JP2009206386A - レーザ照射装置及び該レーザ照射装置の焦点制御方法及びチルト制御方法 - Google Patents

レーザ照射装置及び該レーザ照射装置の焦点制御方法及びチルト制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光ヘッド部の軽量化。
【解決手段】複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを光ファイバ2を介して導光板13に入射し、該導光板13から出射したレーザビームを対物レンズ16を用いて集光したレーザスポットを照射対象物に照射するものであって、この照射対象物から反射された反射レーザビームを導光板13により受光し、この受光した反射レーザビームを導光板13の端側面に接続した戻り光用ファイバ5によりAF光学系30に導き、AF光学系30が前記反射レーザビームを用いて自動焦点合わせの制御を行うもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、照射対象物にフォーカス制御を行いながらレーザビームを照射するレーザ照射装置及び該レーザ照射装置の焦点制御方法及びチルト制御方法に係り、特に安定したフォーカス制御及びチルト制御を行うことができるレーザ照射装置及び該レーザ照射装置の焦点制御方法及びチルト制御方法に関する。
一般にレーザ照射装置は、照射対象物に合焦点したレーザスポットを照射することにより、照射対象物の物理的特性を変化させるレーザアニール装置等に使用されている。
従来技術によるレーザスポットのフォーカス制御を行うレーザ照射装置は、図6に示す如く、レーザビームを発光する複数の半導体レーザ素子1a〜1nと、該複数の半導体レーザ素子1a〜1n各々から出射したレーザビームを一端に入射する複数の光ファイバ2と、該複数の光ファイバの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端側面から出射する導光板13と、該導光板13から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズ14と、該コリメートレンズ14から出射された平行光であるレーザビームを集光して照射対象物20に照射する対物レンズ16と、前記照射対象物20からの反射光の進行方向を45度偏光させるPBS(偏光ビームスプリッタ:入射した光をその偏光成分により分離させるフィルタ)15と、該PBS15により偏光されたレーザビームを戻光17として集光するAF(オートフォーカス)集光レンズ12と、該集光した戻光17を受光するディテクタ11と、該ディテクタ11により受光した戻光17を基に非点収差法により照射対象物20への焦点合わせを行うオートフォーカス(AF)制御部(図示せず)とから構成される。
前述した非点収差法とは、非点収差をもった光学系で結像した点像のひずみを検出することにより光軸方向の変位を非接触で測定する方法であって、レンズの焦点距離が光軸を含む直交する二つの断面で異なる値をもつことによる非点収差を利用し、この非点収差をもった光学系において点像を結合すると観測面の位置によって像が縦長、円形、横長と変化し、この変化を4分割光検出器を用いて検出することより、光軸方向の変位を測定する手法である。
このように構成されたレーザ照射装置は、照射対象物20から反射したレーザビームをPBS15により偏光し、AF集光レンズ12によって絞り、これをディテクタ11が受光し、オートフォーカス制御部からの制御信号を基に対物レンズ16を照射対象物20に対して移動させることによって、照射対象物20上のレーザスポットの焦点合わせを行うように制御するものである。
尚、前述したレーザアニール装置に関する技術が記載された文献としては、下記特許文献が挙げられ、特許文献1には、非晶質半導体膜にレーザを照射することによって半導体膜の結晶化を行う技術が記載され、特許文献2には、複数の半導体レーザ素子から照射されたレーザビームを光ファイバを介して板状の光導波路の一端に入社し、該光導波路の他端から出射したレーザビームを集束レンズにより集束したレーザスポットを照射対象物に照射する技術が記載されている。
特開2004−241421号公報 特開2007−115729号公報
前述の従来技術によるレーザ照射装置は、フォーカス制御の光学系を、光源である半導体レーザ素子1a〜1nから照射対象物20までの直線的なメイン光学系とは異なるフォーカス制御用光路を設けなければならず、導光板13/コリメートレンズ14/対物レンズ16/AF集光レンズ12/ディテクタ11並びに対物レンズ16の駆動部から成る光ヘッド部10の全体構造が複雑となると共に、実装容積及び重量も大きくなると言う不具合があった。
また、前記重量が増すことによって、光ヘッド部10の移動による振動に起因してフォーカス制御が不安定となる可能性があると言う不具合もあった。特に、大型液晶パネルのアニール(結晶化)などに用いるレーザ照射装置においては、その影響も大きく、光ヘッド部の軽量化は大きな課題となっていた。
またレーザ照射装置は、微小部分に所定の強度分布のレーザスポットを照射するためにレーザスポットを照射対象物に対して垂直に照射する必要があるが、従来技術では、この垂直照射のために光ヘッド部の光軸調整を行う点については、考慮されていないと言う不具合があった。
本発明の目的は、光ヘッド部を軽量化してフォーカス制御を安定化することができると共に光軸調整が容易なレーザ照射装置及び該レーザ照射装置の焦点制御方法及びチルト制御方法を提供することである。
前記目的を達成するため本発明は、複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを集光し、該集光したレーザスポットを照射対象物に焦点合わせを行いながら照射するレーザ照射装置であって、
前記複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを一端に入射する複数の照射光用ファイバと、該複数の光ファイバの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端側面から出射させる長板形状の導光板と、該導光板から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズから出射した平行レーザビームを集光して照射対象物に照射する対物レンズと、前記照射対象物から反射されて前記導光板に入射した反射レーザビームを導光板の一端側面から外部に導く戻り光用ファイバと、該戻り光用ファイバの他端から出射される反射レーザビームを受光する回路部とを備えたことを第1の特徴とする。
更に本発明は、複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを集光し、該集光したレーザスポットを照射対象物に焦点合わせを行いながら照射するレーザ照射装置であって、
前記複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを一端に入射する複数の照射光用ファイバと、該複数の光ファイバの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端側面から出射させる長板形状の導光板と、該導光板から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズから出射した平行レーザビームを集光して照射対象物に照射する対物レンズと、前記照射対象物から反射されて前記導光板に入射した反射レーザビームを導光板の一端側面から外部に導く戻り光用ファイバと、該戻り光用ファイバの他端から出射される反射レーザビームを入射してレーザビームの照射対象物に対する焦点合わせを制御するAF制御部とを備えたことを第2の特徴とする。
また本発明は、前記第2の特徴のレーザ照射装置において、前記AF制御部が、照射対象物から反射され、前記導光板を通して入射した反射レーザビーム光量のピークが最大値近傍になるように対物レンズの照射対象物に対する距離を調整することにより焦点合わせ制御を行うことを第3の特徴とする。
また本発明は、前記第2又は第3の特徴のレーザ照射装置において、前記照射光用ファイバを、前記長板形状導光板の一端側面の左右端近傍に少なくとも一対配置し、前記戻り光用ファイバを、前記一対の照射光用ファイバの間の導光板の一端側面に配置したことを第4の特徴とする。
また本発明は、前記第4の特徴の何れかに記載のレーザ照射装置において、前記戻り光用ファイバを、前記導光板の一端側面の長さ方向の中央近傍に配置したことを第5の特徴とする。
更に本発明は、複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを一端に入射する複数の照射光用ファイバと、該複数の光ファイバの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端側面から出射させる長板形状の導光板と、該導光板から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズから出射した平行レーザビームを集光して照射対象物に照射する対物レンズとを備え、前記複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを集光したレーザスポットを照射対象物に焦点合わせを行いながら照射するレーザ照射装置の焦点制御方法であって、
前記照射対象物から反射されて前記導光板に入射した反射レーザビームを導光板の一端側面から外部に導く戻り光用ファイバと、該戻り光用ファイバの他端から出射されるレーザビームを入射してレーザビームの照射対象物に対する焦点合わせを制御するAF制御部とを設け、
該AF制御部が、照射対象物から反射され、前記導光板を通して入射した反射レーザビームを用いて焦点合わせ制御を行うことを第6の特徴とする。
また本発明は、前記特徴の焦点制御方法において、前記AF制御部が、照射対象物から反射され、前記導光板を通して入射した反射レーザビーム光量のピークが最大値近傍になるように対物レンズの照射対象物に対する距離を調整することにより焦点合わせ制御を行うことを第7の特徴とする。
また本発明は、前記第7の特徴の焦点制御方法において、前記照射光用ファイバを、前記長板形状導光板の一端側面の左右端近傍に少なくとも一対配置し、前記戻り光用ファイバを、前記一対の照射光用ファイバの間の導光板の一端側面に配置し、該導光板一端側面の一対の照射光用ファイバの間に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いて照射レーザスポットの照射対象物に対する焦点合わせ制御を行うことを第8の特徴とする。
また本発明は、前記第8の特徴の焦点制御方法において、前記戻り光用ファイバを、前記導光板の一端側面の長さ方向の中央近傍に配置し、該中央近傍に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いて照射レーザスポットの照射対象物に対する焦点合わせ制御を行うことを第9の特徴とする。
更に本発明は、複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを集光し、該集光したレーザスポットを照射対象物に焦点合わせを行いながら照射するレーザ照射装置であって、
前記複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを一端に入射する複数の照射光用ファイバと、該複数の光ファイバの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端側面から出射する長板形状の複数の導光板と、該複数の導光板から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズから出射した平行レーザビームを集光して照射対象物に照射する対物レンズと、前記照射対象物から反射されて前記複数の導光板に各々入射した反射レーザビームを導光板の一端側面から外部に導く複数の戻り光用ファイバと、該複数の戻り光用ファイバ他端から出射される複数の反射レーザビームを入射し、該複数の反射レーザビームを用いてレーザスポットの光軸調整を行うチルト制御部とを備えたことを第10の特徴とする。
また本発明は、前記10の特徴のレーザ照射装置において、前記一対の導光板をレーザスポットの光軸に対して線対称に配置し、前記照射光用ファイバを前記長板形状導光板の一端側面の左右端近傍に少なくとも一対配置し、前記戻り光用ファイバを前記一対の照射光用ファイバの間の導光板の一端側面に配置し、前記チルト制御部が、前記導光板一端側面の一対の照射光用ファイバの間に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いてレーザスポットの光軸調整を行うことを第11の特徴とする。
また本発明は、前記請求項10記載のレーザ照射装置において、前記戻り光用ファイバを、前記導光板の一端側面の長さ方向の中央近傍に配置し、前記チルト制御部が、前記中央近傍に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いて照射レーザスポットの光軸調整を行うことを第12の特徴とする。
更に本発明は、複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを一端に入射する複数の照射光用ファイバと、該複数の光ファイバの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端側面から出射する長板形状の複数の導光板と、該複数の導光板から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズから出射した平行レーザビームを集光して照射対象物に照射する対物レンズと、前記照射対象物から反射されて前記複数の導光板に各々入射した反射レーザビームを導光板の一端側面から外部に導く複数の戻り光用ファイバと、該複数の戻り光用ファイバ他端から出射される複数の反射レーザビームを入射し、該複数の反射レーザビームを用いてレーザスポットの光軸調整を行うチルト制御部とを備えたレーザ照射装置のチルト制御方法であって、
前記チルト制御部が、前記照射対象物から反射され、前記複数の導光板を通して入射した複数の反射レーザビームを用いてレーザスポットの光軸調整を行うことを第13の特徴とする。
前記第13の特徴のチルト制御方法において、前記チルト制御部が、複数の導光板から出射した複数の反射レーザビームの最大受光量が一致する様に光軸を調整することを第14の特徴とする。
また本発明は、前記第13又は14の特徴のチルト制御方法において、一対導光板をレーザスポットの光軸に対して線対称に配置し、前記照射光用ファイバを前記長板形状導光板の一端側面の左右端近傍に少なくとも一対配置し、前記戻り光用ファイバを、前記一対の照射光用ファイバの間の導光板の一端側面に配置し、前記チルト制御部が、前記導光板一端側面の一対の照射光用ファイバの間に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いてレーザスポットの光軸調整を行うことを第15の特徴とする。
また本発明は、前記第13又は14の特徴のチルト制御方法において、前記戻り光用ファイバを、前記導光板の一端側面の長さ方向の中央近傍に配置し、前記チルト制御部が、前記中央近傍に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いて照射レーザスポットの照射対象物に対する焦点合わせ制御を行うことを第16の特徴とする。
本発明によるレーザ照射方法及びチルト方法を採用したレーザ照射装置は、照射対象物からの反射レーザスポットを導光板により受光し、この受光した反射レーザスポットを用いて焦点合わせ制御又はチルト制御を行うことによって、光ヘッド部を軽量化してフォーカス制御を安定化することができると共に光軸調整を容易にすることができる。
以下、本発明によるレーザ照射方法及びチルト方法を採用したレーザ照射装置の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態によるレーザ照射装置の概略構成を示す図、図2は本実施形態によるフォーカス制御信号を説明するための図、図3本発明の他の実施形態によるレーザ照射装置の概略構成を示す図、図4は他の実施形態によるチルト用制御信号を示す図、図5は他の実施形態によるチルト用制御信号の変移を示す図である。
[第1実施形態]
本発明の第1の実施形態によるレーザ照射装置は、図1に示す如く、レーザビームを発光する複数の半導体レーザ素子1a/1bとカップリングレンズ4a/4bとから成る複数のレーザ発光部6a及び6bと、該レーザ発光部6a及び6bから発光したレーザビームを一端に入射する複数の光ファイバ2と、該複数の光ファイバ2の他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端から出射する導光板13と、該導光板13から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズ14と、該コリメートレンズ14から出射された平行光であるレーザビームを集光して照射対象物20に照射する対物レンズ16と、前記照射対象物20から反射されて導光板13に入射したレーザビームを導光板13の一端側面の中央から外部に導く戻り光用ファイバ5と、該戻り光用ファイバ5の他端から出射されるレーザビームを入射して集光する集光レンズ及び該集光したレーザビームを受光し、受光量に応じて値が変化する信号MONC(中央モニター信号)を出力するディテクタから成るAF光学系30と、該AF光学系30からの制御信号を基に駆動部(図示せず)を用いて対物レンズ16を駆動した自動焦点合わせを行うAF制御部35とから構成される。
前記導光板13は、平板形状であって、一端側面から入射したレーザビームを内部で乱反射させて合成することにより他端側面から複数のレーザビームを合成した均一なレーザビームを出射させる特性を有すると共に、逆に他端側面から入射したレーザビームに対しても内部で乱反射させて合成した均一なレーザビームを出射させる特性を有する。尚、本発明における導光板の光ファイバが取り付けられる側面は、光ファイバ取り付け位置を除いた側面も反射面を構成している。
前記ディテクタから出力される信号MONCは、図3に示す如く、レーザスポット7の焦点と照射対象物20が一致した場合に出力が最大となるため、これをフォーカス制御信号として用い、前記AF制御部35が、ディテクタからの信号MONCの値が閾値VCを超える様に対物レンズ16を駆動して自動焦点合わせが行われる。これを具体的に説明すると、本例によるレーザ照射装置は、対物レンズ16を照射対象物20表面に対して垂直方向にアップダウン移動させてレーザスポット7を照射し、前記信号MONCの出力レベルを監視し、該出力レベルの最大値の90%をフォーカス領域として閾値VCを決定した後、次に対物レンズ16をアップダウン移動させ、この移動時に前記閾値Cの値を越えた瞬間に対物レンズを停止して、照射対象物の位置を検出し、この動作を短時間に繰り返すことにより、照射対象物の位置を検出し続ける様に構成されている。
このように構成したレーザ照射装置は、照射対象物20から反射したレーザビームを導光板13から戻り光用ファイバ5を介してAF光学系30が受光し、該AF光学系30が、受光したレーザビームの光量に応じて出力値が変化する信号MONCを出力し、この信号MONCを入力したAF制御部35が該信号MONCの値が閾値VCを超えるように対物レンズ16を位置を制御することによって、レーザスポット7の照射対象物20表面への焦点合わせを行う様に動作する。即ち、本実施形態においては、照射対象物20から反射したレーザビームの光量が合焦点時に最大になる特性を利用し、反射レーザビームの光量が最大になる位置に対物レンズを移動させることによって合焦点制御を行う。
特に本実施形態によるレーザ照射装置は、レーザビーム発光源からの複数のレーザビームを平板形状の導光板13の一端側面の両端近傍位置から入射し、照射対象物20からの反射レーザビームを前記導光板13の他端側面から入力し、前記導光板13の一端側面の略中央位置に配置した戻り光用ファイバ5が受光し、この導光板13の略中央位置から出力(戻される)レーザビームを基にフォーカス制御を行うように構成したことによって、従来技術の様にメイン光学系とは異なるフォーカス制御用光路を設ける必要がなく、光ヘッド部の構造を簡素に構成することができる。
更に本実施形態によれば、導光板13とコリメントレンズ14と対物レンズ16と図示しない対物レンズ16駆動系のみによって光ヘッド部70を構成したことにより、光ヘッド部70を小型軽量化することができ、更に当該軽量化によって、振動に起因するフォーカス制御の不安定を防止することができる。
尚、前記実施形態によれば、戻り光用ファイバ5を導光板13の端側面長さ方向の中央に配置した例を説明したが、導光板13の一端側面に戻される光量は導光板13内において乱反射されて合成されるため両端部を除いて略均等な光量になるため、配置位置は中央に限定されるものではない。
また前記実施形態によれば、反射レーザビームの光量が最大値となる様に対物レンズ位置を調整する合焦点制御を採用する例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、AF光学系30が非点収差法によるフォーカスエラー信号を出力し、AF制御部35が当該フォーカスエラー信号を基に合焦点制御を行っても良い。
[第2実施形態]
前記実施形態によるレーザ照射装置は、レーザスポットの焦点合わせ制御のみを行う例を説明したが、本発明によるレーザ照射装置は、光ヘッド部の傾き(光軸)を調整することもでき、この実施形態を図3〜図5を参照して説明する。
本発明の第2の実施形態によるレーザ照射装置は、図3に示す如く、複数のレーザ発光部6a及び6dと、前記レーザ発光部6a及び6bから発光したレーザビームを一端に入射する複数の光ファイバ2aと、前記レーザ発光部6c及び6dから発光したレーザビームを一端に入射する複数の光ファイバ2bと、前記光ファイバ2aの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端から出射する導光板13aと、前記光ファイバ2この他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端から出射する導光板13bと、前記該導光板13a及び13bから出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズ14と、該コリメートレンズ14から出射されたレーザビームを集光して照射対象物20に照射する対物レンズ16と、前記照射対象物20から反射されて導光板13aに入射したレーザビームを導光板13aの一端側面の中央から外部に導く戻り光用ファイバ5aと、前記照射対象物20から反射されて導光板13bに入射したレーザビームを導光板13bの一端側面の中央から外部に導く戻り光用ファイバ5bと、該戻り光用ファイバ5aの他端から出射されるレーザビームを入射して信号MONCを出力するディテクタから成るAF光学系L31と、該戻り光用ファイバ5bの他端から出射されるレーザビームを入射して信号MONCを出力するディテクタから成るAF光学系R32と、前記両AF光学系31及び32制御信号を基に駆動部(図示せず)を用いて光ヘッド部のチルト方向Zを制御するチルト制御部36と、前記両AF光学系31及び32制御信号を基に駆動部(図示せず)を用いて合焦点制御を行うAF制御部35とを備える。また本実施形態においては導光板に戻った反射レーザビームを外部に導く戻り光用ファイバを一対とした例を説明するが、これに限れるものではなく、偶数倍の数であっても良い。
前記2つの導光板13a及び13bは、同一形の平板形状であって、対物レンズ16から照射されるレーザスポット7の照射対象物20の表面と垂直な線分である光軸を想定したとき、この光軸に対して線対称に配置され、この配置によって、照射対象物20から反射した同光量の反射レーザビームが導光板13a及び13bに反射入力される特性を有する。
この様に構成したレーザ照射装置は、光軸調整を行うとき、照射対象物20から反射したレーザビームを導光板13a及びbから戻り光用ファイバ5a及び5bを介してAF光学系L31及びAF光学系R32が各々受光し、光ヘッド部80を図示しない駆動部により照射対象物20に対してチルト方向Zに微少に回転させると、図4に示した如く、左右2つの信号MONL及び信号MONRが出力され、当該信号MONL及び信号MONRのピークが一致するように回転させ、その和信号の最大値をサーチし、その90%の信号レベルをVtと決定し、次にその後に合成信号レベルがVtに達した時点で回転を停止させることによって、照射対象物20に対する光ヘッド部の傾きを垂直に調整することができる。尚、レーザスポットの合焦点制御は、前述の実施例同様にAF制御部35がAF光学系31及び32が受光したレーザビーム光量が最大値近傍に成るように制御される。
即ち、本実施形態によれば、図5に示した信号MONRの和信号をVtレベル以上に成るように光ヘッド部80を回転させ、位置付けることより、チルト制御を行うことができる。
尚、前記実施形態においては、照射対象物から反射した反射レーザビームを導光板により受光し、この導光板からの戻り反射レーザビームを用いて焦点合わせ制御や光軸調整を行う例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、導光板からの戻り反射レーザビームを他の用途にも使用することができる。
本発明の一実施形態によるレーザ照射装置の概略構成を示す図。 本実施形態によるフォーカス制御信号を説明するための図。 本発明の他の実施形態によるレーザ照射装置の概略構成を示す図。 本発明の他の実施形態によるチルト用の制御信号を示す図。 他の実施形態によるチルト用の制御信号を示す図。 従来技術によるレーザ照射装置の概略構成を示す図。
符号の説明
1a〜1n:半導体レーザ素子、2:光ファイバ、2a及び2b:光ファイバ、4a/4b:カップリングレンズ、5:戻り光ファイバ、5a及び5b:戻り光ファイバ、6a〜6c:レーザ発光部、7:レーザスポット、10:光ヘッド部、11:ディテクタ、12:AF集光レンズ、13:導光板、13a及び13b:導光板、14:コリメートレンズ、16:対物レンズ、17:戻光、20:照射対象物、30〜31:光学系、35:AF制御部、36:チルト制御部、70〜80:光ヘッド部。

Claims (16)

  1. 複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを集光し、該集光したレーザスポットを照射対象物に焦点合わせを行いながら照射するレーザ照射装置であって、
    前記複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを一端に入射する複数の照射光用ファイバと、該複数の光ファイバの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端側面から出射させる長板形状の導光板と、該導光板から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズから出射した平行レーザビームを集光して照射対象物に照射する対物レンズと、前記照射対象物から反射されて前記導光板に入射した反射レーザビームを導光板の一端側面から外部に導く戻り光用ファイバと、該戻り光用ファイバの他端から出射される反射レーザビームを受光する回路部とを備えたレーザ照射装置。
  2. 複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを集光し、該集光したレーザスポットを照射対象物に焦点合わせを行いながら照射するレーザ照射装置であって、
    前記複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを一端に入射する複数の照射光用ファイバと、該複数の光ファイバの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端側面から出射させる長板形状の導光板と、該導光板から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズから出射した平行レーザビームを集光して照射対象物に照射する対物レンズと、前記照射対象物から反射されて前記導光板に入射した反射レーザビームを導光板の一端側面から外部に導く戻り光用ファイバと、該戻り光用ファイバの他端から出射される反射レーザビームを入射してレーザビームの照射対象物に対する焦点合わせを制御するAF制御部とを備えたレーザ照射装置。
  3. 前記AF制御部が、照射対象物から反射され、前記導光板を通して入射した反射レーザビーム光量のピークが最大値近傍になるように対物レンズの照射対象物に対する距離を調整することにより焦点合わせ制御を行う請求項2記載のレーザ照射装置。
  4. 前記照射光用ファイバを、前記長板形状導光板の一端側面の左右端近傍に少なくとも一対配置し、前記戻り光用ファイバを、前記一対の照射光用ファイバの間の導光板の一端側面に配置した請求項2又は3記載のレーザ照射装置。
  5. 前記戻り光用ファイバを、前記導光板の一端側面の長さ方向の中央近傍に配置した請求項4記載のレーザ照射装置。
  6. 複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを一端に入射する複数の照射光用ファイバと、該複数の光ファイバの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端側面から出射させる長板形状の導光板と、該導光板から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズから出射した平行レーザビームを集光して照射対象物に照射する対物レンズとを備え、前記複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを集光したレーザスポットを照射対象物に焦点合わせを行いながら照射するレーザ照射装置の焦点制御方法であって、
    前記照射対象物から反射されて前記導光板に入射した反射レーザビームを導光板の一端側面から外部に導く戻り光用ファイバと、該戻り光用ファイバの他端から出射されるレーザビームを入射してレーザビームの照射対象物に対する焦点合わせを制御するAF制御部とを設け、
    該AF制御部が、照射対象物から反射され、前記導光板を通して入射した反射レーザビームを用いて焦点合わせ制御を行う焦点制御方法。
  7. 前記AF制御部が、照射対象物から反射され、前記導光板を通して入射した反射レーザビーム光量のピークが最大値近傍になるように対物レンズの照射対象物に対する距離を調整することにより焦点合わせ制御を行う請求項6記載の焦点制御方法。
  8. 前記照射光用ファイバを、前記長板形状導光板の一端側面の左右端近傍に少なくとも一対配置し、前記戻り光用ファイバを、前記一対の照射光用ファイバの間の導光板の一端側面に配置し、該導光板一端側面の一対の照射光用ファイバの間に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いて照射レーザスポットの照射対象物に対する焦点合わせ制御を行う請求項7記載の焦点制御方法。
  9. 前記戻り光用ファイバを、前記導光板の一端側面の長さ方向の中央近傍に配置し、該中央近傍に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いて照射レーザスポットの照射対象物に対する焦点合わせ制御を行う請求項7記載の焦点制御方法。
  10. 複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを集光し、該集光したレーザスポットを照射対象物に焦点合わせを行いながら照射するレーザ照射装置であって、
    前記複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを一端に入射する複数の照射光用ファイバと、該複数の光ファイバの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端側面から出射する長板形状の複数の導光板と、該複数の導光板から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズから出射した平行レーザビームを集光して照射対象物に照射する対物レンズと、前記照射対象物から反射されて前記複数の導光板に各々入射した反射レーザビームを導光板の一端側面から外部に導く複数の戻り光用ファイバと、該複数の戻り光用ファイバ他端から出射される複数の反射レーザビームを入射し、該複数の反射レーザビームを用いてレーザスポットの光軸調整を行うチルト制御部とを備えたレーザ照射装置。
  11. 前記一対の導光板をレーザスポットの光軸に対して線対称に配置し、前記照射光用ファイバを前記長板形状導光板の一端側面の左右端近傍に少なくとも一対配置し、前記戻り光用ファイバを前記一対の照射光用ファイバの間の導光板の一端側面に配置し、前記チルト制御部が、前記導光板一端側面の一対の照射光用ファイバの間に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いてレーザスポットの光軸調整を行う請求項10記載のレーザ照射装置。
  12. 前記戻り光用ファイバを、前記導光板の一端側面の長さ方向の中央近傍に配置し、前記チルト制御部が、前記中央近傍に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いて照射レーザスポットの光軸調整を行う請求項10記載のレーザ照射装置。
  13. 複数のレーザ発光部から発光したレーザビームを一端に入射する複数の照射光用ファイバと、該複数の光ファイバの他端から出射する複数のレーザビームを一端側面から入射させ、内部で乱反射しながら他端側面から出射する長板形状の複数の導光板と、該複数の導光板から出射したレーザビームを平行光に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズから出射した平行レーザビームを集光して照射対象物に照射する対物レンズと、前記照射対象物から反射されて前記複数の導光板に各々入射した反射レーザビームを導光板の一端側面から外部に導く複数の戻り光用ファイバと、該複数の戻り光用ファイバ他端から出射される複数の反射レーザビームを入射し、該複数の反射レーザビームを用いてレーザスポットの光軸調整を行うチルト制御部とを備えたレーザ照射装置のチルト制御方法であって、
    前記チルト制御部が、前記照射対象物から反射され、前記複数の導光板を通して入射した複数の反射レーザビームを用いてレーザスポットの光軸調整を行うチルト制御方法。
  14. 前記チルト制御部が、複数の導光板から出射した複数の反射レーザビームの最大受光量が一致する様に光軸を調整する請求項13記載のチルト制御方法。
  15. 前記一対の導光板をレーザスポットの光軸に対して線対称に配置し、前記照射光用ファイバを前記長板形状導光板の一端側面の左右端近傍に少なくとも一対配置し、前記戻り光用ファイバを、前記一対の照射光用ファイバの間の導光板の一端側面に配置し、前記チルト制御部が、前記導光板一端側面の一対の照射光用ファイバの間に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いてレーザスポットの光軸調整を行う請求項13又は14記載のチルト制御方法。
  16. 前記戻り光用ファイバを、前記導光板の一端側面の長さ方向の中央近傍に配置し、前記チルト制御部が、前記中央近傍に配置した戻り光用ファイバから出射される反射レーザビームを用いて照射レーザスポットの照射対象物に対する焦点合わせ制御を行う請求項13又は14記載のチルト制御方法。
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