JP2000000474A - 強力磁石による高温分離器を使う磁気分離 - Google Patents

強力磁石による高温分離器を使う磁気分離

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JP2000000474A JP11116807A JP11680799A JP2000000474A JP 2000000474 A JP2000000474 A JP 2000000474A JP 11116807 A JP11116807 A JP 11116807A JP 11680799 A JP11680799 A JP 11680799A JP 2000000474 A JP2000000474 A JP 2000000474A
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magnetic separator
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Terry L Goolsby
エル.グールスビイ テリー
Dennis C Kowalczyk
シー.コワルクジイク デニス
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Kellogg Brown and Root LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精油所の運営コストを下げるために、大規模
な冷却設備なしに高温でも長期間機能する、低廉な流動
接触分解触媒粒子用磁気分離器を提供すること。 【解決手段】 この分離器は、永久磁石を組込んだロー
ラ16、これらの磁石の上を通るベルト12、および触
媒粒子をこのベルト上に載せるフィーダ10を有し、触
媒粒子をベルト12に載せ、磁石を有するローラ16の
方へ運ぶ。古い粒子は、磁石で吸引されて新しい粒子よ
り長く保持され、遠くへ落される。これらの永久磁石が
ネオジム/鉄/硼素磁石であれば、大規模な冷却装置な
しに121°Cで効果的に作用し、サマリウム/コバル
ト磁石であれば、大規模な冷却装置なしに232°Cで
効果的に作用する。これらの磁石をS−NN−SS−N
N−SS−Nに積重ねてより有効な磁場を得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願へのクロス・リファレンス】この出願は、1
997年6月24日に提出した仮出願60/050,6
09への米国特許法第119条の下での利益を主張す
る。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、古く、効果のない
流動接触分解触媒粒子を、新しく、効果のある触媒粒子
から磁気分離することに関し、更に詳しくは、特殊合金
永久磁石を大規模な冷却装置なしに高温で使うことによ
り、効果のない触媒粒子を、効果のある触媒粒子から磁
気分離することに関する。
【0003】
【従来の技術】精油所の運営コストは、環境面の束縛、
原料および保守コストの増加のために増加し、精油業者
は、最少の資本投下で精油の利ざやを改善するプロセス
を探している。特に、流動接触分解(FCC)は、製油
収益発生およびコストの両方にかなりの損益効果を有す
る。この流動接触分解プロセスでは、精製する石油を触
媒活性中加熱する。その上、新しい触媒を加え、古い触
媒を取除く。このプロセスは、そのためにコストを生じ
る。流動接触分解操業コストには、使った触媒の除去お
よび処分は勿論、未使用触媒の購入があり、それが時に
は重要になる。
【0004】磁気分離を使うことによって、これらのコ
ストの両方をある程度下げることが出来る。このプロセ
スは、古く、多くの金属を含み、活動的でない流動分解
触媒を平衡流動接触分解残留量から乾式磁気分離法によ
って取除き、金属が少なく、活動度および選択度の高い
触媒を作る。これに関しては、交換する触媒を少なくし
て、その結果処分する古い触媒を少なくし、購入する新
しい触媒を少なくしなければならない。
【0005】磁気分離法は、鉱山、食品その他の産業で
何年も活用されてきた。これらの方法には、磁性材料を
非磁性材料から湿式または乾式で分離するために渦電
流、電磁石および永久磁石を利用する。過電流および電
磁石の利用は、比較的高価であり、操業コストが、電気
を消費するために通常高い。永久磁石は、一般的に、取
出す材料が強い強磁性および/または常磁性的性質を示
す作業に使用する。しかし、永久磁石を使うことにさ
え、触媒作用のリサイクルの作業温度では難点がある。
永久磁石は、何らかの種類の振動環境で同時に熱を受け
て作動するとき、劣化し、その磁力を失う。その結果、
効率的操業を保証するために、多くの費用を掛けて冷却
システムを設ける。触媒分離用磁気分離の典型的特許
は、次の通り。
【0006】ユングの米国特許第4,882,043号
は、磁気分離法を使用することを示す。この特許は、交
互に配置された永久磁石と非磁性スペーサディスク、ま
たは交互に配置されたスペーサディスク要素と磁性が誘
起したディスク要素で作った磁気ロールを利用する、反
磁性粒子材料と常磁性粒子材料を分離するための方法お
よび装置に関する。磁気的に均質の分級物即ち部分に分
離しようとする乾燥した混合物を複数の別々の流れとし
て回転するロールの上面の離れた点へ送る。この供給材
料は、ロールの面で横分離を受け、異なる性質の材料が
このロールの表面から異なる角度位置で分れ、それによ
ってそれらの別々の収集を可能にする。このために、複
数のレセプタクル即ち容器を水平に離間した関係に設
け、反磁性材料の個々の流れをそれらがこの回転ロール
の表面を離れるときに収集する。この特許のプロセスで
は、最後のロールから離れる反磁性材料の流れが高圧電
界を通過し、それによってそれらが静電分離を受ける。
【0007】磁気分離の使用を示す典型的特許は、ヘッ
ツインガーの米国特許第5,198,089号である。
この特許は、軽分子量の部分を作るために、通常触媒お
よび供給原料にニッケルおよびバナジウムがあるところ
で、重炭化水素転換するための接触プロセスに関する。
常磁性的性質を有するマンガンを添加し、それでそれが
次第に老化した触媒に蓄積し、老化した触媒の磁気分離
を強化して、リサイクルする残りの触媒の活動を強化
し、選択性を改善する。マンガンは、“磁気フック”と
して作用し、より磁性的な、古い、触媒として活動的で
なく選択性の少ない、金属を多く含む触媒粒子を、磁気
的に活動的でなく、金属を少ししか含まず、触媒として
より活動的で選択性のある触媒部分から分離し、次にそ
れらをこのユニットにリサイクルし戻す。
【0008】典型的精油所は、流動接触分解プロセスで
大量の流動接触分解触媒を使用する。再生器から取り出
された触媒からかなりの量の良い触媒を回収する能力が
大きいことは、流動接触分解ユニットを使用するに際
し、可成りの利益をもたらす。
【0009】流動接触分解は、ガソリンおよびディーゼ
ル燃料より重い原油部分を消費者使用可能製品に転換す
る。シリカ−アルミナ ゼオライト不均質触媒を使って
482℃から704℃の間で酸により始動されるカルボ
ニウムイオン分解機構を促進し、プロパン、ガソリン、
灯油、ディーゼル油および種々の石油化学製品のような
広範囲の製品を作る。これらの原油部分は、ニッケルお
よびバナジウムのような金属を含み、それがこの分解触
媒に集り、分解触媒の活性を失わせる。鉄もこれらの部
分に存在するが、ニッケルおよびバナジウムが触媒の酸
性度即ち活性を失なわせる作用のほとんどをしめる。
【0010】これらの金属が蓄積するので、触媒がある
期間経つと触媒の活性が失なわれ、それでユニットの活
動を維持するために、新しい流動接触分解触媒を加え
る。また触媒は、このユニットに残留する触媒の量を一
定にするために、回収される。回収された触媒は、不活
性で、非常に古く、金属を多く含む粒子から比較的新し
い金属の少ない、高活性度粒子まで、変動巾の広い触媒
粒子の混合物を含む。磁気分離手法を使って分離を行う
ために、この触媒は、磁気的性質を示さねばならず、磁
化率の分布が最も重要である。金属がある期間に亘って
触媒に堆積するので、触媒粒子の磁化率は増加し、磁気
分離をより容易に達成できる。
【0011】商業的用途では、再生器からの使用済み触
媒を冷却し、磁気分離ユニットのベルト上へ送る。この
触媒は、永久磁石の上を通過し、そこで最高磁性触媒が
磁力によってベルトに拘束される。ローラが回転するの
で、最小磁性の触媒はベルトから投捨てられ、磁性触媒
は、それがこの磁石を通過するまで周りを流れる。その
点で、磁力が減少し、高金属、低活性触媒は、収集ホッ
パに落ちる。最小磁性、または低金属、高活性触媒は、
流動接触分解ユニットへリサイクルし戻され、最高磁性
触媒は、典型的には廃棄する。
【0012】この磁気分離プロセスは、平衡流動接触分
解触媒の乾式処理に基づく。平衡流動接触分解触媒の分
離は、磁力、重力および遠心力(運動量)の組合せによ
って達成する。触媒粒子に作用する磁力の量は、希土類
磁石ロールからの磁場とベルトの厚さの間の関係によ
る。重力は、触媒粒子を下方に引き、遠心力は、ベルト
の速度とローラの大きさによって生じ、粒子の重量およ
び/または大きさに作用して粒子に磁場に打克つ運動量
を与える。特定のパーセンテージで分離を達成するため
には、磁石の強さ、ローラの大きさ、ベルト速度、ベル
ト型式、ベルト厚さ、ベルト上への材料供給量および分
離する材料の磁化率を考慮しなければならない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】磁気分離に異なる型式
のベルトを使用することは、異なる磁化率の材料を効果
的に分離するための一つの手段となる。磁化率が高けれ
ば高いほど、所望の分割または分離を生ずるために必要
なベルトの厚さは厚くなる。分離に使用するベルトの厚
さと分離される触媒の磁気的性質の間には幾らかの重複
がある。前述のように、流動接触分解触媒の磁気分離率
は、幾つかの変数の組合せであり、その中でベルト速
度、ベルト型式、ベルト厚さおよび磁石強度は重要な考
慮事項である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、永久磁石を組
込んだローラ装置を有し、これらの磁石の上を通るベル
ト型装置を備えた、流動接触分解システムに関連して使
うための磁気分離器を提供する。これらの永久磁石は、
高温で効力を失うことなく作用できる、強力な、特別に
開発した合金製である。本発明を使用する際、この磁気
分離器は、効力を維持するために大規模な冷却システム
を要することがない。これらの永久磁石は、流動接触分
解システムから触媒粒子を受ける可撓ベルトを動かすロ
ーラ装置に組込んでもよい。これらの粒子をこのベルト
に載せ、これらの磁石を有するローラの方へ移動する。
古く、効果のない触媒粒子は、このベルトを移動即ち回
転させているこれらの磁石に吸引され、これらの磁石に
よって新しく、効果のある触媒粒子より長く保持され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】これらの永久磁石は、一つの実施
例では、ネオジム/鉄/硼素製の強力(即ちhigh
strength)磁石であり、第2実施例ではサマリ
ウム/コバルト製の強力磁石である。これらの磁石をS
−NN−SS−NN−SS−Nに積重ねてより有効な磁
場を得る。この第1実施例では、強力ネオジム/鉄/硼
素磁石が大規模な冷却装置なしに121℃で効果的に作
用する。第2実施例では、サマリウム/コバルト磁石が
大規模な冷却装置なしに232℃で効果的に作用する。
【0016】磁気分離プロセスは、平衡FCC触媒の乾
式処理に基づく。平衡FCC触媒の分離は、磁力、重力
および遠心力(運動量)の組合せによって達成される。
触媒粒子に作用する磁力の量は、希土類磁石ロールから
の磁場とベルトの厚さの間の関係による。重力は、触媒
粒子を下方に引き、遠心力は、ベルトの速度とローラの
大きさによって生じ、粒子の重量および/または大きさ
に作用して粒子に磁場に打克つ運動量を与える。特定の
パーセンテージで分離を達成するためには、磁石の強
さ、ローラの大きさ、ベルト速度、ベルト型式、ベルト
厚さ、ベルト上への材料供給量および分離する材料の磁
化率を考慮しなければならない。
【0017】磁気分離に異なる型式のベルトを使用する
ことは、異なる磁化率の材料を効果的に分離するための
一つの手段となる。磁化率が高ければ高いほど、所望の
分割または分離を生ずるために必要なベルトの厚さは厚
くなる。分離に使用するベルトの厚さと分離される触媒
の磁気的性質の間には幾らかの重複即ち部分的に一致す
るものがある。前述のように、FCC触媒の磁気分離率
は、幾つかの変数の組合せであり、その中でベルト速
度、ベルト型式、ベルト厚さおよび磁石強度は重要な考
慮事項である。
【0018】本発明は、古く、活動的でない触媒粒子を
活動的な触媒粒子から流動接触分解(FCC)で分離す
るための方法および装置を提供する。本発明の方法およ
び装置は、FCC触媒の磁気分離率がベルト速度、ベル
ト型式、ベルト厚さおよび磁石強度に依ることを考慮し
ながら、古く、活動的でない触媒粒子の分離を磁気分離
によって行う。本発明は、強力、高温磁石で作った磁性
ローラを含む。磁気分離に使う伝統的磁石は全て、長期
間有効であるためには大規模な冷却が必要な永久磁石の
ある標準形であった。
【0019】
【実施例】さて、図1を参照すると、簡略化した磁気分
離器システムが示されている。このプロセスの図示する
部分は、二つのローラを備えるベルトだけである。実際
には、可撓性の連続ベルト12上に触媒粒子を載せるフ
ィーダ10へのフローライン(flow line)
(図示せず)がある。ベルト12は、従動ロール14と
主動ロール16の上に張る。一般的に、従動ロール14
は、非磁性で、主としてベルト12が走行するための完
全な経路を作るように機能する。主動ロール16は、磁
性を有し、スペーサで分離された複数のディスク形永久
磁石を含むのが好ましい。
【0020】触媒粒子をベルト12上に載せると、それ
らは主動ロール16上で前進させられる。それらが主動
ロール16の端に達したとき、新しく、汚れていない粒
子は、磁性的でないので移動し続け、スプリッタ20の
手前側に振り落されて、この接触プロセスへ再循環され
る。古く、汚れた、効果のない触媒粒子は、磁性を有す
る主動ローラ16によって長く保持され、スプリッタ2
0の向う側に落ちる。これらの粒子は、通常の方法で処
分してもよい。冷却装置22を使って触媒粒子の流れ
を、第1実施例に対しては約121℃、および第2実施
例に対しては232℃の温度に冷却する。これは、以前
のシステムが、長期間効果的に作動するためにはこの流
れを38℃以下に冷却することを要したので、技術の有
意義な進歩を表す。
【0021】原理上は、触媒粒子の流れをベルト12上
に置く。ベルト12が回転するので、触媒粒子が前進
し、運動量を確立する。触媒粒子に付着する常磁性不純
物および強磁性不純物は、磁石に吸引され、または磁石
が作る磁場に影響されてベルト12に延される。
【0022】不純物の量の多くない、新しく加えた触媒
粒子は、磁場によってそれ程影響されず、粒子がベルト
12の端に達するとき、それらは可成りの運動量を持ち
続けてローラの端を通過し、そこでベルト12が方向を
換えて出発点に戻り、そこで更なる触媒粒子をベルト1
2上に置く。原料不純物によってあるいは、加えた希土
類常磁性“フック”によって、大量の汚染物を有する触
媒粒子は、磁気吸引のために主動ローラ16へ引戻され
る。
【0023】本発明の第1実施例では、主動ローラ16
がネオジム/鉄/硼素製の強力磁石で作られ、大規模な
冷却装置なしに121℃で効果的に作用する。
【0024】使用する触媒に依って、典型的FCC平衡
触媒の平均粒径範囲は、10ないし150ミクロンの間
にあり、平均が約40ミクロンである。もし、商品名K
EVLAR(登録商標)で入手可能な芳香族ポリアミド
繊維のような、織物メッシュベルトをベルト12に使う
なら、網目間隔は、過度の量の触媒がこのベルトスペー
スに割込むのを防ぐために、70ミクロン以下であるこ
とが要求されるだろう。実際の間隔寸法は、使用する触
媒およびその触媒をベルトに割込ませるべきでない程度
に基づいて決めるべきである。割込んだ粒子は、この可
撓性のメッシュベルトがローラを回るとき追出されるか
も知れないが、粒子は、結局網目間隔に詰り、メッシュ
ベルトの可撓性を僅かに低下させる。
【0025】さて、図2を参照すると、図1の磁性ロー
ラ16の側面図が示され、複数のディスク形磁石30A
〜30Tがその各々の両側にディスク形スペーサ32A
〜32Uを備え、それら全てが軸40に取付けられてい
る。軸40は、該軸が0〜350rpmで駆動される限
り、直流または交流の電気式、油圧式等現在の技術で現
在使われているどんな手段で駆動されてもよい。
【0026】磁石30A〜30Tは、隣接する磁石のN
極が互いに面し、隣接する磁石のS極も互いに面するよ
うに配置されている。各磁石30A〜30Tの間にスペ
ーサ32A〜32Uがある。それで、ディスクの系列
は、スペーサ32A、磁石30A、スペーサ32B、磁
石30B、スペーサ32C、磁石30T、およびスペー
サ32Uである。この好適実施例では、合計21個のス
ペーサ32を、各磁石を分離するために一つおよび両端
に一つずつ使う。スペーサ32は、磁性材料でも非磁性
材料でもよい。非磁性材料は、互いに面する二つのN極
または二つのS極の自然反発作用が磁石の強さに依って
かなりあることがあるので、処理が容易である。しか
し、磁性材料は、隣合う二つの磁石の複合磁力を集束ま
たは指向させるために、使うことができる。
【0027】この好適実施例では、20個の磁石30を
使うが、類似の極が互いに面する限り、幾つ使ってもよ
い。磁石30は、一つの実施例では、強力ネオジム/鉄
/硼素磁石であり、第2実施例では強力サマリウム/コ
バルト磁石である。これらの磁石をS−NN−SS−N
N−SS−Nに積重ねてより有効な磁場を得る。この第
1実施例では、ネオジム/鉄/硼素製の強力磁石が大規
模な冷却装置なしに121℃で効果的に作用する。第2
実施例では、サマリウム/コバルト製の強力磁石が大規
模な冷却装置なしに232℃で効果的に作用する。この
技術分野で現在使われているどんな種類の永久磁石でも
よい。
【0028】本発明の特定の実施例を図示し、説明した
が、当業者には多数の変更および修正が思いつき、本発
明の真の精神および範囲に入るこれらの変更および修正
を全て前記請求項に含める意図であることが分るだろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁性ローラおよび非磁性ローラを有する磁気分
離器ユニットの平面図である。
【図2】図1の磁性ローラの側面図で、永久磁石の構成
を示す。
【符号の説明】
10 フィーダ 12 ベルト型装置 14 第1ローラ 16 第2ローラ 22 冷却装置 30A 永久磁石 30T 永久磁石

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒粒子の流れを分離して、古く、効果
    のない触媒粒子を除去するために、流動接触分解システ
    ムに関連して使うための磁気分離器であって:永久磁石
    (30A〜30T)を組込んだローラ装置(14,1
    6);これらの磁石(30A〜30T)の上を通るベル
    ト型装置(12);これらの触媒粒子を、上記ローラ装
    置(14,16)の方へ移動するために上記ベルト型装
    置(12)上に載せるための機構(10);およびこの
    流れを約66℃から232℃までの温度に冷却するため
    の冷却装置(22);を含む磁気分離器。
  2. 【請求項2】 請求項1による磁気分離器に於いて、上
    記冷却装置(22)は上記流れを約66℃から121℃
    までの温度に冷却し、および上記磁石(30A〜30
    T)は強力ネオジム/鉄/硼素磁石である磁気分離器。
  3. 【請求項3】 請求項2による磁気分離器に於いて、上
    記ローラ装(14,16)置が:非磁性材料で作った第
    1ローラ(14);および永久磁石で作った第2ローラ
    (16);を含む磁気分離器。
  4. 【請求項4】 請求項3による磁気分離器に於いて、上
    記ベルト型装置(12)が非磁性芳香族ポリアミド繊維
    ベルトを含む磁気分離器。
  5. 【請求項5】 請求項3による磁気分離器に於いて、上
    記ベルト型装置(12)が磁気ベルトを含む磁気分離
    器。
  6. 【請求項6】 請求項2による磁気分離器に於いて、よ
    り有効な磁場を得るため、上記永久磁石(30A〜30
    T)はS−NN−SS−NN−SS−Nの積重ねである
    磁気分離器。
  7. 【請求項7】 請求項1による磁気分離器に於いて、上
    記冷却装置(22)が上記流れを約121℃から232
    ℃までの温度に冷却し、および上記磁石(30A〜30
    T)がサマリウム/コバルト磁石である磁気分離器。
  8. 【請求項8】 請求項7による磁気分離器に於いて、上
    記ローラ装置(14,16)が:非磁性材料で作った第
    1ローラ(14);および永久磁石で作った第2ローラ
    (16);を含む磁気分離器。
  9. 【請求項9】 請求項8による磁気分離器に於いて、上
    記ベルト型装置(12)が非磁性芳香族ポリアミド繊維
    ベルトを含む磁気分離器。
  10. 【請求項10】 請求項8による磁気分離器に於いて、
    上記ベルト型装置(12)が磁気ベルトを含む磁気分離
    器。
  11. 【請求項11】 請求項7による磁気分離器に於いて、
    より有効な磁場を得るため、上記永久磁石(30A〜3
    0T)はS−NN−SS−NN−SS−Nの積重ねであ
    る磁気分離器。
JP11116807A 1998-04-24 1999-04-23 強力磁石による高温分離器を使う磁気分離 Pending JP2000000474A (ja)

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US6576598A 1998-04-24 1998-04-24
US065765 1998-04-24

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