た図)に示されるように、凹部36の形成部位は、上面視でその車幅方向両側部位に比べて脚部延出寸法(張出し量)が短く設定され、かつその車幅方向両側部位に比べて脚部34の厚さ方向へ一段下がる段差形状になっている。換言すれば、脚部34は、所定値以上の荷重によって割れるような形状に設定されている。なお、図3では、脚部34が割れる方向を矢印D方向で示す。
(実施形態の作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係るヘッドランプ20を用いた衝撃吸収構造では、レンズ本体32の上部をフェンダ18とのみ隣接させる位置に、フェンダ18とフード16との見切り部40が設定されており、図2に示されるように、レンズ本体32の上部から略車体後方側へ延設された脚部34の先端部34Aがフェンダ18の前端下方側でレンズ取付部24に取り付けられているので、レンズ本体32の上部とフェンダ18との見切り部42の隙間設定を狭くできることに対応して、脚部34を短くすることができかつ脚部34に防水壁を形成する必要もない。このため、インパクタ50がレンズ本体32の上部に衝突して所定値以上の荷重が入力されると、脚部34及びレンズ本体32が割れる。
すなわち、例えば、レンズ本体の上部がフードと隣接しているような対比構造で、脚部がフードの下方側で略車体後方側に延設されてかつ当該脚部にリブ状の防水壁部が形成されたような場合に比べ、本実施形態の構造の場合には、脚部34及びレンズ本体32の上部の剛性が低く設定でき、脚部34側からレンズ本体32が割れやすい。
補足すると、レンズ本体の上部がフードと隣接しているような対比構造(すなわち、例えば、フェンダとフードとの見切り部の前端がレンズ本体の上部に接する位置に設定された構造)では、フード前端側とレンズ本体の上部との見切り部が形成されるが、フードの寸法のばらつきや強閉時の動き等を吸収するために、フードヒンジ軸から遠い(寸法誤差の影響が大きく、回転移動(回動)による移動距離が大きい)フード前端側と、レンズ本体の上部との見切り部の隙間設定は、比較的広く(大きく)設定しておく必要がある。このように開閉を前提にしたフードとレンズ本体の上部との見切り部の隙間が比較的(フェンダとレンズ本体との見切り部の隙間に比べて)広くせざるを得ないため、前記対比構造では、レンズ本体の上部から車体後方側へ延設された脚部を短くすることができない。
なぜなら、前記対比構造の場合、仮に前記脚部を短くしてその先端部をレンズ取付部に取り付ける構造にしてしまうと、前記見切り部の隙間からレンズ取付部(シール部)が見え易くかつレンズ取付部(シール部)が前記見切り部の隙間からの水の直撃を受け易くなるからである。このため、(レンズ本体の上部がフードと隣接しているような)前記構造では、シール位置を車体後方側にする必要があり、かつ防水手段が必要になるので、脚部が比較的長くなり、該脚部にリブ状の防水壁が形成されることになる。しかし、レンズの脚部が長くかつ防水壁が形成されると、その形状によって脚部の剛性が上がることになる。その結果として、前記対比構造では、レンズ本体の上部にインパクタが衝突した場合にレンズが割れにくい構造になる。
これに対して、本実施形態の構造では、図1に示されるように、レンズ本体32の上部をフェンダ18とのみ隣接させるために、フェンダ18とフード16との見切り部40の前端40Aをレンズ本体32の車幅方向内側の下部に接する位置に設定している。この構造の場合、フェンダ18とレンズ本体32の上部との見切り部42が形成されるが、開閉を前提としないフェンダ18とレンズ本体32の上部との見切り部42の隙間は比較的(前記対比構造のようなフードとレンズ本体の上部との見切り部の隙間に比べて)狭く設定できる。このため、図2に示されるように、レンズ本体32の上部から車体後方側へ延設された脚部34を前記対比構造の場合よりも短くすること、及び前記対比構造のような防水壁を不要にすることができる。
なぜなら、本実施形態のように、脚部34を前記対比構造よりも所定量短くしてその先端部をレンズ取付部24に取り付ける構造にして防水壁を設けなくても、フェンダ18とレンズ本体32の上部との見切り部42の隙間からレンズ取付部24(シール部)が見えずかつレンズ取付部24(シール部)が前記見切り部42の隙間からの水の直撃を受けないからである。これによって、脚部34の剛性は、前記対比構造の脚部の剛性よりも下がることになり、レンズ本体32の上部にインパクタ50が衝突して所定値以上の荷重が作用した場合にレンズ30が割れる構造になる。
ここで、インパクタ50がヘッドランプ20のレンズ本体32の上部に衝突した場合に、脚部34及びレンズ本体32が割れると、この割れによって、インパクタ50の衝突時のエネルギー(衝撃)が吸収される。よって、インパクタ50が受ける衝撃は、軽減される。
また、図3に示されるように、本実施形態に係るヘッドランプ20を用いた衝撃吸収構造では、脚部34には凹部36が設けられているので、図2に示されるインパクタ50のレンズ本体32の上部への衝突時にレンズ本体32の上部に略車両下方側(図2の矢印C方向)への荷重が入力された場合には、図3に示される凹部36によって脚部34の所定位置Aに前記荷重に起因した応力が集中する。このため、凹部36によって割れを誘発することができる。つまり、入力荷重が所定値以上の場合には、凹部36によって応力が集中された部位から(所定位置Aから矢印D方向に)安定的に割れる。これによって、より安定的に衝撃が吸収することできる。
以上説明したように、図2に示される本実施形態に係るヘッドランプ20を用いた衝撃吸収構造によれば、低コストな構成で、衝突体であるインパクタ50がヘッドランプ20におけるレンズ本体32の上部(レンズ30の上部)に衝突した場合における衝撃吸収性能を向上させることができる。
(実施形態の補足説明)
なお、上記実施形態では、図1に示されるように、フェンダ18とフード16との見切り部40の前端40Aは、レンズ本体32の車幅方向内側の下部に接する位置に設定されているが、フェンダとフードとの見切り部の前端は、例えば、レンズ本体の車幅方向内側の下部に接する位置から、その高さ位置を変えずに車幅方向内側に移動させた位置に設定してもよく、このような設定によって、レンズ本体の上部をフェンダとのみ隣接させる構造にしてもよい。
また、上記実施形態では、図3に示されるように、脚部34に応力集中手段としての凹部36が設けられており、このような構造が好ましいが、ヘッドランプを用いた衝撃吸収構造は、脚部に応力集中手段が設けられない構造としてもよい。
さらに、上記実施形態では、応力集中手段として脚部34に凹部36を設けているが、応力集中手段は、レンズ本体の上部に略車両下方側への荷重が入力された場合に当該脚部の所定位置に応力を集中させる手段であればよく、例えば、脚部に設けられたV字形状の窪みや薄肉部等のような他の応力集中手段としてもよい。
本発明の一実施形態に係るヘッドランプを用いた衝撃吸収構造が適用された車両の一部を車両斜め前方外側から見た状態で示す斜視図である。 図1の2−2線に沿った拡大断面図である。 ヘッドランプのレンズを斜め上方側から見た状態で示す斜視図である。 図3の4線矢視方向から見た半断面の斜視図である。
符号の説明
10 車体前部
12 車体前端部
16 フード
16B 車幅方向外側の端部
18 フェンダ
18A 外側壁部
18B 車幅方向内側の端部
20 ヘッドランプ
24 レンズ取付部
32 レンズ本体
32A 意匠面
34 脚部
34A 脚部の先端部
36 凹部(応力集中手段)
40 フェンダとフードとの見切り部
A 所定位置

Claims (2)

  1. 車体前端部側に配置され、意匠面を構成するレンズ本体と当該レンズ本体の車体後方側に設けられたレンズ取付部とを備えたヘッドランプと、
    前記レンズ本体と隣接して配置され、車体前部の側面を構成する外側壁部を備えると共に、車幅方向内側の端部がフードの車幅方向外側の端部と隣接するフェンダと、
    を有し、前記レンズ本体の上部を前記フェンダとのみ隣接させる位置に、前記フェンダと前記フードとの見切り部が設定され、前記レンズ本体の上部から略車体後方側へ延設された脚部の先端部が前記フェンダの前端下方側で前記レンズ取付部に取り付けられていることを特徴とするヘッドランプを用いた衝撃吸収構造。
  2. 前記脚部には、前記レンズ本体の上部に略車両下方側への荷重が入力された場合に当該脚部の所定位置に応力を集中させる応力集中手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のヘッドランプを用いた衝撃吸収構造。
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