JP2009205470A - 印刷制御装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷設定時に、プレビュー画面において、自由に画像や文書のレイアウト編集が行える、利便性の高い印刷制御装置およびプログラムの提供を目的とする。
【解決手段】アプリケーションによって作成された文書ファイルなどの文書ファイルデータを読み込み、文書ファイルデータに相当する画像データ(サムネイル)を生成する。印刷設定画面45から立ち上げられたプレビュー画面53において、マウス操作によって配置窓を作成し、サムネイル47を割り付ける。また、レイアウトの編集も行う。その際、レイアウトの設定によって生成された設定データを記憶しておき、印刷時には設定データに基づいてプレビュー画面53に表示されたものと同様の印刷データを生成し、プリンタに送信する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、印刷制御装置に関し、詳しくは印刷プレビュー上に配置されるデータの表示領域について編集可能な印刷制御装置およびプログラムに関する。
従来、プリンタで印刷を行う場合、プリンタドライバなどを用いて印刷部数など所望の印刷結果を出力するための印刷設定を行ってきた。また印刷設定時において、印刷設定画面上にプレビュー画面を用意し、プレビュー画面上に画像データのサムネイル画像をマウス操作によってレイアウトする技術が開示されている([特許文献1]参照)。これにより印刷結果のレイアウトなどの設定状態を視覚的に確認しながら設定することが可能であった。
特開2006−287479号公報
しかしながら、例えば、[特許文献1]には印刷プレビュー画面上に画像を貼り付けてレイアウトする技術が開示されている。しかし、従来の技術では画像を所望の形状(星型など)に整形してプレビュー画面にレイアウトするには、元の画像データをその都度トリミングなどの手法を用いて編集しなければならず、面倒であった。
以上の問題に鑑み、本発明はプレビュー画面において、自由にレイアウトが行える利便性の高い印刷制御装置およびプログラムの提供を目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の印刷制御装置は、印刷結果をプレビュー画面として表示可能なプレビュー手段を備えた印刷制御装置において、前記プレビュー画面上に表示するための画像データの表示領域を編集する領域編集手段と、前記画像データを前記表示領域に割り付ける情報割付手段と、前記表示領域の中に配置された前記画像データを編集可能なデータ編集手段と、前記プレビュー画面上で、前記領域編集手段、前記情報割付手段、前記データ編集手段によって編集された前記画像データに関する設定データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の印刷制御装置は、請求項1に記載の印刷制御装置において、前記データ編集手段は、前記画像データと前記表示領域について、一方を構成する図形に外接する矩形の縦横比に他方を構成する図形に外接する矩形の縦横比フィッティングさせるフィッティング手段を備えることを特徴とする。
また、請求項3記載の印刷制御装置は、請求項1または2に記載の印刷制御装置において、前記データ編集手段は、前記表示領域中の前記画像データの配置を変更可能な配置変更手段を備えることを特徴とする。
また、請求項4記載のプログラムは、印刷制御装置に用いられるコンピュータを、印刷結果をプレビュー画面として表示可能なプレビュー手段、前記プレビュー画面上に表示するための画像データの表示領域を編集する領域編集手段、前記画像データを前記表示領域に割り付ける情報割付手段、前記表示領域の中に配置された前記画像データを編集可能なデータ編集手段、前記画像データに関する設定データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段として機能させることを特徴とする。
以上説明したことから明らかなように、請求項1記載の発明は、プレビュー画面上での画像データの表示領域を編集することができ、さらに表示領域の中に割り付けられた前記画像データを編集可能であるので、プレビュー画面上でのレイアウトの利便性が向上する。
また、請求項2記載の発明は、請求項1における発明の効果に加え、前記画像データと前記表示領域について、一方を構成する図形に外接する矩形の縦横比に他方を構成する図形に外接する矩形の縦横比をフィッティングさせることが可能であるので、画像のフィッティング作業が行いやすくなる。
また、請求項3記載の発明は、請求項1または2における発明の効果に加え、表示領域中の画像データの配置を変更可能であるので、ユーザの自由に画像のレイアウトが変更可能である。
また、請求項4記載のプログラムは、請求項1に記載の印刷制御装置の各処理手段としてコンピュータを機能させることができる。したがって、当該プログラムをコンピュータに実行させることによってプレビュー画面上でのレイアウトの編集作業の利便性を向上させることができる。
[印字システムの構成]
以下、本発明の印刷制御装置を印字システムにおいて実施した場合の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は印字システム1を構成するパーソナルコンピュータ(以下パソコンとする)3と、パソコン3に接続されたプリンタ5の外観図である。
パソコン3は本体部7と、ユーザの入力手段であるマウス9およびキーボード11と、本発明のプレビュー画面を表示するためのCRT等のディスプレイ13とで構成される。マウス9とキーボード11とディスプレイ13はそれぞれ本体部7と接続されている。
プリンタ5は接続手段であるケーブル15を介してパソコン3の本体部7に接続されている。プリンタ5とパソコン3との接続手段はケーブル15に限らず、LANなどのネットワークや、赤外線通信などの無線通信手段を介して接続されてもよい。
[印字システムの電気的構成]
次に、印字システム1のハード構成について説明する。図2は印字システム1のハード構成を表すブロック図である。
図2に示すように、パソコン3にはパソコン3の制御を司るCPU17が設けられている。このCPU17には、バス19を介してCPU17が実行するBIOS等のプログラムを記憶したBIOS記憶エリア21が設けられたROM23と、データを一時的に記憶するRAM25と、データの記憶装置であるハードディスクドライブ(HDD)27、およびLANインタフェース(LANI/F)29、プリンタポートインタフェース(プリンタポートI/F)31、ディスプレイ13、キーボード11、マウス9が接続されている。
CPU17は前述の通りパソコンの制御を司り、ディスプレイ13、キーボード11、マウス9の動作もCPU17によって処理される。なお、CPU17は本発明のプレビュー手段、領域編集手段、情報割付手段、データ編集手段、印刷データ生成手段、フィッティング手段、配置変更手段に相当する。また、マウス9やキーボード11などのユーザーインターフェイスは、領域編集手段、情報割付手段、データ編集手段に対して補助的に働く。さらに、ディスプレイ13はプレビュー手段に対し、画像を表示する手段として補助的に働く。
HDD27は、パソコン3の動作を制御するためCPU17が実行する各種のプログラム等が記憶されたオペレーションシステム(OS)記憶エリア33、文章編集ソフトなどのアプリケーションプログラムが格納されるアプリケーション記憶エリア35、プリンタ5を制御して印刷を行うためのプリンタドライバプログラムやそれに関する設定データが記憶されるプリンタドライバ記憶エリア37が設けられている。さらに、HDD27には図示外の各種記憶エリアが設けられている。プリンタドライバプログラムはインターネットからのダウンロードして格納される。また、CD−ROM等の記憶媒体からインストールして格納してもよい。
RAM25は、プログラム実行中の一時的なデータを記憶するワークエリア39、プリンタドライバの操作により設定された印刷設定データや、プリンタドライバを動作させるのに必要なデータ等を記憶する設定データ記憶エリア41、画像を印刷する際に用いられる印刷データを記憶する印刷データ記憶手段43が設けられている。さらに、RAM25には図示外の記憶エリアが設けられている。
なお、RAM25の設定データ記憶エリア41や、印刷データ記憶エリア43は、HDD27に設けられても良い。一般に、RAMにおけるデータの読み込み処理や書き込み処理はHDDよりも高速であり、RAMに各データを記憶するのに必要な記憶エリアの容量を確保することが可能であれば、本実施の形態のように上記各記憶エリアをRAM内に構成するのが望ましい。
プリンタ5は、プリンタ3の本体部とプリンタポートI/F32で構成されている。パソコン3とプリンタ5はUSBなどのプリンタポートI/F31で接続されている。そのほかの例として、LANI/F29や無線を介してLANなどのネットワークによって接続されてもよい。
また、図示しないがプリンタ5もプリンタ5の制御を司るCPU、CPUが実行する各種の制御プログラム等を記憶したROM、データを一時的に記憶するRAM等を備え、それぞれがバスを介して接続されている。パソコン3から送られた印刷データは、プリンタポートI/F31を介して伝送される。プリンタ5のCPUは伝送された印刷データに基づいて印刷処理を行う。
[フリーレイアウト情報の生成]
次に、この印字システムで行われる処理について説明する。図3は、フリーレイアウト情報生成時におけるプリンタドライバプログラムのフローチャートである。パソコン3において、アプリケーション記憶エリア35に記憶されたアプリケーションをCPU17が実行中に、ユーザの操作によって印刷設定のためにプリンタドライバがコールされると、HDD27に設けられたプリンタドライバ記憶エリア37に記憶されたプリンタドライバプログラムが起動され、そのプログラムの実行部分がRAM25のワークエリア39に読み込まれてプログラムが実行される。
図3のSTARTにおいては、プリンタドライバプログラムとともに記憶された設定データなどもRAM25のワークエリア39に読み込まれ、印刷設定が可能な状態である。このとき、パソコン3のディスプレイ13にはCPU17によるプリンタドライバプログラムの実行によって印刷設定画面が表示されている。ここでは、例として文書作成ソフトにおいて単数または複数ページの文書および画像ページで構成される文書ファイルを作成し、作成された文書ファイルを構成する文書および画像ページに基づいてレイアウトを編集するフリーレイアウト編集のために印刷設定を行う。
S1において、レイアウトする画像の元となるデータを取得する。具体的には、アプリケーションによって作成された文書ファイルなどの文書ファイルデータを読み込み、RAM25のワークエリア39に記憶させる。次に、S2に進み、S1においてワークエリア39に記憶された文書ファイルデータに相当する画像データを生成する。具体的には、ワークエリア39に記憶された文書ファイルデータに基づき、ページごとに新たにBMP形式などに変換された画像データを生成し、ワークエリア39に記憶させる。生成された画像データは、画像の元となった文書ファイルデータのサムネイル画像としてCPU17に読み込まれ、ディスプレイ13に表示される。なお、サムネイルは本発明の画像データに相当する。
図4は、フリーレイアウト設定時の印刷設定画面である。印刷設定画面45は、印刷部数などの基本的な印刷設定を行う画面と、図4のようにレイアウトを自由に編集して設定する設定画面とが切り替え可能に表示され、画面の左上に表示された切り替えタブ69をマウス9の操作によって切り替え可能である。フリーレイアウト設定時の印刷設定画面に切り替えるには、マウス9の操作によって「Free Layout」の切り替えタブ69を操作すればよい。図4は、「Free Layout」の切り替えタブ69を操作してフリーレイアウト設定時の印刷設定画面に切り替わった状態を示している。フリーレイアウト設定時の印刷設定画面45は、図4のように画面の左側に取り込まれたデータを表示する取り込みデータ表示部71、画面右側にフリーレイアウト設定によって作成された作成文書データの画像を表示する作成文書表示部73、画面の下部にユーザのマウス操作でクリックされると印刷動作が開始されるOKボタン75などを備えている。
S1にてユーザがマウス9などの入力手段の操作によって印刷設定画面45中の「文書データ取り込み」と記された取り込みボタン49をクリックすると、印刷設定画面45の中の左側には、文書作成ソフトで作成されたデータのサムネイル47が、ページ毎に表示される。なお、それぞれのサムネイルは元のデータの何ページ目にあたるかの関連付けをワークエリア39に記憶されている。これによって、元のデータのページ番号に対応する画像データを取得し、印刷設定画面上で確認が可能であるが、画像を表示させずに、ページ番号のみを表示させるように設定してもよい。
次に、S3に進み、フリーレイアウト設定のための新規文書を作成するか否かを判断する。具体的には、図4のようにユーザによるマウス操作によって印刷設定画面中の「新規文書作成」と記された作成ボタン51が押下されたか、等の手法によって判断される。作成ボタン51が押下されていないと判断される場合(S3:NO)は、作成ボタン51が押下されるまで待ち状態となる。作成ボタン51が押下されたと判断される場合(S3:YES)は、S4に移行する。
S4においては、フリーレイアウトを行うための領域を作成する。具体的には、新規文書の地の部分に相当するデータ領域が、ワークエリア39に確保される。そして、ディスプレイ13には新規文書画面のプレビュー画面を備えたウインドウが新たに表示される。図5は、印刷設定画面から立ち上げられたフリーレイアウト編集ウインドウ67の表示例である。ウインドウの右側には印刷設定画面45(図4参照)に表示されていた取り込みデータ表示部71が表示され、左側には印刷結果を表示するプレビュー画面53が表示されている。新たに表示されたフリーレイアウト編集ウインドウ67のプレビュー画面53には、新規文書の地の部分が表示される。以降、この新規文書の地の部分を空領域81と呼ぶ。
次に、S5に進み、S1で取得されたサムネイルをプレビュー画面53上に配置するため、本発明の表示領域に相当する配置窓の作成および編集を行う。具体的には、マウス9などの入力手段の操作により、プレビュー画面上53の空領域81に配置窓を作成する。そしてRAM15のワークエリア39には配置窓内領域のどの座標が空領域81のどの座標にあたるかを関連付けたデータが記憶される。これにより、配置窓が空領域81のどの位置に作成されても、その都度関連付けたデータを更新することにより配置窓と空領域81の位置関係を記憶可能である。
配置窓の形状については、様々な形状に編集可能である。図6は、図5のフリーレイアウト編集ウインドウ67の中に構成されたプレビュー画面53の表示例である。プレビュー画面53においては、新規文書の地の部分である空領域81が表示され、その上に配置窓a57、配置窓b59、配置窓c61がそれぞれ配置されている。図のような配置窓は、ディスプレイ13上の図示しないカーソルをマウス9で操作し、クリックアンドドラッグして配置窓の始点と終点を決定することで、配置窓の領域を決定することができる。また、星型や楕円形など特定の配置窓の形状を予めプログラムに用意しておき、RAM25から読み込んでプレビュー画面53上に配置できるようにしてもよい。さらに、フリースタイルの形状として、マウス9の動きに合わせて自由に配置窓の形状を作成可能にしてもよい。
また、図6のように配置窓が作成および編集がされると、後述する画像データ割り付け処理がされた場合に配置窓内に割り付けられたサムネイル47が表示される領域が決定されることになる。そこで、配置窓中に割り付けられたサムネイル47の表示について、プレビュー画面53中の座標ごとに判断するためのデータをプレビュー画面53上の座標に対して付す。そのため、S5では配置窓の作成を行うとともに、配置窓が作成されたら、配置窓内部の座標に対応してサムネイル47の表示を許可するためのビットデータ(ここでは「0」を付す)を付し、ワークエリア39に記憶する。また、配置窓外部の座標に対してはサムネイルの表示を許可しないことを表すビットデータ(ここでは「1」を付す)を付し、ワークエリア39に記憶する。
次に、S6に進み、S2で生成されたサムネイル47を配置窓内に割り付けるための画像データ割り付け処理を行う。図7は印刷設定画面45から立ち上げられたフリーレイアウト編集ウインドウの表示例である。フリーレイアウト編集ウインドウ67には、プレビュー画面53が表示されている。割り付け方法としては、図7のようにユーザによるマウス9の操作で、フリーレイアウト編集ウインドウ67に表示されたサムネイル47を選択し、配置窓c61内にドラッグアンドドロップするように操作すればよい。他にはキーボード11からの操作で行っても良い。
上記の操作によって配置窓内にサムネイルが割り付けられると、サムネイル中のどの座標が配置窓内のどの座標上にあるかが関連付けられ、ワークエリア39に記憶される。配置窓の座標と空領域81上の座標は、S5における処理によって関連付けがなされているので、これでサムネイル47と配置窓と空領域81の位置関係がそれぞれ関連付けられることになる。
また、配置窓内にサムネイルが割り付けられると、図7のように点線で表示されているサムネイルの領域のうち配置窓c61内に入った部分だけがプレビュー画面53上に表示される。具体的な方法としては、サムネイル47中の座標に対応して、全てに同じビットデータ(ここでは「1」)を付しておく。そしてサムネイル47のもつビットデータとS5で付されたビットデータを関連付けられた位置関係にあるものに対して論理演算(論理積を計算)をおこないサムネイルの表示を許可するビットデータ(ここでは「1」)を返した座標の画像のみを表示する。この処理によって、割りつけられたサムネイル47の配置窓内に配置された領域のみをプレビュー画面53上に表示させることができる。
次に、S7に進み、プレビュー画面53に表示されたレイアウトについて編集を行う。具体的には、配置窓の中に表示されたサムネイル47および配置窓自身の位置変更、フィッティング、拡大、縮小などである。
配置窓の中に表示されたサムネイルの位置変更の方法としては、一例としてはプレビュー画面に表示されたサムネイルをマウス9の操作によって動かせばよい。サムネイル47の配置が変更されるたびにサムネイル47の座標と配置窓の座標の位置関係についての関連付けデータが更新され、ワークエリア39に記憶される。
また、サムネイルの位置関係が変更されると、変更されたサムネイルの座標についてS6で行った論理演算を実行することで、位置変更によって配置窓内に入った画像領域についてプレビュー画面53上に表示させることが可能となる。逆に、配置窓の位置変更を行う場合についても、同様の処理を行うことで位置変更された配置窓内に入ったサムネイルを表示させることが可能である。
また、配置窓とサムネイルのうち、一方の図形の縦横比を他方の図形の縦横比にフィッティングさせることも可能である。例えば、サムネイル47を配置窓にフィッティングさせるには、配置窓の縦横比を計算し、計算結果に合わせてサムネイル47の縦横の長さを同じ比率で変更し、変更されたサムネイル47についてワークエリア39に記憶させればよい。配置窓の形状が矩形でない場合には、配置窓を構成する図形に外接する矩形の縦横比の計算し、その矩形に対してフィッティングするようにサムネイル47を編集すればよい。もちろん、配置窓の形状がはじめから矩形であっても上記の方法で対応可能である。縦横比を計算するプログラムなどは、あらかじめRAM25に記憶しておく必要がある。また、編集後のサムネイルの縦横比に関する編集データは、ワークエリア39に記憶しておく。逆に、配置窓をサムネイル47にフィッティングさせる場合も、同様の処理を行えばよい。
図8は、フリーレイアウト編集後のプレビュー画面53の表示例である。S7における処理によって、プレビュー画面においてユーザは自らの所望する位置にサムネイル47をレイアウトすることが可能となる。その他の編集手段としてサムネイル47の拡大及び縮小を行うなどが考えられるが、それらの場合においても、元のデータからどれだけ変更されたかについて、拡大率などを編集データとしてワークエリア39に記憶させておく必要がある。
ユーザの操作によって編集処理が終了されると、S8に進み、サムネイルのレイアウトに関する情報を生成する。具体的には、S1からS7までに生成された、プレビュー画面に配置された配置窓やサムネイルなどの位置関係に関する関連付けデータや、サムネイル47と元の文書ファイルデータおよびそれらの関連付けデータ、表示を許可するか否かを判断するビットデータ、レイアウト変更における編集データなどをワークエリア39から読み込み、本発明における設定データに相当するフリーレイアウト情報として新たに生成し、設定データ記憶エリア41に記憶する。このフリーレイアウト情報に基づき、後述する印刷データが生成される。
また、フリーレイアウト編集処理が終了されると、図4の作成文書表示部73においてプレビュー画面53に表示された画像がサムネイルとして表示される。サムネイルとして表示するためにはフリーレイアウト情報に基づいて、もしくはプレビュー画面53そのものを新たにBMP形式などに変換するなどしてデータを生成してワークエリア39に記憶し、表示させればよい。
その後、S9に進み、ユーザの操作により新たな空領域81を作成することが選択されたかを判断する。新たな空領域81を作成するか否かの判断は、例えば図4における印刷設定画面45に設けられた作成ボタン51をマウス9の操作にてポインティングデバイスで押下されたかを判断する。作成ボタン51が押されたと判断された場合(S9:YES)は、S4に戻り、新たなフリーレイアウト編集ウインドウ67がディスプレイ13に表示され、空領域81の作成処理を行う。あとは同様の処理を行うことによって新たなフリーレイアウト情報を作成することができる。新たなフリーレイアウト情報が作成されたら、その都度新たな作成文書のサムネイルを生成して印刷設定画面45の作成文書表示部73に表示させる。
作成ボタン51が押されていないと判断された場合(S9:NO)は、S9に進み、その他の印刷設定処理を行う。具体的には、ユーザの操作により印刷部数や両面印刷設定などのフリーレイアウト設定とは関連しない印刷設定情報を入力して印刷データ記憶エリア43に記憶する。図4では、印刷設定画面45において、切り替えタブ69の「BASIC」をマウス9の操作によってクリックすることで、基本的な印刷設定を行う画面に切り替え可能である。基本的な印刷設定が終了したら、フリーレイアウトに関する処理を生成する。なお、特に印刷設定を変更する必要が無い場合は、S10を行わなくても良い。
[印刷処理]
次に、フリーレイアウト情報生成後CPU17の動作によって行われる印刷処理について、フローチャートを用いて詳細に説明する。図9は、フリーレイアウト設定に基づいた印刷処理のフローチャートである。STARTの状態では、ユーザのマウス操作によって図4のOKボタン75がクリックされ、印刷に関する処理を開始する命令が開始可能な状態である。
S21では、フリーレイアウト情報を取得する。具体的には、S8で生成され、設定データ記憶エリア41に記憶されたフリーレイアウト情報を読み込む。次に、S22ではRAM25の印刷データ記憶エリア43に、プリンタ5に送信するための印刷データを生成するのに必要な領域を確保する。
次に、S23に進み、文書ページ情報を取得する。文書ページ情報とは、フリーレイアウト処理によって使用されたサムネイルの元となったデータを指す。本実施例では、文書作成ソフトによって作成された文書ファイルにおける、ページごとのデータにあたる。文書ページ情報を取得するには、S21で取得されたフリーレイアウト情報を参照する。フリーレイアウト情報には、フリーレイアウト処理によって用いたサムネイルの元となった文書ページ情報について、ページごとの参照データが書き込まれている。CPU17はそれを参照することによって文書ページ情報を取得し、ワークエリア39に記憶させる。
次に、S24に進んで文書ページ情報について整形処理を行う。整形処理とはS23にて取得された文書ページ情報について、フリーレイアウト情報に基づいて画像の大きさなどを決定することを指す。フリーレイアウト情報には、S7で生成された画像データの拡大率や縦横比がかきこまれているので、それらに基づいて文書ページ情報を整形する。整形された文書ページ情報は、ワークエリア39に記憶させる。
次に、S25に進み、文書ページの貼り付け処理を行う。ここでは、整形された文書ページ情報について、フリーレイアウト情報に書き込まれた空領域81のうちどの位置に配置するかを決定する。これによって、印刷媒体(例えば紙など)のどの位置に画像が印刷されるかが決定される。図10は、文書ページ情報77の整形に関するイメージ図である。S23の文書ページ情報取得処理において、文書ページ情報77を取得する。文書ページ整形処理においては、取り込まれた文書ページ情報77についてフリーレイアウト情報に書き込まれた情報に従ってデータの縮小などを行う。そして、文書ページ貼り付け処理において、フリーレイアウト情報に書き込まれた情報に従って白紙データに文書ページ情報77を配置していく。この処理を、文書ページ取得処理で取り込まれた文書ページ情報に対して行うことで、ユーザが設定した位置に対して文書ページ情報が貼り付けられる。
次に、S26に進み、ビットプレーン情報の生成処理を行う。ビットプレーン情報とは、フリーレイアウト処理にてユーザが作成した配置窓に対応し、フリーレイアウト情報を参照して生成された配置窓のデータと、配置窓の内部に配置された文書ページ情報のみを表示させるために対応付けられたビットデータである。生成されたビットプレーン情報は、ワークエリア39に記憶される。
次に、S27に進んでAND合成を行う。AND合成とは、ここではS23からS25で生成された文書ページ情報と、S26にて生成されたビットプレーン情報について論理演算を行って文書ページ情報のうちビットプレーンの内部に位置する画像のみを表示させることである。具体的には、フリーレイアウト情報を参照し、文書ページ情報中の各座標がビットプレーン情報のどの座標に対応するかを読み込み、対応付けられている座標に付されたビットデータ同士の論理積を演算する。演算結果を示すビットデータが表示を許可するものであった場合はその座標における画像を表示し、表示を許可しないビットデータが演算された場合はその座標における画像を表示しないようにする。この処理を図で表すと、図11のようになる。
図11は、S27におけるAND合成処理のイメージ図である。ワークエリア39から文書ページ情報77とビットプレーン情報79を読み込み、フリーレイアウト設定情報を参照して対応する座標にビットプレーン情報79を重ね合わせる。重ねられた領域に対して論理演算を行うことで、矢印で指し示されたように画像データが表示される。この処理を、S26にて生成されたビットプレーン情報すべてについて行うことで、フリーレイアウト設定時にプレビュー画面に表示された画像と同じ画像を得ることができる。
以上の処理によって印刷すべき形状に整形された文書ページ情報は、印刷データとしてRAM25の印刷データ記憶エリア43に記憶される。その後S28に進み、印刷データがその他の印刷設定情報と共にプリンタ5に送信されて処理が終了する。プリンタ5は、送信された印刷データおよび印刷設定情報に基づいて印刷動作を行い、印刷結果を生成する。
以上の処理のように、本発明は印刷設定画面に表示されたプレビュー画面で自由にレイアウトの編集が行われ、レイアウトの編集によって生成された設定情報に基づいて印刷データを作成する。これによってユーザは印刷設定時に表示されたプレビュー画面において自由にレイアウトの変更やフィッティングなどの編集作業ができるので、ユーザにとって印刷設定における利便性が向上する。
なお、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能である。例えば本実施例ではプレビュー画面に表示する画像データとして、元の文書ファイルデータをBMPやJPEGなどの画像形式に変換したサムネイルを用いたが、CPUの処理能力を考慮して、可能であれば元の文書ファイルデータを画像データとして読み込んで直接表示させてもよい。
印字システムを構成するパーソナルコンピュータ(パソコン)と、パソコンに接続されたプリンタの外観図である。 印字システムのハード構成を表すブロック図である。 フリーレイアウト情報生成時におけるプリンタドライバプログラムのフローチャートである。 フリーレイアウト設定時の印刷設定画面である。 印刷設定画面から立ち上げられたフリーレイアウト編集ウインドウの表示例である。 図5のフリーレイアウト編集ウインドウの中に構成されたプレビュー画面の表示例である。 印刷設定画面から立ち上げられたフリーレイアウト編集ウインドウの表示例である。 フリーレイアウト編集後のプレビュー画面の表示例である。 フリーレイアウト設定に基づいた印刷処理のフローチャートである。 文書ページ情報の整形に関するイメージ図である。 S27におけるAND合成処理のイメージ図である。
符号の説明
1 印字システム
3 パソコン
5 プリンタ
17 CPU
45 印刷設定画面
47 サムネイル
53 プレビュー画面
67 フリーレイアウト編集ウインドウ
57 配置窓a
59 配置窓b
61 配置窓c
81 空領域

Claims (4)

  1. 印刷結果をプレビュー画面として表示可能なプレビュー手段
    を備えた印刷制御装置において、
    前記プレビュー画面上に表示するための画像データの表示領域を編集する領域編集手段と、
    前記画像データを前記表示領域に割り付ける情報割付手段と、
    前記表示領域の中に配置された前記画像データを編集可能なデータ編集手段と、
    前記プレビュー画面上で、前記領域編集手段、前記情報割付手段、前記データ編集手段によって編集された前記画像データに関する設定データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記データ編集手段は、前記画像データと前記表示領域について、一方を構成する図形に外接する矩形の縦横比に他方を構成する図形に外接する矩形の縦横比をフィッティングさせるフィッティング手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記データ編集手段は、前記表示領域中の前記画像データの配置を変更可能な配置変更手段
    を備えることを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の印刷制御装置。
  4. 印刷制御装置に用いられるコンピュータを、
    印刷結果をプレビュー画面として表示可能なプレビュー手段、
    前記プレビュー画面上に表示するための画像データの表示領域を編集する領域編集手段、
    前記画像データを前記表示領域に割り付ける情報割付手段、
    前記表示領域の中に配置された前記画像データを編集可能なデータ編集手段、
    前記画像データに関する設定データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段
    として機能させるためのプログラム。
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