JP2009205217A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】人事異動の発令日情報と従業員に関する従業員情報と所定のデータへのアクセス権限情報と記憶しておく。ユーザによる任意の基準日情報の入力を受付けると、入力された基準日情報から直近の発令日情報における従業員情報とアクセス権限情報を取得し、取得されたアクセス権限情報から前記所定のデータへのアクセス権限の有無を判断し、この判断に基づき、取得された従業員情報を出力する。
【選択図】 図11
Description
図1に、本発明の実施形態に係る全体構成図を示す。
サーバ装置10は、各種制御を行うCPU11に、メモリ12、記憶部13、表示部14、入力部15、通信部16が、バスライン17を介して接続される。
情報処理装置20は、各種制御を行うCPU21に、メモリ22、記憶部23、表示部24、入力部25、通信部26が、バスライン27を介して接続される。
このテーブル23Aには人事異動の内容が記憶されており、例えば人事システムで人事異動に関する情報が登録されると、このテーブル23Aに人事異動の内容が記憶される。
具体的に図4では、発令日:2008年4月1日に、社員番号:0100番の佐藤○○さんは、資材部の課長から資材部の部長に昇進し(23A1)、社員番号:0200番の山田××さんは、経理部の役職なしから資材部の役職なしに異動し(23A2)、社員番号:1500番の鈴木△△さんは、経理部に役職なしで採用されたことを示す(23A3)。
このテーブル23Bは、資材システム用サーバ装置10aで稼働する資材システムへの従業員のアクセス権限が、所属及び役職(所属情報)に基づいて記憶されている。
具体的に図5では、資材部の部長、課長はこの資材システムに対して参照権限と更新権限を有するが、資材部の役職なしはこの資材システムに対して参照権限しか有さないということを示し、経理部の部長はこの資材システムに対して参照権限と更新権限を有するが、経理部の課長は参照権限しか有さず、経理部の役職なしは参照権限すら有さないということを示す。
このテーブル23Cは、経理システム用サーバ装置10bで稼働する経理システムへの従業員のアクセス権限が、所属及び役職(所属情報)に基づいて記憶されている。
具体的に図6では、資材部の部長はこの経理システムに対して参照権限と更新権限を有するが、資材部の課長はこの経理システムに対して参照権限しか有さず、資材部の役職なしは参照権限すら有さないということを示し、経理部の部長、課長はこの経理システムに対して参照権限と更新権限を有するが、経理部の役職なしは参照権限しか有さないということを示す。
このテーブル23Dは全従業員の人事異動情報が記憶されるテーブルであり、人事異動が発令された発令日とその発令日以降の資材、経理、各システムへのアクセス権限情報等が記憶される。
具体的に図7では、2000年4月1日に佐藤○○さんが採用され、資材部に配属され、資材システムへの参照権限を有し、経理システムへの参照権限は有さなかったが(23D1)、この佐藤○○さんは2006年4月1日に資材部の課長に昇進して、資材システムへの更新権限、経理システムへの参照権限が付与され(23D2)、さらにこの佐藤○○さんは2008年4月1日に資材部の部長に昇進して、資材、経理の両システムの更新権限が付与されたことを示す(23D3)。また、山田××さんは2005年4月1日に採用されて、経理部に配属され、資材システムへのアクセス権限は有さず、経理システムへの参照権限は有していたが(23D4)、2008年4月1日に資材部に異動することになり、資材システムへの参照権限が付与され、今までアクセス権限を有していた経理システムへのアクセス権限が無くなったことを示す(23D5)。また、鈴木△△さんは2008年4月1日に採用されて、経理部に配属されることを示す(23D6)。
テーブル23E(A)は、資材システムへのアクセス権限を管理するテーブルであり、現在契約中のライセンス体系は、契約ライセンスフラグが“1”である「無制限」であり、アクセス可能な従業員数に制限はないことを示す。なお料金は、アクセス権限が1〜5個のライセンス体系では年間10万円で、アクセス権限が10個までのライセンス体系は年間50万円で、アクセス権限が無制限のライセンス体系では年間100万円であることを示す。またテーブル23E(B)は、経理システムにアクセス可能な従業員数は20人以下であることを示す。
ステップS1にて、この情報処理装置20は、ユーザによる人事異動に関する情報の入力を受付け、この受付けられた情報を記憶部23内の人事異動情報記憶部23Aに記憶する(ステップS2)。なお図4に示すように、この人事異動に関する情報には人事異動の「発令日」と異動後の所属情報である「新所属」、「新役職」が含まれる。
ステップSA1にて、初期設定を行う。W資材権限とは、人事異動の発令日以降に資材システムにアクセスさせる必要がある人数を記憶するワーク領域であり、W経理権限とは、人事異動の発令日以降に経理システムにアクセスさせる必要がる人数を記憶するワーク領域である。
ステップSA3にて1件目のレコードを読み込み構造体W[]にデータを記憶させ、ステップSA4にて次のレコードを読み込み可能か否か判定し、読込可能であって次のレコードの社員番号が同一であると判定された場合は(ステップSA4;YES)、次のレコードを読み込み(ステップSA5)、ステップSA4からステップSA5の処理を繰り返す。ここで図7に示すように全社員権限情報記憶部23Dに記憶される全社員のレコードは「社員番号」+「発令日」(昇順)でソートされている。そのためステップSA4からステップSA5では、同一社員の最終レコードまでレコードを読み飛ばす処理を実施している。
この権限シミュレーション処理により、ユーザによって入力された任意の基準日時点での各システムへのアクセス権限を有する社員を特定することができる。
ステップSB1にて、ユーザにより任意に入力される基準日をワークエリアであるW基準日に記憶し、初期設定を行う。
次いで、全社員権限情報記憶部23Dに記憶される全レコードが読み込み終了されるまで、ステップSB3からステップSB11の処理が繰り返される。
ステップSB3にて、1件分のレコードが読み込まれ、構造体W[]に記憶される。そして構造体W[]に読み込まれた「発令日」とワークエリアに記憶されるW基準日との新旧を比較して、「発令日」が古いと判断された場合は(ステップSB4;YES)、次のレコードを読み込み可能であると判別され、かつ、次のレコードの社員番号が現在読み込まれているレコードの社員番号と同一であるあると判別され、かつ、次のレコードの発令日がW基準日より古いと判別された場合は(ステップSB5;YES)、その次のレコードを読み込み、ステップSB3からステップSB5までの処理を繰り返す。このステップSB3からステップSB5までの処理により、ユーザによって入力された基準日時点での従業員の各システムに対するアクセス権限が記憶される従業員のレコードを特定できる。
10a…資材システム用サーバ装置
10b…経理システム用サーバ装置
11、21…CPU
12、22…メモリ
13、23…記憶部
13A…システム・プログラム
20…情報処理装置
23A…人事異動情報記憶部
23B…資材シ権限情報記憶部
23C…経理シ権限情報記憶部
23D…全社員権限情報記憶部
23E…ライセンス数記憶部
14、24…表示部
15、25…入力部
16、26…通信部
17、27…バスライン
N…ネットワーク
Claims (4)
- 人事異動の発令日情報と従業員に関する従業員情報と所定のデータへのアクセス権限情報を記憶する権限情報記憶手段と、
任意の基準日情報を入力可能な入力手段と、
この入力手段により入力された基準日情報から直近の発令日情報における従業員情報とアクセス権限情報を前記権限情報記憶手段から取得する取得手段と、
この取得手段により取得されたアクセス権限情報から前記所定のデータへのアクセス権限の有無を判断し、この判断に基づき前記取得手段により取得された従業員情報を出力する出力手段、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記所定のデータは、所定の
アプリケーション・システム、或いはデータベース、或いはファイル、或いはデータ、であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 人事異動の発令日と従業員に関する所属情報を記憶する人事異動情報記憶手段と、
前記所属情報に基づいた所定のデータへのアクセス権限情報を記憶するアクセス権限情報記憶手段を有し、
前記権限情報記憶手段に記憶されるアクセス権限情報は、
前記人事異動情報記憶手段に記憶される所属情報に基づき前記アクセス権限情報記憶手段を検索して取得されたアクセス権限情報であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 情報処理装置のコンピュータを、
人事異動の発令日情報と従業員に関する従業員情報と所定のデータへのアクセス権限情報を記憶する権限情報記憶手段、
任意の基準日情報を入力可能な入力手段、
この入力手段により入力された基準日情報から直近の発令日情報における従業員情報とアクセス権限情報を前記権限情報記憶手段から取得する取得手段、
この取得手段により取得されたアクセス権限情報から前記所定のデータへのアクセス権限の有無を判断し、この判断に基づき前記取得手段により取得された従業員情報を出力する出力手段、
として機能させるプログラム。
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2008
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