JP2009206239A - 恒温空気供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 恒温空気に対する風量分布及び温度分布の均一化を図るとともに、低コスト性を高める。温度分布等の均一化を維持する上での安定性及び信頼性、更には適応性及び汎用性を高める。
【解決手段】 送風部3p…の吐出口部3po…と被空調部M間に、送風部3p…の吐出口部3po…から吐出した恒温空気Acを整流して排出する空気整流室Cp…を形成するボックス部6p…を設け、このボックス部6p…の恒温空気排出側の面を、多数の小孔Hm…を設けた主整流板部7p…により構成し、かつボックス部6p…の恒温空気給入側の面に、送風部3p…の吐出口部3po…を接続するとともに、この吐出口部3po…に対して所定間隔だけ離間した位置に、当該吐出口部3po…から流入する恒温空気Ac…を分散させ、かつ整流する多数の小孔Hs…を設けた補助整流板部8p…を配する。
【選択図】 図1
【解決手段】 送風部3p…の吐出口部3po…と被空調部M間に、送風部3p…の吐出口部3po…から吐出した恒温空気Acを整流して排出する空気整流室Cp…を形成するボックス部6p…を設け、このボックス部6p…の恒温空気排出側の面を、多数の小孔Hm…を設けた主整流板部7p…により構成し、かつボックス部6p…の恒温空気給入側の面に、送風部3p…の吐出口部3po…を接続するとともに、この吐出口部3po…に対して所定間隔だけ離間した位置に、当該吐出口部3po…から流入する恒温空気Ac…を分散させ、かつ整流する多数の小孔Hs…を設けた補助整流板部8p…を配する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、温調部により温調された恒温空気を送風部により被空調部に供給して当該被空調部の空調を行う恒温空気供給装置に関する。
一般に、高度の空調環境が要求される製造装置、例えば、半導体製造装置では、半導体製造装置本体に恒温空気供給装置を付設し、恒温空気供給装置により高精度かつ均一に温度調整された空気(恒温空気)を半導体製造装置本体に供給している。
従来、このような恒温空気供給装置を備える半導体製造装置は、特許文献1及び2により開示される半導体製造装置が知られており、特許文献1には、露光装置本体と、この露光装置本体が内部に配置されたチャンバと、このチャンバの空調を行う空調機室とを備えた半導体露光装置において、ケミカルフィルターと除塵フィルターをそれぞれ分離して配置した半導体製造装置が開示され、また、特許文献2には、空気循環による空調機構を有する半導体露光装置において、循環系と別に熱排気系を備え、循環系を循環する循環空気と半導体露光装置外部の空気を取り込み、熱を外部に排気するようにした露光装置(半導体製造装置)が開示されている。
しかし、このような半導体製造装置に備える従来の恒温空気供給装置は、製造装置本体の高精密化に伴い、恒温空気供給装置から供給される恒温空気に対しては、高精度の温調は勿論のこと、均一な温度分布が要求される。この場合、送風部の吐出口は比較的小径となることから、従来の恒温空気供給装置では、送風部の吐出口と製造装置本体間の距離をある程度長くし、この間を流通する際の整流作用により温度分布を均一化させていたが、小型化及び高精密化した製造装置本体の場合には、恒温空気供給装置の小型化と相俟って送風部の吐出口と製造装置本体間の距離が短くなり、従来の手法では温度分布の均一化を図るには限界がある。
このため、送風部の吐出口と製造装置本体間に整流板を配することにより送風の均一化を企図した構造も知られており、特許文献3には、均一な気体の吹き出しを実現するとともに、半導体製造検査装置におけるウエハ温度安定性、雰囲気濃度の均一化の実現を目的として、複数の開口が形成された板状体からなる気体の吹き出し構造であって、板状体の少なくとも一部は、気体の吹き出し方向に向けて凸形状を有し、板状体の外周と蓋体は気体の流通がないように気密に接触させ、板状体の外周には、返しが形成されてなる気体の吹き出し構造が開示されている。
特開2003−151892号
特開2005−353967号
特開2002−257405号
しかし、上述した半導体製造装置を対象とした従来の吹き出し構造は、次のような問題点があった。
第一に、返しを形成した板状体を利用するため、送風機からの送風が、この返しに対して中心に供給された場合には均一化が可能であるとしても、返しの中心位置から少しでもズレた位置に送風された場合、送風量に顕著な片寄りが発生してしまう。したがって、送風機の吐出口が板状体(整流板)の中心位置からオフセットした位置に配される場合には、板状体の形状的な設計が容易でないなど、特殊形状の板状体を必要とすることに加え、大幅なコストアップを招く。
第二に、板状体自体の孔の数や配置等により均一化を図るため、送風の強さに直接影響を受けてしまう。即ち、板状体の孔をスムースに通過できない送風量が供給された場合、板状体の外側に回り込み、反って、不均一化を招く虞れがある。したがって、均一性を確保する上での安定性や信頼性に劣るとともに、汎用性や適応性にも難がある。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した恒温空気供給装置の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、空気Aに対する少なくとも温度を調整する温調部2p及びこの温調部2pにより温調された恒温空気Acを吸入して吐出する送風部3pを備え、この送風部3pの吐出口部3poから吐出した恒温空気Acを被空調部Mに供給する恒温空気供給部Upを備える恒温空気供給装置1を構成するに際して、送風部3p,3qの吐出口部3po,3qoと被空調部M間に、送風部3p,3qの吐出口部3po,3qoから吐出した恒温空気Acを整流して排出する空気整流室Cp,Cqを形成するボックス部6p,6qを設け、このボックス部6p,6qの恒温空気排出側の面を、多数の小孔Hm…を設けた主整流板部7p,7qにより構成し、かつボックス部6p,6qの恒温空気給入側の面に、送風部3p,3qの吐出口部3po,3qoを接続するとともに、この吐出口部3po,3qoに対して所定間隔だけ離間した位置に、当該吐出口部3po,3qoから流入する恒温空気Ac…を分散させ、かつ整流する多数の小孔Hs…を設けた補助整流板部8p,8qを配してなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、補助整流板部8p…の各小孔Hs…の面積は、主整流板部7p…の各小孔Hm…の面積よりも小さく設定することができる。また、補助整流板部8p…は、主整流板部7p…の中心位置po…からオフセットした位置にある送風部3p…の吐出口部3po…に対して、この送風部3p…の吐出口部3po…の中心位置ps…からオフセットした位置に配することができる。さらに、補助整流板部8p…は、少なくとも二枚の整流板8pu,8pd…を重ね、各整流板8pu,8pd…の相対位置を変更することにより当該補助整流板部8p…における各小孔Hs…の面積の大きさを調整可能な面積調整手段11p…を設けることができる。なお、補助整流板部8p…は、送風部3p…の吐出口部3po…に対する位置,間隔,角度の少なくとも一つを調整可能な配置調整手段12p…により支持することができる。他方、主整流板部7p,7qの下流側にはエアフィルタ13p,13qを配することができる。
このような構成を有する本発明に係る恒温空気供給装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 空気整流室Cp…を形成するボックス部6p…の恒温空気排出側に多数の小孔Hm…を設けた主整流板部7p…を配し、かつボックス部6p…の恒温空気給入側の面に接続した吐出口部3po…に対して所定間隔だけ離間した位置に、当該吐出口部3po…から流入する恒温空気Ac…を分散させ、かつ整流する多数の小孔Hs…を設けた補助整流板部8p…を配したため、吐出口部3po…から流入する恒温空気Ac…に対する整流作用と撹拌作用(分散作用)の相乗効果により、主整流板部7p…から排出する恒温空気Ac…に対する風量分布及び温度分布の均一性をより高めることができるとともに、基本的には単純な補助整流板部8p…の追加により実施できるため、低コスト性に優れる。
(2) 送風(恒温空気Ac…)に対する整流作用と分散作用(撹拌作用)により均一化を図るため、吐出口部3po…から供給される送風の向きや量(強さ)などの変動に対して影響を受けにくい。したがって、風量分布及び温度分布の均一化を維持(確保)する上での安定性や信頼性を高めることができるとともに、付設する被空調部Mの構造等に対しての適応性、更には汎用性にも優れる。
(3) 好適な態様により、補助整流板部8p…の各小孔Hs…の面積を、主整流板部7p…の各小孔Hm…の面積よりも小さく設定すれば、各小孔Hs…又は各小孔Hm…の大きさを選定(設定)するに際しての最適形態を実現できる。
(4) 好適な態様により、補助整流板部8p…を、主整流板部7p…の中心位置po…からオフセットした位置にある吐出口部3po…に対して、この吐出口部3po…の中心位置ps…からオフセットした位置に配するようにすれば、吐出口部3po…が主整流板部7p…の中心位置po…に対して片寄った位置にある構造であっても、風量分布及び温度分布の均一化を容易に確保することができる。
(5) 好適な態様により、補助整流板部8p…を構成するに際し、少なくとも二枚の整流板8pu,8pd…を重ね、各整流板8pu,8pd…の相対位置を変更することにより当該補助整流板部8p…における各小孔Hs…の面積の大きさを調整可能な面積調整手段11p…を設ければ、付設するボックス部6p…の大きさや被空調部Mの構造等に対応して小孔Hs…の面積の大きさを容易に最適化調整できる。
(6) 好適な態様により、補助整流板部8p…を、送風部3p…の吐出口部3po…に対する位置,間隔,角度の少なくとも一つを調整可能な配置調整手段12p…により支持するようにすれば、付設するボックス部6p…の大きさや被空調部Mの構造等に対応して補助整流板部8p…の配置を容易に最適化調整できる。
(7) 好適な態様により、主整流板部7p…の下流側にエアフィルタ13p…を配すれば、風量分布及び温度分布の更なる均一化に寄与できるとともに、合理的なレイアウト構造により装置全体の小型コンパクト化に寄与できる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る恒温空気供給装置1の構成について、図1〜図6を参照して説明する。
恒温空気供給装置1は、べース部5を有し、このべース部5の上面5f上に、図2に示す対称位置Xp,Xqに配した一対の恒温空気供給部Up,Uqを備える。この場合、対称位置Xp,Xqは、180〔゜〕の回転対称である。各恒温空気供給部Up,Uqの基本構成は同一となり、それぞれ、基本構成として、温調部2p,2q、チャンバ15p,15q及び送風部3p,3qを備える。このため、以下の説明では、各恒温空気供給部UpとUqのいずれか一方のみを説明し、他方の説明は省略する。
なお、恒温空気供給装置1は、被空調部Mに付設して用いる。図1に示す被空調部Mは、半導体製造装置本体Mcを例示する。恒温空気供給装置1は、この半導体製造装置本体Mcの上端に設置して用いる。これにより、恒温空気供給装置1により生成された恒温空気Ac…は、半導体製造装置本体Mcに対面するべース部5の下面から半導体製造装置本体Mcの内部に供給される。
一方、恒温空気供給装置1において、べース部5は、半導体製造装置本体Mcの上面部となるべース本体部5mと、このべース本体部5mの外縁部の全周から上方へ直角に起立させた起立堤部5sからなる。したがって、べース本体部5mは、外形を半導体製造装置本体Mcの上面部にほぼ一致させた形状に形成する。そして、べース本体部5mには、上下に貫通する左右一対の開口通風部21p,21qを、上述した対称位置Xp,Xqに対応させて設ける。この場合、開口通風部21pの下端は、半導体製造装置本体Mcに対して上方から臨む排出口となり、恒温空気供給装置1により生成される恒温空気Acは、この排出口から半導体製造装置本体Mcの内部に供給される。また、開口通風部21pはフィルタホルダを兼ねており、この開口通風部21pの内部にはエアフィルタ13pを配設する。エアフィルタ13pを、このような構造で設ければ、後述する主整流板部7pの下側(下流側)に重なるように配されるため、風量分布及び温度分布の均一化に寄与できるとともに、合理的なレイアウト構造により装置全体の小型コンパクト化に寄与できる利点がある。一方の恒温空気供給部Up側について説明したが、他方の恒温空気供給部Uq側において、7qは排出口、13qはエアフィルタをそれぞれ示す。
他方、べース本体部5mの上面(上面5f)には、開口通風部21pを上から覆うボックス部6pを固定する。ボックス部6pは、上側に配したボックス上半部6puと下側に配したボックス下半部6pdを二段重ねにして構成する。ボックス上半部6pu及びボックス下半部6pdは、図3に示すように、それぞれ高さを同程度に形成し、かつ平面視を略正方形に形成するとともに、いずれも下面部は開放する。この場合、ボックス下半部6pdの前後左右の横幅は、上述した開口通風部21pに対応させるとともに、ボックス上半部6puの横幅は、前後左右ともボックス下半部6pdよりも短くする。また、ボックス下半部6pdの上面には、ボックス上半部6puの前後左右の横幅に対応する開口部を形成するとともに、ボックス上半部6puの上面には、後述する送風部3pの吐出口部3poが臨む流入口22pを形成する。これにより、ボックス部6pは、送風部3pの吐出口部3poから供給される恒温空気Acを整流する空気整流室Cpを形成する。
ボックス部6pをべース本体部5mの上面5fに固定する際には、ボックス下半部6pdを開口通風部21pの位置に対応させることにより当該開口通風部21pに連通させる。また、ボックス部6pの下面部の位置には、多数の小孔Hm…を設けた主整流板部7pを固定し、ボックス部6pにおける恒温空気排出側の面を構成する。主整流板部7pは、ステンレス等の剛性素材により形成した一枚のパンチングプレートPmを利用し、図4に示すように、ボックス下半部6pdにおける開放された下面部を完全に覆うことができるように、全体形状を略正方形に形成する。そして、パンチングプレートPmの全面には、長方形による多数の小孔Hm…を配列形成する。一方の恒温空気供給部Up側について説明したが、他方の恒温空気供給部Uq側において、22qは流入口、7qは主整流板部、Cqは空気整流室をそれぞれ示す。このように、ボックス部6p,6qをボックス下半部6pd…とボックス上半部6pu…の二段重ねにより構成し、べース本体部5mの上面5fに固定するとともに、ボックス下半部6pd…の下面部の位置に主整流板部7p…を固定した構造に構成すれば、ベース部5(べース本体部5m)の剛性アップによりベース部5の機械的強度(支持強度)及び防振効果をより高めることができる。
さらに、ボックス部6pの上面には送風部3pを設置する。送風部3pは、ケーシング23pにより覆われ、かつ送風ファンを内蔵する送風部本体24pと、ケーシング23pに付設して送風ファンを回転させるファンモータ部25pを備える。そして、ケーシング23pの側面には、吸入口部(3qi)を有するとともに、ケーシング23pに連続形成したダクト状の吐出口部3poを有する。送風部3pは、振動源及び騒音源となるため、所定の防振構造を介してボックス部6pの上面に取付ける。この場合、ファンモータ部25pは、防振ゴム等の防振部材を含む防振支持機構26pを介してボックス部6pの上面に取付けるとともに、吐出口部3poはボックス部6pの上面に形成した流入口22pに接続するように、ボックス部6pの上面に取付ける。この際、ボックス部6pの上面と吐出口部3po間には、気密性及び防振性を確保するため、弾性を有するシーリング部材(ガスケット)を介在させる。これにより、吐出口部3poは、ボックス部6pの恒温空気給入側の面に臨むことになり、吐出口部3poは流入口22pを介してボックス部6pの内部、即ち、空気整流室Cpに連通する。
ところで、送風機のタイプによっては、吐出口の位置が送風機の中心(重心)に対してオフセットした位置、即ち、左右又は前後に片寄って設けられる場合がある。図1(図3)に示す本実施形態で使用する送風部3pは、吐出口部3poの位置が送風部3pの中心(重心)に対してオフセットした位置にあり、送風部3pを、ボックス部6pの上面における安定した位置を選択して設置した際には、吐出口部3poの位置は、ボックス部6pの上面の中心位置からズレてしまう。即ち、吐出口部3poは、主整流板部7pの中心位置poからオフセット(例示の場合左寄り)した位置に配される。このため、上述した流入口22pの位置も吐出口部3poの位置に一致させる。
一方、主整流板部7pの上面には、図3に示すように、三本の支持ポスト31p…を介して補助整流板部8pを取付ける。補助整流板部8pは、図3に示す一部抽出拡大図のように、二枚の整流板8pu,8pdを重ねて構成する。各整流板8pu,8pdは同じものを使用する。整流板8pu(8pd)は、ステンレス等の剛性素材により形成したパンチングプレートPsを利用し、図4に示す一部抽出拡大図のように、パンチングプレートPsの全面には、円形となる多数の孔部hs…を配列形成する。整流板8puの全体形状は、吐出口部3po(流入口22p)に対して相似形とし、かつ吐出口部3poに対して同一又はやや大きい形状に形成する。例示する整流板8puの全体形状は円形である。
また、図4及び図5に示すように、整流板8puの外周に沿って120〔゜〕間隔で三つの第一ネジ挿通孔32p…を形成するとともに、更に、第一ネジ挿通孔32p…に対して所定の回転角Rs(例示は45〔゜〕)だけ周方向へ回転させた位置に、120〔゜〕間隔となる三つの第二ネジ挿通孔33p…を同様に形成する。これにより、二枚の整流板8puと8pdは、回転角Rsだけ周方向へ相対的にズレる複数の位置で固定することができる。各位置では円形の孔部hs…がそれぞれズレた位置で重なるため、補助整流板部8pとしては、上下二つの孔部hs…が重なって生じる面積の異なる小孔Hs…を有する複数の態様で用いることができ、使用に際してその態様を選択できる。この構造は、各整流板8pu,8pdの相対位置を変更することにより補助整流板部8pにおける各小孔Hs…の面積の大きさを調整可能な面積調整手段11pを構成する。このような面積調整手段11pを設ければ、付設するボックス部6p…の大きさや被空調部Mの構造等に対応して小孔Hs…の面積の大きさを容易に最適化調整できる利点がある。そして、いずれの態様を選択した場合でも、補助整流板部8pにおける各小孔Hs…の面積は、主整流板部7pにおける各小孔Hm…の面積よりも小さくなるように設定する。補助整流板部8p…の各小孔Hs…の面積を、主整流板部7p…の各小孔Hm…の面積よりも小さく設定すれば、各小孔Hs…又は各小孔Hm…の大きさを選定(設定)するに際しての最適形態を実現できる。
一方、補助整流板部8pの取付けは、次のように行う。まず、三本の支持ポスト31p…を用意し、図3に示すように、各支持ポスト31p…の下端を主整流板部7pにおける予め設定した位置にそれぞれネジ止め等により固定する。これにより、各支持ポスト31p…は上方へ直角に起立する。この場合、補助整流板部8pの位置は、吐出口部3poに対して所定間隔だけ離間させることにより、当該吐出口部3poから流入する恒温空気Acを分散させ、かつ整流することができる位置を選定するとともに、主整流板部7pの中心位置poからオフセットした位置にある吐出口部3poに対して、この吐出口部3poの中心位置psからオフセットした位置を選定する。これにより、吐出口部3poが主整流板部7pの中心位置poに対して片寄った位置にあっても、その位置に対応させて送風量及び送風方向を変えることができる。即ち、例示(図3)の場合、吐出口部3poが左寄りにオフセットしているため、補助整流板部8pを吐出口部3poに対して左側にオフセットさせれば、右側へより多くの風量を流入させることができ、左右における風量の平均化を図ることができる。
そして、各支持ポスト31p…の上端面には、ネジ孔が形成されており、各支持ポスト31p…の上端面上に、二枚重ねした整流板8pu,8pdを載せ、固定ネジ34p…により固定する。この際、各整流板8pu,8pdにおいて選定した第一ネジ挿通孔32p…又は第二ネジ挿通孔33p…に固定ネジ34p…を通し、各支持ポスト31p…の上端面に螺着する。これにより、補助整流板部8pは、主整流板部7pに対して平行に支持され、吐出口部3poと主整流板部7p間の中間位置に配される。一方の恒温空気供給部Up側について説明したが、他方の恒温空気供給部Uq側において、8qは補助整流板部、31q…は支持ポストをそれぞれ示す。
以上の構成が、本発明の主要部となる空気整流室Cp,Cqを中心とした構成となる。次に、このような主要部以外の構成について、図2及び図6を参照して説明する。なお、図6は、本実施形態に係る恒温空気供給装置1の全体のブロック系統図を示す。
前述した温調部2p,2qは、熱交換部を構成するダクト形のヒートシンク41p,41qを備え、ヒートシンク41p,41qの上面部外面と下面部外面には、それぞれペルチェ素子を用いた複数のサーモモジュールT…を配列させて付設するとともに、このサーモモジュールT…に重ねて上下一対の冷却部42pu,42pd,42qu,42qdを取付ける。したがって、ヒートシンク41p…はサーモモジュールT…と空気A…の熱交換を行う機能を有する。温調部2p,2qをこのようなサーモモジュールT…とヒートシンク41p,41qにより構成すれば、送風部3p,3q以外の振動発生源を排除できるため、恒温空気供給装置1全体の防音対策に寄与できる利点がある。
一方、ヒートシンク41p…は、両端が開口するため、一端の開口を外気(空気A)の吸入口41pi…として大気に開放するとともに、他端の開口は、温調された空気A(恒温空気Ac)の流出口としてチャンバ15p,15qの流入口に接続する。チャンバ15p,15qは、直方体形のボックス状に構成し、ヒートシンク41p…の流出口を接続した一側面に隣接する他側面に設けた流出口を、送風部3p…におけるケーシング23p…に設けた吸入口部3pi…に接続する。したがって、チャンバ15p…における流入口と流出口の開口方向は直角となる。
さらに、恒温空気供給装置1は、制御部51及び冷却水循環部52を備える。制御部51には、上述したファンモータ部15p…を接続するとともに、サーモモジュールT…を接続する。これにより、図示を省略した温度センサにより各部の温度が検出され、検出した温度の検出値が制御部51に付与される。制御部51は、温度の設定値及び検出値に基づいてサーモモジュールT…をフィードバック制御し、恒温空気Acの温度を高精度に維持する。また、ファンモータ部15p…及び冷却水循環部52に対する制御を行う。このため、制御部51はコンピュータ機能を備えており、予め設定した制御プログラムに基づいてシーケンス制御を実行する。一方、冷却水循環部52は、冷却水を生成し、冷却部23pu…,23qu…に冷却水を循環させることにより、サーモモジュールT…の放熱側の冷却を行う。
次に、本実施形態に係る恒温空気供給装置1における全体の動作について、各図を参照して説明する。
まず、恒温空気供給装置1の運転が開始することによりファンモータ部15p…が作動し、送風部3p…による送風が行われるとともに、サーモモジュールT…が通電制御され、ヒートシンク41p…が冷却(又は加熱)される。これにより、ヒートシンク41p…の吸入口41pi…から外気(空気A…)が吸入され、ヒートシンク41p…の内部で熱交換が行われる。これにより、空気A…が冷却されて恒温空気Ac…が生成される。また、恒温空気Ac…は、ヒートシンク41p…の排出口からチャンバ15p…に流入し、チャンバ15p…内における整流作用(撹拌作用)により温度分布の均一化された恒温空気Ac…が生成される。そして、チャンバ15p…内の恒温空気Ac…は、流出口から送風部3p…の吸入口部3pi…に供給され、この吸入口部3pi…から送風部3p…の内部に吸入される。
一方、送風部3p…に吸入された恒温空気Ac…は、吐出口部3po…から吐出し、空気整流室Cp…に供給される。この場合、流入口22p…から供給された恒温空気Ac…は、図3に示すように、補助整流板部8に当たって四方に分散されるとともに、一部の恒温空気Ac…は、補助整流板部8の小孔Hs…を通過して補助整流板部8の下方に至る。この際、補助整流板部8p…は、主整流板部7p…の中心位置po…からオフセットした位置にある送風部3p…の吐出口部3po…に対して、この送風部3p…の吐出口部3po…の中心位置ps…からオフセットした位置に配するため、吐出口部3po…が主整流板部7p…の中心位置po…に対して片寄った位置にある構造であっても、風量分布及び温度分布の均一化が図られる。そして、空気整流室Cp…内で均等に分散した恒温空気Ac…は、主整流板部7の小孔Hm…を通して主整流板部7の下方に至り、エアフィルタ13p…によりフィルタリングされ、開口通風部21pの下端(排出口)から半導体製造装置本体Mcの内部に供給される。なお、空気A及び恒温空気Acの送風経路を図1〜図3において点線矢印で示すとともに、図6において白抜矢印で示す。
よって、このような本実施形態に係る恒温空気供給装置1によれば、空気整流室Cp…を形成するボックス部6p…の恒温空気排出側に多数の小孔Hm…を設けた主整流板部7p…を配し、かつボックス部6p…の恒温空気給入側の面に接続した吐出口部3po…に対して所定間隔だけ離間した位置に、当該吐出口部3po…から流入する恒温空気Ac…を分散させ、かつ整流する多数の小孔Hs…を設けた補助整流板部8p…を配したため、吐出口部3po…から流入する恒温空気Ac…に対する整流作用と撹拌作用(分散作用)の相乗効果により、主整流板部7p…から排出する恒温空気Ac…に対する風量分布及び温度分布の均一性をより高めることができるとともに、基本的には単純な補助整流板部8p…の追加により実施できるため、低コスト性に優れる。また、送風(恒温空気Ac…)に対する整流作用と分散作用(撹拌作用)により均一化を図るため、吐出口部3po…から供給される送風の向きや量(強さ)などの変動に対して影響を受けにくい。したがって、風量分布及び温度分布の均一化を維持(確保)する上での安定性や信頼性を高めることができるとともに、付設する被空調部Mの構造等に対しての適応性、更には汎用性にも優れる。
次に、本発明の変更実施形態に係る恒温空気供給装置1、特に、補助整流板部8p(他方の補助整流板部8qも同じ)に係わる変更実施形態について、図7(a)〜(d)を参照して説明する。
図7(a)は、図5に示した補助整流板部8pに付設した面積調整手段11pの変更例を示す。図5に示した面積調整手段11pは、補助整流板部8pを構成する二枚の整流板8pu,8pdに、それぞれ第一ネジ挿通孔32p…と第二ネジ挿通孔33p…を設け、各ネジ挿通孔32p…又は33p…を選択する形態を示したが、図7(a)は、ネジ挿通孔32p…及び33p…の代わりに円弧形の長孔71p…を形成して各整流板8pu,8pdの回転方向における相対位置を連続的に調整できるようにした。また、図7(b)は、支持ポスト31pを一本とし、この支持ポスト31pの上端で二枚の整流板8pu,8pdの中心を支持するようにした。したがって、図7(b)の場合は、各整流板8pu,8pdの回転方向における相対位置を360〔゜〕にわたって連続的に調整できる面積調整手段11pが構成される。
図7(c)は、補助整流板部8pの下面(中心)を回動支持部72pにより支持したものであり、補助整流板部8pの上下角度を任意に調整できるようにした。したがって、この回動支持部72pは、補助整流板部8pの角度を調整可能な配置調整手段12pを構成する。また、図7(d)は、補助整流板部8pの高さ及び各整流板8puと8pd間の間隔を任意に調整できるようにした。この場合、支持ポスト31pの上部と下部にそれぞれネジ部31puと31pdを形成するとともに、このネジ部31pu,31pdに挿通させた各整流板8pu,8pd及び主整流板部7pを一対のナットを含むナット部73p,74p,75pにより任意の高さに固定すればよい。したがって、この構成は、補助整流板部8p(整流板8pu,8pd)の間隔,高さ(位置)を調整可能な配置調整手段12pを構成する。このような配置調整手段12pを設ければ、位置,間隔,角度の少なくとも一つを調整可能になるため、付設するボックス部6p…の大きさや被空調部Mの構造等に対応して補助整流板部8p…の配置を容易に最適化調整できる。
図7(a)〜(d)の構成は、それぞれ単独で実施してもよいし、二以上を組み合わせて実施してもよい。なお、図7(a)〜(d)において、図1〜図5と同一部分(同一機能部分)には同一符号を付してその構成を明確にした。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,手法,数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に、変更,追加,削除することができる。例えば、空気Aは、外気を直接取込んでもよいし、被空調部M(半導体製造装置本体Mc)から排出される恒温空気Acを取込むことにより循環させてもよい。また、送風部3p,3qの型式は例示の型式に限定されるものではなく、各種型式の送風部を適用できる。さらに、チャンバ15p,15qは必ずしも設けることを要しない。一方、補助整流板部8p…として二枚の整流板8pu,8pd…を重ねて構成した場合を示したが、一枚であってもよいし、三枚以上であってもよい。また、面積調整手段11p…及び配置調整手段12p…としてマニュアル調整による形態を示したが、電動モータ等を利用して自動で調整できるようにしてもよい。なお、本発明に係る恒温空気供給装置1は、半導体製造装置をはじめ、恒温空気Ac…を必要とする各被空調部Mに利用することができる。また、恒温空気Ac…とは、大気は勿論のこと、被空調部Mの種類によっては、不活性ガス等の各種気体を含む概念である。
1:恒温空気供給装置,2p:温調部,2q:温調部,3p:送風部,3q:送風部,3po:吐出口部,3qo:吐出口部,6p:ボックス部,6q:ボックス部,7p:主整流板部,7q:主整流板部,8p:補助整流板部,8q:補助整流板部,8pu:整流板,8pd:整流板,11p…:面積調整手段,12p…:配置調整手段,13p:エアフィルタ,13q:エアフィルタ,A:空気,Ac:恒温空気,M:被空調部,Up:恒温空気供給部,Uq:恒温空気供給部,Cp:空気整流室,Cq:空気整流室,Hm…:小孔,Hs…:小孔,po:主整流板部の中心位置,ps:吐出口部の中心位置
Claims (6)
- 空気に対する少なくとも温度を調整する温調部及びこの温調部により温調された恒温空気を吸入して吐出する送風部を備え、この送風部の吐出口部から吐出した恒温空気を被空調部に供給する恒温空気供給部を備える恒温空気供給装置において、前記送風部の吐出口部と前記被空調部間に、前記送風部の吐出口部から吐出した恒温空気を整流して排出する空気整流室を形成するボックス部を設け、このボックス部の恒温空気排出側の面を、多数の小孔を設けた主整流板部により構成し、かつ前記ボックス部の恒温空気給入側の面に、前記送風部の吐出口部を接続するとともに、この吐出口部に対して所定間隔だけ離間させた位置に、当該吐出口部から流入する恒温空気を分散させ、かつ整流する多数の小孔を設けた補助整流板部を配してなることを特徴とする恒温空気供給装置。
- 前記補助整流板部の各小孔の面積は、前記主整流板部の各小孔の面積よりも小さく設定することを特徴とする請求項1記載の恒温空気供給装置。
- 前記補助整流板部は、前記主整流板部の中心位置からオフセットした位置にある前記送風部の吐出口部に対して、この送風部の吐出口部の中心位置からオフセットした位置に配することを特徴とする請求項1又は2記載の恒温空気供給装置。
- 前記補助整流板部は、少なくとも二枚の整流板を重ね、各整流板の相対位置を変更することにより当該補助整流板部における各小孔の面積の大きさを調整可能な面積調整手段を備えることを特徴とする請求項1,2又は3のいずれかに記載の恒温空気供給装置。
- 前記補助整流板部は、前記送風部の吐出口部に対する位置,間隔,角度の少なくとも一つを調整可能な配置調整手段により支持することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の恒温空気供給装置。
- 前記主整流板部の下流側にエアフィルタを配することを特徴とする請求項1記載の恒温空気供給装置。
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2008
- 2008-02-27 JP JP2008045616A patent/JP2009206239A/ja active Pending
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