JP2009208048A - 磁性異物除去装置 - Google Patents

磁性異物除去装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009208048A
JP2009208048A JP2008056446A JP2008056446A JP2009208048A JP 2009208048 A JP2009208048 A JP 2009208048A JP 2008056446 A JP2008056446 A JP 2008056446A JP 2008056446 A JP2008056446 A JP 2008056446A JP 2009208048 A JP2009208048 A JP 2009208048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
foreign matter
cooling
fat
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008056446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5038193B2 (ja
Inventor
Isamu Misumi
勇 三角
Akinori Ono
彰則 尾野
Yutaka Koike
由隆 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RENASUTAA KK
Original Assignee
RENASUTAA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RENASUTAA KK filed Critical RENASUTAA KK
Priority to JP2008056446A priority Critical patent/JP5038193B2/ja
Publication of JP2009208048A publication Critical patent/JP2009208048A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5038193B2 publication Critical patent/JP5038193B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

【課題】回転ドラムの表面に油脂含有粉粒物が付着することによる磁性異物の除去効率低下を防止することのできる磁性異物除去装置を提供する。
【解決手段】ほぼ水平な軸を中心として回転する回転ドラム2と、回転ドラム上に油脂含有粉粒物を投下する粉粒物投下機構と、回転ドラム2の内部に配置されたマグネット8とを具備し、油脂含有粉粒物に混入した磁性異物をマグネット8の磁気的吸引力により油脂含有粉粒物から分離して除去する磁性異物除去装置において、回転ドラム2の内部に冷却用気体を供給して回転ドラム2を油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い冷却するドラム冷却機構17を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、カカオパウダー、チキンパウダーなどの油脂含有粉粒物に混入した磁性異物を油脂含有粉粒物から除去する磁性異物除去装置に関する。
カカオパウダー、チキンパウダーなどの油脂含有粉粒物には鉄片、酸化鉄含有小石、酸化鉄含有土などの磁性異物が油脂含有粉粒物の製造工程などで混入することがあり、このような磁性異物を除去する装置として、ほぼ水平な軸を中心として回転する回転ドラム内にマグネットを配置し、このマグネットの磁気的吸引力により磁性異物単体、油脂含有粉粒物表面に付着した磁性異物、油脂含有粉粒物中に入り込んだ磁性異物(以下、これらを総称して「磁性異物」という)を油脂含有粉粒物から分離して除去する磁性異物除去装置が知られている(特許文献1参照)。
このような磁性異物除去装置は、樹脂ペレットを搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトを巻き掛ける駆動ロールおよびマグネットロールと、マグネットロールの近傍に配置された分離用スクレーパとを具備してなる永久磁石式ロールセパレータ(例えば、特許文献2参照)のように、搬送ベルトの蛇行や張り具合を調整したり、永久磁石ロールの磁気的吸引力により搬送ベルトの表面に付着した磁性異物混入ペレットを搬送ベルトの表面から擦り落す分離用スクレーパを設けたりする必要がないという利点を有している。
特開2004−9005号公報(段落0019〜0022、図1) 特開平4−74546号公報
しかしながら、回転ドラムの表面温度が油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より高くなると、回転ドラム上に投下された油脂含有粉粒物の油脂分の一部が液化することによって、図3(a)に示すように、回転ドラム2の表面(周面)に油脂含有粉粒物Sが始めは部分的に付着するが、最終的には、図3(b)に示すように、油脂含有粉粒物Sが回転ドラム2の表面全体(周面全体)に付着する。このため、回転ドラム2の内部に配置されたマグネット8の磁気的吸引力が磁性異物に作用し難くなり、磁性異物の除去効率が低下してしまうことがあった。
本発明は上述した問題点に着目してなされたものであり、回転ドラムの表面に油脂含有粉粒物が付着することによる磁性異物の除去効率低下を防止することのできる磁性異物除去装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、ほぼ水平な軸を中心として回転する回転ドラムと、この回転ドラム上に油脂含有粉粒物を投下する粉粒物投下機構と、前記
回転ドラムの内部に配置されたマグネットとを具備し、前記油脂含有粉粒物に混入した磁性異物を前記マグネットの磁気的吸引力により前記油脂含有粉粒物から分離して除去する磁性異物除去装置において、前記回転ドラムを前記油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却するドラム冷却手段を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の磁性異物除去装置であって、前記ドラム冷却手段が前記回転ドラムの内部に冷却用気体を供給して前記回転ドラムを前記油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却するドラム冷却手段であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の磁性異物除去装置であって、前記回転ドラムが円筒部と、この円筒部の両端開口部を閉塞する一対の端板部と、これら端板部の外側面中央部から前記回転ドラムの軸方向に延出する回転軸とから形成され、かつ前記マグネットが前記回転ドラムの回転軸内または端板部内を前記回転ドラムの軸方向に貫通する軸部を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の磁性異物除去装置であって、前記ドラム冷却手段が前記冷却用気体を前記油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却する冷却部と、この冷却部で所定温度に冷却された冷却用気体を前記マグネットの軸部に形成された給気路から前記回転ドラムの内部に供給する気体供給管とを有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の磁性異物除去装置であって、前記ドラム冷却手段が前記回転ドラムの内部に供給された冷却用気体を前記マグネットの軸部に形成された排気路から回収して前記冷却部に戻す気体回収管を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項記載の磁性異物除去装置であって、前記粉粒物投下機構が前記回転ドラムの上方に前記油脂含有粉粒物を搬送する粉粒物フィーダと、この粉粒物フィーダにより搬送される油脂含有粉粒物を冷却する粉粒物冷却機構部とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明に係る磁性異物除去装置によれば、回転ドラムがドラム冷却手段によって油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却されると、油脂含有粉粒物の油脂分が回転ドラムの表面で液化し難くなる。したがって、回転ドラムの表面に油脂含有粉粒物が付着し難くなり、回転ドラムの表面に油脂含有粉粒物が付着することによる磁性異物の除去効率低下を防止することができる。
請求項2〜5記載の発明に係る磁性異物除去装置によれば、回転ドラムの内部に冷却用気体を供給して回転ドラムを冷却する方式であるため、例えば回転ドラムの外表面に冷却用気体を送風して回転ドラムを冷却した場合のように油脂含有粉粒物が飛散したり、マグネットの磁気的吸引作用により油脂含有粉粒物と分離された磁性異物が再び油脂含有粉粒物に混入したりすることがない。したがって、磁性異物の除去効率低下を油脂含有粉粒物の飛散や磁性異物の再混入などを招くことなく防止することができる。
請求項6記載の発明に係る磁性異物除去装置によれば、粉粒物フィーダにより回転ドラムの上方位置に搬送される油脂含有粉粒物が粉粒物冷却機構部により冷却されてから回転ドラム上に投下されるため、回転ドラムの表面に油脂含有粉粒物が付着することによる磁性異物の除去効率低下をより効果的に防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る磁性異物除去装置の概略構成を図1に示す。同図に示されるように、本発明の第1実施形態に係る磁性異物除去装置1はほぼ水平な軸を中心として図中時計回りに回転する回転ドラム2を備えており、この回転ドラム2上には、カカオパウダーなどの油脂含有粉粒物が回転ドラム2の上方に配置された粉粒物投下機構3から投下されるようになっている。
粉粒物投下機構3はホッパー4と、このホッパー4に投入された油脂含有粉粒物を回転ドラム2の上方に搬送する粉粒物フィーダとしての振動フィーダ5とを有しており、振動フィーダ5により回転ドラム2の上方に搬送された油脂含有粉粒物は整流シュート6から回転ドラム2上に投下されるようになっている。
振動フィーダ5は、ホッパー4に投入された油脂含有粉粒物を受けるトラフ5aを有している。このトラフ5aはジャケット構造となっており、振動フィーダ5のトラフ5a内には、トラフ5a上の油脂含有粉粒物を冷却するために、空気あるいは水などの粉粒物冷却用流体が粉粒物冷却機構部7から供給されるようになっている。
回転ドラム2は内部が中空構造となっており、この回転ドラム2の内部には、マグネット8が油脂含有粉粒物に混入した磁性異物に対して磁気的吸引力が作用するように配置されている。また、回転ドラム2は磁性異物除去装置1の選別用ケース9内に収容されており、この選別用ケース9内には、回転ドラム2から放出される油脂含有粉粒物と磁性異物とを分離するための分離板10が設けられているとともに、分離板10を回転ドラム2に対して傾動可能に支持する分離板支持軸11が設けられている。
選別用ケース9は、分離板10により油脂含有粉粒物と分離された磁性異物(例えば磁性異物単体、磁性異物が表面に付着している油脂含有粉粒物、磁性異物が内部に入り込んでいる油脂含有粉粒物)を不良品として不図示の不良品受けに投下する不良品シュート9aを有している。また、選別用ケース9は不良品と分離された良品(磁性異物が混入していない油脂含有粉粒物)を良品受け12に投下する良品シュート9bを有しており、この良品シュート9bと良品受け12との間には、例えばアルミニウム金属片などの非磁性金属異物(例えば非磁性金属異物単体、非磁性金属異物が表面に付着している油脂含有粉粒物、非磁性金属異物が内部に入り込んでいる油脂含有粉粒物)を油脂含有粉粒物から分離する非磁性金属異物分離機構13が設けられている。
非磁性金属異物分離機構13は、油脂含有粉粒物に混入した非磁性金属異物を検知する金属検知器13aを有している。また、非磁性金属異物分離機構13は金属検知器13aにより検知された非磁性金属異物を油脂含有粉粒物から分離する分離板13bを有しており、この分離板13bにより油脂含有粉粒物と分離された非磁性金属異物は不良品排出路13cを通って不良品受け14に排出されるようになっている。なお、分離板13bにより非磁性金属異物と分離された油脂含有粉粒物は良品排出路13dを通って良品受け12に排出されるようになっている。
回転ドラム2の軸方向に沿う断面を図2に示す。同図に示されるように、回転ドラム2は非磁性材(例えばSUS304等のステンレス鋼)からなる薄肉(例えば厚さ1mm以下)の円筒部2aと、この円筒部2aの両端開口部を閉塞する一対の端板部2b,2cとを有している。また、回転ドラム2は端板部2b,2cの外側面中央部から回転ドラム2の軸方向に延出する中空状の回転軸2d,2eを有しており、これらの回転軸2d,2eはそれぞれ軸受15により回転自在に支持されている。なお、回転ドラム2は、例えば回転ドラム2の回転軸2eに装着されたプーリ16aと、このプーリ16aを駆動ベルト16b、プーリ16cを介して駆動する駆動モータとしてのギヤードモータ16dとからなるドラム駆動機構16により回転駆動されるようになっている。
マグネット8は回転ドラム2の回転軸2d,2eを回転ドラム2の軸方向に貫通する軸部8a(図2参照)を有しており、この軸部8aには、ロール状のマグネット本体8bが保持されている。なお、マグネット本体8bは必ずしもロール状である必要はない。また、マグネット本体8bの磁力は例えば14000ガウス以上であることが好ましい。
回転ドラム2の内部には、回転ドラム2を油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度(例えば油脂分液化温度より約5℃低い温度)に冷却するドラム冷却機構17(図2参照)から冷却用気体(例えば空気)が供給されるようになっている。
ドラム冷却機構17は、冷却用気体を油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却する冷却部17aを有している。また、ドラム冷却機構17は冷却部17aにより所定温度に冷却された冷却用気体をマグネット8の軸部8aに形成された給気路8cから回転ドラム2の内部に供給する気体供給管17bと、回転ドラム2の内部に供給された冷却用気体をマグネット8の軸部8aに形成された排気路8dから回収して冷却部17aに戻す気体回収管17cとを有しており、冷却部17aに戻された冷却用気体は所定温度に冷却された後、ブロワ17dにより気体供給管17bに供給されるようになっている。
なお、図2において符号18は回転ドラム2の中空回転軸2d,2eとマグネット8の軸部8aとの間の隙間を気密にシールする気密シールである。
図1及び図2に示した本発明の第1実施形態のように、ドラム冷却機構17によって回転ドラム2を油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却すると、油脂含有粉粒物の油脂分が回転ドラム2の表面で液化し難くなる。したがって、回転ドラム2の表面に油脂含有粉粒物が付着し難くなり、回転ドラム2の表面に油脂含有粉粒物が付着することによる磁性異物の除去効率低下を防止することができる。
また、回転ドラム2の外表面に冷却用気体を送風して回転ドラム2を冷却した場合は油脂含有粉粒物が飛散したり、マグネット8の磁気的吸引作用により油脂含有粉粒物と分離された磁性異物が再び油脂含有粉粒物に混入したりする可能性があるが、図1及び図2に示した本発明の第1実施形態では、回転ドラム2の内部に冷却用気体を供給して回転ドラム2を冷却する方式であるため、磁性異物の除去効率低下を油脂含有粉粒物の飛散や磁性異物の再混入などを招くことなく防止することができる。
さらに、図1及び図2に示した本発明の第1実施形態では、振動フィーダ5上に落下した油脂含有粉粒物が粉粒物冷却機構部7から振動フィーダ5のトラフ5a内に供給される粉粒物冷却用流体により冷却されてから回転ドラム2上に投下されるため、回転ドラム2の表面に油脂含有粉粒物が付着することによる磁性異物の除去効率低下をより効果的に防止することができる。
また、図1及び図2に示した本発明の第1実施形態では、回転ドラム2の内部に供給された冷却用気体によってマグネット8も冷却されるため、マグネット8の磁気的吸引力が温度上昇によって低下することを防止することができる。
なお、室温29〜30℃、相対湿度30%の雰囲気で回転ドラムの表面を20℃に冷却し、この状態で回転ドラム上にチキンパウダー(油脂分液化温度:25℃)を投下したところ、回転ドラム表面へのチキンパウダーの付着が見られないという実験結果が得られた。また、室温28℃、相対湿度30%の雰囲気で回転ドラムの表面を21〜22℃に冷却し、この状態で回転ドラム上にカカオパウダー(油脂分液化温度:26〜27℃)を投下したところ、回転ドラム表面へのカカオパウダーの付着が見られないという実験結果が得られた。
図1及び図2に示した本発明の第1実施形態では、マグネット8の軸部8aが回転ドラム2の回転軸2d,2eを回転ドラム2の軸方向に貫通している磁性異物除去装置に本発明を適用した場合を示したが、これに限られるものではない。たとえば、マグネット8の軸部8aが回転ドラム2の端板部2b,2cを回転ドラム2の軸方向に貫通している磁性異物除去装置についても本発明を適用することが可能である。
また、図1及び図2に示した本発明の第1実施形態では、回転ドラムを油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却するドラム冷却手段として、冷却用気体を油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却する冷却部17aと、この冷却部17aにより所定温度に冷却された冷却用気体をマグネット8の軸部8aに形成された給気路8cから回転ドラム2の内部に供給する気体供給管17bと、回転ドラム2の内部に供給された冷却用気体をマグネット8の軸部8aに形成された排気路8dから回収して冷却部17aに戻す気体回収管17cとからなるドラム冷却機構17を示したが、これに限られるものではない。たとえば、冷却用気体を油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却する冷却部と、この冷却部により所定温度に冷却された冷却用気体を回転ドラムの内部に供給する気体供給管とからなるドラム冷却機構を用いてもよい。
本発明の第1実施形態に係る磁性異物除去装置の概略構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る磁性異物除去装置の要部を示す図である。 従来の磁性異物除去装置の問題点を説明するための図である。
符号の説明
1 磁性異物除去装置
2 回転ドラム
2a 円筒部
2b,2c 端板部
2d,2e 回転軸
3 粉粒物投下機構
4 ホッパー
5 振動フィーダ
6 整流シュート
7 粉粒物冷却機構部
8 マグネット
8a 軸部
8b マグネット本体
8c 給気路
8d 排気路
9 選別用ケース
9a 不良品シュート
9b 良品シュート
10 分離板
11 分離板支持軸
12 良品受け
13 非磁性金属異物分離機構
13a 金属検知器
13b 分離板
13c 不良品排出路
14 不良品受け
15 軸受
16 ドラム駆動機構
17 ドラム冷却機構
17a 冷却部
17b 気体供給管
17c 気体回収管
18 気密シール

Claims (6)

  1. ほぼ水平な軸を中心として回転する回転ドラムと、この回転ドラム上に油脂含有粉粒物を投下する粉粒物投下機構と、前記回転ドラムの内部に配置されたマグネットとを具備し、前記油脂含有粉粒物に混入した磁性異物を前記マグネットの磁気的吸引力により前記油脂含有粉粒物から分離して除去する磁性異物除去装置において、前記回転ドラムを前記油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却するドラム冷却手段を設けたことを特徴とする磁性異物除去装置。
  2. 請求項1記載の磁性異物除去装置であって、前記ドラム冷却手段が前記回転ドラムの内部に冷却用気体を供給して前記回転ドラムを油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却するドラム冷却手段であることを特徴とする磁性異物除去装置。
  3. 請求項2記載の磁性異物除去装置であって、前記回転ドラムが円筒部と、この円筒部の両端開口部を閉塞する一対の端板部と、これら端板部の外側面中央部から前記回転ドラムの軸方向に延出する回転軸とから形成され、かつ前記マグネットが前記回転ドラムの回転軸内または端板部内を前記回転ドラムの軸方向に貫通する軸部を有することを特徴とする磁性異物除去装置。
  4. 請求項3記載の磁性異物除去装置であって、前記ドラム冷却手段が前記冷却用気体を前記油脂含有粉粒物の油脂分液化温度より低い温度に冷却する冷却部と、この冷却部で所定温度に冷却された冷却用気体を前記マグネットの軸部に形成された給気路から前記回転ドラムの内部に供給する気体供給管とを有することを特徴とする磁性異物除去装置。
  5. 請求項4記載の磁性異物除去装置であって、前記ドラム冷却手段が前記回転ドラムの内部に供給された冷却用気体を前記マグネットの軸部に形成された排気路から回収して前記冷却部に戻す気体回収管を有することを特徴とする磁性異物除去装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項記載の磁性異物除去装置であって、前記粉粒物投下機構が前記回転ドラムの上方に前記油脂含有粉粒物を搬送する粉粒物フィーダと、この粉粒物フィーダにより搬送される油脂含有粉粒物を冷却する粉粒物冷却機構部とを有することを特徴とする磁性異物除去装置。
JP2008056446A 2008-03-06 2008-03-06 磁性異物除去装置 Expired - Fee Related JP5038193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008056446A JP5038193B2 (ja) 2008-03-06 2008-03-06 磁性異物除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008056446A JP5038193B2 (ja) 2008-03-06 2008-03-06 磁性異物除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009208048A true JP2009208048A (ja) 2009-09-17
JP5038193B2 JP5038193B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=41181721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008056446A Expired - Fee Related JP5038193B2 (ja) 2008-03-06 2008-03-06 磁性異物除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5038193B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020171879A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 株式会社セイホー 食品の異物選別システム及びx線選別装置
JP2020171878A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 株式会社セイホー 磁力選別装置及び異物選別システム
CN114985858A (zh) * 2022-07-01 2022-09-02 共和精英塑胶五金制品(深圳)有限公司 一种带有清理装置的线切割机

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07236836A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Shinko Electric Co Ltd 冷却装置を有する焼却灰のドラム型磁選機
JP2000000474A (ja) * 1998-04-24 2000-01-07 Kellogg Brawn & Root Inc 強力磁石による高温分離器を使う磁気分離
JP2006345856A (ja) * 2005-05-17 2006-12-28 House Foods Corp 低油脂固形ルウの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07236836A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Shinko Electric Co Ltd 冷却装置を有する焼却灰のドラム型磁選機
JP2000000474A (ja) * 1998-04-24 2000-01-07 Kellogg Brawn & Root Inc 強力磁石による高温分離器を使う磁気分離
JP2006345856A (ja) * 2005-05-17 2006-12-28 House Foods Corp 低油脂固形ルウの製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020171879A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 株式会社セイホー 食品の異物選別システム及びx線選別装置
JP2020171878A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 株式会社セイホー 磁力選別装置及び異物選別システム
CN114985858A (zh) * 2022-07-01 2022-09-02 共和精英塑胶五金制品(深圳)有限公司 一种带有清理装置的线切割机
CN114985858B (zh) * 2022-07-01 2023-11-03 共和精英塑胶五金制品(深圳)有限公司 一种带有清理装置的线切割机

Also Published As

Publication number Publication date
JP5038193B2 (ja) 2012-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9010538B2 (en) Apparatus and method for magnetic separation
ES2274434T3 (es) Metodo para la separacion de particulas que contienen un metal no ferroso, a partir de una corriente de particulas.
TW426553B (en) Process for processing mixed waste, processing plant as well as buffer silos for same
EP3384991B1 (en) Magnetic separator, magnetic separation method, and iron source manufacturing method
JP5038193B2 (ja) 磁性異物除去装置
JP6690565B2 (ja) 磁力選別方法及び装置
JP2009208049A (ja) 磁性異物除去装置
US4420390A (en) Magnetic separator for particulates
WO2012111237A1 (ja) 投射材分別装置およびショット処理装置
JP4097068B2 (ja) 磁力選別装置および選別システム
CN202356148U (zh) 立磨排铁结构
JP5276408B2 (ja) インラインシフタ
JP3030403B2 (ja) 乾式磁力選別機
JP2002079125A (ja) 使用済みトナーカートリッジの処理装置及び処理方法
KR100439666B1 (ko) 폐전선이 분쇄 탈피된 금속분쇄물에서 철분소재와 비철소재의 분리장치
RU2482921C1 (ru) Транспортер-обогатитель
JP4179980B2 (ja) 金属被膜樹脂材の金属と樹脂材の分離回収装置
JP2012071279A (ja) 磁力選別装置
JP4080035B2 (ja) 気流式磁選機
JP4243236B2 (ja) ドラム型磁力選別装置
CN220969463U (zh) 小麦加工用磁选装置
JP5306136B2 (ja) 製錬炉への鉱石原料及び溶剤の装入方法
JPS6223450A (ja) 鉄粒の除去可能な竪型ミル
CN218174675U (zh) 一种应用于精制活性炭的高效去铁装置
JPH0792809A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120705

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5038193

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees