JP2009208575A - 荷物室の床面構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷物室内に積んだ荷物を安定載置させることのできる荷物室の床面構造を提供する。
【解決手段】車両の荷物室1の床面2aが摩擦係数の大きい滑り難い滑り止め部材5と、これよりも摩擦係数の小さい滑り易いシート部材3とで構成され、滑り止め部材5とシート部材3の相対的な高さを変える高さ可変手段を備えた荷物室の床面構造。高さ可変手段は、床面に設けられたロッド8に滑り止め部材5を接続し、該ロッド8の押し又は引き戻し操作によって滑り止め部材5を上昇又は下降させて、前記シート部材3に対する相対的な高さを切り替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、荷物室の床面構造に関し、荷物の滑り止め構造に関する。
例えば、自動車等の荷物室に収容した荷物が車両の走行により滑らないようにするための技術が開示されている(例えば、特許文献1等に記載)。
特許文献1に記載の技術は、荷物室の床に複数個の仕切り板を設け、その仕切り板を出没自在にすることで、荷物室に積み込んだ荷物の滑り止めを行っている。
特許第3242370号公報
しかし、複数個の仕切り板で仕切られた領域に荷物を積み込んだ場合、サイズの小さな荷物は、その仕切り板で仕切られた領域内で滑りが生じ、安定載置させることができない。一方、サイズの大きな荷物の場合は、仕切り板を乗り越える等により、やはり荷物を安定載置させることは難しい。
そこで、本発明は、荷物室への荷物の出し入れ作業が容易に行えると共に、一旦荷物室内に積んだ荷物はずれることなく安定して載置させることのできる荷物室の床面構造を提供することを目的とする。
本発明の荷物室の床面構造は、床面が摩擦係数の大きい滑り難い第1部位と、これよりも摩擦係数の小さい滑り易い第2部位とで構成され、第1部位と第2部位の相対的な高さを変える高さ可変手段を備えることにより構成される。
本発明の荷物室の床面構造によれば、荷物を積み込むときには、摩擦係数の小さい滑り易い部位の方を摩擦係数の大きい部位よりも高くすることで、小さな摩擦係数により荷物を載せ易くできる。そして、荷物を載せ終えたら摩擦係数の高い部位を摩擦係数の小さい部位よりも高くすることで、大きな摩擦係数によって荷物が滑り難くなり、当該荷物を安定載置させることができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
「実施形態1」
図1は実施形態1の荷物室の床面を車両後方から車両前方に向かって見たときの斜視図、図2は図1のA−A線位置における拡大断面図、図3は図1の床面の要部拡大断面図、図4は実施形態1の高さ可変手段の概略構造図であり、(A)は第2部位を第1部位よりも高くした状態を示し、(B)は第1部位を第2部位よりも高くした状態を示し、図5は荷室ドアが閉まる際に荷室ドアの一部でロッドを押して第1部位と第2部位の相対的な高さを切り替えるようにした図である。
荷物室の床面構造は、図1から図5に示すように、車両後部の荷物室1に設けられたラゲッジボード2の床面2aが、摩擦係数の大きい滑り難い第1部位と、これよりも摩擦係数の小さい滑り易い第2部位とで構成され、第1部位と第2部位の相対的な高さを変える高さ可変手段を備えている。
ラゲッジボード2の上には、摩擦係数の小さい滑り易い第2部位となるシート部材3が敷設されている。シート部材3は、例えば樹脂製からなり、荷物室1に荷物を積み込む際に該荷物を押したときにスムーズ(大きな負荷が掛からずに)に積み込める程度の摩擦係数とされる
ラゲッジボード2には、車両後方RRから車両前方FRに向かって細長い平面視矩形状のスリット溝4が複数形成されている。スリット溝4は、前記したシート部材3にも形成されている。かかるスリット溝4には、シート部材3よりも摩擦係数の大きい滑り難い第1部位となる滑り止め部材5が設けられている。滑り止め部材5は、例えばゴム等からなる長尺板として形成され、シート部材3よりもその摩擦係数が大とされている。この滑り止め部材5は、その上に置かれた荷物が車両走行時のブレーキング時や旋回時などにおいて滑らないようにする。そして、この滑り止め部材5は、その下に補強プレート6が接合されており、この補強プレート6により強度が高められている。
前記滑り止め部材5の周囲には、スリット溝4内にゴミ等の侵入を防止するためのゴミ侵入防止部材7を設けている。ゴミ侵入防止部材7は、後述する高さ可変手段による滑り止め部材5の昇降動を妨げないよう伸縮性のある部材で形成され、滑り止め部材5とスリット溝4の開口周縁部に対して密着して設けられている。
なお、第1部位と第2部位は、何れも荷室ドア13に対して略垂直方向(車両前後方向)に設けられている。
高さ可変手段は、床面2aに設けられたロッド8に滑り止め部材5を接続し、そのロッド8の押し又は引き戻し操作によってこの滑り止め部材(第1部位)5をシート部材(第2部位)3に対して上昇又は下降させて、床面2aの各部位の相対的な高さを切り替えるように構成されている。具体的には、高さ可変手段は、滑り止め部材5の下に設けられたロッド8と、このロッド8が押し又は引き戻し操作されることで滑り止め部材5を昇降動させる偏芯カム9と、押し込まれたロッド8の引き戻し及び上昇した滑り止め部材5の引き戻しを行うバネ機構と、から構成されている。
ロッド8は、例えば細長い丸棒からなり、各滑り止め部材5の下に配置されている。そして、ロッド8は、図示を省略するガイド部材に支持されることよって車両前後方向にスライド自在とされている。
偏芯カム9は、ロッド8に設けられた丸ピンからなるカム係合可動部材10に係合された楕円形状をなすリング体として形成されている。この偏芯カム9は、前記カム係合可動部材10を挿通させる開口孔の内周面に形成される内側カム面10aと、滑り止め部材5に接合された補強プレート6とラゲッジボード2の底面2bに接触して転動する外側カム面10bと、を有している。偏芯カム9は、滑り止め部材5を接合した補強プレート6と対応して数ヶ所に設けられている。
かかる偏芯カム9は、ロッド8が車両前方FRに押し込まれると、このロッド8に設けられたカム係合可動部材10によって回転し、補強プレート6及び滑り止め部材5を上昇させる。また、偏芯カム9は、ロッド8が車両後方RRに引き戻されると、このロッド8に設けられたカム係合可動部材10によって回転し、上昇位置にあった補強プレート6及び滑り止め部材5を下降させる。
バネ機構は、車両前方FRに押し込まれたロッド8の車両後方RRへの引き戻しと、上昇した滑り止め部材5の引き戻しとを行う弾性手段である滑り止め部材引き戻しバネ11と、ロッド引き戻しバネ12とからなる。滑り止め部材引き戻しバネ11は、一端を補強プレート6に固定し、他端をラゲッジボード2の底面2bに固定させることにより、常時滑り止め部材5を下方へ付勢させている。ロッド引き戻しバネ12は、一端を車両前方FRのラゲッジボード2の前面2cに固定し、他端をロッド先端8aに固定させることにより、常時ロッド8を車両後方RRへ引き戻す方向へ付勢させている。
本実施形態の弾性手段には、前記した滑り止め部材引き戻しバネ11及びロッド引き戻しバネ12のようにバネだけに限らず、ゴム、スポンジなどのような部材自体が弾性変形するものや、油圧バネのように複数の部材を組み合わせて弾性力を発生するものも使用できる。
次に、上述のように構成された荷物室の床面構造の動作について説明する。バックドアである荷室ドア13が開いた状態(荷物を積み込むことができる状態)では、図4(A)及び図5(A)に示すように、ロッド8がロッド引き戻しバネ12に付勢されて引き戻し位置とされ、滑り止め部材5が床面2aよりも低い位置にある。この引き戻し位置にあるロッド8の端部であるロッド基端8bは、荷室ドア13を自動的に引き込む装置であるオートクロージャーの作動範囲内に設けられている。
このように荷室ドア13が開いた状態では、滑り止め部材5が床面2aより低い位置に下降された状態にあるので、床面2aは摩擦係数の小さい滑り易い第2部位であるシート部材3のみとされている。そのため、荷物を滑らせて荷物室1に積み込みことができ、積み込み時の負荷を軽減することができる。
そして、荷物の積み込みが終了したら荷室ドア13を閉める。荷室ドア13を手で押して閉めると、ある閉じ位置でオートクロージャーが作動して自動的に荷室ドア13が閉まり始める。荷室ドア13の閉じ過程で、該荷室ドア13の内面13aに設けられたロッド押し部材14がロッド基端8bに当接すると、この荷室ドア13に押されて前記ロッド8が車両前方FRへ押し込まれて行く。
ロッド8が車両前方FRへ押し込まれて行くと、このロッド8に設けられたカム係合可動部材10により偏芯カム9が回転し、その偏芯カム9に補強プレート6が押し上げられることにより滑り止め部材5が上昇する。上昇した滑り止め部材5は、図4(B)及び図5(B)に示すように、床面2aよりも高い位置に持ち上げられ、その上に置かれた荷物に密着する。荷物は、摩擦係数の小さい滑り易い第2部位であるシート部材3よりも高い位置に持ち上げられた摩擦係数の高い第1部位である滑り止め部材5によって滑りが防止される。
このように、本実施形態の荷物室の床面構造では、荷物を積み込むときには床面2aが滑り易いため荷物の積み込み作業が容易に行え、荷物を積み込んで荷室ドア13を閉じたときには荷物の滑りが抑制され、車両のブレーキング時や旋回時に荷物の移動が阻止される。
一方、閉じた状態にある荷室ドア13を開くと、ロッド8は、ロッド引き戻しバネ12に付勢されて車両後方RRへと引き戻されて行く。ロッド8が車両後方RRへ引き戻されて行くと、このロッド8に設けられたカム係合可動部材10により偏芯カム9が回転し、補強プレート6が滑り止め部材引き戻しバネ11によって下方へ引っ張られることにより滑り止め部材5が下降する。最終的にロッド8が引き戻し位置まで引き戻されると、下降した滑り止め部材5は、床面2aよりも低い位置に保持される。そのため、荷物を荷物室1から滑らせて容易に取り出せる。
以上のように本実施形態によれば、荷物室1の床面2aが摩擦係数の大きい滑り難い第1部位と、これよりも摩擦係数の小さい滑り易い第2部位とで構成し、その第1部位と第2部位の相対的な高さを変える高さ可変手段を備えているので、荷物出し入れ時は滑り易い方の部位を高くすることで荷物が載せ易くなり、荷物を固定したい時には滑り難い部位を高くすることで荷物が滑り難くなる。
また、本実施形態によれば、床面2aに設けられたロッド8に第1部位または第2部位の何れかを接続し、ロッド8の押し又は引き戻し操作によって第1部位または第2部位の何れかが上昇又は下降して床面2aの各部位の相対的な高さを切り替えるように構成したので、ロッド8の押し操作と引き操作の簡単な操作で、荷物積み込み時及び取り出し時には滑り易い部位を高くして荷物を載せ取り出し易くでき、荷物固定時には滑り難い部位を高くして荷物の移動を防止することができる。
また、本実施形態によれば、ロッド8が押されることで偏芯カム9を回転させ、その偏芯カム9で第1部位または第2部位を上昇又は下降させるようにしているので、カム機構という単純な機構によって高さ可変手段を構成することができる。
また、本実施形態によれば、ロッド8は、荷室ドア13が閉まる際に該荷室ドア13の一部で押され、荷室ドア13が開く際に弾性手段で押されて引き戻されるので、荷室ドア13の開閉動作にロッド8が連動して動き、特段の操作をすることなく床面2aの各部位の相対的な高さを切り替えることができる。
また、本実施形態によれば、荷室ドア13をオートクロージャーで作動させ、そのオートクロージャーが作動する範囲にロッド8の先端部を突出させたので、重い荷物を積んだときでも、オートクロージャーでロッド8を作動させることができ、特別力を入れて荷室ドア13を閉める必要が無い。また、荷物の重さによっては、オートクロージャーの力のみで荷室ドア13を閉めることができる。
また、本実施形態によれば、荷物室1の床面2aが摩擦係数の大きい滑り難い第1部位と、これよりも摩擦係数の小さい滑り易い第2部位とで構成し、その第1部位と第2部位を、荷室ドア13と略垂直方向(車両前後方向)に配置しているので、荷物が車両前後方向に移動するのを防止することができる。
以上、実施形態1では、摩擦係数の大きい滑り難い第1部位である滑り止め部材5を、これよりも摩擦係数の小さい滑り易い第2部位であるシート部材3に対して昇降動させることにより、これら滑り止め部材5とシート部材3の相対的な高さを変えたが、本発明では昇降動させる対象を逆にしてもよい。
また、実施形態1では、ロッド8の押し又は引き戻し操作を荷室ドア13の開閉動作に連動させたが、荷物を積む人が手動でロッド8を押し又は引き戻すようにしてもよい。
また、実施形態1では、荷室ドア13をオートクロージャーによって自動的に開閉自在としたが、本発明ではオートクロージャーを使用せず、荷物を出し入れする人が荷室ドア13を人力で操作する場合でも本発明を適用することができる。
「実施形態2」
図6は実施形態2の高さ可変手段の概略構造図であり、(A)は操作レバーによって第2部位を第1部位よりも高くした状態を示し、(B)は操作レバーによって第1部位を第2部位よりも高くした状態を示し、図7は複数のロッドを一つの操作レバーで動かすようにした実施形態2の高さ可変手段の概略構成図であり、(A)はその断面図、(B)は操作レバーとロッドの結合機構部を示す要部拡大斜視図である。
実施形態2では、図6に示すように、ロッド8を押し又は引き戻す操作レバー15を設けている。操作レバー15は、一端部をラゲッジボード2の底面2bに設けた支持軸16に回動自在に取り付けられ、他端部を床面2aから突出させている。一方、ロッド8には、操作レバー15を回動操作したときにこの操作レバー15と接触するピン17が設けられている。
滑り止め部材5が下降位置にある図6(A)の状態から操作レバー15を矢印Aで示す方向に操作すると、ロッド8に設けたピン17が操作レバー15からの操作力を受けて前記ロッド8が車両前方FRに移動する。そして、ロッド8が押されることで偏芯カム9が回転して補強プレート6を押し上げ、滑り止め部材5を上昇させる。一方、滑り止め部材5が上昇位置にある図6(B)の状態から操作レバー15を矢印Bで示す方向に操作すると、ロッド引き戻しバネ12に付勢されてロッド8が車両後方FRへと引き戻されると共に偏芯カム9が回転し、補強プレート6が滑り止め部材引き戻しバネ11に引っ張られることにより滑り止め部材5が下降する。
このように実施形態2によれば、ロッド8を押し又は引き戻す操作レバー15を設けたので、レバー操作一つで簡単に床面2aを滑り易く又は滑り難くすることができ、その切り替えを容易なものとすることができる。
図6の例では、各ロッド8に操作レバー15をそれぞれ設けたが、図7に示すように、複数のロッド8を一つの操作レバー15で一度に操作可能とするよう構成してもよい。具体的には、ロッド8の端部に従動側のウォームギア18を形成し、そのウォームギア18に噛み合う駆動側のウォームギア19を設け、該駆動側のウォームギア19の端部に形成したベルト駆動用歯車20に掛けられるベルト21に、前記操作レバー15を取り付けている。
前記操作レバー15を矢印Cで示す方向に動かすと、この操作レバー15に一体化されたベルト21が回転し、該ベルト21によりベルト駆動用歯車20が回転させられることで駆動側のウォームギア19から従動側のウォームギア18にベルト21の回転力が伝達されてロッド8が車両前方FR又は車両後方RRに移動する。この例の機構では、操作レバー15の操作量は大きくなるが、滑り止め部材5を昇降動させる操作力が軽くなるという利点が得られる。
「実施形態3」
図8は実施形態3の高さ可変手段の概略構造図であり、(A)は第2部位を第1部位よりも高くした状態を示し、(B)は第1部位を第2部位よりも高くした状態を示す。
実施形態3では、図8に示すように、ロッド8に鋸歯形状からなる鋸歯部22を形成すると共に補強プレート6にも同様の鋸歯形状からなる鋸歯部23を形成し、それらの鋸歯部22、23の傾斜面22a、23a同士をスライドさせることによって滑り止め部材5を昇降動させる。
滑り止め部材5が下降位置にある図8(A)の状態から荷室ドア13を閉じると、ロッド押し部材14にロッド基端8bが当接し、この荷室ドア13に押されて前記ロッド8が車両前方FRへ押し込まれて行く。すると、ロッド8と補強プレート6の対向面にそれぞれ形成された鋸歯部22、23の傾斜面22a、23a同士の摺接により補強プレート6が持ち上げられて滑り止め部材5が上昇する。
この実施形態3によれば、ロッド8と補強プレート6の対向面にそれぞれ形成した鋸歯部22、23の傾斜面22a、23a同士の摺接により滑り止め部材5を昇降動させることができるので、偏芯カム9を使用したカム機構からなる高さ可変手段に比べて機構コストを安くすることができる。
「実施形態4」
図9は実施形態4の高さ可変手段の概略構造図である。実施形態4では、第1部位と第2部位の相対的な高さを変える高さ可変手段を、空気圧によって体積が増減する体積増減部材からなる第1部位に空気を送る空気供給手段で、床面に形成した溝内に配置した体積増減部材に空気を送り込んで体積変化させることにより、前記溝から体積増減部材を突出させ又は溝内に没すように構成している。
具体的には、ゴムチューブのようなものを体積増減部材とし、この体積増減部材を滑り止め部材5としている。ゴムチューブには、シート部材3よりも摩擦係数が高いものを使用し、且つ荷物との摺接及び荷物の加重に対して破損し難いものを使用する。ゴムチューブからなる滑り止め部材5は、スリット溝4内に収容され、空気供給手段であるエア供給部24に接続されるエア供給ライン25に接続されており、このエア供給部24から送り込まれる空気によってその体積を増減し、前記スリット溝4内から出没する。
荷物室1に荷物を積み込む時には、エア供給部24からの空気供給が行われず、ゴムチューブからなる滑り止め部材5はその体積が小さくされた状態とされ、スリット溝4内に没した状態とされる。荷物室1に荷物を積み込み終えた後は、エア供給部24からエア供給ライン25を通して空気がゴムチューブに供給されることでその体積が増加し、滑り止め部材5が床面2aより高くなる。
エア供給ライン25には、所定の圧力以上になった場合には大気に空気を排出し、所定の圧力以下になった場合には大気から空気を取りこむ機能を持つリリースバルブである圧力調整バルブ26が設けられている。圧力調整バルブ26をエア供給ライン25に設けることで、エア供給部24から滑り止め部材5までの圧力変化を所定の圧力の範囲に設定することができるようになる。これによって、荷物室1全面に荷物を置いたような場合や、温度の変化によって空気の体積変化が著しい場合等でも、ゴムチューブが破損したり、エア供給部24の操作力が所定の値以上になってしまうことを防止できる。
実施形態4では、エア供給部24から空気が供給されず所定の圧力以下の状態では、ゴムチューブの体積が減少し、滑り止め部材5が床面2aよりも低くなる。一方、エア供給部24から空気が供給されると、圧力が上昇しゴムチューブの体積が大きくなり、滑り止め部材5が床面2aよりも高くなる構成となっている。
これにより、荷物室1への荷物の積み降ろし時は、ゴムチューブの空気圧力を低下させて滑り止め部材5を床面2aよりも低くし、摩擦係数の低いシート部材3上を荷物を滑らせることにより、荷物の出し入れを容易なものとできる。一方、走行時は、ゴムチューブの空気の圧力を高めることによって滑り止め部材5がスリット溝4から突出し、荷物に密着することによってすべりを抑制できる。さらに、滑り止め部材5がゴムチューブからなるので、荷物の搭載されていない部位は、さらに体積が増加する為、荷物を下からだけでなく、横からも抑えられるという効果が得られる。
「実施形態5」
図10は実施形態4の高さ可変手段を実際に自動車に車載したときの構造図、図11は図10の断面を示し、(A)は第2部位を第1部位よりも高くした状態を示し、(B)は第1部位を第2部位よりも高くした状態を示す。
実施形態5は、実施形態4で示した高さ可変手段を実際に自動車に車載した例である。エア供給部24は、バックドアである荷室ドア13とボディ27のドアヒンジ近傍に設けられる。エア供給ライン25は、荷物室1に設けられたラゲッジボード2に形成されたスリット溝4内に配置されたゴムチューブからなる滑り止め部材5のそれぞれと接続されるように、前記ボディ27の背面縁部に沿って配索されている。
この実施形態5では、エア供給部24には蛇腹形状をなす強度的に丈夫な袋として形成されたポンプを使用し、荷室ドア13を開くことで蛇腹部が開いてその容積を大きくし、荷室ドア13を閉めることでそのボディ27との間で押し潰されてその容積を小さくすることにより空気を吸排する構成としている。また、実施形態5では、エア供給ライン25には、弾力性のあるチューブが使用される。
このように構成された実施形態5では、図11(A)に示すように荷室ドア13が開いたドア開時には、ポンプとして機能するエア供給部24の容積が大きくなり、ゴムチューブからなる滑り止め部材5の内部圧力が低下し、滑り止め部材5の体積が小さくなって床面2aよりも低い位置とされる。一方、荷室ドア13を閉めた場合には、荷室ドア13とボディ27との間でエア供給部24が潰されて圧縮され、空気がエア供給ライン25から各ゴムチューブに供給されることにより圧力上昇し、滑り止め部材5の体積が大きくなって床面2aから突出し高くなる。
実施形態5によれば、荷室ドア13の開閉動作に連動して空気を排出又は吸引して蛇腹形状とした体積増減部材を増減させることで滑り止め部材5をスリット溝4から突出又は没するようにしたので、特段の操作を必要とすることなく、ドア開時は荷物を滑らせて荷物室1に積み込むことができ、ドア閉時には荷物のすべりを抑制させることができる。
「実施形態6」
図12はエア供給部をドア開口下部に設けた例を示す図、図13は図12のエア供給部の断面を示し、(A)はエア供給部の蛇腹部が開いた状態のとき、(B)はエア供給部の蛇腹部が閉じた状態を示す。
実施形態6では、実施形態5の蛇腹形状としたポンプとして機能するエア供給部24をドア開口下部に設け、さらに、このエア供給部24を、ドア開時はバネ機構28によって蛇腹部が開いて空気を吸引し、ドア閉時は荷室ドア13とボディ27の間で圧縮されて空気を排出するように構成している。
この実施形態6では、荷室ドア13が開いた状態のときには、バネ機構28によってエア供給部24の蛇腹部が開いてその容積が増大し空気を吸引するため、ゴムチューブの内圧力が低下して滑り止め部材5が床面2aよりも低い位置とされる。一方、荷室ドア13が閉じると、荷室ドア13とボディ27の間で蛇腹部が圧縮されてその容積が減少し空気が排出されるため、ゴムチューブの内圧力が高まって滑り止め部材5が床面2aよりも高い位置とされる。
実施形態6によれば、実施形態5と同様、荷室ドア13の開閉動作に連動して空気を排出又は吸引して蛇腹形状とした体積増減部材を増減させることで滑り止め部材5をスリット溝4から突出又は没するようにしたので、特段の操作を必要とすることなく、ドア開時は荷物を滑らせて荷物室1に積み込むことができ、ドア閉時には荷物のすべりを抑制させることができる。特に、この実施形態6では、エア供給部24にバネ機構28を設けたので、ドア開時に迅速にゴムチューブ内の圧力を低下させることができ、荷物の出し入れ作業を素早く行うことができる。
図1は実施形態1の荷物室の床面を車両後方から車両前方に向かって見たときの斜視図である。 図2は図1のA−A線位置における拡大断面図である。 図3は図1の床面の要部拡大断面図である。 図4は実施形態1の高さ可変手段の概略構造図であり、(A)は第2部位を第1部位よりも高くした状態を示し、(B)は第1部位を第2部位よりも高くした状態を示す。 図5は荷室ドアが閉まる際に荷室ドアの一部でロッドを押して第1部位と第2部位の相対的な高さを切り替えるようにした図である。 図6は実施形態2の高さ可変手段の概略構造図であり、(A)は操作レバーによって第2部位を第1部位よりも高くした状態を示し、(B)は操作レバーによって第1部位を第2部位よりも高くした状態を示す。 図7は複数のロッドを一つの操作レバーで動かすようにした実施形態2の高さ可変手段の概略構成図であり、(A)はその断面図、(B)は操作レバーとロッドの結合機構部を示す要部拡大斜視図である。 図8は実施形態3の高さ可変手段の概略構造図であり、(A)は第2部位を第1部位よりも高くした状態を示し、(B)は第1部位を第2部位よりも高くした状態を示す。 図9は実施形態4の高さ可変手段の概略構造図である。 図10は実施形態4の高さ可変手段を実際に自動車に車載したときの構造図である。 図11は図10の断面を示し、(A)は第2部位を第1部位よりも高くした状態を示し、(B)は第1部位を第2部位よりも高くした状態を示す。 図12はエア供給部をドア開口下部に設けた例を示す図である。 図13は図12のエア供給部の断面を示し、(A)はエア供給部の蛇腹部が開いた状態のとき、(B)はエア供給部の蛇腹部が閉じた状態を示す。
符号の説明
1…荷物室
2…ラゲッジボード
2a…床面
3…シート部材(第2部位)
4…スリット溝
5…滑り止め部材(第1部位)
6…補強プレート
7…ゴミ侵入防止部材
8…ロッド
9…偏芯カム
11…滑り止め部材引き戻しバネ(バネ機構)
12…ロッド引き戻しバネ(バネ機構)
13…荷室ドア
15…操作レバー
24…エア供給部
25…エア供給ライン
26…圧力調整バルブ(リリーフバルブ)
27…ボディ

Claims (15)

  1. 床面が摩擦係数の大きい滑り難い第1部位と、これよりも摩擦係数の小さい滑り易い第2部位とで構成され、
    前記第1部位と前記第2部位の相対的な高さを変える高さ可変手段を備えた
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  2. 請求項1に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記高さ可変手段は、前記床面に設けられたロッドに前記第1部位または前記第2部位の何れかを接続し、該ロッドの押し又は引き戻し操作によって前記第1部位または前記第2部位の何れかが上昇又は下降して、前記床面の各部位の相対的な高さを切り替えるように構成された
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  3. 請求項2に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記ロッドを押し又は引き戻す操作レバーを設けた
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記第1部位または前記第2部位の何れかは、前記ロッドが押されることで偏芯カムを回転させ、その偏芯カムによって上昇又は下降する
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  5. 請求項2に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記第1部位又は前記第2部位の何れかは、前記ロッドが押し引き戻し操作されることで各部位と該ロッドの対向面に形成された傾斜面によって上昇又は下降する
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  6. 請求項2、4、5の何れか1項に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記床面は、開閉自在とされる荷室ドアにより閉空間を構成する荷物室に設けられており、
    前記荷室ドアの開閉動作に連動して、前記第1部位と前記第2部位の相対的な高さが変わる
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  7. 請求項6に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記ロッドは、前記荷室ドアが閉まる際に該荷室ドアの一部で押され、該荷室ドアが開く際に弾性手段で押されて引き戻される
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記荷室ドアは、所定の位置まで閉まるとオートクロージャーにより自動的に引き込まれ、
    前記ロッドは、前記オートクロージャーが作動する範囲にその先端部を突出させている
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  9. 請求項6から請求項8の何れか1項に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記第1部位と前記第2部位は、前記荷室ドアと略垂直方向に配置されている
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  10. 請求項1に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記高さ可変手段は、空気圧によって体積が増減する体積増減部材からなる前記第1部位に空気を送る空気供給手段を有し、
    前記床面に形成された溝内に前記体積増減部材を配置し、該体積増減部材に前記空気供給手段から供給される空気により体積変化して前記溝から突出し又は溝内に没することで、前記床面の各部位の相対的な高さを切り替えるように構成された
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  11. 請求項10に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記空気供給手段は、ドアヒンジ近傍に設けられ、荷室ドアの開閉動作に連動して空気を排出及び吸引して前記体積増減部材の体積を増減させるポンプと、該ポンプと体積増減部材とを連結するチューブとからなる
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  12. 請求項11に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記ポンプは、ドア開時はバネ機構によりポンプが開いて空気を吸引し、ドア閉時は荷室ドアとボディの間で圧縮されて空気を排出する
    ことを特徴する荷物室の床面構造。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の荷物室の床面構造であって、
    所定の圧力で開いて空気を排出し、また、所定の空気圧以下で開いて空気を取り込むリリースバルブを有し、該リリースバルブを、前記ポンプと前記体積増減部材との間に設けた
    こと特徴する荷物室の床面構造。
  14. 請求項10から請求項12の何れか1項に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記体積増減部材は、ゴムチューブからなる
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
  15. 請求項1から請求項14の何れか1項に記載の荷物室の床面構造であって、
    前記荷物室の床面構造は、車両に適用される
    ことを特徴とする荷物室の床面構造。
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